JP2009265430A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力化及び画像品質の確保を図りつつ、従来に比して利便性を向上することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】コントローラは、スリープモード中に外部機器から画像データを受信すると(♯1でYES)、通常モードに切り替える(♯2)。サブ制御部は通常モードへの切替えを検出すると(♯11でYES)、その旨を示す電力供給モード情報をメイン制御部に送信する(♯12)。メイン制御部は起動後に電力供給モード情報を受信し(♯21,♯22でYES)、受信した前記画像データがカラーの画像データのとき(♯24でYES)、当該複合機内の各部にカラー調整動作を含むイニシャル動作を実施させ(♯23)、前記電力供給モード情報を受信し且つ前記画像データがモノクロの画像データのとき(♯24でNO)、前記カラー調整動作を除くイニシャル動作を実施させる(♯25)。
【選択図】図3

Description

本発明は、モノクロ画像及びカラー画像を記録媒体に形成可能な画像形成装置の技術分野に属するものである。
複合機やファクシミリ等の画像形成装置における省電力化の技術として、当該画像形成装置の各部に対して電力を供給する通常モードの他に、前記各部のうち一部に対してのみ電力を供給する所謂スリープモード(省電力モード)を設け、画像形成装置に対する操作が所定時間何もなされなかった場合や、前記スリープモードに切り替える指示が画像形成装置に入力された場合に、画像形成装置のモードを前記通常モードからスリープモードに切り替える技術が広く採用されている。
また、この種の画像形成装置における前記スリープモードから通常モードへの切り替えは、通常、当該画像形成装置に対する何らかの操作が行われたり、前記通常モードへの切替え指示が画像形成装置に入力されたりした場合に行われるようになっている。以下、このスリープモードから通常モードへのモード切替えを画像形成装置の復帰という。
このスリープモードを有する画像形成装置の更なる省電力化を目的として、例えば下記特許文献1には、装置各部を制御するメイン制御部とは別に、該メイン制御部より低速のCPUと小容量のメモリとを備えるサブ制御部を搭載し、省電力モードでは、前記メイン制御部を停止して、サブ制御部のみを動作させる技術が提案されている。
一方、前記スリープモードを有する画像形成装置にあっては、該スリープモードの設定中や画像形成装置の主電源がオフにされている期間に画像形成装置の環境が変化し、この環境変化に起因して、画像形成装置の各部の状態が変化する可能性がある。このような変化が発生すると、記録紙に形成する画像の濃度が変化したり、色合いが変化したりする。
そこで、一般的に、スリープモードから通常モードに移行したときや、画像形成装置の主電源がオンされたときに、画像形成装置の各部の動作確認を行って、正常でない場合には適切な画像が形成されるように各部の調整を行う所謂イニシャル動作を実施するように構成されており、カラー画像が形成可能な画像形成装置においては、前記イニシャル動作の1つとして、各色の画像の濃度をそれぞれ調整する濃度調整や、各色の画像の形成位置のずれに起因する色ずれを解消するための色ずれ補正等のカラー調整動作を実施している。
特開平08−101609号公報
ところで、前記スリープモードを有する画像形成装置のうち、画像データをはじめとする各種のデータをパーソナルコンピュータ等の外部機器との間で通信する機能を搭載した画像形成装置においては、該外部機器からデータが送信されてきた場合にも復帰するように構成されていることが多い。
ここで、従来では、復帰時に必ずイニシャル動作を実施していたが、特に、カラー画像が形成可能な画像形成装置にあっては、現像剤の種類が複数存在する分、前記カラー調整動作として実施すべき動作が非常に多く、カラー調整動作に多大な時間がかかるため、ユーザは比較的長い時間待機する必要があった。
この点につき、受信した画像データがカラーの画像である場合には、ユーザを待機させることとなってもその画像品質を確保するためにカラー調整動作を実施すべきであると考えられる。しかしながら、受信した画像データがモノクロの画像である場合は、カラー調整動作を実施しても、その画像データに基づいて形成する画像の品質に大きなメリットを与えることは少ない。したがって、イニシャル動作の実施の必要性を考慮したとき、モノクロの画像データを受信したときまで、カラー調整動作を実施することが相応しいとは言い難い。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、省電力化及び画像品質の確保を図りつつ、従来に比して利便性を向上することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、モノクロ画像及びカラー画像を記録媒体に形成可能な画像形成部と、前記画像形成部を含む当該画像形成装置の各部の動作を制御するメイン制御部と、前記メイン制御部より回路規模が小さいサブ制御部と、当該画像形成装置の各部に対して電力を供給する通常モードと、前記メイン制御部及び前記サブ制御部のうち前記メイン制御部のみを含む当該画像形成装置の各部に対する電力供給を遮断する省電力モードとを択一的に切り替えるモード切替部と、外部機器との間で画像データの通信を行う通信部とを備え、前記サブ制御部は、前記モード切替部によるモードの切替えを検出する検出部と、前記モード切替部により省電力モードから通常モードに切り替えられると、その旨を示すモード情報をメイン制御部に送信するモード情報送信部とを有し、前記メイン制御部は、前記サブ制御部から前記モード情報を受信するモード情報受信部と、前記通信部により受信された画像データがカラーの画像データであるかモノクロの画像データであるかを判断するデータ種別判断部と、当該画像形成装置が前記通常モードになると、前記画像形成部による画像形成動作を調整するイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させるイニシャル動作制御部とを有し、前記イニシャル動作制御部は、前記モード情報受信部により前記モード情報が受信された場合において、前記通信部により受信された画像データがカラーの画像データであるときには、前記画像形成部によるカラーの画像形成動作に関わる各部の調整動作を含むイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させ、前記画像データがモノクロの画像データであるときには、前記調整動作を除くイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させる画像形成装置である。
この発明によれば、前記各部に対して電力を供給する通常モードの他に、前記メイン制御部及び前記サブ制御部のうち前記メイン制御部のみを含む当該画像形成装置の各部に対する電力供給を遮断する省電力モードを備えたので、画像形成装置の省電力化を図ることができる。
また、前記モード情報受信部により前記モード情報が受信された場合において、前記通信部により受信された画像データがカラーの画像データであるときには、前記画像形成部によるカラーの画像形成動作に関わる各部の調整動作を含むイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させるようにしたので、画像品質が低下する虞があるときに、前記調整動作を含めてイニシャル動作を実施して画像品質の低下を低減することができる。
さらに、前記画像データがモノクロの画像データであるときには、前記調整動作を除くイニシャル動作を前記各部に実行させるようにしたので、必要性が低いときの調整動作を実施しない分、受信データの種別(カラーの画像データであるかモノクロの画像データであるか)に拘わらず省電力モードから通常モードに復帰したときに前記調整動作を必ず実施する従来技術に比して、前記調整動作を実施する機会(調整動作の実施頻度)を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、記録媒体に対して互いに異なる色のトナー画像を重ねて転写する画像形成ユニットを色ごとに有し、前記調整動作は、前記各画像形成ユニットにより、予め生成された色ずれ補正用マークの画像データに基づいて色ずれ補正用マークを像担持体にそれぞれ形成し、該像担持体に形成された各色ずれ補正用マークの位置を検出し、検出した色ずれ補正用マークの各位置の位置関係に基づき、各画像形成ユニットによる画像形成位置の位置ずれ量を算出し、該位置ずれ量に基づき前記各画像形成ユニットの画像形成動作を補正する色ずれ補正動作を含むものである。
この発明によれば、前記調整動作の中でも特に前記色ずれ補正動作に多大な時間を要するから、前記調整動作が前記色ずれ補正動作を含む場合に、請求項1に記載の発明が特に有効なものとなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記イニシャル動作制御部は、当該画像形成装置が前記通常モードになっても、前記モード情報受信部により前記モード情報が受信されなかった場合には、前記画像形成部によるカラーの画像形成動作に関わる各部の調整動作を含むイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させるものである。
この発明によれば、当該画像形成装置が前記通常モードになっても前記モード情報受信部により前記モード情報が受信されなかった場合、すなわち、当該画像形成装置の主電源がオンされた場合には、前記調整動作を含むイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させるようにしたので、画像品質が低下する虞があるときに、前記調整動作を含めてイニシャル動作を実施して画像品質の低下を低減することができる。
本発明によれば、前記サブ制御部及び省電力モードを備えたことにより省電力化を達成することができるとともに、画像品質の低下を防止又は抑制しつつ、前記調整動作の実施によってユーザを待機させる状況が発生するのをできるだけ回避することができ、利便性をより一層向上した画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機を図面に基づいて説明する。図1は、複合機の内部構成を示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものであり、上部に配設された原稿読取部2と、原稿読取部2の上方に配設された原稿給送部3とを有している。
原稿読取部2は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部11と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台12及び原稿読取スリット13とを備える。スキャナ部11は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台12に載置された原稿を読み取るときは、原稿台12に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データをメイン制御部31(図2)へ出力する。また、原稿給送部3により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット13と対向する位置に移動され、原稿読取スリット13を介して原稿給送部3による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データをメイン制御部31へ出力する。
原稿給送部3は、原稿を載置するための原稿載置部14と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部15と、原稿載置部14に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット13に対向する位置へ搬送し、原稿排出部15へ排出するための給紙ローラや搬送ローラ(図示せず)等からなる原稿搬送機構16を備える。原稿搬送機構16は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット13と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図示せず)を備え、原稿の両面の画像を、原稿読取スリット13を介してスキャナ部11から読取可能にしている。
また、原稿給送部3は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部3の前面側を上方に移動させて原稿台12の上面を開放することにより、原稿台12の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
複合機1のフロント部には、操作部4が設けられている。この操作部4には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー5と、印刷部数等を入力するためのテンキー6と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部7と、表示部7で設定された設定内容等をリセットするリセットキー8と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー9と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー10が備えられている。
本体部17は、筐体19内の下部に配設された給紙カセット20と、筐体19内の上部に配設された画像形成部22と、筐体19内における画像形成部22の下方に配設された転写搬送部24と、筐体19内における転写搬送部24の下流側に配設された定着ユニット26と、給紙カセット20と転写搬送部24との間に配設された第1の搬送路28と、定着ユニット26と記録紙排出部18との間に配設された第2の搬送路30とを備えている。
給紙カセット20は、筐体19の外部に引き出すことで記録紙Pの補給が可能となるように構成されたもので、内部に集積された記録紙Pが図略の給紙ローラにより1枚ずつ第1の搬送路28側に繰り出されるようになっている。なお、この給紙カセット20は、記録紙のサイズに対応して所定個数が配設される。
画像形成部22は、記録紙上に複数のトナー画像を多重形成するようにしたもので、マゼンタのトナー画像を形成する第1の画像形成ユニット221、シアンのトナー画像を形成する第2の画像形成ユニット222、イエローのトナー画像を形成する第3の画像形成ユニット223及びブラックのトナー画像を形成する第4の画像形成ユニット224が記録紙の搬送方向に沿って所定間隔をおいて配置されてなるものである。
各画像形成ユニット221乃至224は、感光体ドラム225と、感光体ドラム225の周面に対向して配設された帯電部226と、帯電部226の下流側であって感光体ドラム225の周面に対向して配設されたLEDプリントヘッド(例えば、ライン方向に7168の画素数を有する。)からなる露光部227と、露光部227の下流側であって感光体ドラム225の周面に対向して配設された現像部228と、現像部228の下流側であって感光体ドラム225の周面に対向して配設されたクリーニング部229とを備えている。また、感光体ドラム225の周面であって現像部228とクリーニング部229との間に後述する転写ローラ244が対向配置されることで転写部230が形成される。
なお、各画像形成ユニット221乃至224の感光体ドラム225は、図略の駆動モータにより図示の時計周り方向に回転するようになっている。また、第1乃至第4の画像形成ユニット221乃至224の現像部228には、それぞれ上部にトナーボックスを備えている。そして、第1の画像形成ユニット221のトナーボックスには有彩色であるマゼンタのトナーが、第2の画像形成ユニット222のトナーボックスには有彩色であるシアンのトナーが、第3の画像形成ユニット223のトナーボックスには有彩色であるイエローのトナーが、第4の画像形成ユニット224のトナーボックスには無彩色であるブラックのトナーがそれぞれ収納されている。
転写搬送部24は、第1の画像形成ユニット221の近傍位置に配設された従動ローラ241と、第4の画像形成ユニット224の近傍位置に配設された駆動ローラ242と、従動ローラ241と駆動ローラ242とに跨って配設された無端状画像担持体である転写ベルト243と、各画像形成ユニット221乃至224の感光体ドラム225の現像部228の下流側における位置に転写ベルト243を介して圧接可能に配設された4つの転写ローラ244と、駆動ローラ242の下方における転写ベルト243に近接した位置に前後に(図1の紙面手前側と奥側とに)配設された一対の反射型フォトセンサ245(図1では紙面手前側のもののみ図示)と、反射型フォトセンサ245の下流側における転写ベルト243に接する位置に配設されたブレード246とを備えている。
転写搬送部24では、第1の搬送路28から搬送されてきた記録紙を図略の駆動モータにより図示の反時計周り方向に回転する転写ベルト243上に静電吸着して下流側に搬送すると共に、各画像形成ユニット221乃至224の転写部230の位置で記録紙に対してトナー像が転写されるようになっている。この転写ベルト243は、例えばシリコーン等で表面をコーティングしたポリイミド樹脂等の耐熱性を有する合成樹脂材料により構成されている。
また、転写搬送部24に設けられた一対の反射型フォトセンサ245は、転写ベルト243の移送方向と直交する幅方向(主走査方向)の両端部に配設され、転写ベルト243の両端部領域に各画像形成ユニット221乃至224により形成される後述するレジストマークを検出するためのレジストセンサを構成するものである。
この一対の反射型フォトセンサ245は、それぞれ転写ベルト243上のレジストマーク位置に向けて送光する発光ダイオード等で構成された発光部と、転写ベルト243上のレジストマーク位置で反射された反射光を受光するフォトダイオード等で構成された受光部と、この受光部で受光した反射光量を電圧値に変換する検出回路部とを備えている。
ブレード246は、転写ベルト243上のトナー等の付着物を掻き取るためのもので、転写ベルト243の幅方向寸法と略同等の長さに形成され、その先端部が常に転写ベルト243の表面に当接した状態で配設されている。なお、このブレード246は、付着物の掻き取り動作を実行する必要のないときは転写ベルト243から離反させておき、付着物の掻き取り動作を実行する必要が生じたときにのみ転写ベルト243の表面に当接させる構成としてもよい。
定着ユニット26は、画像形成部22の感光体ドラム225の表面に形成された各トナー像が多重転写された記録紙を加熱することにより定着処理するものであり、熱遮蔽ボックス261と、熱遮蔽ボックス261内の上部に配設され、ヒータが内蔵された定着ローラ262と、熱遮蔽ボックス261内の下部において定着ローラ262に圧接して配設された加圧ローラ263と、熱遮蔽ボックス261内の定着ローラ262及び加圧ローラ263の前部に配設され、転写搬送部24から搬送されてきた記録紙を定着ローラ262と加圧ローラ263との間に案内する前搬送路264と、熱遮蔽ボックス261内の定着ローラ262及び加圧ローラ263の後部に配設され、定着処理された記録紙を第2の搬送路30に案内する後搬送路265とを備えている。
