JP5421664B2 - 炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品 - Google Patents
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Description
以下、本発明の被覆成形品の第一実施形態である燃料油の貯蔵タンク1について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の被覆成形品の第一実施形態又は第二実施形態である燃料油の貯蔵タンク1の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示す燃料油の貯蔵タンク1の壁面2の第一実施形態における部分拡大断面図である。
本実施形態の燃料油の貯蔵タンク(以下、単に「貯蔵タンク」とも呼ぶ。)1は、ガソリン、ガスホール、軽油、灯油、重油等の燃料を貯蔵するために使用される。このような貯蔵タンク1としては、自動車用のガソリンタンクやディーゼル車用の軽油タンクが挙げられる。後に詳しく説明するが、本実施形態の燃料油の貯蔵タンク1は、主として樹脂で構成されており、その内面にポリシラザンを転化して形成させたシリカ層22が形成されている。このため、本実施形態の貯蔵タンク1は、従来使用されてきた金属製の燃料油の貯蔵タンクよりも軽量でありながら、内容物である燃料油の透過を防止する。したがって、本実施形態の貯蔵タンク1を自動車用のガソリンタンクやディーゼル車用の軽油タンクとして使用することにより、燃費が改善される。
本実施形態の貯蔵タンク1における基材21としては、樹脂やゴムが使用される。このような樹脂やゴムとしては、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の樹脂、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム等のゴムが例示されるが、特に制限されない。
次に、本実施形態の貯蔵タンク1におけるシリカ層22について説明する。既に説明したように、シリカ層22は、基材21の表面に形成され、ガソリン、ガスホール、軽油、灯油、重油等といった燃料油の透過を防止する機能を有する。
次に、シリカ層22を形成するために使用される、ポリシラザンを含有するコーティング液について説明する。上記のように、ポリシラザンを含有するコーティング液には、ポリシラザンと溶剤とが含まれる。
上記コーティング液を使用して、基材21の表面にシリカ層22を形成させる。基材21の表面にシリカ層22を形成させるには、まず、基材21の表面にコーティング液を塗布することによりポリシラザン膜を形成させ、当該ポリシラザン膜をシリカに転化させてシリカ層22を形成させればよい。以下、基材21の表面にシリカ層22を形成させる方法を説明する。
焼成法は、ポリシラザン膜を加熱することにより、ポリシラザン膜をシリカ層22に転化させる方法である。焼成温度は、通常60〜400℃程度であるが、ポリシラザンの分子量、構造、触媒の有無等によって適宜変更される。ポリシラザン膜を形成させるのに使用したコーティング液に触媒が含まれている場合は、より低温で焼成させてもよい。焼成時間は、焼成温度、ポリシラザン膜の厚さ等によって変動するが、通常0.5〜2時間程度である。
大気圧プラズマ法は、酸素雰囲気下、大気圧プラズマ装置によりプラズマ処理を行なう方法であり、ポリシラザン膜の表面に過酸化水素水を滴下して、ポリシラザン膜の表面に過酸化水素水層を形成させてから大気圧プラズマ処理を行なうことが好ましい。このような処理を行なうことにより、ポリシラザン膜に含まれるポリシラザンがシリカに転化し、シリカ層22が形成される。
マイクロ波法は、基材21の表面に形成されたポリシラザン膜にマイクロ波を照射する方法である。ポリシラザンをシリカに転化するには水分が必要と考えられており、この水分は、ポリシラザン膜の表面に水を滴下して供給されたものであってもよいし、空気中に含まれる水分であってもよい。マイクロ波の照射により、水や水蒸気が加熱、活性化されて、ポリシラザンをシリカに転化する反応が進行する。この際、過酸化水素水を併用することが好ましい。このような処理を行なうことにより、ポリシラザン膜に含まれるポリシラザンがシリカに転化し、シリカ層22が形成される。
本実施形態の貯蔵タンク1は、樹脂製の基材21の表面に、ポリシラザンを含有する硬化性組成物をシリカに転化させてなるシリカ層22が形成され、燃料油の貯蔵に使用されるものである。そのため、本実施形態の貯蔵タンク1は、樹脂製の基材21が有する軽量、加工容易性という特徴を有しつつ、燃料油が樹脂製の基材21を透過するのをシリカ層22によって抑制することができる。このような効果により、本実施形態の貯蔵タンク1を自動車等の燃料タンクとして使用すると、自動車等の軽量化を実現しつつ、燃料タンクからの燃料の透過による大気汚染を防止することができる。
本発明の被覆成形品の製造方法は、基材21の表面にポリシラザンを含有するコーティング液を塗布してポリシラザン膜を形成し、その後、当該ポリシラザン膜を、例えば加熱するだけで、基材21の表面にシリカ層22を形成させることできる。したがって、コーティング液の塗布ができればシリカ層22の形成が可能であり、複雑な形状の成形品にも対応することができる。本発明の被覆成形品の製造方法によれば、成形済みのタンクやチューブの内面に対して容易にシリカ層22を形成させることができるので、燃料油の貯蔵タンク等の製造に好ましく使用することができる。
次に、本発明の被覆成形品の第二実施形態である燃料油の貯蔵タンク1について説明する。なお、以下に述べる第二実施形態の説明においては、上記の第一実施形態と同様である部分の説明を省略し、上記の第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。図3は、図1に示す燃料油の貯蔵タンク1の壁面2の第二実施形態における部分拡大断面図である。
樹脂・シリカハイブリッド層23は、基材21の表面に形成され、その内部に樹脂とシリカとを含む層である。樹脂・シリカハイブリッド層23は、基材21とシリカ層22との密着性を向上させる他、基材21の表面に存在する微細な凹凸を埋めてその表面を平坦にし、シリカ層22を良好な状態で形成させるための基礎となる。したがって、樹脂・シリカハイブリッド層23は、基材21とシリカ層22との間に設けられる。
次に、樹脂・シリカハイブリッド層23を形成するために使用される、樹脂及びポリシラザンを含有するコーティング液について説明する。樹脂及びポリシラザンを含有するコーティング液には、樹脂とポリシラザンと溶剤とが含まれる。ここで、このコーティング液に含まれるポリシラザン及び溶剤については、先に説明したポリシラザンを含有するコーティング液におけるポリシラザン及び溶剤と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態の貯蔵タンク1は、基材21とシリカ層22との間に、樹脂・シリカハイブリッド層23を有する。そのため、本実施形態の貯蔵タンク1では、基材21の表面におけるシリカ層22の密着性が向上する。
次に、本発明の被覆成形品の第三実施形態である燃料油の移送用チューブ1aについて説明する。なお、以下に述べる第三実施形態の説明においては、上記の第一実施形態及び第二実施形態と同様である部分の説明を省略し、上記の第一実施形態及び第二実施形態と異なる部分を中心に説明する。図4は、本発明の被覆成形品の第三実施形態である燃料油の移送用チューブ1aの一例を示す斜視図である。
以上、本発明の被覆成形品について、実施形態を示して具体的に説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成の範囲内において適宜変更を加えて実施することができる。
ペルヒドロポリシラザン(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、NAX120、ペルヒドロポリシラザン含量20質量%)を、ペルヒドロポリシラザンの濃度が5質量%となるようにジブチルエーテル(和光純薬株式会社製)に溶解させ、コーティング液Aを調製した。このコーティング液Aを直径45mm、厚さ2mmの円形をしたポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製、HB330)製シートに塗布し、乾燥させることにより、当該ポリエチレンシートの表面にポリシラザン膜A1を形成させた。
その後、オーブンにて95℃1時間焼成し、厚さ0.5μmのシリカ層をポリエチレンシートの表面に形成させることにより、実施例1の被覆成形品を得た。
ペルヒドロポリシラザン(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、NAX120、ペルヒドロポリシラザン含量20質量%)を、濃度が5質量%となるようにジブチルエーテル(和光純薬株式会社製)に溶解させ、コーティング液Bを調製した。このコーティング液Bを直径45mm、厚さ2mmの円形をしたポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製、HB330)製シートに塗布し、乾燥させることにより、当該ポリエチレンシートの表面にポリシラザン膜B1を形成させた。
その後、ポリシラザン膜B1の表面に過酸化水素水(過酸化水素濃度3質量%)を滴下して、過酸化水素水層を形成させた。次に、キャリアガスであるアルゴンガスに酸素ガスを7容量%混合して反応ガスとし、当該反応ガスを1000sccmで大気圧プラズマ装置(NUエコ・エンジニアリング株式会社製)の大気圧プラズマ領域を通過させてから、ポリシラザン膜B1の表面に5分間吹きつけて、厚さ0.5μmのシリカ層をポリエチレンシートの表面に形成させた。
同様の手順にて、シリカ層を形成させたポリエチレンシートの面と反対側の面にもシリカ層を形成させ、ポリエチレンシートの両面にシリカ層を形成させることにより、実施例2の被覆成形品を得た。
アクリル系樹脂(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、BR101)を、濃度が5質量%になるようにジブチルエーテル(和光純薬株式会社製)に溶解させ、樹脂溶液を調製した。そして、この樹脂溶液と、実施例2のコーティング液Bとを1:1の質量比で混合して、コーティング液C1を調製した。また、ペルヒドロポリシラザン(AZエレクトロニックマテリアルズ社製、NAX120、ペルヒドロポリシラザン含量20質量%)を、濃度が5質量%になるようにジブチルエーテル(同上)に溶解させ、コーティング液C2を調製した。次に、直径45mm、厚さ2mmの円形をしたポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製、HB330)製シートの表面にコーティング液C1を塗布、乾燥させることにより、樹脂ポリシラザン膜C1を形成させ、さらに樹脂ポリシラザン膜C1の表面にコーティング液C2を塗布、乾燥させることにより、ポリシラザン膜C2を形成させた。したがって、ポリエチレンシートの表面には、樹脂ポリシラザン膜C1及びポリシラザン膜C2が形成されていることになる。
次に、ポリシラザン膜C2の表面に過酸化水素水(過酸化水素濃度3質量%)を滴下して、過酸化水素水層を形成させた。その後、基材であるポリエチレンフィルムごと電子レンジ(株式会社日立製作所製、HITACHI MR−M220型)の内部に載置して、マイクロ波(500W)を1分間照射することにより、合計厚さ1.5μmの樹脂・シリカハイブリッド層及びシリカ層(樹脂・シリカハイブリッド層1μm、シリカ層0.5μm)をポリエチレンシートの表面に形成させ、実施例3の被覆成形品を得た。
シリカ層を形成させていない直径45mm、厚さ2mmの円形をしたポリエチレン(日本ポリエチレン株式会社製、HB330)製シートを比較例1の成形品とした。
図4に示すステンレス製の評価用治具を使用して、実施例1〜3及び比較例1の(被覆)成形品のガソリン透過性評価を行った。図5は、ガソリン透過性の評価に使用した治具を示す断面図である。
1a 燃料油の移送用チューブ(被覆成形品)
2 壁面
21 基材
22 シリカ層
23 樹脂・ポリシラザンハイブリッド層
Claims (6)
- 樹脂製基材からなる炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法であって、成形された前記樹脂製基材の内面にポリシラザンを含有する硬化性組成物を塗布してポリシラザン膜を形成させ、前記ポリシラザン膜をシリカに転化させて前記樹脂製基材の表面にシリカ層を形成させる炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法。
- 樹脂製基材からなる炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法であって、成形された前記樹脂製基材の内面に樹脂及びポリシラザンを含有する硬化性組成物を塗布して樹脂ポリシラザン膜を形成した後、当該樹脂ポリシラザン膜の表面にポリシラザンを含有し、かつ樹脂を含有しない硬化性組成物を塗布してポリシラザン膜を形成し、前記樹脂ポリシラザン膜及び前記ポリシラザン膜に含まれるポリシラザンをシリカに転化させて前記樹脂製基材の表面に樹脂・シリカハイブリッド層及びシリカ層を形成させる炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法。
- 前記被覆成形品が、前記炭化水素系化合物が通過するための開口部を有するチューブ又は容器であり、前記被覆成形品の内面における前記樹脂製基材の表面に前記シリカ層が形成される、請求項1記載の炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法。
- 前記被覆成形品が、前記炭化水素系化合物が通過するための開口部を有するチューブ又は容器であり、前記被覆成形品の内面における前記樹脂製基材の表面に、前記樹脂・シリカハイブリッド層と、前記シリカ層とがこの順で形成される、請求項2記載の炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法。
- 前記炭化水素系化合物が燃料油である、請求項1〜4のいずれか1項記載の炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法。
- 前記被覆成形品が自動車用部材である請求項1〜5のいずれか1項記載の炭化水素系化合物の貯蔵又は移送用の被覆成形品の製造方法。
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