JP5418757B2 - 鍵盤装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器に用いられる鍵盤装置に関する。
従来、電子ピアンなどの鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、アコ−スティックピアノの鍵タッチ感に近似した鍵タッチ感を得るために、鍵の下側に錘を有するハンマー部材を上下方向に回動可能に設け、鍵の押鍵操作に伴ってハンマー部材がその錘の重量に抗して回動することにより、鍵に所定のアクション荷重を付与するように構成されたものが知られている。
この種の鍵盤楽器は、鍵盤シャーシに設けられたハンマー支持部にハンマー部材を回動可能に支持すると共に、鍵に延出部を下側に向けて延設し、この延出部の下部にハンマー保持部を設け、このハンマー保持部でハンマー部材の先端部に設けられた鍵当接部を摺動可能に保持し、この状態で鍵が押されると、鍵のハンマー保持部がハンマー部材の鍵当接部を押し下げて、ハンマー支持部を中心にハンマー部材を回動させて鍵にアクション荷重を付与するように構成されている。
このような鍵盤楽器では、押鍵操作時に鍵のハンマー保持部が弾性変形せずに、鍵の押鍵力がそのままハンマー部材の鍵当接部に伝わるので、鍵を強く押鍵しても、また鍵を弱く押鍵しても、鍵の回動動作をハンマー部材に確実に伝えることができる。このため、鍵の回動動作に対してハンマー部材の回動動作が遅れることがなく、鍵の動作をハンマー部材にほぼ同時に伝えることができる。
特開2004−226687号公報
しかしながら、このような従来の鍵盤装置では、鍵の動作をハンマー部材にほぼ同時に伝えることができるため、鍵を強く押鍵したときと、鍵を弱く押鍵したときとでは、ハンマー部材によって鍵に付与される反力のタイミングに違いが生じるという問題がある。
すなわち、鍵を強く押鍵したときとには、ハンマー部材が早く回動するので、鍵に付与される反力のピークが早くなる。また、鍵を弱く押鍵したときとには、ハンマー部材がゆっくり回動するので、鍵に付与される反力のピークが遅くなる。このため、鍵を強く押鍵したときと、弱く押鍵したときとでは、鍵に付与される反力のタイミングが異なり、鍵タッチ感に違和感が生じるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、押鍵操作時に鍵を強く押鍵しても、弱く押鍵しても、鍵に付与される反力のタイミングをほぼ一定の状態に近づけることができる鍵盤装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に配置された複数の鍵と、この複数の鍵にそれぞれ対応して配置され、前記鍵の押鍵操作に伴って回動変位して前記鍵にアクション荷重を付与するハンマー部材とを備えた鍵盤装置において、前記鍵にはハンマーガイド部が設けられ、前記ハンマー部材には前記ハンマーガイド部に摺動可能に保持された鍵当接摺動部が設けられ、この鍵当接摺動部と前記ハンマーガイド部との一方には前記鍵の押鍵力に応じて弾性変形する弾性変形部が設けられ、前記弾性変形部は、前記鍵に対する押鍵力が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに弾性変形する第1変形部と、前記予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに前記第1変形部と共に弾性変形する第2変形部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置である。
請求項2に記載の発明は、前記弾性変形部が、前記鍵当接摺動部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置である。
請求項3に記載の発明は、前記弾性変形部が、前記ハンマーガイド部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置である。
この発明によれば、押鍵操作によりハンマー部材が鍵にアクション荷重を付与しながらハンマー部材の鍵当接摺動部が鍵のハンマーガイド部に保持されて摺動する際、鍵の押鍵力に応じて弾性変形部が弾性変形することにより、鍵に付与される反力のタイミングを押鍵力に応じてずらすことができるので、押鍵操作時に鍵を強く押鍵しても弱く押鍵しても、鍵に付与される反力のタイミングをほぼ一定の状態に近づけることができる。
この発明を適用した鍵盤装置の実施形態1を示した断面図である。 図1の要部を示した拡大断面図である。 図2の鍵当接摺動部を正面側から見た場合の拡大図である。 図2のA−A矢視において鍵を予め定められた強さの押鍵力で押鍵した場合の要部を示した拡大図である。 図4において鍵を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵した場合の要部を示した拡大図である。 図1の鍵を押鍵した際に鍵に付与される反力と押鍵時間との特性を示し、(a)は鍵を予め定められた強さの押鍵力で押鍵した場合の特性図、(b)鍵を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵した場合の特性図である。 この発明を適用した鍵盤装置の実施形態2における要部を示した拡大断面図である。 図7の鍵においてハンマーガイド部を正面側から見た場合の拡大図である。 図7のB−B矢視において鍵を予め定められた強さの押鍵力で押鍵した場合の要部を示した拡大図である。 図9において鍵を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵した場合の要部を示した拡大図である。 この発明の弾性変形部の第1変形例を示した要部の拡大図である。 この発明の弾性変形部の第2変形例を示した要部の拡大図である。 この発明の弾性変形部の第3変形例を示した要部の拡大図である。
(実施形態1)
以下、図1〜図6を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態1について説明する。
この鍵盤装置は、図1に示すように、合成樹脂製の鍵盤シャーシ1と、この鍵盤シャーシ1上に上下方向に回動可能に配置された複数の鍵(白鍵と黒鍵、ただしここでは1つの白鍵について説明する。)2と、これら複数の鍵2にそれぞれアクション荷重を付与するハンマー部材3と、各鍵2の押鍵動作に応じてそれぞれオン信号を出力するゴムスイッチ4と、鍵盤シャーシ1の後端部に設けられて鍵2の後端部の上側を覆う上部ケース5とを備えている。
鍵盤シャーシ1は、図1に示すように、楽器本体の下部ケースを構成するものであり、その前端部(図1では右端部)には、前脚部6が底部から上方に突出して形成されている。この前脚部6の前端部(図1では右端部)には、鍵2の前端面に対応する前カバー部7が前部上方(図1では右側上方)に突出して形成されている。この前脚部6の上部には、鍵2の横振れを防ぐための鍵ガイド部6aが設けられている。
また、前脚部6の後部側(図1では左部)には、図1に示すように、ハンマー載置部8が前カバー部7の高さに対して十分に低い高さで形成されている。このハンマー載置部8の上部には、ハンマー部材3を支持するためのハンマー支持部9が上方に突出して設けられている。このハンマー支持部9には、ハンマー部材3を回動可能に支持する支持軸9aが設けられている。
また、鍵盤シャーシ1の中間部、つまりハンマー鍵載置部8の後部側には、図1に示すように、基板載置部10が前カバー部7の高さよりも少し低い高さで形成されている。この基板載置部10の上面には、ゴムスイッチ4を搭載するためのスイッチ基板11が取り付けられている。この場合、基板載置部10とハンマー載置部8との間には、立上り部12が形成されており、この立上り部12には、後述するハンマー部材3の前部側を挿入させてハンマー鍵載置部8の上方に配置させるためのハンマー挿入用の開口部12aが形成されている。
さらに、鍵盤シャーシ1の後部、つまり基板載置部10の後部側には、図1に示すように、鍵載置部13が前カバー部6とほぼ同じ高さで形成されている。この鍵載置部13の上面には、鍵支持部14が形成されている。この鍵支持部14には、鍵2の後端部を上下方向に回動可能に支持する支持軸14aが設けられている。
なお、鍵盤シャーシ1の鍵載置部13の後端部には、図1に示すように、鍵盤シャーシ1の後端部を支持する後脚部15が垂下されている。また、この後脚部15の後端部には、上部ケース5が鍵盤シャーシ1の後短部側と鍵2の後端部側とを覆った状態で取り付けられている。この上部ケース5の内部には、スピーカSPが設けられている。
一方、鍵2は、図1に示すように、その後端部(図1では左端部)が鍵盤シャーシ1の鍵載置部13上に設けられた鍵支持部14の支持軸14aに上下方向に回動可能に支持されている。この鍵2の中間部には、鍵盤シャーシ1の基板載置部10上に取り付けられたスイッチ基板11のゴムスイッチ4を押圧するためのスイッチ押圧部16が下側に突出して形成されている。
この場合、ゴムスイッチ4は、図1に示すように、スイッチ基板11上に配置されたゴムシートを備え、このゴムシートにドーム状の膨出部が鍵2のスイッチ押圧部16に対応して形成され、この膨出部がスイッチ押圧部16によって押圧された際に、膨出部が弾性変形して、その内部の可動接点がスイッチ基板11の固定接点に接触してオン信号を出力するように構成されている。
また、鍵2のスイッチ押圧部16の前側(図1では右側)に位置する鍵2の箇所には、図1に示すように、ハンマーガイド部17が鍵2の下側に向けて突出して形成されている。このハンマーガイド部17は、図2、図4、および図5に示すように、前板部17aと、この前板部17aの両側に設けられた一対の側板部17bとを備えている。
この前板部17aの下部側には、図4および図5に示すように、後述するハンマー部材3の前端部に位置する鍵当接摺動部23が挿入する縦長の長方形の開口部18が設けられている。また、この開口部18の縁部には、図2に示すように、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23が挿入して押鍵操作に応じて摺動可能に保持するガイド枠19が形成されている。
ハンマー部材3は、図1に示すように、ハンマー本体20と、このハンマー本体20の後部(図1では左側部)に設けられた錘部21と、ハンマー本体20の前側下部(図1では右側した部)に設けられてハンマー本体20の回動中心となる合成樹脂製の回動支持部22と、ハンマー本体20の前端部(図1では右端部)に設けられた鍵当接摺動部23とを備えている。
このハンマー部材3は、図1に示すように、ハンマー本体20の鍵当接摺動部23を鍵盤シャーシ1の下側から立上り部12の開口部12aに挿入させて、ハンマー載置部8の上側に配置し、この状態でハンマー本体20の回動支持部22をハンマー載置部8上に設けられたハンマー支持部9の支持軸9aに回動可能に取り付けることにより、ハンマー本体20がハンマー支持部9の支持軸9aを中心に上下方向に回動するように構成されている。
また、このハンマー部材3は、図1および図2に示すように、ハンマー本体20の回動支持部22がハンマー支持部9の支持軸9aに回動可能に取り付けられた際に、ハンマー本体20の前端部に設けられた鍵当接摺動部23が鍵2のハンマーガイド部17に形成された開口部18のガイド枠19内に摺動可能に挿入されるように構成されている。
これにより、ハンマー部材3は、図1および図2に示すように、鍵2が上方から押鍵されると、鍵2のハンマーガイド部17によってハンマー本体20の鍵当接摺動部23が錘部21の重量に抗して押し下げられ、これに伴ってハンマー本体20がハンマー支持部9の支持軸9aを中心に時計回りに回動し、ハンマー本体20の後部が鍵盤シャーシ1の鍵載置部13の下面に設けられたフェルトなどの上限ストッパ24に当接するように構成されている。
この場合、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23は、ウレタン樹脂などの合成樹脂で形成されている。この鍵当接摺動部23の上端面には、図1〜図3に示すように、弾性変形部25が形成されており、この鍵当接摺動部23の下端面には、摺動突起26が形成されている。上端側の弾性変形部25は、ハンマーガイド部17のガイド枠19における上側枠部19aの内面に接触して摺動する。下端側の摺動突起26は、ガイド枠19の下側枠部19bの内面に接触して摺動する。
ところで、弾性変形部25は、図2〜図5に示すように、鍵2の押鍵力に応じて弾性変形するものであり、鍵当接摺動部23よりも軟らかいエラストマーなどの弾性を有する合成樹脂からなり、2色成形によって鍵当接摺動部23の上端面に一体に形成されている。また、この弾性変形部25は、図3に示すように、鍵2に対する押鍵力が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに弾性変形する第1変形部27と、予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに第1変形部27と共に弾性変形する第2変形部28とを備えている。
この場合、第2変形部28は、図2および図3に示すように、鍵当接摺動部23の上端面にほぼ一定の厚みで円弧状に形成されている。この第2変形部28は、そのばね定数(弾性係数)K2が鍵当接摺動部23のばね定数(弾性係数)K3よりも十分に小さく(K2<K3)形成されされている。
また、第1変形部27は、図2および図3に示すように、第2変形部28の上面における両側に前後方向(図2では左右方向)に沿って連続して設けられた一対の突起部と、この一対の各突起部中にそれぞれ形成された空洞部27aとを有している。この第1変形部27は、これら全体のばね定数(弾性係数)K1が第2変形部28のばね定数(弾性係数)K2よりも小さく(K1<K2<K3)形成されている。
これにより、弾性変形部25は、鍵2が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに、図4に示すように、第1変形部27のみが弾性変形しながら、第1変形部27がガイド枠19の上側枠部19aの内面に弾接して摺動する。また、この弾性変形部25は、鍵2が予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに、図5に示すように、第1変形部27と共に第2変形部28も弾性変形しながら、第1変形部27がガイド枠19の上側枠部19aの内面に弾接して摺動する。
なお、この弾性変形部25は、鍵2が予め定められた強さの押鍵力よりも弱い押鍵力で押鍵されたときに、図示しないが、第1変形部27と第2変形部28とのいずれも弾性変形せずに、第1変形部27がガイド枠19の上側枠部19aの内面に接触した状態で、ガイド枠19によって押し下げられながら摺動する。
次に、この鍵盤装置の鍵2を押鍵したときの作用について説明する。
図1において、鍵2を押鍵すると、鍵盤シャーシ1の鍵載置部13上に設けられた鍵支持部14の支持軸14aを中心に鍵2が時計回りに回動する。このときには、鍵2の前端部が鍵ガイド部7によってガイドされながら下側に移動し、鍵2のハンマーガイド部17がハンマー部材3の前端部に位置する鍵当接摺動部23を押し下げる。
これに伴って、ハンマー部材3は、ハンマー本体20の錘部21の重量に抗して、回動支持部22が鍵盤シャーシ1のハンマー載置部8上に設けられたハンマー支持部8の支持軸9aを中心にハンマー本体20と共に時計回りに回動する。このときには、図6(a)および図6(b)に示すように、鍵2の鍵荷重が急激に重くなる。
この後、鍵2が更に押し下げられてハンマー部材3が更に時計回りに回動すると、図6(a)および図6(b)に示すように、鍵2の鍵荷重が軽くなった後に、鍵2のスイッチ押圧部16が鍵盤シャーシ1の基板載置部10上に配置されたスイッチ基板11のゴムスイッチ4を押圧する。このため、図6(a)および図6(b)に示すように、鍵2の鍵荷重が次第に重くなる。
この状態で、更に鍵2が押し下げられてハンマー部材3が更に時計回りに回動し、鍵2のスイッチ押圧部16によってゴムスイッチ4が弾性変形を開始すると、図6(a)および図6(b)に示すように、鍵2の鍵荷重が次第に軽くなる。そして、更に鍵2が押し下げられてハンマー部材3が更に時計回りに回動し、ハンマー本体20の後端部が鍵盤シャーシ1の鍵載置部13の下面に設けられたフェルトなどの上限ストッパ24に当接すると、図6(a)および図6(b)に示すように、鍵2の鍵荷重が急激に重くなる。
このように、鍵2が押鍵されてハンマー部材3が回動する際に、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも弱い力で押鍵したときには、図示しないが、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23に設けられた弾性変形部25がほとんど弾性変形せず、鍵2のハンマーガイド部17に設けられたガイド枠19の上側枠部19aの内面に沿って押し下げながら摺動する。
また、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときには、その押鍵力に応じて弾性変形部25の第1変形部27のみが弾性変形し、この第1変形部27がハンマーガイド部17のガイド枠19における上側枠部19aの内面に沿って押し下げながら摺動する。このときには、図6(a)に示すように、ハンマー部材3によって鍵2に付与される反力が最大になった時点H1から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点H2までの間に、弾性変形部25の第1変形部27のみが順次、弾性変形する。
このため、ハンマー本体20によって鍵2に付与される反力が最大になった時点H1から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点H2までの間の時間(以下、反力の遅れ時間T1と称する)は、第1変形部27の弾性変形に応じて遅れる。これにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときには、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも弱い押鍵力で押鍵したときとの反力の遅れ時間(図示せず)とほぼ同じ時間に近づくことになる。
また、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときには、その押鍵力に応じて弾性変形部25の第1変形部27と第2変形部28との両方が弾性変形し、この第1、第2の各変形部27、28がハンマーガイド部17のガイド枠19における上側枠部19aの内面に沿って押し下げられながら摺動する。このときには、図6(b)に示すように、ハンマー部材3によって鍵2に付与される反力が最大になった時点H3から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点H4までの間に、弾性変形部25の第1変形部27と第2変形部28との両方が順次、弾性変形する。
このため、ハンマー本体20によって鍵2に付与される反力が最大になった時点H3から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点H4までの間の時間(以下、反力の遅れ時間T2と称する)は、第1変形部27と第2変形部28との両方の弾性変形に応じて遅れる。これにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い力で押鍵したときには、鍵2を予め定められた押鍵力で押鍵したときとの反力の遅れ時間T1とほぼ同じ時間(T2≒T1)に近づくことになる。
このように、この鍵盤装置によれば、押鍵操作によってハンマー部材3が鍵2にアクション荷重を付与しながら、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23が鍵2のハンマーガイド部17のガイド枠19に沿って押し下げられながら摺動する際、鍵2の押鍵力に応じて鍵当接摺動部23に設けられた弾性変形部25が弾性変形することにより、鍵2に付与される反力のタイミングを押鍵力に応じてずらすことができる。このため、押鍵操作時に鍵2を強く押鍵しても弱く押鍵しても、鍵に付与される反力のタイミングをほぼ一定の状態に近づけることができる。
この場合、鍵当接摺動部23に設けられた弾性変形部25は、鍵2に対する押鍵力が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに弾性変形する第1変形部27と、予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに第1変形部27と共に弾性変形する第2変形部28とを備えていることにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときに第1変形部27のみを弾性変形させることができ、また鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときに第1、第2の各変形部27、28を弾性変形させることができる。
このため、押鍵操作時にハンマー本体20によって鍵2に付与される反力が最大になった時点H1、H3から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点H2、H4までの間に、弾性変形部25が押鍵力に応じて順次、弾性変形することにより、鍵2に付与される反力のタイミングを遅らせることができる。これにより、ハンマー本体20によって鍵2に付与される反力が最大になった時点H1、H3から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点H2、H4までの間の時間、つまり反力の遅れ時間T1、T2をほぼ同じ時間(T1≒T2)に近づけることができる。
すなわち、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときには、その押鍵力に応じて弾性変形部25の第1変形部27のみが弾性変形するので、この第1変形部27の弾性変形に応じて鍵2に付与される反力H2のタイミングを遅らせることができる。これにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときの反力の遅れ時間T1を、鍵2を予め定められた押鍵力よりも弱い押鍵力で押鍵したときとの反力の遅れ時間とほぼ同じ時間に近づけることができる。
また、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときには、その押鍵力に応じて弾性変形部25の第1変形部27と第2変形部28との両方が弾性変形するので、この第1、第2の各変形部27、28の両方による弾性変形に応じて鍵2に付与される反力H4のタイミングを十分に遅らせることができる。これにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときの反力の作用時間T2を、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときとの反力の遅れ時間T1とほぼ同じ時間(T2≒T1)に近づけることができる。
(実施形態2)
次に、図7〜図10を参照して、この発明を適用した鍵盤装置の実施形態2について説明する。なお、図1〜図6に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤装置は、図7に示すように、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23が当接して摺動する鍵2のハンマーガイド部17に弾性変形部30を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この弾性変形部30は、図7〜図10に示すように、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23が当接して摺動する鍵2ハンマーガイド部17におけるガイド枠19の上側枠部19aの内面(図8では下面)に設けられている。この弾性変形部30も、実施形態1と同様、鍵2の押鍵力に応じて弾性変形するものであり、エラストマーなどの弾性を有する合成樹脂からなり、2色成形によってガイド枠19の上側枠部19aの内面に一体に形成されている。
この場合にも、弾性変形部30は、図8に示すように、鍵2に対する押鍵力が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに弾性変形する第1変形部31と、予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに第1変形部31と共に弾性変形する第2変形部32とを備えている。この第2変形部32は、図7および図8に示すように、ガイド枠19の上側枠部19aの下面にほぼ一定の厚みで形成されている。この第2変形部32も、そのばね定数(弾性係数)K2に形成されている。
また、第1変形部31は、図2および図5に示すように、第2変形部32の下面における両側に前後方向(図7では左右方向)に沿って連続して形成された一対の突起部と、この一対の各突起部中にそれぞれ形成された空洞部31aとを有している。この第1変形部31も、これら全体のばね定数(弾性係数)K1が第2変形部32のばね定数(弾性係数)K2よりも小さく(K1<K2)形成されている。
これにより、弾性変形部30は、実施形態1と同様、鍵2が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに、図9に示すように、第1変形部31のみが弾性変形しながら、第1変形部31が鍵当接摺動部23の上側の円弧面に弾接して相対的に摺動する。また、この弾性変形部30は、鍵2が予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに、図10に示すように、第1変形部31と共に第2変形部32も弾性変形しながら、第1変形部31が鍵当接摺動部23の上側の円弧面に弾接して相対的に摺動する。
なお、この弾性変形部30も、鍵2が予め定められた強さの押鍵力よりも弱い押鍵力で押鍵されたときに、図示しないが、第1変形部31と第2変形部32とのいずれも弾性変形せずに、第1変形部31が鍵当接摺動部23の上側の円弧面に接触した状態で、鍵当接摺動部23を押し下げながら相対的に摺動する。
このような鍵盤装置においても、実施形態1と同様、押鍵操作によってハンマー部材3が鍵2にアクション荷重を付与しながら、ハンマー部材3の鍵当接摺動部23が鍵2のハンマーガイド部17のガイド枠19に沿って押し下げられながら摺動する際、鍵2の押鍵力に応じてガイド枠19に設けられた弾性変形部30が弾性変形することにより、鍵2に付与される反力のタイミングを押鍵力に応じてずらすことができるので、押鍵操作時に鍵2を強く押鍵しても弱く押鍵しても、鍵2に付与される反力のタイミングをほぼ一定の状態に近づけることができる。
この場合、ハンマーガイド部17のガイド枠19に設けられた弾性変形部30は、鍵2に対する押鍵力が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに弾性変形する第1変形部31と、予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに第1変形部31と共に弾性変形する第2変形部32とを備えていることにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときに第1変形部31のみを弾性変形させることができ、また鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときに第1、第2の各変形部31、32の両方を弾性変形させることができる。
このため、押鍵操作時にハンマー本体20によって鍵2に付与される反力が最大になった時点(図6に示したH1、H3)から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点(図6に示したH2、H4)までの間に、弾性変形部30が押鍵力に応じて順次、弾性変形することにより、鍵2に付与される反力のタイミングを遅らせることができる。これにより、ハンマー本体20によって鍵2に付与される反力が最大になった時点から、ゴムスイッチ4によって鍵2に付与される反力が最大になる時点までの間の時間、つまり反力の遅れ時間(図6に示したT1、T2)をほぼ同じ時間(T1≒T2)に近づけることができる。
すなわち、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときには、その押鍵力に応じて弾性変形部30の第1変形部31のみが弾性変形するので、この第1変形部31の弾性変形に応じて鍵2に付与される反力(図6(a)に示したH2)のタイミングを遅らせることができる。これにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときの反力の遅れ時間(図6(a)に示したT1)を、鍵2を予め定められた押鍵力よりも弱い押鍵力で押鍵したときとの反力の遅れ時間とほぼ同じ時間に近づけることができる。
また、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときには、その押鍵力に応じて弾性変形部30の第1変形部31と第2変形部32との両方が弾性変形するので、この第1、第2の各変形部31、32の両方による弾性変形に応じて鍵2に付与される反力(図6(b)に示したH4)のタイミングを十分に遅らせることができる。これにより、鍵2を予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵したときの反力の遅れ時間(図6(b)に示したT2)を、鍵2を予め定められた強さの押鍵力で押鍵したときとの反力の遅れ時間(図6(a)に示したT1)とほぼ同じ時間(T2≒T1)に近づけることができる。
なお、前記実施形態1、2では、弾性変形部25、30の第1変形部27、31が、第2変形部28、32の上面(または下面)に連続して形成された一対の突起部中にそれぞれ空洞部27a、31aを形成した場合について述べたが、これに限らず、例えば図11に示す第1変形例のように、第1変形部35は、第2変形部28、32の上面(または下面)に幅の狭い一対の突起部を設け、この一対の突起部中に空洞部27a、31aを形成しない構成でも良い。この場合にも、幅Wの狭い一対の突起部からなる第1変形部35は、これら全体のばね定数(弾性係数)K1が第2変形部28、32のばね定数(弾性係数)K2よりも小さく(K1<K2)形成されていれば良い。
また、前記実施形態1、2およびその変形例では、弾性変形部25、30の第1変形部27、31が、第2変形部28、32の上面(または下面)における両側に一対の突起部を前後方向に沿って連続させて設けた場合について述べたが、これに限らず、図12に示す第2変形例のように、第2変形部28、32の上面(または下面)における中間部に1つの突起部を前後方向に沿って連続させて設けた構成でも良い。
この場合においても、第1変形部36は、1つの突起部中に空洞部36aを設けた構成でも良く、また図示しないが、空洞部36aを設けていない構成でも良い。これらいずれの場合においても、第1変形部36は、これら全体のばね定数(弾性係数)K1が第2変形部28、32のばね定数(弾性係数)K2よりも小さく(K1<K2)形成されていれば良い。
さらに、前記実施形態1、2およびその各変形例では、第1変形部27、31が、第2変形部28、32の上面に一対の突起部を前後方向に連続させて設けた場合について述べたが、これに限らず、例えば図13に示す第3変形例のように、第1変形部37は、第2変形部28、32の上面(または下面)に突起部を所定間隔ごとに不連続状態で複数設けた構成でも良い。この場合にも、第1変形部37は、これら全体のばね定数(弾性係数)K1が第2変形部28、32のばね定数(弾性係数)K2よりも小さく(K1<K2)形成されていれば良い。
1 鍵盤シャーシ
2 鍵
3 ハンマー部材
4 ゴムスイッチ
17 ハンマーガイド部
19 ガイド枠
20 ハンマー本体
21 錘部
22 回動支持部
23 鍵当接摺動部
25、30 弾性変形部
27、31、35、36、37 第1変形部
27a、31a 空洞部
28、32 第2変形部

Claims (3)

  1. 鍵盤シャーシと、この鍵盤シャーシ上に上下方向に回動可能に配置された複数の鍵と、この複数の鍵にそれぞれ対応して配置され、前記鍵の押鍵操作に伴って回動変位して前記鍵にアクション荷重を付与するハンマー部材とを備えた鍵盤装置において、
    前記鍵にはハンマーガイド部が設けられ、前記ハンマー部材には前記ハンマーガイド部に摺動可能に保持された鍵当接摺動部が設けられ、この鍵当接摺動部と前記ハンマーガイド部との一方には前記鍵の押鍵力に応じて弾性変形する弾性変形部が設けられ
    前記弾性変形部は、前記鍵に対する押鍵力が予め定められた強さの押鍵力で押鍵されたときに弾性変形する第1変形部と、前記予め定められた強さの押鍵力よりも強い押鍵力で押鍵されたときに前記第1変形部と共に弾性変形する第2変形部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記弾性変形部は、前記鍵当接摺動部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
  3. 前記弾性変形部は、前記ハンマーガイド部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
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