JP5402907B2 - 材料供給装置 - Google Patents

材料供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5402907B2
JP5402907B2 JP2010230801A JP2010230801A JP5402907B2 JP 5402907 B2 JP5402907 B2 JP 5402907B2 JP 2010230801 A JP2010230801 A JP 2010230801A JP 2010230801 A JP2010230801 A JP 2010230801A JP 5402907 B2 JP5402907 B2 JP 5402907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weighing
processing
cutting
storage
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010230801A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012082486A (ja
Inventor
浩一 宮本
潤一 木下
耕作 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2010230801A priority Critical patent/JP5402907B2/ja
Publication of JP2012082486A publication Critical patent/JP2012082486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402907B2 publication Critical patent/JP5402907B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

本発明は、溶湯の精錬装置等の処理装置に複数の材料を供給する材料供給装置に関するものである。
溶鋼をはじめとする溶湯を精錬するに際しては、含有成分を目標成分に合致させるため、合金成分を添加することが行われる。例えば溶鋼精錬に際しては、転炉や溶鋼精錬装置などの処理装置で不純物を除去する精錬を行った後、Mn、Si、Alなどの含有成分を目標に合致させるため、Mn合金鉄、Si合金鉄、アルミニウムなどの材料を所定量切り出して溶鋼に添加する。溶鋼精錬装置としては、RH真空脱ガス装置、LF(レードル・ファーネス)、溶鋼粉体吹き込み装置などを挙げることができる。材料を処理装置に供給するため、精錬装置などの処理装置に付随して材料供給装置が設置される。非特許文献1には、DH真空脱ガス装置、RH真空脱ガス装置に付随する合金供給装置が開示されている。
特許文献1には、転炉8に副材又は合金を供給する副材投入設備が開示されている。複数の炉上ホッパーに副材を銘柄毎に貯蔵し、炉上ホッパーの下部に切出しフィーダーが配置されて炉上ホッパーから副材を切り出し、その下の秤量ホッパーに副材を供給する。切り出された副材又は合金を秤量ホッパーにて秤量し定量になるように制御する。秤量ホッパー中の副材又は合金は、下部の排出ゲートから中継ホッパー、投入ゲート、投入フィーダーを経由して転炉に供給される。特許文献1の図1に記載の例では、合計9槽の炉上ホッパーを有し、秤量ホッパーを3槽有している。各秤量ホッパーは、合計9槽の炉上ホッパーのうちの4槽、2槽、3槽からの副材又は合金を受け入れることができる。
転炉や溶鋼精錬装置などの処理装置に設けられる材料供給装置は、処理装置毎に設けられる。転炉が3基設置されている場合は、3基の転炉それぞれに固有の材料供給装置が設けられる。
特許文献2にはラリーカースケール用集塵装置が記載されている。合金等の各種鉄鉱石を貯蔵した貯蔵バンカーが横並びにあり、各バンカーより各銘柄を指定量払い出しするために用いるラリーカースケール(秤量装置付ホッパー搭載の台車)がレール上を走行して、各バンカー下に排出された各銘柄を受け取っている。
特開平5−25529号公報 実開平6−77875号公報
日本鉄鋼協会編「第3版鉄鋼便覧II製銑・製鋼」昭和54年丸善株式会社発行、第671、672頁
処理装置を用いた処理を行う場所をここでは「処理位置」という。近接する2箇所の処理位置で処理装置による処理を行う場合であって、材料供給装置を配置する必要がある場合、従来であれば前述のごとく各処理位置ごとに材料供給装置を配置していた。
例えば、RH真空脱ガス装置を用いた溶鋼精錬において、RH真空槽の処理位置を2箇所配置し、2箇所の処理位置を交互に用いて溶鋼精錬を行うこととすれば、溶鋼精錬と溶鋼精錬の間のロスタイムを排除して生産性を向上させることができ、好都合である。このような場合、溶鋼に添加する合金をRH真空槽に供給するための材料供給装置について、2箇所の処理位置それぞれに材料供給装置を配置するのではなく、複数の処理位置に共通の1セットの材料供給装置を準備してそこから2箇所のRH真空槽のいずれへも合金を供給できることとすれば、材料供給装置の設備費を安価にすることができる。従来、共通の材料供給装置から2箇所の処理位置に材料を供給しようとする場合、2箇所へ分岐する投入シュート、あるいは旋回シュートを用いて材料供給先を振り分けていた。このような方法を採用するためには、投入シュートの角度を安息角より急にする必要があるため、振り分け距離に応じて材料供給装置全体の高さを高くする必要があり、装置を設置する建家の建設費が高額となる問題がある。また、2箇所の処理位置へ振り分けるためにベルトコンベアを設ける方法も考えられるが、材料をベルト輸送するために供給に要する時間が長くなるという問題を有している。
また、処理装置への材料供給に際しては、多数種類の材料をできるだけ短時間で処理装置に供給を完了する必要がある。
本発明は、複数の処理位置で処理装置による処理を行う場合に、該複数の処理位置に共通の材料供給装置を用い、材料供給装置を設置する建家の高さを高くする必要がなく、また供給に要する時間を極力短くすることができる材料供給装置を提供することを目的とする。
即ち、本発明の要旨とするところは以下のとおりである。
(1)処理装置8に複数の材料を供給する材料供給装置であって、材料を貯蔵し切り出すための複数の貯蔵切り出し装置2と、貯蔵切り出し装置2から切り出された材料を受容して秤量を行う秤量装置4と、秤量装置4から材料を受け入れて処理装置8に材料を投入する材料投入装置7とを有し、
処理装置8を用いた処理位置9として複数の処理位置を有し、処理位置9毎に材料投入装置7を配置することができ、
秤量装置4として軌道6に沿って移動可能な複数の秤量装置を有し、秤量装置4が軌道6に沿って移動することにより2以上の貯蔵切り出し装置2から材料の切り出しを受けることができ、それぞれの貯蔵切り出し装置2は複数存在する秤量装置4に同時に切り出す場合、そのうちのいずれか一つの秤量装置4に材料の切り出しを行うように定められ、
処理位置9毎に配置する材料投入装置7の基数は秤量装置4の基数と同数又はそれ以上とし、秤量装置4は軌道6に沿って移動することによりそれぞれの処理位置9に配置された材料投入装置7に秤量装置4から材料を供給することができることを特徴とする材料供給装置。
(2)各処理位置9のそれぞれの材料投入装置7は何れか一つの秤量装置4から材料の受け入れを行うように定められていることを特徴とする上記(1)に記載の材料供給装置。
(3)秤量装置4の同一の切り出し停止位置10において、複数の貯蔵切り出し装置2からの材料切り出しを受けることができることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の材料供給装置。
(4)秤量装置4から材料投入装置7に材料を投入するための秤量装置の投入停止位置11が、貯蔵切り出し装置2から秤量装置4へ材料を切り出すための秤量装置の切り出し停止位置10と一致していることを特徴とする上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の材料供給装置。
本発明は、処理装置を用いた処理位置として複数の処理位置を有する場合において、貯蔵切り出し装置から切り出された材料を受容して秤量を行う秤量装置が軌道に沿って移動可能であり、秤量装置が軌道に沿って移動することによりそれぞれの処理位置に配置された材料投入装置に秤量装置から材料を供給することができるので、材料供給装置全体の高さを低くすることができ、建家の建設費を安価にできる。また、複数の秤量装置と材料投入装置を有し、それぞれの貯蔵切り出し装置は複数存在するうちのいずれか一つの秤量装置に材料の切り出しを行うように定められ、各処理位置のそれぞれの材料投入装置は何れか一つの秤量装置から材料の受け入れを行うように定められているので、処理装置への材料投入を短い時間で完了することが可能となる。
本発明の材料供給装置の一例を示す図であり、(a)は貯蔵切り出し装置から秤量装置へ材料を切り出している状況、(b)は処理位置9aにある処理装置に材料を投入している状況を示す図である。 本発明の材料供給装置の一例を示す図であり、(a)は貯蔵切り出し装置から秤量装置へ材料を切り出している状況、(b)は処理位置9bにある処理装置に材料を投入している状況を示す図である。 本発明の材料供給装置の一例を示す部分図であり、(a)は部分正面図、(b)はB−B矢視図である。 本発明の材料供給装置の一例を示す図であり、(a)は貯蔵切り出し装置から秤量装置へ材料を切り出している状況、(b)は処理位置9aにある処理装置に材料を投入している状況を示す図である。 本発明の材料供給装置の一例を示す図であり、(a)は貯蔵切り出し装置から秤量装置へ材料を切り出している状況、(b)は処理位置9aにある処理装置に材料を投入している状況を示す図である。 処理装置が真空脱ガス装置である場合の実施例を示す図である。
図1、2に基づいて本発明を説明する。
本発明の材料供給装置は、材料を貯蔵し切り出すための複数の貯蔵切り出し装置2と、貯蔵切り出し装置2から切り出された材料を受容して秤量を行う秤量装置4と、秤量装置4から材料を受け入れて処理装置8に材料を投入する材料投入装置7とを有する。複数の貯蔵切り出し装置2には、それぞれ材料の銘柄ごとに材料を貯蔵し、貯蔵切り出し装置底部の切り出し手段3から貯蔵した材料を切り出すことができる。秤量装置4は、受容した材料の重量を秤量することができる。貯蔵切り出し装置2から材料を切り出しつつ秤量を行い、秤量値が目標値になったところで切り出しを停止することにより、所定量の材料を秤量装置4に受容することができる。
本発明は、処理装置8を用いた処理位置として複数の処理位置を有する場合を対象とする。図1、2に示す例では処理位置9aと処理位置9bの2箇所の処理位置を有している。そして、処理位置毎に材料投入装置7を配置する。図1、2に示す例では、処理位置9aに対応して材料投入装置7aと材料投入装置7bを有し、処理位置9bに対応して材料投入装置7cと材料投入装置7dを有している。材料投入装置は、処理位置1セット分のみを配置して処理位置間を移動可能に設けることとしても良いが、それぞれの処理位置に材料投入装置を別個に設けることとしても良い。
本発明においては、秤量装置4として軌道6に沿って移動可能な複数の秤量装置を有する。例えば図1、2に示すように、移動装置5に搭載された秤量装置4が2基、軌道6上に移動可能に設けられ、移動装置5によって軌道上を平行移動する。2基の秤量装置をそれぞれ秤量装置4a、秤量装置4bと呼ぶ。秤量装置4が軌道6に沿って移動することにより、2以上の貯蔵切り出し装置2から材料の切り出しを受けることができる。このため、複数の貯蔵切り出し装置2は秤量装置4の軌道6と一致する直線状に配置されるか、秤量装置の軌道の近傍に配置されることとなる。図1、2に示す例では、12槽の貯蔵切り出し装置(5a〜5l)が直線状に配置され、該直線状の貯蔵切り出し装置の配置に即して秤量装置の軌道6が配置されている。図1、2に示す例では、貯蔵切り出し装置2は隣り合う複数の貯蔵切り出し装置が一組となり、4組の貯蔵切り出し装置群(12a〜12d)を形成している。各貯蔵切り出し装置群12に対応して秤量装置4の切り出し停止位置10が定められ、当該切り出し停止位置10に秤量装置4が停止しているときに、対応する切り出し装置群12に属する各貯蔵切り出し装置2から秤量装置4に材料を切り出すことができる。図1、2に示す例では、隣り合う3基の貯蔵切り出し装置2が一組の切り出し装置群12を形成し、合計で4組の貯蔵切り出し装置群12それぞれから秤量装置4に材料を切り出すための4箇所の切り出し停止位置(10a〜10d)が設けられる。それぞれの切り出し停止位置10に秤量装置4を停止して対応する貯蔵切り出し装置群12に属する貯蔵切り出し装置2から材料の切り出しを受ける。図1(a)においては切り出し停止位置10cに秤量装置4aが停止し、切り出し停止位置10dに秤量装置4bが停止している。秤量装置が順次それぞれの貯蔵切り出し装置の直下に移動することにより、各材料を順次秤量装置に定量切り出しすることができる。
そして本発明の特徴として、秤量装置4が軌道6に沿って移動し、それぞれの処理位置9に対応した投入停止位置11に停止することにより、それぞれの処理位置9に配置された材料投入装置7に秤量装置4から材料を供給することができる。このため、秤量装置4が移動する軌道6は、複数の処理位置9に配置される材料投入装置7のいずれへも材料を投入することのできる位置に配置される。また、処理位置毎に配置する材料投入装置7の基数は秤量装置4の基数と同数又はそれ以上とする。図1、2に示す例では各処理位置にそれぞれ2基の材料投入装置7が配置されている。左側の処理位置9aに対応して材料投入装置(7a、7b)が設けられ、右側の処理位置9bに対応して材料投入装置(7c、7d)が設けられている。また、各材料投入装置の配置位置に対応して秤量装置の投入停止位置11が設けられる。図1に示す例では投入停止位置(11a〜11d)に秤量装置4が停止すると材料投入装置(7a〜7d)のそれぞれに材料を投入することができる。また、図1に示す例では、4箇所の切り出し停止位置(10a〜10d)と4箇所の投入停止位置(11a〜11d)が一致している。
従来、共通の材料供給装置から2箇所の処理位置に材料を供給しようとする場合、2箇所へ分岐する投入シュート、あるいは旋回シュートを用いて材料供給先を振り分けていた。投入シュートの角度を安息角より急にする必要があるため、振り分け距離に応じて材料供給装置全体の高さを高くする必要があり、装置を設置する建家の建設費が高額となる問題があった。それに対して本発明は、秤量装置を水平方向に移動することによって複数の処理位置のいずれにも材料を供給することができるので、材料供給装置全体の高さを低くすることができ、建家の建設費を安価にできるという効果を奏する。
本発明においてはまた、複数の秤量装置が同時に切り出しを受ける場合、それぞれの貯蔵切り出し装置2は複数存在するうちのいずれか一つの秤量装置4に材料の切り出しを行うように定められていることを特徴とする。図1、2に示す例においては、2つの秤量装置(4a、4b)を有しており、また12基の貯蔵切り出し装置は4組の貯蔵切り出し装置群(12a〜12d)に分けられている。そして、貯蔵切り出し装置群12aと12bに属する貯蔵切り出し装置は秤量装置4aに材料の切り出しを行うように定められ、貯蔵切り出し装置群12cと12dに属する貯蔵切り出し装置は秤量装置4bに材料の切り出しを行うように定められている。例えば、秤量装置4aの秤量上限重量を4トンとし、秤量装置4bの秤量上限重量を1トンとする。秤量上限重量が少ないほど、高い秤量精度を実現することができる。秤量装置4aと組み合わされた貯蔵切り出し装置については1回あたりの投入量が比較的多い材料を割り当て、秤量装置4bと組み合わされた貯蔵切り出し装置については1回あたりの投入量が少なく投入量精度として高い精度が要求される材料を割り当てると好ましい。また、貯蔵切り出し装置は、例えば秤量装置4aに割り当てる貯蔵切り出し装置は12aと12bのように秤量装置4aの側に固めると良い。そうすることにより、秤量指示は通常4aと秤量装置4bに同時に行われるので、秤量装置4a用と秤量装置4b用の貯蔵切り出し装置のエリアを分けることにより、秤量中の秤量装置4aと秤量装置4bとの干渉が回避できる。
本発明においてはさらに、処理位置9毎に配置する材料投入装置7の基数は秤量装置4の基数と同数又はそれ以上とし、各処理位置9のそれぞれの材料投入装置7は何れか一つの秤量装置4から材料の受け入れを行うように定められていると好ましい。図1に示す例では、処理位置9aに対応して材料投入装置7a、7bが配置され、処理位置9bに対応して材料投入装置7c、7dが配置されている。そして、秤量装置4aは処理位置9aについては材料投入装置7a、処理位置9bについては材料投入装置7cにそれぞれ材料の投入を行うように定められている。一方秤量装置4bは処理位置9aについては材料投入装置7b、処理位置9bについては材料投入装置7dにそれぞれ材料の投入を行うように定められている。このように定めることにより、例えば処理位置9aにおいて、秤量装置4aと秤量装置4bとから同時に材料を処理装置8aに投入することが可能となり、材料投入に要する時間を短縮することが可能となる。
