JP5403466B2 - 天井下地用補強ブレースの連結構造 - Google Patents
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Description
なお、上記かっこ()と共に付した符号は、前記公報中で使用された符号である。
図面において、1は天井躯体であって、該天井躯体1には、複数の吊りボルト2が所定間隔を存して吊持されており、この吊りボルト2の下端に天井パネルを敷設するためのTハンガー41を介してTバー4が天井面全体に格子状に組み付けられることでユニット天井面が形成される。
補強ブレース5は、チャンネル材で形成されており、また、補強ブレース5の基端側は、吊りボルト2の下部に取着された取付金具41aを介してビス止め固定されるようになっている。
前記ナット部61は、ボルト部72が螺入される図示しないナット孔が、ボルト部72の先端が吊りボルト2に対面当接可能な位置に配して穿設されており、このナット部61を介して上側係止片62が略90度(吊りボルト2に対して略45度)の角度を持って、下側係止片63が略130度(吊りボルト2に直行する略水平方向)の角度を持って、それぞれ異なる長さと角度に折曲形成されている。これによりボルト部72をナット部61に螺入した際に、補強ブレース5が吊りボルト2の略軸線上に配置され、略45度の傾きが得られるようになっている。
また、支持片64は、ボルト部72の先端部を吊りボルト2に正確に当接案内する案内片であると共に、ボルト部72の先端部が吊りボルト2に当接した際、当該先端部に対してナット部61間で曲げ応力の負荷が加わらないように支持する機能を有し、前記係止部のC字状形成の下部側を利用して折曲形成されている。この掛け金具6は、特許文献2に開示された公知のものであり、詳細な説明は割愛する。
また、ボルト部72は、掛け金具6に螺入されるネジ部72bと、その基端側からテーパ面を介して延出形成される板状基部72aを有して構成される。
また、ボルト部72は、掛け金具6に螺入されるネジ部72bと、その基端側のテーパ面から面落ちさせた段差部72cを介して延出形成される板状基部72aを有し、板状基部72aの底部を直線状に形成して構成される。
また、板状基部72aの底部を、補強ブレース5に対してその先端側切断面と対向するよう所定隙間を存してブレース取付部71の取着部71bを取着し、他部材の任意部位を、補強ブレース5の切断面として、前記底部の角部と±15゜の角度で当接するようになっている。
これにより、ボルト部72の板状基部72aは、当接手段としての機能が兼用され、その段差部72cと底部とが、それぞれ板状先部71aの先端面と補強ブレース5の先端側切断面との2個所で当接がなされ、ボルト部72が角度規制される。なお、板状基部72aを軸着部73とネジ部72bとの間で延出させて長尺に形成し、板状基部72aの底部のみを補強ブレース5の先端側切断面と当接するようにしても良い。
連結金具7は、補強ブレース5へ取着されるブレース取付部71と、掛け金具6の吊りボルト2の略軸線上に対向して設けられたナット部61に、所定の傾斜角(略45゜)をもって螺入可能なボルト部72とを備え、かつ、ブレース取付部71の先端側に形成した板状先部71aと、ボルト部72の基端側に形成した板状基部72aとを、互いに重合させて折曲回転可能に軸着せしめた軸着部73を備えて構成すると共に、ブレース取付部71を、補強ブレース5に対してその先端側から軸着部73を突出させて取着し、掛け金具6に螺入されたボルト部72を、その緊緩操作により、吊りボルト2に対して掛け金具6と共に固定取着させ、補強ブレース5を、軸着部73を介して所定の傾斜角(略45゜)を基準に角度調整可能に構成する一方、ボルト部72の任意部位を、少なくとも補強ブレース5の任意の施工許容角度の回転(角度調整)は許容するが、それ以上の不要な回転を規制すべく、他部材の任意部位に当接させる当接手段に兼用せしめて角度規制可能に構成してある。
しかも、二股の上側係止片62と下側係止片63を吊りボルト2の上部側に引っ掛けて係止させた後に、補強ブレース5の基端側からの回転操作でボルト部72を緊締させて取付けする際に、従来の角度調整ができないものでは、補強ブレース5の傾斜角との関係で、二股の係止片62、63の両者が同時に掛け止めできない状態が解消されて、ボルト部72を、吊りボルト2に対して掛け金具6と共に強固に取り付けでき、補強ブレース5が傾斜して取り付けられた祭に最適なトラスモーメントが得られる利点がある。
つまり、図1に示すように、補強ブレース5が略45゜の傾斜角でボルト部72と直線的に取り付けられた状態では、軸着部73に通常の荷重が加わっても、ボルト部72は、吊りボルト2に対して、その先端を当接させた状態で掛け金具6と共に強固に取り付けされており、補強ブレース5の基端側が取付金具41aに強固に取り付けられているので当該傾斜状態を維持することができるが、大きな振動負荷が加わった場合(天井面全体が大きく揺れた場合)には、軸着部73を支点として補強ブレース5の傾斜角が上下方向に変位する。しかしながら、ボルト部72の任意部位(板状基部72aの両側部)が、他部材(ブレース取付部71)の任意部位(傾斜折曲片71d)に当接されるので、補強ブレース5が施工許容角度を超えて可変してしまうことが規制され、筋かいとしての補強機能を維持することができる。
この様な当接関係で構成すると、板状基部72aの両側部と傾斜折曲片71dとを面状接触により当接することができ、角度規制により受ける荷重を分散して当接強度を向上することができる。しかも、その当接面域は、板状基部72aを軸着部73の下方に延出するだけで変更できるので、当接強度の確保に対する製作も容易である。
この様に構成すると、補強ブレース5が45゜で取り付け可能な場合には、板状基部72aの底部を補強ブレース5の切断面に当接(密着)させた状態でブレース取付部71bを角度調整不能に取着することができ、また、両者の隙間を調整することで、施工許容角度の範囲内での角度規制位置を任意に設定することができ、補強ブレース5の振れ角を、±15゜の範囲内で任意角度の設定を行うことができる。
この様に構成すると、段差部72cと板状先部71aの先端面との当接に加え、前述した板状基部72aの底部と補強ブレース5の先端側切断面との当接とを併用して2個所の当接による角度規制を行うことができる。
なお、連結金具7は、チャンネル材の補強ブレース5に限定されず、ボルト材のものにも適用でき、その際、ブレース取付部7の取着部71bにボルト材の先端側を螺入するナット部を設けておけば良い。
2 吊りボルト
4 Tバー
41 ハンガー
41a 取付金具
5 補強ブレース
6 掛け金具
61 ナット部
62 上側係止片
63 下側係止片
64 支持片
7 連結金具
71 ブレース取付部
71a 板状先部
71b 取着部
71c 折曲片
71d 傾斜折曲片
72 ボルト部
72a 板状基部
72b ネジ部
72c 段差部
73 軸着部
Claims (8)
- 天井躯体に吊持される複数の吊りボルトを介して建築用パネルを敷設するTバー等を組み付けてユニット天井面を形成し、前記吊りボルト間で先端側を天井躯体側に基端側を天井面側に架設して傾斜状に取り付けられる補強ブレースであって、
該補強ブレースの先端側には、連結金具を介して前記吊りボルトの上部側へ掛け止めされる掛け金具が取り付けられ、
前記連結金具は、補強ブレースへ取着されるブレース取付部と、前記掛け金具の吊りボルトの略軸線上に対向して設けられたナット部に、所定の傾斜角をもって螺入可能なボルト部とを備え、
かつ、前記ブレース取付部の先端側に形成した板状先部と、前記ボルト部の基端側に形成した板状基部とを、互いに重合させて折曲回転可能に軸着せしめた軸着部を備えて構成すると共に、
前記ブレース取付部を、補強ブレースに対してその先端側から前記軸着部を突出させて取着し、
前記掛け金具に螺入された前記ボルト部を、その緊緩操作により吊りボルトに対して掛け金具と共に固定取着させ、補強ブレースを、前記軸着部を介して前記傾斜角を基準に角度調整可能に構成する一方、
前記ボルト部の任意部位を、補強ブレースの任意の施工許容角度の回転は許容するが、それ以上の不要な回転を規制すべく、他部材の任意部位に当接させる当接手段に兼用せしめて角度規制可能に構成してあることを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。 - 請求項1において、前記ボルト部の任意部位は、その板状基部であることを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
- 請求項1又は2において、前記他部材の任意部位は、前記ブレース取付部に、前記板状基部の両側部と夫々当接すべく折曲形成された当接片であることを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
- 請求項1又は2において、前記板状基部の底部を直線状に形成し、該底部を、補強ブレースに対してその切断面と対向するよう所定隙間を存して前記ブレース取付部を取着し、前記他部材の任意部位は、前記底部の角部と当接する補強ブレースの切断面であることを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
- 請求項1又は2において、前記ボルト部の板状基部には、ネジ部からテーパ面を介して面落ちする段差部を形成し、前記他部材の任意部位は、前記段差部に対向して当接する前記ブレース取付部の先端角部であることを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
- 請求項1又は2において、前記ブレース取付部は、チャンネル状の補強ブレースに対して、その先端側から被せるように両側に折曲片を有するコ字状に形成された取着部と、該取着部から折曲片を傾斜させて延出形成させた、両側に傾斜折曲片を有する板状先部とで構成し、該板状先部の傾斜折曲片を、前記他部材の任意部位として、前記板状基部の両側部が当接することを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
- 請求項3において、前記当接片は、前記軸着部の両側の傾斜折曲片であることを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
- 請求項1又は2において、前記ボルト部の板状基部を、補強ブレースに対して、そのコ字状内面側に配置させて取り付けし、かつ、軸着部の下方に延出させて、該板状基部の底部の両側がそれぞれ当接する前記他部材の任意部位を、補強ブレースのコ字状の両側立上り片としたことを特徴とする天井下地用補強ブレースの連結構造。
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