JP5414003B2 - 電子機器 - Google Patents

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本発明は、複数のアプリケーションを実行可能な電子機器に関する。
現在、携帯端末等の電子機器においては、多種多様なアプリケーションを実行可能となっている。
携帯端末の実行可能なアプリケーションとしては、例えば、Eメール、カレンダー、アドレス帳、ウェブブラウザ、地図やGPSによるナビゲーション、音楽再生、ゲーム等が挙げられる。
携帯端末は、上述したような多様なアプリケーションを実行可能ではあるが、携帯端末は小型であることがユーザビリティ上必然的に要求されるため、実行要求されたアプリケーションの実行の際に必要な情報を記憶するメモリを大容量化することが困難であり、基本的には同時に1つのアプリケーションしか実行することしかできない、という仕様になっていた。例えば、Eメールアプリケーション実行中にカレンダーアプリケーションを実行しようとした場合、現在実行中のEメールアプリケーションを一度終了させた後、改めてカレンダーアプリケーションを実行させる必要があり、操作が大変煩わしい、という第1の不利益があった。
そのような第1の不利益を解消するために、現在実行中のアプリケーションを一時中断して待機させておいて、その間に他のアプリケーションを実行する携帯端末が存在する。
このような携帯端末では、中断させたアプリケーションを待機させたまま他のアプリケーションを実行し、他のアプリケーションが終了したら中断させたアプリケーションを中断されたときの状態で再び実行するようになっており、使い勝手を向上させていた。
しかし、上述したように、一般に携帯端末のメモリ容量は小さく、実行中のアプリケーションを中断して待機させて他のアプリケーションを新たに実行させる場合、新たに実行させるアプリケーションのメモリ使用量によっては、待機中のアプリケーションのメモリ使用量と新たに実行させるアプリケーションのメモリ使用量との合計が、携帯端末のメモリ容量の最大値を超えてしまう場合があり、この場合には新たなアプリケーションを実行することができなくなってしまう、という第2の不利益があった。特に、複数のアプリケーションを中断して待機状態にした状態において、新たなアプリケーションを実行させることが可能な携帯端末においては、こうした第2の不利益が顕著であった。
こうした第2の不利益を解消する技術として、例えば特許文献1に開示された技術がある。
特開平10−63567号公報
特許文献1には、複数のアプリケーションが実行されている状態で新たなアプリケーションの実行が要求された場合に、新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が残存メモリ容量を超えるか否かを判断し、残存メモリ容量が新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量より小さい場合には、その旨を通知すると共に、実行中のアプリケーションのメモリ使用状況を表示するメモリ不足表示方法が開示されている。
すなわち、特許文献1に開示されたメモリ不足表示方法では、新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が足りなかった場合には、ユーザが実行中の各アプリケーションのメモリ使用量が表示されるのを見て、手動で例えば最もメモリ容量を使用しているアプリケーションの実行を終了させる、等の操作を行う必要がある。従って、特許文献1に開示されたメモリ不足表示方法では、新たなアプリケーションの実行要求がなされるまで、そのアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が残存メモリ容量より大きいか小さいかがユーザにはわからないため、新たなアプリケーションの実行要求操作をユーザが行って初めてそのアプリケーションが(実行中のアプリケーションを終了させないと)実行できないことがわかり、操作が煩雑である、という第3の不利益があった。
本発明は、上述した不利益を解消するために、複数のアプリケーションの実行中において、新たなアプリケーションをユーザの手を煩わせずに好適に実行させることが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、第1の発明の電子機器は、新たにアプリケーションを実行することにより所定のパラメータが許容値を超える場合、実行中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする。
第2の発明の電子機器は、新たにアプリケーションを実行するために、実行中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする。
第3の発明の電子機器は、新たにアプリケーションを実行することにより必要とするメモリ容量が揮発性メモリの残存メモリ容量を超える場合、既に前記揮発性メモリを使用している実行中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする。
第4の発明の電子機器は、新たにアプリケーションを実行し、当該アプリケーションが実行中になることにより、実行中のアプリケーションの数、または実行中および中断中のアプリケーションの数が所定数を超える場合、実行中または中断中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、前記制御部は、前記実行中アプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする。
第5の発明の電子機器は、新たにアプリケーションを実行することにより所定のパラメータが許容値を超える場合、実行中または中断中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、再生機能若しくは録音機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする。

本発明によれば、複数のアプリケーションの実行中において、新たなアプリケーションをユーザの手を煩わせずに好適に実行させることが可能な電子機器を提供することができる。
図1は、携帯端末100の構成例の一例を示すブロック図である。 図2は、携帯端末100の外観の一例を示す図である。 図3は、携帯端末100の動作例について説明ためのフローチャートを示した図である。
以下、本発明の電子機器の一例としての携帯端末100について説明する。
図1に、携帯端末100の構成例の一例を示す。
図1に示すように、携帯端末100は、記憶部1、実行部2、表示部3、操作部4、報知部5、制御部6を有する。
記憶部1は、携帯端末100の動作に関する各種データを記憶する。
記憶部1は、不揮発性メモリ11と揮発性メモリ12とをさらに有する。
不揮発性メモリ11は、例えばフラッシュメモリ等の書き換え可能で、且つ、電源を切ってもデータが消えないメモリである。不揮発性メモリ11には、携帯端末100上で動作する各種アプリケーションのプログラムが記憶されている。不揮発性メモリ11に記憶されたアプリケーションには、例えば、音楽アプリケーション、TVアプリケーション及びラジオアプリケーション(本発明の放送アプリケーションに対応)、位置情報取得アプリケーション、電子メールアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、ゲームアプリケーション、機能設定アプリケーション等がある。
音楽アプリケーションは、別途不揮発性メモリ11に記憶された音楽データを再生し、図1に図示しない音声出力部から出力するアプリケーションである。
TVアプリケーション及びラジオアプリケーションは、図1に図示しないアンテナにより受信されたテレビ放送波或いはラジオ放送波を再生し、これに応じて表示部3に映像を表示させたり音声出力部から音声を出力させたりするアプリケーションである。
位置情報取得アプリケーションは、例えば図示しないGPS(Global Positioning System)受信部にGPS衛星との通信を行わせ、携帯端末100が現在位置する現在位置情報を取得したり、取得した現在位置を地図上に表示させたりするアプリケーションである。
電子メールアプリケーションは、電子メールを作成する電子メール作成機能を有するとともに、例えば図1に図示しない通信部を介して、メールサーバと無線通信を行い、電子メールの送受信を行うアプリケーションである。
ウェブブラウザアプリケーションは、通信部を介して各種ウェブサーバと無線通信を行い、ウェブページデータをダウンロード等して表示部3に当該ウェブページを表示させるアプリケーションである。
ゲームアプリケーションは、ゲームプログラムを実行するアプリケーションである。
機能設定アプリケーションは、例えば携帯端末100の各機能に関する設定(例えば、携帯端末100の待ち受け状態の際に表示部3に表示する壁紙の設定や、音声通話着信があった際に報知する着信音の設定(例えば、着信音の音量の設定等)を行うアプリケーションである。
また、不揮発性メモリ11は、ユーザの承認なしに終了させないアプリケーションの情報である終了禁止アプリケーション情報を記憶している。終了禁止アプリケーション情報については、後に説明する。
揮発性メモリ12は、上述した各アプリケーションの実行時に使用するプログラムやデータを一時的に記憶するメモリであり、アプリケーションの実行が終了すれば、一時記憶していたプログラムやデータは制御部8の制御の下消去される。また、揮発性メモリ12は、所定の最大メモリ容量を有しているが、上述した各アプリケーションは、実行時に揮発性メモリ12上に記憶する必要のあるメモリ容量をそれぞれ有しており、それぞれのメモリ容量は、実行中のアプリケーションにより使用されているメモリ容量の合計が最大メモリ容量を超えないようになっている。
なお、揮発性メモリ12のメモリ容量が本発明のパラメータに対応しており、最大メモリ容量が本発明の許容値に対応している。
実行部2は、上述した不揮発性メモリ11に記憶された各種アプリケーションのうち、後述する操作部4等によるユーザの操作等により実行要求されたアプリケーションを実行する。
実行部2は、上記各種アプリケーションを実行させている際に、実行中のアプリケーションを中断し、他のアプリケーションを新たに実行することが可能である。
具体的には、例えば、音楽アプリケーション実行中に、電子メールアプリケーションの起動が要求された場合には、音楽アプリケーションを一時中断して、電子メールアプリケーションが実行される。
ただし、アプリケーションの中断中でも、そのアプリケーションが実行されていることには変わりないため、当該アプリケーションは揮発性メモリ12上に実行中と同程度のメモリ容量を必要とする。
実行部2は、中断中及び実行中のアプリケーションに必要なメモリ容量の合計が、揮発性メモリ12の最大メモリ容量を超えないようにしなければならない。このため、揮発性メモリ12の最大メモリ容量から中断中及び実行中のアプリケーションが使用しているメモリ容量を引いた残りのメモリ容量よりも大きなメモリ容量を実行のために必要とするアプリケーションが新たに実行要求された際には、中断中及び実行中のアプリケーションのうちいずれかを終了させてからでないと新たに実行要求されたアプリケーションを実行することができない。ここで、中断中及び実行中のアプリケーションのうちのいずれを終了させるかは、上述した不揮発性メモリ11が記憶する終了禁止アプリケーション情報に従って決定する。
なお、上述したアプリケーションの終了とは、中断とは異なり、完全にそのアプリケーションの実行を終了させることを意味している。すなわち、終了するアプリケーションは実行中使用していた揮発性メモリ12のメモリ容量を完全に消去する。
また、実行部2は、制御部6の制御の下、上述した各種アプリケーションのいずれか1つが実行或いは中断されている状態で、残存メモリ容量よりも大きなメモリ容量を必要とする新たなアプリケーションの実行が要求された場合に、当該実行中或いは中断中のアプリケーションのうち、決して実行部2が終了させないアプリケーション(実行の終了が制限される設定が予めされているアプリケーション)に関する情報である。終了禁止アプリケーション情報に基づいて、当該実行中或いは中断中のアプリケーションのうち、当該終了禁止アプリケーション以外のアプリケーションの中から当該実行或いは中断を終了させるアプリケーションを決定し、そのアプリケーションを終了させてから、当該実行が要求された新たなアプリケーションを実行する。なお、終了禁止アプリケーション以外のアプリケーションのうち、どのアプリケーションの実行或いは中断を終了させるかの決定方法は、本発明では限定しない。例えば実行部2は、終了禁止アプリケーション以外のアプリケーションの中からランダムで終了させるアプリケーションを決定したり、予め定められたアプリケーションの優先順位に基づいて、終了させるアプリケーションを決定したり、実行開始時点が最も古いアプリケーションを終了させるアプリケーションとして決定したりすればよい。なお、この決定は複数のアプリケーションに対してなされてもよい。
終了禁止アプリケーション情報の設定方法については、後述する。
表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(electro luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスであり、携帯端末100の各種動作に応じてその動作に関連する画面を表示する。例えば、音声通話発信時には発信先の情報、着信時には着信元の情報を表示し、また、実行部2が各種アプリケーションを実行する際にはそれぞれのアプリケーションに対応した画面を表示する。
操作部4は、例えばテンキーや十字キー等の入力デバイスであり、携帯端末100の各種動作時のユーザの入力を受け付ける。また、操作部4は例えば表示部3と重ねて配置されたタッチセンサ等であってもよい。
報知部5は、例えばバイブレータ、アラーム、発光等のさまざまな手段により、ユーザに対して報知を行う。なお、報知部5は報知を行う手段については本発明では限定しない。
ここでの報知部5は、複数のアプリケーションが実行中或いは中断中に、揮発性メモリ12の残りメモリ容量よりも大きなメモリ容量を必要とするアプリケーションが新たに実行要求された際に、実行中或いは中断中のアプリケーションが終了禁止アプリケーション情報に設定されているアプリケーションだけであった場合に、その旨をユーザに対して報知するよう制御部6に制御される。
制御部6は、携帯端末100を統括的に制御する中央処理装置である。すなわち、携帯端末100の各種動作時には上記説明したような携帯端末100の各構成、すなわち、不揮発性メモリ11、揮発性メモリ12、実行部2、表示部3、操作部4、報知部5を制御してその動作を行わせる処理を実行する。
また、制御部6は判定部61を有し、複数のアプリケーションの実行中または中断中に、実行部2が新たなアプリケーションを実行させようとした場合に、揮発性メモリ12の残存メモリ容量が新たに実行するアプリケーションの必要とするメモリ容量よりも大きいか小さいかを判定する。言い換えれば、判定部61は、新たに実行要求されたアプリケーションの実行に必要なメモリ容量を揮発性メモリ12に記憶させると、揮発性メモリの最大メモリ容量(許容値)を超えるか否かについて判定する。これにより、実行中或いは中断中のアプリケーションのうちいずれのアプリケーションも終了させることなく新たなアプリケーションが実行可能か否かを判定することができる。
図2は、携帯端末100の外観の一例を示す図である。
図2に示すように、携帯端末100は、上部筐体101と下部筐体102とがヒンジ部103によって開閉可能に接続されている。
図2(a)は携帯端末100の筐体が開かれた状態を、図2(b)は携帯端末100の筐体が閉じられた状態を示している。
上部筐体101は、表示部3を有する。
下部筐体102は、テンキーや十字キー等の操作部4を有する。
次に、不揮発性メモリ11に記憶される終了禁止アプリケーション情報の設定方法について説明する。
第1の方法としては、ユーザが操作部4を介した操作により終了禁止アプリケーションを自由に設定する方法が挙げられる。
すなわち、ユーザが操作部4を介して設定した終了禁止アプリケーションに関する情報を含む終了禁止アプリケーション情報を不揮発性メモリ11が記憶し、実行部2は制御部6の制御の下、複数のアプリケーションの実行中或いは中断中に、残りメモリ容量より大きなメモリ容量を必要とする新たなアプリケーションの実行がされていると判定部61により判定された場合に、実行中或いは中断中のアプリケーションのうち終了禁止アプリケーション以外のアプリケーションの中から終了させるアプリケーションを決定し、そのアプリケーションを終了させてから当該実行要求されたアプリケーションを実行する。
具体例を挙げる。
例えば、電子メールアプリケーションをユーザがあらかじめ終了禁止アプリケーションとして設定しておくとする。
ユーザが、電子メールアプリケーションが実行されている状態でウェブブラウザアプリケーションの実行が要求されたとする、そしてこの場合の揮発性メモリ12の残存メモリ容量は、ウェブブラウザアプリケーションの必要とするメモリ容量よりも大きいとする。そうすると、次にウェブブラウザアプリケーションが実行されるとともに、電子メールアプリケーションの実行は中断されて、そしてこのときに、ユーザによって新たに音楽アプリケーションの実行要求が操作部4等を介して入力されたとし、さらには、この状態での揮発性メモリ12の残存メモリ容量は音楽アプリケーションの必要とするメモリ容量よりも少なかったとする。
この場合、実行部2は、電子メールアプリケーションが終了禁止であるため、ウェブブラウザアプリケーションを終了させ、これによって揮発性メモリ12の残りメモリ容量が音楽アプリケーションの実行に必要なメモリ容量よりも大きくなったと判定部61が判定したら、音楽アプリケーションを新たに実行する。
なお、このように例えば特定のアプリケーションの実行前にそのアプリケーションを終了禁止アプリケーションと設定できるようにしてもよいが、そうでなくとも、例えば、特定のアプリケーションの操作部4を介した実行要求の際、或いは、その実行中にそのアプリケーションを終了禁止アプリケーションに設定できるようにしてもよい。また、この場合、ユーザは例えば操作部4の所定のボタンの押下により簡単に当該設定をできるようにしてもよい。また、一度設定した終了禁止アプリケーションは、ユーザの操作部4を介した操作によりその設定を解除できるようにしてもよい。
次に第2の方法として、特定のアプリケーションが特定の動作を行っている際に、制御部6がそのアプリケーションを終了禁止アプリケーションである、と設定する方法が挙げられる。
すなわち、すでに実行中のアプリケーションが、特定の動作を行っている際に、制御部6はそのアプリケーションを終了禁止アプリケーションとして設定し、そのアプリケーションを終了させないようにする。
具体例を挙げる。
例えば、音楽アプリケーションの実行中に、音楽再生機能、或いは音楽録音機能が動作中であるとする。この場合、新たなアプリケーションの実行に伴って音楽アプリケーションが実行部2により強制的に終了されてしまうと、音楽の再生を楽しんでいたユーザに強い不快感を与えたり、音楽を録音していた場合には録音データが失われたりして取り返しが付かない事態となる恐れがある。そこで、制御部6は仮に音楽再生機能が先に述べたような終了禁止アプリケーションに設定されていなかった場合でも音楽再生中或いは音楽録音中には音楽アプリケーションを自動的に終了禁止アプリケーションとして設定し、音楽アプリケーションと他のアプリケーションとが実行中或いは中断中に新たなアプリケーションの実行が要求された場合には、実行部2は音楽アプリケーション以外の実行中或いは中断中のアプリケーションのうちいずれかのアプリケーションを終了して新たなアプリケーションを実行する。ただし、音楽アプリケーションの実行中に、音楽再生機能も音楽録音機能も動作していない状態、例えば、再生或いは録音しようとする曲を選択するための動作しかしていないような状態においては、強制的に終了されてもユーザにそれほど強い不快感を与える等、取り返しがつかない事態となることはないと解されるため、自動的に終了禁止プリケーションとして設定しないこととする。
なお、制御部6が特定の動作中に自動的に終了禁止アプリケーションとして設定するアプリケーションは、音楽アプリケーションに限られない。以下、その具体例を示す。
例えば、TVアプリケーション及びラジオアプリケーション(本発明の放送アプリケーション)においては、音楽アプリケーションと同様、放送受信中(放送再生機能動作中)或いは放送記録中(放送記録機能動作中)に強制的に終了された場合、ユーザに強い不快感を与えてしまう。このため、放送受信中及び放送記録中には、制御部6はTVアプリケーション及びラジオアプリケーションを終了禁止アプリケーションとして設定する。
また、位置情報取得アプリケーションにおいては、位置情報取得動作中に強制的に終了された場合、現在位置が取得されずに位置情報取得処理が終了してしまい、現在位置を取得するためには再度位置情報取得アプリケーションを実行して位置情報取得処理を最初から行う必要があり、時間及びメモリ資源の無駄となってしまう。このため、位置情報取得中には、制御部6は位置情報取得アプリケーションを終了禁止アプリケーションとして設定する。
また、電子メールアプリケーションにおいては、電子メールを作成するメール作成機能の動作中に強制的に終了された場合、作成中の電子メールに関する情報が失われてしまい、ユーザに不快感を与えてしまう。このため、電子メール作成機能の動作中には、制御部6は電子メールアプリケーションを終了禁止アプリケーションとして設定する。
以上説明したように、不揮発性メモリ11に記憶されるアプリケーションは、終了禁止アプリケーション情報が設定される。
次に、本実施形態の携帯端末100の動作例について説明する。
図3にそのフローチャートを示す。
ステップST1:
実行部2は、ユーザの操作部4を介した操作等に応じて、不揮発性メモリ11に記憶されたアプリケーションの実行を開始する。
ステップST2:
ステップST1において実行が開始されたアプリケーションが実行中の状態で、ユーザの操作部4を介した操作等により新たにアプリケーションの実行が要求された場合にはステップST3に進み、そうでない場合にはステップST2に戻る。
ステップST3:
判定部61が、ステップST2において実行要求された新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が揮発性メモリ12に残っていると判定した場合にはステップST9に進み、残っていないと判定した場合はステップST4に進む。
ステップST4:
ステップST1において実行されているアプリケーション或いは後述するステップST9において新たに実行或いは中断されているアプリケーションが、すべて不揮発性メモリ11が有する終了禁止アプリケーション情報に含まれるアプリケーションであるか否かを制御部6が判定し、当該実行或いは中断されているアプリケーションがすべて終了禁止アプリケーション情報に含まれるアプリケーションであった場合にはステップST5に進み、そうでない場合にはステップST8に進む。
ステップST5:
ステップST4において、実行中或いは中断中のアプリケーションがすべて終了禁止アプリケーション情報に含まれるアプリケーションであったと判定されたため、報知部5がその旨をユーザに対して報知する。
ステップST6:
制御部6は、ステップST5において実行中或いは中断中のアプリケーションがすべて終了禁止アプリケーション情報に含まれるアプリケーションであったことが報知されたため、不揮発性メモリ11の終了禁止アプリケーション情報を破棄する。
ステップST7:
実行部2は、実行中或いは中断中のアプリケーションのうちの少なくとも1つを終了し、ステップST9に進む。
ステップST8:
制御部6は、実行中或いは中断中のアプリケーションのうち、終了禁止アプリケーション情報に含まれないアプリケーションの少なくとも1つ終了し、ステップST3に戻る。
ステップST9:
実行部2は、ステップST3において揮発性メモリ12の残存メモリ量が新たに実行するアプリケーションの必要とするメモリ量より大きいと判定部61により判定されたため、新たなアプリケーションの実行を開始するとともに、そのとき実行中であったアプリケーションを中断する。
以上説明したように、本第1実施形態の携帯端末100によれば、実行部2は、実行中或いは中断中のアプリケーションがある際に、新たなアプリケーションの実行を要求され、判定部61が、揮発性メモリ12に新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が残っていないと判定した場合に、不揮発性メモリ11内の終了禁止アプリケーション情報を参照し、終了禁止アプリケーション以外の実行中或いは中断中のアプリケーションを終了させるので、実行中或いは中断中のアプリケーションのうちのいずれを終了させて新たなアプリケーションを実行するのかをユーザ自身が決定する必要がなくなり、携帯端末100の使い勝手が向上する。
なお、終了禁止アプリケーション以外の実行中或いは中断中のアプリケーションが複数あった場合に、どのアプリケーションを終了させるかは、本発明では限定しない。例えばランダムで選択したアプリケーションを終了してもよいし、あらかじめ詳細な優先順位を設定しておき、これにしたがって決定されたアプリケーションを終了させてもよい。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、本発明の所定のパラメータの一例として、各アプリケーションの実行時に必要なメモリ容量を挙げたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、例えば、所定のパラメータとして、実行中或いは中断中のアプリケーションの数とすることも可能である。この場合、例えば実行中或いは中断中のアプリケーションの数が4つを超える場合にランダムで選択したアプリケーション或いは優先順位の最も低いアプリケーションを終了するようにすればよい。
100…携帯端末、101…上部筐体、102…下部筐体、103…ヒンジ部、1…記憶部、11…不揮発性メモリ、12…揮発性メモリ、2…実行部、3…表示部、4…操作部、5…報知部、6…制御部、61…判定部

Claims (5)

  1. 新たにアプリケーションを実行することにより所定のパラメータが許容値を超える場合、実行中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、
    前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 新たにアプリケーションを実行するために、実行中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、
    前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 新たにアプリケーションを実行することにより必要とするメモリ容量が揮発性メモリの残存メモリ容量を超える場合、既に前記揮発性メモリを使用している実行中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、
    前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 新たにアプリケーションを実行し、当該アプリケーションが実行中になることにより、実行中のアプリケーションの数、または実行中および中断中のアプリケーションの数が所定数を超える場合、実行中または中断中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、
    前記制御部は、前記実行中アプリケーションのうち、通信機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 新たにアプリケーションを実行することにより所定のパラメータが許容値を超える場合、実行中または中断中のアプリケーションのうち、終了が制限された特定のアプリケーションとは異なるアプリケーションを終了する制御部を備え、
    前記制御部は、前記実行中のアプリケーションのうち、再生機能若しくは録音機能が動作中であるアプリケーションを前記特定のアプリケーションとする
    ことを特徴とする電子機器。
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