JP5410053B2 - 衣料 - Google Patents

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本願発明は、身体の上腕部に密着し得る筒状の袖部を有する衣料、より詳しくは、身体の上腕部に密着し得る筒状の袖部を有し上腕三等筋を鍛え得る衣料に関するものである。
従来から、身体の上半身に密着させ、運動することにより、上半身を鍛え得るようにした衣料は知られている(特許文献1)。この従来の衣料は、伸縮性を有する生地で着用者の体表面に密着して作られ、その生地の一部にその生地よりも緊締力に富む緊締部が設けられている。又、緊締部は、帯状であり、着用者の胸と上腕部、背中の肩甲骨付近を通過して一周し、腕を振る動作の際に前記緊締部により負荷がかかるようにしたものである。
特開2008−75216号公報
ところで、通常上腕三頭筋の筋力が弱まると、上腕部の下部に垂れ下がりぎみになる。そのため、着用によって日常の活動の中で自然と上腕三頭筋の筋力を鍛え得る衣料が要望されている。
しかしながら、上記特許文献1のものは、単に上半身の上腕部等の一部に、緊締部を配設しただけで、上腕部における上腕三頭筋の筋力を鍛え得るというものではない。従って、上記特許文献1のものは、着用によって日常の活動の中で自然と上腕三頭筋の筋力を鍛え得るものという上記要望を満たすというものではない。
本願発明は、着用によって日常の活動の中で自然と上腕三頭筋の筋力を鍛え得る衣料の提供を目的とする。
本願発明は、次の特徴を有するものを提供することにより、上記課題を解決する。本願の請求項1記載の発明は、左右の両側の夫々に配設され少なくとも身体の上腕部に密着し得る筒状の袖部を有する衣料であって、前記袖部の一部に、その袖部における当該一部以外の他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成された強緊迫力部が設けられ、前記強緊迫力部は、前記袖部の前面側に、前記上腕部における上腕二頭筋のほぼ全体を覆うように配設された上腕二頭筋被覆部から構成され、前記上腕二頭筋被覆部は、2つの帯状片と、1つの帯状の長尺片とを備え、前記帯状片は、夫々、袖部の基端から先端の近傍まで延ばされ、前記上腕二頭筋における肩側の長頭から短頭までの上腕二頭筋のほぼ全長に渡って覆うことができるように構成され、これらの帯状片は、前記袖部における先端側寄りの部分で互いに交差するように構成されることによって、前記上腕二頭筋の長手方向にほぼ沿うように形成され、前記長尺片は、左側の袖部の先端から右側の袖部の先端にかけて、前記帯状片同士の交差部を通るようにして、前記2つの帯状片の上下中央に配設されていることを特徴とする衣料である。ここに、緊迫力とは、試験片を80%伸ばした後、30%伸ばした状態まで戻した際における伸長応力である。
本願の請求項記載の発明は、請求項に係る前記衣料は、身体の左右の肩口夫々を被覆する肩口被覆部及び身体の脇下部を被覆する脇下被覆部を有する前身頃を備え、前記前身頃には、前記上腕二頭筋に対する前記強緊迫力部の位置合わせをするための位置合わせ部が設けられ、前記位置合わせ部は、前記前身頃における当該位置合わせ部以外の他の部分から識別可能に、前記前身頃の夫々の肩口被覆部から脇下被覆部に向かって延ばされるようにして配設されていることを特徴とする衣料である。
本願の請求項記載の発明は、請求項1又は2に係る前記衣料が、身体の左右の肩部後方側夫々を被覆する肩部後方被覆部を有する後身頃を備え、前記後身頃には、前記上腕二頭筋に対する前記強緊迫力部の位置ずれを防止するための左右一対の帯状のずれ防止片が設けられ、前記ずれ防止片は、夫々、前記後身頃における当該ずれ防止片以外の他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成されているとともに、前記後身頃の肩部後方被覆部夫々から下方に延ばされるようにして配設されていることを特徴とする衣料である。
本願発明の請求項1によれば、袖部の一部に、上腕部における上腕二頭筋の一部又は全体を覆うように配設された強緊迫力部が設けられている。
筋肉において、1つの動作をする際に、縮む筋肉を主働筋といい、それと同時に伸びる筋肉を拮抗筋というが、肘関節において、曲げる、伸ばす動作の際も当然2種類の主働筋と拮抗筋が対向(拮抗)して存在している。たとえば、肘を曲げる時には上腕二頭筋が主働筋として縮み、上腕三頭筋が拮抗筋として伸びる。それとは逆に、曲げた肘をのばす場合には、今度は上腕三頭筋が主働筋として縮み、上腕二頭筋が拮抗筋として伸びる。そして、筋肉は伸ばした状態から縮む際に鍛えられる。
従って、腕を伸ばす時に上腕二頭筋の強緊迫力部が難伸長性を示す為、腕の伸ばし時に主働筋となる上腕三頭筋に運動負荷を掛かけることができる。よって、この衣料を着れば、日常の動きの中で自然と上腕三頭筋を鍛えることができる。
又、強緊迫力部を、袖部の前部側において互いに交差するように構成された少なくとも2つの帯状片を備えている。これにより、強緊迫力部を、上腕二頭筋に極力沿わせることができ、強緊迫力部によって、上腕二頭筋を伸ばす際に、効率良く負荷をかけることができる。
又、強緊迫力部は、帯状片と交わるとともに、前記袖部の軸方向にほぼ沿うように配設された長尺帯状の長尺片を備えている。これにより、帯状片と長尺片とによって、上腕三頭筋を縮める際に、より効率的に負荷をかけることができる。
請求項によれば、前身頃に位置合わせ部が設けられ、位置合わせ部は、前身頃における当該位置合わせ部以外の他の部分と識別可能に、前身頃の肩口被覆部から脇下被覆部に向かって延ばされるようにして構成されている。
これにより、例えば着用者が位置合わせ部を、身体の肩口から脇下部に向かうように位置合わせすることにより、上腕二頭筋に対して強緊迫力部を所定の位置に合わせることができる。従って、誰にでも衣料を簡単に、効果を発揮できる状態で使用でき、上腕三頭筋を効果的に鍛えることができる。
請求項によれば、後身頃の一部に、上腕二頭筋に対する強緊迫力部の位置ずれを防止する左右一対の帯状のずれ防止片が設けられている。これにより、日常の動きの中で上腕二頭筋に対する上腕二頭筋被覆部の位置ずれを防止でき、効率良く上腕二頭筋を鍛えることができる。
また、ずれ防止片が、後身頃における当該ずれ防止片以外の他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成されているため、肩関節の動きを比較的固定する事ができる。これにより、ひじ関節の曲げる、伸ばす動作時に、肩関節の動きが制限され、肩関節周辺の筋肉に余分な動きを生じさせず、ひじを伸ばす動作により上腕三頭筋を鍛える効果を、より一層高めることができる。
以下、本願発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本願発明の一実施の形態の衣料としてのインナートップスの正面図、図2は、その背面図である。この実施形態のインナートップスは、上半身に着るほぼ七部袖のインナーシャツ10から構成されている。このインナーシャツ10は、左右の両側の夫々に配設された筒状の袖部11と、前身頃12と、後身頃13とを備えている。又、この実施形態では、これらは連続的(一体)に編まれることにより形成されている。
袖部11の夫々の一部には、その袖部における当該一部以外の他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成された強緊迫力部が設けられている。この実施形態における強緊迫力部は、袖部11の前面側に、身体の上腕部における上腕二頭筋のほぼ全体を覆うように配設された上腕二頭筋被覆部1から構成されている。又、上腕二頭筋被覆部1は、2つの帯状片2と1つの帯状の長尺片3とを備えている。
この実施形態における帯状片2は、夫々、袖部11の基端11aから先端11bの近傍まで延ばされ、身体の上腕二頭筋における肩側の長頭から短頭までの上腕二頭筋のほぼ全長に渡って覆うことができるように構成されている。
又、この実施形態では、これらの帯状片2は、夫々、幅20mm程度の幅で、湾曲状に形成されているとともに、袖部11における先端11b側寄りの部分で互いに交差するように構成されている。このようにして、上腕二頭筋の長手方向(筋方向)にほぼ沿うように形成されている。
より詳しくは、上腕二頭筋は、長頭で2つに分離し、それらの分離した上腕二頭筋夫々が長頭から短頭側に延びているとともに、その短頭の近傍でそれらの分離したもの同士が互いに交差している。そして、帯状片2は、夫々、それらの2つの分離した上腕二頭筋夫々の長手方向に極力沿う形状とされている。
又、帯状片2は、この実施形態では、図3に示すように、鎖編みの地組織における編み糸とその編み糸より2つ下方の編み糸(例えばa1とa3、a2とa4)とに柄糸を施すようにして編成されている。又、このように編成された帯状片2は、裏面が肌ざわりでわかる程度の凹凸を呈している。
一方、袖部11における緊迫力部を構成した上腕二頭筋被覆部1以外の他の部分は、図4に示すように、鎖編みの地組織における互いに隣接した編み糸(例えばa1とa2、a2とa3、a3とa4)に柄糸を施すようにして編成されている。
このようにして、袖部11における上記他の部分は、緊迫力が帯状片2よりも弱くなるように、換言すれば、帯状片2は、上記他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成されている。
又、上記他の部分は、上述のように編まれることにより、裏面が帯状片2よりも凹凸の少ないものに形成されている。
長尺片3は、上記帯状片2と共に上腕二頭筋を伸ばす際に負荷をかけるためのもので、この実施形態では、左側の袖部11の先端11bから右側の袖部11の先端11bにかけて、30mm程度の幅で、帯状片2同士の交差部21を通るようにして、2つの帯状片2の上下中央に配設されている。
又、この実施形態における長尺片3は、鎖編みの地組織に、ポリウレタンにナイロンをカバーリングした糸(SCY)を編み込むようにして形成されている。即ち、長尺片3は、上記他の部分に、SCYを編み込むようにして形成されている。これにより、長尺片3は、上記他の部分よりも緊迫力が強いものとされている。
前身頃12は、図1に示すように、身体の胴部前方側を覆うもので、身体の左右の肩部前方側夫々を被覆する肩部前方被覆部12a、身体の左右の肩口夫々を被覆する肩口被覆部12b、更には、身体の脇下部を被覆する脇下被覆部12c等を有している。
又、この前身頃12には、上腕二頭筋に対する上記上腕二頭筋被覆部1の位置合わせをするための位置合わせ部4が設けられている。この位置合わせ部4は、前身頃12の肩口被覆部12bから脇下被覆部12cに向かって所定の幅(この実施形態では、5mm〜20mm程度)で延ばされている。
又、この位置合わせ部4は、前身頃12におけるこの位置合わせ部4以外の他の部分から識別できるように構成されている。この実施形態では、位置合わせ部4は、上記帯状片2と同編成により構成されている。又、前身頃12におけるこの位置合わせ部4以外の他の部分は、上記袖部11における上記他の部分と同編成により構成されている。
従って、この位置合わせ部4は、裏面が前身頃12における上記他の部分よりも凹凸の大きいものに形成されているため、着用した際にその凹凸の肌ざわりによって前身頃12における上記他の部分から位置合わせ部4を識別でき、身体に対する位置合わせ部4の位置が判るようになっている。
又、この実施形態では、位置合わせ部4は、前身頃12における上記他の部分と編み方が異なることにより、目視で上記他の部分から位置合わせ部4を識別でき、身体に対する位置合わせ部4の位置を目視で確認できるようになっている。
後身頃13は、図2に示すように、身体の胴部後方側を覆うもので、身体の左右の肩部後方側夫々を被覆する肩部後方被覆部13a等を有している。
又、後身頃13には、上腕二頭筋に対する上記上腕二頭筋被覆部1の位置ずれを防止するための左右一対の帯状のずれ防止片5が設けられている。この実施形態のずれ防止片5は、夫々、30mm程度の幅で、上記前身頃12の肩部前方被覆部12aであって位置合わせ部4の側方から後身頃13の肩部後方被覆部13aを通ってその後身頃13の下端縁にまで延ばされるようにして配設されている。
又、この実施形態では、後身頃13におけるずれ防止片5は、上記帯状片2と同編成により構成されており、又、後身頃13におけるずれ防止片5以外の他の部分は、上記袖部11における上記他の部分と同編成により構成されている。
以上のように構成されたインナーシャツ10は、従来のものと同様に着用して使用される。又、着用に際して、位置合わせ部4が身体の肩口から脇下の所定位置にきているか否かを位置合わせ部4に基づいて肌の感触と目視との一方又は両方によって確認する。
そして、所定位置にきていない場合は、位置合わせ部4が身体の肩口から脇下の所定位置に合わせる。これにより、帯状片2及び長尺片3からなる上腕二頭筋被覆部1を、身体の上腕二頭筋のほぼ全長に渡って覆うように配設できる。従って、着用者が身体の上腕二頭筋に対する上腕二頭筋被覆部1の位置が判らない場合でも、上腕二頭筋被覆部1を所定位置に配設でき、使用し易いものにできる。
この状態で、例えば畳んだ状態の腕を伸ばすようにして上腕二頭筋を伸ばす。その際、袖部11における上記他の部分よりも緊迫力の強い上腕二頭筋被覆部1が上腕二頭筋を覆うように配設されているため、上腕二頭筋被覆部1によって上腕二頭筋を伸ばす際に負荷をかけることができる。又、その上腕二頭筋が伸びるのに従って上腕三頭筋が縮む。筋肉は縮む際に負荷をかけられると鍛えられるため、畳んだ腕を伸ばす際に上腕三頭筋を鍛えることができる。よって、この衣料を着れば、日常の動きの中で自然と上腕三頭筋を鍛えることができる。尚、伸ばした腕を畳む場合は、上記腕を伸ばす場合に比べて上腕二頭筋被覆部1によって上腕二頭筋及び上腕三頭筋にかかる負荷は小さく、一般的なシャツと同じように腕を畳むことができる。
又、着用後は、ずれ防止片5によって、上腕二頭筋に対する上腕二頭筋被覆部1の位置づれを防止でき、効率良く上腕三頭筋を鍛えることができる。
尚、上記実施形態では、ずれ防止片5を、夫々、後身頃13の左右の肩部後方被覆部13aを通って後身頃13の下方にほぼ真っ直ぐに延ばしているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。
例えば図5に示すように、2つのずれ防止片50を、夫々、後身頃13の肩部後方被覆部13aから斜め下方側に延ばすとともに、互いに交差してX字状をなすように配設しても良い。このようにしても、着用後、2つのずれ防止片5によって、上腕二頭筋腕に対する上腕二頭筋被覆部1の位置づれを防止できる。
又、上記実施形態では、袖部11と、前身頃12及び後身頃13とを連続的に編成しているが、この形態のものに限らず、例えば袖部11と、前身頃12及び後身頃13とを別途に編成し、その後に両者を連結するようにしても良く、適宜変更できる。
また、上記実施形態では、上腕二頭筋被覆部1を、帯状片2と長尺片3とから構成しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えば、上腕二頭筋被覆部1を、帯状片2又は長尺片3のいずれか一方のみで構成しても良い。
又、上記実施形態では、帯状片2を、2つから構成しているが、この形態のものに限らず、3つ以上のものから構成しても良く、適宜変更できる。又、帯状片2の全部を、同じ緊迫力を有するものから構成しても良いが、緊迫力の異なる2種以上のものから構成しても良い。
又、上記実施形態では、長尺片3を、2つの帯状片2同士の交差部21を通るように配設しているが、この形態のものに限らず、適宜変更できる。例えばいずれか一つの帯状片と交わるように配設し、あるいは、いずれの帯状片とも交わらないように配設しても良い。
又、上記実施形態では、帯状片2、長尺片3、位置合わせ部4及びずれ防止片5を、同じ編み方で構成しているが、この形態のものに限らず、それらの1つ又は2つ以上を異なる編み方で構成しても良く、適宜変更できる。
又、強緊迫力部1を構成する帯状片2と長尺片3とは、袖部11における強緊迫力部1以外の他の部分よりも緊迫力が強いものであれば良く、適宜変更できる。例えば帯状片2と長尺片3との一方又は両方を、合成樹脂から構成し、袖部11の所定位置に含浸したもの、あるいは、合成樹脂製のシート状物から構成し、袖部11の所定位置に貼り付けるようにしたものでも良い。
同様に、ずれ防止片5についても、後身頃13における当該ずれ防止片5の他の部分よりも緊迫力が強いものであれば良く、適宜変更できる。又、ずれ防止片5の形状等についても、適宜変更できる。
又、位置合わせ部4については、前身頃12における当該位置合わせ部4以外の他の部分から識別できる形態のものであれば良く、例えば位置合わせ部4を、上記前身頃12における他の部分と異なる色に形成し、目視で識別できるようにしても良い。
又、位置合わせ部4の配設位置についても、上記実施形態では、前身頃の肩口被覆部から脇下被覆部に向かって延ばしているが、例えば前身頃の肩部前方被覆部におけるずれ防止片又はその近傍から脇下被覆部に向かって延ばすようにしても良く、適宜変更できる。
また、本発明の衣料は、七部袖のインナーシャツ10から構成されるものに限らず、適宜変更でできる。例えば長袖又は半袖のインナーシャツ、あるいは、上半身及び下半身のほぼ全体を覆うように形成された袖部を有するボディスーツ、更にはアームカバーのようなものにも適用できる。
本発明の衣料としてのインナーシャツの一実施の形態の正面図である。 図1の背面図である。 帯状片の編組織の模式図である。 袖部における上腕二頭筋被覆部以外の他の部分の編組織の模式図である。 他の実施形態のずれ防止片を施したインナーシャツの背面図である。
符号の説明
1 上腕二頭筋被覆部(強緊迫力部)
2 帯状片
3 長尺片
4 位置合わせ部
5、50 ずれ防止片

Claims (3)

  1. 左右の両側の夫々に配設され少なくとも身体の上腕部に密着し得る筒状の袖部を有する衣料であって、
    前記袖部の一部に、その袖部における当該一部以外の他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成された強緊迫力部が設けられ、
    前記強緊迫力部は、前記袖部の前面側に、前記上腕部における上腕二頭筋のほぼ全体を覆うように配設された上腕二頭筋被覆部から構成され、
    前記上腕二頭筋被覆部は、2つの帯状片と、1つの帯状の長尺片とを備え、
    前記帯状片は、夫々、袖部の基端から先端の近傍まで延ばされ、前記上腕二頭筋における肩側の長頭から短頭までの上腕二頭筋のほぼ全長に渡って覆うことができるように構成され、
    これらの帯状片は、前記袖部における先端側寄りの部分で互いに交差するように構成されることによって、前記上腕二頭筋の長手方向にほぼ沿うように形成され、
    前記長尺片は、左側の袖部の先端から右側の袖部の先端にかけて、前記帯状片同士の交差部を通るようにして、前記2つの帯状片の上下中央に配設されていることを特徴とする衣料。
  2. 前記衣料は、身体の左右の肩口夫々を被覆する肩口被覆部及び身体の脇下部を被覆する脇下被覆部を有する前身頃を備え、
    前記前身頃には、前記上腕二頭筋に対する前記強緊迫力部の位置合わせをするための位置合わせ部が設けられ、
    前記位置合わせ部は、前記前身頃における当該位置合わせ部以外の他の部分から識別可能に、前記前身頃の夫々の肩口被覆部から脇下被覆部に向かって延ばされるようにして配設されていることを特徴とする請求項1記載の衣料。
  3. 前記衣料は、身体の左右の肩部後方夫々を被覆する肩部後方被覆部を有する後身頃を備え、
    前記後身頃には、前記上腕二頭筋に対する前記強緊迫力部の位置ずれを防止するための左右一対の帯状のずれ防止片が設けられ、
    前記ずれ防止片は、夫々、前記後身頃における当該ずれ防止片以外の他の部分よりも緊迫力が強くなるように構成されているとともに、前記後身頃の肩部後方被覆部夫々から下方に延ばされるようにして配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣料。
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