JP5403427B2 - ディスクブレーキ装置 - Google Patents

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本発明は、ディスクロータの車幅方向内側に配置されるダストカバーを備えたディスクブレーキ装置に関するものである。
車両の制動装置としてのディスクブレーキ装置は、車輪のハブに固定されたディスクロータを車体側に取り付けられたキャリパのブレーキパッドによって押圧し、両者間に発生する摩擦抵抗によって車輪の回転に制動を加えるものである。
斯かるディスクブレーキ装置には、水や土砂等がディスクロータやブレーキパッドの摩擦面に付着しないように、これらのディスクロータやブレーキパッドの摩擦面をダストカバーで覆って外部から遮蔽することが行われている。このダストカバーは、水や土砂等のディスクロータ内への侵入やディスクロータへの付着による制動力の低下を防ぎ、且つ、ディスクロータやブレーキパッド等の摩耗粉の周囲への飛散を抑制するため、ディスクロータのキャリパが配置される部分を除くほぼ全面を車幅方向内側から覆うように取り付けられている。
しかしながら、ディスクロータをダストカバーで覆うと、ブレーキパッドとの摩擦によって発熱するディスクロータの放熱性が悪くなるという問題が発生する。
そこで、例えば特許文献1,2には、ディスクロータの冷気性を高めるための構成が提案されている。即ち、特許文献1には、ダストカバーに空気取入口を形成するとともに、該ダストカバーの周辺を流れる空気を前記空気取入口に集める集風壁をダストカバーの外側面に設け、ダストカバーの内側面には前記空気取入口から取り入れられた空気をディスクロータの空気流通路の入口に導く導風壁を形成する構成が提案されている。
又、特許文献2には、通風型ディスク(ベンチレーティッドディスク)を備えるディスクブレーキ装置において、ダストカバーに外気取入れ用の採風孔を設けるとともに、該採風孔の周縁からディスクの通風孔入口に近接して延びる環状の導風フランジを一体的に設ける構成が提案されている。
特開昭55−115635号公報 実公昭60−020842号公報
しかしながら、特許文献1,2において提案されているようにダストカバーに空気取入口や採風孔等の開口部を形成すると、その開口部から土砂等がディスクロータ内に侵入し易いという問題がある。
又、ダストカバーの開口部からディスクロータ内に土砂等が一旦侵入すると、侵入した土砂等を容易に排出することができず、ディスクロータ内に土砂等が堆積する可能性がある他、侵入した小石等がディスクロータとダストカバーの間に挟まって異音を発生する可能性がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ディスクロータの放熱性を損なうことなく、ディスクロータ内への土砂等の侵入を防ぐとともに、侵入してしまった土砂等を容易に排出することができるディスクブレーキ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車輪のハブに固定されたディスクロータと、車輪を回転可能に支持するナックルに取り付けられたキャリパとダストカバーを備え、前記ダストカバーによって前記ディスクロータを車幅方向内側から覆って成るディスクブレーキ装置において、前記ダストカバーを前記ディスクロータの内部空間に配置し、前記ダストカバーに、その前記ナックルへの取付部から径方向外方へと延びて前記ディスクロータのディスクの内周面に近接配置される侵入阻止壁を形成し、該侵入阻止壁に複数の長円状開口部を形成し、前記ダストカバーの侵入阻止壁に下方に延びる排出部を形成するとともに、該排出部と前記ディスクロータのディスク面との車幅方向隙間を前記侵入阻止壁に形成された開口部の幅寸法及びダストカバーの外周面と前記ディスクロータのディスクの内周面との径方向隙間よりも大きく設定したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ダストカバーをディスクロータの内部空間に配置したため、サイズの小さなダストカバーによって土砂等のディスクロータ内への侵入を効果的に防ぐことができ、又、ダストカバーがディスクロータからの放熱を阻害することがなく、ディスクロータの温度上昇を抑制して制動力の低下を防ぐことができる。さらに、ダストカバーの侵入阻止壁に形成された排出部によって、ディスクロータ内に侵入した土砂等を排出することができる。排出部をディスクロータとディスクロータの近傍に配置された周囲の部品との間に配置すれば、ディスクロータから周囲の部品への熱伝達(熱影響)を遮断することができ、特に熱に弱いゴム製品への熱的な悪影響を避けることができる。又、排出部とディスクロータのディスク面との車幅方向隙間を侵入阻止壁に形成された開口部の幅寸法及びダストカバーの外周面とディスクロータのディスクの内周面との径方向隙間よりも大きく設定したため、ディスクロータの内部空間に侵入してしまった土砂等をその隙間から外部に確実に排出することができ、ディスクロータの内部空間への土砂等の堆積や異音の発生を防ぐことができる。

請求項2記載の発明によれば、ダストカバーに設けられた侵入阻止壁に複数の長円状開口部を形成したため、ディスクロータの内部空間への土砂等の浸入を防ぎつつ、外部の冷却風を複数の開口部からディスクロータの内部空間へと導入して該ディスクロータの冷却に供することができ、ディスクロータの温度上昇による制動力の低下を防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、ダストカバーの侵入阻止壁に形成された排出部によって、ディスクロータ内に侵入した土砂等を排出することができる。排出部をディスクロータとディスクロータの近傍に配置された周囲の部品との間に配置すれば、ディスクロータから周囲の部品への熱伝達(熱影響)を遮断することができ、特に熱に弱いゴム製品への熱的な悪影響を避けることができる。又、排出部とディスクロータのディスク面との車幅方向隙間を侵入阻止壁に形成された開口部の幅寸法及びダストカバーの外周面とディスクロータのディスクの内周面との径方向隙間よりも大きく設定したため、ディスクロータの内部空間に侵入してしまった土砂等をその隙間から外部に確実に排出することができ、ディスクロータの内部空間への土砂等の堆積や異音の発生を防ぐことができる。
本発明に係るディスクブレーキ装置を備える車両のフロントサスペンション部分の破断後面図である。 図1の要部拡大詳細図である。 本発明に係るディスクブレーキ装置の分解斜視図である。 本発明に係るディスクブレーキ装置のダストカバーが組み込まれたディスクロータの内面図である。 図4のA部拡大詳細図である。 図4の矢視B方向の図である。 本発明に係るディスクブレーキ装置のダストカバーの縦断面図(図4のC−C線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るディスクブレーキ装置を備える車両のフロントサスペンション部分の破断後面図、図2は図1の要部拡大詳細図、図3は同ディスクブレーキ装置の分解斜視図、図4は同ディスクブレーキ装置のダストカバーが組み込まれたディスクロータの内面図、図5は図4のA部拡大詳細図、図6は図4の矢視B方向の図、図7はダストカバーの縦断面図(図4のC−C線断面図)である。
図1に示すフロントサスペンション1は、ストラット型であって、操舵輪である前輪2を回転可能に支持するナックル3が車幅方向に配されたサスペンションアーム4と略上下方向に配されたショックアブソーバ5によって車体に上下動可能に支持されている。尚、左右一対のフロントサスペンション1の基本構成は同じであるため、以下、一方(左側)のものについてのみ図示及び説明する。
前記サスペンションアーム4は、その車幅方向内側の一端が軸6によって車体に回動可能に支持されており、車幅方向外側はボールジョイント7を介して前記ナックル3の下部に一体に形成されたステー3aに連結されている。又、前記ショックアブソーバ5は、その上端がマウントゴム8を介してナット9によって車体に取り付けられ、下端は前記ナックル3の上部に一体に形成されたステー3bに上下2本のボルト10によって取り付けられている。尚、図1において、11はタイロッド、12はドライブシャフトである。
又、前記ナックル3にはハブ13がベアリング14を介して回転可能に支持されており、このハブ13の中心部にはスピンドル15が挿通している。そして、ハブ13は、スピンドル15の端部に螺合するナット16を締め付けることによってスピンドル15に結着されており、ハブ13のフランジ13aには前輪2のホイール2aが複数本のボルト17とこれに螺合するナット18によって取り付けられている。
ところで、ハブ13のフランジ13aには略円板状のディスクロータ19が複数本のビス20によって固定されており、ハブ13に前輪2のホイール2aを取り付けた状態ではホイール2aとともに複数本のボルト17とこれに螺合するナット18によってハブ13(フランジ13a)に締め付け固定されている。このディスクロータ19とこれを油圧によって挟持して前輪2の回転に制動を加える後述するキャリパ21(図3参照)によって本発明に係るディスクブレーキ装置22が構成されている。
本実施の形態に係るディスクブレーキ装置22は、放熱性を高めたベンチレーティッドタイプであって、ディスクロータ19の中心部に突出する円筒部19aの外周にはリング状の内外2枚のディスク19A(車両中央側のディスク),19B(車両外側のディスク)が所定の間隔を設けて配置されている。そして、これら2枚のディスク19A,19Bの間には、図2に示すように、両ディスク19A,19B同士を連結支持する径方向に沿うベンチレートフィン19bが周方向に適当な間隔を設けて複数形成されており、2枚のディスク19A,19B間には周方向において隣接するベンチレートフィン19bとの間にディスク19Aの内径部から外径部まで貫通する複数の通気路23が形成されている。
又、図3に示すキャリパ21は、ナックル3に一体に形成されたステー3c,3dにボルト24によって取り付けられている。このキャリパ21は、ディスクロータ19のディスク19A,19Bの両側に配される不図示のブレーキパッドを備えており、ドライバによる不図示のブレーキペダルの踏み込み動作によって不図示のマスタシリンダが駆動されると、該マスタシリンダに発生する油圧が不図示のブレーキ配管を経てキャリパ21に伝達されてブレーキパッドが動作し、該ブレーキパッドがディスクロータ19のディスク19A,19Bを押圧してこれらを両側から挟持するために前輪8の回転に制動が加えられ、これによって車両が減速又は停止される。
而して、ディスクロータ19の内部空間Sへの水や砂利等の浸入を防ぐために、ディスクロータ19は、その内部空間Sが板金製のダストカバー25によって車幅方向内側から覆われるが、本実施の形態は、ダストカバー25をディスクロータ19の内部空間Sに配置したことを特徴としている。
ここで、ダストカバー25には、図4及び図7に示すように、中心部に円筒状の圧入固定部25aが形成されており、この圧入固定部25aを図1及び図2に示すようにナックル3のボス部3Aの外周に圧入することによって該ダストカバー25がナックル3に取り付けられている。尚、図1及び図2に示すようにダストカバー25がナックル3に取り付けられた状態では、その圧入固定部25aはディスクロータ19の内部空間S内に配置されている。このダストカバー25の圧入固定部25aは、図7に示すように断面略コ字状に成形されており、これによって該ダストカバー25の圧入締結力の安定化と挿入作業性の向上が図られている。
そして、図4及び図7に示すように、ダストカバー25には、その中心の圧入固定部25a(ナックル3への取付部)から径方向外方に向かって車幅方向内側に傾斜しながら延びる略リング状の侵入阻止壁25Aが圧入固定部25aの周囲全体に形成されている。この侵入阻止壁25Aは、ディスクロータ19の内部空間Sへの水や砂利等の浸入を防ぐためのものであって、侵入阻止壁25Aの外周縁は、ディスク19A(車両中央側のディスク)の内径内であってその内径面に接近して配置されている。そして、侵入阻止壁25Aには、冷却風が通過可能な径方向に細長い長円状の開口部26が周方向に適当な間隔で複数形成されている。
又、ダストカバー25の下部には侵入阻止壁25Aの下端に連続して略垂直下方に延びる略矩形の排出部25Bが一体に形成されている。図1及び図2に示すようにダストカバー25が圧入によってナックル3に取り付けられた状態では、該ダストカバー25の侵入阻止壁25Aは、ディスクロータ19の内部空間Sに収容され、その外周はディスク19Aの内周面に近接配置されているが、排出部25Bが一体に形成される侵入阻止壁25Aの下端は、ディスク19Aよりも車両の内方側に突出している。そして、ダストカバー25の侵入阻止壁25Aの下部から略垂直下方へ延びる排出部25Bは、ディスクロータ19のディスク19Aの摩擦摺動面に沿いディスク19Aと前記ボールジョイント7との間に位置し、ディスクロータ19のディスク19Aの表面(摩擦摺動面)から所定距離だけ離間しており、該排出部25Bとディスクロータ19のディスク19Aの表面との間には所定の車幅方向隙間c(図6参照)が形成されている。
ここで、ダストカバー25の排出部25Bとディスクロータ19のディスク19Aの表面(ディスク面)との車幅方向隙間cは、侵入阻止壁25Aに形成された前開口部26の幅寸法a及びダストカバー25の外周面とディスクロータ19のディスク19Aの内周面との径方向隙間b(図5参照)よりも大きく設定されている(c>a,b)。
而して、以上のように構成されたディスクブレーキ装置22においては、車両の走行中に前輪2と共にディスクロータ19が回転すると、該ディスクロータ19の内部空間Sに発生する負圧に引かれて外部の冷却風がダストカバー25の侵入阻止壁25Aに形成された複数の開口部26からディスクロータ19の内部空間S内に流入し、この冷却風はディスクロータ19の複数のベンチレートフィン19bによるファン効果によって複数の通気路23へと吸い込まれる。そして、ディスクロータ19の通気路23へと吸い込まれた冷却風は、ディスクロータ19の回転に伴う遠心力によって各通気路23を径方向外方へと流れ、その過程でディスクロータ19を強制冷却する。
而して、ディスクロータ19はこの冷却風による強制冷却に加えて、ディスク19Aの摩擦摺動面を露出させることができるために自然放熱によっても冷却されてその温度上昇が抑えられるため、当該ディスクブレーキ装置22が発生する制動力の低下が防がれる。尚、ダストカバー25の侵入阻止壁25Aに形成された複数の開口部26は、ディスクロータ19の内部空間Sへの土砂等の浸入を防ぎつつ、外部の冷却風をディスクロータ19の内部空間Sへと導入する機能を果たす。
又、本発明に係るディスクブレーキ装置22では、ダストカバー25をディスクロータ19の内部空間Sに配置したため、サイズの小さなダストカバー25によって土砂等のディスクロータ19内への侵入を効果的に防ぐことができ、又、ダストカバー25がディスクロータ19からの放熱を阻害することがないため、ディスクロータ19の温度上昇が抑制されて制動力の低下が防がれる。
更に、本実施の形態では、ダストカバー25に形成された排出部25Bがディスクロータ19のディスク19Aとボールジョイント7との間に位置するため、該排出部25Bはディスクロータ19からボールジョイント7への熱伝達を遮断する遮熱板として機能する。このため、ボールジョイント7を覆うゴム製のブーツ27への熱的な悪影響を避けることができ、熱に弱いブーツ27の耐久性を高めることができる。
又、本実施の形態では、前述のようにダストカバー25の排出部25Bとディスクロータ19のディスク19Aの表面(ディスク面)との車幅方向隙間cを、侵入阻止壁25Aに形成された長円状の開口部26の幅寸法a及びダストカバー25の外周面とディスクロータ19のディスク19Aの内周面との径方向隙間b(図5参照)よりも大きく設定したため(c>a,b)、ディスクロータ19の内部空間Sに侵入してしまった土砂等をその隙間から外部に確実に排出することができ、ディスクロータ19の内部空間Sへの土砂等の堆積や異音の発生を防ぐことができる。特に、本実施の形態では、ダストカバー25の排出部25Bをダストカバー25の下部にディスクロータ19のディスク19Aの表面(摩擦摺動面)に沿って略垂直に形成したため、該排出部25Aがディスクロータ19のディスク19Aの表面(摩擦摺動面)からの離間距離(隙間c)が開口部26の幅寸法a及びダストカバー25とディスクロータ19のディスク19Aの内周面との径方向隙間bよりも大きくても、その隙間からの土砂等が浸入する可能性は殆どない。
1 フロントサスペンション
2 前輪
2a 前輪のホイール
3 ナックル
3A ナックルのボス部
3a〜3d ナックルのステー
4 サスペンションアーム
5 ショックアブソーバ
6 軸
7 ボールジョイント
8 マウントゴム
9 ナット
10 ボルト
11 タイロッド
12 ドライブシャフト
13 ハブ
13a ハブのフランジ
14 ベアリング
15 スピンドル
16 ナット
17 ボルト
18 ナット
19 ディスクロータ
19A,19B ディスクロータのディスク
19a ディスクロータの円筒部
19b ディスクロータのベンチレートフィン
20 ビス
21 キャリパ
22 ディスクブレーキ装置
23 通気路
24 ボルト
25 ダストカバー
25A ダストカバーの侵入阻止壁
25B ダストカバーの排出部
25a ダストカバーの圧入固定部
26 ダストカバーの開口部
27 ボールジョイントのブーツ
a ダストカバーの開口部の幅
b ダストカバーの外周面とディスク内周面との径方向隙間
c ダストカバーの排出部とディスクロータとの車幅方向隙間
S ディスクロータの内部空間

Claims (1)

  1. 車輪のハブに固定されたディスクロータと、車輪を回転可能に支持するナックルに取り付けられたキャリパとダストカバーを備え、前記ダストカバーによって前記ディスクロータを車幅方向内側から覆って成るディスクブレーキ装置において、
    前記ダストカバーを前記ディスクロータの内部空間に配置し、
    記ダストカバーに、その前記ナックルへの取付部から径方向外方へと延びて前記ディスクロータのディスクの内周面に近接配置される侵入阻止壁を形成し、該侵入阻止壁に複数の長円状開口部を形成し、
    前記ダストカバーの侵入阻止壁に下方に延びる排出部を形成するとともに、該排出部と前記ディスクロータのディスク面との車幅方向隙間を前記侵入阻止壁に形成された開口部の幅寸法及びダストカバーの外周面と前記ディスクロータのディスクの内周面との径方向隙間よりも大きく設定したことを特徴とするディスクブレーキ装置。
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