JP5401611B2 - 乗客コンベアおよびその踏段 - Google Patents

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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/08Carrying surfaces
    • B66B23/12Steps

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Description

本発明は、エスカレータなどの乗客コンベアおよびその踏段に係り、踏段の左右両端に設けられた側端デマケーションの構造に関するものである。
従来のエスカレータにおける踏段の側面図及び上視図を図2に示す。クリート16の下方にはクリート16を支持する補強材であるクリートベース21が設けられ、スポット溶接にてクリート16と一体化されている。クリート16の四方には、乗客に対する注意喚起を促すための黄色等に着色されたデマケーションが取り囲むように設けられている。踏段の前後端には、それぞれ前デマケーション17,後デマケーション18が、固定ボルト20により直接クリートベース21に固定されている。クリート16には桟山25が成型されている。クリート16の左右両端部には、桟山25がなく平らになっているとともに、端曲げ加工22を施すことにより、クリート上面に加わる乗客負荷に対する剛性を高めている。左右一対の側端デマケーション19は、固定ボルト20により、前記クリート端部を間に挟んでクリートベース21に固定されている。
また、踏段2は走行レール上(図示しない)を蛇行して走行しても、通常は上部乗降床11及び下部乗降床12に設けたクシ板(図示しない)と接触しない寸法関係となっている。しかしながら、蛇行を抑制している部品の経年的磨耗により蛇行量が増大すること、または据付寸法が悪い等によりクシ板と衝突する可能性があることを考慮して、クリート16の端部に抜き穴23を設け、側端デマケーション19の下方に設けた凸部24を抜き穴23に嵌め込む構成としている。これにより、万が一クシ板と衝突したとしても、その衝突力を凸部24で受けることにより、固定ボルト20及びクリートベースネジ穴27の折損とそれらの折損による側端デマケーション19の脱落を防止する構造となっている。
尚、図2で説明したものの他に、側端デマケーションを設けた例としては、例えば特許文献1等がある。
特開2003−89493号公報
しかしながら、図2で説明した従来の上記構造においては、前述したようなクリートの端部を曲げる端曲げ加工22,抜き穴23をあける抜き穴加工が必要であり、部品の加工に時間を要し、製作効率が悪いという問題があった。更に、前記加工を施すための専用の成形型及びプレス機が必要であり、設備投資,維持費用も多額であった。
本発明は、上記のような問題を取り除き、製作効率を高め、製造コストの低減を図ったステップ構造を提供することを目的としている。
尚、上記した課題以外のその他の課題は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
本発明は、上記目的を達成するために、踏段のクリートの左右両端に設けられた側端デマケーションの一部分を下方に突出させ、その突出部を隣接するクリートベース間に嵌め込む構造としたものである。
尚、上記した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。また、上記した構成以外の本発明の構成の例は、本願明細書全体の記載または図面から明らかにされる。
以上のように、本発明の側端デマケーション構造によれば、踏段のクリートの端曲げ加工と抜き穴加工を廃止できるとともに、クリートの左右両端部における桟山がない部分も不要となるので、クリートの左右方向寸法を小さくできるとともにクリート両端の構造を複雑にしなくて済み、部品加工時間の短縮と、専用の成形型とプレス機の設備投資を抑えることができ、製作効率を高め、製造コストを低減した乗客コンベアおよびその踏段を提供することができる。本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
エスカレータの概略側面図。 従来エスカレータにおける踏段の側面図及び上視図。 本発明の一実施例を示す踏段の側面図及び上視図。
本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。尚、各図において、同一又は類似の構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
本発明が適用される乗客コンベアの例として、エスカレータの概略側面図を図1に示す。エスカレータ1は、建築構造物の上階31及び下階32に跨って設置された枠体5を有する。この枠体5の長手方向両端部には上部機械室6と下部機械室7を有し、それぞれの機械室を上から塞ぐ上部乗降床11及び下部乗降床12が設けられている。また、これら機械室内には左右一対の上部ターミナルスプロケット62と左右一対の下部ターミナルスプロケット71が夫々配置されている。このターミナルスプロケット間を左右一対の踏段チェーン8によって無端状に連結する。そして、左右の踏段チェーン8を連結する踏段軸8V(図示しない)と、踏段軸8Vの両端に設けられた前輪9と、踏段軸8Vに回転可能に取り付けられた踏段2が、上部機械室6内に配置した駆動機61によって無端状に回動するようになっている。
また、踏段2の移動方向に沿った両側に、欄干パネル41が枠体5上に立設されている。そして、この欄干パネル41の周縁に沿って踏段2と同期して駆動される移動手摺4を有している。
本発明の一実施例を示す踏段の側面図及び上視図を図3に示す。クリート16の下方にはクリート16を支持する補強材であるクリートベース21が設けられ、スポット溶接にてクリート16と一体化されている点は図2と同様である。
本発明では、クリート16は桟山25のみの成型とし、従来の端曲げ加工22と、抜き穴23の抜き穴加工は廃止した。そして、クリートの左右両端部における桟山25がない部分を削除して寸法を短くし、クリート16の左右に設けた側端デマケーション19は直接クリートベース21に固定する構造とした。また、端曲げ加工22の廃止に伴なう乗客負荷に対する剛性不足を補うため、側端デマケーション19の下方に突出部26を設け、更に、その突出部26を隣接するクリートベース21間に嵌め込む構造とした。これにより、踏段2が蛇行し、上部乗降床11及び下部乗降床12に設けたクシ板(図示しない)と万が一衝突しても、突出部26とクリートベース21が引っ掛かることにより、衝突力を突出部26で受け、固定ボルト20及びクリートベースネジ穴27の折損とそれらの折損による側端デマケーション19の脱落を防止することができる。
ここで、側端デマケーション19は樹脂成形品であり、金型を製作すれば突出部26の形状は簡単に成型可能である。従来構造の端曲げ加工22,抜き穴23の抜き穴加工に伴う費用に比べて、本発明の側端デマケーション19の突出部26の材料費アップ分はわずかであり、トータル製造コストは確実に低減することができる。
また、図2の従来の凸部24の高さは、クリート16の板厚と同程度であり、凸部24の踏段2の移動方向の寸法はあまり大きくなかったが、図3の突出部26では、凸部24に比べれば高さおよび踏段2の移動方向の寸法を大きくすることができるため、強度が増す。
尚、突出部26は、図3のように複数個設けることが望ましいが、例えばクリートベース21が2つしかない場合等では1個だけでも構わない。また、隣接するクリートベース21間の全てに突出部26を設けて嵌め込む構造とすることが強度的に望ましいが、これに限定されず、隣接するクリートベース21間の一部において突出部26を省略してもよい。
尚、本発明は、側端デマケーション19以外のデマケーションである前デマケーション17,後デマケーション18がないものに対しても適用可能である。
また、本発明は、エスカレータに限定されず、乗客コンベアの他の例である移動道路の踏段(踏板と呼ばれる場合もあるが、本明細書では踏段と表記する)に適用してもよい。
以上、本発明を実施例を用いて説明してきたが、これまでの実施例で説明した構成はあくまで一例であり、本発明は、技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
1 エスカレータ
2 踏段
4 移動手摺
5 枠体
6 上部機械室
7 下部機械室
8 踏段チェーン
8V 踏段軸
9 前輪
10 後輪
11 上部乗降床
12 下部乗降床
16 クリート
17 前デマケーション
18 後デマケーション
19 側端デマケーション
20 固定ボルト
21 クリートベース
22 端曲げ加工
23 抜き穴
24 凸部
25 桟山
26 突出部
27 クリートベースネジ穴
31 上階
32 下階
41 欄干パネル
61 駆動機
62 上部ターミナルスプロケット
71 下部ターミナルスプロケット

Claims (6)

  1. 建築構造物に設置された枠体と、前記枠体の長手方向両端部に設けた乗降床と、前記乗降床間を無端状に連結されて循環移動する踏段軸を有する踏段チェーンと、前記踏段軸に回転可能に取り付けられた踏段と、前記踏段の移動方向に沿った両側で、且つ前記枠体上に立設した欄干とを備えた乗客コンベアであって、
    前記踏段は、クリートと、前記クリートを支持する複数のクリートベースと、前記クリートの左右に設けた側端デマケ−ションとを有し、
    前記側端デマケーションは、一部分を下方に突出させた突出部を有し、前記突出部を隣接する前記クリートベース間に嵌め込む構造としたことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記側端デマケーションの前記突出部を複数個設けたことを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記側端デマケーションは前記クリートベースに直接固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の乗客コンベア。
  4. クリートと、前記クリートを支持する複数のクリートベースと、前記クリートの左右に設けた側端デマケ−ションとを有し、
    前記側端デマケーションは、一部分を下方に突出させた突出部を有し、前記突出部を隣接する前記クリートベースの間に嵌め込む構造としたことを特徴とする乗客コンベアの踏段。
  5. 前記側端デマケーションの前記突出部を複数個設けたことを特徴とする請求項4に記載の乗客コンベアの踏段。
  6. 前記側端デマケーションは前記クリートベースに直接固定されていることを特徴とする請求項4または5に記載の乗客コンベアの踏段。
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