JP5406760B2 - 液体封入式防振装置の製造方法および液体封入式防振装置 - Google Patents

液体封入式防振装置の製造方法および液体封入式防振装置 Download PDF

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Description

この発明は、一端側の外周面に弾性体を固着させた、剛性材料からなる内筒の他端側から、仕切り部材の内周側部分をなす、制限流路を設けた筒状の剛性流路部材と、外筒の内周面に弾性体によって連結した、剛性材料からなる嵌合筒体とのそれぞれを順次嵌め合わせて、内筒の外周面に摩擦係合させ、内部の閉空間内に非圧縮性の液体を充填して液体封入式防振装置を製造する方法および、液体封入式防振装置に関するものであり、とくに、内筒の外周面に対する摩擦力の作用の下で、内筒の他端側から、仕切り部材と嵌合筒体とのそれぞれを嵌め合わせる際の、各部材の、剛性材料からなる嵌合面への、バリ、削れ等の損傷の発生を防止して、それらの部材の適正なる組付けを容易とするとともに、剛性流路部材の、内筒の外周面への摩擦係合に起因する、その剛性流路部材に設けた制限流路の変形を抑制して、防振装置に所望の制振機能を発揮させる技術を提案するものである。
この種の液封入式防振装置としては、たとえば特許文献1に記載されたものなどがあり、図6に、中心軸線を含む平面内での断面図で例示する装置51は、剛性材料からなる内筒52と、内筒52の外周側に配置した外筒53と、内筒52の一端側(図の上側)の外周面に固着させた弾性体54と、内筒52の他端側(図の下側)の外周面に嵌め合わせた、剛性材料からなる嵌合筒体55と、嵌合筒体55と外筒53とを連結する弾性体56と、前記二つの弾性体54、56の相互間で、内筒52の外周面に嵌め合わせた剛性流路部材57を有する仕切り部材58と、仕切り部材58を軸線方向に隔てて位置するそれぞれの空間内に、非圧縮性の液体を封入して構成した二の液室59、60とを具え、それらの両液室59、60の相互を、剛性流路部材57に設けた制限流路61で連通させてなる。
かかる液体封入式防振装置51は、内筒52の内側に、図示しない振動発生側または振動伝達側のいずれか一方側の部材を挿入固定するとともに、外筒53に形成した、図示しないフランジに他方側の部材を取り付けることで使用に供され、この防振装置51は、振動発生側の部材からの、内筒52の中心軸線方向(図の上下方向)の入力振動により、主には、弾性体54、56の剪断変形を生じ、この結果として、それぞれの液室内の液体が、制限流路61を介して両液室59、60の間で流動することにより、弾性体54、56の変形、制限流路内の液体の液柱共振、制限流路61が液体に及ぼす流動抵抗等によって、入力振動を減衰させ、また、入力振動の、振動伝達側への振動の伝達を抑制すべく機能する。
このような液体封入式防振装置51を製造するために、部材の相互を組付けるに当っては、はじめに、たとえば図7(a)に分解断面図で示すように、一端側の外周面に弾性体54を固着させた、剛性材料からなる内筒52の他端側から、仕切り部材58の、内部に制限流路61を設けた筒状の剛性流路部材57を嵌め合わせ、この剛性流路部材57が、内筒52上の、図に仮想線で示す所定の配設位置に到達するまで、内筒52の外周面と剛性流路部材57の内周面との摩擦力に打ち勝つ力で剛性流路部材57を押し込んで、剛性流路部材57を内筒52に摩擦係合させる。
次いで、図7(b)に示すように、外筒53の内周面に弾性体56によって連結した、剛性材料からなる嵌合筒体55を、剛性材料からなる内筒52の他端側から嵌め合わせ、そしてこの嵌合筒体55に同様の力を加えてこれを押し込み、嵌合筒体55をもまた内筒52に摩擦係合させ、さらに、外筒53の周面の、剛性流路部材57を取り囲む部分を、全周にわたって半径方向内側に絞り込んで、部材の相互を強固に固定する。
ところで、上述したような、防振装置51の、内筒52への仕切り部材57の嵌め合わせに際しては、内筒52の外周面と剛性流路部材57の内周面との間の、大きな摩擦力の作用下で、図7(a)に、剛性流路部材57を実線で示す位置から仮想線で示す位置までの、長い距離にわたって押し込むことから、いずれも剛性材料からなる、内筒52の外周面と剛性流路部材57の内周面とが互いに擦れて、内筒52の外周面や、剛性流路部材57の内周面にバリ、削れ等が発生することがある。
内筒52の外周面や、剛性流路部材57の内周面に、一旦バリ等が生じた場合には、それが妨げとなって、剛性流路部材57を、内筒52にそれ以上押し込むことができなくなって、装置51を製造することができなくなることがあり、また、剛性流路部材57に加える押込み力をより大きくすることによって、剛性流路部材57を、内筒52の外周面の所定の配設位置まで押し込んで係合させることができたとしても、剛性流路部材57の、内筒52への組付けに長時間を要するという問題の他に、部材の嵌合面への上記のバリ等の発生が、液体封入式防振装置51の振動減衰性能に影響を及ぼすおそれがある。
これに対し、特許文献2には、「インナ軸部材の軸方向中間部分の外周面に第一の段差面を設けて該インナ軸部材の外径寸法を軸方向で異ならせ、該第一の段差面よりも前記本体ゴム弾性体側を大径外周面とする一方、前記隔壁ゴム部材の内周部分と外周部分に該インナ軸部材の外周面と前記アウタ筒部材の内周面にそれぞれ嵌着固定される内周嵌着リングと外周嵌着リングを加硫接着せしめて、該内周嵌着リングを該大径外周面に対して圧入固定した」防振装置が提案されており、この防振装置によれば、「隔壁ゴム部材に加硫接着された内周嵌着リングがインナ軸部材の軸方向中間部分に形成された第一の段差面よりも本体ゴム弾性体側の大径外周面に圧入固定されることにより、内周嵌着リングが目的とする圧入部位まで容易に且つ速やかに導かれて組み付けられることとなり、組み付け作業を容易に行うことが出来ると共に、圧入に際してのゴムバリの剥離等の問題も軽減され得る。」としている。
国際公開第2009/100205号 特開2004−278706号公報
しかるに、特許文献2に記載された防振装置では、「インナ軸部材12」の「大径外周面74」に、「内周嵌着リング58」を摩擦係合させていることから、「大径外周面74」の外径と「内周嵌着リング58」と内径が略等しく形成されており、「内周嵌着リング58」を「大径外周面74」に嵌め合わせる際に、「内周嵌着リング58」をこの大径部分に適正に誘導することができないので、なおもこれらの部材の組付けに時間を要するのみならず、「内周嵌着リング58」が「大径外周面74」に、たとえばそれらの中心軸線が相互に傾斜する等の不適切な姿勢で組付くおそれがあった。
このことに加えて、たとえば特許文献2に記載されたような、流路部材を外筒の内側に配置した防振装置においては、外筒側の流路部材が、二の液室のそれぞれに体積変化をもたらす内筒の変位に十分に追従しないことから、流路部材の変位による、液室の大きな体積変化が生じず、この結果として、内筒の中心軸線方向の振動入力が作用した際に、所要の振動減衰性能が得られない場合があった。
一方、図6に例示する装置51のように、剛性流路部材57を、内筒52の外周面に嵌め合わせて摩擦係合させる場合には、内筒52の外周面と剛性流路部材57の内周面との摩擦の下、剛性流路部材57の嵌合に要する押込み力の多くが剛性流路部材57に作用することになり、これによって、剛性流路部材57に設けた制限流路61に変形が生じて、防振装置51の振動減衰特性に影響を及ぼす場合がある。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、剛性流路部材を内筒の外周面に嵌め合わせてなる液体封入式防振装置において、剛性流路部材の、内筒の外周面への嵌め合わせに際し、剛性部材からなる内筒の外周面や、剛性流路部材の内周面に損傷を発生させることなしに、比較的小さい押込み力で、かつ短時間の内に、剛性流路部材を、内筒の外周面に係合させることができるとともに、剛性流路部材の嵌合の際の押込み力に起因する、剛性流路部材の制限流路の変形を抑制して、製造した液体封入式防振装置に、所期したとおりの振動減衰特性を十分に発揮させることができる液体封入式防振装置の製造方法および液体封入式防振装置を提供することにある。
この発明の液体封入式防振装置の製造方法は、一端側の外周面に弾性体を固着させた、剛性材料からなる内筒の他端側から、仕切り部材の内周側部分をなす、制限流路を具えた筒状の剛性流路部材と、外筒の内周面に弾性体によって連結した、剛性材料からなる嵌合筒体とのそれぞれを順次嵌め合わせて、内筒の外周面に摩擦係合させ、内部の閉空間内に非圧縮性の液体を充填して液体封入式防振装置を製造するに当って、内筒の外径を、内筒の、弾性体を固着させた部分よりも、剛性流路部材を嵌め合わせる部分で、内筒の中心軸線に直交する平坦面状の段差を介して小径とするとともに、嵌合筒体を嵌め合わせる部分で、内筒の外径を、段差を介してさらに小さくし、剛性流路部材の内周面を、内筒への嵌め合わせ姿勢で、少なくとも内筒の一端側の端部分で、内筒の一端側に向けて次第に拡径するテーパ形状として、剛性流路部材の嵌合に当り、該剛性流路部材の内周面の拡径部分で、剛性流路部材の、内筒への嵌合を誘導するとともに、剛性流路部材を、該剛性流路部材の、内筒の他端側の部分で、内筒の外周面に摩擦係合させつつ、内筒の前記平坦面状の段差に当接させて位置決めし、しかる後、嵌合筒体を、内筒の前記他端側から嵌め合わせて内筒の外周面に摩擦係合させるにある。
ここでいう「剛性材料」には、鉄、スチール、アルミニウム等の金属材料のみならず、非金属材料であるプラスチックを含むものとする。
また、「剛性流路部材」とは、内筒の外周面に嵌め合わせたときに、流路部材の内周側の、少なくとも内筒の外周面に接触する部分が、上記の「剛性材料」からなるものをいう。
そしてまた、「内筒への嵌め合わせ姿勢」とは、内筒の外周面に実際に嵌め合わせた後の状態を意味するものではなく、内筒の外周面に嵌め合わせる前の段階の待機姿勢を意味するものとする。
ここで好ましくは、剛性流路部材の、嵌合筒体側の部分に、該剛性流路部材の他の部分に比して外径が小さい薄肉部を形成して、剛性流路部材の嵌合に際し、剛性流路部材を、該剛性流路部材の、主として薄肉部で、内筒の外周面に摩擦係合させる。
また、この発明の液体封入式防振装置は、剛性材料からなる内筒と、内筒の外周側に配置した外筒と、内筒の一端側の外周面に固着させた弾性体と、内筒の他端側の外周面に嵌め合わせた、剛性材料からなる嵌合筒体と、嵌合筒体と外筒とを連結する弾性体と、前記二つの弾性体の相互間で、内筒の外周面に嵌め合わせた筒状の剛性流路部材を内周側に具えた仕切り部材と、仕切り部材を軸線方向に隔てて位置するそれぞれの空間内に、非圧縮性の液体を封入して構成した二の液室とを具え、該両液室の相互を、仕切り部材の剛性流路部材に設けた制限流路で連通させてなる液体封入式防振装置において、内筒の外径を、内筒の、弾性体を固着させた部分よりも、剛性流路部材を嵌め合わせた部分で、内筒の中心軸線に直交する平坦面状の段差を介して小径とするとともに、嵌合筒体を嵌め合わせた部分で、内筒の外径を、段差を介してさらに小さくし、剛性流路部材の内周面を、少なくとも内筒の一端側の端部分で、内筒の一端側に向けて、次第に拡径するテーパ形状として、剛性流路部材を、該仕切り部材の、嵌合筒体側の内周面で、内筒の外周面に摩擦係合させてなるものである。
そして好ましくは、剛性流路部材の、嵌合筒体側の部分に、該剛性流路部材の他の部分に比して外径が小さい薄肉部を形成するとともに、剛性流路部材の、前記薄肉部以外の部分に制限流路を設けて、剛性流路部材を、該剛性流路部材の、主として薄肉部で、内筒の外周面に摩擦係合させる。
また好ましくは、剛性流路部材の、内筒の一端側の端面に、嵌合筒体側に向けて、全周にわたって窪ませた環状窪みを形成し、該環状窪みよりも外周側に制限流路を設ける。
この発明の液体封入式防振装置の製造方法によれば、内筒の外径を、剛性流路部材を嵌め合わせる部分よりも、嵌合筒体を嵌め合わせる部分で小さくしたことにより、剛性流路部材の、内筒への嵌め合わせに際し、剛性流路部材に、摩擦力に打ち勝つ押込み力を加えることが必要となる内筒側の領域が、実質的に、内筒に対する、剛性流路部材の所定の嵌め合わせ部分のみとなるので、内筒の外周面や剛性流路部材の内周面へのバリ等の発生が有効に抑制され、剛性流路部材を、内筒に、容易にかつ短時間で高精度に組付けることができる。
また、この製造方法では、内筒の外径を、剛性流路部材を嵌め合わせる部分で、内筒の中心軸線に直交する平坦面状の段差を介して、弾性体を固着させた部分よりも小径としたことから、剛性流路部材を、内筒の外周面に摩擦係合させる際に、その平坦面状の段差で位置決めすることができ、この結果として、剛性流路部材の、所定の位置への適正配置が容易となって、部材の相互の組付けに要する時間を短くすることができる。
さらに、剛性流路部材の内周面を、内筒への嵌め合わせ姿勢で、少なくとも内筒の一端側の端部分で、内筒の一端側に向けて、次第に拡径するテーパ形状として、剛性流路部材の嵌合に当り、剛性流路部材の内周面の拡径部分で、剛性流路部材の、内筒への嵌合を誘導させることにより、内筒外周面と剛性流路部材内周面との嵌合面への、大きな摩擦力の作用部分が十分に小さくなるので、剛性流路部材に加える押込み力を小さくすることができ、それによって、内筒の外周面や、剛性流路部材の内周面へのバリ等の発生を抑制する効果が高まって、組付時間をより一層短縮することができる。
ここにおいて、剛性流路部材の、嵌合筒体側の部分、すなわちテーパ状内周面の小径部分に、該剛性流路部材の他の部分に比して外径が小さい薄肉部を形成して、剛性流路部材の嵌合に際し、剛性流路部材を、主としてそれの薄肉部で、内筒の外周面に摩擦係合させたときは、剛性流路部材の、大きな摩擦力が作用する部分を薄肉部として、その薄肉部の微小変形の下、剛性流路部材を内筒の外周面に嵌め合わせることができるため、剛性流路部材の嵌合、ひいては各部材の組付けがより一層容易なものとなる。
また、この発明の液体封入式防振装置によれば、剛性流路部材の内周面を、少なくとも内筒の一端側の端部分で、内筒の一端側に向けて、次第に拡径するテーパ形状として、剛性流路部材を、該仕切り部材の、嵌合筒体側の内周面で、内筒の外周面に摩擦係合させたことから、各部材の組付け時に、剛性流路部材の嵌合に要する押込み力をより一層低減することができるため、そのような押込み力に起因する、剛性流路部材の制限流路の変形が抑制され、これがため、製造した防振装置が、所期したとおり振動減衰特性を発揮することができる。
ここで、剛性流路部材の、嵌合筒体側の部分に、該剛性流路部材の他の部分に比して外径が小さい薄肉部を形成するとともに、剛性流路部材の、前記薄肉部以外の部分に制限流路を設けて、剛性流路部材を、主としてそれの薄肉部で、内筒の外周面に摩擦係合させたときは、剛性流路部材の、内筒の外周面への嵌合に際して、剛性流路部材の制限流路を設けた、薄肉部以外の部分は、剛性流路部材の嵌合時の押込み力の影響をほとんど受けないことになって、制限流路への変形力がより一層低減されるので、制限流路の変形に基く、防振装置の性能低下を効果的に防止することができる。
またここで、剛性流路部材の、内筒の一端側の端面に、嵌合筒体側に向けて、全周にわたって窪ませた環状窪みを設け、該環状窪みの外周側に制限流路を設けたときは、制限流路の内周側の環状窪みにより、剛性流路部材の嵌合に要する押込み力が制限流路まで伝わらず、剛性流路部材の制限流路の変形を抑制する効果がより一層高まる他、防振装置の軽量化を図ることができる。
この発明の防振装置の一の実施形態を示す、中心軸線を含む平面内での断面図である。 図1に示す防振装置の要部拡大断面図である。 図1に示す防振装置の他の要部および、それの変形例を示す拡大断面図である。 図1に示す防振装置の、各部材の組付け工程を示す分解断面図である。 図1に示す防振装置の、一部を拡大して示す断面斜視図である。 従来の防振装置の、中心軸線を含む平面内での断面図である。 図6に示す防振装置の、各部材の組付け工程を示す分解断面図である。
以下に図面を参照しつつ、この発明の実施の形態について説明する。
図中1は、この発明の防振装置の実施形態を示し、図示のこの防振装置1は、剛性材料からなる内筒2と、内筒2の外周側に配置した外筒3と、内筒2の一端側(図の上側)の外周面に固着させた弾性体4と、内筒2の他端側(図の下側)の外周面に嵌め合わせた、剛性材料からなる嵌合筒体5と、嵌合筒体5と外筒3とを連結する弾性体6と、二つの弾性体4、6の相互間で、内筒2に嵌め合わせた仕切り部材7と、仕切り部材7を軸線方向に隔てて位置するそれぞれの空間内に、非圧縮性の液体を封入して構成した液室8、9とを具え、それらの両液室8、9の相互を、仕切り部材7に設けた制限流路10で連通させてなる。
ここで、図に示すところでは、内筒2の一端側の端部に、内筒2の内径と略等しい大きさの貫通孔11aを中央に有する円板11を固着させて設け、装置1の使用に際して、内筒2の内部に、図示しない振動発生側部材もしくは振動伝達側部材の、いずれか一方側の部材の一部を挿入配置した場合に、その一方側の部材を、円板11に当接させることで、円板11を、一方側の部材の重量の支持に寄与させる。
またここでは、内筒2の一端側の外周面に固着させた弾性体4を、外筒3の内側に配置した筒状取付け金具12の内周面にも固着させ、この弾性体4で、内筒2と筒状取付け金具12とを連結する。
かかる筒状取付け金具12は、外筒3の内周面にライニングゴムを介して係合される筒状部12aと、筒状部12aの、仕切り部材7側の端部に設けた内向きフランジ12bと、筒状部12aの、内向きフランジ12bとは逆側の端部に設けたフランジ12cとを具えるものであり、振動発生側部材もしくは振動伝達側部材のうちの他方側の部材が、筒状取付け金具12のこのフランジ12cに、取付け孔を介して連結される。
なお、図に示すところでは、弾性体4の、内筒2と前記内向きフランジ12bとで挟まれる部分に、内筒2を取り囲んで一周して、液室8の区画に寄与する窪み13を設ける。
この窪み13により、内筒2の中心軸線C方向の入力によって弾性体4が剪断変形した場合の、内筒2と内向きフランジ12bとの間の弾性体部分への応力集中が抑制されることになる。
ここにおいて、この発明の防振装置1では、内筒2の外径を、弾性体4を固着させた大径部分2aよりも、仕切り部材7の嵌め合わせ部分2bで、段差2mを介して小径とするとともに、嵌合筒体5の嵌め合わせ部分2cで、内筒2の外径を、段差2nを介してさらに小さくする。
なお、図2に拡大断面図で示すように、この段差2mを、内筒2の中心軸線Cに直交する平坦面状とする一方で、段差2nは、仕切り部材7の嵌め合わせ部分2bと、それよりも小径とした、嵌合筒体5の嵌め合わせ部分2cとを連続的に形成するためのものであるので、段差2mのような平坦面状に限られるものではなく、たとえば図3(a)に示すように、段差2nを、中心軸線Cに対するテーパ面状とすることができ、また、これを、図3(b)に示すような湾曲テーパ面状とすることもできる。
またここで、嵌合筒体5の、仕切り部材7側の端部分には、他の部分に比して大径の拡径部5aを設けるとともに、その拡径部5aと内筒2との間に、弾性材料からなるリング状のシール部材14を、好ましくは弾性変形下で介装させる。
このシール部材14は、いずれも剛性材料からなる内筒2と嵌合筒体5との嵌合部分での、液室9からの液漏れを防止するべく機能する他、これもまたいずれも剛性材料からなる内筒2と仕切り部材7との嵌合部分を通る液体の漏出をも防止するべく機能する。
外筒3の、嵌合筒体5側の端部分には内向きフランジ部3aを設け、先に述べた窪み13と同様に、弾性体6の、内向きフランジ部3aと嵌合筒体5とで挟まれる部分への応力集中を抑制するため、その弾性体部分に、嵌合筒体5を取り囲んで一周する窪み15を形成する。
そしてまた、仕切り部材7は、図に示すところでは、剛性流路部材16と、その剛性流路部材16の外周面を取り込む筒状のカバー金具17と、このカバー金具17の外周側に位置させて、ライニングゴムを介して外筒3の内周面に係合される剛性筒状部材18と、カバー金具17と剛性筒状部材18とを連結するとともに、液室8、9の区画に寄与するゴム膜19とから構成してなり、剛性流路部材16は、その外周面から内側に向けて矩形断面形状で窪ませた、たとえば螺旋状に延在する条溝16aを有し、この条溝16aは制限流路10の区画に寄与する。
ここで、内筒2の外周面に直接的に摩擦係合される剛性流路部材16の内周面は、図1、2に示すように、少なくとも内筒2の一端側の端部分で、内筒2の一端側に向けて、内筒2の外周面から次第に離隔して拡径するテーパ部を有するものとする。
ここにおいて、装置1の製造時の、内筒2の外周面への仕切り部材17の嵌め合わせに要する押込み力をより一層低減するためには、剛性流路部材16の、嵌合筒体5側の部分に、図1に示すように、他の部分よりも外径が小さい薄肉部16bを形成するとともに、剛性流路部材16の、薄肉部16b以外の部分に制限流路10を設けることが好ましい。
なおここで、この薄肉部16bは、図に示すような、制限流路10の下方で段差を介して外径を小さくした円筒形状のものに限られず、図示は省略するが、そのような段差の有無を問わず、たとえば、嵌合筒体5側に向かうに従って外径を小さくした、テーパ面状もしくは湾曲テーパ面状のものとすることもできる。
またここでは、仕切り部材7の剛性流路部材16に、図1に示すように、制限流路10よりも内周側で、剛性流路部材16の、弾性体4側の端面から弾性体6側に向けて、全周にわたって窪ませた環状窪み16cを設けることができる。このことによれば、装置1の軽量化を図ることができるとともに、剛性流路部材16を、内筒2の外周面に、摩擦係合によって組付けることに起因する、制限流路10の変形を抑制することができる。
ところで、このような防振装置1を製造する際の、各部材の組付けに当っては、はじめに、図4(a)に分解断面図で示すように、内筒2と、内筒2の一端側の周りを取り囲む筒状取付け金具12とを、弾性体4で連結するとともに、内筒2の一端側の端部に、円板11を一体的に連結してなる内筒側部材20に、内筒2の他端側から、仕切り部材7の内周側部分をなす剛性流路部材16を嵌め込んで、この剛性流路部材16を内筒2の周りに摩擦係合させる。
このとき、内筒2の、嵌合筒体5の嵌め合わせ部分2cを、上述したように、仕切り部材7の嵌め合わせ部分2bよりも小径としたことにより、嵌合筒体5の嵌め合わせ部分2cに対しては、仕切り部材7を、小さい摩擦力の作用下、ないしは、非接触状態で嵌め合わせることができ、この結果として、それらの部材の嵌合面にバリ等を生じさせることなしに、仕切り部材7を、内筒2に、短時間のうちに簡易に、しかも高精度に組付けることができる。
また、内筒2の外径を、弾性体4を固着させた大径部分2aよりも、仕切り部材7を嵌め合わせる部分2bで、内筒2の中心軸線Cに直交する平坦面状の段差2mを介して小径としたことから、仕切り部材7の位置決めが可能となって、仕切り部材7の、内筒2への適正配置が容易となるので、この組付けに要する時間を有効に短縮することができる。
さらには、剛性流路部材16の内周面を、図に示すように、内筒2への嵌め合わせ姿勢で、少なくとも内筒2の一端側の端部分で、内筒2の一端側に向けて、次第に拡径するテーパ形状としたことによって、剛性流路部材16の内周面のテーパ状の拡径部分で、仕切り部材7の、内筒2の外周面への嵌合を誘導することができるとともに、内筒2と剛性流路部材16との間での、大きな摩擦力の作用部分がさらに小さくなるので、仕切り部材7の、内筒2への嵌め合わせが一層容易となる。
次いで、図4(b)に示すように、嵌合筒体5の外周面と、外筒3の内周面とを弾性体6で連結してなる外筒側部材30を、その嵌合筒体5で内筒2の外周面に嵌め合わせて、これを内筒2に摩擦係合させる。
なお、嵌合筒体5の内径は、嵌合筒体5を、内筒2の、嵌合筒体5の嵌め合わせ部分2cに摩擦係合できる寸法、つまり内筒2の、嵌合筒体5の嵌め合わせ部分2cの外径と略等しい大きさとする。
そして最後に、外筒3の拡径筒部3bを内側に絞り込んで、その拡径筒部3bの塑性変形下で、内周側の筒状取付け金具12および剛性筒状部材18を強固に固定する。
このようにして製造した防振装置1は、内筒2の外周面や、剛性流路部材16の内周面へのバリ等の発生を少なくできるとともに、大きな摩擦力の作用下での嵌め合わせに起因する、制限流路10を設けた剛性流路部材16への応力集中を抑制できるので、組付け精度の低下に基く防振装置自体の性能低下を防止することができる。
なおここで、このように、外筒3の拡径筒部3bを内側に絞り込むに当っては、図1、5に示すように、外筒3の、フランジ12c側(図の上側)の端部に、そのフランジ12cの下面および側面を覆うフランジ補強部3cを予め形成し、拡径筒部3bの絞込みに先立って、図5(a)、(b)に断面斜視図で示すように、このフランジ補強部3cの側壁の、少なくとも一部に設けた上方への迫出し部3dを、フランジ12cに向けて内側に折り返して塑性変形させて、フランジ12cを、外筒3のフランジ補強部3cと迫出し部3dとで挟込み固定することが好ましい。
このことによれば、拡径筒部3bの絞込みによる、フランジ補強部3cの図の下方側への倒れ込み(図5(a)に仮想矢印Aで示す)が抑制されるので、外筒3を、筒状取付け金具12の所期したとおりの位置に確実に組み付けることができ、この結果として、防振装置1の品質を向上させることができる。
1 液封入式防振装置
2 内筒
2a 弾性体を固着させた大径部分
2b 仕切り部材の嵌め合わせ部分
2c 嵌合筒体の嵌め合わせ部分
2m 平坦面状の段差
2n 段差
3 外筒
3a 内向きフランジ部
3b 拡径筒部
3c フランジ補強部
3d 迫出し部
4、6 弾性体
5 嵌合筒体
5a 拡径部
7 仕切り部材
8、9 液室
10 制限流路
11 円板
11a 貫通孔
12 筒状取付け金具
12a 筒状部
12b 内向きフランジ
12c フランジ
13、15 窪み
14 シール部材
16 剛性流路部材
16a 条溝
16b 薄肉部
16c 環状窪み
17 カバー金具
18 剛性筒状部材
19 ゴム膜
20 内筒側部材
30 外筒側部材
C 内筒の中心軸線

Claims (5)

  1. 一端側の外周面に弾性体を固着させた、剛性材料からなる内筒の他端側から、仕切り部材の内周側部分をなす、制限流路を具えた筒状の剛性流路部材と、外筒の内周面に弾性体によって連結した、剛性材料からなる嵌合筒体とのそれぞれを順次嵌め合わせて、内筒の外周面に摩擦係合させ、内部の閉空間内に非圧縮性の液体を充填して液体封入式防振装置を製造するに当って、
    内筒の外径を、内筒の、弾性体を固着させた部分よりも、剛性流路部材を嵌め合わせる部分で、内筒の中心軸線に直交する平坦面状の段差を介して小径とするとともに、嵌合筒体を嵌め合わせる部分で、内筒の外径を、段差を介してさらに小さくし、
    剛性流路部材の内周面を、内筒への嵌め合わせ姿勢で、少なくとも内筒の一端側の端部分で、内筒の一端側に向けて次第に拡径するテーパ形状として、
    剛性流路部材の嵌合に当り、該剛性流路部材の内周面の拡径部分で、剛性流路部材の、内筒への嵌合を誘導するとともに、剛性流路部材を、該剛性流路部材の、内筒の他端側の部分で、内筒の外周面に摩擦係合させつつ、内筒の前記平坦面状の段差に当接させて位置決めし、しかる後、嵌合筒体を、内筒の前記他端側から嵌め合わせて内筒の外周面に摩擦係合させる液体封入式防振装置の製造方法。
  2. 剛性流路部材の、嵌合筒体側の部分に、該剛性流路部材の他の部分に比して外径が小さい薄肉部を形成して、剛性流路部材の嵌合に際し、剛性流路部材を、該剛性流路部材の、主として薄肉部で、内筒の外周面に摩擦係合させる請求項1に記載の液体封入式防振装置の製造方法。
  3. 剛性材料からなる内筒と、内筒の外周側に配置した外筒と、内筒の一端側の外周面に固着させた弾性体と、内筒の他端側の外周面に嵌め合わせた、剛性材料からなる嵌合筒体と、嵌合筒体と外筒とを連結する弾性体と、前記二つの弾性体の相互間で、内筒の外周面に嵌め合わせた筒状の剛性流路部材を内周側に具えた仕切り部材と、仕切り部材を軸線方向に隔てて位置するそれぞれの空間内に、非圧縮性の液体を封入して構成した二の液室とを具え、該両液室の相互を、仕切り部材の剛性流路部材に設けた制限流路で連通させてなる液体封入式防振装置において、
    内筒の外径を、内筒の、弾性体を固着させた部分よりも、剛性流路部材を嵌め合わせた部分で、内筒の中心軸線に直交する平坦面状の段差を介して小径とするとともに、嵌合筒体を嵌め合わせた部分で、内筒の外径を、段差を介してさらに小さくし、
    剛性流路部材の内周面を、少なくとも内筒の一端側の端部分で、内筒の一端側に向けて、次第に拡径するテーパ形状として、剛性流路部材を、該仕切り部材の、嵌合筒体側の内周面で、内筒の外周面に摩擦係合させてなる液体封入式防振装置。
  4. 剛性流路部材の、嵌合筒体側の部分に、該剛性流路部材の他の部分に比して外径が小さい薄肉部を形成するとともに、剛性流路部材の、前記薄肉部以外の部分に制限流路を設けて、剛性流路部材を、該剛性流路部材の、主として薄肉部で、内筒の外周面に摩擦係合させてなる請求項3に記載の液体封入式防振装置。
  5. 剛性流路部材の、内筒の一端側の端面に、嵌合筒体側に向けて、全周にわたって窪ませた環状窪みを形成し、該環状窪みよりも外周側に制限流路を設けてなる請求項3または4に記載の液体封入式防振装置。
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