JP2009300606A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率よく消費電力を低減することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】スリープ状態に移行した後は、画像形成要求があっても、用紙切れ状態であれば、スリープ状態が維持される(ステップS205でYes→S206でNo)。一方、画像形成要求があったときに用紙が残っていれば、画像形成にかかる部材への電力供給を再開する(ステップS206でYes→S207)
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙等の記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置において、一定時間、ユーザから画像形成要求がなされないと、一部の機構への電力供給を停止するスリープモードを有する装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、画像処理装置から印刷データを受信すると、スリープ状態から復帰して、画像形成の要求に応答するようになっている画像形成措置が記載されている。
特開2005−119203号公報(段落[0024]等)
従来の技術によると、画像形成要求があれば、何らかの理由によって画像形成動作が行えない場合であっても、スリープ状態から復帰する。この場合、例え復帰しても画像形成動作は行えないのであるから、復帰に無駄な電力を消費しており、消費電力量をより効率よく低減することのできる新たな技術が求められている。
そこで、本発明は、画像形成装置において、消費電力量をより効率よく低減することのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の画像形成装置は、記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、上記記録媒体を収容する収容部と、上記画像形成部がスリープ状態にある場合、画像形成要求があったときに、上記収容部内に上記記録媒体が存在しなければ上記画像形成部をスリープ状態で維持し、上記収容部内に上記記録媒体が存在すれば上記画像形成部をスリープ状態から待機状態へ移行させる制御部と、を備える。
この画像形成装置によると、画像形成要求があっても、記録媒体が存在しなければ、スリープ状態から待機状態への移行は起きない。仮に、画像形成部がスリープ状態から待機状態へ復帰しても、記録媒体が存在しなければ画像形成部は画像形成を実行できないのであるから、この画像形成装置によれば、無駄な電力供給を避けることができ、電力消費量をより効率よく低減することができる。
請求項2に記載するように、請求項1の画像形成装置において、上記制御部は、上記収容部内に記録媒体の有無によらず、上記画像形成部を待機状態からスリープ状態へ移行可能であってもよい。
請求項3に記載するように、請求項1又は2の画像形成装置は、待機状態からスリープ状態への移行指示を受け付けるスリープ指示受付部をさらに備え、上記制御部は、上記スリープ指示受付部が上記依頼を受けると、上記画像形成部を待機状態からスリープ状態へ移行させることができるようになっていてもよい。
請求項4に記載するように、請求項1〜3のいずれか1項の画像形成装置において、上記制御部は、画像形成要求が無い状態が所定時間継続すると、上記画像形成部を待機状態からスリープ状態へ移行させることができるようになっていてもよい。
請求項5に記載するように、請求項1〜4のいずれか1項の画像形成装置は、上記画像形成部が待機状態からスリープ状態へ移行するときの、上記収容部内の記録媒体の残量を記憶する残量記憶部をさらに備え、上記制御部は、上記残量記憶部の記憶内容が、上記収容部内に記録媒体が存在することを示すものであれば、上記収容部内に記録媒体が存在するものみなすようになっていてもよい。
請求項6に記載するように、請求項1〜5のいずれか1項の画像形成装置は、上記収容部への記録媒体の供給の有無を上記制御部に伝える供給検出部をさらに備え、上記制御部は、上記供給検出部が記録媒体の供給があったことを検知すると、上記収容部内に記録媒体が存在するものとみなすようになっていてもよい。
請求項7に記載するように、請求項6に記載の画像形成装置において、上記収容部は、外部からの記録媒体の供給が可能な第1姿勢と、不可能な第2姿勢と、を取ることができるようになっており、上記供給検出部は、上記収容部が、上記第1姿勢を取ったことを、記録媒体の供給として検知するようになっていてもよい。
請求項8に記載するように、請求項1〜7のいずれか1項の画像形成装置は、上記画像形成部がスリープ状態にあり、画像形成要求があった場合、上記画像形成部の待機状態への移行が行われないときは、画像形成が行なわれないことをユーザに報知する報知部を、さらに備えてもよい。
本発明の画像形成装置によれば、無駄な電力供給を避けることができ、電力消費量をより効率よく低減することができる。
〔1〕第1実施形態
本発明の実施の一形態にかかる画像形成装置1について、以下、図面を参照して説明する。
(1-1)画像形成装置1の概要
図1は画像形成装置1の概要を示す正面図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、本体2及び原稿搬送装置3を備える。
原稿搬送装置3は、原稿載置トレイと、原稿排出トレイと、原稿載置トレイから原稿排出トレイまで原稿を搬送する原稿搬送部と、を備える。原稿搬送部は、複数のローラ対を備える。
本体2は、ハウジング20を備えると共に、用紙(記録媒体)上に画像を形成する画像形成部21、用紙を収容する用紙カセット(記録媒体収容部)22、用紙が載置される手差しトレイ23、画像形成後の用紙が排出される排紙トレイ24、用紙カセット22又は手差しトレイ23から画像形成部21を通って排紙トレイ24まで用紙を搬送する用紙搬送部25を備える。また、本体2は、カセット開閉センサ26、及び用紙センサ27等をさらに備える。
ハウジング20は、形状が略直方体であり、上面にコンタクトガラスを備える。コンタクトガラス上には、原稿が載置される。
画像形成部21は、ハウジング20内に設けられ、用紙の進行方向に沿って、現像ユニット21a及び定着部21bを備える。
現像ユニット21aは、回転可能な感光体ドラムを備えると共に、感光体ドラムの回転方向に沿って、帯電器、露光器、現像器、転写器、クリーニング器、除電器等を備える。帯電器は感光体ドラムを一様に帯電させる。露光器は帯電した感光体ドラムに光を照射することで画像データに沿った静電潜像を描き、現像器は静電潜像を現像剤により現像する。転写器は、感光体ドラム上で現像された画像を、用紙搬送部25によって搬送されてきた用紙に転写する。クリーニング器は、転写後も感光体ドラムに残る現像剤を除去する。除電器は感光体ドラムを除電することで静電潜像を消去する。
定着部21bは、ヒートローラと、ヒートローラに対向する圧着ローラとを備える。転写後の用紙は、用紙搬送部25によって定着部21bに送り込まれ、ヒートローラと圧着ローラとの間で熱及び圧力をかけられる。こうして、現像剤からなる画像が用紙上に定着される。
用紙カセット22は、本体2のハウジングに対して開閉可能、つまり引き出し/押入れ可能に設けられる。引き出された状態は、用紙供給が可能な第1姿勢であり、押入れられた状態は、用紙供給が不可能な第2姿勢であるといえる。用紙カセット22内には、用紙を用紙束から1枚ずつ引き出すピックアップローラ、用紙カセット22の底に設けられるリフト板、リフト板を上下させることで用紙束をピックアップローラに押し当てるリフト板駆動機構等を備える。
手差しトレイ23及び排紙トレイ24は、ハウジング20の側面に設けられる。
用紙搬送部25は、複数のローラ対、搬送ベルト、ローラ対を回転駆動するモータやギア等を備える。
開閉センサ26は、用紙カセット22の開閉を検知する。開閉センサ26としては、例えば接触型のセンサを用いることができる。
用紙センサ27は、用紙搬送部25による搬送経路上に設けられ、用紙の通過を検知する。用紙センサ27としては、接触型のセンサを用いることもできるし、光学センサ等の非接触型のセンサを用いることもできる。
また、本体2は、ハウジング20内に設けられた画像読取装置4をさらに備える。画像読取装置4は、光源、CCD、並びにレンズ及びミラー等の光学部材等を備え、コンタクトガラス下側から、載置された原稿や、原稿搬送装置3によって搬送中の原稿上の画像を読み取る。
なお、画像形成装置1は、通信ネットワークを介して、外部のPC(Personal Computer)やファクシミリ装置等と通信可能な通信部(図示せず)を備える。
(1-2)画像形成装置1の電力供給制御
図2〜図4を参照して、画像形成装置1における電力供給制御について説明する。図2は画像形成装置1の電力供給経路の一部を示す図面であり、図3は画像形成装置1におけるスリープ移行動作のフローチャートであり、図4は画像形成装置1におけるスリープからの復帰動作のフローチャートである。なお、以下、「電力」とは、「電圧」又は「電流」と読み替えてもよい。
(a)電力供給経路
図2に示すように、画像形成装置1は、上述の構成に加えて、主電源50、第1電源51、第2電源52、第3電源53、第4電源54、ファクシミリ受信部6、操作パネル7、コントローラ8、ジョブ受付部9等を備える。また、図2中、画像形成部21、用紙搬送部25、原稿搬送装置3、画像読取装置4等、画像読取及び画像形成を実行する構成については、総括して“エンジン部”とし、符号“28”を付して示す。
ファクシミリ受信部6は、外部ファクシミリからの画像データを受け取って、記憶装置に記憶したり、印刷用に画像形成部21に送ったり、といった処理を行う。
主電源50は、画像形成装置1全体へ電力を供給する。第1電源51は、用紙センサ27及びエンジン部28等、画像読取や画像形成ジョブ実行中に動作すべき構成に電力を供給する。第2電源52は、ファクシミリ受信部6に電力を供給する。第3電源53は、操作パネル7の一部である表示パネル71に電力を供給する。第4電源54は、操作パネル7の一部である操作受付部72、カセット開閉センサ26、コントローラ8、ジョブ受付部9等に電力を供給する。なお、図示しない通信部も、第4電源54に接続される。
操作パネル7は、表示パネル71、操作受付部72を備える。表示パネル71としては、液晶表示パネル等、公知の表示装置を好適に用いることができる。操作受付部72は、ハードキーとして、電源ボタン721、スリープボタン(スリープ指示受付部)722を備えると共に、これらの他にも、テンキー、スタートキー、キャンセルキー、機能選択キー等を備える。また、操作受付部72はタッチセンサ723等を備え、タッチセンサ723は、表示パネル71と共にタッチパネルを構成する。表示パネル71は、ユーザに種々の画面を表示することができる。操作受付部72は、ユーザから、ジョブ実行や、画像形成装置1の動作の条件設定等の指示を受け付けることができる。特に、電源ボタン721は、主電源50のオン/オフを受け付ける。また、スリープボタン722は、後述するように、第1〜第3電源(51〜53)をオフするようにとの指示を受け付ける。第1〜第3電源(51〜53)がオフとなると、これらの電源に接続された部材は休止状態、つまりスリープ状態となる。
コントローラ8は、電源制御部(制御部)81、エンジン制御部82、タイマ83、報知部84等を備える。電源制御部81は、第1〜第3電源(51〜53)のオン/オフを切り替えることで、各電源に接続された部材への電力供給を制御することができる。エンジン制御部82は、エンジン部28の動作を制御することで、画像形成、画像読取等の各種ジョブを実行させる。タイマ83は、画像形成等のジョブ終了後、スリープ状態に移行するまでの時間をカウントする。報知部84は、表示パネル71や図示しない通信装置を用いて、ユーザに情報を用紙切れメッセージを提示することができる。
ジョブ受付部9は、操作受付部72がユーザから受け付けた指示内容、又は外部装置(ファクシミリ装置やPC等)から、通信ネットワークを介して送信されてきた指示内容から、ジョブの依頼、及び依頼されているジョブの種類等を認識し、コントローラ8に通知する。つまり、ジョブ受付部9は、画像形成要求を受け付け、画像形成要求とは、複写、プリントアウト、ファクシミリ印刷等の要求を含む。
コントローラ8及びジョブ受付部9の機能は、ソフトウェアによって、つまり、CPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することによって実現されてもよい。この場合、CPUの他に、プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)、その他の記憶装置が設けられる。また、これらの機能の一部又は全部は、ソフトウェアではなくハードウェアによって実現されてもよい。
(b)スリープ移行
図3に示すように、画像形成要求に応じて、エンジン制御部82の制御により、画像形成部21による画像形成が行われる(ステップS101)。
画像形成実行中に用紙切れが起きると(ステップS102でYes)、エンジン制御部82は画像形成部21による画像形成動作を中断する(ステップS103)。用紙切れが起きると、電源制御部81は、用紙切れフラグをオンにする(ステップS104)。
なお、用紙切れの発生は、用紙搬送部25が正常に稼動しているのに用紙センサ27による用紙の検出がなされないことによって、検知される。用紙搬送部25は、エンジン制御部82の制御の下、要求される用紙に対応する用紙カセット22又は手差しトレイ23から用紙を搬送するように動作するので、例えば、A4の用紙が要求されている場合、仮にA5の用紙に対応するカセット22内には用紙が存在していても、A4の用紙に対応するカセット22内に用紙が存在しなければ、“用紙切れ”が検出される。
用紙切れにより画像形成動作が中断されている間に、スリープボタン722が押下されると、電源制御部81が第1〜第3電源(51〜53)をオフすることで、画像形成装置1(具体的には第1〜第3電源に接続された部材)はスリープ状態に移行する(ステップS105でYes→S106)。
スリープボタン722が押下されず、用紙供給がなされた場合には、用紙切れフラグがオフとされ、エンジン制御部82により画像形成動作が再開される(ステップS107でYes→S108→S101)。
一方、用紙切れを起こすことなく画像形成が完了すると、タイマ83によるカウントがスタートされる(ステップS109でYes→S110)。画像形成要求がないままにタイマ83がカウントアップとなるか、またはスリープボタン722が押下されると、タイマ83のカウントはクリアされ、電源制御部81によって画像形成装置1はスリープ状態に移行する(ステップS111又はS112でYes→S113→S106)。つまり、エンジン部28が休止状態となる。また、カウントアップ又はスリープボタン722の押下の前に画像形成要求があれば、要求に応じて画像形成動作が行われる(ステップS111及びS112でNo→S114でYes→S101)。
(c)スリープからの復帰
図4に示すように、画像形成装置1がスリープ状態にあるときに、操作パネル7が、タッチパネルへの接触等、ユーザによる何らかの操作がなされたことを検知すると、電源制御部81が第3電源53をオンにする(ステップS201でYes→S202)。第3電源53がオンとなることで、表示パネル71が点灯し、画像形成装置1は、ユーザに各種画面を表示すると共に、画像形成の条件設定をユーザから受付可能となる。
また、外部装置からファクシミリが送信されてくると、ジョブ受付部9がその旨をコントローラ8に通報し、電源制御部81が第2電源をオンにすることで、ファクシミリ受信部6を稼動可能する(ステップS203でYes→S204)。
コントローラ8は、ユーザからの指示に応じて、受信したファクシミリをどのように処理するかを、予め設定し、記憶装置に記憶しておくことができる。例えば、受信ファクシミリについて、印刷は行わず、受信した情報のみを記憶しておくように設定がなされていれば、第1電源51はオフのまま維持される(ステップS205でNo)。
受信したファクシミリを自動的に印刷するように設定がなされている場合において、ファクシミリを受信したとき、又は、PC等の外部装置から、若しくは操作パネル7を介して画像形成要求を受けた場合には、以下のように処理が行われる。
すなわち、まず、ジョブ受付部9がコントローラ8へ画像形成要求を受けたことを通知する。そして、用紙切れフラグがオフであれば(ステップS205及びS206でYes)、電源制御部81により第1電源51がオンとされる(S207)。つまり、画像形成装置1は、スリープ状態から、画像形成が可能な待機状態へと復帰する。その後、エンジン制御部82の制御の下、画像形成が実行される。
一方、画像形成要求があっても、用紙切れフラグがオンになっていれば(ステップS206でNo)、第1電源51はオンにされず、報知部84が用紙切れ報知を行なう(ステップS208)。用紙切れ報知とは、用紙切れであるから画像形成ができない旨のメッセージを、表示パネル71によって、又は外部装置を介して、ユーザに提示することである。
表示パネル71による報知を行なう場合は、報知に先立って電源制御部81が第3電源53をオンにする。
ファクシミリ又はPC等、外部装置から画像形成要求を受けている場合において、報知を行なうときは、依頼元である装置へ用紙切れ報知がなされる。例えば、ファクシミリを受信しているのであれば、報知部84は、発信元のファクシミリ装置に対して、図示しない通信装置によって、エラーメッセージを送信する。このメッセージは、発信元のファクシミリ装置において、表示部に表示されるか、又は用紙に印刷されればよい。また、PCからのプリントアウト要求がなされているのであれば、報知部84は、図示しない通信装置を用いて、依頼元のPCへエラーメッセージを送信する。メッセージは、ポップアップによってPCのディスプレイ上に表示されてもよいし、報知部84によって電子メールとして送信されるようになっていてもよい。
カセット開閉センサ26により用紙カセット22の開閉が検知されると、用紙供給がなされたものと判断されるので、用紙切れフラグはオフとされ、電源制御部81は、第1電源51をオンにする(ステップS209でYes→S210→S207)。
カセット開閉センサ26が用紙カセット22の開閉を検知しなければ、用紙供給は成されなかったものとして、第1電源51はオフのまま維持される(ステップS209でNo)。
以上に説明したように、画像形成装置1は、用紙切れ中にもスリープ状態に移行することができるので、消費電力をより低減することができる。また、スリープ中に画像形成要求があっても、用紙が無ければ復帰しないので、さらに消費電力を低減することができる。
〔2〕その他の実施形態
第1実施形態の画像形成装置1の構成を、以下のように変更してもよい。
(a)第1実施形態に示す第1〜第4電源(51〜53)は、各部への電力供給のオン/オフを適宜切り替えるための構成の一例に過ぎず、これ以外の構成を適宜採用可能である。例えば、画像形成装置1の構成を以下のように変更することができる。
すなわち、第1電源51の下流に、さらに第5の電源が設けられてもよい。この場合、第5電源は、定着部21bのヒートローラに接続され、エンジン部28の他の部材には、第5電源を介さずに、第1電源51から直接電力が供給される。電源制御部81は、スリープの他に、「節電」モードを備える。節電モードにおいては、電源制御部81は、第5電源による電力供給を制御することで、電力供給を遮断することなく、ヒートローラの温度が低下させることができる。
また、電源制御部81が、この節電モードを、スリープモードに代えて実行するようになっていてもよい。つまり、第1実施形態における第1電源51を、第5電源と読み替えて適用することができる。
(b)第1実施形態では、スリープ中には、エンジン部28全体の電力供給が停止されるものとした。ただし、これに限らず、スリープ中にエンジン部28の一部の電力供給のみが停止されるようになっていてもよい。つまり、第1電源51は、エンジン部28の全部ではなく一部、少なくとも画像形成部21のみに電力を供給するようになっていればよい。エンジン部28のうち、消費電力が特に多いのは、画像形成部21のうち、定着部21bのヒートローラである。そこで、第1電源51がヒートローラへ電力を供給するようになっていれば、スリープ時は第1電源51がオフとされることで、ヒートローラへの電力供給が断たれるので、消費電力の低減という目的は達せられる。
(c)第1実施形態では、電源制御部81は、用紙切れが起きたときは、スリープボタン722の押下によって、スリープ状態への移行を行うようになっており、タイマ83のカウントアップによってはスリープ状態への移行は行わない。ただし、これに限らず、電源制御部81は、用紙切れ又は画像形成完了のいずれの場合にも、画像形成動作の停止後、タイマ83のカウントアップにより、画像形成装置1をスリープ状態に移行させるようになっていてもよい。
(d)図4では、電源制御部81が、ユーザが操作パネル7に触れたときには、第3電源53のみをオンとするようになっているものとしたが、これに限らず、電源制御部81は、ユーザが操作パネル7に触れただけで、ステップS206以降の処理を行うようになっていてもよい。すなわち、電源制御部81は、用紙切れでなければ、ユーザから画像形成指示を未だ受け付けていない状態であっても、第3電源53のみでなく、第1電源51もオンとすることができるようになっていてもよい。用紙切れであれば、ステップS208及びS209に示すように、第1電源51はオフのまま維持される。電源制御部81がこのように構成されていれば、ユーザから画像形成指示があった場合に、画像形成部21等による印刷が迅速に行われる。
(e)図3及び図4では、用紙切れフラグのオン/オフによって、用紙切れか否かが判断された。これは、記録媒体の残量を記憶する機構の一例である。この他にも、用紙がまだ残っている場合にも、スリープ状態に移行する前に、コントローラ8内の記憶装置に、用紙数が記憶されるようになっていてもよい。用紙の枚数は、口述するように、カウンタ等によって把握される。
(f)記録媒体の一例として、第1実施形態では用紙を挙げたが、他にも、フィルム等、他の媒体を用いることができる。
(g)記録媒体の有無を検出する手段としては、用紙センサ27以外にも、用紙カセット22内に設けられたセンサ、印刷枚数をカウントするカウンタ等を用いることができる。カウンタは、CPUとソフトウェア等によって構成可能である。
以上、異なる欄に記載した構成を適宜組み合わせて得られる形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置1の要部構成を示す正面図。 画像形成装置1の電力供給経路を示す図面。 画像形成装置1におけるスリープ移行時の動作を示すフローチャート。 画像形成装置1におけるスリープからの復帰時の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体
3 原稿搬送装置
4 画像読取装置
21 画像形成部
21a 現像ユニット
21b 定着部
25 用紙搬送部
26 カセット開閉センサ
27 用紙センサ
50 主電源
51〜54 第1〜第4電源
8 コントローラ

Claims (8)

  1. 記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、
    上記記録媒体を収容する収容部と、
    上記画像形成部がスリープ状態にある場合、画像形成要求があったときに、上記収容部内に上記記録媒体が存在しなければ上記画像形成部をスリープ状態で維持し、上記収容部内に上記記録媒体が存在すれば上記画像形成部をスリープ状態から待機状態へ移行させる制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 上記制御部は、上記収容部内に記録媒体の有無によらず、上記画像形成部を待機状態からスリープ状態へ移行させることができる、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 待機状態からスリープ状態への移行指示を受け付けるスリープ指示受付部をさらに備え、
    上記制御部は、上記スリープ指示受付部が上記依頼を受けると、上記画像形成部を待機状態からスリープ状態へ移行させることができる、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 上記制御部は、画像形成要求が無い状態が所定時間継続すると、上記画像形成部を待機状態からスリープ状態へ移行させることができる、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 上記画像形成部が待機状態からスリープ状態へ移行するときの、上記収容部内の記録媒体の残量を記憶する残量記憶部をさらに備え、
    上記制御部は、上記残量記憶部の記憶内容が、上記収容部内に記録媒体が存在することを示すものであれば、上記収容部内に記録媒体が存在するものみなすようになっている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 上記収容部への記録媒体の供給の有無を上記制御部に伝える供給検出部をさらに備え、
    上記制御部は、上記供給検出部が記録媒体の供給があったことを検知すると、上記収容部内に記録媒体が存在するものとみなすようになっている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 上記収容部は、外部からの記録媒体の供給が可能な第1姿勢と、不可能な第2姿勢と、を取ることができるようになっており、
    上記供給検出部は、上記収容部が、上記第1姿勢を取ったことを、記録媒体の供給として検知するようになっている、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 上記画像形成部がスリープ状態にあり、画像形成要求があった場合、上記画像形成部の待機状態への移行が行われないときは、画像形成が行なわれないことをユーザに報知する報知部を、さらに備える、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010026310A (ja) * 2008-07-22 2010-02-04 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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