JP5414904B2 - 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法 - Google Patents

制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5414904B2
JP5414904B2 JP2012535471A JP2012535471A JP5414904B2 JP 5414904 B2 JP5414904 B2 JP 5414904B2 JP 2012535471 A JP2012535471 A JP 2012535471A JP 2012535471 A JP2012535471 A JP 2012535471A JP 5414904 B2 JP5414904 B2 JP 5414904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
switch
generation circuit
signal generation
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012535471A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2012132439A1 (ja
Inventor
大輔 松岡
竜蔵 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei EMD Corp
Original Assignee
Asahi Kasei EMD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei EMD Corp filed Critical Asahi Kasei EMD Corp
Priority to JP2012535471A priority Critical patent/JP5414904B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5414904B2 publication Critical patent/JP5414904B2/ja
Publication of JPWO2012132439A1 publication Critical patent/JPWO2012132439A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/06Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider
    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/163Soft switching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、スイッチングノイズを抑制できる制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法に関する。
チャージポンプ回路は、スイッチングノイズを発生することが知られている。スイッチングノイズは、チャージポンプ回路内で充放電するコンデンサにスイッチング操作による急峻なオン/オフ電流IDS(以下、スイッチング電流と記す)が流れることによって発生する。
スイッチングノイズの大きさは、スイッチング電流IDSの変化量、つまり、スイッチング電流IDSを時間で微分した、dIDS/dtに比例する。
図11は、スイッチング動作時にコンデンサに急峻なスイッチング電流IDSが流れることを防ぐ従来のチャージポンプ駆動回路を示した図である。
図示した駆動回路は、電荷を蓄積、搬送するコンデンサCfと、コンデンサCfから搬送されてきた電荷を蓄積するコンデンサCoと、MOSトランジスタ1〜4と、を有する降圧式チャージポンプ回路と、MOSトランジスタ1〜4のゲート電圧を制御するチャージポンプ(CP)制御回路5によって構成されている。
CP制御回路5は、クロックを生成するクロック信号生成回路6と、それらクロックの立ち上がり波形及び立ち下がり波形を鈍らせるための抵抗素子7とを含んでいる。なお、このようなチャージポンプ回路の制御回路は、例えば、特許文献1に記載されている。
図11に示したCP制御回路5は、コンデンサCf、Coを充放電させるMOSトランジスタのゲート入力ノードに抵抗素子7を挿入することで、MOSトランジスタ1〜4のゲート電圧VGの立ち上がりスルーレート、または立下りスルーレートを低減させる。スルーレートの低減は、MOSトランジスタ1〜4のスイッチのオンオフを緩やかにし、コンデンサCf、Coに急峻なスイッチング電流IDSが流れることを抑えるとことができる。
図12は、図11に示したMOSトランジスタ1〜4のNMOSトランジスタ、PMOSトランジスタのオン、オフ、クロック信号生成回路6によって生成されたクロック信号の波形、抵抗素子7を通過した後のクロック信号の波形と、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタのゲート電圧VG、スイッチング電流IDS、スイッチング電流IDSの時間微分した、dIDS/dtとの関係を示した図である。
図12(a)〜(d)は、いずれも最上段にMOSトランジスタに入力されるクロック信号の波形であって、抵抗素子7を通る前の波形と、抵抗素子7を通った後の波形とを示している。また、次の段にはゲート電圧VGの波形(抵抗素子7を通った後の波形)が示されている。次の段には、MOSトランジスタのソースドレイン間に流れるスイッチング電流IDSの波形が示されて、最下段にはスイッチング電流IDSの時間微分波形が示されている。
図12(a)は、N型のMOSトランジスタのオン時の上記波形を示し、図12(b)は、N型のMOSトランジスタのオフ時の上記波形を示している。図12(c)は、P型のMOSトランジスタのオン時の上記波形を示し、図12(d)は、P型のMOSトランジスタのオフ時の上記波形を示している。
例えば、図12(d)のように、PMOSトランジスタがオフする場合を考える。このとき、クロック信号がL→Hになると、抵抗素子7を通過した後のクロック信号、すなわちゲート電圧VGは、緩やかに上昇する。それに伴い、スイッチング電流IDSが緩やかに降下する。ゲート電圧VGがVDD−Vthまで上昇すると、PMOSトランジスタがオフする。ここで、閾値電圧Vthは、MOSトランジスタの閾値電圧である。
また、図12(c)においてもクロック信号によってPMOSトランジスタが同様にオンし、図12(a)、図12(b)においてもクロック信号によってNMOSトランジスタが同様にオン、オフする。
このようなチャージポンプ駆動回路によれば、抵抗素子7を通過した後のクロック信号、すなわちゲート電圧が緩やかになり、それに伴い、スイッチング電流IDSの時間変化が緩やかになるため、スイッチング電流IDSの時間微分値dIDS/dtが、MOSトランジスタがオン、オフする閾値付近で抑制されてスイッチングノイズが低減される。
図12によれば、MOSトランジスタは、ゲート電圧が閾値電圧の付近を通過する際、スイッチング電流の変化量が一番多くなるので、閾値電圧付近のゲート電圧の変化が小さい方が、電流変化量が小さくなることが分かる。
図11に示したチャージポンプ駆動回路では、NMOSトランジスタ、PMOSトランジスタ共に、オフ時のゲート電圧の変化が小さいため電流変化量が抑えられ、スイッチングノイズを小さくすることができる。
特開2005−192350号公報
しかしながら、上記した従来のチャージポンプ駆動回路では、MOSトランジスタのオン時の閾値電圧付近のゲート電圧の変化がオフ時に比べて依然として大きい。このため、MOSトランジスタの動作全般におけるスイッチングノイズの抑制には、さらなる検討の余地があった。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、スイッチング電流をさらに抑制し、スイッチングノイズを低減できる制御信号を生成する制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法を提供することを目的とする。
以上説明した課題を解決するため、本発明の一態様の制御信号生成回路は、MOSトランジスタのゲートを制御するための制御信号を生成する制御信号生成回路(例えば図1、図2、図4、図6、図8に示した制御信号生成回路107)であって、電流源(例えば定電流源205)とゲートに接続され、入力信号(例えば図2に示したVin)に基づいて制御される第1スイッチ部(例えば図2に示したスイッチ202)と、電流源(例えば図2に示した定電流源204)とゲートに接続され、入力信号及び制御信号(例えば図2に示したV)に基づいて制御される第2スイッチ部(例えば図2に示したスイッチ201、203)と、を備え、前記制御信号の電圧値が前記入力信号に基いて遷移し、前記電圧値の時間に対する傾きは、前記電圧値が前記MOSトランジスタの閾値電圧以下であるときよりも、前記電圧値が前記MOSトランジスタの閾値電圧を越えた後に小さくなるように切り換わることを特徴とする。
このような態様によれば、チャージポンプ回路内のMOSトランジスタに閾値電圧が印加されるタイミングの前後でMOSトランジスタのスイッチング電流の変化を緩やかにすることができる。このため、チャージポンプ回路のスイッチングノイズを低減することができる。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、第1スイッチ部が、入力信号によりオンオフ制御される第1スイッチ(例えば図2に示したスイッチ202)を備え、第2スイッチ部は、入力信号によりオンオフ制御される第2スイッチ(例えば図2に示したスイッチ201)と、制御信号に基づき第2スイッチに流れる電流を制御する出力制御部(例えば図2に示したスイッチ203、206)と、を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、電流源(例えば図2に示した定電流源204、205)が、前記第1スイッチ及び第2スイッチに等しい値の電流を供給するようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、電流源が、第1スイッチに電流を供給する第1電流源(例えば図2に示した定電流源205)と、前記第2スイッチに、前記第1電流源によって供給される電流と値が異なる電流を供給する第2電流源(例えば図2に示した定電流源204)と、を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、出力制御部が、制御信号の電圧値とMOSトランジスタの閾値とを比較する比較器(例えば図2に示したコンパレータ206)と、比較器の比較結果によりオンオフ制御される第3スイッチ(例えば図2に示したスイッチ203)と、を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、第3スイッチが、MOSトランジスタがオン状態からオフ状態になったとき、第2スイッチに電流が流れることを止めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、第3スイッチが、MOSトランジスタがオフ状態からオン状態になったとき、流れることを止められていた電流を、第2スイッチに流すようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、出力制御部は、ダイオード(例えば図10に示したスイッチ1003)を備えるようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、入力信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延部(例えば図2に示した遅延部208)をさらに備え、第1スイッチ部は、遅延信号に従いゲートに電流を供給可能とするようにしてもよい。
また、本発明の一態様の制御信号生成回路は、上記した発明において、入力信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延部(例えば図4に示した遅延部408)をさらに備え、第2スイッチ部は、遅延信号に従いゲートに電流を供給可能とするようにしてもよい。
本発明の一態様のチャージポンプ駆動回路は、少なくとも1以上の、上記制御信号生成回路(例えば図1に示した制御信号生成回路107)と、少なくとも1以上の、MOSトランジスタ(例えば図1に示したMOSトランジスタ101等)と、MOSトランジスタにより充放電される容量素子(例えば図1に示したコンデンサ109)と、を備えることを特徴とする。 本発明の一態様のクロックドライバは、上記制御信号生成回路を備え、制御信号生成回路から出力されるクロック信号に基づいて、制御信号生成回路よりも後段に設けられたMOSトランジスタを駆動することを特徴とすることを特徴とする。
本発明の一態様のチャージポンプの駆動方法は、少なくとも1以上のMOSトランジスタと、該MOSトランジスタにより充放電される容量素子と、を有するチャージポンプを駆動するチャージポンプの駆動方法であって、入力信号に基づく傾きで遷移し、前記入力信号が前記MOSトランジスタの閾値を越えるとき、前記入力信号が前記MOSトランジスタの閾値以下であるときよりも前記傾きが小さい値に切り換わる制御信号を生成し、前記入力信号及び前記制御信号に基づいて前記MOSトランジスタのゲートに電流を供給することを特徴とする。
上記態様によれば、チャージポンプ回路内のMOSトランジスタに閾値電圧が印加されるタイミングの前後でMOSトランジスタのスイッチング電流の変化を緩やかにして、チャージポンプ回路のスイッチングノイズを低減できる制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、及びクロックドライバ、チャージポンプの駆動方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態のチャージポンプ駆動回路を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の、PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する制御信号生成回路の構成を説明するための図である。 図2に示した制御信号生成回路の動作を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の、PMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する制御信号生成回路の構成を説明するための図である。 図4に示した制御信号生成回路の動作を説明するための図である。 本発明の第1実施形態の、NMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する制御信号生成回路の構成を説明するための図である。 図6に示した制御信号生成回路107の動作を説明するための図である。 NMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する制御信号生成回路107の構成を説明するための図である。 図8に示した制御信号生成回路107の動作を説明するための図である。 第2実施形態の制御信号生成回路の構成を説明するための図である。 従来のチャージポンプ駆動回路を示した図である。 図11に示したMOSトランジスタ1〜4のクロック信号等を示した図である。
以下、本発明の第1第2実施形態の制御信号生成回路、制御信号生成回路を備えたチャージポンプ駆動回路を説明する。
[第1実施形態]
[チャージポンプ駆動回路]
図1は、第1実施形態のチャージポンプ駆動回路を説明するための図である。第1実施形態のチャージポンプ駆動回路は、電荷を蓄積、搬送するコンデンサ109と、コンデンサ109から搬送されてきた電荷を蓄積するコンデンサ110と、MOSトランジスタ101〜104と、を備えた降圧式のチャージポンプ回路108と、コンデンサ109、110をMOSトランジスタ101〜104のゲート電圧を制御することによって充放電するチャージポンプ(CP)制御回路105と、によって構成される。そして、端子VDD PINから所定の電圧を入力し、端子VEE PINより所望の値に降圧した電圧を出力している。
第1実施形態ではチャージポンプ駆動回路によって扱われる信号の電圧レベルにより、MOSトランジスタ101〜104からPMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタが適宜選択される。また、チャージポンプ回路108とCP制御回路105は、ICとして集積化されていてもよい。ただし、コンデンサ109は、端子(CP PIN、CN PIN)を介してIC外部に設けてもよく、コンデンサ110は、端子(VEE PIN、GND PIN)を介してIC外部に設けてもよい。
CP制御回路105は、クロック信号生成回路106と、分岐されたクロック信号の立ち上がり、立ち下がり波形を変える制御信号生成回路107と、を備えている。
CP制御回路105によれば、制御信号生成回路107により、MOSトランジスタ101〜104をゆっくりとオン、またはオフさせることができる。MOSトランジスタ101〜104がゆっくりオン、オフすることにより、スイッチング動作によって急峻なスイッチング電流が流れるのを抑制し、スイッチングノイズを減らすことができる。
[クロックドライバ]
また、制御信号生成回路107は、クロックドライバにも利用できる。なお、ここで、クロックドライバとは、クロック信号が入力され、後段のMOSトランジスタを駆動するためのクロック信号を生成する構成とする。
制御信号生成回路107を備えたクロックドライバは、制御信号生成回路107によってクロック信号の立ち上がり、立ち下がり波形を変えて、制御信号生成回路107よりも後段のMOSトランジスタをゆっくりとオン、またはオフさせることができる。MOSトランジスタがゆっくりオン、オフすることにより、クロックドライバは、スイッチング動作により急峻なスイッチング電流が流れるのを抑制し、スイッチングノイズを減らすことができる。
[制御信号生成回路]
第1実施形態の制御信号生成回路107は、電流変化量が最も大きい閾値電圧付近のMOSトランジスタのゲート電圧の立ち上がり、立ち下りをより緩やかにすることで、スイッチング電流の変化量を減らすことができる。
このような第1実施形態の制御信号生成回路107は、「PMOSトランジスタオフ用の制御信号」と、「PMOSトランジスタオン用の制御信号」と、「NMOSトランジスタオフ用の制御信号」と、「NMOSトランジスタオン用の制御信号」と、の4パターンの制御信号を生成することができる。
以下、制御信号生成回路107の構成及び上記した4パターンの制御信号を出力する場合の構成及び動作について説明する。
(1) PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する場合
・構成
図2は、PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する制御信号生成回路107の構成を説明するための図である。
制御信号生成回路107は、電源電圧VDDを供給する図示しない電源の端子(以下、単に電源電圧VDDと記す)と接続されている。また、制御信号生成回路107は、図2中に符号「a」を付して示したノードaに一定の電流を流す定電流源204、205を有している。定電流源204、205は、それぞれ同じ値の電流を流すことができる。また、制御信号生成回路107は、コンパレータ206と、ノードaと定電流源204、205とを離接する3つのスイッチ201〜203と、遅延部208と、を含んでいる。定電流源204から供給される電流と、定電流源205から供給される電流とは、スイッチ201〜203を介して加算される。
スイッチ201〜203がスイッチングすることにより、図1に示したMOSトランジスタ101〜104のいずれか(図2ではPMOSトランジスタと記す)に流れるスイッチング電流IDSを変化させることができる。スイッチ201〜203は、PMOSトランジスタによって構成されている。
遅延部208は、入力信号Vinを遅延させた信号を生成する回路である。遅延部208は、直列に接続された2個のインバータと、インバータに並列接続されたコンデンサと、を含んでいる。スイッチ202には遅延部208によって遅延された信号が入力されるので、スイッチ202はスイッチ201よりも遅れて動作する。
さらに、制御信号生成回路107は、電源電圧VSSを供給する図示しない電源の端子(以下、単に電源電圧VSSと記す)とノードaとを離接するスイッチ207を含んでいる。
スイッチ207は、NMOSトランジスタによって構成されている。スイッチ207には入力信号Vinが入力される。スイッチ207は、スイッチ201、202と相補的に動作するので、PMOSトランジスタオン用の制御信号を出力することができる。
・動作
図3(a)〜(d)は、図2に示した制御信号生成回路107の動作を説明するための図である。
図3(a)は、スイッチ201、207、遅延部208に入力される入力信号Vinの電圧を縦軸に示し、横軸に時間tを示したグラフである。図3(b)は、図2に示したノードaの電位を縦軸に、時間tを横軸に示したグラフである。ノードaの電位は、PMOSトランジスタのゲートに印加される電圧VGとなる。図3(c)は、PMOSトランジスタに流れるスイッチング電流IDSを縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。図3(d)は、図3(c)に示したスイッチング電流IDSの時間微分値を縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。
入力信号Vinは、スイッチ201、207に入力され、スイッチ201、207のスイッチングを制御する。入力信号Vinは遅延部208を介してスイッチ202に入力され、遅延された信号がスイッチ202のスイッチングを制御する。コンパレータ206に入力される電圧Vcは一定の電圧(VDD−Vth)である。ノードaの電位が(VDD−Vth)付近になると、コンパレータ206から出力される信号が徐々に反転してスイッチ203が徐々にオフする。閾値電圧Vthは、図2に示したPMOSトランジスタの閾値電圧であり、スイッチ203を構成するPMOSトランジスタの閾値電圧と同じとする。
PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する場合、制御信号生成回路107は、以下のように動作する。
すなわち、図3(a)に示したように、入力信号Vinの電圧がHigh(以下、単に「H」と記す)のとき、スイッチ207がオン状態になっているので、図3(b)に示したように、ノードaの電位は、VSSとなる。
次に、時間t1において入力信号Vinの電圧がH→Low(以下、単に「L」と記す)になると、スイッチ201がオンされ、スイッチ207がオフされる。このとき、スイッチ203はオン状態になっている。このとき、スイッチ202は、遅延部208により遅延された信号によってスイッチングするため、オフ状態である。
図3(b)に示したように、スイッチ201、203には、定電流源204から電流が流れ、図2に示したPMOSトランジスタのゲート容量に電荷が充電される。このため、ノードaの電位は、ノードaの電位がVDD−Vth付近に達するまで一定の傾きで上昇する。
次に、時間t2において、ノードaの電位がVDD−Vth付近に達すると、Vc=(VDD−Vth)なので、コンパレータ206の出力信号が徐々に反転し、スイッチ203が徐々にオフされる。このため、ノードaの電位は時間t2において(VDD−Vth)付近に到達した後、フロート状態になる。このため、ノードaの電位は、ゲート容量や寄生容量等により維持され、傾きが略ゼロになる。
次に、図3(b)に示したように、時間t3において、入力信号Vinが遅延された信号の電圧が遅れてH→Lになると、スイッチ202がオンされる。ノードaの電位は、再び一定の傾きでVDDまで上昇する。そして、時間t4においてVDDに達する。この結果、第1実施形態では、時間t2におけるVDD−Vth付近のゲート電圧VGの変化が緩やかになる。
ゲート電圧がPMOSトランジスタに緩やかに印加されることにより、図3(c)、(d)に示したように、スイッチング電流IDSの変化は、PMOSトランジスタがオフする閾値電圧Vthに達する時間t2の前後で小さくなる。つまり、第1実施形態によれば、PMOSトランジスタがオフする閾値電圧に達する時間t2の前後においてスイッチング電流IDSの変化が抑制され、スイッチングノイズが低減される。
なお、上記した動作では、コンパレータ206に入力される電圧Vcを(VDD−Vth)としたが、VDD−Vth付近のゲート電圧VGの変化を緩やかにする場合には、電圧Vcを、(VDD−Vth)前後のMOSトランジスタの閾値電圧に近い値に設定すればよい。
また、上記した構成では、定電流源204、205を同じ値の電流を供給する別の定電流源としたが、定電流源204、205を1個の定電流源に置き換えてもよい。
また、上記した構成では、定電流源204、205は、同じ値の電流を供給する定電流源としたが、定電流源205を大きな値の電流を流すようにすれば、時間t3から時間t4までの期間を短くすることができる。また、定電流源204を大きな値の電流を流すようにすれば、時間t1から時間t2までの期間を短くすることができる。
さらに、第1実施形態は、上記した構成に限定されるものはなく、例えば、図2に示した遅延部208がない構成としてもよい。このような構成では、図3に示した時間t1から時間t2まではスイッチ201、202、203がオンとなる。このとき、ノードaには、定電流源204によって供給される電流と、定電流源205によって供給される電流とが加算された電流が流れる。ノードaの電位は、定電流源204によって供給される電流と、定電流源205によって供給される電流とが加算された電流がノードaに流れる間は、一定の傾きで上昇する。
また、時間t2において、スイッチ203がオフとなる。このとき、ノードaには定電流源205からの電流のみが流れるので、ノードaの電位は、定電流源204によって供給される電流と、定電流源205によって供給される電流とが加算された電流がノードaに流れるときの傾きよりも緩やかな傾きで上昇し、VDDに達する。この結果、遅延回路208がない制御信号生成回路107は、図2に示した制御信号生成回路107と同様に、時間t2におけるVDD−Vth付近のゲート電圧VGの変化が緩やかにし、スイッチングノイズを低減することができる。
(2) PMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する場合
・構成
図4は、PMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する制御信号生成回路107の構成を説明するための図である。
制御信号生成回路107は、電源電圧VDDと接続され、ノードに一定の電流を流す定電流源405と、電源電圧VSSと接続され、ノードに一定の電流を流す定電流源404と、を有している。定電流源404、405は、同じ値の電流を供給する定電流源とする。
また、制御信号生成回路107は、コンパレータ406と、図4中に符号「b」を付して示したノードbと、定電流源404、405とを離接する3つのスイッチ401〜403と、遅延部408と、を含んでいる。スイッチ401、402はPMOSトランジスタ、スイッチ403はNMOSトランジスタによって構成されている。なお、ノードbは、図4に示したPMOSトランジスタのゲートに電圧信号を印加するノードである。
遅延部408は、入力信号Vinを遅延させた信号を生成する回路である。遅延部408は、直列に接続された2個のインバータと、インバータに並列接続されたコンデンサと、を含んでいる。スイッチ401には、遅延部408によって遅延された信号が入力されるので、スイッチ401はスイッチ403よりも遅れて動作する。
さらに、制御信号生成回路107は、ノードbと電源電圧VDDとを離接するスイッチ407、を含んでいる。スイッチ407は、PMOSトランジスタによって構成されている。スイッチ407には入力信号Vinが入力され、スイッチ403と相補的に動作するので、PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力することができる。
・動作
図5(a)〜(d)は、図4に示した制御信号生成回路107の動作を説明するための図である。
図5(a)は、スイッチ403、407、遅延部408に入力される入力信号の電圧Vinを縦軸に示し、横軸に時間tを示したグラフである。図5(b)は、図4に示したノードbの電位を縦軸に、時間tを横軸に示したグラフである。図5(c)は、PMOSトランジスタに流れるスイッチング電流IDSを縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。図5(d)は、図5(c)に示したスイッチング電流IDSの時間微分値を縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。
入力電圧Vinは、スイッチ403、407に入力され、スイッチ403、407のスイッチングを制御する。入力信号Vinは、遅延部408を介してスイッチ401に入力される。遅延部408によって遅延された信号は、スイッチ401のスイッチングを制御する。Vcは一定電圧(VDD−Vth)であり、ノードbの電位がVc以下になるとコンパレータ406から出力される信号が反転してスイッチ402がオンする。閾値電圧Vthは、図4に示したPMOSトランジスタの閾値電圧であり、スイッチ402を構成するPMOSトランジスタの閾値電圧と同じとする。
PMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する場合、制御信号生成回路107は、以下のように動作する。
すなわち、図5(a)に示したように、入力信号Vinの電圧がLのとき、スイッチ407がオン状態になっている。このため、図5(b)に示したように、ノードbの電位は、VDDとなる。
次に、時間t1において入力電圧Vinの電圧がL→Hになると、スイッチ403がオンし、スイッチ407がオフする。このとき、スイッチ402はオフ状態になっている。また、スイッチ401は、遅延部408により遅延された信号によってスイッチングするため、オン状態である。
図5(b)に示したように、スイッチ403には、定電流源404から電流が流れ、PMOSトランジスタのゲート容量の電荷が放電される。このため、時間t1〜t2の間、ノードbの電位は一定の傾きを持って下降する。
次に、時間t2において、スイッチ403のオンによってノードbの電位が(VDD−Vth)に達すると、Vc=(VDD−Vth)なので、コンパレータ406の出力信号が反転する。出力信号の反転によってスイッチ402がオンになる。スイッチ401、402、403がオンしている時間t2〜t3の間、スイッチ403には定電流源404から電流が流れ、スイッチ401、402には定電流源404から流れる電流と同じ値の電流が定電流源405から流れる。このため、図5(b)に示したように、ノードbの電位は(VDD−Vth)に維持され、傾きが略ゼロになる。
次に、図5(b)に示したように、時間t3において、入力信号Vinが遅延された信号によってスイッチ401が徐々にオフすると、ノードbの電位は電流制限を受け、再び一定の傾きを持って下降する。そして、図5(b)に示したように、時間t4において、ノードbの電位はVSSに達する。
この結果、図5(c)に示したように、PMOSトランジスタのスイッチング電流IDSの変化が緩やかになる。そして、図5(d)に示したように、スイッチング電流IDSの時間微分値は、PMOSトランジスタのゲートがオンする閾値電圧VDD−Vthに達する時間t2の前後で抑制されるため、スイッチングノイズが低減される。
なお、以上述べた動作では、コンパレータ406に入力される電圧Vcを(VDD−Vth)とした。しかし、VDD−Vth付近のゲート電圧VGの変化が緩やかにする場合、電圧Vcを、(VDD−Vth)前後のMOSトランジスタの閾値付近に設定すればよい。
さらに、第1実施形態は、上記した構成に限定されるものはなく、例えば、図4に示した遅延部408がない構成としてもよい。この場合、定電流源404が定電流源405よりも大きな値の電流を流すようにし、スイッチ401を入力信号Vinと位相が逆の信号により制御する。このとき、時間t1から時間t2までは、スイッチ403がオンとなり、定電流源404から電流が供給されるので、ノードbの電位は所定の傾きで下降する。時間t2では、スイッチ402がオンとなり、定電流源404の電流よりも小さな電流が定電流源405からさらに流れる。このため、ノードbの電位の傾きは、定電流源404から電流がノードbに流れるときの傾きよりも緩やかな傾きで下降し、VSSに達する。この結果、遅延部408を設けない制御信号生成回路は、図4に示した制御信号生成回路107と同様に、時間t2におけるVDD−Vth付近のゲート電圧VGの変化を緩やかし、スイッチングノイズを低減することができる。
(3) NMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する場合
・構成
図6は、NMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する制御信号生成回路107の構成を説明するための図である。
制御信号生成回路107は、電源電圧VSSと接続され、ノードに一定の電流を流す定電流源604、605を有している。定電流源604、605は同じ値の電流を流すことができる。また、制御信号生成回路107は、コンパレータ606と、図6中に符号「c」を付したノードcと定電流源604、605とを離接する3つのスイッチ601〜603と、遅延部608と、を含んでいる。スイッチ601〜603は、NMOSトランジスタによって構成されている。
遅延部608は、入力信号Vinを遅延させた信号を生成する回路である。遅延部608は、直列に接続された2個のインバータと、インバータに並列接続されたコンデンサと、を含んでいる。スイッチ602には、遅延部608によって遅延された信号が入力されるので、スイッチ602はスイッチ601よりも遅れて動作する。
さらに、制御信号生成回路107は、ノードcと電源電圧VDDとを離接するスイッチ607、を含んでいる。スイッチ607は、PMOSトランジスタによって構成されている。スイッチ607には入力信号Vinが入力され、スイッチ601、602と相補的に動作するので、NMOSトランジスタオン用の制御信号を出力することができる。
・動作
図7(a)〜(d)は、図6に示した制御信号生成回路107の動作を説明するための図である。
図7(a)は、スイッチ601、607に入力される入力信号Vinの電圧を縦軸に示し、横軸に時間tを示したグラフである。図7(b)は、図6に示したノードcの電位を縦軸に、時間tを横軸に示したグラフである。ノードcの電位は、NMOSトランジスタのゲートに印加される電圧VGとなる。図7(c)は、NMOSトランジスタに流れるスイッチング電流IDSを縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。図7(d)は、図7(c)に示したスイッチング電流IDSの時間微分値を縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。
入力信号Vinは、スイッチ601、607に入力され、スイッチ601、607のスイッチングを制御する。入力信号Vinは、遅延部608を介してスイッチ601に入力される。遅延部608によって遅延された信号は、スイッチ602のスイッチングを制御する。コンパレータ606に入力されるVcは一定の閾値電圧Vthで、ノードcが閾値電圧Vth付近になるとコンパレータ606から出力される信号が徐々に反転し、スイッチ603が徐々にオフされる。閾値電圧Vthは、ノードcがゲートに繋がる、図6に示したNMOSトランジスタの閾値電圧であり、スイッチ603を構成するNMOSトランジスタの閾値電圧と同じとする。
NMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する場合、制御信号生成回路107は、以下のように動作する。
すなわち、図7(a)に示したように、入力信号Vinの電圧がLのとき、スイッチ607がオン状態になっている。このため、図7(b)に示したように、ノードcの電位は、VDDとなる。
次に、時間t1において入力信号Vinの電圧がL→Hになると、スイッチ601がオンし、スイッチ607はオフする。このとき、スイッチ603はオン状態になっている。このとき、電流源604からスイッチ601、603に電流が流れ、NMOSトランジスタのゲート容量から電荷が放電される。このことにより、図7(b)に示したように、ノードcの電位が下降する。
このとき、スイッチ602は、遅延部608によって遅延された信号によってスイッチング動作するため、オフ状態である。このため、スイッチ602には定電流源605から電流が流れ込まない。
次に、時間t2において、ノードcの電位が閾値電圧Vth付近まで下降すると、Vc=Vthとなってコンパレータ606から出力される信号が徐々に反転し、スイッチ603が徐々にオフされる。このため、図7(b)に示したように、ノードcの電位は時間t2において閾値電圧Vth付近に達した後、フローティング状態になって、傾きが略ゼロになる。
図7(b)に示したように、時間t3において、入力信号Vinが遅延された信号の電圧が遅れてL→Hになると、スイッチ602がオンされる。ノードcの電位は、再び一定の傾きで下降し、時間t4においてVSSまで下降する。
以上のように、第1実施形態によれば、時間t2における閾値電圧Vth付近のゲート電圧VGの変化が緩やかになる。
また、NMOSトランジスタにゲート電圧が緩やかに印加されることにより、図7(c)、(d)に示したように、NMOSトランジスタのスイッチング電流IDSの変化が時間t2の前後で小さくなる。つまり、このような構成によれば、スイッチング電流IDSの値が、NMOSトランジスタがオフされる閾値電圧に近くなる時間t2の前後で抑制され、スイッチングノイズが低減される。
なお、上記した構成では、コンパレータ606に入力される電圧Vcを閾値電圧Vthとしたが、閾値電圧Vth付近のゲート電圧VGの変化を緩やかにする場合には、電圧Vcを閾値電圧Vth前後のMOSトランジスタの閾値付近に設定すればよい。
また、上記構成では、定電流源604、605を、同じ値の電流を供給する別の定電流源としたが、定電流源604、605を1個の定電流源に置き換えてもよい。
また、上記した構成では、定電流源604、605を、同じ値の電流を供給する定電流源としたが、定電流源605を大きな値の電流を流すようにすれば、時間t3から時間t4までの期間を短くすることができる。また、定電流源604を大きな値の電流を流すようにすれば、時間t1から時間t2までの期間を短くすることができる。
さらに、第1実施形態は、上記した構成に限定されるものはなく、例えば、図6に示した遅延部608がない構成としてもよい。このとき、時間t1から時間t2までは、スイッチ601、602、603がオンとなる。このとき、ノードcには、定電流源604、605の電流が加算された電流が流れる。ノードcの電位は、ノードcに定電流源604、605の電流が加算された電流が流れる間は、一定の傾きで下降する。時間t2では、スイッチ603が徐々にオフとなり、その後電流源605からの電流のみがノードcに流れる。このため、ノードcの電位は、ノードcに定電流源604、605の電流が加算された電流が流れるときの傾きよりも緩やかな傾きで下降し、VSSに達する。この結果、遅延回路608がない制御信号生成回路107は、図6に示した制御信号生成回路107と同様に、時間t2におけるVDD−Vth付近のゲート電圧VGの変化を緩やかにし、スイッチングノイズを低減することができる。
(4) NMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する場合
・構成
図8は、NMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する制御信号生成回路107の構成を説明するための図である。
制御信号生成回路107は、電源電圧VDDと接続され、ノードに一定の電流を流す定電流源804と、電源電圧VSSと接続され、ノードに一定の電流を流す定電流源805と、を有している。定電流源804、805は、同じ値の電流を供給する定電流源とする。
また、制御信号生成回路107は、コンパレータ806と、図8中に符号「d」を付したノードdと定電流源804、805と、を離接する3つのスイッチ801〜803と、遅延部808と、を含んでいる。スイッチ801、802は、NMOSトランジスタ、スイッチ803はPMOSトランジスタによって構成されている。なお、ノードdは、図8に示したNMOSトランジスタのゲートに電圧信号を印加するノードである。
遅延部808は、入力信号Vinを遅延させた信号を生成する回路である。遅延部808は、直列に接続された2個のインバータと、インバータに並列接続されたコンデンサと、を含んでいる。スイッチ801には、遅延部808によって遅延された信号が入力されるので、スイッチ801は、スイッチ803よりも遅れて動作する。
さらに、制御信号生成回路107は、ノードdと電源電圧VSSとを離接するスイッチ807を含んでいる。スイッチ807は、NMOSトランジスタによって構成されている。スイッチ807には入力電圧Vinが入力され、スイッチ803と相補的に動作するので、NMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力することができる。
・動作
図9(a)〜(d)は、図8に示した制御信号生成回路107の動作を説明するための図である。
図9(a)は、スイッチ803、807、遅延部808に入力される入力電圧Vinを縦軸に示し、横軸に時間tを示したグラフである。図9(b)は、図8に示したノードdの電位を縦軸に、時間tを横軸に示したグラフである。図9(c)は、NMOSトランジスタに流れるスイッチング電流IDSを縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。図9(d)は、図9(c)に示したスイッチング電流IDSの時間微分値を縦軸に、横軸に時間tを示したグラフである。
入力電圧Vinは、スイッチ803、807に入力され、スイッチ803、807のスイッチングを制御する。入力信号Vinは、遅延部808を介してスイッチ801に入力され、遅延部808によって遅延された信号がスイッチ801のスイッチングを制御する。Vcは一定の閾値電圧Vthであり、ノードdの電位がVc以下になるとコンパレータ806から出力される信号が反転してスイッチ802がオンする。閾値電圧Vthは、図8に示したNMOSトランジスタの閾値電圧である。
NMOSトランジスタオン用の制御信号を出力する場合、制御信号生成回路107は、以下のように動作する。
すなわち、図9(a)に示したように、入力電圧VinがHのとき、スイッチ807がオン状態になっているので、図8(b)に示したように、ノードdの電位は、VSSとなる。
次に、時間t1において、入力電圧VinがH→Lになると、スイッチ803がオンし、スイッチ807はオフする。このとき、スイッチ802はオフ状態になっている。また、スイッチ801は、遅延部808により遅延された信号によってスイッチングするため、オン状態である。図5(b)に示したように、スイッチ803には、定電流源804から電流が流れる。このとき、NMOSトランジスタのゲート容量に電荷が充電されるので、時間t1〜t2の間、ノードdの電位は一定の傾きを持って上昇する。
時間t2において、スイッチ803のオンによってノードdの電位が閾値電圧Vthに上がると、コンパレータ806から出力される信号が反転してスイッチ802がオンされる。
スイッチ801とスイッチ803とがオンしている時間t2〜t3の間、スイッチ803には定電流源804から供給される電流が流れる。また、スイッチ801、802には、定電流源804から供給される電流と同じ値の電流が定電流源805から流れる。このため、図9(b)に示したように、ノードdの電位は閾値電圧Vthに維持され、傾きが略ゼロになる。
そして、時間t3の経過後、入力信号Vinが遅延された信号によってスイッチ801が徐々にオフすると、ノードdの電位は、電流制限を受けながら再び一定の傾きで上昇する。そして、図9(b)に示したように、時間t4においてノードdの電位はVDDに達する。
その結果、図9(c)、(d)に示したように、スイッチング電流IDSの時間微分値は、NMOSトランジスタのゲートがオンする閾値電圧Vthに達する時間t2の前後で抑制される。このため、第1実施形態では、スイッチングノイズが低減される。
なお、上記した構成では、コンパレータ806に入力される電圧Vcを閾値電圧Vthとしたが、閾値電圧Vth付近のゲート電圧VGの変化を緩やかにする場合には、電圧Vcを閾値電圧Vth前後のMOSトランジスタの閾値付近に設定すればよい。
さらに、第1実施形態は、上記した構成に限定されるものはなく、例えば、図8に示した遅延部808がない構成としてもよい。このとき、定電流源804を定電流源805よりも大きな値の電流を流すようにし、スイッチ801は入力信号Vinと位相が逆の信号により制御する。
上記した構成によれば、時間t1から時間t2まではスイッチ803がオンとなり、ノードdには定電流源804から供給された電流が流れる。ノードdに定電流源804から供給された電流が流れる間、ノードdの電位は一定の傾きで上昇する。時間t2では、スイッチ802がオンとなり、定電流源804の電流よりも小さな電流が定電流源805からノードdに供給される。このため、ノードdの電位は、ノードdに定電流源804から供給された電流が流れるときよりも緩やかな傾きで上昇し、VDDに達する。この結果、遅延回路808がない制御信号生成回路107は、図8に示した制御信号生成回路107と同様に、時間t2における閾値電圧Vth付近のゲート電圧VGの変化を緩やかにし、スイッチングノイズを低減することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図10は、第2実施形態の制御信号生成回路1007を説明するための図である。第2実施形態は、図10に示したPMOSトランジスタを、ダイオード接続されたスイッチによって制御する点で第1実施形態と相違する。なお、図10は、制御信号生成回路1007が、PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する場合を例にあげる。
図10に示した制御信号生成回路1007は、図2に示したスイッチ203及びコンパレータ206に代えて、スイッチ1003を有している。このような制御信号生成回路1007は、4つのスイッチ1001〜1003、1006、定電流源1004、定電流源1005、遅延部1008を備えている。スイッチ1001〜1003は、PMOSトランジスタで構成され、スイッチ1006は、NMOSトランジスタで構成されている。
スイッチ1003は、PMOSトランジスタで構成されている。スイッチ1003を構成するPMOSトランジスタは、ゲートとドレインが共通接続され、ダイオード接続されている。入力電圧Vinは、スイッチ1001、1002、スイッチ1004に入力される。図10に示したPMOSトランジスタのゲート電圧VGがVDD−Vth付近になると、スイッチ1003のVGは閾値電圧付近になり、スイッチ1003が徐々にオフする。この結果、コンパレータを用いない図10に示した構成によっても、図3に示した実施形態1の制御信号生成回路107の動作と同様の動作を行うことができる。
なお、第2実施形態では、PMOSトランジスタオフ用の制御信号を出力する場合を例に挙げている。しかし、第2実施形態は、第1実施形態と同様に、PMOSトランジスタオン用の制御信号、NMOSトランジスタオフ用の制御信号、NMOSトランジスタオン用の制御信号のいずれをも生成できる制御信号生成回路を、ダイオードを用いて構成することができる。
また、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、特許請求の範囲により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
本発明は、チャージポンプを駆動するための制御信号を生成する回路全般に適用することができる。
105 CP制御回路
106 クロック信号生成回路
107 制御信号生成回路
109、110 コンデンサ
101〜104 MOSトランジスタ
201〜203、207、401〜403、407、601〜603、607、801〜803、807、1001〜1003、1006、1007、1010 スイッチ
204、205、404、405、604、605、804、805、1004、1005、1009 定電流源
206、406、606、806 コンパレータ
208、408、608、808 遅延部

Claims (13)

  1. MOSトランジスタのゲートを制御するための制御信号を生成する制御信号生成回路であって、
    電流源と前記ゲートに接続され、入力信号に基づいて制御される第1スイッチ部と、
    前記電流源と前記ゲートに接続され、前記入力信号及び前記制御信号に基づいて制御される第2スイッチ部と、
    を備え、
    前記制御信号の電圧値が前記入力信号に基いて遷移し、前記電圧値の時間に対する傾きは、前記電圧値が前記MOSトランジスタの閾値電圧以下であるときよりも、前記電圧値が前記MOSトランジスタの閾値電圧を越えた後に小さくなるように切り換わることを特徴とする制御信号生成回路。
  2. 前記第1スイッチ部は、
    前記入力信号によりオンオフ制御される第1スイッチを備え、
    前記第2スイッチ部は、
    前記入力信号によりオン、オフ制御される第2スイッチと、前記制御信号に基づき前記第2スイッチに流れる電流を制御する出力制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御信号生成回路。
  3. 前記電流源は、前記第1スイッチ及び第2スイッチに等しい値の電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の制御信号生成回路。
  4. 前記電流源は、前記第1スイッチに電流を供給する第1電流源と、前記第2スイッチに、前記第1電流源によって供給される電流と値が異なる電流を供給する第2電流源と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の制御信号生成回路。
  5. 前記出力制御部は、
    前記制御信号の電圧値と前記MOSトランジスタの閾値とを比較する比較器と、前記比較器の比較結果によりオンオフ制御される第3スイッチと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の制御信号生成回路。
  6. 前記第3スイッチは、前記MOSトランジスタがオン状態からオフ状態になったとき、前記第2スイッチに電流が流れることを止めることを特徴とする請求項5に記載の制御信号生成回路。
  7. 前記第3スイッチは、前記MOSトランジスタがオフ状態からオン状態になったとき、流れることを止められていた前記電流を、前記第2スイッチに流すことを特徴とする請求項6に記載の制御信号生成回路。
  8. 前記出力制御部は、ダイオードを備えることを特徴とする請求項2に記載の制御信号生成回路。
  9. 前記入力信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延部をさらに備え、
    前記第1スイッチ部は、前記遅延信号に従って動作し、前記ゲートに電流を供給可能であることを特徴とする請求項1に記載の制御信号生成回路。
  10. 前記入力信号を遅延させた遅延信号を生成する遅延部をさらに備え、
    前記第2スイッチ部は、前記遅延信号に従って動作し、前記ゲートに電流を供給可能であることを特徴とする請求項1に記載の制御信号生成回路。
  11. 前記請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御信号生成回路を少なくとも1つ以上備え、
    少なくとも1以上の、前記MOSトランジスタと、
    前記制御信号生成回路、前記MOSトランジスタにより充放電される容量素子と、
    を備えることを特徴とするチャージポンプ駆動回路。
  12. 前記請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御信号生成回路を備え、
    前記制御信号生成回路から出力されるクロック信号に基づいて、前記制御信号生成回路よりも後段に設けられた前記MOSトランジスタを駆動することを特徴とするクロックドライバ。
  13. 少なくとも1以上のMOSトランジスタと、該MOSトランジスタにより充放電される容量素子と、を有するチャージポンプを駆動するチャージポンプの駆動方法であって、
    入力信号に基づく傾きで遷移し、前記入力信号が前記MOSトランジスタの閾値を越えるとき、前記入力信号が前記MOSトランジスタの閾値以下であるときよりも前記傾きが小さい値に切り換わる制御信号を生成し、
    前記入力信号及び前記制御信号に基づいて前記MOSトランジスタのゲートに電流を供給することを特徴とするチャージポンプの駆動方法。
JP2012535471A 2011-03-30 2012-03-28 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法 Active JP5414904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012535471A JP5414904B2 (ja) 2011-03-30 2012-03-28 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011076588 2011-03-30
JP2011076588 2011-03-30
PCT/JP2012/002165 WO2012132439A1 (ja) 2011-03-30 2012-03-28 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法
JP2012535471A JP5414904B2 (ja) 2011-03-30 2012-03-28 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5414904B2 true JP5414904B2 (ja) 2014-02-12
JPWO2012132439A1 JPWO2012132439A1 (ja) 2014-07-24

Family

