JP5402450B2 - 液体分注装置 - Google Patents

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Description

本発明は、化学、工業、臨床、バイオ技術などの分野で使用される分析装置において、サンプルや試薬を分注する液体分注装置に関する。
有機化学や生化学、医療等の分野で用いられる種々の分析装置には、所定量の液状の試料や試薬をマイクロプレートのウェルやサンプルプレート等の容器に自動で分注する液体分注装置を備えたものがある。
例えば、特許文献1には、分注素子の吐出部につながる空間をピエゾ素子からなる駆動部によって押圧することにより当該空間に充填された試料等を吐出部から吐出する液体分注装置が記載されている。このようなピエゾ素子の駆動により液体を分注する分注素子を備えた液体分注装置では、ピエゾ素子への印加電圧の大きさや印加時間、印加電圧の立ち上がり時間や立ち下がり時間等をパラメータとする制御信号により、吐出部から吐出される液滴量が調整される。
ところが、同一のパラメータであっても、分注する液体の表面張力や粘性等の物性、温度等の環境条件によって吐出される液滴の容積は変化する。分注量は液滴数によって管理されるため、液滴容積の変化は定量的な分注を困難にする。
特許文献2には、撥水性の基材の表面に例えば1000滴の液滴を吐出し、基材上に溜まった液滴1000滴分の容積から1滴の液滴容積を求める液体分注装置が記載されている。この液体分注装置では、基材上に溜まった1000滴分の液滴の画像をCCDカメラで取り込み、その画像から1000滴分の液滴を球としてその球の半径を求める。求めた半径より球の体積を求めて1滴分の液滴容積を算出している。
この場合、上記液体分注装置では、表面張力が大きく基材上で球状に成り易い液体(水など)を標準サンプルとして液滴の体積を求めている。
特開2005-283123号公報([0026]) 特開2005-49267号公報([0013]〜[0015],図3)
ところが、バイオ技術等の分野で用いられる試薬には塩類や有機溶媒が多く含まれており、撥水性の基材に馴染んで広がり易いため液滴が球状に成り難い場合がある。この場合、分注のための駆動パラメータが同一条件であっても、標準サンプルを用いて求めた液滴容積と実際に分注する試薬等の液滴容積とに乖離がみられ、正確な分注量を算出することができない虞がある。
本発明が解決しようとする課題は、液体の物性に関係なくより正確な液滴の容積を求めることができる液体分注装置及び液体分注方法を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る液体分注装置は、
a)先端から液滴を吐出する吐出部及び前記吐出部からの液滴の吐出を駆動する吐出駆動部を備えた吐出ユニットと、
b)前記吐出駆動部の駆動パラメータの制御、及び、吐出された液滴数を記録する駆動制御部と、
c)前記吐出ユニットから吐出された液滴が貯留される、容量が既知の定量用液体収容部と、
d)前記定量用液体収容部に超音波振動を加える超音波発振器と、
e)前記定量用液体収容部に貯留された液体が定量用液体収容部を満たしたことを検出する検出部と、
f)前記定量用液体収容部を満たすために吐出した液滴数と前記定量用液体収容部の既知容量に基づいて1滴当たりの液滴容積を算出し、算出された一滴当りの液滴容積に基づいて液体を所定量分注するために必要な液滴数を算出する演算部と
を備え、
前記駆動制御部は前記算出された液滴数を吐出するように吐出駆動部の駆動パラメータを調節することを特徴とする。
また、本発明に係る液体分注方法は、先端から液滴を吐出する吐出部及び前記吐出部からの液滴の吐出を駆動する吐出駆動部を備えた吐出ユニットの前記吐出駆動部の駆動パラメータを制御することにより、予め設定された容量の液体試料を分注する液体分注方法において、
a)容量が既知の定量用液体収容部に、前記吐出ユニットから液滴を吐出するステップと、
b)前記定量用液体収容部に超音波振動を加えるステップと、
c)前記定量用液体収容部に貯留された液体が定量用液体収容部を満たしたことを検出するステップと、
d)前記定量用液体収容部を満たす液滴数を検出するステップと、
e)前記定量用液体収容部を満たすために吐出した液滴数と前記液体収容部の既知容量に基づいて1滴当たりの液滴容積を算出するステップと、
f)算出された一滴当りの液滴容積に基づいて液体を所定量分注するために必要な液滴数を算出するステップと、
g)前記算出された液滴数を吐出するように吐出駆動部の駆動パラメータを調節するステップと
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、実際に分注される液体試料を用いて1滴当たりの液滴容積を求め、その求めた液滴容積に基づき、所定量の液体試料を分注できるように分注素子の駆動を制御するため、分注動作の定量性が向上する。また、容量が既知の定量用液体収容部を満たす液滴数から1滴当たりの液滴容積を求めるようにしたので、撥水性の基材上で球形成が困難な種々の液体試料についても1滴当たりの液滴容積を正確に求めることができる。従って、液体試料の物性に関係なく正確な分注動作を行うことができる。
本発明の第1実施例に係る液体分注装置の概略図。 分注素子の概略的な縦断面図。 テスト領域を機能ブロックと共に示す図。 分注液滴定量動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施例に係る液体分注装置のテスト領域を機能ブロックと共に示す図。 本発明の第3実施例に係る液体分注装置のテスト領域を機能ブロックと共に示す図。
以下、本発明のいくつかの実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施例に係る液体分注装置を概略的に示したものである。この液体分注装置は、本体10aおよび蓋10bから成るケース内に、テーブル12、吐出ユニットであるプリントヘッド14、CCDカメラ16およびスキャナ18を収容した構成となっている。
プリントヘッド14の下面部には、試薬などを分注するための4個の分注素子20が一列に並べられて固定されている。図2に示すように、前記分注素子20は、先端の吐出部22と液溜め24とを繋ぐキャピラリー26を取り囲むようにピエゾ素子28が配置されており、前記ピエゾ素子28の駆動によりキャピラリー26が押されて吐出部22から液滴Lが吐出する。前記ピエゾ素子28が本発明の吐出駆動部となる。分注素子20は、吐出部22のノズル径が例えば55μmと非常に小さいことから、1滴当たりの容積が87pl(ピコリットル)といったピコリットルオーダーの液滴を吐出することができる。液溜め24に収容され分注対象となる液体試料は分析対象の試料や分析に用いられる試薬などであり、DNA、RNAなどの核酸、酵素、抗原、抗体などタンパク質、化学試薬などを含む液体試料などが挙げられる。
テーブル12の上には例えば2枚のサンプルプレート34が載置されるようになっている。テーブル12は水平面内をXY方向(図1に矢印X,Yで示す方向)に移動できる可動テーブルであり、分注時には、指定された分注素子20の下方部にサンプルプレート34を位置決めし、画像取り込み時には、テーブル12上の撮像すべき部分をスキャナ18の下方部に位置決めする。
サンプルプレート34は例えば上面にメンブレン341が貼り付けられる平板から成る。メンブレン341には、例えばSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)ポリアクリルアミドゲル電気泳動やその他のクロマトグラフィによって一次元方向に分離されて展開したタンパク質、ペプチド、糖、脂質、核酸等の分子又はそれらの混合物が固相化されている。サンプルプレート34としては、1つまたは複数の試料切片を貼り付けたスライドガラスとしてもよい。
また、テーブル12上には、定量用分注作業を行うための定量分注領域36、分注素子20のメインテナンス領域38が設けられている。定量用分注作業は、サンプルプレート34に試薬又は試料液を分注する作業を開始する前に行われるもので、分注素子20の吐出部22から吐出される液滴1滴当たりの容積を求める作業である。定量分注領域36及び定量用分注作業については後述する。
メインテナンス領域38には例えばスポンジが設けられており、分注素子20の先端に液や汚れが付着した場合に前記メインテナンス領域38が分注素子20の下に移動され、前記スポンジによって分注素子20の先端についた液や汚れが拭き取られるようになっている。
なお、図示しないが、テーブル12の表面にはテーブル12上に配置されるサンプルプレート34の位置の基準となるベースポイントとしてのマークが設けられている。マークは、分注位置を情報として取り出す場合の基準となるものであり、スキャナ18で取得した画像上の位置とテーブル12の動きとを合わせる基準となるものである。
CCDカメラ16は、分注素子20から試薬等を分注するときに該分注素子20の先端部の画像を取り込み、分注の様子をモニタするためのもので、本体10a内の左端部に配置されている。CCDカメラ16は、サンプルプレート34や定量分注領域36に対していずれの分注素子20が分注動作を行う場合でもその分注素子20の先端部の画像を取り込むことができるように構成されている。
次に、定量分注領域36及び定量用分注作業について図3及び図4を参照して説明する。図3はテーブル12上の定量分注領域36等を機能ブロックと共に表したものである。定量分注領域36には例えば円筒状のウェル40が設けられており、このウェル40の側方であって該ウェル40を挟んで対向する2箇所には、フォトセンサの発光素子42と受光素子43が配置されている。フォトセンサは、ウェル40内に貯留された液体の液面LPが予め設定された位置X(以下、「設定位置X」という)に達した瞬間を検出するためのものである。なお、図3は、ウェル40内に貯留された液体の液面LPが設定位置Xに達した瞬間を示している。
発光素子42と受光素子43を設定位置Xと同じ高さに配置することで、液面LPが設定位置Xを通過する前後で受光素子43の検出信号強度が急激に変化する。このような受光素子9の検出信号強度の急激な変化に基づき、液面LPが設定位置Xに達した瞬間を検出することができる。液面LPが設定位置Xに達したときのウェル40内の容量は既知の値であり、この既知の容量は演算部45に予め記憶されている。本実施例では、ウェル40内の設定位置Xまでの部分が定量用液体収容部となる。
フォトセンサ(受光素子43)の出力信号は信号処理部47に入力される。信号処理部47は、入力された受光素子43の信号強度の急激な変化により液体が定量用液体収容部を満たした瞬間を検出する。信号処理部47が本発明の検出部に相当する。
また、駆動制御部49は、液面LPが設定位置Xに達するまでに分注素子20が吐出した液滴数を計測し演算部45に出力する。演算部45は、予め記憶する定量用液体収容部の容量と液滴数とから1滴当たりの液滴容積を算出し、さらに、所定量の液体を分注するために必要な液滴数を算出する。「所定量」とは、サンプルプレート34に対する液体試料の分注量であり、作業者によって予め設定される。
このように所定量の液体を分注するために必要な液滴数が演算部45によって算出されると、駆動制御部49はピエゾ素子28への印加電圧の大きさや印加時間、印加電圧の立ち上がり時間・立ち下がり時間の全て又はこれらのうちの少なくとも1つを含む駆動パラメータを調節することによりピエゾ素子28の駆動を制御する。これにより、分注素子20の吐出部22から液滴が吐出される。
図4は分注動作処理を示すフローチャートである。本実施例では、サンプルプレート34への液体試料の分注作業(以下、「分析用分注作業」という)に先立ち定量用分注作業が行われる。まず、駆動パラメータが設定されると(S1)、この駆動パラメータに従って駆動制御部49はピエゾ素子28の駆動を制御し、定量用分注作業を実行する(S2)。そして、フォトセンサの出力信号に基づきウェル40内に貯留された液体の液面LPが設定位置Xに達したことを検知すると(S3)、駆動制御部49は液面LPが設定位置Xに達するまでに分注素子20が吐出した液滴数を計測して演算部45に出力する(S4)。演算部45は、予め記憶する定量用液体収容部の容量と液滴数とから1滴当たりの液滴容積を算出する(S5)。次いで、サンプルプレート34に分注する液体試料の量(以下「分注液量」)を設定し(S6)、この分注液量と液滴容積とから、当該分注液量の液体を分注するために必要な液滴数を算出する(S7)。
続いて、駆動制御部49は、S1にて設定された駆動パラメータ及びS7にて算出された液滴数に従い、サンプルプレート34に対して分析用分注作業を実行する(S8)。また、連続して複数回の分析用分注作業が行われる場合は(S9にてNo)、各分析用分注作業の前に分注液量が設定され、該分注液量と1滴当たりの液滴容積から液滴数が算出される。
図5は本発明の第2実施例に係る液体分注装置の定量分注領域36を機能ブロックと共に示した図である。この第2実施例では、定量分注領域36に2個の容器50,51とこれら容器50,51を連結する1個のチューブ52が設けられている。チューブ52の水平方向に離れた2点X,Xには各点を液体が通過する瞬間をそれぞれ検知する第1センサ54及び第2センサ55が設けられている。第1及び第2センサは、いずれも発光素子54a,55a及び受光素子54b,55bを備えたフォトセンサからなる。
発光素子54aと受光素子54b、及び発光素子55aと受光素子55bは、それぞれ点X及び点Xを挟んで対向配置されており、液体が点X及び点Xを通過する前後で受光素子54b、55bの検出信号強度が急激に変化する。このような受光素子54b、55bの検出信号強度の急激な変化に基づき、液体が点X及び点Xを通過する瞬間を検出することができる。
チューブ52内のうち2点X,X間の空間容量は既知の値であり、この既知の容量は演算部45に予め記憶されている。本実施例では、チューブ52内のうち2点X,X間の部分が定量用液体収容部となる。
第1センサ及び第2センサ(受光素子54b,55b)の出力信号は信号処理部47に入力される。信号処理部47は、受光素子54b,55bの信号強度の急激な変化によりチューブ52内の液体が点X及び点Xを通過した瞬間を検出する。
また、駆動制御部49は、チューブ52内の液体が点X及び点Xを通過した瞬間の液滴数を計測し、演算部45に出力する。演算部は、各点X及び点Xを通過した瞬間の液滴数の差から定量用液体収容部内を満たす液滴数を算出し、この液滴数と、予め記憶する定量用液体収容部の容量とから1滴当たりの液滴容積を算出する。さらに、1滴当たりの液滴容積から所定量の液体を分注するために必要な液滴数を算出する。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変更が可能である。
定量用液体収容部に液体が貯留される際に気泡が含まれると、定量用液体収容部内の既知の容量を満たす正確な液滴数を求めることができず、1滴当たりの正確な液滴容積を求めることができない。そこで、図6に示す本発明の第3実施例のように、ウェル40に超音波振動を加える超音波発振器60を設けることも良い構成である。
上述の実施例では、1回の定量用分注作業により1滴当たりの液滴容積を求めているが、定量用分注作業を複数回実行し、各テスト用分注作業で得られた液滴溶液の平均値を求めるようにしても良い。
サンプルプレート34として、例えば96ウェルプレート等の多数のウェル(容器)を有するマルチプレートを用いることも可能である。サンプルプレート34がマルチプレートである場合、一部のウェルを定量用液体収容部として利用することもできる。また、サンプルプレート34の各ウェルの一部を定量用液体収容部と兼用しても良い。すなわち、各ウェル内の所定位置までの部分を定量用液体収容部とし、残りの部分を分析用液体収容部とする。この場合は、各ウェルに対して定量用分注動作を行った後、引き続き分析用分注動作を行うことになる。つまり、各ウェルに対して分析用分注動作を行う毎に定量用分注動作を行うことになるが、定量用分注作業に用いた試料を無駄にせずに済む。また、実際の分析に用いる試料自体で液滴の定量を行うため、分注動作の定量性が向上する。
分注素子の他の例として、シリンジポンプを駆動源とするものでも良い。この場合の制御信号は、シリンジポンプのプランジャのストローク、速度、加速度のうちの少なくとも一つを含んだパラメータとすることができる。
10・・・液体分注装置
12・・・テーブル
14・・・プリントヘッド
16・・・CCDカメラ
18・・・スキャナ
20・・・分注素子
22・・・吐出部
28・・・ピエゾ素子
34・・・サンプルプレート
36・・・定量分注領域
40・・・ウェル
42,54a,55a・・・発光素子
43,54b,55b・・・受光素子
45・・・演算部
47・・・信号処理部
49・・・駆動制御部
52・・・チューブ
60・・・超音波発振器
54,55・・・フォトセンサ

Claims (2)

  1. a)先端から液滴を吐出する吐出部及び前記吐出部からの液滴の吐出を駆動する吐出駆動部を備えた吐出ユニットと、
    b)前記吐出駆動部の駆動パラメータの制御、及び、吐出された液滴数を記録する駆動制御部と、
    c)前記吐出ユニットから吐出された液滴が貯留される、容量が既知の定量用液体収容部と、
    d)前記定量用液体収容部に超音波振動を加える超音波発振器と、
    e)前記定量用液体収容部に貯留された液体が定量用液体収容部を満たしたことを検出する検出部と、
    f)前記定量用液体収容部を満たすために吐出した液滴数と前記定量用液体収容部の既知容量に基づいて1滴当たりの液滴容積を算出し、算出された一滴当りの液滴容積に基づいて液体を所定量分注するために必要な液滴数を算出する演算部と
    を備え、
    前記吐出駆動部制御部は前記算出された液滴数を吐出するように吐出駆動部の駆動パラメータを調節する液体分注装置。
  2. 先端から液滴を吐出する吐出部及び前記吐出部からの液滴の吐出を駆動する吐出駆動部を備えた吐出ユニットの前記吐出駆動部の駆動パラメータを制御することにより、予め設定された容量の液体試料を分注する液体分注方法において、
    a)容量が既知の定量用液体収容部に、前記吐出ユニットから液滴を吐出するステップと、
    b)前記定量用液体収容部に超音波振動を加えるステップと、
    c)前記定量用液体収容部に貯留された液体が定量用液体収容部を満たしたことを検出するステップと、
    d)前記定量用液体収容部を満たす液滴数を検出するステップと、
    e)前記定量用液体収容部を満たすために吐出した液滴数と前記液体収容部の既知容量に基づいて1滴当たりの液滴容積を算出するステップと、
    f)算出された一滴当りの液滴容積に基づいて液体を所定量分注するために必要な液滴数を算出するステップと、
    g)前記算出された液滴数を吐出するように吐出駆動部の駆動パラメータを調節するステップと
    を備えることを特徴とする液体分注方法。
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