JP5414877B2 - 記録媒体 - Google Patents
記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5414877B2 JP5414877B2 JP2012249564A JP2012249564A JP5414877B2 JP 5414877 B2 JP5414877 B2 JP 5414877B2 JP 2012249564 A JP2012249564 A JP 2012249564A JP 2012249564 A JP2012249564 A JP 2012249564A JP 5414877 B2 JP5414877 B2 JP 5414877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving layer
- recording medium
- ink
- ink receiving
- solid content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/502—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
- B41M5/508—Supports
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/502—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/502—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
- B41M5/506—Intermediate layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5218—Macromolecular coatings characterised by inorganic additives, e.g. pigments, clays
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/50—Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
- B41M5/52—Macromolecular coatings
- B41M5/5254—Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M2205/00—Printing methods or features related to printing methods; Location or type of the layers
- B41M2205/42—Multiple imaging layers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
以下、本発明の記録媒体について詳細に説明する。本発明の記録媒体は、支持体と、支持体上に順に第一のインク受容層と第二のインク受容層の少なくともの2層のインク受容層とを有する。即ち、第一のインク受容層は、第二のインク受容層よりも支持体から近い位置に設けられている。また、本発明の記録媒体の最表層は粒子を含む。
本発明では、支持体として耐水性支持体を用いることが好ましい。耐水性支持体としては、例えば基紙を樹脂で被覆することで得られる支持体(樹脂被覆紙)、合成紙、プラスチックフィルム等が挙げられる。耐水性支持体としては、特に樹脂被覆紙を用いることが好ましい。
本発明の第一及び第二のインク受容層は、いずれもインク受容層形成用塗工液を耐水性支持体上に塗工、乾燥して作成されたインク受容層形成用塗工液の固化物であることが好ましい。第一のインク受容層及び第二のインク受容層を含むインク受容層全体の膜厚は15.0μm以上とすることが好ましく、20.0μm以上とすることがより好ましい。また、50.0μm以下とすることが好ましく、40.0μm以下とすることがより好ましい。インク受容層全体の膜厚が15.0μm以上50.0μm以下であることにより、耐折り割れ性とインク吸収性、更に画像濃度を良好とすることができる。インク受容層全体の膜厚は、30.0μm以上38.0μm以下であることが特に好ましい。
アルミナとしては、γ−アルミナ、α−アルミナ、δ−アルミナ、θ−アルミナ、χ−アルミナ等が挙げられる。これらの中でも、画像濃度、インク吸収性の観点から、γ−アルミナが好ましい。γ−アルミナとしては市販の気相法γ−アルミナ(例えば商品名:AEROXIDE Alu C、EVONIK製)が挙げられる。
アルミナ水和物としては、下記一般式(X)により表されるものが好ましい。
Al2O3−n(OH)2n・mH2O・・・・(X)(上記式中、nは0、1、2又は3の何れかを表し、mは0〜10、好ましくは0〜5の範囲にある値を表す。但し、mとnは同時に0にはならない。mH2Oは、多くの場合、結晶格子の形成に関与しない脱離可能な水を表すものであるため、mは整数又は整数でない値をとることができる。また、加熱するとmは0の値に達することがある。)
アルミナ水和物の結晶構造としては、熱処理する温度に応じて、非晶質、キブサイト型、ベーマイト型が知られており、これらのうち、何れの結晶構造のものも使用可能である。これらの中でも好適なアルミナ水和物としては、X線回折法による分析でベーマイト構造、又は非晶質を示すアルミナ水和物である。具体的には、特開平7−232473号公報、特開平8−132731号公報、特開平9−66664号公報、特開平9−76628号公報等に記載されたアルミナ水和物を挙げることができる。本発明に用いるアルミナ水和物の形状の具体例としては、不定形のものや、球状、板状等の定形の形態を有しているものが挙げられる。不定形或いは定形のいずれかを使用してもよいし、併用してもよい。特に一次粒子の数平均粒径が5nm以上50nm以下のアルミナ水和物が好ましく、アスペクト比2以上の板状アルミナ水和物が好ましい。アスペクト比は、特公平5−16015号公報に記載された方法により求めることができる。すなわち、アスペクト比は、粒子の「厚さ」に対する「直径」の比で示される。ここで「直径」とは、アルミナ水和物を顕微鏡又は電子顕微鏡で観察したときの粒子の投影面積と等しい面積を有する円の直径(円相当径)を示す。
気相法シリカとは、四塩化ケイ素、水素、酸素を燃焼させることにより製造されるシリカのことであり、乾式シリカとも呼ばれる。気相法シリカの具体例としては、市販の気相法シリカ(例えば商品名:AEROSIL300、EVONIK製)を挙げることができる。
ポリビニルアルコールとしては、ポリ酢酸ビニルを加水分解して得られる通常のポリビニルアルコールが挙げられる。ポリビニルアルコールの粘度平均重合度は、2000以上4500以下であることが好ましく、3000以上4000以下であることが好ましい。粘度平均重合度が2000以上4500以下であれば、耐折り割れ性、インク吸収性及び画像濃度が向上する。また、塗工時のひび割れが抑制できる。ポリビニルアルコールは、完全に又は部分的にケン化されたポリビニルアルコールが好ましい。ポリビニルアルコールのケン化度は85モル%以上100モル%以下であることが好ましい。ポリビニルアルコールとしては、例えばPVA235(クラレ製、ケン化度88モル%、平均重合度3500)が挙げられる。
硼酸としては、例えばオルト硼酸(H3BO3)、メタ硼酸、次硼酸等が挙げられる。これらは硼酸塩として用いてもよい。硼酸塩としては、例えばオルト硼酸塩(例えばInBO3、ScBO3、YBO3、LaBO3、Mg3(BO3)2、Co3(BO3)2)、二硼酸塩(例えばMg2B2O5、Co2B2O5)、メタ硼酸塩(例えばLiBO2、Ca(BO2)2、NaBO2、KBO2)、四硼酸塩(例えばNa2B4O7・10H2O)、五硼酸塩(KB5O8・4H2O、Ca2B6O11・7H2O、CsB5O5)及びこれらの水和物等が挙げられる。これらの中でも、塗工液の経時安定性の点からオルト硼酸を用いることが好ましい。本発明においては、硼酸全質量に占めるオルトホウ酸の量を80質量%以上100質量%以下とすることが好ましく、90質量%以上100質量%以下とすることがより好ましい。
本発明の記録媒体の各インク受容層は、それぞれ必要に応じて添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば各種カチオン性樹脂等の定着剤、多価金属塩等の凝集剤、界面活性剤、蛍光増白剤、増粘剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、浸透剤、滑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、防腐剤、pH調整剤等が挙げられる。
本発明において、第一のインク受容層中の硼酸の含有量は、第一のインク受容層中のポリビニルアルコールの含有量に対し2.0質量%以上7.0質量%以下である。2.0質量%以上7.0質量%以下とすることにより、塗工後のひび割れを抑制できると共に、耐折り割れ性を高めることができる。更には、第一のインク受容層中の硼酸の含有量は、第一のインク受容層中のポリビニルアルコールの含有量に対し、3.0質量%以上6.5質量%以下であることが好ましい。
本発明において、第二のインク受容層は、第一のインク受容層よりもポリビニルアルコールの量に対する硼酸の量の割合が大きい。また、本発明においては係る割合を単に多くするだけでなく、第二のインク受容層中の硼酸の含有量が、第二のインク受容層中のポリビニルアルコールの含有量に対し10.0質量%以上30.0質量%以下とする。10.0質量%以上30.0質量%以下含有する第二のインク受容層は、ポリビニルアルコールの架橋度が第一のインク受容層と比較して適度に高い。この結果、インクが着弾してもポリビニルアルコールが膨潤しにくくなり、高いインク吸収性を発現できる。加えて、塗工、乾燥時の耐ひび割れ性が向上する。更には、第二のインク受容層中の硼酸の含有量が、第二のインク受容層中のポリビニルアルコールの含有量に対し12.0質量%以上25.0質量%以下であることが好ましい。
本発明の記録媒体の最表層は、平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子を含有する。本発明者等は検討の結果、係る粒子が記録媒体の最表面に存在することで、適度に滑り性を付与することができ、フォトブックにした際に手めくり性が向上することを見出した。本発明の記録媒体の層構成を両面に塗工した両面光沢紙を用いて作成したフォトブックは、特に台紙を使わないような平綴じや無線綴じタイプのフォトブック形態の際に生じやすいインク受容層同士が貼りついたり、摩擦で引っかかったりといった現象を、効果的に抑制することができる。その結果、ユーザーがストレスを感じることなく閲覧できるようになる。
(アルミナ及びアルミナ水和物の少なくとも1種を含有するゾル)
本発明に用いるアルミナ又はアルミナ水和物は、分散液中で解膠剤により解膠した状態でインク受容層形成用塗工液に含有させることが好ましい。アルミナ水和物及びアルミナを解膠剤により解膠した分散液を、それぞれアルミナ水和物ゾル及びアルミナゾルとする。アルミナ又はアルミナ水和物の少なくとも1種を含有するゾルは、アルミナ及びアルミナ水和物の少なくとも1種に加えて、解膠剤としての酸を含有することが好ましい。他にも分散媒、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、界面活性剤、離型剤、浸透剤、着色顔料、着色染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、耐水化剤、染料定着剤、架橋剤、耐候材料等の添加剤等を含有してもよい。アルミナ及びアルミナ水和物の少なくとも1種を含有するゾルの分散媒としては、水、有機溶媒、又はこれらの混合溶媒等が挙げられるが、特に水であることが好ましい。本発明では解膠剤として酸(解膠酸)を使用することが好ましい。
本発明に用いる気相法シリカは、分散液中で分散させた状態でインク受容層形成用塗工液に含有させることが好ましい。媒染剤としてのカチオンポリマーを含有し、気相法シリカを分散した分散液を、気相法シリカゾルとする。カチオンポリマーとしては、例えばポリエチレンイミン系樹脂、ポリアミン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアミドエピクロルヒドリン系樹脂、ポリアミンエピクロルヒドリン系樹脂、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン系樹脂、ポリジアリルアミン系樹脂、ジシアンジアミド縮合物等が挙げられる。これらのカチオン性樹脂は、それぞれ単独で用いても、2種以上を併用してもよい。気相法シリカゾルは、多価金属塩を含有していることが好ましい。多価金属塩としては、例えばポリ塩化アルミニウム、ポリ酢酸アルミニウム、ポリ乳酸アルミニウム等のアルミニウム化合物が挙げられる。他にも、シランカップリング剤等の表面改質剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、界面活性剤、離型剤、浸透剤、着色顔料、着色染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、耐水化剤、架橋剤、耐候材料等の添加剤等を含有してもよい。気相法シリカを含有するゾルの分散媒としては、水、有機溶媒、又はこれらの混合溶媒等が挙げられるが、特に水であることが好ましい。
本発明では、インク受容層形成用塗工液を塗工し、乾燥させることでインク受容層とする。インク受容層形成用塗工液の塗工には、公知の塗工方式を用いることができる。例えば、スロットダイ方式、スライドビード方式、カーテン方式、エクストルージョン方式、エアナイフ方式、ロールコーティング方式、ロッドバーコーティング方式等が挙げられる。第一のインク受容層用の塗工液及び第二のインク受容層用の塗工液は、逐次塗工機で塗工、乾燥する他、同時多層塗工を行ってもよい。特にスライドビードによる同時多層塗工は、生産性が高く好ましい方法である。
濾水度450mlCSF(Canadian Standarad Freeness)の広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)80部と、濾水度480mlCSFの針葉樹晒しクラフトパルプ(NBKP)20部とからなるパルプを用意した。このパルプに、カチオン化澱粉0.60部、重質炭酸カルシウム10部、軽質炭酸カルシウム15部、アルキルケテンダイマー0.10部、カチオン性ポリアクリルアミド0.03部を添加し、固形分濃度が3.0質量%となるように水で調整して紙料を得た。得られた紙料を長網抄紙機で抄造して3段のウエットプレスを行い、多筒式ドライヤーで乾燥した。その後、サイズプレス装置で酸化澱粉水溶液を1.0g/m2含浸させ、乾燥後、マシンカレンダ−仕上げをして坪量155g/m2の基紙を得た。
イオン交換水333部に対して、解膠酸としてメタンスルホン酸を1.5部添加してメタンスルホン酸水溶液とした。このメタンスルホン酸水溶液をホモミキサー(T.K.ホモミクサーMARKII2.5型、特殊機化工業製)で3000rpmの回転条件で攪拌しながら、アルミナ水和物(DISPERAL HP14、サソール製)100部を少量ずつ添加した。添加終了後も30分間攪拌し、固形分濃度23.0質量%のアルミナ水和物ゾルを調製した。アルミナ水和物ゾル中のアルミナ水和物の平均粒子径を、大塚電子製ELSZ−2を用いて測定したところ、160nmであった。
イオン交換水333部に対して、解膠酸としてメタンスルホン酸を1.5部添加してメタンスルホン酸水溶液とした。このメタンスルホン酸水溶液をホモミキサー(T.K.ホモミクサーMARKII2.5型、特殊機化工業製)で3000rpmの回転条件で攪拌しながら、アルミナ(AEROXIDE Alu C、EVONIK製)100部を少量ずつ添加した。添加終了後も30分間攪拌し、固形分濃度23.0質量%のアルミナゾルを調製した。アルミナゾル中のアルミナの平均粒子径を大塚電子製ELSZ−2を用いて測定したところ、180nmであった。
イオン交換水333部に対して、カチオンポリマー(シャロールDC902P、第一工業製薬製)4.0部を添加してカチオンポリマー水溶液とした。このカチオンポリマー水溶液をホモミキサー(T.K.ホモミクサーMARKII2.5型、特殊機化工業製)で3000rpmの回転条件で攪拌しながら、気相法シリカ(AEROSIL300、EVONIK製)100部を少量ずつ添加した。添加終了後、イオン交換水で希釈を行い、更に高圧ホモジナイザー(ナノマイザー、吉田機械興業製)で2回処理を行い、固形分濃度20.0質量%の気相法シリカゾルを調製した。気相法シリカゾル中の気相法シリカの平均粒子径を大塚電子製ELSZ−2を用いて測定したところ、150nmであった。
(ポリビニルアルコール含有水溶液の調製)
イオン交換水1150部に対して、ポリビニルアルコール(PVA235、クラレ製、けん化度88%、平均重合度3500)100部を撹拌しながら添加した。添加終了後、90℃で加熱溶解させ、固形分濃度8.0質量%のポリビニルアルコール含有水溶液を調製した。
(第二のインク受容層用塗工液1)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分質量比で70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ株式会社製、FINESIL、X−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で2.0部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合することで塗工液を得た。得られた塗工液に更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように加え、混合することで、第二のインク受容層用塗工液1を得た。
アルミナ水和物ゾルに対して、ポリビニルアルコ−ル水溶液を、アルミナ水和物固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で13.0部となるように混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で5.8部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第一のインク受容層用塗工液1とした。
第二のインク受容層用塗工液1と第一のインク受容層用塗工液1を、支持体の両面に塗工した。塗工は、乾燥時における第一のインク受容層の膜厚が25.0μm、第二のインク受容層の膜厚が10.0μm、合計35.0μmとなるように、多層スライドホッパー型塗工装置にて行った。続いて60℃で乾燥させて記録媒体1を得た。得られた記録媒体は、支持体、第一のインク受容層、第二のインク受容層がこの順に形成されてなる記録媒体であった。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1を下記の第一のインク受容層用塗工液2に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体2を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
気相法シリカゾルに対して、ポリビニルアルコール水溶液を、気相法シリカ固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で30.0部となるように混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で5.8部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合し、第一のインク受容層用塗工液2とした。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1を下記の第一のインク受容層用塗工液3に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体3を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
アルミナ水和物ゾルと気相法シリカゾルを、アルミナ水和物と気相法シリカの固形分比で25:75になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で25.0部となるようにポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で5.8部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合し、第一のインク受容層用塗工液3とした。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1を下記の第一のインク受容層用塗工液4に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体4を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
アルミナ水和物ゾルと気相法シリカゾルを、アルミナ水和物と気相法シリカの固形分比で75:25になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で18.0部となるようにポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で5.8部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合し、第一のインク受容層用塗工液4とした。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1を下記の第一のインク受容層用塗工液5に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体5を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分比で75:25になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で13.0部となるようにポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で5.8部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合し、第一のインク受容層用塗工液5とした。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1を下記の第一のインク受容層用塗工液6に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体6を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分比で25:75になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で13.0部となるようにポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で5.8部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合し、第一のインク受容層用塗工液6とした。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が5.0μm、第一のインク受容層の膜厚が13.0μm、合計18.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体7を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が6.0μm、第一のインク受容層の膜厚が14.0μm、合計20.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体8を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が12.0μm、第一のインク受容層の膜厚が28.0μm、合計40.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体9を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が13.0μm、第一のインク受容層の膜厚が30.0μm、合計43.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体10を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が2.5μm、第一のインク受容層の膜厚が32.5μm、合計35.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体11を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が5.0μm、第一のインク受容層の膜厚が30.0μm、合計35.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体12を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が17.5μm、第一のインク受容層の膜厚が17.5μm、合計35.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体13を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層の膜厚が20.0μm、第一のインク受容層の膜厚が15.0μm、合計35.0μmとなるように塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体14を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で10.0部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体15を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で30.0部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体16を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で4.0部となるように固形分濃度8.0質量%のポリビニルアルコール水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体17を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