ID=46930211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012535471A Active JP5414904B2 (ja) 2011-03-30 2012-03-28 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130113526A1 (ja)
EP (1) EP2587649A4 (ja)
JP (1) JP5414904B2 (ja)
WO (1) WO2012132439A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9647546B2 (en) * 2013-12-05 2017-05-09 Fairchild Semiconductor Corporation Dual-mode voltage doubling buck converter with smooth mode transition
CN105048790B (zh) * 2015-07-22 2017-12-05 深圳市稳先微电子有限公司 功率管控制系统和用于驱动外置功率管的驱动电路
WO2018013184A1 (en) 2016-07-15 2018-01-18 Linear Technology Corporation Balancing techniques and circuits for charge pumps

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192350A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 降圧式チャージポンプタイプ型電源回路およびモノリシック集積回路
JP2007505596A (ja) * 2003-09-08 2007-03-08 ペレグリン セミコンダクター コーポレーション チャージポンプ装置及び出力電源生成方法
JP2008099370A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Texas Instr Japan Ltd 電源回路およびバッテリ装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3666843B2 (ja) * 1999-02-26 2005-06-29 株式会社東芝 絶縁ゲート型半導体素子のゲート回路
US6459324B1 (en) * 2000-10-23 2002-10-01 International Rectifier Corporation Gate drive circuit with feedback-controlled active resistance
EP1610292B1 (en) * 2004-06-25 2016-06-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device, driving method thereof and electronic device
US7479770B2 (en) * 2005-04-28 2009-01-20 Texas Instruments Incorporated System and method for driving a power field-effect transistor (FET)
DE102006036349B4 (de) * 2006-08-03 2015-04-02 Infineon Technologies Ag Schaltungsvorrichtung und Verfahren zum Erkennen eines Betriebszustandes
US7554367B2 (en) * 2006-11-22 2009-06-30 System General Corp. Driving circuit

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505596A (ja) * 2003-09-08 2007-03-08 ペレグリン セミコンダクター コーポレーション チャージポンプ装置及び出力電源生成方法
JP2005192350A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 降圧式チャージポンプタイプ型電源回路およびモノリシック集積回路
JP2008099370A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Texas Instr Japan Ltd 電源回路およびバッテリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130113526A1 (en) 2013-05-09
EP2587649A1 (en) 2013-05-01
WO2012132439A1 (ja) 2012-10-04
JPWO2012132439A1 (ja) 2014-07-24
EP2587649A4 (en) 2014-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5228971B2 (ja) 電源回路
JP6403973B2 (ja) スイッチングレギュレータ
US7199641B2 (en) Selectably boosted control signal based on supply voltage
US20080030261A1 (en) Charge Pump Circuit
JP5013603B2 (ja) チャージポンプ駆動回路、及びそれを用いた半導体装置
JP2009131062A (ja) 降圧型スイッチングレギュレータ
JP2012070333A (ja) レベルシフト回路及びそれを用いたスイッチングレギュレータ
JP2007267190A (ja) 出力バッファ回路
US20160164401A1 (en) Charge pump circuit for providing voltages to multiple switch circuits
JP5456495B2 (ja) 昇降圧型のスイッチング電源の制御回路、昇降圧型のスイッチング電源、及び昇降圧型のスイッチング電源の制御方法
US20160268900A1 (en) Power supply circuit and control method thereof
JP2011139403A (ja) 電力供給制御回路
US7382172B2 (en) Level shift circuit and method for the same
JP5414904B2 (ja) 制御信号生成回路、チャージポンプ駆動回路、クロックドライバ、チャージポンプの駆動方法
JP5169085B2 (ja) 半導体装置および電源補償方法
KR20060067772A (ko) 레벨 쉬프터 및 레벨 쉬프팅 방법
JP6087670B2 (ja) パルス生成回路
WO2016003823A1 (en) Glitch suppression in an amplifier
KR101659169B1 (ko) 전하 펌프 초기화 디바이스, 전하 펌프 초기화 디바이스를 갖는 집적 회로, 및 동작 방법
JP2007074294A (ja) デグリッチ回路
JP2014204230A (ja) 半導体集積回路及び半導体集積回路の電源制御方法
JP2008263349A (ja) 出力バッファ回路
JP2006345691A (ja) チャージポンプ回路
US9621022B1 (en) Method and apparatus for generating complementary signals
JP2002258956A (ja) 電圧制御回路

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5414904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350