JP5401483B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複合機や複合機などの画像形成装置の技術に関する。
デジタル複合機などにおいては、一般的に、画像形成部の近傍に設置された温度センサを用いて省エネモード時に機内の温度(画像形成部の温度)を監視し、その監視結果に応じて通常モード復帰時の画像形成部のキャリブレーションを行うようになっている。複合機において画像形成部を制御するのはエンジン基板と呼ばれる、用紙搬送や画像形成部の制御を行う基板である。
省エネモードは、用紙搬送や画像形成に係る部分の制御を停止することを考慮すると、エンジン基板は、本来ならば、省エネモード時に電源を入れる必要はない。ところが、前述した通常モード復帰時の画像形成部のキャリブレーションのための画像形成部の温度監視を行うためにエンジン基板に電源を供給する必要がある。しかし、用紙搬送や画像形成部の制御を行う必要が無いのにエンジン基板に電源を供給することは無駄な消費電力の発生を招来する。
特開平7−60996号公報
そこで、前記温度センサを用いた機内温度の監視を、前記エンジン基板と別体化された、通信ネットワークを監視するコントローラ基板に担わせることが考えられる。しかしながら、コントローラ基板に通信機能以外の機能を新たに搭載することでコストアップを招いたり、或いは、前記温度センサとコントローラ基板とが比較的離間している場合、コントローラ基板から前記温度センサへのハーネス構成が複雑になったりする。
なお、前記特許文献1には、インクジェット記録ヘッドの環境温度を検出する技術において、記録ヘッドに温度センサを設ける代わりに記録装置本体の制御基板に温度センサとしての例えばサーミスタを設けて記録ヘッドの環境温度を検知し、この環境温度変化に基づき、記録ヘッドに投入する電気エネルギー、インク吐出により放出されるエネルギー、および外気に放熱されるエネルギーを考慮した演算を行うことにより記録ヘッドの温度を推定的に得る点が記載されているが、前述の問題に対する対策技術は提案されていない。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、無駄な消費電力の発生を抑制しつつ省エネモード時に機内の温度を正確に監視することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
用紙に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、
前記画像形成部の温度を機内温度として検出するための第1の温度センサと、
前記画像形成部を含む前記画像形成装置の各部の動作を制御するエンジン基板と、
通信ネットワークを介して外部機器との間で通信を行うコントローラ基板と、
前記コントローラ基板の温度を検出するための第2の温度センサと、
前記画像形成装置の各部に所要の電力を供給する通常モードと、前記通常モードに比して電力を供給する対象の数及び電力供給先に供給する電力のうち少なくとも一方を低減する省エネモードとの間で当該画像形成装置のモードを択一的に切り替えるモード設定部とを備え、
前記エンジン基板は、
前記モード設定部により前記画像形成装置のモードが前記省エネモードに設定されると、前記第1の温度センサから出力される温度情報を繰り返し前記コントローラ基板に送信する送信部と、
当該エンジン基板の各部に電力を供給するための電源部とを備え、
前記コントローラ基板は、
前記送信部から送信されてきた温度情報が示す温度と前記第2の温度センサの検出温度との差分を算出する演算部と、
前記演算部により算出される差分を用いて、前記第2の温度センサによって繰り返し検出される検出温度と前記第1の温度センサによって繰り返し検出される検出温度との差が一定範囲内に収束したか否かを判断する第1の判断部と、
前記第1の判断部により前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したと判断されると前記電源部による電力供給量を減少させる電源制御部とを備える。
この発明によれば、前記モード設定部により当該画像形成装置のモードが前記省エネモードに設定されると、エンジン基板の送信部により、前記第1の温度センサから出力される温度情報が繰り返し前記コントローラ基板に送信され、前記コントローラ基板の演算部により、前記送信部から送信されてきた温度情報が示す温度と前記第2の温度センサの検出温度との差が算出され、第1の判断部により、前記演算部により算出される差を用いて、前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したか否かが判断される。そして、前記第1の判断部により前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したと判断されると、前記電源部による電力供給量が電源制御部により減少される。
このように、仮に省エネモード時に第1の温度センサに検出動作を行わせた場合のその第1の温度センサの検出温度を、第2の温度センサの検出温度から一定の正確性で推定できるまで待機し、第2の温度センサの検出温度から第1の温度センサの検出温度を一定の正確性で推定できる状態になると、エンジン基板の各部に電力を供給するための電源部による電力供給量を減少させるようにしたので、無駄な消費電力の発生を抑制しつつ省エネモード時に機内の温度を正確に監視することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記演算部は、今回の前記第2の温度センサの検出温度と前回算出した差分との和を前記機内温度の推定値として算出するとともに、この機内温度の推定値と今回の前記第1の温度センサの検出温度との差分を算出し、
前記第1の判断部は、機内温度の推定値と今回の前記第1の温度センサの検出温度との差分を用いて、前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したか否かを判断するものである。
この発明によれば、今回の前記第2の温度センサの検出温度と前回算出した差分との和を前記機内温度の推定値として算出するようにしたので、前記第1の温度センサの検出温度に近似した機内温度の推定値を算出することができる。また、機内温度の推定値と今回の前記第1の温度センサの検出温度との差分を用いて、前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したか否かを判断するようにしたので、機内温度の推定値の誤差が減少し、その判断を正確に行うことができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記コントローラ基板は、
前記電源制御部により電源部による電力供給量が減少されてから前記モード設定部により前記省エネモードから前記通常モードに切り替えられるまでの間において、前記第2の温度センサから繰り返し出力される温度情報が示す温度の中に予め定められた閾値を下回っている温度が存在するか否かを判断し、前記閾値を下回っている温度が存在すると判断すると、前記モード設定部により前記省エネモードから前記通常モードに切り替えられたときにその旨を前記エンジン基板に通知する第2の判断部を備え、
前記エンジン基板は、
前記通知を受け取ると、当該画像形成装置の各部に予め定められたキャリブレーションの実行を指示するキャリブレーション実行処理部を備えるものである。
この発明によれば、第1の温度センサの検出温度を一定の正確性で推定できる第2の温度センサの検出温度に基づいてキャリブレーションの要否が決定するので、キャリブレーションの実行の要否を正確に決定することができる。
本発明によれば、無駄な消費電力の発生を抑制しつつ省エネモード時に機内の温度を正確に監視することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機を示す図である。 複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 省エネモードの設定以降における機内温度(第1サーミスタの検出温度)、コントローラ基板(第2サーミスタの検出温度)及び機内温度の推定値の変化を示すグラフである。 エンジン基板の動作及びコントローラ基板の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明に係る画像形成装置の実施形態を説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機を示す図である。
図1に示すように、複合機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部4と、原稿読取部4の上方に配設された原稿給送部5とを有している。
原稿読取部4は、CCD(Charge Coupled Device)センサと露光ランプ等の照明部とを備えるスキャナ部6と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台7と、原稿読取スリット8とを備える。スキャナ部6の前記照明部は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台7に載置された原稿を読み取るときは、原稿台7に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを後述するメイン制御部102(図2参照)へ出力する。また、原稿給送部5により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット8と対向する位置に移動され、原稿読取スリット8を介して原稿給送部5による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを前記メイン制御部102へ出力する。
原稿給送部5は、原稿を載置するための原稿載置部9と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部10と、原稿載置部9に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット8に対向する位置へ搬送し、原稿排出部10へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構11を備える。原稿搬送機構11は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット8と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を、原稿読取スリット8を介してスキャナ部6から読取可能にしている。
原稿給送部5は、その前面側が上方に移動可能となるように原稿読取部4に対して回動自在に設けられている。原稿給送部5の前面側を上方に移動させて原稿台7の上面を開放することにより、該原稿台7の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット12と、給紙カセット12から用紙を1枚ずつ繰り出す搬送ローラ13と、搬送ローラ13から繰り出された用紙を後述の画像形成部14に向けて搬送する搬送ローラ30と、画像形成部14に用紙を搬送するタイミングを調整するとともに該用紙の姿勢を整えるためのレジストローラ31と、給紙カセット12から搬送されてきた用紙に画像を形成する画像形成部14とを備える。
画像形成部14は、スキャナ部6等で取得された画像データに基づきレーザ等を出力して感光体ドラム15を露光する光走査装置16と、感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を顕像化して画像を形成する現像部17と、感光体ドラム15上に形成された画像を用紙に転写する転写ローラ18と、画像が転写された用紙を加熱して該画像を用紙に定着させる定着部19と、画像形成部14内の用紙搬送路中に設けられ、用紙をスタックトレイ3又は排出トレイ22まで搬送する搬送ローラ20等とを備える。
用紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部14で用紙の一方の面に画像を形成した後、この用紙を排出トレイ22側の搬送ローラ20にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ20を反転させて用紙をスイッチバックさせ、用紙を用紙搬送路Lに送って画像形成部14の上流域に再度搬送し、画像形成部14により他方の面に画像を形成した後、用紙をスタックトレイ3又は排出トレイ22に排出する。
手差しトレイ21は、その一端部が支軸21aを中心として回動可能に軸支され、手差しの給紙口を閉止するべく起立した閉止姿勢と、右方へ向かって突出した開放姿勢との間で姿勢変更可能とされている。かかる手差しトレイ21は、開放姿勢に設定された状態で、用紙の手差しに供される。手差しトレイ21から給紙された用紙は、用紙縦搬送路を介して感光体ドラム15と転写ローラ18との間に向けて送られる。
複合機1のフロント部には、操作部23が設けられている。操作部23には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー24と、印刷部数等を入力するためのテンキー25と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネルを有する液晶ディスプレイ等からなる表示部26と、表示部26で設定された設定内容等をリセットするリセットキー27と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー28と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー29とが備えられている。
表示部26のタッチパネルは、長方形状をした薄層体で、例えば縦横にそれぞれ所定ピッチで線状の透明材からなる感圧部材を配列したものを透明カバーで被覆する等により構成されたもので、表示部26の画面上に貼付されている。前記各感圧部材は、押圧されると感圧信号をメイン制御部102に出力する。メイン制御部102は、前記感圧信号を出力してきた感圧部材を識別することにより押圧位置を判別する。また、メイン制御部102は、表示部26の画面に画像やボタンを表示した場合、そのボタンを構成する画像データのRAM上の格納アドレスと前記押圧位置とから、どの部分の画像が指定されたかとかいずれのボタンが指定されたかなどを判定し得るようになっている。
図2は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。なお、図1に示す構成と同一の構成については同一の番号を付してその説明を省略する。
図2に示すように、複合機1は、前述した原稿読取部4、原稿給送部5、画像形成部14及び操作部23に加えて、前記原稿読取部4、原稿給送部5、画像形成部14及び操作部23の動作を関連付けて制御するメイン制御部102とを備える。また、複合機1は、画像形成部14の温度を検出するための第1サーミスタ50を備え、第1サーミスタ50は、前記メイン制御部102に温度情報を出力する。
メイン制御部102は、複合機1の動作制御を司るCPUと、データを一時的に保管する機能や作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)、プログラムを予め記憶するROMを備えて構成されている。
本実施形態に係る複合機1は、用紙の搬送動作や画像形成動作の制御を担う回路が搭載されたエンジン基板100と、外部機器との間での通信を担うコントローラ基板200とを有しており、前記メイン制御部102は、前記エンジン基板100に搭載されている。エンジン基板100に搭載されているものとしては、前記メイン制御部102の他、コントローラ基板200(基板間通信部202)との間で通信を行う基板間通信部101と、エンジン基板100に搭載された各種回路に所要の電源を供給する電源部103とを有する。
メイン制御部102は、モード設定部104と、キャリブレーション実行処理部105としての機能を有しており、モード設定部104は、複合機1の各部に所要の電力を供給する通常モードと、前記通常モードに比して電力を供給する対象を低減したり供給する電力を低減したりする省エネモードとの間で複合機1のモードを択一的に切り替えるものである。なお、キャリブレーション実行処理部105については後述する。
基板間通信部101は、前記モード設定部104により当該複合機1のモードが省エネモードに設定されると、第1サーミスタ50から出力される温度情報を繰り返し(例えば一定周期で)コントローラ基板200の基板間通信部202に送信する。
一方、前記コントローラ基板200には、エンジン基板100(基板間通信部101)との間で通信を行う前記基板間通信部202と、当該コントローラ基板200の温度を検出するための第2サーミスタ203と、サブ制御部204とが搭載されている。第2サーミスタ203は、繰り返し(例えば一定周期で)サブ制御部204に温度情報を出力する。
基板間通信部202は、前記エンジン基板100の基板間通信部101から送信されるたびに第1サーミスタ50の温度情報を受信する。
サブ制御部204は、コントローラ基板200に搭載される各部の動作制御を司るCPUと、データを一時的に保管する機能や作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)、プログラムを予め記憶するROMを備えて構成されており、演算部205と、第1判断部206と、電源制御部207と、記憶部208と、第2判断部209としての機能を有する。
演算部205及び第1判断部206は、当該複合機1のモードが省エネモードに設定された旨の通知を受け取ると、一定の周期でエンジン基板100から送信される第1サーミスタ50の温度情報が示す検出温度と第2サーミスタ203の温度情報が示す検出温度との関係を監視する処理を行う。
演算部205は、一定の時間が経過するたびに、前記基板間通信部202を介してエンジン基板100から受信した直近の温度情報が示す温度(以下、機内温度という)Tと、前記第2サーミスタ203から出力された直近の温度情報が示す温度(以下、コントローラ基板温度という)Cとの差分Δt(=T−C)を演算するものである。
第1判断部206は、図3に示すように、今回のコントローラ基板温度Cに、演算部205により前回算出された差分Δtn−1を加算した値を推定機内温度T’として算出するとともに、この推定機内温度T’と今回の機内温度Tとの差分(T’−T)が、予め定められた値(ここでは「1」とする)以内であるか否かを判断する。第1判断部206は、前記差分(T’−T)が予め定められた閾値以内になるまで前記演算及び判断を行う。
すなわち、本実施形態では、省エネルギーを図るため、省エネモードに設定されると、エンジン基板100に搭載されている電源部103は、モード設定部104を動作させるために必要な回路への電力供給を除いて、エンジン基板100への電力供給を停止する。以下、モード設定部104を動作させるために必要な回路を、モード設定回路と称する。
これにより、エンジン基板100に搭載された回路のうち、モード設定回路を除く回路、例えば図略の、用紙の搬送動作や画像形成動作の制御を担う回路への電力供給が停止されることによって、省エネモードにおける電源部103の電力供給量が減少されるようになっている。
なお、モード設定部104は、メイン制御部102に含まれる例に限らない。例えば、モード設定部104は、メイン制御部102に用いられるCPUより低消費電力のマイクロコントローラ等によって、構成されていてもよい。
また、モード設定部104は、エンジン基板100に設けられる例に限らない。例えば、モード設定部104は、コントローラ基板200に設けられていてもよく、あるいはエンジン基板100やコントローラ基板200以外の箇所に設けられていてもよい。
例えば、メイン制御部102がモード設定部104として機能する場合には、メイン制御部102の少なくとも一部がモード設定回路となり、モード設定部104がメイン制御部102とは別のマイクロコントローラ等によって構成される場合には、そのマイクロコントローラ等がモード設定回路となる。
以下、モード設定回路を除く回路への電力供給を停止することを、電力供給量を減少させる、と称する。
なお、モード設定部104がエンジン基板100以外の箇所に設けられている場合には、電源部103による電力供給量を減少させる代わりに、電源部103によるエンジン基板100への電力供給を停止させてもよい。
そして、電源部103による電力供給量が減少されると、複合機1は、そのあとの温度検出を前記第2サーミスタ203の検出温度で行う。
ここで、本実施形態に係る第2サーミスタ203は、第1サーミスタ50よりも前記画像形成部14から遠い位置にあり、省エネモードに移行直後は、第2サーミスタ203の検出温度と第1サーミスタ50の検出温度とは大きく相違する。したがって、省エネモードに移行すると、直ちに電源部103による電力供給量を減少させて第2サーミスタ203による検出温度を機内温度として利用するということはできないという事情がある。
そこで、本実施形態では、前記第2サーミスタ203の検出温度と前記第1サーミスタ50の検出温度との差が一定範囲内に収束すれば、前記第2サーミスタ203の検出温度から機内温度(本来ならば第1サーミスタ50で検出される温度)を一定の精度で推定できることに着眼し、前記第2サーミスタ203の検出温度と前記第1サーミスタ50の検出温度との差が一定範囲内に収束するまで待機し、前記両検出温度の差が一定範囲内に収束したことを確認すると前記電源部103による電力供給量を減少させ、それ以降、前記第2サーミスタ203の検出温度で推定した機内温度で温度監視を行うようにしている。
なお、図3の矢印Xの領域は、推定機内温度T’と今回の機内温度Tとの差分(T’−T)が、予め定められた値(ここでは「1」とする)以内となる領域を示している。
電源制御部207は、第1判断部206により差分(T’−T)が、予め定められた値(ここでは「1」とする)以内になったと判断されると、エンジン基板100の電源部103による電力供給量を減少させる指示をエンジン基板100に出力する。
記憶部208は、電源制御部207により前記電源部103による電力供給量が減少されたときから前記モード設定部104により複合機1のモードが通常モードに設定されるまでの間、所定時間間隔で前記第2サーミスタ203から出力される温度情報が示すコントローラ基板温度を記憶するものである。
第2判断部209は、前記モード設定部104により当該複合機1のモードが省エネモードから通常モードに切り替えられると、前記省エネモードの設定中に第2サーミスタ203により一定の時間間隔で検出され前記記憶部208に逐次記憶されたコントローラ基板温度が1回でも所定温度を下回ったか否かを判断し、前記コントローラ基板温度が前記所定温度を下回った履歴が存在する場合には、その旨をエンジン基板100のメイン制御部102に通知する。
エンジン基板100のメイン制御部102が機能するキャリブレーション実行処理部105は、その通知を受け取ると、複合機1内の各部に各種のキャリブレーションを実行する指示を出力するものである。前記キャリブレーションの一例として、前記感光体ドラム15の表面を研磨するドラムリフレッシュがある。
ドラムリフレッシュは、図略のクリーニング部に備えられるクリーニングローラやクリーニングブレードを用い、感光体ドラム15とクリーニングローラやクリーニングブレードとの接触部分にトナーを研磨材として介在させた状態で、前記感光体ドラム15の表面とクリーニングローラ等の表面とを摺接させることで、前記感光体ドラム15の表面を研磨するものである。
図4は、エンジン基板100の動作及びコントローラ基板200の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、エンジン基板100において、モード設定部104により複合機1が省エネモードにされると(ステップ♯1でYES)、メイン制御部102は、基板間通信部101を用いてその旨をコントローラ基板200に通知する(ステップ♯2)。また、メイン制御部102は、基板間通信部101を用いて第1サーミスタ50の温度情報(機内温度を示す情報)をコントローラ基板200に送信する(ステップ♯3)。
一方、コントローラ基板200において、サブ制御部204は、エンジン基板100から前記通知を受け取ると(ステップ♯10でYES)、演算部205は、一定周期で第1サーミスタ50の検出温度と第2サーミスタ203の検出温度との関係を監視するため、計時を開始する(ステップ♯11)。そして、演算部205は、前記監視タイミングになったか否かを判断し(ステップ♯12)、監視タイミングになったと判断すると(ステップ♯12でYES)、第2サーミスタ203の検出温度(コントローラ基板温度)Cと、エンジン基板100から送信されてきた前記第1サーミスタ50の検出温度(機内温度)Tとを取得する(ステップ♯13)。
そして、演算部205は、前記第1サーミスタ50の検出温度Tと第2サーミスタ203の検出温度Cとの差分(T−C)を演算して記憶する(ステップ♯14)。そして、演算部205は、今回のコントローラ基板温度Cと前回の差分(Tn−1−Cn−1)との和を機内温度の推定値T’として算出するとともに、この推定値T’から今回の機内温度Tを減算した値X(=T’−T)を算出し(ステップ♯15)、第1判断部206は、その算出値Xが所定の閾値(ここでは1)以下であるか否かを判断する(ステップ♯16)。
その結果、第1判断部206は、前記算出値Xが1以下でない場合には(ステップ♯16でNO)、ステップ♯12の処理に戻って、ステップ♯12〜♯16の処理を繰り返し実行する一方、前記算出値Xが1以下である場合には(ステップ♯16でYES)、電源制御部207は、エンジン基板100の電源部103による電力供給量を減少させる指示を送信し(ステップ♯17)、サブ制御部204は、エンジン基板100の電源部103による電力供給量が減少された後の第2サーミスタ203の検出温度(コントローラ基板温度)を一定周期で記憶するべく、計時を開始する(ステップ♯18)。
そして、サブ制御部204は、第2サーミスタ203の検出温度を記憶すべきタイミング(記憶タイミング)になると(ステップ♯19でYES)、第2サーミスタ203により検出されたコントローラ基板200の温度を記憶部208に格納する(ステップ♯20)。
サブ制御部204は、エンジン基板100から当該複合機1のモードが通常モードに設定された旨の通知があったか否かを判断し(ステップ♯21)、前記通知がないと判断した場合には(ステップ♯21でNO)、ステップ♯19の処理に戻ってステップ♯19〜♯21の処理を繰り返し実行する一方、前記通知があったと判断した場合には(ステップ♯21でYES)、第2判断部209は、記憶部208に格納された各検出温度情報が示す検出温度の中に予め定められた温度閾値、例えば27℃を下回ったものがあるか否かを判断する(ステップ♯22)。
第2判断部209は、記憶部208に格納された各検出温度情報が示す検出温度の中に前記予め定められた温度閾値を下回ったものがあると判断すると(ステップ♯22でYES)、基板間通信部202を用いてその旨をエンジン基板100に通知する(ステップ♯23)。なお、第2判断部209は、記憶部208に格納された各検出温度情報が示す検出温度の中に前記予め定められた温度閾値を下回ったものがないと判断した場合には(ステップ♯22でNO)、ステップ♯23の処理をとばす。
なお、第2判断部209は、ステップ♯20において、第2サーミスタ203により検出された温度と前記温度閾値とを比較し、検出された温度が前記温度閾値を下回った場合、その比較結果を示す情報を記憶部209に記憶させ、ステップ♯22において、記憶部209に、第2サーミスタ203で検出された温度が前記温度閾値を下回った旨の比較結果が記憶されていた場合に、ステップ♯23を実行して通知するようにしてもよい。
エンジン基板100において、メイン制御部102は、電源部103による電力供給量を減少させる指示を前記コントローラ基板200から受信したか否かを判断し(ステップ♯4)、電源部103による電力供給量を減少させる指示を前記コントローラ基板200から受信していないと判断した場合には(ステップ♯4でNO)、ステップ♯3の処理に戻ってステップ♯3,♯4の処理を繰り返し実行する一方、電源部103による電力供給量を減少させる指示を前記コントローラ基板200から受信したと判断すると(ステップ♯4でYES)、電源部103による電力供給量を減少させる(ステップ♯5)。
その後、モード設定部104により複合機1が通常モードに設定されると(ステップ♯6でYES)、メイン制御部102は、基板間通信部101を用いてその旨をコントローラ基板200に通知する(ステップ♯7)。このとき、電源部103は、モード設定回路を除く回路への電力供給を開始する。すなわち、モード設定部104により複合機1が通常モードに設定されると(ステップ♯6でYES)、電源部103によるエンジン基板100全体への電力供給が開始される。
そして、メイン制御部102は、ステップ♯23の通知(電源部103による電力供給量を減少させてからモード設定部104により複合機1が通常モードに設定されるまでの間に第2サーミスタ203で検出されたコントローラ基板温度が前記予め定められた温度閾値を下回った履歴がある旨の通知)がコントローラ基板200から受信したか否かを判断し(ステップ♯8)、前記通知を受信したと判断すると(ステップ♯8でYES)、キャリブレーション実行処理部105は、複合機1内の各部に各種のキャリブレーション(前記ドラムリフレッシュを含む)を実行する指示を出力して、前記各部にキャリブレーションを実行させる(ステップ♯9)。
電源部103による電力供給量を減少させてからモード設定部104により複合機1が通常モードに設定されるまでの間に第2サーミスタ203で検出されたコントローラ基板温度が前記予め定められた温度閾値を下回った履歴がある場合に、前記ドラムリフレッシュを実行するのは、低温環境下では感光体ドラムに結露が発生している可能性が高いため、この結露を解消するため等である。なお、前記通知を受信していない場合には(ステップ♯8でNO)、ステップ♯9をとばして一連の処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、前記第2サーミスタ203の検出温度と前記第1サーミスタ50の検出温度との差が一定範囲内に収束すれば、前記第2サーミスタ203の検出温度を用いて機内温度(本来ならば第1サーミスタ50で検出される温度)を一定の精度で推定できることに着眼し、前記第2サーミスタ203の検出温度と前記第1サーミスタ50の検出温度との差が一定範囲内に収束するまで待機し、前記両検出温度の差が一定範囲内に収束したこと、すなわち、仮に省エネモード時に第1サーミスタ50に検出動作を行わせた場合のその第1サーミスタ50の検出温度を、第2サーミスタ203の検出温度から一定の精度で推定できる状態になったことを確認すると、電源部103による電力供給量を減少させて、それ以降の機内の温度監視を前記第2サーミスタ203の検出温度で行うようにしたので、無駄な消費電力(エンジン基板100への電力供給)を抑制しつつ省エネモード時の機内温度を正確に監視することができる。
また、第1サーミスタ50の検出温度との差が一定の範囲に収束した第2サーミスタ203の検出温度に基づいてキャリブレーションの要否を決定するようにしたので、キャリブレーションの実行の要否を正確に決定することができる。
なお、本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
1 複合機
50 第1サーミスタ
100 エンジン基板
101 基板間通信部
102 メイン制御部
103 電源部
104 モード設定部
105 キャリブレーション実行処理部
200 コントローラ基板
202 基板間通信部
203 第2サーミスタ
204 サブ制御部
205 演算部
206 第1判断部
207 電源制御部
208 記憶部
209 第2判断部

Claims (3)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成部の温度を機内温度として検出するための第1の温度センサと、
    前記画像形成部を含む前記画像形成装置の各部の動作を制御するエンジン基板と、
    通信ネットワークを介して外部機器との間で通信を行うコントローラ基板と、
    前記コントローラ基板の温度を検出するための第2の温度センサと、
    前記画像形成装置の各部に所要の電力を供給する通常モードと、前記通常モードに比して電力を供給する対象の数及び電力供給先に供給する電力のうち少なくとも一方を低減する省エネモードとの間で当該画像形成装置のモードを択一的に切り替えるモード設定部とを備え、
    前記エンジン基板は、
    前記モード設定部により前記画像形成装置のモードが前記省エネモードに設定されると、前記第1の温度センサから出力される温度情報を繰り返し前記コントローラ基板に送信する送信部と、
    当該エンジン基板の各部に電力を供給するための電源部と
    を備え、
    前記コントローラ基板は、
    前記送信部から送信されてきた温度情報が示す温度と前記第2の温度センサの検出温度との差分を算出する演算部と、
    前記演算部により算出される差分を用いて、前記第2の温度センサによって繰り返し検出される検出温度と前記第1の温度センサによって繰り返し検出される検出温度との差が一定範囲内に収束したか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1の判断部により前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したと判断されると前記電源部による電力供給量を減少させる電源制御部と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記演算部は、今回の前記第2の温度センサの検出温度と前回算出した差分との和を前記機内温度の推定値として算出するとともに、この機内温度の推定値と今回の前記第1の温度センサの検出温度との差分を算出し、
    前記第1の判断部は、機内温度の推定値と今回の前記第1の温度センサの検出温度との差分を用いて、前記第2の温度センサの検出温度と前記第1の温度センサの検出温度との差が一定範囲内に収束したか否かを判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記コントローラ基板は、
    前記電源制御部により電源部による電力供給量が減少されてから前記モード設定部により前記省エネモードから前記通常モードに切り替えられるまでの間において、前記第2の温度センサから繰り返し出力される温度情報が示す温度の中に予め定められた閾値を下回っている温度が存在するか否かを判断し、前記閾値を下回っている温度が存在すると判断すると、前記モード設定部により前記省エネモードから前記通常モードに切り替えられたときにその旨を前記エンジン基板に通知する第2の判断部
    を備え、
    前記エンジン基板は、
    前記通知を受け取ると、当該画像形成装置の各部に予め定められたキャリブレーションの実行を指示するキャリブレーション実行処理部
    を備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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