で5.0部となるように固形分濃度8.0質量%のポリビニルアルコール水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体18を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で10.0部となるように固形分濃度8.0質量%のポリビニルアルコール水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体19を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で11.0部となるように固形分濃度8.0質量%のポリビニルアルコール水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体20を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で2.3部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体21を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で6.9部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体22を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で2.3部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体23を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で7.0部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体24を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で2.4部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体25を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で6.8部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体26を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で2.2部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体27を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で6.7部になるように、固形分濃度5.0質量%オルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体28を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、アルミナ水和物の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で10.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体29を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、アルミナ水和物の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で11.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体30を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、アルミナ水和物の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で40.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体31を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、アルミナ水和物の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で42.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体32を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、気相法シリカの固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で10.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体33を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、気相法シリカの固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で11.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体34を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
前記記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、気相法シリカの固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で40.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体35を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、気相法シリカの固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で42.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体36を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で10.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体37を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で11.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体38を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で40.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体39を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で42.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体40を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で10.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体41を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で11.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体42を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
前記記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で40.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体43を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、混合ゾルに含まれるアルミナ水和物と気相法シリカの合計の固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で42.0部となるように混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体44を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が100:0になるようにした。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体45を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1及び第一のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコール水溶液を別のポリビニルアルコール(PVA217、クラレ製、けん化度88%、平均重合度1700)水溶液(固形分濃度8.0質量%)に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体46を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1及び第一のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコール水溶液を別のポリビニルアルコール(PVA424、クラレ製、けん化度80%、平均重合度2400)水溶液(固形分濃度8.0質量%)に変更した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体47を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
(第二のインク受容層用塗工液2)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分質量比で70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ株式会社製、FINESIL、X−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で0.5部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液2を得た。
(第二のインク受容層用塗工液3)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ株式会社製、FINESIL、X−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で5部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液3を得た。
(第二のインク受容層用塗工液4)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して有機粒子(架橋ポリメタクリル酸メチル、MBX−8、平均二次粒子径5.0μm、積水化成品工業(株)製)を固形分換算で5部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液4を得た。
(第二のインク受容層用塗工液5)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(東ソー・シリカ株式会社製、NIPGEL、BY−001、平均二次粒子径20.0μm)を固形分換算で2.0部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液5を得た。
(第二のインク受容層用塗工液6)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(水澤化学工業株式会社製 MIZUKASIL P−707A平均二次粒子径1.0μm)を固形分換算で2.0部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、前記ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液6を得た。
記録媒体1のインク受容層の作製において、第二のインク受容層のみを膜厚が35.0μmとなるように単層で塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体53を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1のインク受容層の作製において、第一のインク受容層のみを膜厚が35.0μmとなるように単層で塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体54を得た。
記録媒体2のインク受容層の作製において、第一のインク受容層のみを膜厚が35.0μmとなるように単層で塗工した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体55を得た。
記録媒体3のインク受容層の作製において、第一のインク受容層のみを膜厚が35.0μmとなるように単層で塗工した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体56を得た。
記録媒体4のインク受容層の作製において、第一のインク受容層のみを膜厚が35.0μmとなるように単層で塗工した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体57を得た。
記録媒体1のインク受容層の作製において、第二のインク受容層塗工液1と第一のインク受容層塗工液1を交換して塗工した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体58を得た。
記録媒体1のインク受容層の作製において、第二のインク受容層用塗工液1と第一のインク受容層用塗工液1にオルト硼酸水溶液を添加しなかった。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体59を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1のインク受容層の作製において、第一のインク受容層用塗工液1にオルト硼酸水溶液を添加しなかった。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体60を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1のインク受容層の作製において、第二のインク受容層用塗工液1にオルト硼酸水溶液を添加しなかった。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体61を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で35.7部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体62を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第二のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で9.3部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体63を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で1.5部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体64を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体1の第一のインク受容層用塗工液1の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で7.7部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体1と同様にして記録媒体65を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
前記記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で1.7部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体66を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体2の第一のインク受容層用塗工液2の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸は固形分換算で7.7部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体67を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で1.6部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体3と同様にして記録媒体68を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
