JP2003015892A - 情報端末装置及びアプリケーション管理プログラム - Google Patents

情報端末装置及びアプリケーション管理プログラム

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JP2003015892A
JP2003015892A JP2001198396A JP2001198396A JP2003015892A JP 2003015892 A JP2003015892 A JP 2003015892A JP 2001198396 A JP2001198396 A JP 2001198396A JP 2001198396 A JP2001198396 A JP 2001198396A JP 2003015892 A JP2003015892 A JP 2003015892A
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memory
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software
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JP2001198396A
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Masakazu Ito
正和 伊藤
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のアプリケーションソフトを起動する場合
でのメモリの容量不足を解消して快適な動作環境を実現
する。 【解決手段】本装置に搭載された複数のアプリケーショ
ンソフトに常駐型または一時型の属性情報を設定してお
き、その属性情報を現在動作中のアプリケーションソフ
トに対応付けてテーブルで管理する。アプリケーション
起動時に、前記テーブルを参照して現在動作中のアプリ
ケーションソフトに設定された属性情報を判断する(B
11〜B13)。常駐型の属性情報が設定されたアプリ
ケーションソフトは実行メモリにそのまま残し、一時型
の属性情報が設定されたアプリケーションソフトは強制
終了して実行メモリから開放する(B14〜B16)。
これにより、多数のアプリケーションソフトの使用によ
ってメモリ容量が不足となり、実行動作が遅くなった
り、ソフトが暴走するなどを回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDA(Personal
Digital Assistant)等の情報端末装置に係り、特に複
数のアプリケーションソフトを搭載し、一度起動したア
プリケーションソフトを閉じずに他のアプリケーション
ソフトを続けて起動可能な情報端末装置及びアプリケー
ション管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PDA等の情報端末装置には、
「住所録」、「スケジューラ」、「メモ」といったPI
M(Personal Information Manager)機能に含まれるも
のから、電子メール、WWW(World Wide Web)ブラウ
ザ、ゲームなどの様々なアプリケーションソフトが搭載
されており、これらを任意選択的に起動することができ
る。
【0003】ところで、この種の情報端末装置では、各
種アプリケーションソフトを比較的容量の小さい不揮発
性メモリ(例えばROMやFlush−ROMなど)に
圧縮した形で収納しておき、起動時にプログラム実行メ
モリ(RAMなど)に圧縮ファイルを展開してから起動
させるため、最初はそのプログラムの起動に時間がかか
る。そのため、各種アプリケーションソフトを軽快に切
り替えられるように、一度起動したアプリケーションソ
フトは他のアプリケーションソフトを起動した後もプロ
グラム実行メモリに残したまま(動作中のまま)の状態
にしておいて、各アプリケーションソフトを切り替える
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、一度
起動したアプリケーションソフトをプログラム実行メモ
リに残したままにしておく方法では、その都度、各アプ
リケーションソフトを素早く切り替えることができる、
といった利点がある。
【0005】しかしながら、プログラム実行メモリも容
量が限られているので、多数のアプリケーションソフト
が展開されて動作中の状態にあると、プログラム実行メ
モリの容量不足によりソフトが暴走するなどの問題があ
る。これを回避するために、プログラム実行メモリの許
容量を超えたときに現在動作中のすべてのアプリケーシ
ョンソフトを強制的に終了する方法が採られているもの
があるが、すべてのアプリケーションソフトが終了して
しまうため、後で必要なものだけを選択して再度起動し
なければならないなどの問題があった。
【0006】また、複数のアプリケーションソフトが動
作中の状態にあると、CPUの性能によっては実行動作
が遅くなることもあり、それを回避するために、ユーザ
が意識的にアプリケーションソフトの終了操作を行わな
ければならなかった。
【0007】本発明は前記のような点に鑑みなされたも
ので、複数のアプリケーションソフトを起動する場合で
のメモリの容量不足を解消して快適な動作環境を実現す
ることのできる情報端末装置及びアプリケーション管理
プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
情報端末装置は、複数のアプリケーションソフトを備
え、起動対象として指定されたアプリケーションソフト
を所定のメモリに展開して起動する情報端末装置におい
て、前記各アプリケーションソフトに常駐型または一時
型の属性情報を設定する属性設定手段と、この属性設定
手段によって設定された属性情報を現在動作中のアプリ
ケーションソフトに対応付けて管理するテーブル手段
と、アプリケーション起動時に前記テーブル手段を参照
して現在動作中のアプリケーションソフトに設定された
属性情報を判断する属性判断手段と、この属性判断手段
の判断結果に従って、常駐型の属性情報が設定されたア
プリケーションソフトは前記メモリにそのまま残し、一
時型の属性情報が設定されたアプリケーションソフトは
強制終了して前記メモリから開放するメモリ管理手段と
を具備して構成される。
【0009】このような構成によれば、各アプリケーシ
ョンソフトに常駐型または一時型の属性情報を設定して
おくことにより、アプリケーション起動時に一時型のア
プリケーションソフトのみが強制終了されるので、必要
なアプリケーションソフトを常駐型としておけば、その
アプリケーションソフトはメモリに残したままでメモリ
の容量不足を解消でき、多数のアプリケーションソフト
の使用により実行動作が遅くなったり、ソフトが暴走す
ることなどを回避することができる。
【0010】また、本発明の請求項2に係る情報端末装
置は、複数のアプリケーションソフトを備え、起動対象
として指定されたアプリケーションソフトを所定のメモ
リに展開して起動する情報端末装置において、アプリケ
ーション起動時にその起動対象として指定されたアプリ
ケーションソフトの実行エリアを前記メモリに確保でき
るか否かを判断する実行エリア判断手段と、この実行エ
リア判断手段により前記指定されたアプリケーションソ
フトの実行エリアを前記メモリに確保できないと判断さ
れた場合に、優先順位の低い順に該当するアプリケーシ
ョンソフトを強制終了して前記メモリから開放し、前記
指定されたアプリケーションソフトの実行エリアを前記
メモリに確保するメモリ管理手段とを具備して構成され
る。
【0011】このような構成によれば、アプリケーショ
ン起動時に、その起動対象として指定されたアプリケー
ションソフトの実行エリアを確保できない場合に、現在
動作中のアプリケーションソフトの中で優先順位の低い
ものから強制終了されるので、ユーザが特に意識しなく
とも、不要なもの終了しながらメモリ容量の不足を解消
できる。これにより、実行動作が遅くなったり、ソフト
の暴走などを回避することができる。
【0012】また、請求項3では、前記請求項2の情報
端末装置において、前記各アプリケーションソフトに重
要度を設定する重要度設定手段と、この重要度設定手段
によって設定された重要度に基づいて、現在動作中のア
プリケーションソフトに対する優先順位を決定する順位
決定手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】このような構成によれば、各アプリケーシ
ョンソフトに設定された重要度に基づいて優先順位が決
定されるので、メモリの容量不足のときに重要性の高い
アプリケーションソフトはそのままメモリに残して、重
要性の低いアプリケーションソフトから強制終了してメ
モリの実行エリアを確保することができる。
【0014】また、請求項4では、前記請求項2の情報
端末装置において、前記各アプリケーションソフトの使
用頻度を管理する使用頻度管理手段と、この使用頻度管
理手段から得られる使用頻度に基づいて、現在動作中の
アプリケーションソフトに対する優先順位を決定する順
位決定手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】このような構成によれば、各アプリケーシ
ョンソフトの使用頻度に基づいて優先順位が決定される
ので、メモリの容量不足のときに使用頻度の高いアプリ
ケーションソフトはそのままメモリに残して、使用頻度
の低いアプリケーションソフトから強制終了してメモリ
の実行エリアを確保することができる。
【0016】また、請求項5では、前記請求項2の情報
端末装置において、前記各アプリケーションソフトに重
要度を設定する重要度設定手段と、前記各アプリケーシ
ョンソフトの使用頻度を管理する使用頻度管理手段と、
前記重要度設定手段によって設定された重要度と前記使
用頻度管理手段から得られる使用頻度に基づいて、現在
動作中のアプリケーションソフトに対する優先順位を決
定する順位決定手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】このような構成によれば、各アプリケーシ
ョンソフトの重要度と使用頻度に基づいて優先順位が決
定されるので、メモリの容量不足のときに重要性と使用
頻度の両方を考慮して不要なアプリケーションソフトか
ら強制終了してメモリに実行エリアを確保することがで
きる。
【0018】また、請求項6に係る情報端末装置は、複
数のアプリケーションソフトを備え、起動対象として指
定されたアプリケーションソフトを所定のメモリに展開
して起動する情報端末装置において、現在動作中にある
アプリケーションソフトの種類を示すアイコンを当該ア
プリケーションソフトに設定された優先順位に従って画
面上の所定の位置に順番に表示するアイコン表示手段
と、このアイコン表示手段によって表示されたアイコン
の順番を入れ替えるアイコン入れ替え手段と、このアイ
コン入れ替え手段によって入れ替えられたアイコンの順
番に対応させて当該アプリケーションソフトの優先順位
を変更する順位変更手段と、アプリケーション起動時に
前記優先順位の低い順に該当するアプリケーションソフ
トを強制終了して前記メモリから開放するメモリ管理手
段とを具備して構成される。
【0019】このような構成によれば、現在動作中にあ
るアプリケーションソフトに対応したアイコンの順番を
入れ替えることで、アプリケーションソフトの優先順位
を簡単に変更することができ、アプリケーション起動時
にその変更後の優先順位に従ってアプリケーションソフ
トを強制終了してメモリの容量不足を解消することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0021】(第1の実施形態)図1は本発明の情報端
末装置の構成を示すブロック図である。なお、本装置
は、例えば磁気ディスク等の記録媒体に記録されたプロ
グラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御
されるPDA等のコンピュータによって実現されるもの
であり、PIMソフトを含む各種アプリケーションソフ
トを搭載している。
【0022】図1に示すように、本実施形態における情
報端末装置は、CPU11、ROM12、RAM13を
備えている。
【0023】CPU11は、本装置の全体の制御を司る
ものであり、ROM12に予め記憶されたプログラムま
たは外部記憶装置14を介して記録媒体15に記憶され
たプログラムを読み込むことで各種の処理を実行する。
【0024】ROM12は、プログラム格納メモリ12
aとして用いられる領域を有し、そのプログラム格納メ
モリ12aに各種アプリケーションソフトが格納されて
いる。RAM13は、プログラム実行メモリ13aとし
て用いられる領域を有し、そのプログラム実行メモリ1
3aにROM12などから読み出された各種アプリケー
ションソフトが展開される。
【0025】また、RAM13には、各アプリケーショ
ンソフトに設定された属性情報を管理するアプリケーシ
ョン属性テーブルTa1、Ta2を格納するためのアプ
リケーション属性テーブル格納領域13b、動作中のア
プリケーションソフトに関する情報を管理する起動アプ
リケーションテーブルTb1〜Tb5を格納するための
起動アプリケーションテーブル格納領域13cが設けら
れている。
【0026】記録媒体15および外部記憶装置14は、
例えば磁気ディスクなどのメディアとその読み取り装置
(HDD等)である。この記録媒体15に本発明を実現
するためのプログラムや、本装置に予め搭載されたアプ
リケーションソフトとは別のアプリケーションソフトを
記録して外部記憶装置14を介して提供することができ
る。外部記憶装置14としては、例えばフレキシブルデ
ィスク装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置、CD
−ROM装置などであり、記録媒体15はこれらの装置
に対応したメディアである。なお、プログラムの提供方
法としては、記録媒体15に限らず、そのプログラム自
体を例えば外部端末からネットワークを介して提供する
ことでも良い。
【0027】また、本装置には、入力部16、表示部1
7、計時部18、通信制御部19などが設けられてい
る。これらはROM12、RAM13、外部記憶装置1
4と共にシステムバス20を介してCPU11に接続さ
れる。
【0028】入力部16は、例えばキーボード、マウ
ス、タッチパネルなどからなる入力デバイスであり、デ
ータの入力や各種指示を行う。表示部17は、例えばL
CD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode-ra
y tube)などからなる表示デバイスであり、各種データ
の表示を行う。計時部18は、現在の日時を計時するも
のである。
【0029】通信制御部19は、ネットワークを介して
他の端末装置との間でデータの通信制御を行うものであ
る。前記ネットワークとしては、LAN(Local Area N
etwork)やWAN(Wide Area Network)の他、公衆回
線なども含まれるものとする。
【0030】このような構成において、本装置では、プ
ログラム格納メモリ12aなどに格納されたアプリケー
ションソフトをプログラム実行メモリ13aに展開し
て、そのアプリケーションソフトに対応した処理を行
う。この場合、各種アプリケーションソフトを軽快に切
り替えられるように、一度起動したアプリケーションソ
フトは他のアプリケーションソフトを起動した後もプロ
グラム実行メモリ13aに残したまま(動作中のまま)
の状態にしておいて、各アプリケーションソフトを切り
替えるようにしている。
【0031】図2に本装置のメニュー画面21の構成、
図3にプログラム格納メモリ12aとプログラム実行メ
モリ13aとの関係を示す。
【0032】図2に示すように、メニュー画面21に
は、本装置に搭載された各種アプリケーションソフトの
選択メニュー22が設けられており、これらをマウスや
ペンなどを使用して選択するようになっている。このメ
ニュー画面21上で所望のアプリケーションソフトに対
応した選択メニュー22を選択すると、当該アプリケー
ションソフトが起動され、その動作画面に切り替わる。
その際、画面下部に設けられたタスクトレイ23に現在
動作中のアプリケーションソフトの種類を示すアイコン
24が表示される。
【0033】アプリケーションソフトの種類としては、
「住所録」、「スケジューラ」、「E−maile
r」、「Media Player」、「電卓」、「ゲ
ーム」、「コントラスト&明るさ」、「To Do」、
「WWWブラウザ」、「時計」などがある。「住所録」
は住所録を管理するソフト、「スケジューラ」はスケジ
ュールを管理するソフト、「Media Playe
r」とは所定のメディアに記録された音楽を再生するソ
フト、「電卓」は電卓計算を行うソフト、「ゲーム」は
ゲームを行うソフト、「コントラスト&明るさ」は画質
を調整するソフト、「To Do」は指定した日時まで
に行うべき用件などのリストを管理するソフト、「WW
Wブラウザ」はインターネット上のWWWページを閲覧
するソフト、「時計」は現在時刻を表示するソフトであ
る。
【0034】これらのアプリケーションソフトは、図3
に示すようにプログラム格納メモリ12aに必要に応じ
て圧縮された形で格納されており、前記メニュー画面2
1での選択操作に伴い、プログラム実行メモリ13aに
展開されて使用される。その際、多数のアプリケーショ
ンソフトがプログラム実行メモリ13aに展開されて動
作中の状態にあると、メモリの容量不足により実行動作
が遅くなったり、ソフトが暴走するなどの可能性があ
る。
【0035】そこで、本装置では、このような問題を解
消するため、各アプリケーションソフト毎に「常駐型」
または「一時型」の属性情報を設定しておき、アプリケ
ーション起動時にこの属性情報に基づいてアプリケーシ
ョンソフトを強制終了して実行メモリを確保することを
特徴としている。「常駐型」のアプリケーションソフト
は、他のアプリケーションソフトが起動されても、その
まま実行メモリ上に保持される。これに対し、「一時
型」のアプリケーションソフトは、他のアプリケーショ
ンソフトが起動されたときに強制的に終了されて実行メ
モリから開放される。
【0036】以下に、本発明の第1の実施形態としての
処理動作について、(a)属性設定処理、(b)アプリ
ケーションソフト起動処理に分けて説明する。なお、以
下の各フローチャートで示す各機能を実現させるための
プログラムはCPU11が読み取り可能なプログラムコ
ードの形態で図1に示す記録媒体15に格納されてい
る。
【0037】(a)属性設定処理 図4は本発明の第1の実施形態に係る属性設定処理を示
すフローチャートである。
【0038】例えば、図示せぬメインメニュー画面上で
「属性設定」の項目を選択したり、入力部16上の図示
せぬ「属性設定」ボタンを押下するなど、所定の操作に
より属性設定を指示すると(ステップA11)、図5に
示すような属性設定画面31が表示部17に表示される
(ステップA12)。この属性設定画面31には、本装
置に搭載された各アプリケーションソフトに対応させて
複数のチェックボックス32が設けられており、マウス
やペンなどを用いてチェック操作を行うことで、各アプ
リケーションソフトに対して「常駐型」または「一時
型」を設定するように構成されている。なお、ここで
は、「常駐型」を設定する場合にチェックボックス32
にチェックを行うものとし、無チェックは「一時型」に
設定されるものとする。
【0039】前記チェックボックス32にて各アプリケ
ーションソフトに対する「常駐型」または「一時型」を
設定した後(ステップA13)、属性設定画面31の下
部に設けられた「OK」ボタン33を押下すると(ステ
ップA14のYes)、その設定内容がRAM13に設
けられたアプリケーション属性テーブルTa1に登録さ
れる(ステップA15)。
【0040】図6に示すように、前記アプリケーション
属性テーブルTa1は、各アプリケーションソフトに対
応付けて「常駐型」または「一時型」の属性情報を管理
したものである。図中の“1”は「常駐型」、“0”は
「一時型」を示しており、ここでは「住所録」、「スケ
ジューラ」、「Media Player」、「ToD
o」、「WWWブラウザ」の各アプリケーションソフト
が「常駐型」として登録されており、その他のアプリケ
ーションソフトについては「一時型」として登録されて
いる。
【0041】このアプリケーション属性テーブルTa1
の設定内容は前記属性設定画面31を通じていつでも変
更可能である。また、「常駐型」/「一時型」の設定を
行わなかった場合には、「一時型」がデフォルトとして
自動設定される。
【0042】(b)アプリケーション起動処理 次に、アプリケーション起動処理について説明する。
【0043】図7は本発明の第1の実施形態に係るアプ
リケーション起動処理を示すフローチャートである。
【0044】例えば、図2に示すようなメニュー画面2
1上で所望のアプリケーションソフトの起動指定を行う
と(ステップB11)、起動アプリケーションテーブル
Tb1から起動順位の低い順に動作中のアプリケーショ
ンソフトの情報が読み出される(ステップB12)。
【0045】前記起動アプリケーションテーブルTb1
は、プログラム実行メモリ13aに展開されて現在動作
中にあるアプリケーションソフトに関する情報を管理し
たものであり、図8に示すように起動順位、アプリケー
ションソフトの種類、属性情報からなる。属性情報は、
前記属性設定画面31にて設定された「常駐型」または
「一時型」を示す情報である。
【0046】ここで、起動アプリケーションテーブルT
b1から読み出されたアプリケーションソフトの属性情
報が「常駐型」であるか「一時型」であるかが判断され
る(ステップB13)。「常駐型」の場合には(ステッ
プB13のNo)、その「常駐型」のアプリケーション
ソフトはそのままプログラム実行メモリ13aに残して
おき、次に起動順位の低いアプリケーションに対する処
理が行われる(ステップB14→B12)。
【0047】一方、アプリケーションソフトの属性情報
が「一時型」であった場合には(ステップB13のYe
s)、当該アプリケーションソフトが強制的に終了され
て、プログラム実行メモリ13aから開放されると共に
(ステップB15)、画面上のタスクトレイ23から当
該アプリケーションソフトに対応したアイコン24が消
される(ステップB16)。
【0048】このようにして、「一時型」のアプリケー
ションソフトを対象としてメモリ開放処理が行われる。
続いて、起動アプリケーションテーブルTb1の更新処
理が行われ(ステップB17)、前記ステップB11に
て指定されたアプリケーションソフトが起動される(ス
テップB18)。詳しくは、起動対象として指定された
アプリケーションソフトがプログラム格納メモリ12a
から読み出されてプログラム実行メモリ13aに展開さ
れて、そのアプリケーションソフトに対応した画面の表
示などが行われる。
【0049】前記図7の起動処理について具体例を挙げ
て説明する。
【0050】今、本装置に搭載された各アプリケーショ
ンソフトのうちの「住所録」と「コントラスト&明る
さ」が順に起動されて動作中の状態にあるものとする。
このとき、起動アプリケーションテーブルTb1の内容
は図8(a)のようになる。「住所録」の属性情報は
「常駐型」、「コントラスト&明るさ」の属性情報は
「一時型」であり、これは図6に示すアプリケーション
属性テーブルTa1から得られたものである。
【0051】ここで、ユーザが例えば「E−maile
r」の起動を指定した場合に、起動アプリケーションテ
ーブルTb1から起動順位の低い順にアプリケーション
ソフトの属性情報が読み出されて、「常駐型」であるか
「一時型」であるかが判断される。この場合、「コント
ラスト&明るさ」の属性情報は「一時型」なので、強制
終了されて、プログラム実行メモリ13aから開放され
る。これに伴い、起動アプリケーションテーブルTb1
の更新がなされ、図8(b)に示すように、「コントラ
スト&明るさ」に関する情報が削除され、「E−mai
ler」に関する情報が起動アプリケーションテーブル
Tb1に新たに追加される。
【0052】なお、仮に「コントラスト&明るさ」の属
性情報が「常駐型」であったとしたら、「コントラスト
&明るさ」については何もせず、次の「住所録」に対し
て同様の処理がなされる。この場合、「住所録」も「常
駐型」なので何の変更もなく、新たに「E−maile
r」の起動を行うだけである。
【0053】図9にプログラム実行メモリ13aの変移
を示す。「住所録」が「常駐型」、「コントラスト&明
るさ」が「一時型」の場合に、新たなアプリケーション
ソフトである「E−mailer」の起動に伴い、「コ
ントラスト&明るさ」がプログラム実行メモリ13aか
ら開放されて、そこに「E−mailer」のプログラ
ムが展開されることになる。
【0054】このように、各アプリケーションソフトに
「常駐型」または「一時型」の属性情報を設定しておく
ことにより、アプリケーション起動時に「一時型」のア
プリケーションソフトのみが強制終了されてプログラム
実行メモリ13aから開放される。したがって、例えば
必要なアプリケーションソフトを「常駐型」としておけ
ば、その「常駐型」のアプリケーションソフトを残した
ままでメモリ管理が行われ、多数のアプリケーションソ
フトを使用した場合でも容量不足を解消して、実行動作
の遅延やソフトの暴走などを回避することができる。
【0055】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0056】第2の実施形態では、本装置に搭載された
各アプリケーションソフトに対して重要度を設定してお
き、プログラム実行エリアの容量が不足したときに重要
度の低いものから強制終了して実行エリアの容量を確保
することを特徴としている。前記重要度は、アプリケー
ションソフトの重要性を示した値であり、その値はユー
ザによって任意に設定される。
【0057】以下に、本発明の第2の実施形態としての
処理動作について、(a)重要度設定処理、(b)アプ
リケーションソフト起動処理に分けて説明する。なお、
以下の各フローチャートで示す各機能を実現させるため
のプログラムはCPU11が読み取り可能なプログラム
コードの形態で図1に示す記録媒体15に格納されてい
る。
【0058】(a)重要度設定処理 図10は本発明の第2の実施形態に係る重要度設定処理
を示すフローチャートである。
【0059】例えば、図示せぬメインメニュー画面上で
「重要度設定」の項目を選択したり、入力部16上の図
示せぬ「重要度設定」ボタンを押下するなど、所定の操
作により重要度設定を指示すると(ステップC11)、
図11に示すような重要度設定画面41が表示部17に
表示される(ステップC12)。この重要度設定画面4
1には、本装置に搭載された各アプリケーションソフト
に対応させて複数の重要度入力ボックス42が設けられ
ており、マウスやペンなどを用いて重要度入力ボックス
42の更新ボタン43の押下操作を行うことで、各アプ
リケーションソフトに対して重要度を設定するように構
成されている。
【0060】前記重要度入力ボックス42にて各アプリ
ケーションソフトに対する重要度を設定した後(ステッ
プC13)、重要度設定画面411の下部に設けられた
「OK」ボタン44を押下すると(ステップC14のY
es)、その設定内容がRAM13に設けられたアプリ
ケーション属性テーブルTa2に登録される(ステップ
C15)。
【0061】図12に示すように、前記アプリケーショ
ン属性テーブルTa2は、各アプリケーションソフトに
設定された重要度を示す属性情報を管理したものであ
る。図12の例では、「住所録」に対して「9」、「ス
ケジューラ」に対して「10」、「Media Pla
yer」に対して「5」、「電卓」に対して「1」…と
いった重要度がそれぞれ属性情報として登録されてい
る。この重要度は、例えば「1」〜「10」の値を取
り、値が大きいほど、重要性の高いアプリケーションソ
フトであることを意味し、常駐型的な要素が高くなる。
これに対し、値が小さいほど、重要性の低いアプリケー
ションソフトであることを意味し、一時型的な要素が高
くなる。
【0062】このアプリケーション属性テーブルTa2
の設定内容は前記重要度設定画面41を通じていつでも
変更可能である。また、重要度の設定を行わなかった場
合には、最低値である「1」がデフォルトとして自動設
定される。
【0063】(b)アプリケーション起動処理 次に、アプリケーション起動処理について説明する。
【0064】図13は本発明の第2の実施形態に係るア
プリケーション起動処理を示すフローチャートである。
【0065】例えば、図2に示すようなメニュー画面2
1上で所望のアプリケーションソフトの起動指定を行う
と(ステップD11)、その指定されたアプリケーショ
ンソフトを展開するのに必要な実行エリアをプログラム
実行メモリ13aに確保できるか否かが判断される(ス
テップD12)。
【0066】プログラム実行メモリ13aに実行エリア
を確保できない場合、つまり、プログラム実行メモリ1
3aに多数のアプリケーションソフトが展開されていて
容量が不足している場合には(ステップD12のN
o)、RAM13に設けられた起動アプリケーションテ
ーブルTb2から現在動作中のアプリケーションソフト
の情報が読み出される(ステップD13)。
【0067】前記起動アプリケーションテーブルTb2
は、プログラム実行メモリ13aに展開されて現在動作
中にあるアプリケーションソフトに関する情報を管理し
たものであり、図14に示すようにアプリケーションソ
フトの種類、重要度、最終アクセス時刻からなる。優先
度は前記重要度設定画面41にて設定されたものであ
り、最終アクセス時刻は当該アプリケーションソフトを
最後にアクセスしたときの時刻であって、計時部18か
ら取得されたものである。
【0068】ここで、起動アプリケーションテーブルT
b2から読み出されたアプリケーションソフトの重要度
に基づいて、その優先度の値が大きい順に優先順位が決
定され(ステップD14)、その中で優先順位の最も低
いアプリケーションソフト(つまり、重要度の最も低い
もの)が終了対象として選択される(ステップD1
5)。その際、該当するアプリケーションソフトが2つ
以上存在した場合には(ステップD16のYes)、こ
れらのアプリケーションソフトの最終アクセス時刻から
最後にアクセスされた時刻の古いものが終了対象として
選択される(ステップD17)。終了対象となるアプリ
ケーションソフトが選択されると、当該アプリケーショ
ンソフトが強制的に終了されて、プログラム実行メモリ
13aから開放されると共に、画面上のタスクトレイ2
3から当該アプリケーションソフトに対応したアイコン
24が消される(ステップD18)。
【0069】また、前記ステップD18にて該当するア
プリケーションソフトを終了してもプログラム実行メモ
リ13aに実行エリアを確保できない場合、つまり、ま
だ容量が不足している場合には(ステップD18→D1
2のNo)、実行エリアを確保できるまで、優先度の低
いものから順に前記同様の処理を繰り返して1つずつ終
了していく(ステップD13〜D18)。
【0070】一方、実行エリアを確保可能な場合には
(ステップD12のYes)、プログラム実行メモリ1
3aに前記指定されたアプリケーションソフトに対応し
た実行エリアが確保され(ステップD19)、起動アプ
リケーションテーブルTb2の更新処理が行われて(ス
テップD20)、当該アプリケーションソフトが起動さ
れる(ステップD21)。詳しくは、起動対象として指
定されたアプリケーションソフトがプログラム格納メモ
リ12aから読み出されてプログラム実行メモリ13a
に展開されて、そのアプリケーションソフトに対応した
画面の表示などが行われる。
【0071】前記図13の起動処理について具体例を挙
げて説明する。
【0072】今、本装置に搭載された各アプリケーショ
ンソフトのうちの「住所録」、「WWWブラウザ」、
「E−mailer」、「電卓」が起動されて動作中の
状態にあるものとする。このとき、起動アプリケーショ
ンテーブルTb2の内容は図14のようになる。「住所
録」の重要度は「9」、「WWWブラウザ」の重要度は
「6」、「E−mailer」の重要度は「9」、「電
卓」の重要度は「1」であり、これは図12に示すアプ
リケーション属性テーブルTa2から得られたものであ
る。また、「住所録」の最終アクセス時刻は「01.
5.23,9:36」、「WWWブラウザ」の最終アク
セス時刻は「01.5.23,9:21」、「E−ma
iler」の最終アクセス時刻は「01.5.23,
9:10」、「電卓」の最終アクセス時刻は「01.
5.23,9:40」であり、これは当該アプリケーシ
ョンソフトが最後にアクセスされたときに計時部18か
ら得られたものである。
【0073】ここで、ユーザが例えば「スケジューラ」
の起動を指定したとき、プログラム実行メモリ13aが
容量不足であると(「スケジューラ」に必要な実行エリ
アを確保できない場合)、まず、図14の起動アプリケ
ーションテーブルTb2の中の重要度に基づいて、現在
動作中のアプリケーションソフトに対する優先順位が決
定され、その中で最も優先順位の低いものが終了対象と
して選択される。この場合、「電卓」が終了対象として
選択され、そのアプリケーションソフトが強制終了され
てプログラム実行メモリ13aから開放される。
【0074】また、「電卓」を終了しても「スケジュー
ラ」に必要な実行エリアを確保できない場合には、続い
て「WWWブラウザ」が開放されることになる。
【0075】また、終了対象として選択されたアプリケ
ーションソフトが2つ以上あれば、その中で最終アクセ
ス時刻の古い方が選ばれる。これは、最後にアクセスさ
れた時刻が古いアプリケーションソフトほど、再度使用
される可能性が低いためである。
【0076】図15にプログラム実行メモリ13aの変
移を示す。「住所録」、「WWWブラウザ」、「E−m
ailer」、「電卓」が現在動作中にある場合に、新
たなアプリケーションソフトである「スケジューラ」の
起動に伴い、まず、「電卓」がプログラム実行メモリ1
3aから開放されて、続いて「WWWブラウザ」が開放
されて「スケジューラ」の実行エリアが確保されること
になる。
【0077】このように、アプリケーション起動時にプ
ログラム実行メモリ13aの容量が不足している場合
に、各アプリケーションソフトに設定された重要度に基
づいて優先順位を決定し、優先順位の最も低いものから
終了して、その実行エリアを確保するようにしたので、
ユーザが特に意識しなくとも、多数のアプリケーション
ソフトの使用によってプログラム実行メモリ13aが容
量不足となり、実行動作が遅くなったり、ソフトの暴走
などを回避することができる。
【0078】なお、前記第2の実施形態では、各アプリ
ケーションソフトに設定された重要度に基づいて優先順
位を決定するようにしたが、例えば各アプリケーション
ソフトの使用頻度に基づいて優先順位を決定することも
可能である。この場合、各アプリケーションソフト毎に
使用頻度を管理するカウンタを設けておき、アプリケー
ション起動時に該当するカウンタの使用頻度を更新す
る。そして、プログラム実行メモリ13aの容量不足が
検出された場合に、図16に示すような起動アプリケー
ションテーブルTb3を参照して、現在動作中のアプリ
ケーションソフトの使用頻度に基づいて優先順位を決定
し、その優先順位の低いものからプログラム実行メモリ
13aから開放して起動対象として指定されたアプリケ
ーションソフトの実行エリアを確保する。
【0079】具体的な処理手順については、図13のフ
ローチャートにおいて、ステップD13の起動アプリケ
ーションテーブルTb2からの情報読み出し処理を起動
アプリケーションテーブルTb3からの情報読み出し処
理に代えると共に、ステップD20の起動アプリケーシ
ョンテーブルTb2の更新処理を起動アプリケーション
テーブルTb3の更新処理(使用頻度の更新を含む)に
置き換えれば良い。このように、使用頻度によって優先
順位を決定するようにすれば、使用頻度の低いものから
プログラム実行メモリ13aを開放することができて便
利である。
【0080】さらに、重要度と使用頻度の両方の情報に
基づいて優先順位を決定することでも良い。この場合に
は図17に示すような起動アプリケーションテーブルT
b4を用い、重要度に使用頻度の重み付けを行って優先
順位を決定する。重み付けの方法としては、単純に重要
度+使用頻度としても良いし、重要度+使用頻度/2と
するなどの様々な方法を採ることができる。重要度+使
用頻度とした場合、図17の例では、「住所録」の優先
順位は「11(9+2)」、「WWWブラウザ」の優先
順位は「8(6+2)」、「E−mailer」の優先
順位は「9(1+10)」、「電卓」の優先順位は「5
(1+4)」となる。
【0081】具体的な処理手順については、図13のフ
ローチャートにおいて、ステップD13の起動アプリケ
ーションテーブルTb2からの情報読み出し処理を起動
アプリケーションテーブルTb4からの情報読み出し処
理に代えると共に、ステップD20の起動アプリケーシ
ョンテーブルTb2の更新処理を起動アプリケーション
テーブルTb4の更新処理(使用頻度の更新を含む)に
置き換えれば良い。このように、優先順位の決定に際
し、重要度と使用頻度の両方を考慮することで、より確
かな優先順位を決定することができ、不要なアプリケー
ションソフトからプログラム実行メモリ13aを開放す
ることができて便利である。
【0082】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。
【0083】第3の実施形態では、画面上で動作中のア
プリケーションソフトの現在の優先順位を任意に入れ替
え可能とするものである。
【0084】すなわち、図18に示すように、例えばメ
ニュー画面21が表示されている状態で、その下部に設
けられたタスクトレイ23に現在動作中のアプリケーシ
ョンソフトに対応したアイコン24が現在設定されてい
る優先順位に従って左から順に表示される。アプリケー
ション起動時にプログラム実行メモリ13aの容量が不
足している場合に、その順位の最も低いもの、つまり、
右側のアイコン24に対応したアプリケーションソフト
から終了処理が行われる。図18の例では、「A」〜
「G」で示される7つのアプリケーションソフトが動作
中であり、別のアプリケーションソフトが起動されたと
きにプログラム実行メモリ13aの容量が不足していれ
ば、まず、「G」が強制終了されてプログラム実行メモ
リ13aから開放されることになる。
【0085】ここで、ペンなどを用いてタスクトレイ2
3に表示されている各アプリケーションソフトに対応し
たアイコン24を移動操作することで簡単に順位変更を
行うことができる。その様子を図19に示す。
【0086】今、最下位にあるアプリケーションソフト
「G」の順位を変更する場合を想定する。まず、アプリ
ケーションソフト「G」のアイコン24をペンにてタッ
プする(図19(a)参照)。「G」のアイコン24を
押し付けた状態で左側にドラックしていくと、少し上に
ずれた状態で左側に移動する(図19(b)参照)。
「G」のアイコン24が隣の「F」のアイコン24の半
分を過ぎると、「F」のアイコン24が右に1マス移動
して「G」のアイコン24の入るスペースができる(図
19(c)参照)。以下同様にして、「G」のアイコン
24を左に移動していき(図19(d)参照)、ペンを
上げたところに「G」のアイコン24が置かれて、その
位置で順位が確定される(図19(e)参照)。
【0087】以下に、具体的な処理動作について説明す
る。
【0088】図20は本発明の第3の実施形態に係る順
位変更処理の動作を示すフローチャートである。なお、
このフローチャートで示す各機能を実現させるためのプ
ログラムはCPU11が読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で図1に示す記録媒体15に格納されている。
【0089】アプリケーション起動時において、その画
面の所定の位置に設けられたタスクトレイ23の中に、
現在動作中のアプリケーションソフトに対応したアイコ
ン24が当該アプリケーションソフトの優先順位に従っ
た配列で表示される(ステップE11)。前記優先順位
は、図21に示すような起動アプリケーションテーブル
Tb5で管理されている。また、その優先順位はアプリ
ケーションソフトの起動順であっても良いし、前記第2
の実施形態で説明したように各アプリケーションソフト
の重要度や使用頻度などによって決められたものであっ
ても良い。
【0090】ここで、現在の優先順位を変更する場合に
おいて、まず、その順位変更対象となるアプリケーショ
ンソフトに対応したアイコン24をペンなどにより選択
し(ステップE12)、ドラッグ操作により当該アイコ
ン24を任意の位置に移動させる(ステップE13)。
移動先が決定したところで当該アイコン24を離すと
(ステップE14のYes)、その位置で当該アイコン
24に対応したアプリケーションソフトの優先順位が確
定され、起動アプリケーションテーブルTb5の更新処
理が行われる(ステップE15)。
【0091】すなわち、前記図19の例で、最下位にあ
るアプリケーションソフト「G」のアイコン24を4番
目の位置まで移動させた場合に、図21(a)に示す順
位変更前の起動アプリケーションテーブルTb5の内容
が図21(b)のように更新される。以後、アプリケー
ション起動時にプログラム実行メモリ13aの容量不足
が検出されると、前記更新後の起動アプリケーションテ
ーブルTb5に基づいて、優先順位の最も低いアプリケ
ーションソフト(図21(b)の例では「F」)から強
制終了されて、プログラム実行メモリ13aに起動指定
されたアプリケーションソフトの実行エリアが確保され
る。
【0092】このように、タスクトレイ23上で現在設
定されている優先順位を簡単な操作で変更することがで
きるので、現在の順位が低くても必要なアプリケーショ
ンソフトであれば、その優先順位を上げておくことで、
プログラム実行メモリ13aの容量が不足している場合
でも当該アプリケーションソフトをそのまま残しておく
ことができて便利である。
【0093】なお、各アプリケーションソフトに対する
優先順位が前記第2の実施形態で説明したような重要度
や使用頻度で決定されている場合には、アイコン移動に
伴う順位変更に従って、その重要度や使用頻度を変更後
の順位に対応させて更新しておくことが好ましい。
【0094】また、前記各実施形態において記載した手
法は、コンピュータに実行させることのできるプログラ
ムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで
各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワ
ーク等の伝送媒体により伝送して各種装置に適用するこ
とも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記
録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介し
て提供されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御されることにより、前述した処理を実
行する。
【0095】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数のアプリケーションソフトを備えた情報端末装置にお
いて、各アプリケーションソフトに常駐型または一時型
の属性情報を設定し、アプリケーション起動時に一時型
のアプリケーションソフトを強制終了して実行メモリを
確保するようにしたので、多数のアプリケーションソフ
トを使用した場合でも容量不足を解消でき、多数のアプ
リケーションソフトの使用により実行動作が遅くなった
り、ソフトが暴走することなどを回避することができ
る。
【0096】また、アプリケーション起動時に、その起
動対象として指定されたアプリケーションソフトの実行
エリアを確保できない場合に、現在動作中のアプリケー
ションソフトの中で優先順位の低い順に該当するアプリ
ケーションソフトを強制終了して実行エリアを確保する
ようにしたので、前記同様に、多数のアプリケーション
ソフトを使用した場合にメモリの容量不足により実行動
作が遅くなったり、ソフトの暴走などを回避することが
できる。
【0097】また、現在動作中にあるアプリケーション
ソフトに対応したアイコンの入れ替え操作によりアプリ
ケーションソフトの優先順位を変更可能としたため、ユ
ーザが任意に優先順位を変更でき、その変更後の優先順
位に従って順位の低いものからメモリを開放することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報端末装置の構成を示すブロック
図。
【図2】前記情報端末装置におけるメニュー画面の構成
を示す図。
【図3】前記情報端末装置におけるプログラム格納メモ
リとプログラム実行メモリとの関係を示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る属性設定処理を
示すフローチャート。
【図5】前記第1の実施形態に係る属性設定画面の構成
を示す図。
【図6】前記第1の実施形態に係るアプリケーション属
性テーブル(Ta1)の構成を示す図。
【図7】前記第1の実施形態に係るアプリケーション起
動処理を示すフローチャート。
【図8】前記第1の実施形態に係る起動アプリケーショ
ンテーブル(Tb1)の構成を示す図。
【図9】前記第1の実施形態に係るプログラム実行メモ
リの変移を示す図。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る重要度設定処
理を示すフローチャート。
【図11】前記第2の実施形態に係る重要度設定画面の
構成を示す図。
【図12】前記第2の実施形態に係るアプリケーション
属性テーブル(Ta2)の構成を示す図。
【図13】前記第2の実施形態に係るアプリケーション
起動処理を示すフローチャート。
【図14】前記第2の実施形態に係る起動アプリケーシ
ョンテーブル(Tb2)の構成を示す図。
【図15】前記第2の実施形態に係るプログラム実行メ
モリの変移を示す図。
【図16】前記第2の実施形態において、使用頻度を利
用した場合の起動アプリケーションテーブル(Tb3)
の構成を示す図。
【図17】前記第2の実施形態において、重要度と使用
頻度を利用した場合の起動アプリケーションテーブル
(Tb4)の構成を示す図。
【図18】本発明の第3の実施形態に係るタスクトレイ
の構成を示す図。
【図19】前記第3の実施形態に係るタスクトレイ上で
のアイコン移動による順位変更操作を説明するための
図。
【図20】前記第3の実施形態に係る順位変更処理の動
作を示すフローチャート。
【図21】前記第3の実施形態に係る起動アプリケーシ
ョンテーブル(Tb5)の構成を示す図。
【符号の説明】 11…CPU 12…ROM 12a…プログラム格納メモリ 13…RAM 13a…プログラム実行メモリ 13b…属性テーブル格納領域 13c…起動アプリケーションテーブル格納領域 14…外部記憶装置 15…記録媒体 16…入力部 17…表示部 18…計時部 19…通信制御部 20…システムバス 21…メニュー画面 22…選択メニュー 23…タスクトレイ 24…アイコン 31…属性設定画面 41…重要度設定画面 Ta1,Ta2…アプリケーション属性テーブル Tb1〜Tb5…起動アプリケーションテーブル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアプリケーションソフトを備え、
    起動対象として指定されたアプリケーションソフトを所
    定のメモリに展開して起動する情報端末装置において、 前記各アプリケーションソフトに常駐型または一時型の
    属性情報を設定する属性設定手段と、 この属性設定手段によって設定された属性情報を現在動
    作中のアプリケーションソフトに対応付けて管理するテ
    ーブル手段と、 アプリケーション起動時に前記テーブル手段を参照して
    現在動作中のアプリケーションソフトに設定された属性
    情報を判断する属性判断手段と、 この属性判断手段の結果に従って、常駐型の属性情報が
    設定されたアプリケーションソフトは前記メモリにその
    まま残し、一時型の属性情報が設定されたアプリケーシ
    ョンソフトは強制終了して前記メモリから開放するメモ
    リ管理手段とを具備したことを特徴とする情報端末装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のアプリケーションソフトを備え、
    起動対象として指定されたアプリケーションソフトを所
    定のメモリに展開して起動する情報端末装置において、 アプリケーション起動時にその起動対象として指定され
    たアプリケーションソフトの実行エリアを前記メモリに
    確保できるか否かを判断する実行エリア判断手段と、 この実行エリア判断手段により前記指定されたアプリケ
    ーションソフトの実行エリアを前記メモリに確保できな
    いと判断された場合に、優先順位の低い順に該当するア
    プリケーションソフトを強制終了して前記メモリから開
    放し、前記指定されたアプリケーションソフトの実行エ
    リアを前記メモリに確保するメモリ管理手段とを具備し
    たことを特徴とする情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記各アプリケーションソフトに重要度
    を設定する重要度設定手段と、 この重要度設定手段によって設定された重要度に基づい
    て、現在動作中のアプリケーションソフトに対する優先
    順位を決定する順位決定手段とを具備したことを特徴と
    する請求項2記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記各アプリケーションソフトの使用頻
    度を管理する使用頻度管理手段と、 この使用頻度管理手段から得られる使用頻度に基づい
    て、現在動作中のアプリケーションソフトに対する優先
    順位を決定する順位決定手段とを具備したことを特徴と
    する請求項2記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記各アプリケーションソフトに重要度
    を設定する重要度設定手段と、 前記各アプリケーションソフトの使用頻度を管理する使
    用頻度管理手段と、 前記重要度設定手段によって設定された重要度と前記使
    用頻度管理手段から得られる使用頻度に基づいて、現在
    動作中のアプリケーションソフトに対する優先順位を決
    定する順位決定手段とを具備したことを特徴とする請求
    項2記載の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 複数のアプリケーションソフトを備え、
    起動対象として指定されたアプリケーションソフトを所
    定のメモリに展開して起動する情報端末装置において、 現在動作中にあるアプリケーションソフトの種類を示す
    アイコンを当該アプリケーションソフトに設定された優
    先順位に従って画面上の所定の位置に順番に表示するア
    イコン表示手段と、 このアイコン表示手段によって表示されたアイコンの順
    番を入れ替えるアイコン入れ替え手段と、 このアイコン入れ替え手段によって入れ替えられたアイ
    コンの順番に対応させて当該アプリケーションソフトの
    優先順位を変更する順位変更手段と、 アプリケーション起動時に前記優先順位の低い順に該当
    するアプリケーションソフトを強制終了して前記メモリ
    から開放するメモリ管理手段とを具備したことを特徴と
    する情報端末装置。
  7. 【請求項7】 複数のアプリケーションソフトを備え、
    起動対象として指定されたアプリケーションソフトを所
    定のメモリに展開して起動するコンピュータに用いられ
    るアプリケーション管理プログラムであって、 前記コンピュータに、 前記各アプリケーションソフトに常駐型または一時型の
    属性情報を設定する機能と、 前記設定された属性情報を現在動作中のアプリケーショ
    ンソフトに対応付けてテーブルに登録する機能と、 アプリケーション起動時に前記テーブルを参照して現在
    動作中のアプリケーションソフトに設定された属性情報
    を判断する機能と、 前記属性情報の判断結果に従って、常駐型の属性情報が
    設定されたアプリケーションソフトは前記メモリにその
    まま残し、一時型の属性情報が設定されたアプリケーシ
    ョンソフトは強制終了して前記メモリから開放する機能
    とを実現させるアプリケーション管理プログラム。
  8. 【請求項8】 複数のアプリケーションソフトを備え、
    起動対象として指定されたアプリケーションソフトを所
    定のメモリに展開して起動するコンピュータに用いられ
    るアプリケーション管理プログラムであって、 前記コンピュータに、 アプリケーション起動時にその起動対象として指定され
    たアプリケーションソフトの実行エリアを前記メモリに
    確保できるか否かを判断する機能と、 前記指定されたアプリケーションソフトの実行エリアを
    前記メモリに確保できないと判断された場合に、優先順
    位の低い順に該当するアプリケーションソフトを強制終
    了して前記メモリから開放し、前記指定されたアプリケ
    ーションソフトの実行エリアを前記メモリに確保する機
    能とを実現させるアプリケーション管理プログラム。
  9. 【請求項9】 複数のアプリケーションソフトを備え、
    起動対象として指定されたアプリケーションソフトを所
    定のメモリに展開して起動するコンピュータに用いられ
    るアプリケーション管理プログラムであって、 前記コンピュータに、 現在動作中にあるアプリケーションソフトの種類を示す
    アイコンを当該アプリケーションソフトに設定された優
    先順位に従って画面上の所定の位置に順番に表示する機
    能と、 前記画面上に表示されたアイコンの順番を入れ替える機
    能と、 その入れ替後のアイコンの順番に対応させて当該アプリ
    ケーションソフトの優先順位を変更する機能と、 アプリケーション起動時に前記優先順位の低い順に該当
    するアプリケーションソフトを強制終了して前記メモリ
    から開放する機能とを実現させるアプリケーション管理
    プログラム。
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