JP4743715B2 - 電子機器及び電子機器における報知方法 - Google Patents

電子機器及び電子機器における報知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4743715B2
JP4743715B2 JP2007018082A JP2007018082A JP4743715B2 JP 4743715 B2 JP4743715 B2 JP 4743715B2 JP 2007018082 A JP2007018082 A JP 2007018082A JP 2007018082 A JP2007018082 A JP 2007018082A JP 4743715 B2 JP4743715 B2 JP 4743715B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application
execution
unit
determination
applications
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007018082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008186168A (ja
Inventor
雄樹 和田
篤人 家村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2007018082A priority Critical patent/JP4743715B2/ja
Publication of JP2008186168A publication Critical patent/JP2008186168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4743715B2 publication Critical patent/JP4743715B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、複数のアプリケーションを実行可能な電子機器及び電子機器における報知方法に関する。
現在、携帯端末等の電子機器においては、多種多様なアプリケーションを実行可能となっている。
携帯端末の実行可能なアプリケーションとしては、例えば、Eメール、カレンダー、アドレス帳、ウェブブラウザ、地図やGPSによるナビゲーション、音楽再生、ゲーム等が挙げられる。
携帯端末は、上述したような多様なアプリケーションを実行可能ではあるが、携帯端末は小型であることがユーザビリティ上必然的に要求されるため、実行要求されたアプリケーションの実行の際に必要な情報を記憶するメモリを大容量化することが困難であり、基本的には同時に1つのアプリケーションしか実行することしかできない、という仕様になっていた。例えば、Eメールアプリケーション実行中にカレンダーアプリケーションを実行しようとした場合、現在実行中のEメールアプリケーションを一度終了させた後、改めてカレンダーアプリケーションを実行させる必要があり、操作が大変煩わしい、という第1の不利益があった。
そのような第1の不利益を解消するために、現在実行中のアプリケーションを一時中断して待機させておいて、その間に他のアプリケーションを実行する携帯端末が存在する。
このような携帯端末では、中断させたアプリケーションを待機させたまま他のアプリケーションを実行し、他のアプリケーションが終了したら中断させたアプリケーションを中断されたときの状態で再び実行するようになっており、使い勝手を向上させていた。
しかし、上述したように、一般に携帯端末のメモリ容量は小さく、実行中のアプリケーションを中断して待機させて他のアプリケーションを新たに実行させる場合、新たに実行させるアプリケーションのメモリ使用量によっては、待機中のアプリケーションのメモリ使用量と新たに実行させるアプリケーションのメモリ使用量との合計が、携帯端末のメモリ容量の最大値を超えてしまう場合があり、この場合には新たなアプリケーションを実行することができなくなってしまう、という第2の不利益があった。特に、複数のアプリケーションを中断して待機状態にした状態において、新たなアプリケーションを実行させることが可能な携帯端末においては、こうした第2の不利益が顕著であった。
こうした第2の不利益を解消する技術として、例えば特許文献1に開示された技術がある。
特開平10−63567号公報
特許文献1には、複数のアプリケーションが実行されている状態で新たなアプリケーションの実行が要求された場合に、新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が残存メモリ容量を超えるか否かを判断し、残存メモリ容量が新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量より小さい場合には、その旨を通知すると共に、実行中のアプリケーションのメモリ使用状況を表示するメモリ不足表示方法が開示されている。
すなわち、特許文献1に開示されたメモリ不足表示方法では、新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が足りなかった場合には、ユーザが実行中の各アプリケーションのメモリ使用量が表示されるのを見て、手動で例えば最もメモリ容量を使用しているアプリケーションの実行を終了させる、等の操作を行う必要がある。従って、特許文献1に開示されたメモリ不足表示方法では、新たなアプリケーションの実行要求がなされるまで、そのアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が残存メモリ容量より大きいか小さいかがユーザにはわからないため、新たなアプリケーションの実行要求操作をユーザが行って初めてそのアプリケーションが(実行中のアプリケーションを終了させないと)実行できないことがわかり、操作が煩雑である、という第3の不利益があった。
本発明は、上述した不利益を解消するために、複数のアプリケーションの実行中において、どのアプリケーションが実行可能であり、どのアプリケーションがそうでないのかをユーザが容易に把握することが可能な電子機器における報知方法を提供することを目的とする。
上述した不利益を解消するために、第1の発明の電子機器は、複数のアプリケーションを記憶する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記憶された複数のアプリケーションのうち、実行要求が行われたアプリケーションの実行後の中断が可能な実行部と、前記実行要求されたアプリケーションの実行の際に必要な情報を記憶する揮発性メモリと、前記実行部により前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの実行後の中断中において、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの更なる実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶可能な情報量の許容値を超えるか否かを判定する判定部と、前記判定部による判定の対象となったアプリケーションの実行に関する情報の報知を行う報知部と、前記実行部、前記判定部及び前記報知部により行われる各動作を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記判定部による前記判定の結果、前記報知部による前記判定の対象となったアプリケーションの実行が可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報と、前記判定の対象となったアプリケーションの実行が不可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報とを、異なる形態で報知する制御を行う。
第2の発明の電子機器における報知方法は、複数のアプリケーションを実行可能な電子機器における報知方法であって、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの実行後の中断中において、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの更なる実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶可能な情報量の許容値を超えるか否かを判定する第1の工程と、前記第1の工程における前記判定の結果、前記報知部による前記判定の対象となったアプリケーションの実行が可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報と、前記判定の対象となったアプリケーションの実行が不可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報とを、異なる形態で報知する第2の工程と、を有する。
本発明によれば、複数のアプリケーションの実行中において、どのアプリケーションがさらに実行可能であり、どのアプリケーションがそうでないのかをユーザが容易に把握することが可能な電子機器における報知方法を提供することができる。
以下、本発明の電子機器の一例としての携帯端末100について説明する。
図1に、携帯端末100の構成例の一例を示す。
図1に示すように、携帯端末100は、不揮発性メモリ11、揮発性メモリ12、実行部2、表示部3、操作部4、判定部5、報知部6、点灯部7、制御部8を有する。
携帯端末100は、動作に関する各種データを記憶する記憶部として、不揮発性メモリ11と揮発性メモリ12とを有する。
不揮発性メモリ11は、例えばフラッシュメモリ等の書き換え可能であり、且つ、電源を切ってもデータが消えないメモリである。不揮発性メモリ11には、携帯端末100上で動作する各種アプリケーションのプログラムが記憶されている。不揮発性メモリ11に記憶されたアプリケーションには、例えば、音楽アプリケーション、TVアプリケーション及びラジオアプリケーション(本発明の放送アプリケーションに対応)、位置情報取得アプリケーション、電子メールアプリケーション、ウェブブラウザアプリケーション、ゲームアプリケーション、機能設定アプリケーション等がある。
音楽アプリケーションは、別途不揮発性メモリ11に記憶された音楽データを再生し、図1に図示しない音声出力部から出力するアプリケーションである。
TVアプリケーション及びラジオアプリケーションは、図1に図示しないアンテナにより受信されたテレビ放送波或いはラジオ放送波を再生し、これに応じて表示部3に映像を表示させたり音声出力部から音声を出力させたりするアプリケーションである。
位置情報取得アプリケーションは、例えば図示しないGPS(Global Positioning System)受信部にGPS衛星との通信を行わせ、携帯端末100が現在位置する現在位置情報を取得したり、取得した現在位置を地図上に表示させたりするアプリケーションである。
電子メールアプリケーションは、電子メールを作成する電子メール作成機能を有するとともに、例えば図1に図示しない通信部を介して、メールサーバと無線通信を行い、電子メールの送受信を行うアプリケーションである。
ウェブブラウザアプリケーションは、通信部を介して各種ウェブサーバと無線通信を行い、ウェブページデータをダウンロード等して表示部3に当該ウェブページを表示させるアプリケーションである。
ゲームアプリケーションは、ゲームプログラムを実行するアプリケーションである。
機能設定アプリケーションは、例えば携帯端末100の各機能に関する設定(例えば、携帯端末100の待ち受け状態の際に表示部3に表示する壁紙の設定や、音声通話着信があった際に報知する着信音に関する設定(例えば、着信音の音量の設定等)を行うアプリケーションである。
また、不揮発性メモリ11は、ユーザの承認なしに終了させないアプリケーションの情報である終了禁止アプリケーション情報を記憶している。終了禁止アプリケーション情報については、後に説明する。
揮発性メモリ12は、上述した各アプリケーションの実行時に使用するプログラムやデータを一時的に記憶するメモリであり、アプリケーションの実行が終了すれば、一時記憶していたプログラムやデータは制御部8の制御の下消去される。また、揮発性メモリ12は、所定の最大メモリ容量を有しているが、上述した各アプリケーションは、実行時に揮発性メモリ12上に記憶させる必要のあるメモリ容量をそれぞれ有しており、それぞれのメモリ容量は、最大メモリ容量を超えないようになっている。
なお、揮発性メモリ12の最大メモリ容量が本発明の許容値に対応している。
実行部2は、上述した不揮発性メモリ11に記憶された各種アプリケーションのうち、後述する操作部4等によるユーザの操作等により実行要求されたアプリケーションを実行する。
実行部2は、上記各種アプリケーションを実行させている際に、実行中のアプリケーションを中断し、他のアプリケーションを重ねて新たに実行することが可能である。
具体的には、例えば、音楽アプリケーション実行中に、電子メールアプリケーションの実行が要求された場合には、音楽アプリケーションを一時中断して、電子メールアプリケーションが実行される。
ただし、アプリケーションの中断中でも、そのアプリケーションが実行されていることには変わりないため、当該アプリケーションは揮発性メモリ12上に実行中と同程度のメモリ容量を必要とする。
実行部2は、中断中及び実行中のアプリケーションに必要なメモリ容量の合計が、揮発性メモリ12の最大メモリ容量を超えないようにしなければならない。このため、揮発性メモリ12の最大メモリ容量から中断中及び実行中のアプリケーションが使用しているメモリ容量を引いた残りのメモリ容量よりも大きなメモリ容量を実行のために必要とするアプリケーションが新たに実行要求された際には、中断中及び実行中のアプリケーションのうちいずれかを終了させてからでないと新たに実行要求されたアプリケーションを実行することができない。
なお、上述したアプリケーションの終了とは、中断とは異なり、完全にそのアプリケーションの実行を終了させることを意味している。すなわち、終了するアプリケーションは実行中使用していた揮発性メモリ12のメモリ容量を完全に消去する。
表示部3は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(electro luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスであり、携帯端末100の各種動作に応じてその動作に関連する画面を表示する。例えば、音声通話発信時には発信先の情報、着信時には着信元の情報を表示し、また、実行部2が各種アプリケーションを実行する際にはそれぞれのアプリケーションに対応した画面を表示する。
操作部4は、例えばテンキーや十字キー等の入力デバイスであり、携帯端末100の各種動作時のユーザの入力を受け付ける。また、操作部4は例えば表示部3と重ねて配置されたタッチセンサ等であってもよい。
判定部5は、少なくとも1つのアプリケーションの実行中または中断中に、揮発性メモリ12の残存メモリ容量が新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量(情報の情報量)以上に残っているか否かを、すなわち、新たなアプリケーションの実行に必要なメモリ容量が揮発性メモリ12の最大メモリ容量を超えるか否かを判定する。これにより、少なくとも1つのアプリケーションが実行中或いは中断中にどのアプリケーションがさらに実行可能か或いは実行不可能かを判定することができる。判定部5の判定処理については後に詳しく説明する。
報知部6は、例えばバイブレータ、アラーム、発光等のさまざまな手段により、ユーザに対して報知を行う。なお、報知部6が行う報知には、表示部3を介した表示による報知および、後述する点灯部7による操作部4の点灯による報知も含まれるものとする。
報知部6は、複数のアプリケーションが実行中或いは中断中に、ユーザの操作部4等を介した新たなアプリケーションの実行要求があった場合に、判定部5が行った判定の結果を基に、新たなアプリケーションを実行することが可能であるか否かをユーザに対して報知する。
点灯部7は、操作部4を光らせることができる例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光デバイスであり、例えば半透明或いは透明な部材で形成された操作部4の内部に配置されており、報知部6の報知の一手段として動作する。
制御部8は、携帯端末100を統括的に制御する中央処理装置である。すなわち、携帯端末100の各種動作時には上述したような携帯端末100の各構成、すなわち、不揮発性メモリ11、揮発性メモリ12、実行部2、表示部3、操作部4、判定部5、報知部6及び点灯部7を制御して各動作を行わせる処理を実行する。
図2は、携帯端末100の外観の一例を示す図である。
図2に示すように、携帯端末100は、上部筐体101と下部筐体102とがヒンジ部103によって開閉可能に接続されている。
図2(a)は携帯端末100の筐体が開かれた状態を、図2(b)は携帯端末100の筐体が閉じられた状態を示している。
上部筐体101は、表示部3を有する。
下部筐体102は、テンキーや十字キー等の操作部4を有する。
次に、判定部5の判定処理について説明する。
実行部2が不揮発性メモリ11に記憶された各種アプリケーションのうち、いずれか1つのアプリケーションを実行或いは中断している状態において、判定部5は、揮発性メモリ12の残存メモリ容量を参照し、新たにアプリケーションを実行させることができるか否かの判定を行う。
すなわち、判定部5は、揮発性メモリ12の残存メモリ容量が、不揮発性メモリ11に記憶されている各種アプリケーションの実行に必要なメモリ容量より大きいか小さいかの判定を行い、その結果を報知部6に報知させる。報知部6の報知方法については後に説明する。
判定部5が判定処理を行うタイミングについては、本発明では特に限定しない。
判定部5が判定処理を行う最も自然なタイミングとしては、例えば、ユーザが実行可能なアプリケーションの実行に関する情報(例えば、表示部3に表示されたメニュー画面において列挙されたアプリケーションのアイコン表示や、図示しない音声出力部により出力されたアプリケーションの実行に関する情報)の報知を要求したタイミングが挙げられる。
すなわち、少なくとも1つのアプリケーションの実行中或いは中断中に、新たにアプリケーションを実行しようとユーザが考えたときには、操作部4を介した所定の操作を行うことにより新たなアプリケーションの実行に関する情報を報知することができるが、判定部5は、この報知を要求する所定の操作がされたことを契機にその判定処理を行わせることもできる。この場合、判定部5は、操作部4を介したユーザの所定の操作に応じて、残存メモリ容量を参照し、不揮発性メモリ11に記憶された各種アプリケーションの実行に必要なメモリ容量と残存メモリ容量を比較することにより、どのアプリケーションが実行可能であるか、或いはどのアプリケーションが実行不可能であるかの判定を行えばよい。
判定を行う別のタイミングとしては、例えば少なくとも1つのアプリケーションの実行中或いは中断中に、ユーザの所定の操作等により判定部5による判定が要求された時点が挙げられる。この場合には、判定部5は、操作部4を介したユーザの操作等により判定部5による判定が要求された時点で、揮発性メモリ12の残存メモリ容量を参照し、不揮発性メモリ11に記憶された各種アプリケーションの実行に必要なメモリ容量と残存メモリ容量を比較することにより、どのアプリケーションが実行可能であるか、の判定を行えばよい。その後、その結果を報知部6による所定の報知(例えば表示部3への表示)によりユーザに報知すればよい。
なお、判定部5が上述した判定処理を行う際には、不揮発性メモリ11に記憶された少なくともいずれか1つのアプリケーションに対して判定を行えばよい。なお、このいずれか1つのアプリケーションには、現在実行中或いは中断中のアプリケーションと同一のアプリケーションに対しても判定処理を行ってもよい。具体的には、例えばゲームアプリケーションの中断中に、ユーザが他のゲームアプリケーションを重ねて実行する場合も考えられる。本発明の判定部5は、こうした場合にも対応可能なようになっている。
次に、報知部6の報知方法について説明する。
上述した判定部5の判定処理を基に、報知部6はユーザに対して実行可能なアプリケーションとそうでないアプリケーションの報知を行う。
報知の方法としては、例えば以下のような方法がある。
なお、以下の報知方法の説明では、判定部5が判定処理を行うタイミングの一例として、新たなアプリケーションに関する情報の報知が要求された時点で判定処理を行っているものとする。
<報知方法1>
少なくとも1つのアプリケーションが実行中或いは中断中に、ユーザにより各アプリケーションの実行可・不可の判定が要求された場合の報知部6の報知方法の一例を説明する。
報知部6は、新たなアプリケーションの実行に関する情報の報知要求に応じて判定部5が行った判定処理を基に、例えば図3に示すような報知画面200を表示部3に表示させることにより報知を行う。
報知画面200は、図3(a)に示すように、アプリケーションの名称及びナンバーが示されたアプリケーション名表示欄201と、実行可否アイコン202とを有する。
アプリケーション名表示欄201は、不揮発性メモリ11に記憶されている各種アプリケーションの名称が列挙された欄である。
実行可否アイコン202は、それぞれ対応するアプリケーション名表示欄201中の各アプリケーションが、その時点(少なくとも1つのアプリケーションが実行中或いは中断中であり、かかる報知画面200が表示されている時点)において各アプリケーションが実行可能であるか否かを端的に示している。すなわち、○印はそのアプリケーションが実行可能であることを、×印はそのアプリケーションが実行不可能であることを示している。このように、2つ以上のアプリケーションの実行に関する情報が表示部3に同時に表示される。
なお、報知画面200は一例であり、本発明はこれには限定されない。すなわち、実行可否アイコン202は○、×印によって実行の可否を表現するだけでなく、例えば、「可」及び「不可」のような文字、記号、その他ユーザに対して直感的にアプリケーション実行の可否を伝達可能なアイコン等の表示であれば何でもよい。
また、実行不可能なアプリケーションに対して、実行可否アイコン202に「×」のかわりにアイコン自体を表示させない、といったことも可能である。つまり、報知画面200において、実行不可能なアプリケーション自体をアプリケーション名表示欄201に表示させず、実行可能なアプリケーションのみを表示する(この場合実行可否アイコン202は無くてもよい)、といった報知方法を採用することも可能である。
さらに、図3(a)に示した報知画面200においては、実行可否アイコン202は無作為に並んでいるが、実行可否アイコン202が「○」のアプリケーションと「×」のアプリケーションとがそれぞれ1まとまりとなるように、各アプリケーションを並べ替えて表示することも可能である。すなわち、図3(b)に示すように、実行可能である「電子メールアプリケーション」、「ラジオアプリケーション」、「機能設定アプリケーション」を画面上部に、残りの実行不可アプリケーションを画面下部にまとめて表示するようにしてもよい。このようにすることにより、アプリケーションの実行の可否が一目でわかるように報知を行うことができる。
<報知方法2>
報知部6は、ユーザの実行可能アプリケーション報知要求に応じて判定部5が行った判定処理を基に、例えば点灯部7を点灯させることにより報知を行う。
上述したように、点灯部7は例えば操作部4の内部に配置されており、点灯部7が点灯することにより、外部からは操作部4が光っているように見える。
新たに実行するアプリケーションをユーザが選択している際に、報知部6は、判定部5の判定処理の結果を基に、現在ユーザが選択しているアプリケーションが実行可能である場合には点灯部7を例えば赤色に点灯させ、現在ユーザが選択しているアプリケーションが実行不可能である場合には点灯部7を例えば青色に点灯させる。
このように、報知部6は点灯部7を然るべき色に点灯させることによって、ユーザが現在選択しているアプリケーションが実行可能であるか不可能であるかをユーザが一目で了解できるように報知可能である。なお、ここでは操作部4の全体が点灯部7により所定の色で点灯されるよう構成されていたが、本発明はこれには限定されず、例えば操作部4のテンキーの各キーにそれぞれ異なるアプリケーションが実行のショートカットキーとして割り当てられた場合には、実行可能と判定されたアプリケーションが実行ショートカットキーとして割り当てられたキーを青色に、そうでないキーを赤色に点灯させることによって、ユーザがアプリケーションの実行可否について一目でわかるようにしてもよい。
また、点灯部7が点灯する色については、本発明は上述した例には限定されない。例えばユーザが現在選択しているアプリケーションが実行可能である場合に緑、ユーザが現在選択しているアプリケーションが実行不可能である場合に黄色等に点灯させてもよい。また、ユーザが現在選択しているアプリケーションが実行可能である場合には点灯させ、ユーザが現在選択しているアプリケーションが実行不可能である場合には点灯させない、或いは、実行可能である場合と同じ色ではあるが実行可能である場合と比較して弱く点灯させる、といった報知方法とすることも可能である。
以上説明したように、報知部6はアプリケーションの実行可否に関する報知を行う。
なお、本発明の報知部6の報知方法は上述したように表示部3への表示、或いは点灯部7の点灯以外にも、例えば図1に図示しない音声出力部による音声での報知を行ってもよいし、図1に図示しないバイブレータによる振動により報知を行ってもよい。
次に、本実施形態の携帯端末100の動作例について説明する。
図4にそのフローチャートを示す。
ステップST1:
実行部2は、ユーザの操作部4を介した操作等に応じて、不揮発性メモリ11に記憶されたアプリケーションいずれかの実行を開始する。
ステップST2:
この状態でユーザの操作部4を介した更なる操作等があると、制御部8は表示部3を制御して不揮発性メモリ11に記憶されたアプリケーションが列挙されたメニュー画面を表示させ、アプリケーションの実行に関する報知を行う。
ステップST3:
判定部5は、揮発性メモリ12の残存メモリ容量を参照する。
ステップST4:
判定部5は、ステップST3において取得した揮発性メモリ12の残存メモリ容量と、不揮発性メモリ11に記憶された少なくともいずれか1つのアプリケーション(ここではすべてのアプリケーション)の実行に必要なメモリ容量とを比較し、各アプリケーションが実行可能であるか否かの判定を行う。
ステップST5:
ステップST4における判定部5の判定処理が、不揮発性メモリ11に記憶され判定の対象となったすべてのアプリケーション(ここでは不揮発性メモリ11に記憶されたすべてのアプリケーション)に対して終了した場合にはステップST6に進み、そうでない場合はステップST4に戻る。
ステップST6:
報知部6は、ステップST4における判定部5の判定処理の結果を基に上記説明したような報知を行う。報知の方法についてはここでは限定しない。
以上説明したように、本第1実施形態の携帯端末100によれば、少なくとも1つのアプリケーションが実行中或いは中断中である状態で、他のアプリケーションを重ねて実行することが可能であるか否かを、判定部5が揮発性メモリ12の残存メモリ容量と各種アプリケーションの実行に必要なメモリ容量とを比較することにより判定し、報知部6がその判定結果を基に報知するので、どのアプリケーションが実行可能でありどのアプリケーションがそうでないのかをユーザが容易に把握することができ、携帯端末100のアプリケーション実行時の使い勝手が向上する。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
図1は、携帯端末100の構成例の一例を示すブロック図である。 図2は、携帯端末100の外観の一例を示す図である。 図3は、報知部6が表示部3に表示させる報知画面200の一例を示した図である。 図4は、携帯端末100の動作例について説明するためのフローチャートを示した図である。
符号の説明
100…携帯端末、101…上部筐体、102…下部筐体、103…ヒンジ部、11…不揮発性メモリ、12…揮発性メモリ、2…実行部、3…表示部、4…操作部、5…判定部、6…報知部、7…点灯部、8…制御部、200…報知画面、201…アプリケーション名表示欄、202…実行可否アイコン

Claims (6)

  1. 複数のアプリケーションを記憶する不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリに記憶された複数のアプリケーションのうち、実行要求が行われたアプリケーションの実行後の中断が可能な実行部と、
    前記実行要求されたアプリケーションの実行の際に必要な情報を記憶する揮発性メモリと、
    前記実行部により前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの実行後の中断中において、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの更なる実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶可能な情報量の許容値を超えるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定の対象となったアプリケーションの実行に関する情報の報知を行う報知部と、
    前記実行部、前記判定部及び前記報知部により行われる各動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記判定部による前記判定の結果、前記報知部による前記判定の対象となったアプリケーションの実行が可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報と、前記判定の対象となったアプリケーションの実行が不可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報とを、異なる形態で報知する制御を行う
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの更なる実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶される情報量の許容値を超えないと前記判定部により判定された場合には前記判定の対象となったアプリケーションの実行に関する情報の報知を前記報知部により行い、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの更なる実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶される情報量の許容値を超えると前記判定部により判定された場合には前記判定の対象となったアプリケーションの実行に関する情報の報知を前記報知部により行わない、または前記許容値を超えない場合とは異なる報知を行う制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 表示部をさらに有し、
    前記制御部は、前記判定部による前記判定の対象となった2つ以上のアプリケーションの実行に関する各情報を前記表示部に同時に表示することにより前記報知部による報知を行う制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションを実行するために操作される操作部と、
    前記操作部を点灯する点灯部と、
    をさらに有し、
    前記制御部は、前記判定部により前記判定の対象となった前記アプリケーションの実行に関する情報の前記報知部による報知を前記点灯部による前記操作部への点灯により行う制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記実行部により前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの実行後の中断中において前記複数のアプリケーションのうち他の少なくとも1つのアプリケーション及び前記実行後の中断中のアプリケーションと同一のアプリケーションの実行に関する情報を前記報知部により報知するための報知要求に応じて、前記判定部により前記報知要求されたアプリケーションの実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶可能な情報量の許容値を超えるか否かを判定する制御を行う
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 複数のアプリケーションを実行可能な電子機器における報知方法であって、
    前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの実行後の中断中において、前記複数のアプリケーションのうち少なくとも1つのアプリケーションの更なる実行に必要な情報の情報量が前記揮発性メモリに記憶可能な情報量の許容値を超えるか否かを判定する第1の工程と、
    前記第1の工程における前記判定の結果、前記報知部による前記判定の対象となったアプリケーションの実行が可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報と、前記判定の対象となったアプリケーションの実行が不可能である場合の当該アプリケーションの実行に関する情報とを、異なる形態で報知する第2の工程と、
    を有することを特徴とする電子機器における報知方法。
JP2007018082A 2007-01-29 2007-01-29 電子機器及び電子機器における報知方法 Expired - Fee Related JP4743715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007018082A JP4743715B2 (ja) 2007-01-29 2007-01-29 電子機器及び電子機器における報知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007018082A JP4743715B2 (ja) 2007-01-29 2007-01-29 電子機器及び電子機器における報知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008186168A JP2008186168A (ja) 2008-08-14
JP4743715B2 true JP4743715B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=39729184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007018082A Expired - Fee Related JP4743715B2 (ja) 2007-01-29 2007-01-29 電子機器及び電子機器における報知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4743715B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102483676B (zh) * 2009-08-18 2015-04-08 索尼计算机娱乐公司 信息处理设备、信息处理方法、信息存储介质和程序
CN102822791B (zh) 2010-04-07 2016-08-10 联想创新有限公司(香港) 信息处理终端及其控制方法
JP2011248580A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Nakayo Telecommun Inc 情報処理端末
JP2014233068A (ja) * 2013-04-30 2014-12-11 株式会社リコー 通信管理システム、通信管理方法、及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000076085A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Nec Software Kobe Ltd 情報処理装置とリソース不足通知方法および記録媒体
JP2000148348A (ja) * 1998-11-13 2000-05-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 起動中のアプリケーション・プログラムを容易に識別し、かつ終了させることができる方法およびシステム
JP2006148316A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置およびプログラム選択方法
JP2006285871A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Canon Inc 情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000076085A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Nec Software Kobe Ltd 情報処理装置とリソース不足通知方法および記録媒体
JP2000148348A (ja) * 1998-11-13 2000-05-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 起動中のアプリケーション・プログラムを容易に識別し、かつ終了させることができる方法およびシステム
JP2006148316A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末装置およびプログラム選択方法
JP2006285871A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Canon Inc 情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008186168A (ja) 2008-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5079345B2 (ja) 電子機器及び電子機器における制御方法
US8631413B2 (en) Determining the termination priority of applications based on capability of applications to retain operation state information
JP4886063B2 (ja) 状態報知装置、状態報知方法及びプログラム
JP4450038B2 (ja) 情報表示装置及びプログラム
JP2009514438A (ja) モバイル・デバイス上に情報を表示すること
JP4743715B2 (ja) 電子機器及び電子機器における報知方法
JP5797530B2 (ja) 携帯電子機器、通知制御方法および通知プログラム
JP5414003B2 (ja) 電子機器
JP5945078B2 (ja) アプリインストール方法、アプリインストール装置、設備、プログラム及び記録媒体
EP1677494A1 (en) Method for using menu items of a mobile terminal dependent of its current state information
US20070032231A1 (en) Telephone, telephone directory data checking method, and telephone directory data checking program
JP4837514B2 (ja) 携帯端末装置および携帯端末装置におけるアイコンの表示制御方法
JP5142555B2 (ja) 電子機器及び電子機器における報知方法
US20120284654A1 (en) Method and apparatus for returning to home screen in portable terminal with multi-software platform
JP5697341B2 (ja) 携帯電子機器
JP5704624B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP5258483B2 (ja) 携帯電子機器
JP2010278499A (ja) 通信端末装置、及びプログラム
JP4997445B2 (ja) 情報端末装置、及び、プログラム
JP4091966B2 (ja) 電子機器、イベント提供方法、プログラム、及び記録媒体
KR20090033551A (ko) 메뉴 또는 멀티미디어 컨텐츠 정리 기능을 가진 멀티미디어처리 장치 및 메뉴 또는 멀티미디어 컨텐츠 정리 방법
JP5744245B2 (ja) 端末装置及びプログラム
KR100663452B1 (ko) 휴대단말기에서 호 발신 방법
JP2008186044A (ja) 電子機器及び電子機器における制御方法
JP5084943B2 (ja) 電子機器および電子機器における通知方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110502

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4743715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees