JP5418927B2 - 軟質ポリ乳酸系樹脂組成物 - Google Patents

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本発明は、ポリ乳酸の透明性や生分解性といった優れた特性を損なうことなく、柔軟性、安定した加工性およびヒートシール性に優れた軟質ポリ乳酸系樹脂組成物に関するものである。
近年、環境に対する関心の高まりから、ゴミ袋、レジ袋さらには食品包装資材として使用されるフィルムは、生分解性や非枯渇資源より作られるといった特徴を持つ樹脂により生産されることが好まれるようになってきた。しかしこれまでは樹脂の価格がポリエチレンやポリプロピレンなどポリオレフィンなどの凡用樹脂製品の2〜3倍と高価であったために一般用包装資材としては、あまり使用されることがなかった。
ポリ乳酸は、生産量の拡大と生産技術の向上により樹脂の価格がより安価になったことや、非枯渇資源である澱粉を原料にすること、さらには生分解性を兼ね備えおり、実用性に優れた樹脂であることに注目が集まっており様々な分野での開発が進められている。
ポリ乳酸は、他の生分解性樹脂と比較した場合、幾つかの優位性を持つことが知られている。例えば融点が約170℃と比較的高く、優れた耐熱性を持つ。さらに透明性も、包装資材として使用する場合には好まれる特徴である。
しかしポリ乳酸は、硬質で脆いという欠点があり、溶融粘性が低いためにインフレーション加工での製膜が難しく、仮にフィルム化が出来たとしてもブロー比が取れないためにフィルムの強度が低かった。さらにヒートシール性に欠けるといった欠点もありこれらの改質が求められている。
ポリ乳酸を軟質に改良する技術としてはポリカプロラクトンや脂肪族ポリエステルなど組成中に含むことが広く行われている。この技術によればポリ乳酸の特徴である生分解性を損なうことなく軟質化できる。しかしポリ乳酸の優れた特徴の1つである透明性が失われることになる。(特許文献1〜3)
特開2005−036172 特開2005−330321 特開2011−082149
また透明性を維持し軟質化する技術としては、アクリル系ブロック共重合体を組成中に含む技術もあるが、ポリ乳酸の特徴である生分解性を損なうことになる。(特許文献4)
特開2007−023145
本発明は、ポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)からなり、ポリ乳酸の持つ透明性や生分解性といった優れた特性を損なうことなく、柔軟性、安定した加工性およびヒートシール性に優れた軟質ポリ乳酸系フィルムを提供するものである。
また本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物をインフレーション成形によりフィルム化したフィルムまたはシートを提供することも別の目的とする。
本発明者は上記の課題を克服すべく鋭気検討を重ねた結果、幾つかの原料をバランスよく配合した軟質ポリ乳酸組成物が上記問題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明による(1)軟質ポリ乳酸系インフレーション・フィルムはポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)からなり(1)=(A)/(B)/(C)の混合比率は質量比で100=90〜79/20〜5/5〜0.1の割合で混合された物である。
本発明による組成物はポリ乳酸の特徴である透明性、生分解性を損なうことなく軟質化するものである。同時にポリ乳酸の欠点でもあるヒートシール性を向上させることもできる。
このことから、本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物をインフレーション成形によりフィルム化したフィルムまたはシートは、透明性や柔軟性、さらにヒートシール性に優れているので従来の樹脂と同様に安定した成形や加工できるので、様々な用途に活用することができる。
以下に本発明の詳細を説明する。
本発明による(1)軟質ポリ乳酸系樹脂組成物はポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)からなるものである。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物に含まれるポリ乳酸系樹脂は、乳酸がエステル結合により重合した高分子であり、重合は公知の方法で行われる。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物に含まれる混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)は、ベンジルメトキシエトキシエチルアジペートからなる可塑剤である。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物に含まれる脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)はアジピン酸とテレフタル酸からなるジカルボン酸成分と1,4−ブタンジオールからなるジオール成分を縮合してなる脂肪族芳香族ポリエステルを多官能イソシアネトで高分子化した樹脂である。
本発明による軟質ポリ乳酸系インフレーション・フィルムは、上記のポリ乳酸系樹脂(A)90〜79%、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)20〜5%、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)5〜0.1%(質量費)からなる軟質ポリ乳酸樹脂系組成物であり、組成物はいずれの場合も(a),(b),(c)は合計で100重量部とする。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物は、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)を組成中に含むことによりポリ乳酸の透明性を損なうことなく、ポリ乳酸系フィルムの欠点であったヒートシール性を向上させている。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物には、ポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)の他にブロッキングを防止する目的で無機充填剤として炭酸カルシウム(D)を用いることもできる。質量比にして30〜0.1%の範囲のいずれであっても良いが好ましくは透明性を考慮すると10〜0.5%が好ましい。
本来であればタルクをブロッキング防止剤として使用することもできるが、タルクが結晶核剤として、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)が結晶促進剤として不本意に働き、加工時に著しい収縮の原因となるばかりか、保管時の経時変化を極めて顕著な形で進めてしまうので本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物には、ブロッキングを防止する目的で炭酸カルシウム(D)を用いる。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物には、用途に応じて生分解性を有する樹脂(E)を添加することもできる。本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物において配合される生分解性を有する樹脂(E)としては、脂肪族ポリエステル系樹脂、ポリカプロラクトン系樹脂、カプロラクトン−ブタンジオール−コハク酸共重合体、酢酸セルロース系可塑性樹脂、澱粉基コポリエステル系樹脂、澱粉脂肪酸エステル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、生分解性を有する変性PET、ポリヒドロキシブチレート(PHB)またはポリヒドロキシバリレート(PHV)もしくはその共重合体(PHVB)ポリ3ヒドロキシ酪酸3ヒドロキシヘキサン酸などを含む共重合ポリエステルであるポリヒドロキシアルカノエート(PHA)などが挙げられる。これらの生分解性を有する樹脂(E)の配合量は、50〜0.1%(質量費)のいずれの範囲でも良いが、透明性を考慮すると好ましくは10〜0.1%(質量費)の範囲である。
本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物には、用途に応じて紫外線防止剤、光安定剤、防曇剤、防霧剤、帯電防止剤、難燃剤、着色防止剤、酸化防止剤、充填材、顔料など上記以外の添加剤も添加できる。いずれの場合も透明性、生分解性、柔軟性が損なわれない範囲で添加されることが望ましい。
以下に本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物の具体例としては、ポリ乳酸系樹脂(A)としてはネイチャーワークス社製Ingeo▲R▼などが挙げられる。また混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)としては、大八化学社製のダイファティなどが挙げられ、さらに脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)としては、BASF社製のエコフレックスなどが挙げられる。
以下に本発明による軟質ポリ乳酸系樹脂組成物の製造方法について一例を挙げて説明する。
まずポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)場合によっては無機物充填剤である炭酸カルシウム(D)さらには生分解性を有する樹脂(E)も含む所定量を配合して、2軸混練押出機にて溶融混練しペレットを作製する。作製したペレットを乾燥した後、インフレーション加工機にて製膜しフィルム化する。混練時も製膜時も通常加工する温度は160〜200℃の範囲である。
次に、本発明を実施例、比較例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されず、幅広い応用範囲を持つものである。なお、実施例、比較例における%表示は、すべて質量基準である。なお実施例については以下のように評価した。
透明性ついては以下のように評価した。
◎:透明である。
○:やや白く濁る。
△:乳白になる。
×:白くなる。
柔軟性ついては以下のように評価した。
◎:非常に柔らかい。
○:柔らかい。
△:やや柔らかくなる。
×:硬く切れやすい。
加工性ついては以下のように評価した。
◎:安定した加工ができる。
○:加工はできるが安定しない。
△:加工はできるが生産は不可。
×:加工不可。
ポリ乳酸79%、ダイファティ101を20%、添加剤を1%の重量配合でブレンドし2軸押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸79%、ダイファティ101を20%、エコフレックス1%、添加剤を1%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸79%、ダイファティ101を15%、エコフレックス5%、添加剤を1%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸80.8%、ダイファティ101を15%、エコフレックス3%、添加剤を1.2%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸84.7%、ダイファティ101を15%、添加剤を0.3%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸84.5%、ダイファティ101を12%、エコフレックス3%、添加剤を0.5%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸82%、ダイファティ101を12%、エコフレックス2%、添加剤を4%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸86.5%、ダイファティ101を12%、エコフレックス1%、添加剤を0.5%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸86.2%、ダイファティ101を12%、エコフレックス0.5%、添加剤を1.3%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸86%、ダイファティ101を12%、エコフレックス0.5%、添加剤を1.2%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸86%、ダイファティ101を10%、エコフレックス3%、添加剤を1%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
ポリ乳酸87.5%、ダイファティ101を10%、エコフレックス1%、添加剤を1.5%の重量配合でブレンドし2軸の押出機に供給し160〜200℃で溶融混練しストランドを作製し水冷にて冷却した後カッターで切りペレットを製造した。
製造したペレットを80℃に設定したオーブンに入れ、3時間乾燥し水分を除去した。
製造したペレットをインフレーション加工機にて製膜し、厚さ20μmのフィルムを製造した。
実施例1〜12のそれぞれの樹脂組成物の配合比、透明性、柔軟性、加工性の結果を表1に示す。
Figure 0005418927
本発明によればポリ乳酸の特徴である透明性、生分解性を損なうことなく軟質化できると同時にポリ乳酸の欠点でもあるヒートシール性を向上させることもできる。
またポリ乳酸の特徴である硬質で脆いという欠点を改質しているので、従来は難しかったインフレーション加工機での製膜によるフィルム化が安定的に加工できる。
従って、本発明による軟質ポリ乳酸組成物ならびに本発明による軟質ポリ乳酸組成物を用いたフィルム、シートは、これまで生分解性樹脂を使用したゴミ袋、レジ袋、コンポストバッグといった分野のみならず、透明性を必要とする野菜や果物といった食品包装資材として、または文具などの一般包装資材として、さらには花などのラッピングや紙や不織布とのラミネート資材として幅広い用途で活用することが可能となる。

Claims (5)

  1. ポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)からなりインフレーション法により製膜されたポリ乳酸系軟質フィルム
  2. 混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)が脂肪族多塩基酸と少なくとも2種類以上のアルコールもしくはエーテルアルコールとのエステルからなる可塑剤であることを特徴とする請求項1に記載の軟質ポリ乳酸系インフレーション・フィルム
  3. 脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)がアジピン酸とテレフタル酸からなるジカルボン酸成分と1,4−ブタンジオールからなるジオール成分を縮合してなる脂肪族芳香族ポリエステルを多官能イソシアネートで高分子化した樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の軟質ポリ乳酸系インフレーション・フィルム
  4. ポリ乳酸系樹脂(A)90〜79%、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)20〜5%、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)5〜0.1%(いずれも質量比)からなり、(A)、(B)、(C)の合計が100%(質量比)となる請求項1、2又は3記載の軟質ポリ乳酸系インフレーション・フィルム
  5. ポリ乳酸系樹脂(A)、混基エステル化合物である生分解性樹脂可塑剤(B)、脂肪族芳香族ポリエステルである生分解性樹脂(C)に加えられる無機充填添加物(D)が炭酸カルシウムであり0.01〜50%(質量比)を配合したことを特徴とする請求項1および4のいずれかに記載の軟質ポリ乳酸系インフレーション・フィルム
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