JP5409223B2 - 基板収納容器 - Google Patents
基板収納容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5409223B2 JP5409223B2 JP2009211264A JP2009211264A JP5409223B2 JP 5409223 B2 JP5409223 B2 JP 5409223B2 JP 2009211264 A JP2009211264 A JP 2009211264A JP 2009211264 A JP2009211264 A JP 2009211264A JP 5409223 B2 JP5409223 B2 JP 5409223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage container
- substrate storage
- lid
- pressure
- pressure adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
また、基板収納容器には、搬送用のフランジやコンベアレールが形成されていて、各加工工程への基板の供給や、各工程間の基板の搬送、各工程間での基板の保管等に使用される。基板収納容器としては、特許文献1に記載があるようなものが知られている。
また、特許文献2に記載があるように、基板収納容器に、内圧調整用のフィルタや、気体置換用のバルブが設けられたものが知られている。
こうした輸送容器においても、デバイス工場で使用される基板収納容器と同じく自動化対応な蓋体が用いられていて、自動での開閉が行なわれている(特許文献3参照)。
圧力調整手段が蓋体に設けられ、該蓋体と容器本体との施錠機構に外部からの操作キーを挿入することで、該圧力調整手段が作動し、該施錠機構内に設けられた円盤状の基部と軸部を有する弁体が弾性部材とともに押し込まれ、弁体軸部の先端に取付けられた内部を封止しているシール部材を押し込むことにより、基板収納容器の外部と内部とが通気可能な状態となることを特徴とする。なお、前記操作キーを挿入することで、前記弁体が弾性部材とともに押し込まれ、操作キーを取り出すことにより、該弾性部材によって弁体が元の位置に復元する。
図1は、本発明の実施の形態に係る基板収納容器を蓋体の表面プレートを外した状態で表す斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態に係わる基板収納容器の蓋体を表す正面図である。図3は、本発明の実施の形態の蓋体の、図2中に示すA−A線での断面図である。
基板収納容器1は、正面に開口部が形成されていて、開口部の4つの辺には、開口周縁から外方向に張り出すフランジ部4が形成されている容器本体2と、この開口部をシール可能に閉鎖する蓋体3とから形成されている。
図4に示されるように、圧力調整機構16は、回転体9を支持する部分の筐体部分5に貫通穴17を設け、貫通穴17の表面プレート6側の周囲に設けられる円錐状の傾斜面18と、弾性部材19と、弾性部材19に支持されて回転体9と接触する弁体20とを有し、貫通穴17の他方の側(筐体部分5側)には表面プレート6と平行に形成される段部21が設けられていて、ここの内側には、フィルタを包蔵し、通気可能な開口を備えた円形に形成されるたフィルタ保持部材22が配置される。
図5(a)の状態は、基板収納容器が、図示しない蓋体開閉装置に搭載され、蓋体3を取り外すための、施錠機構を操作するための操作キー27が回転体9のキー溝8に接近された状態を示している。操作キー27を正面から見ると、長方形状になるように形成され、これを側面から見ると、長方形部分の中央部が細い軸に支持されたT字状をしている。回転体9にはこの操作キー27を受け入れるためのキー溝8が形成されていて、回動可能に支持されている。
図6は、本発明の第二の実施の形態の蓋体に設ける施錠機構の回転部材の裏面側を表す斜視図である。図7は、本発明の図6に示した回転部材の支持部とここに設けられた圧力調整手段を表す斜視図である。図8は、本発明の図6および図7に示した圧力調整機構の作動状態を(a)〜(c)として順次に表す説明断面図である。
圧力調整機構28は、基本的には先の実施の形態と同様の構成であり、これに加えて施錠機構7を手動で操作するときでも同様の効果が得られるように、操作キーを使用しなくても基板収納容器内の圧力が外気圧に緩和できるようにしている。回転体29に、キー溝30の裏面側の短手方向の辺に山状の突出部31を設けておき、これと相対する弁体32には、突出部31を受け入れる凹部33と、凹部33の端から回転体29と向き合う方向に除々に高さが高くなるように変化する傾斜面34と、これに連なるリブ35とを形成しておき、図8の(a)〜(c)に示したように、回転体29を回転させたときに、回転体29裏面の突出部31が、弁体32の傾斜面34と接触してこれを押圧することで、弾性部体19を圧縮して弁体32のシール部材36が傾斜面18から離れて、フィルタ保持部材22を介して気体を流通可能とするようになる。この場合、先ほどの実施の形態のように、自動の蓋体開閉装置にて操作キー27を挿入しても同様の効果が得られるし、操作キー27を用いずに、手動で回転体29を回転操作する場合でも、同様の効果が得られるので、基板収納容器1の使用時のあらゆる態様に渡って蓋体3の減圧吸着を解除できるので、より好ましい。
図9は、位置決め凹部位置に圧力調整機構を設ける本発明の第三の実施の形態を示す蓋体の概略断面図である。図10は、本発明の第三の実施の形態である図9の要部拡大図であって、(a)は、圧力調整手段に位置決めピンが当接した状態図、(b)は、圧力調整手段が作動した状態の図である。
蓋体3の一対の位置決め用の凹部15の奥に貫通穴38を設けて、これを密封するように圧力調整用の弁体39を備えた圧力調整機構37を取り付けた例である。
貫通穴38の表面プレート6側には、弁体39が弾性部材41により弾性的に支持されていて、貫通穴38の他方は、弁体39の軸部42とこれに支持されるシール部材43が傾斜面44と接触してシールを形成していて、フィルタ保持部材45と向き合っている。
この場合、蓋体開閉装置の蓋体と向き合う垂直壁が、蓋体開閉装置と蓋体3の位置決めを行なうために、位置決め凹部15に位置決めピン47を挿入することで、弾性部材41が圧縮されて、弁体39のシールを解除して、通気可能となるので、基板収納容器内外の圧力を平衡にすることができる。
図11は、圧力調整機構の本発明の第四の実施の形態を表す断面図である。
上記した実施の形態と同様に、弁体52と、弾性部材53と、弁体52の軸部54に保持されるシール部材56と接触する傾斜面55と、フィルタ保持部材58を備えた圧力調整機構48を容器本体49の底部の貫通穴57に取り付けておき、基板収納容器50を蓋体開閉装置の載置面に載せたときに、蓋体開閉装置の載置面の上面に突出するように配設されている突出ピン51が、圧力調整機構48の弁体52に接触して押圧され、通気可能な状態とするものである。この場合も、上記実施の形態と同様の効果が得られる。
2:容器本体
3:蓋体
4:フランジ部
5:筐体部分
6:表面プレート
7:施錠機構
8:キー溝
9:回転体
10:連結バー部材
11:係止凹部
12:ガスケット部材
13:角穴
14:(円弧状の)貫通穴
15:位置決め凹部
16:圧力調整機構
17:貫通穴
18(円錐状の)傾斜面
19:弾性部材
20:弁体
21:段部
22:フィルタ保持部材
23:(弁体の)基部
24:(弁体の)リブ
25:(弁体の)軸部
26:シール部材
27:操作キー
28:圧力調整機構
29:回転体
30:キー溝
31:突出部
32:弁体
33:凹部
34:傾斜面
35:リブ
36:シール部材
37:圧力調整機構
38:貫通穴
39:弁体
41:弾性部材
42:軸部
43:シール部材
44:(円錐状の)傾斜面
45:フィルタ保持部材
47:位置決めピン
48:圧力調整機構
49:容器本体
50:基板収納容器
51:突出ピン
52:弁体
53:弾性部材
54:軸部
55:(円錐状の)傾斜面
56:シール部材
57:貫通穴
58:フィルタ保持部材
Claims (4)
- 開口を有し基板を収納する容器本体と、容器本体の開口をガスケット部材によってシール可能に閉鎖する蓋体とを有する基板収納容器であって、蓋体を取り外す動作をするときに、基板収納容器内外の圧力差を強制的に平衡状態とするための圧力調整手段が蓋体に設けられ、該蓋体と容器本体との施錠機構に外部からの操作キーを挿入することで、該圧力調整手段が作動し、該施錠機構内に設けられた円盤状の基部と軸部を有する弁体が弾性部材とともに押し込まれ、弁体軸部の先端に取付けられた内部を封止しているシール部材を押し込むことにより、基板収納容器の外部と内部とが通気可能な状態となることを特徴とする基板収納容器。
- 前記操作キーを挿入することで、前記弁体が弾性部材とともに押し込まれ、操作キーを取り出すことにより、該弾性部材によって弁体が元の位置に復元する請求項1に記載の基板収納容器。
- 前記圧力調整手段が、蓋体と容器本体との施錠機構に設けられ、ここで外部から該施錠機構内に設けられた回転部品を回転させる操作をすることで、前記圧力調整手段が作動する請求項1に記載の基板収納容器。
- 前記圧力調整手段が、蓋体の位置決め用の凹部内に設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の基板収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211264A JP5409223B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 基板収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211264A JP5409223B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 基板収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011061106A JP2011061106A (ja) | 2011-03-24 |
JP5409223B2 true JP5409223B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=43948364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009211264A Active JP5409223B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | 基板収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5409223B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10580674B2 (en) * | 2013-08-22 | 2020-03-03 | Miraial Co., Ltd. | Substrate storing container |
CN110660718B (zh) * | 2019-08-21 | 2022-03-29 | 长江存储科技有限责任公司 | 晶圆存储传送装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000124300A (ja) * | 1998-10-14 | 2000-04-28 | Nec Kansai Ltd | ウェーハキャリア |
-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009211264A patent/JP5409223B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011061106A (ja) | 2011-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI711909B (zh) | 用於處理基板的設備及系統 | |
US8171964B2 (en) | Apparatus and method for opening/closing lid of closed container, gas replacement apparatus using same, and load port apparatus | |
CN102934212B (zh) | 连结系统 | |
EP1555689B1 (en) | Substrate storage container | |
JP5729148B2 (ja) | 基板搬送容器の開閉装置、蓋体の開閉装置及び半導体製造装置 | |
JP4681485B2 (ja) | ウエハケースの運用方法、ウエハケースの搬送方法及びウエハケース搬送用保持部品 | |
JPH11150178A (ja) | クリーンボックス、クリーン搬送方法及び装置 | |
JP5627509B2 (ja) | 基板収納容器 | |
JPWO2005101484A1 (ja) | 基板収納容器の雰囲気置換ポート接続装置 | |
JP5409223B2 (ja) | 基板収納容器 | |
KR102602264B1 (ko) | 로드 포트 장치, 로드 포트 장치의 구동 방법 | |
JP2011029388A (ja) | 真空吸着パッド、搬送アーム及び基板搬送装置 | |
JPH11163116A (ja) | 密封容器 | |
TWI677460B (zh) | 用於傳送基板的方法和設備 | |
KR20040099260A (ko) | 반도체 처리 장치에 있어서의 포트 구조 | |
CN110379753B (zh) | 基板传输系统、存储介质以及基板传输方法 | |
TW201707115A (zh) | 收納容器的蓋體及收納容器 | |
US7614840B2 (en) | Wafer processing apparatus having dust proof function | |
KR100974856B1 (ko) | 로드락 챔버 | |
TW201543599A (zh) | 立式熱處理裝置 | |
JP5562178B2 (ja) | 基板収納容器 | |
JP5912960B2 (ja) | 基板収納容器 | |
TWM652675U (zh) | 具有預留孔的板材容器與其底盤 | |
JP6589652B2 (ja) | ケース及びパーティクル測定方法 | |
JP2002231803A (ja) | 基板搬送コンテナ、基板搬送コンテナ開閉装置および基板収納方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130501 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131105 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5409223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |