JP5418340B2 - 画像形成装置、及び電源制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、及び電源制御方法に関する。
従来から、画像形成装置においては、シャットダウンモードが設けられている。このシャットダウンモードでは、HDDの保護、セキュリティ(ログ取得)を目的としたシャットダウン処理を行っている。画像形成装置では、シャットダウン時にスプールされているジョブをどうするべきか、という課題がある。
つまり、従来のシャットダウンモードでは、シャットダウン実行時の機器の状態に係わらず、強制的にシャットダウンモードに移行してしまうが、このときに実行中のジョブについては終了処理がなされていないことになる。
これに対し、例えば特許文献1に記載された技術では、画像形成装置では、シャットダウン処理時に、スプール済みの印刷データが残っていることを表示し、当該印刷ジョブの印刷又は破棄の選択を受け付ける。そして、印刷ジョブの印刷又は破棄の選択を受け付けた場合に、当該選択に基づいて処理を行った後、処理を行ったことをユーザに対して通知している。これにより、シャットダウン時に残っていた印刷ジョブをユーザの要求に応じて処理することで、印刷ジョブに対して適切な対応を行うことができる。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、シャットダウン処理を受け付けてから、ユーザから印刷ジョブの実行、削除の選択を受け付ける必要があり、緊急時にシャットダウンを行う際の安全性は考慮されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ジョブに対して適切な対応をとることと、シャットダウン時の安全性を確保することと、の両立を図る画像形成装置、及び電源制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像形成装置は、電源から供給される電力に基づいて、所定の電圧を生成する定電圧生成手段と、前記電源と前記定電圧生成手段とを接続する第1の電流経路上に設けられた、ユーザからの操作に基づいて当該第1の電流経路の開閉を切り替える第1のスイッチと、前記電源と前記定電圧生成手段とを接続し、前記第1のスイッチに並列する第2の電流経路上に設けられた、当該第2の電流経路の開閉を切り替える開閉回路と、前記第1のスイッチに対する前記第1の電流経路を開状態とする操作を検出する第1の検出手段と、前記検出手段が検出した前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンに基づいて、前記開閉回路を開状態にするタイミングを制御する遮断制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる画像形成装置が実行する電源制御方法において、電源から供給される電力に基づいて、所定の電圧を生成する定電圧生成手段と、前記電源と前記定電圧生成手段とを接続する第1の電流経路上に設けられた、ユーザからの操作に基づいて当該第1の電流経路の開閉を切り替えるスイッチと、前記電源と前記定電圧生成手段とを接続し、前記スイッチに並列する第2の電流経路上に設けられた、当該第2の電流経路の開閉を切り替える開閉回路とを備える画像形成装置が実行する電源制御方法において、前記スイッチに対する前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンを検出する検出ステップと、検出した前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンに基づいて、前記開閉回路を開状態にするタイミングを制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、操作に応じたタイミングで電源遮断制御を行うことで、ジョブの保護及び安全性の確保を両立できる。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の全体回路構成を示したブロック図である。 図2は、第1実施の形態にかかる画像形成装置における、ACスイッチの操作に基づく終了処理の手順を示すフローチャートである。 図3は、第2実施の形態にかかる画像形成装置における、ACスイッチの操作に基づく終了処理の手順を示すフローチャートである。 図4は、第2実施の形態にかかる画像形成装置内で、終了処理を行う際に送受信される信号のタイミングチャートを示した図である。 図5は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置の全体回路構成を示したブロック図である。 図6は、モード時遮断操作管理テーブルのテーブル構造の例を示した図である。 図7は、遮断タイミング管理テーブルのテーブル構造の例を示した図である。 図8は、第2実施の形態にかかる画像形成装置における、ACスイッチ及び外部電源スイッチの操作に基づく終了処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、及び電源制御方法の一実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の全体回路構成を示したブロック図である。図1に示すように、画像形成装置100は、商用電源101と、ACスイッチ102と、リレー回路103と、定電圧生成回路104と、エンジン部105と、コントローラ部106と、を備える。
図1に示すように画像形成装置100においては、ACスイッチ102と、リレー回路103と、がオン(接続されている)の場合に、商用電源101から定電圧生成回路104に電力が供給された後、定電圧の電力が、エンジン部105とコントローラ部106とに供給される。定電圧生成回路は、電源から供給される電力に基づいて、所定の電圧を生成する。
商用電源101は、画像形成装置100全体に対して電力を供給する。ACスイッチ102は、第1のスイッチの一例である。ACスイッチ102は開閉検出センサ112を備え、商用電源101と定電圧生成回路104とを接続する電流経路上で、ユーザからの操作に基づいて電流経路の開閉(電源供給のオン/オフ)を切り替えるスイッチとする。
開閉検出センサ112は、ACスイッチ102のオン/オフを検出し、検出結果を示す検出信号を、コントローラ部106に出力する。
リレー回路103は、開閉回路の1例である。リレー回路103は、図1に示すように、商用電源101と定電圧生成回路104とを接続する電流経路上であって、ACスイッチ102が備えられた電流経路と並列に設けられた電流経路上で、電流経路の開閉を切り替える開閉手段である。また、リレー回路103はACスイッチ102がオフの状態で電源供給を遮断可能(電源供給のオフが可能)な回路とする。例えば、リレー回路103は、定電圧生成回路104から出力され、且つコントローラ制御部131からのリレー制御信号がオンの場合にAC接点クローズとなる。また、リレー回路103は、定電圧生成回路104からの出力が停止された場合、又はコントローラ制御部131からのリレー制御信号がオフの場合にAC接点オープンとなる。
定電圧生成回路104は、電力遮断回路111を備え、商用電源101から供給された電力を一定電圧に安定化した後、エンジン部105及びコントローラ部106に電力を供給する。
電力遮断回路111は、コントローラ制御部131から電力遮断制御信号が入力された場合に、エンジン部105及びコントローラ部106に対して供給している電力を遮断する。
エンジン部105は、エンジン制御部121と、スキャナ122と、書込部123と、トナー作像部124と、定着部125とを備える。
エンジン制御部121は、CPU、CPU周辺を制御するASIC並びに外部とのインターフェイス回路等が搭載されており、スキャナ122と、書込部123と、トナー作像部124と、定着部125と、を制御する。
スキャナ122は、コピー原稿を光学的に読み込む。書込部123は、画像データをドラム上に書き込む。トナー作像部124は、ドラム上に書き込まれた画像データをトナーで現像して可視化し、トナー像を転写ベルトに転写する。定着部125は、転写ベルトに転写されたトナー像を加熱,加圧しながら定着させ、印刷用紙上に画像を形成する。
コントローラ部106は、CPU、CPU周辺を制御するASIC並びに外部とのインターフェイス回路等が搭載されており、コントローラ制御部131と、HDD132と、LANインターフェイス(I/F)133と、省エネ監視部134と、を備え、画像形成装置100全体の制御を行う。
HDD132は、画像データ等を記憶する。LANインターフェイス(I/F)133は、外部との通信を行う。省エネ監視部134は、電源スイッチ、ADF開閉等の省エネ復帰要因を監視する。
コントローラ制御部131は、検出部141と、遮断制御部142と、タイマ143とを備え、信号の入出力により、リレー回路103、定電圧生成回路104、HDD132、LANインターフェイス133と、省エネ監視部134等の制御を行う。
なお、コントローラ制御部131と、エンジン制御部121と、の間は、シリアル等のインターフェイスで接続されている。詳細は公知のため省略する。
検出部141は第1の検出手段の1例であり、ACスイッチ102の開閉操作を示す、オン/オフ信号を検出する。
タイマ143は、ACスイッチ102のACスイッチのオフ信号を、検出部141が検出してから、カウントを開始する。
遮断制御部142は、電源の終了処理として定められたタイミングを示した複数の条件から、検出部141が検出したACスイッチ102の操作のパターンに対応する条件で、電力の遮断制御を行う。本実施の形態においては、操作のパターンを、ACスイッチ102をオフにする押下回数とする。つまり、本実施の形態では、ACスイッチ102をオフにする押下回数(=ACスイッチが配置された電流経路を開状態とする操作)に応じた条件で、電力の遮断制御が行われる。
本実施の形態では、遮断制御部142は、タイマ143がカウント開始してから所定の時間経過した後に、当該所定の時間の間に、検出部141が検出したACスイッチ102をオフにする押下回数に応じたタイミングを示した条件に従って、電力の遮断制御を行う。
本実施の形態では、押下回数と、タイミングを示した条件に従った処理と、の対応付けがなされたコードが、コントローラ制御部131の遮断記憶部141内で保持されているものとする。本実施の形態ではこのように、操作パターンと、タイミングを示した条件と、を記憶している。が、このような実装方法に限らず、例えば、コントローラ制御部131内に、操作パターンと条件とを対応付けたメモリを設け、遮断制御部142が、当該メモリを参照するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、電源の終了処理を行うタイミングを示す条件として、ACスイッチ102をオフの状態とすることにより行われる操作のパターンに基づいてタイミングを示す条件が認識された後リレー回路103を即時オフにすることによる即時遮断と、リレー回路103のオン状態を維持して実行中のジョブの終了後に行うシャットダウン処理の中でリレー回路103をオフにするシャットダウン処理遮断と、いう2種類の条件が、遮断制御部142に設定されているものとする。
例えば、押下回数を待機する時間として3秒が設定されているものとする。そして、当該待機時間内に、押下回数を2回以上であるか否かで、終了する条件を切り替えるものとする。例えば、3秒以内に押下が2回以上検出された場合に、遮断制御部142は、即時遮断する制御を行う。一方、3秒以内に押下が1回のみ検出された場合に、遮断制御部142は、現在実行中の印刷ジョブが終了してからシャットダウン処理の中でシャットダウン処理遮断を行うよう制御する。
また、遮断制御部142は、リレー制御信号を出力することで、リレー回路103のAC接点のオープン/クローズを制御できる。さらに、遮断制御部142は、電力遮断制御信号を出力することで、電力遮断回路111による電力の遮断制御を行うことができる。これら遮断制御は、遮断制御部142が終了処理に応じて使い分けることとする。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置100におけるACスイッチ102の操作に基づく終了処理について説明する。図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置100が起動すると、コントローラ制御部131の検出部141は、ACスイッチ102の信号の監視を開始する(ステップS201)。
次に、検出部141が、ACスイッチ102のオフ信号を検出する(ステップS202)。本フローチャートでは、ACスイッチ102のオフ信号を検出した場合について説明する。
そして、検出部141は、検出回数Nを‘1’に設定する(ステップS203)。そして、検出部141からの要求に従って、タイマ143は、カウントを開始する(ステップS204)。
そして、遮断制御部142は、タイマ143により開始されたカウントに基づいて、所定の時間を経過したか否か判定する(ステップS205)。この所定の時間としては、本実施の形態では3秒とするが、実施の態様に応じて適切な時間が設定されていればよい。
そして、所定の時間を経過していない場合(ステップS205:No)、検出部141は、さらにACスイッチ102のオフ信号を検出したか否か判定する(ステップS206)。検出してない場合(ステップS206:No)、再びステップS205に戻って処理を再開する。
一方、検出部141が、さらにACスイッチ102のオフ信号を検出した場合(ステップS206:Yes)、検出回数Nを‘1’増加し(ステップS207)、再びステップS205に戻って処理を再開する。
また、遮断制御部142が、所定の時間を経過したと判定した場合(ステップS205:Yes)、検出回数Nが所定の回数以上であるか否かを判定する(ステップS208)。本実施の形態では、所定の回数を‘2’とするが、‘2’以上の回数でもよい。
そして、遮断制御部142が所定の回数以上と判定した場合(ステップS208:Yes)、リレー制御信号によりリレー回路103をオフにして画像形成装置100のシステム全体への電源供給を即時遮断する(ステップS209)。このときACスイッチ102はオフになっているので、リレー回路103をオフにすることにより、画像形成装置100のシステム全体への電源供給は即時遮断される。
一方、遮断制御部142が所定の回数未満と判定した場合(ステップS208:No)、エンジン制御部121の状態の確認処理を行い、動作中であるか否かを判定する(ステップS210)。エンジン制御部121から動作中ではないと判定した場合(ステップS210:No)、遮断制御部142は、コントローラ制御部131のシャットダウン動作に基づく所定のタイミングまでリレー回路103のオンを維持し、所定のタイミングでリレー回路103をオフにすることにより遮断制御を行う(ステップS212)。このときACスイッチ102はオフになっているが、リレー回路103がオンになっているので電源は供給される。そしてリレー回路103をオフにすることにより電源供給は遮断される。なお、シャットダウン処理時に行われる遮断制御のタイミングは、周知のタイミングを用いればよいものとして、説明を省略する。
また、遮断制御部142は、エンジン制御部121が動作中と判定した場合(ステップS210:Yes)、実行中のジョブの処理が終了するまで待機する(ステップS211)。そして、エンジン制御部121からジョブの処理が終了した旨の通知を受けた後、コントローラ制御部131がシャットダウン動作を開始し、遮断制御部142は、当該シャットダウン動作に基づく所定のタイミングまでリレー回路103のオンを維持し、所定のタイミングでリレー回路103をオフにすることにより遮断制御を行う(ステップS212)。このときACスイッチ102はオフになっているが、リレー回路103がオンになっているので電源は供給される。そしてリレー回路103をオフにすることにより電源供給は遮断される。
上述した処理手順により、ACスイッチ102をオフにする押下が2回以上行われた場合には、即時遮断が行われる一方、ACスイッチ102をオフにする押下が一回しか行われなかった場合には、印刷ジョブの終了を待ってシャットダウン処理が行われることとした。
このように、本実施の形態にかかる画像形成装置100では即時遮断と、印刷ジョブ終了後のシャットダウン処理と、を切り替えることとした。しかしながら、これら2種類の終了処理を切り替えることに制限するものではない。例えば、即時遮断、又は印刷ジョブ終了後のシャットダウン処理に変わる終了処理として、強制排紙後のシャットダウン処理を行うよう制御してもよい。
本実施の形態にかかる画像形成装置100では、ACスイッチ102の操作パターンに基づいて、画像形成装置100の終了手順を切り替えることができる。これにより、本実施の形態にかかる画像形成装置100では、シャットダウン時に表示画面を参照した上で印刷ジョブに関する処理を入力デバイス等で選択する必要がなくなるため、操作負担を軽減できる。
第1の実施にかかる画像形成装置100では、シャットダウン時に行われる動作をACスイッチ102で切り替えられるようにした。換言すると、緊急性によるシャットダウン処理移行の優先順位を、ACスイッチ102の操作パターンに予め設定できる。
そして、第1の実施にかかる画像形成装置100では、ACスイッチ102の操作パターンに応じた遮断処理を予め設定しておくことで、シャットダウン時にジョブの削除または実行をユーザが選択操作する必要がなくなった。これにより、画像形成装置100は、ジョブの保護又は削除、並びに安全性の確保を両立できる。
さらに、第1の実施にかかる画像形成装置100では、ACスイッチ102の操作パターンに応じて、ジョブの保護のレベルを変更できる。
このように、第1の実施にかかる画像形成装置100では、あらかじめ電力遮断タイミングを決定しておくことで、深刻なシステムの問題が発生した際に、ユーザに遮断タイミングを選ばせることなく電力遮断が可能となり、安全性の確保が可能となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる画像形成装置100では、ACスイッチ102をオフにする押下が行われた回数が2回以上か否かに基づいて、遮断制御を切り替える場合について説明した。しかしながら、遮断制御の切り替え手法を第1の実施の形態に制限するものではない。そこで、第2の実施の形態ではさらに多くの種類の遮断制御を行う例について説明する。なお、画像形成装置100の構成は、第1の実施の形態と同様として、説明を省略する。
第2の実施の形態においては、遮断制御部142のみ第1の実施の形態と処理が異なる。第2の実施の形態にかかる遮断制御部142は、検出部141が検出した操作のパターンに基づいて、即時遮断制御、ジョブを終了した後のシャットダウン処理、及び強制排紙を行った後のシャットダウン処理のうちいずれか一つの遮断制御を行う。
本実施の形態では、遮断制御部142が、3種類の押下回数と、終了するタイミングに関する条件に従った終了処理と、を対応付けたコードに従って遮断制御を行う。
次に、第2の実施の形態にかかる画像形成装置100におけるACスイッチ102の操作に基づく終了処理について説明する。図3は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、第1の実施の形態の図2で示したステップS201〜S207までの処理手順と同様の処理手順で、所定の時間(例えば3秒)経過するまでの処理が行われる(ステップS301〜S307)。
そして、所定の時間が経過した後、遮断制御部142が、検出回数Nが第1の回数以上であるか否かを判定する(ステップS308)。本実施の形態では、第1の回数を‘5’とするが、‘5’以外の回数でもよい。
そして、遮断制御部142が第1の回数以上と判定した場合(ステップS308:Yes)、リレー制御信号によりリレー回路103をオフにし、画像形成装置100のシステム全体への電源供給を即時遮断する(ステップS309)。このときACスイッチ102はオフになっているので、リレー回路103をオフにすることにより、画像形成装置100のシステム全体への電源供給は即時遮断される。
一方、遮断制御部142が第1の回数未満と判定した場合(ステップS308)、検出回数Nが第2の回数以上であるか否かを判定する(ステップS310)。本実施の形態では、第2の回数を‘2’とするが、第1の回数より小さい回数であれば‘2’以外の回数でもよい。
遮断制御部142が第2の回数以上と判定した場合(ステップS310:Yes)、エンジン制御部121の状態の確認処理を行い、動作中であるか否かを判定する(ステップS311)。そして、エンジン制御部121からの通知に基づいて、動作中ではない(例えば、スタンバイ、スリープ)と判定した場合(ステップS311:No)、遮断制御部142は、コントローラ制御部131のシャットダウン動作に基づく所定のタイミングまでリレー回路103のオンを維持し、所定のタイミングでリレー回路103をオフにすることにより遮断制御を行う(ステップS313)。このときACスイッチ102はオフになっているが、リレー回路103がオンされているので電源は供給される。そしてリレー回路103をオフすることにより電源供給は遮断される。
一方、遮断制御部142は、エンジン制御部121が動作中であると判定した場合(ステップS311:Yes)、換言すればエンジン制御部121から動作状態であるとの通知を受け付けた場合、コントローラ制御部131は、給紙動作を止めるため、両面動作中の場合には片面動作に切り換えた上で、機内滞在時間が最小時間になるよう記録用紙の強制排出をエンジン制御部121に指示する(ステップS312)。この強制排出の際、エンジン部105は作像動作を行わない。
そして、記録用紙がすべて排紙された後、エンジン制御部121は、コントローラ制御部131に排紙が完了したことを通知する。これに伴い、コントローラ制御部131は、シャットダウン動作に移行する。そして、コントローラ制御部131がシャットダウン動作に移行した後、遮断制御部142が、当該シャットダウン動作に基づく所定のタイミングまでリレー回路103のオンを維持し、所定のタイミングでリレー回路103をオフにすることにより遮断制御を行う(ステップS313)。このときACスイッチ102はオフになっているので、リレー回路103をオフすることにより電源供給は遮断される。
また、ステップS310で、遮断制御部142が第2の回数より小さいと判定した場合(ステップS310:No)、エンジン制御部121の状態の確認処理を行い、動作中であるか否かを判定する(ステップS314)。エンジン制御部121から動作中ではないと判定した場合(ステップS314:No)、遮断制御部142は、コントローラ制御部131のシャットダウン動作に基づく所定のタイミングまでリレー回路103のオンを維持し、所定のタイミングでリレー回路103をオフにすることにより遮断制御を行う(ステップS313)。このときACスイッチ102はオフになっているが、リレー回路103がオンになっているので電源は供給される。そしてリレー回路103をオフにすることにより電源供給は遮断される。なお、シャットダウン処理時に行われる遮断制御のタイミングは、周知のタイミングを用いればよいものとして、説明を省略する。
また、遮断制御部142は、エンジン制御部121が動作中と判定した場合(ステップS314:Yes)、実行中のジョブの処理が終了するまで待機する(ステップS315)。そして、エンジン制御部121からジョブの処理が終了した旨の通知を受けた後、コントローラ制御部131がシャットダウン動作を開始し、遮断制御部142は、当該シャットダウン動作に基づく所定のタイミングまでリレー回路103のオンを維持し、所定のタイミングでリレー回路103をオフにすることにより遮断制御を行う(ステップS313)。このときACスイッチ102はオフになっているが、リレー回路103がオンになっているので電源は供給される。そしてリレー回路103をオフにすることにより電源供給は遮断される。(ステップS313)。
上述した処理手順により、ACスイッチ102をオフにする押下が5回以上行われた場合には、即時遮断が行われ、ACスイッチ102をオフにする押下が2〜4回行われた場合には、強制排紙した後シャットダウン処理を行い、ACスイッチ102をオフにする押下が一回しか行われなかった場合には、印刷ジョブの終了を待ってシャットダウン処理が行われることとした。
次に、図3で示したフローチャートを実行する際の、画像形成装置100内で送受信される信号について説明する。図4は、終了処理を行う際に、画像形成装置100内で送受信される信号のタイミングチャートを示した図である。
まず、開閉検出センサ112が、ACスイッチ102のオン/オフ信号を出力する。そして、検出部141は、入力されるACスイッチ102のオン/オフ信号のOFFエッジにて、ACスイッチ102がオフになったことを検出する。これに伴い、検出部141は、ACスイッチ102のオフ検出信号を出力する。
この検出部141から出力されたACスイッチ102のオフ検出信号をトリガーとして、タイマ143が、所定の時間が設定されたワンショットタイマによる、カウントを開始する。さらに、遮断制御部142が、図示しないACスイッチ・オフ・カウンタを備え、ACスイッチ102のオフ検出信号が入力される毎に、ACスイッチOFFカウンタを‘1’増加し、ACスイッチ102がオフになった回数をカウントする。
そして、ACスイッチOFFカウンタが‘1’の場合に、ジョブの処理が終了した後にシャットダウン処理する状態に遷移する。
また、タイマ143によるワンショットタイマがネゲートする前に、検出部141が、さらにACスイッチ102のオフ信号を検出した場合、遮断制御部142は、ACスイッチOFFカウンタを‘2’にし、強制機内排紙する状態に遷移する。
さらに、タイマ143によるワンショットタイマがネゲートする前に、同様の処理を何度か繰り返され、遮断制御部142は、ACスイッチOFFカウンタが‘5’になった場合に、即遮断する状態に遷移する。
図4に示すように、タイマ143によるワンショットタイマがネゲートする前であれば、ACスイッチ102のオフ信号を検出される毎に、ACスイッチOFFカウンタがカウントされ、当該カウント数に応じたシステム状態に遷移する。
第2の実施の形態では、ACスイッチ102のOFFエッジに基づいて、システム状態を遷移する例を示した。このような手法に制限するものではなく、ACスイッチ102をオフにする押下が行われた回数に応じて、遮断処理を切り替えられるのであれば、どのような手法を用いてもよい。
第2の実施の形態では、ACスイッチ102をオフにする押下回数に応じて、3種類の遮断制御から選択できるため、ユーザが所望するより詳細な遮断制御が可能となった。
(第3の実施の形態)
第1及び第2の実施の形態においては、画像形成装置100のACスイッチ102の操作のみに基づいて、遮断制御を行う例とした。しかしながら、一つのスイッチによる操作に制限するものではなく、複数種類のスイッチ操作で遮断制御を行ってもよい。
図5は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置の全体回路構成を示したブロック図である。図3に示すように、画像形成装置500は、上述した第1の実施の形態にかかる画像形成装置100とは、外部電源スイッチ501が追加され、コントローラ部106とは処理が異なるコントローラ部502に変更されている点で異なる。以下の説明では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略している。
図5に示すように、画像形成装置500では、ACスイッチ102以外の電源スイッチとして、外部電源スイッチ501が設けられている。なお、第3の実施の形態では、ACスイッチ102以外の電源スイッチとして1つだけ電源スイッチを追加した例について説明するが、複数個追加してもよい。
外部電源スイッチ501は、押下検出センサ511を備え、ユーザからの押下に基づいて、商用電源101から画像形成装置500への電力供給のオン/オフを切り替える旨のオン/オフ指示信号を出力するスイッチとする。外部電源スイッチ501は、例えばソフトウェアによるスイッチなどが考えられる。そして、オン/オフ指示信号は、画像形成装置500を制御するコントローラ部502に出力される。これにより、コントローラ部502の(図示しない)CPU上で動作するプログラム等が、当該オン/オフ指示信号に従って処理を行うものとする。
押下検出センサ511は、ACスイッチ102の押下を検出し、検出結果を示す検出信号を、コントローラ部502に出力する。
コントローラ部502は、第1の実施の形態にかかるコントローラ部106とは、コントローラ制御部131と処理が異なるコントローラ制御部521に変更されている点で異なる。
コントローラ制御部521は、上述した第1の実施の形態にかかるコントローラ制御部131とは、メモリ524及び変更部525が追加され、検出部141と処理が異なる検出部522に変更され、遮断制御部142と処理が異なる遮断制御部523に変更されている点で異なる。
メモリ524は、モード時遮断操作管理テーブルと、遮断タイミング管理テーブルと、を記憶する。
モード時遮断操作管理テーブルは、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501の操作のパターン及び画像形成装置500の動作モードと、電源の遮断タイミングを示すタイミング番号と、を対応づけて記憶している。図6は、モード時遮断操作管理テーブルのテーブル構造の例を示した図である。
図6に示すように、モード時遮断操作管理テーブルを参照することで、画像形成装置100の動作モードと、オフを指示する操作がなされた電源スイッチの種類と、からタイミング番号を特定できる。なお、“ACスイッチ+外部電源スイッチ”は、ACスイッチ102の後に、外部電源スイッチ501が押下されたことを示し、“外部電源スイッチ+ACスイッチ”は、外部電源スイッチ501の後に、ACスイッチ102が押下されたことを示している。
遮断タイミング管理テーブルは、タイミング番号と、当該タイミング番号のときに実行する電力の遮断制御パターンと、を対応づけて記憶している。図7は、遮断タイミング管理テーブルのテーブル構造の例を示した図である。
図7に示すように、遮断タイミング管理テーブルを参照することで、タイミング番号から、電源遮断を行うタイミングを特定できる。このように、遮断タイミング管理テーブルにおいては、実行しているジョブへの対応として、予め定められた複数の遮断処理のタイミングの条件が設定されている。つまり、ジョブを最後まで実行するのか、ジョブを破棄して即遮断するのか等が設定されている。
また、これらモード時遮断操作管理テーブル及び遮断タイミング管理テーブルを組み合わせることで、ユーザの操作パターン及び動作モードから、実行されているジョブへの対応として予め定められている電力の遮断制御のパターンを特定できることになる。
変更部525は、ユーザからの入力に応じて、上述したモード時遮断操作管理テーブル及び遮断タイミング管理テーブルの保持するデータを変更する。これにより、変更部525は、操作のパターン及び電力の遮断制御のパターンを変更できる。
変更部525により、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501との組み合わせ操作に対して、画像形成装置100の電力遮断タイミングを任意に設定できるので、ユーザが所望する電力の遮断制御を行うことができる。なお、変更部525が変更するためのユーザの入力は、図示しない操作表示部に対する操作や、ネットワーク経由での設定など様々な態様で可能とする。なお、デフォルトの設定は安全側にしておくとなお良い。
検出部522は、ACスイッチ102の開閉操作を示す、オン/オフ信号を検出する他、外部電源スイッチ501に対する押下されたか否かを示す、電源キー検出信号を検出する。なお、ここでは検出部522が2つの信号を検出しているが、外部電源スイッチ501に対する押下されたか否かを示す、電源キー検出信号を検出する検出部を新たに設けても良い。
遮断制御部523は、モード時遮断操作管理テーブル及び遮断タイミング管理テーブルを参照し、検出部522がACスイッチ102及び外部電源スイッチ501に対してなされた電源オフ操作に基づいて、電力の遮断制御を行う。
遮断制御部523は、外部電源スイッチ501の押下されたことが検出された場合に、定電圧生成回路104内の電力遮断回路111で電源を遮断する。電力遮断と同時に、例えば、ACスイッチ102内部にソレノイド(SOL)等を搭載しているスイッチがあるが、このSOL等を動作させることにより、電力遮断と同時にACスイッチ102をオフにしてもよい。
具体的には、遮断制御部523は、モード時遮断操作管理テーブルを参照し、検出部522が検出した外部電源スイッチ501とACスイッチ102との組み合わせでなされた操作と、画像形成装置100の動作モードとから、タイミング番号を特定する。その後、遮断制御部523は、遮断タイミング管理テーブルを参照し、特定されたタイミング番号と対応づけられている電源遮断タイミングを特定する。そして、遮断制御部142は特定された電源遮断タイミングに従ってリレー回路103をオフにすることで、電源の遮断制御を行う。
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置500における、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501の操作に基づく終了処理について説明する。図8は、本実施の形態にかかる画像形成装置500における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置500が起動すると、コントローラ制御部521の検出部522は、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501の信号の監視を開始する(ステップS801)。本フローチャートでは、ACスイッチ102又は外部電源スイッチ501のオフ信号を検出した場合を説明する。
その後、検出部522が、ACスイッチ102のオフ信号及び外部電源スイッチ501のいずれか一つのオフ(押下されたことを示す)信号(電源キー検出信号)を検出する(ステップS802)。
そして、検出部522からの要求に従って、タイマ143は、カウントを開始する(ステップS803)。
そして、検出部522は、所定時間(例えば3秒)内に、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501のオフ(押下されたことを示す)信号を検出することで、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501がどのように操作されたのかを監視する(ステップS804)。
次に、遮断制御部523は、画像形成装置100の動作モードを確認するとともに、エンジン部105の動作状態を確認する(ステップS805)。
そして、遮断制御部523は、モード時遮断操作管理テーブルと、遮断タイミング管理テーブルと、を参照し、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501に対してなされた操作と、画像形成装置100の動作モードから、電源遮断タイミングを特定する(ステップS806)。
そして、遮断制御部523は、特定した電源遮断タイミングに従ってリレー回路103をオフにすることで、電源遮断処理を行う(ステップS807)。なお、実際の電源遮断処理は、エンジン部105の動作状態によっても異なることとする。この動作状態による処理の違いは、第1及び第2の実施の形態と同様として説明を省略する。
上述した処理手順により、画像形成装置500では、ACスイッチ102及び外部電源スイッチ501になされた操作に従って、ユーザが所望する電源遮断をおこなうことができる。
また、第3の実施の形態で示した操作は、一例として示したものであり、例えばACスイッチ102及び外部電源スイッチ501のそれぞれに押下された回数に基づいて、電源遮断処理を切り替えてもよい。
このように、第3の実施にかかる画像形成装置100では、第1及び第2の実施の形態で示した効果の他に、複数のスイッチのいずれか一つの操作、及び組み合わせ操作に従って、電源遮断処理を行うことで、よりユーザの要求に従った電源遮断処理を実現することができる。
さらには、第3の実施にかかる画像形成装置100では、モード時遮断操作管理テーブル及び遮断タイミング管理テーブルをユーザが変更できるので、ユーザが所望する電源遮断処理を実現できる。
なお、上述した実施の形態の画像形成装置100、500のコントローラ制御部131、521で実行される電源制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の上述した実施の形態の画像形成装置100、500のコントローラ制御部131、521で実行される電源制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述した実施の形態の画像形成装置100、500のコントローラ制御部131、521で実行される電源制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施の形態の画像形成装置100、500のコントローラ制御部131、521で実行される電源制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の上述した実施の形態の画像形成装置100、500のコントローラ制御部131、521で実行される電源制御プログラムは、上述した各部(検出部、遮断制御部、変更部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから電源制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、検出部、遮断制御部、変更部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、画像形成装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
100、500 画像形成装置
101 商用電源
102 ACスイッチ
103 リレー回路
104 定電圧生成回路
105 エンジン部
106、502 コントローラ部
111 電力遮断回路
112 開閉検出センサ
121 エンジン制御部
122 スキャナ
123 書込部
124 トナー作像部
125 定着部
131、521 コントローラ制御部
133 LANインターフェイス
134 省エネ監視部
141、522 検出部
142、523 遮断制御部
143 タイマ
501 外部電源スイッチ
511 押下検出センサ
524 メモリ
525 変更部
特開2006−268117号公報

Claims (10)

  1. 電源から供給される電力に基づいて、所定の電圧を生成する定電圧生成手段と、
    前記電源と前記定電圧生成手段とを接続する第1の電流経路上に設けられた、ユーザからの操作に基づいて当該第1の電流経路の開閉を切り替える第1のスイッチと、
    前記電源と前記定電圧生成手段とを接続し、前記第1のスイッチに並列する第2の電流経路上に設けられた、当該第2の電流経路の開閉を切り替える開閉回路と、
    前記第1のスイッチに対する前記第1の電流経路を開状態とする操作を検出する第1の検出手段と、
    前記検出手段が検出した前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンに基づいて、前記開閉回路を開状態にするタイミングを制御する遮断制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の検出手段が所定の操作を検出してから、所定の時間を計測する計測手段をさらに備え、
    前記遮断制御手段は、前記計測手段が前記所定の時間を計測している間に、前記検出手段が検出した前記操作のパターンに基づいてタイミングを制御すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記遮断制御手段は、前記操作のパターンに基づくタイミング制御として、即時遮断制御、ジョブが終了した後のシャットダウン処理、及び強制出力した後のシャットダウン処理から選択された制御を行うこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記遮断制御手段は、前記検出手段が検出した前記操作のパターンとして前記スイッチをオフにする押下の回数に基づいて、電力の遮断制御を行うこと、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像形成装置
  5. ユーザからの操作に基づいて、前記電源からの電源供給をオン又はオフにする信号を出力する第2のスイッチと、
    前記第2のスイッチへの操作を検出する第2の検出手段と、をさらに備え、
    前記遮断制御手段は、前記第1の検出手段及び前記第2の検出手段の検出結果に基づいて、前記開閉回路を開状態にするタイミングを制御すること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置
  6. 前記第1の電流経路を開状態とする前記操作のパターンと、前記開閉回路を開状態にするタイミングと、を対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記遮断制御手段は、前記記憶手段に基づいて制御を行うことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンと、前記第2のスイッチに対する操作のパターンと、前記開閉回路を開状態にするタイミングと、を対応付けて記憶する記憶手段をさらに備え、前記遮断制御手段は、前記記憶手段に基づいて制御を行うことを特徴とする
    請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記記憶手段に記憶されている前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターン、及び前記開閉回路を開状態にするタイミングのどちらかを変更する変更手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記記憶手段に記憶されている前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターン、前記第2のスイッチに対する操作のパターン及び前記開閉回路を開状態にするタイミングのいずれか一つを変更する変更手段をさらに備えること、
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 電源から供給される電力に基づいて、所定の電圧を生成する定電圧生成手段と、前記電源と前記定電圧生成手段とを接続する第1の電流経路上に設けられた、ユーザからの操作に基づいて当該第1の電流経路の開閉を切り替えるスイッチと、前記電源と前記定電圧生成手段とを接続し、前記スイッチに並列する第2の電流経路上に設けられた、当該第2の電流経路の開閉を切り替える開閉回路とを備える画像形成装置が実行する電源制御方法において、
    前記スイッチに対する前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンを検出する検出ステップと、
    検出した前記第1の電流経路を開状態とする操作のパターンに基づいて、前記開閉回路を開状態にするタイミングを制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする電源制御方法。
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