JP5404442B2 - 安全入力装置 - Google Patents

安全入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5404442B2
JP5404442B2 JP2010008192A JP2010008192A JP5404442B2 JP 5404442 B2 JP5404442 B2 JP 5404442B2 JP 2010008192 A JP2010008192 A JP 2010008192A JP 2010008192 A JP2010008192 A JP 2010008192A JP 5404442 B2 JP5404442 B2 JP 5404442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
self
unit
diagnosis
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010008192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011145988A (ja
Inventor
博司 中谷
誠 登古
英五 深井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010008192A priority Critical patent/JP5404442B2/ja
Priority to US12/882,807 priority patent/US8479064B2/en
Priority to CN201110020946.0A priority patent/CN102135757B/zh
Publication of JP2011145988A publication Critical patent/JP2011145988A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5404442B2 publication Critical patent/JP5404442B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/054Input/output
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/11Plc I-O input output
    • G05B2219/1193I-O ram as buffer for signals and self test for I-O bus
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/11Plc I-O input output
    • G05B2219/1194Send dummy, check data to I-O to check correct I-O connection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

本発明は、プラントやフィールド機器を監視・制御する制御装置の入出力装置、特に、自己診断機能を備えた安全入力装置に関する。
プラントやフィールド機器などを監視・制御するための制御装置において、特に、高度の信頼性を要求される安全制御システムにおいては、制御装置自身の故障を人間の手を介さずに自己診断する機能を備えた制御装置が導入されている。
このような安全制御システムの構成の例を図5に示す。図5において、安全制御システム100は、例えば、原子力プラントやそのフィールド機器などの被制御対象200の状態を検出するセンサなどの入力端部12と、入力端部12からの出力を入力信号として、予め記憶した制御プログラムにしたがってバルブなどの操作端部13を制御する出力信号を生成する制御装置11と、この操作端部13とを備える。
制御装置11は、入力端部12からの信号を入力信号として受ける入力装置11bと、この入力信号に応じた演算出力を求める演算装置11aと、この演算出力を操作端部13に送る出力装置11cとを備える。
ところで、この入力装置11bと出力装置11cとを一体で構成する場合は、入出力装置、または、I/O装置と呼ばれることもある。
例えば、近年のPLC(Programmable Logic Controller)などの制御装置11に接続される入力端部12となる安全機器は、定期的に自己診断用の自己診断パルス信号を出力している。この自己診断パルス信号は、極めて短いパルス幅(例えば、20μsec)のオフ信号であって、この自己診断パルス信号を安全機器自身にフィードバックして出力系統に異常がないことを確認している。
この場合、PLCは、自己診断パルスを作動信号と誤ってPLCの本体部に取り込んでしまうことが考えられるため、自己診断パルス信号を出力する外部機器を接続しても、安定したシーケンス制御を行うことが可能な入力回路及び信号入力方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1による入力回路によれば、予め知られている安全機器の自己診断パルス信号が発生していないインターバル期間を設定し、外部機器から受信した自己診断パルス信号と作動時出力用のステップ信号とを選別して、作動時出力用のステップ信号のみを制御装置(PLC)本体に取り込むようにしている。
また、操作端部13となる安全機器のフェールセーフスイッチのオンライン診断方法も開示されている(例えば,特許文献2参照。)。
また、安全制御システムとしては、安全制御と高精度な自己診断を同時に行うようにするため、主プロセッサと独立した診断実行手段を備えたコントローラも開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特許第4131134号公報 特許第3630583号公報 特開2007−66246号公報
一般に、制御装置の入力装置及び出力装置に重畳する安全装置の自己診断パルス信号は、通常の制御用の入力信号及び出力信号と区別する為に、自己診断パルス信号のパルス幅が制御用の入力信号及び出力信号のパルス幅よりも十分細いパルス幅信号とする。
ところで、制御装置11の入力装置11b、出力装置11cと、外部の入力端部12と操作端部13等の安全機器とを結ぶ入力線100a及び出力線100bには、夫々制御装置11の設置環境に応じたノイズの混入がある。
この入力線100a、出力線100bに重畳したノイズによるノイズパルスのパルス幅が自己診断パルス信号と同程度となる場合、自己診断パルス信号とノイズパルスとを区別出来ないため、正常な自己診断が行われない問題が発生する。
この対策として、一般的な安全制御システムの入力装置及び出力装置には、自己診断パルス信号のパルス幅と同等以下のパルス幅のノイズパルスを除去するため入力端にノイズフィルタを備える。
しかしながら、このノイズフィルタの周波数分離特性によるノイズ除去方法では、広帯域な周波数成分を有する外来のノイズを完全に分離できないので、不要なノイズパルス信号と、被制御装置200の故障や、入力端部12、操作端部13と制御装置11とを接続する入力線100a、出力線100bの断線の兆候が原因で発生するパルス信号とを区別する事が出来ない。
そのため、このノイズフィルタによって、故障の兆候を示すパルス信号を見逃したり、故障と誤検出してしまったりする恐れがあるので、入力線100a、出力線100bの故障検出が困難となる問題がある。
また、上述した特許文献1に開示された、予め知られている安全機器の自己診断パルス信号が発生していないインターバル期間を設定し、外部機器から受信した自己診断パルス信号と作動時出力用のステップ信号とを時間選別する方法の場合、安全な制御と入出力装置の自己診断とを並列に、また、任意のタイミング行えない問題がある。
本発明は上記制御装置の出力装置の課題を解決するためになされたものであり、センサ等の入力端部と入力装置を結ぶ入力線に重畳するノイズに影響されにくい安全な制御と自己診断とを並列に行うことが可能な自己診断機能を備えた制御装置の安全入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による安全入力装置は、入力端部からの入力信号を入力データとして制御装置の演算装置に送るとともに、自装置の自己診断を行う当該制御装置の安全入力装置であって、前記安全入力装置は、前記演算装置で予め設定される制御周期に同期して、前記入力信号を前記入力データに変換して前記演算装置に送ることを制御する入力制御部と、前記制御周期に同期し、当該制御周期内の予め定める診断期間で、予め設定された前記制御周期毎に異なる第1の自己診断パターンデータを出力することを命令する出力制御部と、前記出力制御部から送られた前記第1の自己診断パターンデータを、予め設定されるパルス幅以下のパルス列信号として符号化した、ベースバンド伝送方式で出力するテストパターン生成部と、前記パルス列信号と前記入力端部からの前記入力信号とを合成する合成入力部と前記入力信号に含まれるパルス列信号のパルス幅以下のパルスノイズを除去する低域通過フィルタを備え、前記入力信号を自装置の動作信号レベルに変換し、前記入力制御部から指令されたタイミングで当該入力信号及びその基準となる入力信号を前記入力制御部及び前記合成入力部に送る入力インタフェース部と前記合成入力部の出力信号を復号して第2の自己診断パターンデータとして再構成するパターン再構成部と、前記第1の自己診断パターンデータと前記第2の自己診断パターンデータとを比較し、相違の有無を判定する比較部とを備え、前記第1の自己診断パターンデータと復号した第2の自己診断パターンデータとを比較して当該データの相違から前記入力インタフェース部を含む前記安全入力装置自身の故障の有無を判定し、
入力データの入力処理と自己診断とを並列に行うようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、センサ等の入力端部と入力装置を結ぶ入力線に重畳するノイズに影響されにくい安全な制御と自己診断とを並列に行うことが可能な自己診断機能を備えた制御装置の安全入力装置を提供することができる。
本発明の実施例1の安全入力装置の構成図。 本発明の実施例1の動作を説明するタイムチャート。 本発明の実施例2の安全入力装置の構成図。 本発明の実施例3の安全入力装置の構成図。 安全制御システムの構成図。
以下、図面を参照して、本実施例について説明する。
以下、本発明に係る安全入力装置の実施例1について、図1と図2を参照して説明する。
先ず、安全入力装置が使用される安全制御システムは、図5で説明した構成と同じ部分は同一符号とし、その説明を省略する。本発明による安全入力装置は、図5で説明した従来の入力装置11bと区別して、ここでは、安全入力装置11bと呼ぶ。
図1において、本発明の安全入力装置11bは、センサ等の入力端部12から送られた入力信号を演算装置11aに入力データに変換して送るとともに、自身の自己診断を行う制御装置の安全入力装置11bである。
この安全入力装置11bは、演算装置11aで設定される制御周期に同期して、入力端部12の入力信号を入力データに変換して演算装置11aに送ることを制御する入力制御部7と、予め設定された自己診断パターンデータを、演算装置11aからの制御周期に同期して出力することを命令する出力制御部1と、出力制御部1から送られた自己診断パターンデータを、予め設定されるパルス幅以下のパルス列信号として符号化した、ベースバンド伝送方式で出力するテストパターン生成部2と、パルス列信号と入力端部からの入力信号とを合成する合成入力部4とを備える。
さらに、入力信号に含まれるパルス列信号のパルス幅以下のパルスノイズを除去する低域通過フィルタを備え、入力信号を自装置の動作信号レベルに変換し、入力制御部7から指令されたタイミングで入力制御部7及び合成入力部4に送る入力インタフェース部3と、合成入力部4の出力信号を復号して自己診断パターンデータとして再構成するパターン再構成部5と、テストパターン生成部2で予め設定される自己診断パターンデータと復号された自己診断パターンデータとを比較し、相違の有無を判定する比較部6とを備える。
次に、各部の詳細設定について説明する。出力制御部1で設定する自己診断パターンデータd1aとその設定の切り替え動作について説明する。
自己診断パターンデータd1aは、単なる単発パルスや固定パターンの複数パルスでは無く、制御周期毎に異なったパターンデータを発行するようにして置く。そして、テストパターン生成部2においてベースバンド伝送方式などの符号化方式により、パルス列信号に変換する。
そうすると、安全入力装置11と入力端部12とを結入力線100aに重畳する外来ノイズによるパルス信号が、偶然、自己診断パターンデータd1aのパルス列信号に一致する確率を低くできる。
また、極めて可能性は低いが、自己診断パターンデータd1aによるパルスパターンと外来ノイズによるパルスパターンが時間的に一致して混入するケースが考えられる。
この場合、自己診断機能が動作する毎に、出力制御部1から異なる自己診断パターンデータd1aが発行される為、複数回の診断結果をもって故障の判定を行えば、自己診断パターンデータd1aによるパルスパターンと外来のノイズによるパルスパターンが偶然一致する確率を無視できる程度まで低減する事が出来る。
このことにより、従来のノイズフィルタを用いた外来のノイズによるパルス信号を除去する構成と異なり、故障の兆候や、故障検出が可能な安全入力装置11bの故障診断機能の信頼性を高める事が出来る。
次に、テストパターン生成部2のパルス列信号の設定について説明する。入力線100aに誘導し、入力信号に重畳するノイズパルスは、入力インタフェース部3に設ける低域通過フィルタで高周波のノイズパルスが除去される。
そして、テストパターン生成部2で生成される符号化されたパルス列信号は、例えば、入力インタフェース部3で設定された低域通過フィルタを通過する入力信号成分よりも早い周波数となる、狭いパルス幅を設定しておく。
このような構成とすることで、安全入力装置11bの各部のいずれかが外来のノイズにより影響を受けた場合でも、各部のノイズをフィルタで除去し易く、且つ、パルス列信号による自己診断に影響を与えないようにして、演算装置11aに安全な入力データを送ることができる。
次に、このように構成された安全出力装置11bの動作について、図2を参照して説明する。図2は、安全入力装置11b各部のデータの出力タイミングと、入出力信号の動作を説明するタイムチャートである。
先ず、安全入力装置11bの入力制御部7は、演算装置11aから制御周期信号に同期した信号s11aを受信して、これに同期したテスト指令信号s11を出力制御部1に、また入力信号の読み取り指令信号s7をク入力インタフェース部3に送る。
出力制御部1は、入力制御部7を介して図2(a)に示すテスト指令信号s11を受信すると、図2(b)に示すタイミングで、自己診断パターンデータd1aをテストパターン生成部2に送る。
そして、図2(c)に示すように、入力インタフェース部3は、入力端部信号s12をデジタル回路の論理レベル信号に変換して入力信号s3として、合成入力部4の一方の入力端に送る。
ところで、この入力信号s3は、通常DI入力とも呼ばれる信号で、1ビットの状態変化信号、または、複数ビットのデータで構成されるが、図2(c)は、その入力信号s3の1ビットの態変化のタイミングを示したものである。また、アクティブ、非アクティブの信号論理の定義は適宜変更することで、いずれの場合でも対応することができる。
また、図2(d)に示すように、テストパターン生成部2では、送られた自己診断パターンデータd1aをパルス列信号s2に変換して、ベースバンド伝送方式で合成入力部4の他方の入力端に送る。
合成入力部4では、図2(e)に示すように、入力信号s3とパルス列信号s2の論理積をとって、合成された合成出力信号s4を出力する。
パターン再構成部5は、図2(f)に示すように、合成出力信号s4を復号し、復号された自己診断パターンデータd5を比較部6に送る。
比較部6では、出力制御部1から指令した自己診断パターンデータd1aを含む診断比較制御データd1cを受信して、設定した自己診断パターンデータd1aと復号された自己診断パターンデータd5とを比較して、相違の有無を判定し、図(g)に示すタイミングで、判定結果を比較部出力データd6として演算装置11aと出力制御部1とに送る。
また、この自己診断処理が終了すると、入力制御部7は、入力信号s12を入力データd7に変換し、この入力データd7と比較部出力データd6とを演算装置11aに送る。
この予め設定した自己診断パターンデータd1aと復号された自己診断パターンデータとのデータ比較から異常の有無を判定するまでの処理は、演算装置11aで制御する制御周期Tの特定の診断期間Tc内に実行し、入力データの取り込みと自己診断とを制御周期Tの期間内に並列で行うようにする。
本安全入力装置は、入力端部信号が、デジタル入力信号の場合を例にして説明したが、入力端部信号がアナログ入力信号の場合には、入力インタフェース部3には、ADC(Analog Digital Converter)を備え、デジタル信号に変換して合成入力部4に送るようにすることで、本安全入力装置を容易に構成することが出来る。
以上の説明したように本発明によれば、入力線等から誘導された外来のノイズが入力信号に重畳しても安全な自己診断を行うことが出来る。
また、この自己診断は、演算装置に送る入力データを中断することなく、並行して、常時診断が可能なので、故障の見逃しを防止できる。
次に、図3を参照して、実施例2の安全入力装置11bについて説明する。実施例2の各部について図1に示す各部と同一部分は同一符号で示しその説明を省略する。
実施例2が実施例1と異なる点は、実施例1では、テストパターン生成部2が生成する自己診断パターンデータは、このパターンデータのみの構成としたが、実施例2では、この自己診断パターンデータに誤り検出符号を付随させたる誤り符号生成部2aを備え、さらに、パターン再構成部5には付随させた誤り検出符号を検査する誤り検出符号検査部5aを備えるようにした。
そして、比較部6では、設定した自己診断パターンデータと復号され、符号を除外された自己診断パターンデータとを比較して、相違の有無を判定するようにした点が異なる。
以下、本実施例2の詳細について、実施例1との相違点について説明する。実施例2のテストパターン生成部2では、出力制御部1より受信した自己診断パターンデータd1aを、パルス列信号に変換する前に、誤り符号生成部2aに送り、誤り符号生成部2aでは、受信した自己診断パターンデータd1aからデータ誤りを検出する為の誤り検出符号の計算を行う。
この誤り検出符号の種類は、例えば、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check,CRC)などの関数が使用される。誤り符号生成部2aでは、自己診断パターンデータd1aの末尾に、計算した固定長の誤り検出符号データを付随させた符号付自己診断パターンデータを生成し、テストパターン生成部2では、符号付自己診断パターンデータをベースバンド伝送方式などの符号化方式により、パルス列信号s2に変換して合成入力部4の一方の入力端に送る。
そして、合成入力部4では、このパルス列信号s2と他方の入力端に送られる入力信号s3との論理積をとる。
そして、パターン再構成部5では、例えば、ベースバンド復調方式により、テストパターン生成部2とは逆の信号復号化手順により、符号付自己診断パターンデータに復号する。
そして、誤り符号検査部5aでは、誤り符号生成部2aで生成したものと同じ巡回冗長検査を用いて復号された符号付自己診断パターンデータの誤り検査を行う。そして、誤り符号検査部5aでの誤り検出の結果と、符号を除いた自己診断パターンデータd5とをパターン再構成部5bから比較部6に送る。
比較部6では、復号された自己診断パターンデータと設定した自己診断パターンデータとの比較をして相違の有無を判定して、当該安全入力装置11bの故障の有無を演算装置11a、及び出力制御部1に送る。
しかしながら、パターン再構成部5での誤り検出の結果が「誤り」であった場合、当該安全入力装置11bに故障が発生している可能性ありと見なすことが出来るので、比較部6は削除した構成としても良いが、パターン再構成部5の誤り判定と、比較部6での比較診断とを組み合わせて運用することも可能である。
また、誤り符号生成部2aは、自己診断パターンデータに誤り検出訂正符号を付随させた符号付自己診断パターンデータを生成し、符号付自己診断パターンデータをパルス列信号としてベースバンド伝送方式で出力する構成とすることも出来る。
この誤り検出訂正符号としては、高速処理が可能で、1ビットの誤り訂正と同時に1ビットまでの誤り検出を行うことが可能な拡張ハミング符号が使用できる。
このように構成された実施例2によれば、符号付自己診断パターンデータを用いることで、出力制御部1と比較部6との間のデータの異常を検出して、自己診断回路各部のいずれかのデータの異常を検出することが出来る。
また、誤り符号検査と、自己診断パターンデータとそのリードバックした自己診断パターンデータとの比較診断とを組み合わせて、当該安全入力装置の故障診断機能の信頼性をさらに高める事が出来る。
次に、図4を参照して、実施例3の安全入力装置について説明する。実施例3の各部について図1に示す各部と同一部分は同一符号で示しその説明を省略する。
実施例3が実施例1と異なる点は、入力インタフェース部3に信号反転部3aを備え、出力制御部1から自己診断パターンデータの出力が指令されない場合において、入力信号s3を反転させ、比較部6では、出力制御部1から指令した入力信号の入力反転指令信号s1のタイミングを考慮して、反転データを比較するようにした点が異なる。
即ち、実施例1の構成による自己診断パターンデータによる診断は、例えば、力線100aのグランド信号線の断線により、0V電位が入力不可能になっていた場合、また、入力インタフェース部3の故障により、合成入力部4及びパターン再構成部5に入力される入力信号によって入力信号レベルを認識しているので、この信号レベルが0Vを発生するまでは、故障を検出する事が出来ない問題がある。
ところが、本実施例3によれば、入力信号が変化しない状況下において入力インタフェース部3に入力された入力信号の論理を変化させることが出来る為、上記の様な当該安全入力装置の誤信号を検出すことが出来る。
また、本実施例3によれば、自己診断データパターンによる診断の実行周期はそのままで、この実施例3の機能を付加することで、本安全入力装置の自己診断の信頼性をさらに高めることが出来る。
本発明は上述したような実施例に何ら限定されるものではなく、自己診断パターンデータ、誤り符号及び誤り検出訂正符号等は、信頼性、診断時間などの安全システムの要求に応じて適宜最適なものを、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 出力制御部
2 テストパターン生成部
2a 誤り符合生成部
3 入力インタフェース部
3a 信号反転部
4 合成入力部
5 パターン再構成部
5a 誤り符合検査部
6 比較部
7 入力制御部
11 制御装置
11a 演算装置
11b 安全入力装置
11c 出力装置
12 入力端部
13 操作端部
100 安全制御システム
100a 入力線
100b 出力線
200 制御対象
s1 入力反転指令信号
s11 テスト指令信号
s2 パルス列信号
s3 入力信号
s4 合成(出力部)出力信号
s7 デジタル入力信号
s7a 読み取り制御信号
s12 入力端部信号
d1a 自己診断パターンデータ
d1c 診断比較制御データ
d5 再構成データ
d6 比較部出力データ

Claims (6)

  1. 入力端部からの入力信号を入力データとして制御装置の演算装置に送るとともに、自装置の自己診断を行う当該制御装置の安全入力装置であって、
    前記安全入力装置は、前記演算装置で予め設定される制御周期に同期して、前記入力信号を前記入力データに変換して前記演算装置に送ることを制御する入力制御部と、
    前記制御周期に同期し、当該制御周期内の予め定める診断期間で、予め設定された前記制御周期毎に異なる第1の自己診断パターンデータを出力することを命令する出力制御部と、
    前記出力制御部から送られた前記第1の自己診断パターンデータを、予め設定されるパルス幅以下のパルス列信号として符号化した、ベースバンド伝送方式で出力するテストパターン生成部と、
    前記パルス列信号と前記入力端部からの前記入力信号とを合成する合成入力部と
    前記入力信号に含まれるパルス列信号のパルス幅以下のパルスノイズを除去する低域通過フィルタを備え、前記入力信号を自装置の動作信号レベルに変換し、前記入力制御部から指令されたタイミングで当該入力信号及びその基準となる入力信号を前記入力制御部及び前記合成入力部に送る入力インタフェース部と
    前記合成入力部の出力信号を復号して第2の自己診断パターンデータとして再構成するパターン再構成部と、
    前記第1の自己診断パターンデータと前記第2の自己診断パターンデータとを比較し、相違の有無を判定する比較部と
    を備え、
    前記第1の自己診断パターンデータと復号した第2の自己診断パターンデータとを比較して当該データの相違から前記入力インタフェース部を含む前記安全入力装置の故障の有無を判定し、
    入力データの入力処理と自己診断とを並列に行うようにしたことを特徴とする安全入力装置。
  2. 前記テストパターン生成部は、さらに、前記第1の自己診断パターンデータに誤り検出符号を付随させた符号付自己診断パターンデータを生成し、当該符号付自己診断パターンデータをパルス列信号として符号化したベースバンド伝送方式で出力する誤り符号生成部を備え、
    前記パターン再構成部は、前記合成入力部の出力信号に対してベースバンド復調方式の復号化処理を行い、復号後のデータに付随する前記誤り検出符号を用いて誤り符号検査を行い、当該当該誤り符号検査の検査結果、または、当該誤り検出符号を除いた第2の自己診断パターンデータを前記比較部に送る誤り検出符号検査部を備え、
    前記比較部は、前記検査結果から、または、前記第1の自己診断パターンデータと第2の自己診断パターンデータとを比較して相違の有無を判定して故障を検出するようにした請求項1に記載の安全入力装置。
  3. 前記テストパターン生成部は、さらに、前記第1の自己診断パターンデータに誤り検出訂正符号を付随させた符号付自己診断パターンデータを生成し、当該符号付自己診断パターンデータをパルス列信号として符号化したベースバンド伝送方式で出力する誤り符号生成部を備え、
    前記パターン再構成部は、前記合成入力部の出力信号に対してベースバンド復調方式の復号化処理を行い、復号後のデータに付随する前記誤り検出訂正符号を用いて誤り符号検査を行い、当該当該誤り符号検査の検査結果、または、当該誤り検出訂正符号を除いた第2の自己診断パターンデータを前記比較部に送る誤り検出符号検査部を備え、
    前記比較部は、前記検査結果から、または、前記第1の自己診断パターンデータと第2の自己診断パターンデータとを比較して相違の有無を判定して故障を検出するようにした請求項1に記載の安全入力装置。
  4. 前記誤り検出訂正符号は、拡張ハミング符号とした請求項3に記載の安全入力装置。
  5. 前記入力インタフェース部には、前記入力端部からの入力信号を反転する信号反転部を備え、前記出力制御部から前記第1の自己診断パターンデータの出力が指令されていない場合において、前記入力信号を反転させ、
    前記比較部では、前記出力制御部から指令した反転パターンと前記パターン再構成部から送られた出力データとの比較から故障の有無を判定するようにした請求項1に記載の安全入力装置。
  6. 前記出力制御部は、前記制御周期毎に異なる前記第1の自己診断パターンデータの出力を命令し、前記比較部は、複数回の診断結果が一致することで異常の有無を判定するようにした請求項1に記載の安全入力装置。
JP2010008192A 2010-01-18 2010-01-18 安全入力装置 Expired - Fee Related JP5404442B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008192A JP5404442B2 (ja) 2010-01-18 2010-01-18 安全入力装置
US12/882,807 US8479064B2 (en) 2010-01-18 2010-09-15 Safety input device
CN201110020946.0A CN102135757B (zh) 2010-01-18 2011-01-18 安全输入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008192A JP5404442B2 (ja) 2010-01-18 2010-01-18 安全入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011145988A JP2011145988A (ja) 2011-07-28
JP5404442B2 true JP5404442B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=44278112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010008192A Expired - Fee Related JP5404442B2 (ja) 2010-01-18 2010-01-18 安全入力装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8479064B2 (ja)
JP (1) JP5404442B2 (ja)
CN (1) CN102135757B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5144169B2 (ja) * 2007-08-17 2013-02-13 本田技研工業株式会社 コージェネレーション装置
FR3025906B1 (fr) * 2014-09-16 2016-12-09 Schneider Electric Ind Sas Module d'entrees pour automate programmable industriel
EP3561538A4 (en) * 2016-12-22 2020-06-10 Furukawa Electric Co., Ltd. PULSE GENERATION DEVICE AND METHOD FOR REGULATING OUTPUT THEREOF
JP6834883B2 (ja) * 2017-09-22 2021-02-24 株式会社デンソーウェーブ 制御装置
JP6737311B2 (ja) * 2018-07-30 2020-08-05 横河電機株式会社 検証プログラム、記録媒体、検証装置、検証方法
CN114127648B (zh) * 2019-07-11 2023-09-29 三菱电机株式会社 测试脉宽计算装置、控制装置及测试脉宽计算方法
JPWO2021014558A1 (ja) 2019-07-23 2021-09-27 三菱電機株式会社 入力診断装置及び入力診断方法
CN111781891B (zh) * 2020-06-10 2021-07-16 杭州凯尔达机器人科技股份有限公司 机器人安全逻辑控制系统
WO2023166720A1 (ja) * 2022-03-04 2023-09-07 三菱電機株式会社 入出力装置、パルス幅表示システムおよびパルス幅表示方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2512980B1 (ja) * 1981-09-14 1983-12-23 Aero Etudes Conseils
EP0084191B1 (de) * 1982-01-15 1986-05-07 BBC Aktiengesellschaft Brown, Boveri & Cie. Verfahren zum Nachweis einer Störung längs eines Leiters in einem Verbundnetz
JPS58151734A (ja) * 1982-03-05 1983-09-09 Nec Corp 自己診断手段を備えた受信機
DE4341082A1 (de) * 1993-12-02 1995-06-08 Teves Gmbh Alfred Schaltungsanordnung für sicherheitskritische Regelungssysteme
US6948092B2 (en) * 1998-12-10 2005-09-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System recovery from errors for processor and associated components
US6393582B1 (en) * 1998-12-10 2002-05-21 Compaq Computer Corporation Error self-checking and recovery using lock-step processor pair architecture
JP3630583B2 (ja) 1999-04-14 2005-03-16 株式会社日立製作所 フェールセーフスイッチのオンライン診断方法および装置
JP4131134B2 (ja) 2002-07-09 2008-08-13 株式会社ジェイテクト 制御装置、その入力回路及び制御装置の信号入力方法
JP4349231B2 (ja) * 2004-07-30 2009-10-21 株式会社ジェイテクト プログラマブルコントローラ
JP2007066246A (ja) 2005-09-02 2007-03-15 Hitachi Ltd コントローラの自己診断システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN102135757B (zh) 2013-09-25
US8479064B2 (en) 2013-07-02
CN102135757A (zh) 2011-07-27
US20110178612A1 (en) 2011-07-21
JP2011145988A (ja) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5404442B2 (ja) 安全入力装置
JP5404437B2 (ja) 安全出力装置
JP3897046B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP4969571B2 (ja) 自動化設備における安全スイッチング装置および方法
US7555353B2 (en) Input device of safety unit
JP6173653B2 (ja) エレベータ安全システム
US11662714B2 (en) Control system for controlling safety-critical and non-safety-critical processes
JP2006209565A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
CN103760801B (zh) 基于安全输入系统的信号采集方法及其系统
CN109906609B (zh) 用于监测图像传感器的方法和设备
US6507760B1 (en) Numerical control unit with a spatially separated input device
US8717066B2 (en) Clock diagnosis circuit
JP5906145B2 (ja) 伝送装置、伝送システム、及びその自己診断方法
JP2011025733A (ja) 電子端末装置及び電子連動装置
JP4755868B2 (ja) 切替制御システム及びこれに適用される制御ユニット
JPWO2014041829A1 (ja) 安全演算装置、安全入力装置、安全出力装置および安全コントローラ
JP5511475B2 (ja) 信号処理システムおよびこれに用いる信号源ユニットならびに信号処理ユニット
JP2007043679A (ja) 送信装置,受信装置及び通信システム
JP2013054427A (ja) 診断付き出力装置
JP2006344023A (ja) 制御装置
JPH09204317A (ja) 誤り検出訂正回路の診断装置
JP2010182130A (ja) シンクロ変換モジュールの診断方法及びその装置
JP2015118715A (ja) 診断付き出力装置
JP2011070286A (ja) 出力シミュレート付フィールド機器
JPS5815811B2 (ja) カイロケンサソウチ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130514

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131029

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees