JP5403895B2 - 情報提供サーバおよび情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツを再生可能な機器から取得した再生履歴に基づいて、機器のユーザに商品を推薦する情報提供サーバおよび情報提供方法に関する。
通信ネットワークの発達に伴い、商取引サーバやオークションサーバで商品を購入し、配送するシステムが確立している。実店舗で商品を販売することに比べ、商取引サーバやオークションサーバでの販売は、初期投資が少なくリスクも低い。従って、昨今では、様々な商取引サーバやオークションサーバがあり、そこで取り扱う商品の種類も多い。商取引サーバなどでは、汎用的な商品から、一部の特定のユーザのみに好まれる商品まで、ユーザの様々な嗜好に合った商品を販売している。
ユーザは、商取引サーバで嗜好にあったものを選択するが、多種多様な商品の中から、希望する商品を選択するのは容易ではない。そこで、商取引サーバにおいて、過去の販売履歴等に基づいて、ユーザに商品を紹介するサービスが一般的に実施されている。
一方、放送を受信してハードディスクに録画したり、DVDやCDなどのメディアを再生したりできる機器が普及しつつある。これらの機器は、更に、インターネット等の通信ネットワークに接続して、番組表や、個人の嗜好を考慮した推薦番組リスト等を受信できる。ここで推薦番組リストは、情報提供サーバ等によって提供される番組のリストであって、機器における放送番組の受信履歴を解析することにより、ユーザの嗜好を抽出し、この嗜好に基づいて検索された番組が含まれている。この機器における履歴は、情報提供サーバにおいて蓄積され、ユーザに意識させることなく、ユーザの嗜好を学習することができる。
この機器におけるユーザの嗜好に基づいて、広告を表示する広告表示処理方法がある(例えば、特許文献1参照)。この広告表示処理方法においては、機器において録画された放送番組のタイトルや、頒布されたコンテンツの情報を取得し、サーバがこの情報から再生タイトルを特定して、再生タイトルに関連あるいは付随する広告情報を、サーバが送信する。また、この方法においては、広告された商品の購入を受け付ける購入表示が設けられ、ユーザは、この購入表示から商品を購入することができる。
また、ユーザの嗜好を学習する一般的な方法として、ユーザの嗜好情報であるプロフィールに基づいて、広告対象項目である項目名称に対して評価点の算出を行い、最高評価点の項目名称に対応する広告を、広告スクリーンに送信する方法がある(例えば、特許文献2参照。)
また、テレビ画面に番組映像が表示されている際に、その番組映像に関連する商品データを購入可能な商品購入画面を表示する商品購入システムがある(例えば、特許文献3参照)。特許文献3の方法においては、ユーザがリモートコントローラの買い物実行ボタンを押下することにより、商品購入画面が表示される。
特開2007−104313号公報 特開2003−122994号公報 特開2007−110557号公報
しかし、上述した特許文献1および特許文献2の方法は、機器における再生履歴からユーザの嗜好情報を学習させるには適切であるが、ユーザに適切な広告を出せているか否かは不明である。具体的には、ユーザがその広告情報対して何ら反応をしない場合でも、ユーザの嗜好に合致した情報である限り、送信し続ける問題がある。この場合、ユーザは、不要な広告情報の提示に不快感を示し、有効な広告情報にまで反応しなくなる可能性も考えられる。
また、上述した特許文献3に記載の方法は、予め番組映像の時間等を記録しておき、各タイミングに適合した商品購入画面や、紹介する商品等の情報を用意しなければならない問題がある。
そこで本発明は、ユーザに商品を推薦する有効な情報を提供する情報提供サーバおよび情報提供方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本実施形態によれば、コンテンツを再生可能な機器から取得した再生履歴に基づいて、機器のユーザに再生されたコンテンツに関連する商品を推薦する情報提供サーバに関する。即ち本実施形態に係る情報提供サーバは、商品の属性情報が関連づけられた商品データ、および機器のユーザの嗜好を示すキーワードと優先度が関連づけられた嗜好データを記憶する記憶部と、機器で再生されたコンテンツに関するキーワードを、機器のユーザの嗜好として抽出して、嗜好データに記憶する嗜好抽出部と、嗜好データのキーワードに関連する属性情報に対応する商品推薦データを、機器に送信する推薦配信部と、機器における推薦した商品に対する反応履歴を取得する機器反応履歴取得部と、反応履歴に応じて、商品データから、該反応履歴に関連する商品の属性情報を抽出し、抽出された該属性情報について優先度を上げるとともに、反応履歴のない商品の属性情報について反応のないことを示すために、嗜好データを更新する反応履歴解析部を備え、推薦配信部は、反応履歴のない商品の属性情報に関する商品を外した商品推薦データを、送信する。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
(最良の実施の形態)
図1を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る情報提供システム10のシステム構成を説明する。
本発明の最良の実施の形態に係る情報提供システム10は、情報提供サーバ1と、商取引サーバ2と、複数の機器3aおよび3bと、複数の表示装置4aおよび4bと、端末5aおよび5bを備える。情報提供サーバ1と、商取引サーバ2と、複数の機器3aおよび3bは、通信ネットワーク6により、相互に接続されている。通信ネットワーク6は、インターネット等の双方向の通信ネットワークである。図1に示す例では、通信ネットワーク6に、一つのコンテンツ提供サーバ2が接続されているが、実際の例では、更に複数のコンテンツ提供サーバが接続されていても良い。同様に、通信ネットワーク6に、2つの機器3aおよび3bが接続されているが、実際の例では、更に複数の機器が接続されていても良い。
図1に示す情報提供サーバ1は、コンテンツ提供サーバ2と機器3a、3bに接続され、機器3a、3bに情報を提供する。情報提供サーバ1は、コンテンツを再生可能な機器3a等から取得した再生履歴に基づいて、ユーザの嗜好情報を取得し、機器3a等のユーザに商品を推薦する。更に情報提供サーバ1は、機器3a等におけるユーザの反応に基づいて、嗜好情報を学習させる。
商取引サーバ2は、端末5a等から閲覧可能であって、様々な商品を購入可能な、商品購入サイトのサーバである。商取引サーバ2は、通信ネットワーク上のオークションを制御するサーバであっても良い。商取引サーバ2は、DVD、CD、本、被服、生活用品等の商取引の対象となる商品を、通信ネットワーク6を介して、端末5a等のユーザに購入させる。
機器3aは、ディスプレイなどの表示装置4aに接続される。機器3aは、例えばハードディスクレコーダであって、受信した放送番組をハードディスク等の記録媒体に録画し、表示装置4aに表示する装置である。また機器3aにおいて、CDやDVD等のメディアが再生されても良い。機器3aは、情報提供サーバ1に、機器3aにおける番組放送の録画または再生履歴や、メディアの再生履歴を送信する。機器3aは更に、情報提供サーバ1から、ユーザの再生履歴に基づいて推薦される推薦商品の商品IDを取得する。これに対応して機器3aは、推薦商品の商品の属性情報や、推薦商品に関連する商品の情報を、情報提供サーバ1にリクエストして、情報提供サーバ1から取得した情報を、表示装置4aに表示させることができる。
端末5aは、例えば、携帯電話やPDA等の情報端末である。端末5aは、機器3aによって表示装置4aに表示された商取引サーバ2のURL情報を取得して、通信ネットワーク6を介し、情報提供サーバ1および商取引サーバ2に接続される。このとき端末5aは、例えば、表示装置4aに表示された商取引サーバ2において推薦商品を購入するためのURL等が埋め込まれた2次元バーコードを、カメラで撮影することによって読み出し、2次元バーコードをURLに変換して情報提供サーバ1に接続する。更に端末5aは、情報提供サーバ1からのレスポンスに応じて、推薦商品を提供している商取引サーバ2に接続し、商取引サーバ2において推薦商品の情報を閲覧し、また商品を購入する。
機器3b、表示装置4bおよび端末5bは、機器3a、表示装置4aおよび端末5aと同様の構成および機能を備える。
本発明の最良の実施の形態においては、機器3aと表示装置4aが個別の装置である場合について説明するが、同様の機能を実装できるのであれば、どのようなハードウェアに構成されても良い。具体的には、機器3aおよび表示装置4aは、インターネットを介して機器3aにおける再生履歴を送信し、情報提供サーバ1から推薦商品の情報を取得できるのであれば、テレビやパーソナルコンピュータであっても良い。
(情報提供システムの処理の概略)
次に図2を参照して、情報提供システム10における情報提供方法の処理の概略を説明する。
まず、ステップS1において、機器3aにおいて再生されると、ステップS2において、再生履歴が情報提供サーバ1に送信される。ここで、ステップS1における「再生」は、放送番組の受信および録画、CDやDVD等の再生等である。ステップS2においては、これらの再生した放送番組のコンテンツの作品情報や、CDやDVDに記録されたコンテンツに関する情報が、再生履歴として情報提供サーバ1に送信される。
ステップS3において情報提供サーバ1は、再生履歴を受信すると、番組情報データ31およびメディア情報データ32を参照して、受信した再生履歴に含まれる情報に基づいて、機器3aにおいて再生されたコンテンツの作品を特定し、その作品の作品情報を取得する。ステップS4において、ステップS3で取得した作品情報から抽出したキーワードを、機器3aのユーザの嗜好を示す情報として抽出し、嗜好情報データ33に記憶する。
ステップS5において、嗜好情報データ33に記憶されたユーザの嗜好に基づいて、商品情報データ34を検索して、ユーザの嗜好に合致する推薦商品の商品IDを抽出する。ここで、複数の推薦商品の商品IDが抽出されることが好ましい。抽出された推薦商品の商品IDは、ステップS6において、機器3aに送信される。
ステップS6において、情報提供サーバ1は、ステップS5で抽出された推薦商品を推薦する機器向け推薦送信データを、機器3aに送信する。機器向け推薦送信データには、複数の推薦商品の商品IDと、その商品名等が含まれても良い。機器3aは、機器向け推薦送信データを受信すると、推薦商品を推薦するために、機器向け推薦送信データに含まれた推薦商品の商品IDに関連する情報を、表示装置4aの画面に表示する。
その画面において、推薦商品の詳細情報を閲覧するページを表示するボタン等が選択されると、機器3aは、詳細情報表示リクエストデータを、情報提供サーバ1に送信する。また、推薦商品の商品IDが表示された画面において、推薦商品に関連する関連商品の情報を閲覧するページを表示するボタン等が選択されると、機器3aは、関連商品表示リクエストデータを、情報提供サーバ1に送信する。この詳細情報データ表示リクエストデータおよび関連商品表示リクエストデータには、少なくとも、リクエストデータの送信元である機器3aを識別する機器IDと、機器のユーザが詳細情報の表示を希望する推薦商品の商品IDが含まれている。
情報提供サーバ1が機器3aから詳細情報表示リクエストデータまたは関連商品表示リクエストを受信すると、情報提供サーバ1はステップS8において、この反応履歴を反応履歴データ35に格納する。具体的には情報提供サーバ1は、ステップS7で受信したリクエストデータに含まれる送信元の機器IDと推薦商品の商品IDについて、ステップS6で配信した商品推薦に対する反応履歴として、反応履歴データ35に格納する。リクエストが送信されるたびにアクセスログを取得するとともに、反応履歴データ35への反応履歴の格納は、アクセスログに基づいて、バッチ処理で実行されることが好ましい。
一方、情報提供サーバ1は、ステップS7に対応して、推薦商品の詳細情報または関連商品の情報を表示するページを機器3aに送信し、機器3aは、そのページを表示装置4aに表示する。
ステップS6における機器向け推薦送信データに、端末5aが推薦商品を購入可能な商取引サーバに接続するための情報が含まれても良い。具体的には、機器向け推薦データに、商取引サーバで推薦商品を購入するための情報が、2次元バーコード形式で含まれている場合が考えられる。この2次元バーコードは、推薦商品の商品IDと、機器3aを識別する機器IDが含まれている。ステップS9において、機器3aが、この2次元バーコードを表示装置4aに表示し、端末5aがこの2次元バーコードを読み取り、機器IDおよび商品IDを、取得する。この2次元バーコードには、機器IDおよび商品IDを情報提供サーバ1に送信させるための情報も含まれている。
ステップS10において端末5aは、機器IDおよび商品IDを含む商品購入サイト接続リクエストを、情報提供サーバ1に送信する。情報提供サーバ1はステップS11において、ステップS10で受信した商品購入サイト接続リクエストデータに含まれる当該機器IDと推薦商品の商品IDについて、ステップS6で配信した商品推薦に対する反応履歴として、反応履歴データ35に格納する。2次元バーコードによって機器IDおよび商品IDを情報提供サーバ1に送信させることにより、情報提供サーバ1は、機器3aとは異なる端末5aからの推薦商品に対する反応も、機器3aに関する反応履歴として取得することができる。
更に、情報提供サーバ1は、商品情報データ34を参照して、推薦商品の商品IDから、推薦商品を購入可能なサーバのURLを取得して、ステップS12において、ステップS5aから商取引サーバ2に接続させる。従って、ステップS11における反応履歴データ35への反応履歴の格納は、リアルタイム処理で実行されることが好ましい。
次に、ステップS13において、反応履歴データ35の反応履歴に応じて、嗜好情報データ33の各機器IDおよび商品IDに関連する嗜好情報を更新する。具体的には、反応履歴データ35において、反応があった機器IDおよび商品IDについては、嗜好情報データ33における優先度を上げる。
本発明の最良の実施の形態において、「反応履歴」とは、機器3a等に送信した推薦商品の情報に対して、機器3a等が情報提供サーバ1に、詳細情報を表示する詳細情報データ表示リクエストデータを送信すること、関連商品表示リクエストデータを送信することを含む。更に反応履歴とは、機器3a等に送信した推薦商品の情報に対して、機器3aを介して推薦商品を取得した端末5a等が情報提供サーバ1に、推薦商品を購入可能な商取引サーバに接続するリクエストを送信することを含む。
(情報提供サーバ)
図3に示すように、本発明の最良の実施の形態に係る情報提供サーバ1は、中央処理制御装置101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103および入出力インタフェース109が、バス110を介して接続されている。入出力インタフェース109には、入力装置104、表示装置105、通信制御装置106、記憶装置107およびリムーバブルディスク108が接続されている。
中央処理制御装置101は、入力装置104からの入力信号に基づいてROM102から情報提供サーバ1を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、更に記憶装置107に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。更に中央処理制御装置101は、入力装置104や通信制御装置106などの入力信号に基づいて、各種装置の制御を行ったり、RAM103や記憶装置107などに記憶されたプログラムおよびデータを読み出してRAM103にロードするとともに、RAM103から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
入力装置104は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送信される。表示装置105は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどであり、中央処理制御装置101からバス110および入出力インタフェース109を介して表示装置105において表示させる出力信号を受信し、例えば中央処理制御装置101の処理結果などを表示する装置である。通信制御装置106は、LANカードやモデムなどの装置であり、情報提供サーバ1をインターネットやLANなどの通信ネットワークに接続する装置である。通信制御装置106を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
記憶装置107は半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、中央処理制御装置101で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク108は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース109およびバス110を介して中央処理制御装置101に送受信される。
本発明の最良の実施の形態に係る情報提供サーバ1の記憶装置107には、情報提供プログラムが記憶されるとともに、番組情報データ記憶部31、メディア情報データ記憶部32、嗜好情報データ記憶部33、商品情報データ記憶部34および反応履歴データ記憶部35を備える。また、情報提供プログラムが情報提供サーバ1の中央処理制御装置101に読み込まれ実行されることによって、再生履歴取得部11、作品情報取得部12、嗜好抽出部13、商品推薦部14、機器向け推薦配信部15、機器反応履歴取得部16、端末向け推薦配信部17、端末反応履歴取得部18および反応履歴解析部19が情報提供サーバ1に実装される。
番組情報データ31は、機器3a等によって受信される放送番組のデータである。番組情報データ31は、具体的には図4に示すように、番組を識別する番組IDに、この番組が放送される放送局ID、地域番号、放送開始日時、放送終了日時、タイトル、サブタイトル、出演者名、番組説明文、ジャンルIDが関連づけられている。ここで、タイトル、サブタイトル、出演者名、番組説明文は、放送番組の内容に関する作品情報である。この作品情報は、以後の処理である嗜好抽出部13で用いられる。
メディア情報データ32は、機器3a等によって再生されるCDやDVD等のメディアのデータである。メディア情報データ32は、具体的には図5に示すように、タイトル、出演者名、発売元、説明文、ジャンルID、メディア種別が関連づけられている。ここで、タイトル、出演者名、標準価格、説明文は、再生されたメディアの内容に関する作品情報である。この作品情報は、以後の処理である嗜好抽出部13で用いられる。
嗜好情報データ33は、機器のユーザの嗜好を示すキーワードと、優先度が関連づけられたデータである。嗜好情報データ33は、具体的には図6に示すように、機器IDをキーとして、複数のキーワードと、キーワードの種類と、優先度と更新日時が関連づけられている。キーワードの種類は、番組情報データ31およびメディア情報データ32の作品情報の項目名のいずれかである。キーワードの種別は、同じレコードのキーワードが、作品情報のどの項目名に含まれているかを示す。優先度は、機器IDのユーザの嗜好の程度を示す。更新日時は、後続の処理によって嗜好情報データ33が更新された日時である。
本発明の最良の実施の形態において、嗜好情報データ33の優先度は、「−1」、「0」または自然数をとる。優先度が「−1」の場合、このキーワードの推薦商品に関するデータを送信しても機器3a等において無反応だった場合である。無反応であるということは、機器3aのユーザがこのキーワードに関する商品の広告を送信するのは有効でないと判断し、優先度は「−1」となる。一度でも反応した場合、具体的には、ユーザの操作によって機器3a等において、その商品に関する詳細情報をリクエストしたり、その商品の関連情報をリクエストした場合、優先度は、反応頻度に応じて、「1」、「2」…等の自然数になる。優先度は、機器3aにおけるユーザの反応の度に、高い数値となる。なお、キーワードを登録した直後は、優先度に、デフォルト値として「0」が挿入される。
商品情報データ34は、機器3aに推薦する商品の候補の商品識別子(商品ID)と、商品の属性情報を関連づけたデータである。商品情報データ34は更に、商品を提供している商取引サーバのサーバ識別子が関連づけられても良い。この商取引サーバは、端末5a等から閲覧可能であって、商品を提供している。この商取引サーバの識別子は、例えばURLであって、商品の情報をしたり、商品を購入するためのプログラムに必要なパラメータが含まれていても良い。
商品情報データ34は、具体的には図7に示すように、商品IDをキーとして、その商品を購入可能な店舗の店舗ID、商品のタイトル、商品説明、商品画像のファイル名、商品の種別、ジャンル、価格、商品を購入可能なURL、商品のキーワード、関連商品IDが関連づけられている。商品の属性情報とは、その商品を購入可能な店舗の店舗ID、商品のタイトル、商品説明、商品画像のファイル名、商品の種別、ジャンル、価格、商品を購入可能なURL、商品のキーワード、関連商品IDのいずれか一つ以上である。関連商品IDは、当該列の商品が推薦された場合に、併せて推薦される商品の商品IDである。
反応履歴データ35は、情報提供サーバ1が機器3a等に推薦商品の情報を送信した後の機器3a等の反応に関する情報が記憶されたデータである。反応履歴データ35は、具体的には図8に示すように、機器IDおよび商品IDをキーとして、反応頻度が関連づけられている。「反応頻度」は、機器3a等における反応の程度である。この反応頻度には、端末5a等における反応が含まれても良い。反応履歴データ35は、所定期間蓄積され、反応履歴解析部19によって解析された後に、消去される。
本発明の最良の実施の形態において、反応履歴データ35の反応頻度は、「−1」、「0」または自然数をとる。優先度が「−1」の場合、このキーワードの推薦商品に関するデータを送信しても機器3a等において無反応だった場合である。無反応であるということは、機器3aのユーザがこのキーワードに関する商品の広告を送信するのは有効でないと判断し、反応頻度は「−1」となる。一度でも反応した場合、具体的には、ユーザの操作によって機器3a等において、その商品に関する詳細情報をリクエストしたり、その商品の関連情報をリクエストした場合、反応頻度は、自然数になる。反応頻度は、機器3aにおけるユーザの反応の度に、高い数値となる。
再生履歴取得部11は、機器3a等から、コンテンツの再生履歴を取得する。ここで、コンテンツとは、放送番組、DVD、CD等の作品の内容である。取得される再生履歴とは、機器において、放送番組が受信または録画等された履歴や、DVDやCDが再生された履歴等である。コンテンツとは、放送番組の内容や、DVD、CD等のメディアに記録されたの作品の内容である。
再生履歴取得部11は、機器3a等から、機器3a等で再生されたコンテンツの作品を特定可能な情報を含む。例えば、番組情報の場合、番組ID、放送チャンネル、放送時間、タイトル、出演者等である。メディア情報の場合、タイトル、出演者名、販売元、説明文等の情報である。
図9を参照して、再生履歴取得部11による再生履歴取得処理を説明する。
まずステップS101において、再生履歴取得部11は、機器3a等から再生履歴を取得する。この再生履歴は、コンテンツが再生される度に送信されても良いし、予め定められたタイミングで送信されても良い。
再生履歴が取得されると、次にステップS102において、再生履歴取得部11は、再生履歴から、コンテンツの作品を特定する情報を抽出する。
作品情報取得部12は、再生履歴取得部11によって取得された情報から、機器3a等で再生されたコンテンツの作品情報を取得する。作品情報取得部12は、機器3a等で再生されたコンテンツが番組情報の場合、番組情報データ記憶部31を読み出して、作品情報を取得する。ここで取得する作品情報は、図4に示すように、タイトル、サブタイトル、主演者名、番組説明文等である。一方、作品情報取得部12は、機器3a等で再生されたコンテンツがメディアの場合、メディア情報データ記憶部32を読み出して、作品情報を取得する。ここで取得する作品情報は、図5に示すように、タイトル、出演者名、販売元、標準価格、説明文等である。
図10を参照して、作品情報取得部12による作品情報取得処理を説明する。
まず、ステップS201において、機器3a等において再生されたコンテンツの種別によって処理を振り分ける。放送番組の予約、録画または受信の場合、作品情報取得部12は、ステップS202に進み、番組情報データ31を検索して、放送番組の作品情報を抽出する。
一方、メディアの再生の場合、作品情報取得部12は、ステップS203に進み、メディア情報データ32を検索して、メディアに記録されたコンテンツの作品情報を抽出する。
更に、ステップS204において、作品情報取得部12は、ステップS202およびステップS203で取得された作品情報を、RAM103等に一時保存する。
嗜好抽出部13は、作品情報取得部12によって取得された作品情報から、コンテンツに関するキーワードを、機器のユーザの嗜好として抽出して、嗜好データ記憶部13に記憶する。嗜好抽出部13は、図6に示すような嗜好情報データ33に、機器を識別する機器IDをキーとして、抽出したキーワードを「キーワード」項目に挿入するとともに、そのキーワードが含まれていた作品情報の項目名を「種類」項目に挿入する。更に、嗜好抽出部13は、嗜好情報データ33の「更新日時」項目に、挿入日時を挿入するのが好ましい。
キーワードを抽出する方法としては、例えば、形態素解析が挙げられる。形態素解析においては、コンテンツデータのテキスト部分について、文法や辞書データに基づいて、形態素に分解して、汎用的な用語や助詞、助動詞などを削除して、そのコンテンツデータを特徴付けるキーワードを抽出する。キーワードを抽出する方法については、種種の方法が考えられる。
図11を参照して、嗜好抽出部13による嗜好抽出処理を説明する。
まず、ステップS301において、嗜好抽出部13は、図10のステップS204でRAM103等に一時保存された作品情報を読み出し、作品情報のテキストをキーワードに分解する。このとき、上述した形態素解析等の技術が用いられる。
次に、ステップS302において、嗜好抽出部13は、機器IDをキーとして、ステップS301で取得した情報や、そのテキストが含まれる項目名の情報などを、嗜好情報データ33に登録する。このとき、更新日時として、登録した日時の情報が登録される。
商品推薦部14は、嗜好データ記憶部33に記憶されたキーワードに関連する属性情報を前記商品データ記憶部34から検索し、当該属性情報に対応する商品IDを含む商品推薦データを推薦する。このとき、商品推薦部14は、嗜好情報データ33の優先度が高いキーワードから順に、関連する商品IDを検索する。ここで、嗜好情報データ33の優先度は、後述する機器反応履歴取得部16、端末反応履歴取得部18および反応履歴解析部19等で付与される。
商品推薦部14は、商品情報データ34から、商品の属性情報に、嗜好情報データ33の種類の項目名にキーワードが含まれる商品を、検索することが好ましい。検索された商品は、推薦する商品候補である。具体的には、図6および図7に示す例では、嗜好情報データ33の種別が「ジャンル」で、キーワードが「ドキュメンタリー」になっている場合、商品情報データ34から、商品の「ジャンル」が「ドキュメンタリー」になっている商品ID「I102」の商品を、推薦商品として抽出する。また、嗜好情報データ33の種別が「キーワード」で、キーワードが「ぬいぐるみ」になっている場合、商品情報データ34から、商品の「キーワード」が「ぬいぐるみ」になっている商品ID「I101」の商品を、推薦する商品候補として抽出する。
商品推薦部14は、推薦する商品候補を抽出すると、嗜好情報データ33の優先度に基づいて、各商品候補の推薦度を付与する。この推薦度は、嗜好情報データ33において、商品候補の商品IDに対応するキーワードおよび種類、優先度等に基づいて決定される。推薦度が高い場合、推薦度は高くなり、優先度が低い場合、推薦度も低くなる。具体的には、機器ID「001」に対する商品ID「I101」の商品の推薦度は、機器ID「001」の嗜好情報データ33において、種類「キーワード」およびキーワード「ぬいぐるみ」に関連づけられた優先度「−1」に基づいて、決定される。同様に、機器ID「001」に対する商品ID「I102」の商品の推薦度は、機器ID「001」の嗜好情報データ33において、種類「ジャンル」およびキーワード「ドキュメンタリー」に関連づけられた優先度「1」に基づいて、推薦度が決定される。
なお、優先度が「−1」の商品は、後述するように、広告を配信してもユーザが反応しなかった商品である。また、推薦度の算出においては、機器IDに関連づけられたユーザの嗜好情報データ33と、商品情報データ34の属性情報との合致度が考慮されても良い。
更に商品推薦部14は、各商品候補の推薦度に基づいて、推薦商品を決定する。このとき、推薦度の高い所定数の商品候補を、推薦商品として決定しても良い。また、所定の閾値以上の推薦度の商品候補を、推薦商品として決定しても良い。
商品推薦部14は、このように算出された推薦商品の商品IDを出力する。商品推薦部14は、所定のタイミングでバッチ処理で実行されても良いし、機器3a等からの要請に基づいて、リアルタイム処理で実行されても良い。
図12を参照して、商品推薦部14による商品推薦処理を説明する。
まずステップS401において、商品推薦部14は、嗜好情報データ33を読み出し、ユーザの嗜好情報を取得する。具体的には、ある機器IDに関連づけられたキーワード、種類、優先度を取得する。次にステップS402において、商品推薦部14は、ステップS401で取得したキーワードで商品を検索して、推薦する商品候補の商品IDを抽出する。
ステップS402で抽出した商品候補の商品IDのそれぞれについて、商品推薦部14は、ステップS403の処理を実行する。ステップS403において、商品推薦部14は、各商品候補の推薦度を決定する。この推薦度は、嗜好情報データ33の優先度に基づいて決定される。具体的には、優先度が高いと推薦度も高くなり、優先度が低いと推薦度も低くなる。
ステップS402で検索された全ての商品IDについて推薦度が決定されると、ステップS404において、商品推薦部14は、推薦度の高いものから推薦商品を決定し、その推薦商品の商品IDを出力する。
機器向け推薦配信部15は、商品推薦部14によって得られた商品推薦データを、機器3a等に送信する。機器向け推薦配信部15は、推薦商品の商品IDや、推薦商品の商品名等の、推薦商品の概要情報を、機器3a等で閲覧可能な形式に整形して送信する。例えば、機器3aで表示可能なように、例えば説明文のデータサイズを変更し、構造言語や画像ファイルのデータ形式を変更して、機器3aに送信する。
これに対応して、機器3aは、推薦商品の詳細情報をリクエストする詳細情報表示リクエストや、推薦商品に関連する関連商品の関連商品表示リクエストを、情報提供サーバ1に送信する。
また、機器向け推薦配信部15は、機器3a等とは異なる端末5a等から商取引サーバ2へ接続させ、端末5a等において、商品推薦部14によって検索された商品IDに関連する推薦商品を閲覧可能にする情報を送信しても良い。具体的には、機器向け推進配信部15は、推薦商品の情報を送信する際に、2次元バーコードを設ける。この2次元バーコードには、機器ID、商品ID、端末5a等から情報提供サーバ1を介して商取引サーバ2に接続するための情報等が埋め込まれている。
機器反応履歴取得部16は、機器3a等から、商品IDを含み、機器3a等における機器向け商品推薦データに対する反応履歴を取得する。この反応履歴は、機器3aにおいて、商品推薦データに対するユーザのアクションである。具体的には、機器向け商品推薦データに含まれた商品IDの商品の詳細情報の表示を要求する操作が行われたか否かの履歴や、推薦商品の関連商品の情報の表示を要求する操作が行われたか否かの履歴である。情報提供サーバ1は、各リクエストを受信すると、リクエスト送信元の機器の機器ID、リクエストの対象となった推薦商品の商品ID等を関連づけて、アクセスログに記録する。更に機器反応履歴取得部16は、所定期間のアクセスログを集計して、推薦商品の反応履歴を集計した反応履歴データ35を生成する。
図8に示す例において、機器反応履歴取得部16は、機器ID「001」に対して商品ID「I101」に関して送信した機器向け商品推薦データに対応して、機器3aにおいてユーザが反応した場合、反応履歴データ35の当該機器IDおよび当該商品IDに関連づけられた反応頻度を更新する。図8に示す例では、機器ID「001」および商品ID「I101」に対応する反応頻度は「2」なので、反応頻度を1つインクリメントして「3」にする。
また、機器反応履歴取得部16は、機器3aから受信したリクエストに基づいて、推薦商品の詳細情報や、推薦商品の関連商品の情報を、機器3aに送信する。
図13を参照して、機器配信履歴取得部16による機器配信履歴取得処理を説明する。
アクセスログに記録された機器IDおよび推薦商品の商品IDについて、ステップS601乃至ステップS607の処理がされる。
まず、ステップS601において、機器反応履歴取得部16は、反応履歴データ35から、当該機器IDおよび商品IDに関する反応頻度を取得する。例えば、機器反応履歴取得部16は、機器ID「001」および商品ID「I101」に対応する反応頻度「2」を取得する。
次に、ステップS601で取得した反応頻度に基づいて、処理を振り分ける。反応頻度が「0」以下の場合、ステップS603に進む。そこで、機器反応履歴取得部16は、アクセスログを参照し、当該機器IDから当該商品IDについて、詳細情報表示リクエストまたは関連商品表示リクエストがあるか否かを判定する。当該機器からのこれらのリクエストがアクセスログにあった場合、機器反応履歴取得部16は、ステップS604において、反応履歴データ35の当該機器IDおよび商品IDに対応する反応頻度を「1」に更新する。一方、当該機器からのこれらのリクエストがアクセスログになかった場合、機器反応履歴取得部16は、反応履歴データ35の当該機器IDおよび商品IDに対応する反応頻度を「−1」に更新する。
一方、ステップS602において、ステップS601で取得した反応頻度が「0」以下でない場合、ステップS606に進む。そこで、機器反応履歴取得部16は、アクセスログを参照し、当該機器IDから当該商品IDについて、詳細情報表示リクエストまたは関連商品表示リクエストがあるか否かを判定する。当該機器からのこれらのリクエストがアクセスログにあった場合、機器反応履歴取得部16は、ステップS607において、反応履歴データ35の当該機器IDおよび商品IDに対応する反応頻度を1つインクリメントして、更新する。一方、当該機器からのこれらのリクエストがアクセスログになかった場合、機器反応履歴取得部16は、そのまま処理を終了する。
このように機器反応履歴取得部16は、商品推薦部14によって抽出された推薦商品について、機器3aにおいて反応があったか否かを取得する。反応があった場合、反応履歴データ35の反応頻度を高くし、反応がなかった場合、反応履歴を「−1」にする。
端末向け推薦配信部17は、2次元バーコードに埋め込まれた機器IDおよび商品IDに基づいて、端末5aから情報提供サーバ1に送信された商品購入サイト接続リクエストを、受信する。端末向け推薦配信部17は、商品購入サイト接続リクエストに含まれた商品IDに基づいて、商品情報データ記憶部34から当該商品を購入可能な商取引サーバのURLを取得する。端末向け推薦配信部17は、端末5aの表示画面を、取得したURLに遷移させる。
更に、端末向け推薦配信部17は、商品購入サイト接続リクエストに含まれた商品IDおよび機器IDの情報を、機器3a等のユーザの反応履歴としてアクセスログに記録し、後述する端末反応履歴取得部18に処理させる。このアクセスログは、機器反応履歴取得部16によって記録されるアクセスログと同様の形式を備える。端末向け推薦配信部17は、機器反応履歴取得部16によって記録されるアクセスログに、端末から受信した反応履歴を記録しても良い。
端末向け推薦配信部17は、反応履歴をアクセスログに記録するとともに、端末5aに推薦商品に関する情報を閲覧可能なURLを送信するので、リアルタイムで処理されるのが好ましい。
図14を参照して、端末向け推薦配信部17による端末向け推薦配信処理を説明する。
端末5aから、商品サイト接続リクエストを受信すると、ステップS701において、端末向け推薦配信部17は、商品サイト接続リクエストから、商品IDおよび機器IDを取得する。この機器IDは、機器向け推薦配信部15によって、推薦商品の情報を送信した機器3a等の機器IDである。商品サイト接続リクエストに機器IDを含ませることによって、機器3aのユーザと、端末5aのユーザを関連づけ、当該ユーザの反応として併合することができる。ステップS701において取得された商品IDおよび機器IDの情報は、アクセスログに記録される。
次にステップS703において、端末向け推薦配信部17は、商品情報データ34から、ステップS701で取得した商品IDに関連づけられた商取引サーバのURLを取得する。更に、ステップS704において、端末向け推薦配信部17は、商品サイト接続リクエストに対して、端末5aに、ステップS703で取得した遷移先URLに遷移させるレスポンスを送信する。これにより、端末5aにおいて、遷移先URLにおいて、推薦商品の詳細な商品情報を閲覧し、推薦商品を購入することができる。
端末反応履歴取得部18は、端末向け推薦配信部17によって取得されたアクセスログに基づいて、反応履歴を、反応履歴データ35に格納する。端末反応履歴取得部18は、端末5aから商取引サーバ2への接続の反応履歴について、機器反応履歴取得部16と同様の処理をする。
図15を参照して、端末配信履歴取得部18による端末配信履歴取得処理を説明する。
まず、ステップS801において、端末反応履歴取得部18は、アクセスログから商品IDおよび機器IDを取得する。アクセスログに記録された機器IDおよび推薦商品の商品IDについて、ステップS802乃至ステップS805の処理がされる。
次に、ステップS802において、端末反応履歴取得部18は、反応履歴データ35から、当該機器IDおよび商品IDに関する反応頻度を取得する。例えば、機器反応履歴取得部16は、機器ID「001」および商品ID「I101」に対応する反応頻度「2」を取得する。
次に、ステップS802で取得した反応頻度に基づいて、処理を振り分ける。反応頻度が「0」以下の場合、ステップS805に進む。そこで、端末反応履歴取得部18は、当該機器IDから当該商品IDについて、ステップS805において、反応履歴データ35の当該機器IDおよび商品IDに対応する反応頻度を「1」に更新する。
一方、ステップS803において、ステップS802で取得した反応頻度が「0」以下でない場合、ステップS804に進む。そこで、端末反応履歴取得部18は、当該機器IDから当該商品IDについて、ステップS804において、反応履歴データ35の当該機器IDおよび商品IDに対応する反応頻度を1つインクリメントして、更新する
このように端末反応履歴取得部16は、商品推薦部14によって抽出された推薦商品について、端末5aにおいて反応があった場合に、反応履歴を更新する。具体的には、今まで反応履歴がなかった商品ID、具体的には反応履歴が「−1」に設定されていた商品IDの反応履歴を、「1」に更新する。更に、反応履歴が一度でもあった商品ID、具体的には反応履歴が「1」以上に設定されていた商品IDの反応履歴を、1つインクリメントする。
反応履歴解析部19は、機器反応履歴取得部16および端末反応履歴取得部18によって取得された反応履歴について、商品情報データ34から、該反応履歴に含まれる商品識別子に関連する商品の属性情報を抽出し、嗜好情報データ34において、抽出された属性情報に関連するキーワードの優先度を上げる。このとき反応履歴解析部19は、反応した機器の機器ID、または端末5aから送信された商品サイト接続リクエストに含まれる機器IDの嗜好情報データについて更新する。
具体的には、反応履歴解析部19は、反応履歴データ35を参照して、各機器IDおよび各商品IDに関連づけられた反応頻度を取得する。例えば、図8に示す例では、機器ID「001」および商品ID「I101」に関連づけられた反応頻度「2」を取得する。更に、反応履歴解析部19は、図7に示す商品情報データ34から、商品ID「I101」に関連づけられた属性情報の各項目および各項目の実データ、具体的には、項目「ジャンル」に対する実データ「バラエティ」等の組み合わせを取得する。取得した組み合わせは、図6に示す機器ID「001」の嗜好情報データにおいて、優先度を更新するべきキーとなる。この場合、キーワード「バラエティ」かつ種類「ジャンル」に対応する優先度「1」を更新する。本発明の最良の実施の形態においては、反応履歴データ19の反応頻度を優先度に加算する。この事例の場合、機器ID「001」の嗜好情報において、キーワード「バラエティ」かつ種類「ジャンル」に対応する優先度は、更新前の優先度「1」に、反応頻度「2」が加算されて、更新後の優先度は「3」になる。
反応履歴データ35に記憶された全ての反応履歴について、嗜好情報データ33の優先度の更新処理が終了すると、反応履歴データ35を初期化する。この後反応履歴データ35には、機器反応履歴取得部16および端末反応履歴取得部18によって、機器3aまたは端末5a等から送信された新たな反応履歴が記憶される。この反応履歴解析部19は、所定のタイミングで、バッチ処理として実行される。
図16を参照して、反応履歴解析部19による反応履歴解析処理を説明する。
まず、ステップS901において、反応履歴解析部19は、反応履歴データ35を読み出し、全ての反応履歴を取得する。ステップS901において取得された反応履歴に含まれる全ての機器IDおよび全ての商品IDについて、ステップS902およびステップS903の処理が繰り返される。
具体的には、所定の機器IDおよび商品IDについて、ステップS902において、商品情報データ34から、属性情報が取得される。次にステップS902において取得された属性情報の各項目について、ステップS903において、反応履歴解析部19は、嗜好情報データ33の優先度を更新する。例えば、商品ID「I101」の場合、反応履歴解析部19は、属性情報の「店舗ID」、「タイトル」、「商品説明」・・・等の各項目について、機器ID「001」の嗜好情報データ33のキーワード「S110」および種別「店舗ID」の優先度を更新する。補正後の優先度は、反応履歴データ35において、当該機器IDおよび当該商品IDに関連づけられた反応頻度と、補正前の優先度の和である。
反応履歴データ35に記憶された全ての機器IDおよび全ての商品IDについて、ステップS902およびステップS903の処理が終了すると、ステップS904に進む。
ステップS904において、反応履歴データ35の全ての反応履歴が削除され、反応履歴解析処理は終了する。
図17および図18を参照して、本発明の最良の実施の形態において、情報提供サーバ1が機器3a等に送信し、機器3aが表示装置4aに表示する画面を説明する。
機器3aから推薦商品一覧の表示リクエストが送信された場合、情報提供サーバ1は機器3aに、図17に示す推薦商品一覧表示画面P101を表示させる。推薦商品一覧表示画面P101には、商品推薦部14によって推薦された推薦商品であって、機器向け推薦配信部15によって配信された推薦商品の一覧が表示される。ここでは、各推薦商品の概要情報として、タイトルが表示される。また、推薦商品の簡単な説明が表示されても良い。
各推薦商品について、詳細表示リンクL101が設けられている。詳細表示リンクL101が選択されると、機器3aは、推薦商品の商品IDを含む詳細情報リクエストを情報提供サーバ1に送信する。情報提供サーバ1は、詳細表示リクエストを受信すると、情報提供サーバ1の機器反応履歴取得部16は、反応履歴を、反応履歴データ35に記憶する。更に、機器反応履歴取得部16は、詳細情報表示リクエストに含まれた商品IDをキーに商品情報データ34を検索し、当該商品の属性情報データを取得して、機器3aに送信し、機器3aに推薦商品表示情報P102を表示させる。
推薦商品表示画面P102には、推薦商品の説明文や価格等の詳細情報が表示されている。推薦商品表示画面P102には、関連商品紹介ボタンP102が設けられている。関連商品紹介ボタンP102がクリックされると、機器3aは、推薦商品の商品IDを含む関連商品表示リクエストを情報提供サーバ1に送信する。情報提供サーバ1は、関連商品表示リクエストを受信すると、情報提供サーバ1の機器反応履歴取得部16は、反応履歴を、反応履歴データ35に記憶する。更に、機器反応履歴取得部16は、関連商品表示リクエストに含まれた商品IDをキーに商品情報データ34を検索し、当該商品の関連商品IDを取得して、関連商品の商品IDに関連する商品の属性データを取得する。情報提供サーバ1は、取得した関連商品の属性データを機器3aに送信し、機器3aに関連商品表示情報を表示させる。
上述した様に、本発明の最良の実施の形態係る情報提供サーバは、機器3a等における再生履歴を取得して、再生されたコンテンツの作品情報から、機器3aのユーザの嗜好に関連するキーワードを抽出する。更に、抽出したキーワードに関連する商品を取得して、推薦商品として、機器3aに送信する。これに対して機器3aから、推薦商品の詳細情報を表示するリクエストや、推薦商品の関連商品に関する情報を表示するリクエストを受信すると、情報提供サーバ1は、この商品にユーザが反応したとして、この商品と似た属性をもつ商品を推薦する。具体的には、機器毎に設けられた嗜好情報データについて、情報提供サーバ1は、ユーザが反応した対象の商品の各属性情報の優先度を上げる。
このように、本発明の最良の実施の形態に係る情報提供サーバは、推薦商品を推薦した後の、機器3aにおけるユーザの反応を取得して、係る商品に関連する商品の推薦の優先度を変更する。これにより、ユーザの反応が期待される商品を優先的に推薦することで、効率的に商品の販売促進を実現することができる。また、ユーザが反応しない商品の推薦度が下がるので、ユーザにとっては、不要な広告の受信頻度を減少させ、煩わしさを回避することができる。
(第1の変形例)
次に、第1の変形例を説明する。第1の変形例においては、ユーザが一度も反応しなかったジャンルに関する商品を、推薦商品から外す。
第1の変形例に係る商品推薦部14は、更に、商品情報データ34から、ユーザの嗜好に関連する商品識別子と商品のジャンルを抽出する。商品推薦部14は、嗜好データ記憶部33において商品のジャンルに関する優先度が低い場合、商品識別子を推薦商品として抽出しない。
図7に示す商品情報データについて、商品推薦部14が推薦商品として商品ID「I101」が抽出された場合、商品推薦部14は更に、商品ID「I101」のジャンル「バラエティ」を抽出する。ここで商品推薦部14は、当該機器におけるジャンル「バラエティ」商品を推薦した際の反応を確認する。即ち、嗜好データ記憶部33において、種類「ジャンル」かつキーワード「バラエティ」の優先度「1」を取得する。商品推薦部14は、取得した優先度に従って、この商品を推薦商品から外すか否かを検討する。
本発明の実施の形態において、この機器のユーザに、当該キーワードおよび種類の推薦商品を推薦しても、ユーザが反応しなかった場合は、優先度が「−1」と判断される。従って、ユーザが一度も反応しなかったキーワードおよびジャンルの商品について、推薦商品から外す場合、商品推薦部14は、優先度が「−1」の商品を推薦商品から外す。また、推薦商品から外すか否かは、優先度が所定の閾値以上であるか否かに基づいて判断されても良い。例えば、閾値が「3」である場合、優先度が「3」未満の商品を推薦商品から外す。
図19を参照して、嗜好抽出部13による嗜好抽出処理を説明する。ここでは、ユーザが一度も反応しなかったキーワードおよびジャンルの商品について推薦商品から外す場合について説明する。
まずステップS1001において、嗜好情報データ33を読み出し、ユーザの嗜好情報を取得する。具体的には、ある機器IDに関連づけられたキーワード、種類、優先度を取得する。次にステップS1002において、ステップS1001で取得したキーワードで商品を検索して、推薦する商品候補の商品IDを抽出する。
ステップS1002で抽出した商品候補の商品IDのそれぞれについて、ステップS1003乃至ステップS1007の処理を実行する。
まずステップS1003において、嗜好抽出部13は、商品候補のジャンルを抽出する。このとき嗜好抽出部13は、当該商品候補の商品IDをキーに、商品情報データ34から商品候補のジャンルを抽出する。更に、嗜好情報データ33から、種類が「ジャンル」で、キーワードが抽出した商品候補のジャンルの優先度を抽出する。
ステップS1005において、ステップS1004で抽出した優先度が「−1」であるか否かが判断される。優先度が「−1」であった場合、ステップS1006において、当該商品候補を、推薦商品から外す。一方、優先度が「−1」でなかった場合、具体的には、この候補商品のキーワードおよびジャンルの商品について、反応したことがある場合、ステップS1007において、当該機器のユーザの嗜好の合致した程度に応じて推薦度を付与する。
ステップS1003乃至ステップS1007の処理が、全ての候補商品について終了すると、ステップS1008において、ステップS1006において推薦度が付された候補商品について、推薦度の高いものから推薦商品を決定し、その推薦商品の商品IDを出力する。
このような本発明の第1の変形例に係る情報提供サーバ1によれば、ユーザの反応が低いと想定される商品を推薦商品から外すことができるので、ユーザにとって煩わしいと考えられる商品の推薦を回避することができる。
(第2の変形例)
次に、第2の変形例を説明する。第2の変形例においては、情報提供サーバ1が送信した推薦商品の全てに対して反応した場合に、その機器に特典を与える。
第2の変形例に係る反応履歴解析部19は更に、機器向け推薦配信部15によって送信された全ての商品識別子について、反応履歴を取得できた場合、機器に特典を与えるデータを送信する。
図20を参照して、第2の変形例に係る反応履歴解析部19による反応履歴解析処理を説明する。
まず、ステップS1101において、反応履歴データ35を読み出し、全ての反応履歴を取得する。ステップS1101において取得された反応履歴に含まれる全ての機器IDおよび全ての商品IDについて、ステップS1102およびステップS1103の処理が繰り返される。
具体的には、所定の機器IDおよび商品IDについて、ステップS1102において、商品情報データ34から、属性情報が取得される。次にステップS1102において取得された属性情報の各項目について、ステップS1103において、反応履歴解析部19は、嗜好情報データ33の優先度を更新する。
反応履歴データ35に記憶された所定の機器IDにおいて、全ての商品IDについてステップS1102およびステップS1103の処理が終了すると、ステップS1104に進む。
ステップS1104において、反応履歴解析部19は、反応履歴データ35を読み出し、当該機器IDに関連づけられた反応頻度が、全ての商品IDについて全て「1」以上であるか否かを判断する。反応頻度が全て「1」以上である場合、機器に送信した推薦商品の全てについて、機器3aにおいて反応されたので、ステップS1105において、反応履歴解析部19は、プレゼント対象画面を、機器3aに送信ためのフラグを付与する。このプレゼント対象画面は、所定のタイミングで、機器3aに表示される。
全ての機器IDについて、ステップS1102乃至ステップS1105の処理が終了すると、ステップS1106において、反応履歴データ35の全ての反応履歴が削除され、反応履歴解析処理は終了する。
この様な第2の変形例に係る情報提供サーバによれば、推薦商品の全てに対して反応した機器3aのユーザに特典を与えることにより、推薦商品の広告や販売を促進させることができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の最良の実施の形態、第1および第2の変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の最良の実施の形態に記載した情報提供サーバは、図1に示すように一つのハードウェア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウェア上に構成されても良い。また、既存の情報提供システム上に実現されても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係る情報提供システムのシステム構成と、情報提供サーバの機能ブロックを説明する図である。 図2は、本発明の最良の実施の形態に係る情報提供システムの処理の概要を説明する図である。 図3は、本発明の最良の実施の形態に係る情報提供サーバのハードウェア構成を説明する図である。 図4は、本発明の最良の実施の形態に係る番組情報のデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図5は、本発明の最良の実施の形態に係るメディアデータのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図6は、本発明の最良の実施の形態に係る嗜好情報データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図7は、本発明の最良の実施の形態に係る商品情報データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図8は、本発明の最良の実施の形態に係る反応履歴データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 図9は、本発明の最良の実施の形態に係る再生履歴取得部による再生履歴処理を説明するフローチャートである。 図10は、本発明の最良の実施の形態に係る作品情報取得部による作品情報取得処理を説明するフローチャートである。 図11は、本発明の最良の実施の形態に係る嗜好抽出部による嗜好抽出処理を説明するフローチャートである。 図12は、本発明の最良の実施の形態に係る商品推薦部による商品推薦処理を説明するフローチャートである。 図13は、本発明の最良の実施の形態に係る機器反応履歴取得部による機器反応履歴取得処理を説明するフローチャートである。 図14は、本発明の最良の実施の形態に係る端末向け推薦配信処理部による端末向け推薦配信処理を説明するフローチャートである。 図15は、本発明の最良の実施の形態に係る端末反応履歴取得部による端末反応履歴取得処理を説明するフローチャートである。 図16は、本発明の最良の実施の形態に係る反応履歴解析部による反応履歴解析処理を説明するフローチャートである。 図17は、本発明の最良の実施の形態に係る機器によって表示される推薦商品一覧表示画面の一例を説明する図である。 図18は、本発明の最良の実施の形態に係る機器によって表示される推薦商品表示画面の一例を説明する図である。 図19は、本発明の第1の変形例に係る商品推薦部による商品推薦処理を説明するフローチャートである。 図20は、本発明の第2の変形例に係る反応履歴解析部による反応履歴解析処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報提供サーバ
2 商取引サーバ
3 機器
4 表示装置
5 端末
6 通信ネットワーク
11 再生履歴取得部
12 作品情報取得部
13 嗜好抽出部
14 商品推薦部
15 機器向け推薦配信部
16 機器反応履歴取得部
17 端末向け推薦配信部
18 端末反応履歴取得部
19 反応履歴解析部
21 番組情報データ記憶部
22 メディア情報データ記憶部
23 嗜好情報データ記憶部
24 商品情報データ記憶部
25 反応履歴データ記憶部
101 中央処理制御装置
102 ROM
103 RAM
104 入力装置
105 表示装置
106 通信制御装置
107 記憶装置
108 リムーバブルディスク
109 入出力インタフェース
110 バス

Claims (12)

  1. コンテンツを再生可能な機器から取得した再生履歴に基づいて、前記機器のユーザに再生されたコンテンツに関連する商品を推薦する情報提供サーバであって、
    商品の属性情報が関連づけられた商品データ、および前記機器のユーザの嗜好を示すキーワード優先度が関連づけられた嗜好データを記憶する記憶部と、
    前記機器で再生された前記コンテンツに関するキーワードを、前記機器のユーザの嗜好として抽出して、前記嗜好データに記憶する嗜好抽出部と、
    前記嗜好データのキーワードに関連する属性情報に対応する商品推薦データを、前記機器に送信する推薦配信部と、
    前記機器における推薦した商品に対する反応履歴を取得する機器反応履歴取得部と、
    前記反応履歴に応じて、前記商品データから、該反応履歴に関連する前記商品の属性情報を抽出し抽出された該属性情報について優先度を上げるとともに、前記反応履歴のない商品の属性情報について反応のないことを示すために、前記嗜好データを更新する反応履歴解析部
    を備え
    前記推薦配信部は、前記反応履歴のない商品の属性情報に関する商品を外した商品推薦データを、送信する
    情報提供サーバ。
  2. 前記反応履歴は、前記商品推薦データに含まれた前記商品識別子の商品の詳細情報の表示を要求する操作が行われたか否かの履歴である
    請求項1に記載の情報提供サーバ。
  3. 前記商品データは、当該商品の関連商品の関連商品識別子と関連づけられており、
    前記反応履歴は、前記推薦商品の関連商品の情報の表示を要求する操作が行われたか否かの履歴である
    請求項1に記載の情報提供サーバ。
  4. 前記商品データは、更に前記商品のジャンルが関連づけられており、
    前記嗜好データは、更に前記ユーザの嗜好のジャンルが関連づけられており、
    前記反応履歴解析部は更に、抽出された該属性情報に関連するジャンルの優先度を上げるとともに、前記反応履歴のない商品のジャンルについて反応のないことを示すために、前記嗜好データを更新し、
    前記推薦配信部は更に、前記商品データから、前記ユーザの嗜好に関連する前記商品識別子と前記商品のジャンルを抽出し、前記反応履歴のない商品のジャンルに関する商品を外した商品推薦データを、送信する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報提供サーバ。
  5. 前記反応履歴解析部は更に、前記推薦配信部によって送信された全ての前記商品識別子について、前記機器から反応履歴が取得された場合、前記機器に特典を与えるデータを送信する
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報提供サーバ。
  6. 前記商品データは、前記機器とは異なる端末から閲覧可能であって、前記商品を提供している商取引サーバのサーバ識別子が関連づけられており、
    前記推薦配信部は、前記端末から前記商取引サーバへ接続させ、前記端末において、前記商品推薦データの商品を閲覧可能にする情報を送信し
    前記端末から前記商取引サーバへと接続させるとともに、接続履歴を反応履歴として取得する端末反応履歴取得部を更に備え、
    前記反応履歴解析部は、更に、前記端末反応履歴取得部によって取得された反応履歴について、前記商品データから、該反応履歴に関連する前記商品の属性情報を抽出し、前記嗜好データにおいて、抽出された該属性情報に関連する優先度を上げる
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報提供サーバ。
  7. コンテンツを再生可能な機器と、前記機器から取得した再生履歴に基づいて、前記機器のユーザに再生されたコンテンツに関連する商品を推薦する情報提供サーバとを備える情報提供システムに用いられる情報提供方法であって、
    情報提供サーバが、商品の属性情報が関連づけられた商品データを記憶する商品データ記憶ステップと、
    前記情報提供サーバが、前記機器のユーザの嗜好を示すキーワードと、優先度が関連づけられた嗜好データを記憶する嗜好データ記憶ステップと、
    前記情報提供サーバが、前記機器で再生された前記コンテンツに関するキーワードを、前記機器のユーザの嗜好として抽出して、前記嗜好データに記憶する嗜好抽出ステップと、
    前記情報提供サーバが、前記嗜好データキーワードに関連する属性情報に対応する商品推薦データを、前記機器に送信する推薦配信ステップと、
    前記情報提供サーバが、前記機器における推薦した商品に対する反応履歴を取得する機器反応履歴取得ステップと、
    前記情報提供サーバが、前記反応履歴に応じて、前記商品データから、該反応履歴に関連する前記商品の属性情報を抽出し抽出された該属性情報について優先度を上げるとともに、前記反応履歴のない商品識別子の属性情報について反応のないことを示すために、前記嗜好データを更新する反応履歴解析ステップを備え、
    前記推薦配信ステップは、前記反応履歴のない商品の属性情報に関する商品を外した商品推薦データを、送信する
    情報提供方法。
  8. 前記反応履歴は、前記商品推薦データに含まれた前記商品識別子の商品の詳細情報の表示を要求する操作が行われたか否かの履歴である
    請求項7に記載の情報提供方法。
  9. 前記商品データは、当該商品の関連商品の関連商品識別子と関連づけられており、
    前記反応履歴は、前記推薦商品の関連商品の情報の表示を要求する操作が行われたか否かの履歴である
    請求項7に記載の情報提供方法。
  10. 前記商品データは、更に前記商品のジャンルが関連づけられており、
    前記嗜好データは、更に前記ユーザの嗜好のジャンルが関連づけられており、
    前記反応履歴解析ステップは更に、抽出された該属性情報に関連するジャンルの優先度を上げるとともに、前記反応履歴のない商品識別子のジャンルについて反応のないことを示すために、前記嗜好データを更新し、
    前記推薦配信ステップは更に、前記商品データから、前記ユーザの嗜好に関連する前記商品識別子と前記商品のジャンルを抽出し、前記反応履歴のない商品識別子のジャンルに関する商品識別子を外した商品推薦データを、送信する
    請求項7乃至9のいずれか1項に記載の情報提供方法。
  11. 前記反応履歴解析ステップは更に、前記推薦配信ステップにおいて送信された全ての前記商品識別子について、前記機器から反応履歴が取得された場合、前記機器に特典を与えるデータを送信する
    請求項7乃至10のいずれか1項に記載の情報提供方法。
  12. 前記商品データは、前記機器とは異なる端末から閲覧可能であって、前記商品を提供している商取引サーバのサーバ識別子が関連づけられており、
    前記推薦配信ステップは、前記端末から前記商取引サーバへ接続させ、前記端末において、前記商品推薦データの商品を閲覧可能にする情報を送信し
    前記端末から前記商取引サーバへと接続させるとともに、接続履歴を反応履歴として取得する端末反応履歴取得ステップを更に備え、
    前記反応履歴解析ステップは、更に、前記端末反応履歴取得ステップにおいて取得された反応履歴について、前記商品データから、該反応履歴に関連する商品の属性情報を抽出し、前記嗜好データにおいて、抽出された該属性情報に関連する優先度を上げる
    請求項7乃至11のいずれか1項に記載の情報提供方法。
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