本発明においては、図1、2に示すように、秤量装置4の同一の切り出し停止位置10において、複数の貯蔵切り出し装置2からの材料切り出しを受けることができることとすると良い。図1、2に示す例では、例えば材料切り出しを受けるための秤量装置の切り出し停止位置10aにおいて、3槽の貯蔵切り出し装置(2a〜2c)からの材料切り出しを受けることができる。まずNo.1貯蔵切り出し装置2aから材料を切り出しながら秤量することで定量の材料を秤量装置4aに切り出し、その上にNo.2貯蔵切り出し装置2bから材料を切り出しながら秤量することで2番目の材料を秤量装置4aに切り出す。No.1〜3貯蔵切り出し装置(2a〜2c)からの材料切り出しを完了したら秤量装置4aをもう一箇所の切り出し停止位置10bに移動し、同じようにNo.4〜6貯蔵切り出し装置(2d〜2f)から材料を切り出す。このように、秤量装置を1箇所に停止したままで複数の材料を定量切り出しすることができるので、秤量装置の移動と停止に要する時間を短縮でき、多種の材料を迅速に切り出すことが可能となる。さらに図3に示すように、貯蔵切り出し装置2を秤量装置4の移動方向に対して直角方向に複数配置しても良い。これにより、1箇所の切り出し停止位置において切り出すことのできる貯蔵切り出し装置の数をさらに増やすことができる。図3に示す例では、貯蔵切り出し装置2の切り出し手段3として振動フィーダーを用い、振動フィーダーの材料移動方向を秤量装置4の方向に向けている。もちろん、図4に示すように、貯蔵切り出し装置2ごとに切り出し停止位置10を設け、ひとつひとつの貯蔵切り出し装置2から順次材料の切り出しを受けることとしても良い。
本発明においてはさらに、秤量装置4から材料投入装置7に材料を投入するための秤量装置の投入停止位置11が、貯蔵切り出し装置2から秤量装置4へ材料を切り出すための秤量装置の切り出し停止位置10と一致していると良い。図1、2に示す例では、2箇所の処理位置(9a、9b)を有し、それぞれの処理位置に対応して合計で4組の材料投入装置(7a〜7d)を有し、それぞれの材料投入装置に対応して4箇所の投入停止位置(11a〜11d)を有している。また、材料切り出しを受けるための秤量装置の切り出し停止位置は4箇所(10a〜10d)である。そして、4箇所の切り出し停止位置(10a〜10d)はそれぞれ4箇所の投入停止位置(11a〜11d)と一致している。
図1に示す例では、現在左側の処理位置9aで処理装置8aが稼働している。図1(a)に示すように、秤量装置4aを停止位置10bで停止して貯蔵切り出し装置群12cに属する貯蔵切り出し装置から材料を切り出す。次に図1(b)に示すように切り出し停止位置10aで貯蔵切り出し装置群12aに属する貯蔵切り出し装置から材料を切り出す。この位置は切り出し停止位置10aと投入停止位置11aが一致している。そのためその後、秤量装置4aを移動することなく即座に、秤量装置4aから材料を材料投入装置7aに受け入れ、処理装置8aに投入することが可能となる。
図2に示す例では、現在右側の処理位置9bで処理装置8bが稼働している。図2(a)に示すように、秤量装置4bを切り出し停止位置10cで停止して貯蔵切り出し装置群12cに属する貯蔵切り出し装置から材料を切り出す。次に図2(b)に示すように切り出し停止位置10dで貯蔵切り出し装置群12dに属する貯蔵切り出し装置から材料を切り出す。この位置は切り出し停止位置10dと投入停止位置11dが一致している。そのためその後、秤量装置4bを移動することなく即座に、秤量装置4bから材料を材料投入装置7cに受け入れ、処理装置8bに投入することが可能となる。
もちろん、図5に示すように、投入停止位置10と切り出し停止位置11が一致していなくても本発明を適用することができる。貯蔵切り出し装置2の数が多く、切り出し停止位置10の両端間の距離が、投入停止位置11の両端間の距離よりも長くせざるを得ないような配置では、投入停止位置10と切り出し停止位置11とを一致させずに装置を配置することとなる。図5に示す例では、合計15基の貯蔵切り出し装置(2a〜2o)が5群の貯蔵切り出し装置群(12a〜12e)として配置されており、5箇所の切り出し停止位置(10a〜10e)が定められている。一方、2箇所の処理位置(9a、9b)に対応して4箇所の投入停止位置(11a〜11d)が定められているが、切り出し停止位置とは一致していない。図5(a)に示すように各切り出し停止位置10に秤量装置4を停止して材料の切り出しを受けた後、図5(b)に示すように秤量装置(4a、4b)をそれぞれ投入停止位置(11a、11b)に停止し、材料投入装置(7a、7b)を経由して材料を処理装置8aに投入する。
処理装置がRH真空脱ガス装置のように減圧装置である場合は、材料投入装置として、二重のバルブを有する減圧投入装置を用いる必要がある。例えば図6に示す例では、減圧タンク21の上端に上バルブ22、下端に下バルブ23を有している。まず図6の材料投入装置7aに示すように下バルブ23aを閉じ上バルブ22aを開いて減圧タンク22a内に材料を投入する。ついで図6の材料投入装置7bに示すように上バルブ22bを閉じて減圧タンク21b内を減圧して処理装置内と同じ圧力とし、その後下バルブ23bを開いて減圧タンク21bから材料を処理装置内に投入する。
2 貯蔵切り出し装置
3 切り出し手段
4 秤量装置
5 移動装置
6 軌道
7 材料投入装置
8 処理装置
9 処理位置
10 切り出し停止位置
11 投入停止位置
12 貯蔵切り出し装置群
21 減圧タンク
22 上バルブ
23 下バルブ

Claims (4)

  1. 処理装置に複数の材料を供給する材料供給装置であって、材料を貯蔵し切り出すための複数の貯蔵切り出し装置と、貯蔵切り出し装置から切り出された材料を受容して秤量を行う秤量装置と、秤量装置から材料を受け入れて処理装置に材料を投入する材料投入装置とを有し、
    処理装置を用いた処理位置として複数の処理位置を有し、前記処理位置毎に前記材料投入装置を配置することができ、
    前記秤量装置として軌道に沿って移動可能な複数の秤量装置を有し、秤量装置が軌道に沿って移動することにより2以上の貯蔵切り出し装置から材料の切り出しを受けることができ、それぞれの貯蔵切り出し装置は複数存在する秤量装置に同時に切り出す場合、そのうちのいずれか一つの秤量装置に材料の切り出しを行うように定められ、
    前記処理位置毎に配置する材料投入装置の基数は前記秤量装置の基数と同数又はそれ以上とし、前記秤量装置は軌道に沿って移動することによりそれぞれの処理位置に配置された材料投入装置に秤量装置から材料を供給することができることを特徴とする材料供給装置。
  2. 各処理位置のそれぞれの材料投入装置は何れか一つの秤量装置から材料の受け入れを行うように定められていることを特徴とする請求項1に記載の材料供給装置。
  3. 秤量装置の同一の切り出し停止位置において、複数の貯蔵切り出し装置からの材料切り出しを受けることができることを特徴とする請求項1又は2に記載の材料供給装置。
  4. 秤量装置から材料投入装置に材料を投入するための秤量装置の投入停止位置が、貯蔵切り出し装置から秤量装置へ材料を切り出すための秤量装置の切り出し停止位置と一致していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の材料供給装置。
JP2010230801A 2010-10-13 2010-10-13 材料供給装置 Active JP5402907B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010230801A JP5402907B2 (ja) 2010-10-13 2010-10-13 材料供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010230801A JP5402907B2 (ja) 2010-10-13 2010-10-13 材料供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012082486A JP2012082486A (ja) 2012-04-26
JP5402907B2 true JP5402907B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=46241673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010230801A Active JP5402907B2 (ja) 2010-10-13 2010-10-13 材料供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5402907B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113856544A (zh) * 2021-10-13 2021-12-31 江苏正力新能电池技术有限公司 一种物料称重配料系统及物料称重配料方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102562U (ja) * 1980-12-15 1982-06-24
JP2564853B2 (ja) * 1987-10-08 1996-12-18 日本鋼管株式会社 脱ガス槽の成分調整用添加材投入装置
JPH0525529A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Nippon Steel Corp 副材投入設備の設定スケジユールテーブル作成装置
JP2588200Y2 (ja) * 1993-04-02 1999-01-06 三菱長崎機工株式会社 ラリーカースケール用集塵装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012082486A (ja) 2012-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102656429B (zh) 具有偏置产品保持凹口的间歇式移动校重秤
CN103910201B (zh) 一种炼钢副原料上料系统自动控制方法
RU2279484C1 (ru) Устройство для подачи компонентов при прямом легировании стали
JP5402906B2 (ja) 材料供給装置
JP5402907B2 (ja) 材料供給装置
JP5553734B2 (ja) 組合せ秤
CN101336302A (zh) 输送设备、组合设备以及用于连接冶金过程的方法
CN101792835B (zh) 一种高炉矿、焦槽供料系统
WO2013140566A1 (ja) 材料供給装置
CN201686702U (zh) 一种高炉矿、焦槽系统的供料装置
CN210154333U (zh) 金属液熔炼用自动加料装置
KR101821251B1 (ko) 원료 수송장치 및 방법
CN110479974B (zh) 一种连铸结晶器自动加渣机的快速换渣方法
CN203657486U (zh) 一种铸铁管生产中的硅铁加料设施
CN209740247U (zh) 一种小车可移动式精炼炉多料仓合金料自动称重加料装置
US3529733A (en) Steel making plant
KR101518610B1 (ko) 합금철 투입방법
JP4789757B2 (ja) 転炉の操業方法及び転炉設備
CN104975121B (zh) 一种多出料口焦矿槽
CN202924336U (zh) 铸钢车间砂库用落砂斗
JP2005029865A (ja) 製鋼炉の操業方法
JP4667357B2 (ja) 転炉への冷鉄源の装入方法
JP6645398B2 (ja) 混合度の測定方法
JP2000271703A (ja) 鋳銑機
JP2014201775A (ja) 副原料輸送スケジュール作成装置及び副原料輸送スケジュール作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5402907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350