前記記録媒体3の第一のインク受容層用塗工液3の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で7.6部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体2と同様にして記録媒体69を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で1.7部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体70を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体4の第一のインク受容層用塗工液4の調整において、ポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で7.8部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合した。これ以外は記録媒体4と同様にして記録媒体71を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
(第二のインク受容層用塗工液7)
アルミナ水和物ゾルの固形分100部に対して、ポリビニルアルコールが固形分換算で6.8部となるようにポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物の合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ株式会社製、FINESIL、X−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で2.0部となるように混合した。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で17.7部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液7を得た。
アルミナ水和物ゾルに対して、ポリビニルアルコ−ル水溶液を、アルミナ水和物固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で15.0部となるように混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で8.0部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合することで、第一のインク受容層用塗工液7を得た。
第二のインク受容層用塗工液2と第一のインク受容層用塗工液7を、上記支持体の両面に多層スライドホッパー型塗工装置にて塗工し、第一のインク受容層、第一のインク受容層の上に第二のインク受容層の合計2層を形成した。この際、乾燥時における第一のインク受容層の膜厚が20.0μm、第二のインク受容層の膜厚が20.0μm、合計40.0μmとなるようにした。続いて60℃で乾燥させて記録媒体72を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
(第二のインク受容層用塗工液8)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ株式会社製、FINESIL、X−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で0.3部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるようにポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液8を得た。
(第二のインク受容層用塗工液9)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ製、FINESILX−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で7.0部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合し、第二のインク受容層用塗工液9とした。
(第二のインク受容層用塗工液10)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(水澤化学工業株式会社製、MIZUKASIL、P−707M、平均二次粒子径35.0μm)を固形分換算で2.0部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合し、第二のインク受容層用塗工液10とした。
(第二のインク受容層用塗工液11)
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対してポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合することで、第二のインク受容層用塗工液11を得た。
アルミナ水和物ゾルとアルミナゾルを、アルミナ水和物とアルミナの固形分の質量比が70:30になるように混合して混合ゾルとした。この混合ゾルに含まれるアルミナ水和物とアルミナの合計固形分100部に対して湿式シリカ(トクヤマ株式会社製、FINESILX−37B、平均二次粒子径3.7μm)を固形分換算で2.0部となるように混合した。更に、ポリビニルアルコールが固形分換算で7.0部となるように、前記ポリビニルアルコール水溶液を混合して混合液とした。次に、混合液中のポリビニルアルコールの固形分100部に対してオルト硼酸が固形分換算で16.4部になるように、固形分濃度5.0質量%のオルト硼酸水溶液を混合し、第二のインク受容層用塗工液とした。更に界面活性剤(商品名:サーフィノール465、日信化学工業社製)を塗工液全量に対して0.1質量%となるように混合し、最表層用塗工液1とした。
最表層塗工液1と第二のインク受容層用塗工液11と第一のインク受容層用塗工液1を、支持体の両面に塗工した。塗工は、乾燥時における第一のインク受容層の膜厚が25.0μm、第二のインク受容層の膜厚が10.0μm、最表層が0.12μm、合計35.12μmとなるように、多層スライドホッパー型塗工装置にて行った。続いて60℃で乾燥させて記録媒体81を得た。上記操作によって得られた記録媒体81は、支持体から、第一のインク受容層、第二のインク受容層、最表層の順に各層が設けられていた。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体81の最表層の膜厚を0.2μmとした以外は、記録媒体81と同様にして記録媒体82を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体81の最表層の膜厚を1.5μmとした以外は、記録媒体81と同様にして記録媒体83を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体81の最表層を2.0μmとした以外は、記録媒体81と同様にして記録媒体84を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
記録媒体81の最表層を5.0μmとした以外は、記録媒体81と同様にして記録媒体85を得た。記録媒体表面の任意の湿式シリカ粒子を100個測定し、平均二次粒子径を算出した結果、3.0μmであった。
[塗工後ひび割れ]
得られた記録媒体のインク受容層表面を目視にて観察し、下記の評価基準を用いて、各記録媒体の塗工後のひび割れを評価した。評価結果を表4〜6に示す。
5:ひび割れの発生は認められない。
4:肉眼で確認できないほどの微小なひび割れが認められる。
3:肉眼で確認できる大きさのひび割れが一部認められる。
2:肉眼で確認できる大きさのひび割れが全面に多数認められる。
1:大きなひび割れが無数にあり、インク受容層が一部支持体から剥がれている。
得られた記録媒体をA4サイズにし、インクジェットプリンター(商品名:MP990、キヤノン製)を用いて、記録面全面にブラックのベタ印字を行った。印字を行った記録媒体を印字面が内側になるようにして2つ折りにし、更に、プレス機を用いて500kgの荷重をかけて5分間保持し、折目をつけた。折目がついた記録媒体を20回開閉した後、折目部分を目視で観察し、下記の基準を用いて評価を行った。評価結果を表4〜6に示す。
5.白い筋が見えない。
4.白い筋がわずかに見える。
3.白い筋が多少見える。
2.白い筋がはっきり見える。
1.白い筋が幅広く、はっきり見える。
得られた記録媒体のそれぞれの記録面に、インクジェットプリンター(商品名:MP990、キヤノン製)を用いて、写真用紙光沢ゴールド、色補正なしモードにて、グリーンのベタ印字を行った。更に、印字部を目視にて観察し、下記の基準を用いて評価を行った。評価結果を表4〜6に示す。
5:ベタ部にムラがほとんど見られない。
4:ベタ部にムラがわずかに見られる。
3:ベタ部にムラが少し見られる。
2:ベタ部にムラがかなり見られる。
1:ベタ部にインクのあふれが見られる。
得られた記録媒体のそれぞれの記録面に、インクジェットプリンター(商品名:MP990、キヤノン製)を用いて、写真用紙、光沢ゴールド、色補正なしモードにて、ブラックのベタ印字を行った。ベタ印字部分の光学濃度を光学反射濃度計(商品名:530分光濃度計、X−Rite製)を用いてそれぞれ測定し、下記の基準を用いて評価を行った。評価結果を表4〜6に示す。
5:2.20以上。
4:2.15以上、2.20未満。
3:2.10以上、2.15未満。
2:2.00以上、2.10未満。
1:2.00未満。
記録媒体1を20枚作成し、10×10cmサイズで20枚重ね、片側を綴じた。その後、綴じていない側の端面を一枚ずつめくることで、記録媒体のめくり易さを評価した。同様の操作を他の記録媒体についても行い、下記評価基準により評価した。評価結果を表4〜6に示す。
5:表面の滑り性が極めて高く、著しくめくりやすい。
4:表面の滑り性が高く、かなりめくりやすい。
3:めくりやすい。
2:表面の滑り性が悪く、記録媒体同紙が貼りつく感覚があるため、めくりにくい。
1:表面の滑り性がかなり悪く、記録媒体同紙が貼りつく感覚が強くあるため、非常にめくりにくい。
得られた記録媒体のそれぞれの記録の20°光沢度を測定した。装置は、光沢度計VG2000(日本電色工業製)を用いた。得られた光沢度を下記評価基準に基づいて評価した。評価結果を表4〜6に示す。
5:20°光沢度が30以上。
4:20°光沢度が25以上30未満。
3:20°光沢度が20以上25未満。
2:20°光沢度が15以上20未満。
1:20°光沢度が15未満。
Claims (10)
- 支持体と、第一のインク受容層と、最表層である第二のインク受容層とをこの順に有する記録媒体であって、
前記第一のインク受容層は、第一のインク受容層用塗工液を塗工することで得られ、前記第一のインク受容層用塗工液は、アルミナ、アルミナ水和物、及び気相法シリカからなる群より選ばれる少なくとも1種の無機顔料と、ポリビニルアルコールと、硼酸と、を含み、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記硼酸の含有量は、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記ポリビニルアルコールの含有量に対して2.0質量%以上7.0質量%以下であり、かつ、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記ポリビニルアルコールの含有量は、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記無機顔料の含有量に対して11.0質量%以上40.0質量%以下であり、
前記第二のインク受容層は、第二のインク受容層用塗工液を塗工することで得られ、前記第二のインク受容層用塗工液は、平均二次粒子径が50nm以上300nm以下である、アルミナ及びアルミナ水和物からなる群より選ばれる少なくとも1種の無機顔料と、前記無機顔料と異なる、平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子と、ポリビニルアルコールと、硼酸と、を含み、前記第二のインク受容層用塗工液中の前記硼酸の含有量は、前記第二のインク受容層用塗工液中の前記ポリビニルアルコールの含有量に対して10.0質量%以上30.0質量%以下であり、かつ、前記第二のインク受容層用塗工液中の前記平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子の含有量は、前記第二のインク受容層用塗工液中の前記平均二次粒子径が50nm以上300nm以下である無機顔料の含有量に対して0.5質量%以上5.0質量%以下であることを特徴とする記録媒体。 - 前記第一のインク受容層の膜厚が26.5μm以上33.0μm以下である請求項1に記載の記録媒体。
- 前記第二のインク受容層の膜厚が5.0μm以上20.0μm以下である請求項1又は2に記載の記録媒体。
- 前記第二のインク受容層の膜厚と前記第一のインク受容層の膜厚の比(第二のインク受容層/第一のインク受容層)が0.08以上1.0以下である請求項1乃至3の何れか1項に記載の記録媒体。
- 前記支持体が基紙を樹脂で被覆することで得られる耐水性支持体である請求項1乃至4の何れか1項に記載の記録媒体。
- 前記平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子が湿式シリカである請求項1乃至5の何れか1項に記載の記録媒体。
- 支持体と、第一のインク受容層と、第二のインク受容層と、最表層とをこの順に有する記録媒体であって、
前記第一のインク受容層は、第一のインク受容層用塗工液を塗工することで得られ、前記第一のインク受容層用塗工液は、アルミナ、アルミナ水和物、及び気相法シリカからなる群より選ばれる少なくとも1種の無機顔料と、ポリビニルアルコールと、硼酸と、を含み、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記硼酸の含有量は、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記ポリビニルアルコールの含有量に対して2.0質量%以上7.0質量%以下であり、
前記第二のインク受容層は、第二のインク受容層用塗工液を塗工することで得られ、前記第二のインク受容層用塗工液は、アルミナ及びアルミナ水和物からなる群より選ばれる少なくとも1種の無機顔料と、ポリビニルアルコールと、硼酸と、を含み、前記第二のインク受容層用塗工液中の前記硼酸の含有量は、前記第二のインク受容層用塗工液中の前記ポリビニルアルコールの含有量に対して10.0質量%以上30.0質量%以下であり、
前記最表層は、最表層用塗工液を塗工することで得られ、前記最表層用塗工液は、平均二次粒子径が50nm以上300nm以下である、アルミナ及びアルミナ水和物からなる群より選ばれる少なくとも1種の無機顔料と、前記無機顔料と異なる、平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子と、ポリビニルアルコールと、硼酸と、を含み、前記最表層用塗工液中の前記平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子の含有量は、前記最表層用塗工液中の前記平均二次粒子径が50nm以上300nm以下である無機顔料の含有量に対して0.5質量%以上5.0質量%以下であることを特徴とする記録媒体。 - 前記第一のインク受容層用塗工液中の前記ポリビニルアルコールの含有量が、前記第一のインク受容層用塗工液中の前記無機顔料の含有量に対して11.0質量%以上40.0質量%以下である請求項7に記載の記録媒体。
- 前記最表層の膜厚が0.10μm以上5.0μm以下である請求項7又は8に記載の記録媒体。
- 前記平均二次粒子径が1.0μm以上20.0μm以下の粒子が湿式シリカである請求項7乃至9の何れか1項に記載の記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012249564A JP5414877B2 (ja) | 2011-11-21 | 2012-11-13 | 記録媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011253959 | 2011-11-21 | ||
JP2011253959 | 2011-11-21 | ||
JP2012249564A JP5414877B2 (ja) | 2011-11-21 | 2012-11-13 | 記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013129190A JP2013129190A (ja) | 2013-07-04 |
JP5414877B2 true JP5414877B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=47221892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012249564A Expired - Fee Related JP5414877B2 (ja) | 2011-11-21 | 2012-11-13 | 記録媒体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8679597B2 (ja) |
EP (1) | EP2594407B1 (ja) |
JP (1) | JP5414877B2 (ja) |
CN (1) | CN103129200B (ja) |
RU (1) | RU2526007C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6188443B2 (ja) * | 2013-06-24 | 2017-08-30 | キヤノン株式会社 | 記録媒体及びその製造方法 |
JP2015196346A (ja) | 2014-04-02 | 2015-11-09 | キヤノン株式会社 | 記録媒体 |
CN106752457A (zh) * | 2016-11-28 | 2017-05-31 | 江苏格美高科技发展有限公司 | 一种高光泽喷墨打印油画布的面涂层涂液及其制备方法 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4242271A (en) | 1979-04-23 | 1980-12-30 | Union Carbide Corporation | Process for preparing aluminum alkoxides |
US4202870A (en) | 1979-04-23 | 1980-05-13 | Union Carbide Corporation | Process for producing alumina |
JP3045818B2 (ja) | 1991-07-10 | 2000-05-29 | ローム株式会社 | 電気部品のリード線切断刃 |
JP2714350B2 (ja) | 1993-04-28 | 1998-02-16 | キヤノン株式会社 | 被記録媒体、被記録媒体の製造方法、この被記録媒体を用いたインクジェット記録方法、印字物及びアルミナ水和物の分散物 |
JP2883299B2 (ja) | 1994-09-16 | 1999-04-19 | キヤノン株式会社 | 被記録媒体、その製造方法、被記録媒体を用いたインクジェット記録方法 |
JP2921786B2 (ja) | 1995-05-01 | 1999-07-19 | キヤノン株式会社 | 被記録媒体、該媒体の製造方法、該媒体を用いた画像形成方法 |
JP2921787B2 (ja) | 1995-06-23 | 1999-07-19 | キヤノン株式会社 | 被記録媒体及びこれを用いた画像形成方法 |
IT1309920B1 (it) * | 1999-09-03 | 2002-02-05 | Ferrania Spa | Foglio recettore per stampa a getto di inchiostro comprendente unacombinazione di tensioattivi. |
DE10063218B4 (de) * | 1999-12-20 | 2004-12-02 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Tintenstrahl-Aufzeichnungsmaterial |
WO2002034541A1 (fr) * | 2000-10-24 | 2002-05-02 | Mitsubishi Paper Mills Limited | Materiau d'enregistrement pour imprimante a jet d'encre |
JP4038065B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2008-01-23 | 三菱製紙株式会社 | インクジェット用記録材料及びそれを用いたインクジェット記録方法及び記録物 |
JP2002370444A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-24 | Asahi Glass Co Ltd | インクジェット記録媒体およびその製造方法 |
US6557871B2 (en) * | 2001-07-11 | 2003-05-06 | Ben Ming Hsia | Stroller with adjustable seat back arrangement |
JP4080363B2 (ja) * | 2002-04-26 | 2008-04-23 | 三菱製紙株式会社 | 校正用インクジェット記録材料 |
US6872430B2 (en) | 2002-05-31 | 2005-03-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Porous inkjet receiver layer with a binder gradient |
JP4635697B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2011-02-23 | 王子製紙株式会社 | インクジェット記録体 |
JP4533397B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2010-09-01 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録媒体 |
JP5854579B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2016-02-09 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録方法 |
JP5804731B2 (ja) * | 2010-04-20 | 2015-11-04 | キヤノン株式会社 | インクジェット記録媒体 |
JP5398850B2 (ja) * | 2011-02-10 | 2014-01-29 | キヤノン株式会社 | 記録媒体 |
-
2012
- 2012-11-09 EP EP12007618.7A patent/EP2594407B1/en not_active Not-in-force
- 2012-11-12 RU RU2012148048/12A patent/RU2526007C2/ru not_active IP Right Cessation
- 2012-11-13 JP JP2012249564A patent/JP5414877B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2012-11-15 US US13/678,331 patent/US8679597B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2012-11-16 CN CN201210465892.3A patent/CN103129200B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013129190A (ja) | 2013-07-04 |
EP2594407B1 (en) | 2014-06-18 |
RU2526007C2 (ru) | 2014-08-20 |
RU2012148048A (ru) | 2014-05-20 |
EP2594407A1 (en) | 2013-05-22 |
CN103129200B (zh) | 2014-12-24 |
US20130129943A1 (en) | 2013-05-23 |
US8679597B2 (en) | 2014-03-25 |
CN103129200A (zh) | 2013-06-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6108764B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP5398850B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP5714061B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP5414877B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP2014051089A (ja) | 記録媒体 | |
JP2014159111A (ja) | 記録媒体 | |
JP5676993B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP2016064574A (ja) | 記録媒体 | |
JP6562961B2 (ja) | 記録媒体 | |
US9440474B2 (en) | Recording medium | |
JP2015123649A (ja) | 記録媒体 | |
CN104339909B (zh) | 记录介质 | |
JP2015030241A (ja) | 記録媒体 | |
JP2018052101A (ja) | 記録媒体 | |
JP2015217613A (ja) | 記録媒体 | |
JP2016060115A (ja) | 記録媒体 | |
JP2009234080A (ja) | 被記録媒体及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130520 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130917 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131112 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5414877 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |