JP5412077B2 - 油圧式作業機械の動力回生機構 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧式作業機械の動力回生機構に関するものである。
従来、油圧ショベル等の油圧式作業機械の動力回生機構の一つとして、特許文献1に開示されているような流体圧回路がある。
この特許文献1の流体圧回路は、図10に示すように、流体圧アクチュエータ101用のコントロール弁102とタンク103との間の戻り流体通路104中に、可変容量型油圧モータ等の流体圧モータ105がインラインで設置されている。そして、この流体圧モータ105の出力軸105aに、減速器106を介して可変容量型油圧ポンプ等の流体圧ポンプ107の入力軸107aが接続されている。また、流体圧ポンプ107の吐出ポート107bには、逆止弁108を介して方向制御弁109の供給ポート109aが接続され、方向制御弁109の一方の出力ポート109bには、蓄圧用のアキュムレータ110が接続され、方向制御弁109の他方の出力ポート109cには、逆止弁111を介してメインポンプ112から流体圧アクチュエータ101に作動流体を供給するメイン回路113が接続されている。
特開2006−322578号公報
ここで、特許文献1に開示されているような技術には、ブーム戻りの作動流体を流体圧モータ105から流体圧ポンプ107を介してアキュムレータ110へ蓄圧したり、メイン回路113へ供給したりするので、動力回生の効率の良さが十分ではないという課題がある。
また、戻り作動流体の状態によってアキュムレータ110への作動流体の蓄圧やメイン回路113への作動流体の供給が変動するので、安定した動力回生が難しいという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みて案出されたもので、動力回生を安定させ、且つ、動力回生の効率を向上させることができるようにした、油圧式作業機械の動力回生機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、圧油を吐出する油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動するエンジンと、該油圧ポンプを駆動する可変容量型のポンプモータと、該エンジンの出力軸と該ポンプモータの出力軸とに接続され、該エンジンの動力と該ポンプモータの動力とを配分して該油圧ポンプに伝達するポンプドライブと、該油圧ポンプが吐出する圧油が供給されるブーム用油圧アクチュエータと、ブーム下げ時に該ブーム用油圧アクチュエータから吐出される圧油を直接該ポンプモータを介して蓄圧するアキュムレータとを備えたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、請求項1記載の油圧式作業機械の動力回生機構において、該アキュムレータの圧力を検出する圧力センサを備え、該ブーム下げ時に、該圧力センサの検出した圧力が予め定められた所定値を超えたときには、該アキュムレータに圧油がこれ以上蓄圧されないように、該ブーム用油圧アクチュエータから吐出される圧油を該ポンプモータへ導き該ポンプモータをモータ作用させ、該ポンプモータの動力が該エンジンの動力をアシストすることを特徴としている。
請求項3記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、請求項2記載の油圧式作業機械の動力回生機構において、該油圧ポンプが吐出する圧油が供給される旋回用油圧アクチュエータを備え、該アキュムレータは、旋回の加減速時に該旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油も蓄圧することを特徴としている。
請求項4記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、請求項3記載の油圧式作業機械の動力回生機構において、該旋回の加減速時に、該圧力センサの検出した圧力が該所定値を超えたときには、該アキュムレータに圧油がこれ以上蓄圧されないように、該旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油を該ポンプモータへ導き該ポンプモータをモータ作用させ、該ポンプモータの動力が該エンジンの動力をアシストすることを特徴としている。
請求項5記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、請求項1記載の油圧式作業機械の動力回生機構において、該油圧ポンプが吐出する圧油が供給される旋回用油圧アクチュエータを備え、該アキュムレータは、旋回の加減速時に該旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油も蓄圧することを特徴としている。
請求項6記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、請求項1〜5の何れか1項に記載の油圧式作業機械の動力回生機構において、該アキュムレータに蓄圧された圧油を、ブーム上げ時に該ポンプモータを介して該ブーム用油圧アクチュエータへ供給することを特徴としている。
請求項7記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構は、請求項1〜6の何れか1項に記載の油圧式作業機械の動力回生機構において、該エンジンの負荷が大きいときには、該アキュムレータに蓄圧された圧油を該ポンプモータへ導き該ポンプモータをモータ作用させ、該ポンプモータの動力が該エンジンの動力をアシストすることを特徴としている。
請求項1記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構によれば、ブーム下げ時にブーム用油圧アクチュエータから吐出される圧油はポンプモータを介してアキュムレータに蓄圧されるので、圧油の圧(ブーム圧)をポンプモータで適切に増大させてアキュムレータに蓄圧することができる。したがって、動力回生を安定させることができるとともに、従来技術に比べて動力回生の効率を向上させることができる。
請求項2記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構によれば、アキュムレータの圧力が所定値を超えたとき、つまり、アキュムレータが飽和状態にあるときには、ブーム用油圧アクチュエータから吐出される圧油をポンプモータへ導きポンプモータをモータ作用させてエンジンの動力をアシストさせるので、エンジンの負荷を軽くすることができる。
請求項3及び請求項5記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構によれば、旋回の加減速時に旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油もアキュムレータに蓄圧されるので、旋回時の余剰エネルギーを動力回生に利用し、従来技術に比べて動力回生の効率をより向上させることができる。
請求項4記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構によれば、アキュムレータが飽和状態にあるときには、旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油をポンプモータへ導きポンプモータをモータ作用させてエンジンの動力をアシストさせるので、エンジンの負荷を軽くすることができる。
請求項6記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構によれば、アキュムレータに蓄圧された圧油の圧が低くても、ポンプモータで不足分を補ってブーム上げに利用することができて、動力回生を安定させることができる。
請求項7記載の本発明の油圧式作業機械の動力回生機構によれば、エンジンの負荷が大きいときには、ポンプモータをモータ作用させてエンジンの動力をアシストさせ、エンジンの負荷を軽くすることができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
[一実施形態]
本発明の一実施形態について説明する。図1〜図9は本発明の一実施形態に係る油圧式作業機械の動力回生機構を示す模式的な図又は表であって、図1はその機体静止時の油圧回路図、図2はそのコントローラを説明するブロック図、図3はそのコントローラの制御内容を説明する表、図4はそのブーム下げ時の油圧回路図、図5はそのブーム下げ時且つアキュムレータ飽和時の油圧回路図、図6はそのブーム上げ時の油圧回路図、図7はその旋回加減速時の油圧回路図、図8はその旋回加減速時且つアキュムレータ飽和時の油圧回路図、図9はその動力回生機構が適用される油圧ショベルの模式的な斜視図である。
<構成>
本実施形態では、代表的な油圧式作業機械である油圧ショベルの動力回生機構について説明する。
図9に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2上に旋回自在に結合された上部旋回体3と、上部旋回体3から前方へ延出するように取り付けられた作業装置4とから構成されている。
下部走行体2は、図示しない走行モータ(走行用油圧アクチュエータ)によって走行駆動されるようになっている。上部旋回体3は、旋回モータ(旋回用油圧アクチュエータ)5(図1参照)によって旋回駆動されるようになっている。作業装置4は、ブーム4a,アーム4b及びバケット4cからなり、ブーム4aはブームシリンダ(ブーム用油圧アクチュエータ)6によって駆動され、アーム4bはアームシリンダ(アーム用油圧アクチュエータ)7によって駆動され、バケット4cはバケットシリンダ(バケット用油圧アクチュエータ)8によって駆動されるようになっている。
図1により、このような油圧ショベル1の動力回生機構10について説明する。
動力回生機構10は、作動油を貯留するタンク11と、タンク11に貯留された作動油を吸い込んで加圧した圧油を吐出する油圧ポンプ12と、油圧ポンプ12を駆動するエンジン13と、エンジン13と共同もしくは単独で油圧ポンプ12を駆動する可変容量型のポンプモータ14と、エンジン13の出力軸13aとポンプモータ14の出力軸14aとに接続され、エンジン13の動力とポンプモータ14の動力とを配分して油圧ポンプ12に伝達するポンプドライブ15と、圧油を蓄圧するアキュムレータ16と、アキュムレータ16の圧力P(蓄圧状態)を検出する圧力センサ17と、圧油が供給される上述の旋回モータ5及びブームシリンダ6と、タンク11,油圧ポンプ12,ポンプモータ14,アキュムレータ16,旋回モータ5及びブームシリンダ6それぞれを適宜接続する油圧ラインLと、油圧ラインL上に介装された複数のバルブ21〜27及び31〜39と、複数のバルブ21〜27及び31〜39のうちの電磁式のバルブ31〜35及びポンプモータ14を制御するコントローラ(制御手段)40(図2参照)とを備えている。
油圧ポンプ12は、第一のメインポンプ12aと、第二のメインポンプ12bと、パイロットポンプ12cとを有している。そして、第一のメインポンプ12aはブームシリンダ6へ圧油を供給し、第二のメインポンプ12bは旋回モータ5へ圧油を供給するようになっている。また、パイロットポンプ12cは、後述するブーム用制御弁21及び旋回用制御弁2のスプール位置を切り換えるために、ブーム用制御弁21及び旋回用制御弁2のパイロット作用部にパイロット圧を供給するようになっている。
ポンプモータ14は、斜板式の可変容量型モータとして構成されており、コントローラ40により斜板制御されて圧油の吐出量を加減することができるようになっている。そして、ポンプモータ14は、その出力軸14aから取り出されるトルクによって油圧ポンプ12を駆動することができるようになっているとともに、吐出する圧油をアキュムレータ16に蓄圧したり、ブームシリンダ6へ供給してブーム4aを駆動したりすることができるようになっている。
アキュムレータ16は、後に詳述するが、ブーム4a下げ時にブームシリンダ6から吐出される圧油と、旋回加減速時に旋回モータ5からリリーフされる圧油とを蓄圧することができるようになっている。
(油圧ラインについて)
油圧ラインLは、第一のメインラインLM1と、第二のメインラインLM2と、第一のセンタバイパスラインLCB1と、第二のセンタバイパスラインLCB と、第一のアキュムレータラインLA1と、第二のアキュムレータラインLA2と、タンクラインLと、第一のブーム上げ補助ライン(第一の補助ライン)LASSI−1と、第二のブーム上げ補助ライン(第二の補助ライン)LASSI−2と、アキュムレータ用リリーフラインLRe−Aと、モータ吸込ラインLMOTERとを有して構成されている。
第一のメインラインLM1は、第一のメインポンプ12aの吐出した圧油がブームシリンダ6へ供給された後にタンク11へ戻るための油圧ラインであって、第一のメインポンプ12aとブームシリンダ6とタンク11とを接続するように配管されている。
第二のメインラインLM2は、第二のメインポンプ12bの吐出した圧油が旋回モータ5へ供給された後にタンク11へ戻るための油圧ラインであって、第二のメインポンプ12bと旋回モータ5とタンク11とを接続するように配管されている。
第一のセンタバイパスラインLCB1は、第一のメインポンプ12aの吐出流量を制御するためのネガコン圧を導出するための油圧ラインであって、第一のメインラインLM1から分岐してタンク11へ至るように配管されている。
第二のセンタバイパスラインLCB は、第二のメインポンプ12bの吐出流量を制御するためのネガコン圧を導出するための油圧ラインであって、第二のメインラインLM2から分岐してタンク11へ至るように配管されている。
第一のアキュムレータラインLA1は、旋回加減速時に旋回モータ5からリリーフされる圧油をアキュムレータ16に蓄圧するための油圧ライン(図7において太線で示している油圧ライン)であって、第二のメインラインLM2から分岐してアキュムレータ16へ至るように配管されている。
第二のアキュムレータラインLA2は、ブーム4a下げ時にブームシリンダ6から吐出される圧油の一部をポンプモータ14を介してアキュムレータ16に蓄圧するための油圧ライン(図4において太線で示している油圧ライン)であって、第一のメインラインLM1のうちの、後述するブーム用制御弁21の一方の出力ポート21a及びブームシリンダ6のボトムポート6aを接続するボトムラインLM1−Bから分岐し、ポンプモータ14を介してアキュムレータ16へ至るように配管されている。
タンクラインLは、アキュムレータ16の蓄圧が飽和状態にあるときに、圧油をアキュムレータ16に蓄圧せずにタンク11へ還流させるための油圧ライン(図5において、第二のアキュムレータラインLA2の一部とともに太線で示している油圧ライン)であって、第二のアキュムレータラインLA2から分岐されてタンク11へ至るように配管されている。
第一の補助ラインLASSI−1は、アキュムレータ16に蓄圧された圧油をブーム4a上げに利用するための油圧ライン(図6において、第二のアキュムレータラインLA2の一部と第二の補助ラインLASSI−2とともに太線で示している油圧ライン)であって、第二のアキュムレータラインLA2の第一地点Kと第二地点Kとをバイパスするように配管されている。そして、ポンプモータ14が吐出した圧油をブームシリンダ6のボトム室6bへ向かって流通させることができるようになっている。
第二の補助ラインLASSI−2も、第一の補助ラインLASSI−1と同様にアキュムレータ16に蓄圧された圧油をブーム4a上げに利用するための油圧ラインであって、第二のアキュムレータラインLA2の第三地点Kと第四地点Kとをバイパスするように配管されている。そして、アキュムレータ16の圧油をポンプモータ14へ導入することができるようになっている。
アキュムレータ用リリーフラインLRe−Aは、アキュムレータ16のリリーフ用の油圧ラインであって、アキュムレータ16の圧力が所定値を越えたときに圧油をタンク11へ直接リリーフすることができるようになっている。
モータ吸込ラインLMOTERは、ポンプモータ14がポンプ作用するときにタンク11から圧油を吸い込むための油圧ラインである。詳しくは、アキュムレータ16に圧が蓄圧されていない場合、及び、蓄圧された圧が低い場合にポンプモータ14がポンプ作用するときに、タンク11から圧油を吸い込むための油圧ラインである。
(バルブについて)
バルブ21〜27及び31〜39は、ブーム用制御弁21と、第一のネガコン用リリーフ弁22と、旋回用制御弁23と、第二のネガコン用リリーフ弁24と、高圧選択弁25と、シーケンス弁26と、第一のチェック弁27と、第一の電磁流量制御弁31と、第二の電磁流量制御弁32と、第三の電磁流量制御弁33と、第四の電磁流量制御弁34と、第五の電磁流量制御弁35と、第二のチェック弁36と、第三のチェック弁37と、第四のチェック弁38と、アキュムレータ用リリーフ弁39とを有して構成されている。
ブーム用制御弁21は、第一のメインラインLM1に介装されてブームシリンダ6へ供給される圧油の流通方向・流量を制御するバルブであって、4ポート3位置切換制御弁として構成されており、中立位置とブーム上げ位置とブーム下げ位置とを有している。そして、ブーム用制御弁21が中立位置にあるときに、第一のセンタバイパスラインLCB1が連通するようになっている。
第一のネガコン用リリーフ弁22は、第一のメインポンプ12aの吐出流量を制御するためのネガコン圧を導出するためのバルブであって、第一のセンタバイパスラインLCB1に介装されている。そして、第一のネガコン用リリーフ弁22の手前で第一のセンタバイパスラインLCB1から分岐されたネガコンライン(図示略)のネガコン圧によって、第一のメインポンプ12aの吐出流量が制御されるようになっている。
旋回用制御弁23は、第二のメインラインLM2に介装されて旋回モータ5へ供給される圧油の流通方向・流量を制御するバルブであって、ブーム用制御弁21と同様に4ポート3位置切換制御弁として構成されおり、中立位置と右旋回位置と左旋回位置とを有している。そして、旋回用制御弁23が中立位置にあるときに、第二のセンタバイパスラインLCB2が連通するようになっている。
第二のネガコン用リリーフ弁24は、第二のメインポンプ12bの吐出流量を制御するためのネガコン圧を導出するためのバルブであって、第二のセンタバイパスラインLCB2に介装されている。そして、第二のネガコン用リリーフ弁24の手前で第二のセンタバイパスラインLCB2から分岐されたネガコンライン(図示略)のネガコン圧によって、第二のメインポンプ12bの吐出流量が制御されるようになっている。
なお、ブーム用制御弁21,旋回用制御弁22,第一のネガコン用リリーフ弁23と第二のネガコン用リリーフ弁24とは、コントロールバルブユニット20を構成している。このコントロールバルブユニット20は、ここでは特に図示しないが、他に、アーム用制御弁やバケット用制御弁や走行用制御弁を有して構成されている。
高圧選択弁25は、第二のメインラインLM2に介装されて旋回モータ5の左右のポートに流通する圧油のうちの高圧側を選択するバルブ(シャトル弁)あって、その出力ポート25aには第一のアキュムレータラインLA1が連通している。
シーケンス弁26は、第一のアキュムレータラインLA1に介装され、旋回加減速時に旋回モータ5が高圧になり規定圧(リリーフ圧)に達したときに、旋回モータ5から圧油をリリーフするためのバルブである。
第一のチェック弁27は、第一のアキュムレータラインLA1においてシーケンス弁26の下流側に介装され、アキュムレータ16からの逆流を防ぐためのバルブである。
第一の電磁流量制御弁31は、第二のアキュムレータラインLA2におけるポンプモータ14よりもブームシリンダ6側(詳しくは、前述の第一地点Kと第三地点Kとの間)に介装されている。そして、コントローラ40によってそのスプール位置を開放位置と遮断位置とに切り換え制御されるようになっており、開放位置では、ブームシリンダ6のボトムポート6aからポンプモータ14の導入ポート14bへ向かう圧油の流れを許容し、遮断位置では、その圧油の流れを遮断するようになっている。つまり、ブーム4a下げ時に第一の電磁流量制御弁31が開放位置にあると、ブームシリンダ6のボトム室6bの圧油がポンプモータ14へ導入されるようになっている。なお、コントローラ40から電気信号が送られない常態時にはそのスプール位置は遮断位置にあり、電気信号が送られたときに開放位置に切り換えられるようになっている。
第二の電磁流量制御弁32は、第二のアキュムレータラインLA2におけるポンプモータ14の吐出ポート14cとアキュムレータ16との間(詳しくは、前述の第二地点Kと第四地点Kとの間)に介装されている。そして、コントローラ40によってスプール位置を開放位置と遮断位置とに切り換え制御されるようになっており、開放位置ではポンプモータ14からアキュムレータ16へ向かう圧油の流れを許容し、遮断位置ではその圧油の流れを遮断するようになっている。つまり、第二の電磁流量制御弁32が開放位置にあると、ブーム4a下げ時にブームシリンダ6から吐出される圧油を、ポンプモータ14を介してアキュムレータ16に蓄圧することができるようになっている。なお、コントローラ40から電気信号が送られない常態時にはそのスプール位置は遮断位置にあり、電気信号が送られたときに開放位置に切り換えられるようになっている。
ここで、第二のアキュムレータラインLA2において、ブームシリンダ6側を上流側且つアキュムレータ16側を下流側としたとき、上流から下流に向かって、第一地点K、第一の電磁流量制御弁31、第三地点K、ポンプモータ14、第二地点K、第二の電磁流量制御弁32、後述する第二のチェック弁36、第四地点K、アキュムレータ16の順に並んでいる。
第三の電磁流量制御弁33は、タンクラインLに介装されている。そして、コントローラ40によってそのスプール位置を開放位置と遮断位置とに切り換え制御されるようになっており、開放位置ではポンプモータ14からタンク11へ戻る圧油の流れを許容し、遮断位置ではその圧油の流れを遮断するようになっている。つまり、第三の電磁流量制御弁33が開放位置にあると、ポンプモータ14からタンク11へ圧油が戻るようになっている。なお、コントローラ40から電気信号が送られない常態時にはそのスプール位置は遮断位置にあり、電気信号が送られたときに開放位置に切り換えられるようになっている。
第四の電磁流量制御弁34は、第一の補助ラインLASSI−1に介装されている。そして、コントローラ40によってそのスプール位置を開放位置と遮断位置とに切り換え制御されるようになっており、開放位置ではポンプモータ14からブームシリンダ6のボトム室6bへ向かう圧油の流れを許容し、遮断位置ではその圧油の流れを遮断するようになっている。つまり、第四の電磁流量制御弁34が開放位置にあると、ポンプモータ14から吐出される圧油がブームシリンダ6のボトム室6bに供給され、その圧油をブーム4a上げに利用することができるようになっている。なお、コントローラ40から電気信号が送られない常態時にはそのスプール位置は遮断位置にあり、電気信号が送られたときに開放位置に切り換えられるようになっている。
第五の電磁流量制御弁35は、第二の補助ラインLASSI−2に介装されている。そして、コントローラ40によってそのスプール位置を開放位置と遮断位置とに切り換え制御されるようになっており、開放位置ではアキュムレータ16からポンプモータ14へ向かう圧油の流れを許容し、遮断位置ではその圧油の流れを遮断するようになっている。つまり、第五の電磁流量制御弁35が開放位置にあると、アキュムレータ16の圧油がポンプモータ14へ導入されるようになっている。なお、コントローラ40から電気信号が送られない常態時にはそのスプール位置は遮断位置にあり、電気信号が送られたときに開放位置に切り換えられるようになっている。
第二のチェック弁36は、第二のアキュムレータラインLA2における第二の電磁流量制御弁32の直ぐ下流に介装されており、アキュムレータ16に蓄圧された圧油が第二の電磁流量制御弁32に作用するのを防止することができるようになっている。
第三のチェック弁37は、第一の補助ラインLASSI−1における第四の電磁流量制御弁34の直ぐ下流に介装されており、ブームシリンダ6からの圧油の流れが第四の電磁流量制御弁34に作用するのを防止することができるようになっている。
第四のチェック弁38は、モータ吸込ラインLMOTERに介装されており、タンク11からポンプモータ14への圧油の流れを許容するようになっている。
アキュムレータ用リリーフ弁39は、アキュムレータ用リリーフラインLRe−Aに介装されており、アキュムレータ16が飽和状態に達したときに自然に開弁して、タンク11へ圧油をリリーフすることができるようになっている。
(コントローラについて)
コントローラ40は、図2に示すように、入力側に圧力センサ17,旋回操作検出手段51及びブーム操作検出手段52が接続されるとともに、出力側に第一〜第五の電磁流量制御弁31〜35及びポンプモータ14のレギュレータ14dが接続されて、圧力センサ17,旋回操作検出手段51及びブーム操作検出手段52から入力された情報に応じて、第一〜第五の電磁流量制御弁31〜35に電気信号を送りそのスプール位置を切り換え制御するとともに、ポンプモータ14の斜板の傾きを制御するようになっている。
具体的には、コントローラ40は、ブーム操作検出手段52によりブーム4a下げが検出され、且つ、圧力センサ17の検出した圧力Pが予め設定された所定値P以下(P≦P)のときに、第一の電磁流量制御弁31と第二の電磁流量制御弁32とに電気信号を送り、図3及び図4に示すように、それら電磁流量制御弁31,32のスプール位置を開放位置へ切り換えるようになっている。そして、これにより、ブーム4a下げ時にタンク11へ戻る圧油の一部を、ポンプモータ14を介してアキュムレータ16に蓄圧することができるようになっている。なお、上記の所定値Pは、アキュムレータ16の蓄圧状態が飽和状態であるときの値に設定されている。
また、コントローラ40は、ブーム操作検出手段52によりブーム4a下げが検出され、且つ、圧力センサ17の検出した圧力Pが予め設定された所定値Pを超えた(P>P)ときに、第一の電磁流量制御弁31と第三の電磁流量制御弁33とに電気信号を送り、図3及び図5に示すように、それら電磁流量制御弁31,33のスプール位置を開放位置へ切り換えるようになっている。そして、これにより、アキュムレータ16に圧油がこれ以上蓄圧されないように、ブームシリンダ6から吐出される圧油の一部をポンプモータ14へ供給した後にタンク11へ逃がし、ポンプモータ14をモータ作用させてエンジン13の動力をアシストすることができるようになっている。
また、コントローラ40は、ブーム操作検出手段52によりブーム4a上げが検出されたときには、第四の電磁流量制御弁34と第五の電磁流量制御弁35とに電気信号を送り、図3及び図6に示すように、それら電磁流量制御弁34,35のスプール位置を開放位置へ切り換えるようになっている。そして、これにより、アキュムレータ16に蓄圧された圧油を、ポンプモータ14を介してブームシリンダ6のボトム室6bに供給することができるようになっている。なお、アキュムレータ16に圧が蓄圧されていない場合や蓄圧された圧が低い場合には、ポンプモータ14はポンプ作用してタンク11から圧油を吸い込み、吸い込んだ圧油をブームシリンダ6のボトム室6bに供給することができるようになっている。
また、コントローラ40は、旋回操作検出手段51により旋回操作が検出され、且つ、圧力センサ17の検出した圧力Pが予め設定された所定値Pを超えた(P>P)ときには、第三の電磁流量制御弁33と第五の電磁流量制御弁35とに電気信号を送り、図3及び図8に示すように、それら電磁流量制御弁33,35のスプール位置を開放位置へ切り換えるようになっている。つまり、図7に示すように、旋回の加減速時には、旋回モータ5は上部旋回体3の慣性力により過大な負荷を受け規定圧に達して、シーケンス弁26が自然と開弁し、圧油がリリーフされる。このときにアキュムレータ16の圧力Pが所定値Pを超えたら、図8に示すように、コントローラ40は第三及び第五の電磁流量制御弁33,35を開放位置へ切り換えて、アキュムレータ16に圧油がこれ以上蓄圧されないように、旋回モータ5からリリーフされる圧油をポンプモータ14へ導き、ポンプモータ14をモータ作用させて、エンジン13の動力をアシストすることができるようになっている。
<作用・効果>
本発明の一実施形態にかかる油圧式作業機械の動力回生機構は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
(1)ブーム下げの場合
図4に示すように、ブーム4a下げのときには、コントローラ40は、第一の電磁流量制御弁31を開いて、ブームシリンダ6から吐出された圧油をポンプモータ14へ導きながら、ポンプモータ14の斜板を制御して、ブーム4a下げ速度を調整する。また、コントローラ40は、第二の電磁流量制御弁32を開き、ブームシリンダ6から吐出されポンプモータ14へ導かれた圧油をアキュムレータ16に蓄圧する。
そして、圧力センサ17で検出されたアキュムレータ16の圧力Pが所定値Pに達してこれ以上の蓄圧が困難な場合には、図5に示すように、第二の電磁流量制御弁32を閉じるとともに第三の電磁流量制御弁33を開いて、ポンプモータ14から吐出された圧油をタンク11へ逃がす。
(2)ブーム上げの場合
図6に示すように、ブーム4a上げのときには、コントローラ40は、第五の電磁流量制御弁35を開いて、アキュムレータ16の圧油をポンプモータ14へ供給し、且つ、第四の電磁流量制御弁34を開きながらポンプモータ14の斜板を制御して、ブーム4a上げ速度を調整する。また、アキュムレータ16に圧が蓄圧されていない場合(つまり、例えば、蓄圧された圧を全て放出して蓄圧されていない状態になった場合)や蓄圧された圧が低い場合には、ポンプモータ14はポンプ作用してタンク11から圧油を吸い込み、その吸い込んだ圧油をブーム4a上げに利用する。
(3)旋回の場合
図7に示すように、旋回加速及び減速(ブレーキ)時には、旋回モータ5が規定圧に達してシーケンス弁26から圧油が流出し、この圧油はチェック弁27を介してアキュムレータ16に蓄圧される。
ここで、圧力センサ17で検出されたアキュムレータ16の圧力Pが所定値Pに達して蓄圧が困難な場合には、図8に示すように、コントローラ40は第五の電磁流量制御弁35を開いて、旋回モータ5からの圧油をポンプモータ14へ導き、ポンプモータ14をモータ作用させてエンジン13の動力をアシストする。
このように、本発明の動力回生機構10によれば、ブーム4a下げ時にブームシリンダ6から吐出される圧油はポンプモータ14を介してアキュムレータ16に蓄圧されるので、圧油の圧(ブーム圧)をポンプモータ14で適切に増大させてアキュムレータ16に蓄圧することができる。したがって、動力回生を安定させることができるとともに、従来技術に比べて動力回生の効率を向上させることができる。
また、アキュムレータ16の圧力Pが所定値Pを超えたとき、つまり、アキュムレータ16が飽和状態にあるときには、ブームシリンダ6から吐出される圧油をポンプモータ14へ導きポンプモータ14をモータ作用させてエンジン13の動力をアシストさせるので、エンジン13の負荷を軽くすることができる。
また、旋回の加減速時に旋回モータ5からリリーフされる圧油もアキュムレータ16に蓄圧されるので、旋回時の余剰エネルギーを動力回生に利用し、動力回生の効率をより向上させることができる。
また、アキュムレータ16が飽和状態にあるときには、旋回モータ5からリリーフされる圧油をポンプモータ14へ導きポンプモータ14をモータ作用させてエンジン13の動力をアシストさせるので、エンジン13の負荷を軽くすることができる。
また、アキュムレータ16に蓄圧された圧油の圧が低くても、もしくは、アキュムレータ16に圧が蓄圧されていなくても、ポンプモータ14をポンプ作用させてポンプモータ14で不足分を補ってブーム4a上げに利用することができるので、動力回生を安定させることができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態において、エンジン13の負荷を検出する負荷センサ(エンジン負荷検出手段)をさらに備えて、負荷センサによりエンジン13の負荷が大きいことが検出されたら、コントローラ40は、第一の電磁流量制御弁31及び第三の電磁流量制御弁33のスプール位置を開放位置に切り換えるようにしても良い。これによれば、エンジン13の負荷が大きいときには、アキュムレータ16に蓄圧された圧油をポンプモータ14へ導き、ポンプモータ14をモータ作用させエンジン13の動力をアシストさせて、エンジン13の負荷を軽くすることができる。
また、上記実施形態において、油圧ショベル1の動力回生機構について説明したが、例えばクレーンやブルドーザ等の他の油圧式作業機械に適宜変更して適用されてももちろん良い。
本発明の一実施形態に係る油圧式作業機械の動力回生機構の機体静止時の模式的な油圧回路図である。 図1の動力回生機構のコントローラを説明する模式的なブロック図である。 図1の動力回生機構のコントローラの制御内容を説明する表である。 図1の動力回生機構のブーム下げ時の模式的な油圧回路図である。 図1の動力回生機構のブーム下げ時且つアキュムレータ飽和時の模式的な油圧回路図である。 図1の動力回生機構のブーム上げ時の模式的な油圧回路図である。 図1の動力回生機構の旋回加減速時の模式的な油圧回路図である。 図1の動力回生機構の旋回加減速時且つアキュムレータ飽和時の模式的な油圧回路図である。 図1の動力回生機構が適用される油圧ショベルの模式的な斜視図である。 本発明の従来技術に係る油圧式作業機械の動力回生機構としての流体圧回路を示す模式図である。
符号の説明
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
4a ブーム
4b アーム
4c バケット
5 旋回モータ(旋回用油圧アクチュエータ)
6 ブームシリンダ(ブーム用油圧アクチュエータ)
7 アームシリンダ
8 バケットシリンダ
10 動力回生機構
11 タンク
12 油圧ポンプ
12a 第一のメインポンプ
12b 第二のメインポンプ
12c パイロットポンプ
13 エンジン
14 ポンプモータ
14a 出力軸
14b 導入ポート
14c 吐出ポート
14d レギュレータ
15 ポンプドライブ
16 アキュムレータ
17 圧力センサ
20 コントロールバルブユニット
21 ブーム用制御弁
22 第一のネガコン用リリーフ弁
23 旋回用制御弁
24 第二のネガコン用リリーフ弁
25 高圧選択弁
26 シーケンス弁
27 第一のチェック弁
31 第一の電磁流量制御弁
32 第二の電磁流量制御弁
33 第三の電磁流量制御弁
34 第四の電磁流量制御弁
35 第五の電磁流量制御弁
36 第二のチェック弁
37 第三のチェック弁
38 第四のチェック弁
39 アキュムレータ用リリーフ弁
40 コントローラ
51 旋回操作検出手段
52 ブーム操作検出手段
101 流体圧アクチュエータ
102 コントロール弁
103 タンク
104 戻り流体通路
105 流体圧モータ
105a 出力軸
106 減速器
107 流体圧ポンプ
107a 入力軸
107b 吐出ポート
108 逆止弁
109 方向制御弁
109a 供給ポート
109b 一方の出力ポート
109c 他方の出力ポート
110 アキュムレータ
111 逆止弁
112 メインポンプ
113 メイン回路
M1 第一のメインライン
M2 第二のメインライン
CB1 第一のセンタバイパスライン
CB1 第二のセンタバイパスライン
A1 第一のアキュムレータライン
A2 第二のアキュムレータライン
タンクライン
ASSI−1 第一のブーム上げ補助ライン(第一の補助ライン)
ASSI−2 第二のブーム上げ補助ライン(第二の補助ライン)
Re−A リリーフライン
MOTER モータ吸込ライン

Claims (7)

  1. 圧油を吐出する油圧ポンプと、
    該油圧ポンプを駆動するエンジンと、
    該油圧ポンプを駆動する可変容量型のポンプモータと、
    該エンジンの出力軸と該ポンプモータの出力軸とに接続され、該エンジンの動力と該ポンプモータの動力とを配分して該油圧ポンプに伝達するポンプドライブと、
    該油圧ポンプが吐出する圧油が供給されるブーム用油圧アクチュエータと、
    ブーム下げ時に該ブーム用油圧アクチュエータから吐出される圧油を直接該ポンプモータを介して蓄圧するアキュムレータとを備えた
    ことを特徴とする、油圧式作業機械の動力回生機構。
  2. 該アキュムレータの圧力を検出する圧力センサを備え、
    該ブーム下げ時に、該圧力センサの検出した圧力が予め定められた所定値を超えたときには、該アキュムレータに圧油がこれ以上蓄圧されないように、該ブーム用油圧アクチュエータから吐出される圧油を該ポンプモータへ導き該ポンプモータをモータ作用させ、該ポンプモータの動力が該エンジンの動力をアシストする
    ことを特徴とする、請求項1記載の油圧式作業機械の動力回生機構。
  3. 該油圧ポンプが吐出する圧油が供給される旋回用油圧アクチュエータを備え、
    該アキュムレータは、旋回の加減速時に該旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油も蓄圧する
    ことを特徴とする、請求項2記載の油圧式作業機械の動力回生機構。
  4. 該旋回の加減速時に、該圧力センサの検出した圧力が該所定値を超えたときには、該アキュムレータに圧油がこれ以上蓄圧されないように、該旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油を該ポンプモータへ導き該ポンプモータをモータ作用させ、該ポンプモータの動力が該エンジンの動力をアシストする
    ことを特徴とする、請求項3記載の油圧式作業機械の動力回生機構。
  5. 該油圧ポンプが吐出する圧油が供給される旋回用油圧アクチュエータを備え、
    該アキュムレータは、旋回の加減速時に該旋回用油圧アクチュエータからリリーフされる圧油も蓄圧する
    ことを特徴とする、請求項1記載の油圧式作業機械の動力回生機構。
  6. 該アキュムレータに蓄圧された圧油を、ブーム上げ時に該ポンプモータを介して該ブーム用油圧アクチュエータへ供給する
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の油圧式作業機械の動力回生機構。
  7. 該エンジンの負荷が大きいときには、該アキュムレータに蓄圧された圧油を該ポンプモータへ導き該ポンプモータをモータ作用させ、該ポンプモータの動力が該エンジンの動力をアシストする
    ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載の油圧式作業機械の動力回生機構。
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