JP5418612B2 - 動電型スピーカーおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、音声再生能力に優れる小型の動電型スピーカーであって、フレーム及び磁気回路を備え、ボイスコイルに接続する錦糸線を成形して端子に接続する工程の工数削減が可能な動電型スピーカー、および、その製造方法に関する。
音声を再生するスピーカーを取り付けるディスプレイ等の音響機器においては、スピーカーを取り付けるのに要する空間を小型化することが要望されている。特に、小型、または、細長形(矩形、長円形(楕円形、トラック形を含む))の動電型スピーカーは、ボイスコイルに音声信号電流を供給する錦糸線(またはリード線)を配置するスピーカー振動板背面側の空間が狭くなるので、錦糸線が振動板またはフレーム等に接触して異音が発生しやすいという問題がある。小型の動電型スピーカーでは、スピーカー振動板を含む振動系を支持するエッジないしダンパーを設けようとすると、さらに錦糸線が接触しやすくなり小型化できない、といった様々な理由から不利な点がある。したがって、従来には、これらの問題を解決するために様々なスピーカーが提案されている。
例えば、車載用に使用されるスピーカーでは、磁気ギャップを有する磁気回路の上面にフレームを結合し、このフレームの周縁に上記磁気ギャップにはまり込むボイスコイルを中心に結合した振動板からなるスピーカーであって、上記ボイスコイルから引き出されたリード線と引き出し線を振動板の表面側で接続し、この接続された引き出し線と上記フレームの周縁に結合されたガスケット上に結合したコネクターとを接続してなるスピーカーにおいて、上記引き出し線が射出成形された上記振動板にインサート成形された銅箔であるスピーカーがある(特許文献1)。
また、スピーカー振動板と、スピーカーエッジと、フレームと、ボイスコイルと、信号入力端子と、前記ボイスコイルと前記信号入力端子を接続する錦糸線とを備えるスピーカーであって、該スピーカーエッジが、該スピーカー振動板の外周および/またはボイスコイルボビンと連結するエッジ可動部と、該エッジ可動部から連続し該フレームに固定されるエッジ外周部とを有し、該エッジ外周部が、該スピーカー振動板の振動方向に対して略直角方向に延びたエッジ外周第1固定部と、該エッジ外周第1固定部に対して略直角方向に延びたエッジ外周第2固定部とからなり、該フレームが、該エッジ第1固定部と連結するフレーム第1固定部と、該エッジ第2固定部と連結するフレーム第2固定部とを有するスピーカーがある。好ましくは、前記錦糸線の前記信号入力端子側の端部が、前記スピーカーエッジの前記エッジ外周第2固定部により保持されている(特許文献2)。特許文献1の段落0014に記載の通り、本発明によれば、エッジ外周第2固定部の最下端部によって、錦糸線の信号入力端子側の端部を保持することにより、錦糸線がスピーカーエッジに接触するのを防止し、その結果、異音の発生を防止することができる。
しかしながら、動電型スピーカーでは、上記の問題を解決するにあたって、美観を保つために、あるいは、全高を低く抑えるために、特許文献1のようにスピーカー振動板の前面側に錦糸線を配置できない場合がある。また、特許文献2のように、スピーカー製造時にスピーカーエッジのエッジ外周部を接着固定することにより、エッジ外周第2固定部が自ずとスピーカーエッジの下側に位置する錦糸線の配線形態を整えるようにすると、スピーカーの製造過程における錦糸線の配線形態を整える作業を減らすことができ、製造効率を向上することができるものの、予めに錦糸線の配線形態を整えることができないので、量産時のバラツキを発生するおそれがあるというという問題がある。小型の動電型スピーカーにおいて、スピーカー振動板の背面側に錦糸線を配置する場合には、スピーカー振動板をフレームに載置する前に予め錦糸線を整形できないと、量産時のバラツキで錦糸線が他の部分に接触するものが発生し、異音を生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、音声再生能力に優れる小型の動電型スピーカーであって、フレーム及び磁気回路を備え、ボイスコイルに接続する錦糸線を成形して端子に接続する工程の工数削減が可能な動電型スピーカー、および、その製造方法を提供することにある。
本発明の動電型スピーカーは、略バスケット状の基体を有するフレームと、フレームに収容される振動板と、振動板の外周端に連結するエッジと、振動板に連結するボイスコイルと、ボイスコイルが挿入される磁気空隙を有する磁気回路と、ボイスコイルに一方端側が接続及び固定される錦糸線と、フレームに連結する端子と、を備え、フレームが、基体の一方側に形成されるエッジを取り付けるエッジ取付部と、基体の他方側に形成される磁気回路を取り付ける磁気回路取付部と、エッジ取付部と磁気回路取付部とを連結して複数の窓部を規定する連結部と、端子を固定する端子固定部と、を有し、略環状のエッジ取付部を分断し、かつ、連結部の窓部に連通する空隙を少なくとも一つ含み、錦糸線の中間部分が、空隙もしくは空隙に連通する窓部を通過し、錦糸線の他方端側が、端子に接続及び固定される。
好ましくは、本発明の動電型スピーカーは、エッジが、振動板の外周端に連結する内周固定部と、フレームのエッジ取付部に固定される外周固定部と、内周固定部と外周固定部とを振動可能に連結する支持可動部と、を含み、外周固定部が、エッジ取付部の空隙に対応する位置に突起を有し、空隙に全部またはその一部を収容される突起が、錦糸線の中間部分を固定する錦糸線固定部を含む。
好ましくは、本発明の動電型スピーカーは、振動板およびエッジが一体成形され、少なくとも振動板とエッジの支持可動部が、異なる材料で構成される。
さらに好ましくは、本発明の動電型スピーカーは、振動板およびエッジの外周固定部が、同一の材料で構成される。
また、本発明の動電型スピーカーの製造方法は、略バスケット状の基体を有するフレームと、フレームに収容される振動板と、振動板の外周端に連結するエッジと、振動板に連結するボイスコイルと、ボイスコイルが挿入される磁気空隙を有する磁気回路と、ボイスコイルに一方端側が接続及び固定される錦糸線と、フレームに連結する端子と、を備える動電型スピーカーの製造方法であって、基体の一方側に形成されるエッジを取り付けるエッジ取付部と、基体の他方側に形成される磁気回路を取り付ける磁気回路取付部と、エッジ取付部と磁気回路取付部とを連結して複数の窓部を規定する連結部と、端子を固定する端子固定部と、を有し、略環状のエッジ取付部を分断し、かつ、連結部の窓部に連通する空隙を少なくとも一つ含むフレームを形成する工程と、フレームの端子固定部に端子を連結する工程と、振動板と、エッジと、ボイスコイルと、錦糸線と、を連結して振動系を構成する工程と、振動系をフレームの基体の一方側から他方側へ向かって移動させる場合に、錦糸線の中間部分をフレームの空隙もしくは空隙に連通する窓部を通過させ、エッジをフレームのエッジ取付部に載置して固定する工程と、錦糸線の他方端を、端子に接続及び固定する工程と、フレームの磁気回路取付部に磁気回路を取り付け、かつ、ボイスコイルを磁気回路の磁気空隙に配置する工程と、を含む。
好ましくは、本発明の動電型スピーカーの製造方法は、振動板の外周端に連結する内周固定部と、フレームのエッジ取付部に固定される外周固定部と、内周固定部と外周固定部とを振動可能に連結する支持可動部と、を含み、外周固定部が、エッジ取付部の空隙に対応する位置に突起に錦糸線の中間部分を固定する錦糸線固定部を含むようにエッジを形成する工程と、錦糸線固定部を含む突起が、空隙に全部またはその一部を収容されるように、エッジをフレームのエッジ取付部に載置して固定する工程と、錦糸線の中間部分を錦糸線固定部で固定する工程をさらに含む。
好ましくは、本発明の動電型スピーカーの製造方法は、振動板およびエッジを一体成形して、少なくとも振動板とエッジの支持可動部を、異なる材料で構成する工程を含む。
さらに好ましくは、本発明の動電型スピーカーの製造方法は、振動板およびエッジの外周固定部を、同一の材料で構成する工程を含む。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明の動電型スピーカーは、略バスケット状の基体を有するフレームと、フレームに収容される振動板と、振動板の外周端に連結するエッジと、振動板に連結するボイスコイルと、ボイスコイルが挿入される磁気空隙を有する磁気回路と、ボイスコイルに一方端側が接続及び固定される錦糸線と、フレームに連結する端子と、を備える。このスピーカー用フレームは、樹脂又は金属で形成され、略バスケット状の基体の内側に、スピーカー振動板と、これに駆動力を伝達するボイスコイルと、これらのスピーカー振動系を振動可能に支持するダンパーおよび/またはエッジを含むスピーカーを構成する。
この動電型スピーカーのフレームは、基体の一方側に形成されるエッジを取り付けるエッジ取付部と、基体の他方側に形成される磁気回路を取り付ける磁気回路取付部と、エッジ取付部と磁気回路取付部とを連結して複数の窓部を規定する連結部と、端子を固定する端子固定部と、を有する。なお、略バスケット状の基体とは、エッジ取付部ないし取付部を構成するフレームの前側と、磁気回路固定部ないしダンパー取付部を構成するフレームの後側と、これらを連結して窓部を規定する連結部と、を少なくとも含む形状である。
さらにこのフレームは、略環状のエッジ取付部を分断し、かつ、連結部の窓部に連通する空隙を少なくとも一つ含む。つまり、フレームのエッジ取付部は、エッジを固定する平面部分を含む全体に略環状の形状を有し、少なくとも一つの空隙によって分断される。この空隙は、例えば、基体の一方側から他方側へ向かって形成される、あるいは、基体の内周側から外周側へ向かって形成されるスリットにより規定され、連結部の窓部に連通する。その結果、本発明のこの動電型スピーカーでは、動電型スピーカーの振動系を構成するボイスコイルに一端が接続されて連結される錦糸線は、その中間部分が、この空隙もしくは空隙に連通する窓部を通過するように配置されて、錦糸線の他方端側が、端子に接続及び固定される。
本発明の動電型スピーカーの製造方法では、上記の通りフレームが略環状のエッジ取付部を分断する空隙を含むので、予め予備加工した錦糸線を含む振動系をフレームの基体の一方側から他方側へ向かって移動させて所定位置に載置する場合に、錦糸線の中間部分をフレームの空隙もしくは空隙に連通する窓部に容易に通過させることができ、その結果、動電型スピーカーの製造工程における工数を削減することができる。つまり、錦糸線の先端部をエッジ取付部の下側に規定される窓部に潜らせるような時間を要する工程が、単に錦糸線の中間部分をエッジ取付部の空隙を通過させる容易な工程に置き換わるので、ボイスコイルに接続する錦糸線を成形して端子に接続する工程の工数を削減することができる。
さらに、動電型スピーカーのエッジは、振動板の外周端に連結する内周固定部と、フレームのエッジ取付部に固定される外周固定部と、内周固定部と外周固定部とを振動可能に連結する支持可動部と、を含み、外周固定部が、エッジ取付部の空隙に対応する位置に突起を有し、空隙に全部またはその一部を収容される突起が、錦糸線の中間部分を固定する錦糸線固定部を含んでいてもよい。エッジをフレームに取り付けるガスケットに相当する外周固定部が、錦糸線の中間部分を固定する錦糸線固定部を含む突起として形成されている場合には、エッジ取付部の空隙にこの突起が全部またはその一部を収容されるようにすることで、ボイスコイルに接続する錦糸線を成形する工程の工数を、さらに削減することができる。エッジをフレームのエッジ取付部に載置して固定する際に、錦糸線の中間部分を容易にフレームの空隙もしくは空隙に連通する窓部を通過させることができる。
なお、振動板およびエッジは、2色成形等の方法により異なる樹脂で一体成形されていてもよく、少なくとも振動板とエッジの支持可動部が、異なる材料で構成されていればよい。また、振動板およびエッジの外周固定部が、同一の材料で構成されていてもよい。錦糸線の中間部分を固定する錦糸線固定部を含む上記の突起を形成するのが容易になり、小型の動電型スピーカーの製造工程において、スピーカー振動板をフレームに載置する前に予め錦糸線を整形できる利点がある。スピーカー振動板の背面側に錦糸線を配置する場合に、量産時のバラツキで錦糸線が他の部分に接触して異音を生じてしまうという問題が少なくなる。
本発明の動電型スピーカーは、ボイスコイルに接続する錦糸線を成形して端子に接続する工程の工数削減が可能であり、音声再生能力に優れ、ディスプレイ等の機器に取り付けるのに適する小型の動電型スピーカーを提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態による動電型スピーカー、および、その製造方法について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
図1および図2は、本発明の好ましい実施形態による動電型スピーカー1を説明する図である。具体的には、図1は、動電型スピーカー1の斜視図である。また、図2は、動電型スピーカー1の構成を説明する展開図であり、説明に不要な一部の部品を除いた斜視図である。動電型スピーカー1は、トラック形の振動板2およびエッジ3およびボイスコイル4を含む振動系と、フレーム6と、磁気回路10と、を備え、組立治具20を用いて製造される。また、図3は、動電型動電型スピーカー1のフレーム6を説明する図であり、図3(a)は平面図であり、図3(b)および図3(c)は側面図である。
本実施例の動電型スピーカー1は、トラック形の振動板2を有する細長形の動電型スピーカーである。振動板2は、エッジ3によってその外周端を支持されており、エッジ3の外周端は、フレーム6に固定されている。また、フレーム6は、トラック形の振動板2に対応した細長形状であり、フレーム6に収容されるように固定される磁気回路10も、短径方向の幅が狭い細長形状を有している。したがって、動電型スピーカー1は、ディスプレイ等の機器が有する表示部の側面など、スピーカーを取り付ける幅が少ない機器に適する動電型スピーカーである。フレーム6の側面側には、音声信号電流が供給される端子8が取り付けられ、背面側には磁気回路10の一部が露出している。
本実施例の振動板2は、トラック形の外形寸法が約12mm×36mmであって、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂を材料として厚みを約0.2mmに成形したトラック状のスピーカー振動板であり、その外周端部をエッジ3で振動可能に自由支持されている。振動板2は、中央側の凸部に複数のリブを備え、断面が浅いコーン形状になる外周端部との境界部分に、背面側からボイスコイル4が連結する。
エッジ3は、振動板2の外周端に連結する内周固定部3aと、後述するフレーム6のエッジ取付部61に固定される外周固定部3bと、内周固定部3aと外周固定部3bとを振動可能に連結する支持可動部3cと、を含む。外周固定部3bは、厚みを持たせてガスケットとして兼用してもよい。また、支持可動部3cは、断面が略ロール状のロールエッジ、もしくは、コルゲーションをもつコルゲーションエッジでもよい。エッジ3は、支持可動部3cを、内周固定部3aおよび外周固定部3bよりも柔軟で硬度が低い異なる材料で形成すれば良く、ポリオレフィン系熱可塑性樹脂、あるいは、他のポリスチレン系熱可塑性樹脂、ポリエステル系熱可塑性樹脂、ポリウレタン系熱可塑性樹脂、等で形成してもよい。エッジ3は、別々に製造する振動板2と接着剤で連結して形成してもよく、また、本実施例のように2色成形等の製造方法により振動板2と一体に形成してもよい。振動板2およびエッジ3の外周固定部3bを、2色成形等の製造方法により同一の材料で構成する場合には、予め振動板2およびエッジ3が一体化されるので、動電型スピーカー1の製造工程において、作業工数を削減することができる。
ボイスコイル4は、筒状のボビン4bに対してコイル4aが巻回されて、トラック形に形成される。また、錦糸線7は、ボイスコイル4のコイル4aに一方端側が接続及び固定される。したがって、2本の錦糸線7が、ボイスコイル4に音声信号を供給するために、コイル4aの両端に接続される。また、錦糸線7の他端側は、後述するフレーム6に固定される端子8に接続及び固定される。
磁気回路10は、断面が壺状のヨークを備え、その内側にマグネットおよびプレートを載置して、プレートとヨークの側壁部との間にトラック形の磁気空隙を形成する内磁型の磁気回路である。その結果、磁気空隙には、高い磁束密度を示す磁界が形成されるので、この動電型スピーカー1では、ボイスコイル4のコイル4aが、この磁気空隙に配置される。磁気回路10は、後述するフレーム6の磁気回路取付部62に連結する。磁気回路10を構成する各部材は、接着剤で固定される。また、磁気回路10も、フレーム6の磁気回路取付部62に接着剤で固定される。なお、磁気回路10は、トラック形状の磁気空隙を形成するものであれば、本実施例の構成に限定されない。
本実施例の動電型スピーカー1の製造工程では、図2に示すように、所定の組立治具20の上に磁気回路10を載置して、その上にフレーム6と、および、振動板2およびエッジ3およびボイスコイル4を含む振動系と、を順番に載置していくようにすれば、ボイスコイル4のコイル4aが磁気回路10の磁気空隙に配置されるようにすることができる。接着剤が固化した後に組立治具20を抜去すれば、振動板2、エッジ3、コイル4、および、錦糸線7からなるスピーカー振動系は、フレーム6および磁気回路10に対して振動可能に支持される。なお、フレーム6は、鋼板をプレス成型して形成する金属フレームであってもよい。なお、本実施例では、スピーカー振動系を振動可能に支持するダンパーを備えない場合を説明するが、動電型スピーカー1は、ボイスコイル4を振動可能に支持するダンパーを別に備えていてもよい。
図3に示すように、フレーム6は、樹脂で形成されて略バスケット状の基体60を有する。フレーム6は、基体60の一方側に形成されるエッジ3を取り付けるエッジ取付部61と、基体60の他方側に形成される磁気回路10を取り付ける磁気回路取付部62と、エッジ取付部61と磁気回路取付部62とを連結して複数の窓部64を規定する連結部63と、2つの端子8を固定する端子固定部66と、を有する。基体60のエッジ取付部61の四隅には、動電型スピーカー1を他の筐体等に取り付けるためのネジ孔67が形成されている。さらに、フレーム6では、端子固定部66が設けられる窓部64に対応して、略環状のエッジ取付部61を分断し、かつ、連結部63の窓部64に連通する2つの空隙65が形成されている。フレーム6の空隙65は、エッジ3を固定する平面部分を含む略環状のエッジ取付部61を、図3に示す2箇所で分断し、端子固定部66が設けられる窓部64に連通する。空隙65は、錦糸線7が通過する所定寸法以上の幅を持ったスリットであれば良く、スリットの形状は問わない。したがって、振動板2、エッジ3、コイル4、および、ダンパー5からなるスピーカー振動系は、フレーム6および磁気回路10に対して振動可能に支持される。なお、フレーム6は、鋼板をプレス成型して形成する金属フレームであってもよい。
本実施例の動電型スピーカー1の製造方法では、略バスケット状の基体60を有して、略環状のエッジ取付部61を分断し、かつ、連結部63の窓部64に連通する空隙65を少なくとも一つ含むフレーム6を形成する。そして、フレーム6の端子固定部65に端子8を予備加工で連結する。また、図2に示すように、振動板2と、エッジ3と、ボイスコイル4と、錦糸線7と、を含む振動系は、予め予備加工により所定の形状に連結しておく。そして、この振動系の錦糸線7の中間部分をフレーム6の空隙65もしくは空隙65に連通する窓部64を通過させ、エッジ3をフレーム6のエッジ取付部61に載置して固定し、錦糸線7の他方端を、端子8に接続及び固定する。また、フレーム6の磁気回路取付部62に磁気回路10を取り付け、かつ、ボイスコイル4を磁気回路10の磁気空隙(14)に配置する。
したがって、本実施例の動電型スピーカー1では、動電型スピーカーの振動系を構成するボイスコイル4に一端が接続されて連結される錦糸線7は、その中間部分が、フレーム6の空隙65に連通する窓部64を通過するように配置されて、錦糸線7の他方端側が、端子8に接続及び固定される。すなわち、動電型スピーカー1の製造方法では、上記の通りフレーム6が略環状のエッジ取付部61を分断する空隙65を含むので、図2に図示するように、予め予備加工した錦糸線7を含む振動系をフレーム6の基体60の一方側(エッジ取付部61側)から他方側(磁気回路取付部62側)へ向かって移動させて所定位置に載置する場合に、錦糸線7の中間部分をフレーム6の空隙65に連通する窓部64に容易に通過させることができる。
その結果、動電型スピーカー1の製造工程において、作業工数を削減することができる。つまり、錦糸線7の先端部をフレーム6のエッジ取付部61の下側に規定される窓部64に潜らせるような時間を要する工程が、単に錦糸線7の中間部分をエッジ取付部61を分断する空隙65を通過させる容易な工程に置き換わるので、ボイスコイル4に接続する錦糸線7を成形して端子8に接続する工程の工数を、削減することができる。
動電型スピーカー1が小さい口径の小型スピーカーの場合には、錦糸線7の先端部をフレーム6の窓部64に潜らせる作業は、時間が掛かるものになるので、工数削減の効果も大きくなる。もちろん、本実施例の動電型スピーカー1では、錦糸線7がフレーム6の他の部分に接触して異音を生じてしまうという問題も、少なくすることができる。動電型スピーカー1は、振動板2およびエッジ3を含む振動系の動作を安定させて、良好な音声再生を実現することができる。
図4および5は、本発明の他の好ましい実施形態による他のエッジ30を用いる動電型スピーカー1aを説明する図である。具体的には、図4は、動電型スピーカー1aのエッジ30を含む振動系を背面側から見た背面斜視図であり、図5は、動電型スピーカー1aの製造方法を説明する展開斜視図である。本実施例と、先の実施例の動電型スピーカー1とは、上記のエッジ30および錦糸線7の固定方法の構成以外は共通である。したがって、先の実施例と同一部分には、同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施例の動電型スピーカー1aのエッジ30は、振動板2の外周端に連結する内周固定部3aと、フレーム6のエッジ取付部61に固定される外周固定部3bと、内周固定部3aと外周固定部3bとを振動可能に連結する支持可動部3cと、を含む点において、先の実施例のエッジ3に共通する。本実施例のエッジ30は、外周固定部3bが、フレーム6のエッジ取付部61の空隙65に対応する位置に2つの突起31を有する。エッジ30の突起31は、動電型スピーカー1aが組み立てられた状態では、フレーム6の空隙65にその一部を収容されて錦糸線7の中間部分を固定する錦糸線固定部を形成する。つまり、エッジ30をフレーム6に取り付けるガスケットに相当する外周固定部3bが、錦糸線7の中間部分を固定する錦糸線固定部を含む突起31ように形成されている。突起31の錦糸線固定部は、錦糸線7が通過する孔が形成されていればよく、複数の爪状の切片に錦糸線7が狭持されるような構成を含む部分であってもよい。
したがって、フレーム6のエッジ取付部61の空隙65にこの突起31が全部またはその一部を収容されるようにすることで、錦糸線固定部を含む突起31が、錦糸線7の中間部分を固定するので、本実施例の動電型スピーカー1aでは、ボイスコイル4に接続する錦糸線7を成形する工程の工数を、さらに削減することができる。エッジ30をフレーム6のエッジ取付部61に載置して固定する際に、錦糸線7の中間部分を、容易にフレーム6の空隙65もしくは空隙65に連通する窓部64を通過させることができ、あらためて錦糸線7を成形する工程を要しないからである。本実施例の動電型スピーカー1aでは、振動板2およびエッジ30をフレーム6に載置する前に予め錦糸線7を整形できる利点がある。
なお、先の実施例で説明したとおり、振動板2およびエッジ30は、2色成形等の方法により異なる樹脂で一体成形されていてもよく、少なくとも振動板2とエッジ30の支持可動部3cが、異なる材料で構成されていればよい。また、振動板2およびエッジ30の外周固定部3bが、同一の材料で構成されていてもよい。錦糸線7の中間部分を固定する錦糸線固定部を含む上記の突起31を形成するのが容易になる利点がある。振動板2およびエッジ30の背面側に錦糸線7を配置する場合に、量産時のバラツキで錦糸線7が他の部分に接触して異音を生じてしまうという問題を少なくすることができ、動作不良を少ない動作の安定した動電型スピーカー1を実現することが可能になる。
もちろん、動電型スピーカー1および1aに用いるフレーム6では、エッジ取付部61の空隙65は、複数の錦糸線に対応してそれぞれ設けられていてもよく、また、近接する複数の錦糸線7をまとめて通過させるように少なくとも1つ以上設けられていればよい。また、組立治具20に錦糸線7を成形する部位を設けておけば、スピーカー振動板2ならびにエッジ3bと、ボイスコイル4および錦糸線7を含むスピーカー振動系を、フレーム6に固定される磁気回路10に対して精度よく位置決めできるので、動作の安定した動電型スピーカー1および1aを実現できる。
また、上記の実施例の動電型スピーカー1および1aは、長径方向に比べて短径方向が短いトラック形のスピーカーであるが、外径が円形のコーン形状の振動板を備え、この円形のスピーカー振動板に対応する略円形のフレームを用いるスピーカーにも、適用可能である。小型のスピーカーにおいて略円形のフレームの形状寸法に制限がある場合に、錦糸線のフレームに対する位置決めが容易になるので、錦糸線7が他の部分に接触して異音を生じるという動作不良を少なくすることができ、動作の安定したスピーカーを実現できる。
本発明の動電型スピーカーおよびその製造法は、小型のスピーカーのみならず、ヘッドホンにも適用が可能である。
1、1a スピーカー
2 振動板
3、30 エッジ
4 ボイスコイル
6 フレーム
7 錦糸線
8 端子
10 磁気回路
20 組立治具
2 振動板
3、30 エッジ
4 ボイスコイル
6 フレーム
7 錦糸線
8 端子
10 磁気回路
20 組立治具
Claims (8)
- 略バスケット状の基体を有するフレームと、該フレームに収容される振動板と、該振動板の外周端に連結するエッジと、該振動板に連結するボイスコイルと、該ボイスコイルが挿入される磁気空隙を有する磁気回路と、該ボイスコイルに一方端側が接続及び固定される錦糸線と、該フレームに連結する端子と、を備え、
該フレームが、該基体の一方側に形成される該エッジを取り付けるエッジ取付部と、該基体の他方側に形成される該磁気回路を取り付ける磁気回路取付部と、該エッジ取付部と該磁気回路取付部とを連結して複数の窓部を規定する連結部と、該端子を固定する端子固定部と、を有し、略環状の該エッジ取付部を分断し、かつ、該連結部の該窓部に連通する空隙を少なくとも一つ含み、
該錦糸線の中間部分が、該空隙もしくは該空隙に連通する該窓部を通過し、該錦糸線の他方端側が、該端子に接続及び固定される、動電型スピーカー。 - 前記エッジが、前記振動板の外周端に連結する内周固定部と、前記フレームの前記エッジ取付部に固定される外周固定部と、該内周固定部と該外周固定部とを振動可能に連結する支持可動部と、を含み、該外周固定部が、該エッジ取付部の前記空隙に対応する位置に突起を有し、該空隙に全部またはその一部を収容される該突起が、前記錦糸線の前記中間部分を固定する錦糸線固定部を含む、
請求項1に記載の動電型スピーカー。 - 前記振動板および前記エッジが一体成形され、少なくとも該振動板と該エッジの前記支持可動部が、異なる材料で構成される、
請求項2に記載の動電型スピーカー。 - 前記振動板および前記エッジの前記外周固定部が、同一の材料で構成される、
請求項3に記載の動電型スピーカー。 - 略バスケット状の基体を有するフレームと、該フレームに収容される振動板と、該振動板の外周端に連結するエッジと、該振動板に連結するボイスコイルと、該ボイスコイルが挿入される磁気空隙を有する磁気回路と、該ボイスコイルに一方端側が接続及び固定される錦糸線と、該フレームに連結する端子と、を備える動電型スピーカーの製造方法であって、
該基体の一方側に形成される該エッジを取り付けるエッジ取付部と、該基体の他方側に形成される該磁気回路を取り付ける磁気回路取付部と、該エッジ取付部と該磁気回路取付部とを連結して複数の窓部を規定する連結部と、該端子を固定する端子固定部と、を有し、略環状の該エッジ取付部を分断し、かつ、該連結部の該窓部に連通する空隙を少なくとも一つ含む該フレームを形成する工程と、
該フレームの該端子固定部に該端子を該連結する工程と、
該振動板と、該エッジと、該ボイスコイルと、該錦糸線と、を連結して振動系を構成する工程と、
該振動系を該フレームの該基体の該一方側から該他方側へ向かって移動させる場合に、該錦糸線の中間部分を該フレームの該空隙もしくは該空隙に連通する該窓部を通過させ、該エッジを該フレームの該エッジ取付部に載置して固定する工程と、
該錦糸線の他方端を、該端子に接続及び固定する工程と、
該フレームの該磁気回路取付部に該磁気回路を取り付け、かつ、該ボイスコイルを該磁気回路の該磁気空隙に配置する工程と、
を含む動電型スピーカーの製造方法。 - 前記振動板の外周端に連結する内周固定部と、前記フレームの前記エッジ取付部に固定される外周固定部と、該内周固定部と該外周固定部とを振動可能に連結する支持可動部と、を含み、該外周固定部が、該エッジ取付部の前記空隙に対応する位置に突起に前記錦糸線の前記中間部分を固定する錦糸線固定部を含むように前記エッジを形成する工程と、
該錦糸線固定部を含む該突起が、該空隙に全部またはその一部を収容されるように、該エッジを該フレームの該エッジ取付部に載置して固定する工程と、
該錦糸線の該中間部分を該錦糸線固定部で固定する工程をさらに含む、
請求項5に記載の動電型スピーカーの製造方法。 - 前記振動板および前記エッジを一体成形して、少なくとも該振動板と該エッジの前記支持可動部を、異なる材料で構成する工程を含む、
請求項6に記載の動電型スピーカーの製造方法。 - 前記振動板および前記エッジの前記外周固定部を、同一の材料で構成する工程を含む、
請求項7に記載の動電型スピーカーの製造方法。
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