第1の搬送路28は、給紙カセット20から繰り出されてきた記録紙Pを転写搬送部24側に搬送するものであり、所定位置に配設された複数の搬送ローラ対281と、転写搬送部24の手前に配設され、画像形成部22の画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取るためのレジストローラ対282とを備えている。これらの複数の搬送ローラ対281とレジストローラ対282とは、図略の駆動モータによりそれぞれ電磁クラッチを介して回転駆動される。なお、レジストローラ対282の手前にフォトインタラプタ等で構成されたレジストセンサ283が配設されており、記録紙の先端がレジストローラ対282にまで搬送されてくると、レジストセンサ283からの出力信号に基づいて記録紙の搬送が一旦停止される。
第2の搬送路30は、定着ユニット26で定着処理された記録紙を記録紙排出部18に搬送するものであり、所定位置に複数の搬送ローラ対301が配設されると共に、出口側に排出ローラ対302が配設されている。これらの搬送ローラ対301及び排出ローラ対302は、図略の駆動モータにより電磁クラッチを介して回転駆動されるようになっている。
記録紙排出部18は、本体部17を構成する筐体19の上面に本体部17と一体に形成されたもので、第2の搬送路30から搬送されてきた定着処理済みの記録紙を、画像の形成された面が裏側になるようにして順次集積する。
このように構成された複合機1は、原稿読取部2で画像データが得られたり、外部接続されたパーソナルコンピュータ等の外部装置から紙サイズ情報、プリント部数情報等の種々のプリント情報を含むプリント指示信号とプリントすべき画像データを受信したりすると、次のように動作する。
すなわち、画像形成部22の各感光体ドラム225では、帯電部226で表面に静電領域が形成され、この静電領域が露光部227からの出力光により露光されることで外部装置から送信されてきた画像データに基づく静電潜像が形成され、その後に現像部228でトナー像が形成される。また、定着ユニット26の定着ローラ262では、図略の電圧供給部により内蔵ヒータに電圧が印加されることで通電され、定着ローラ262の表面が定着可能温度になるように加熱制御される。
一方、給紙カセットから指定サイズの記録紙が繰り出され、第1の搬送路28によりレジストローラ対282の手前まで搬送され、一旦停止される。そして、レジストローラ対282の手前まで搬送されてきた記録紙は、画像形成部22の画像形成動作とのタイミングが図られたうえで転写搬送部24に搬送され、各画像形成ユニット221乃至224によって記録紙にトナー像が順次転写される。すなわち、記録紙に対して、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナー及びブラックトナーの順で互いに重ねられた状態で画像が転写される。
そして、このトナー像の転写された記録紙は、定着ユニット26内に搬送され、定着ローラ262により加熱されつつ定着ローラ262と加圧ローラ263とで挟持されて下流側に搬送され、第2の搬送路30により記録紙排出部18に排出される。トナー像を記録紙に転写した各感光体ドラム225は、クリーニング部229で表面に残留したトナーが除去される。この動作が順次繰り返されて、所定枚数の記録紙に対するプリントが実行される。
次に、複合機1の電気的な構成について説明する。図2は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。
図2に示すように、複合機1は、原稿読取部2、画像形成部22、記憶部33、メイン制御部31、コントローラ35、サブ制御部36、操作部4を備えて構成されている。
前記原稿読取部2、記憶部33、メイン制御部31、操作部4及びコントローラ35によって、取り込んだ画像データを予め指定されたIPアドレスへ送信するネットワークスキャナ機能が実現される。また、前記原稿読取部2、画像形成部22、記憶部33、メイン制御部31、操作部4及びコントローラ35によって、ファクシミリ機能が実現される。さらに、前記画像形成部22、メイン制御部31、操作部4、コントローラ35及び図略のパラレルI/F部によって、プリンタ機能が実現される。また、前記原稿読取部2、画像形成部22、メイン制御部31及び操作部4によって、コピー機能が実現される。
操作部4は、図1に示す操作部4に相当するものであり、使用者がコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等に関する操作を行うために使用され、使用者による操作命令(コマンド)等をメイン制御部31に与えるものである。操作部4は、タッチパネル等を有する表示部7(図1参照)や、前述のスタートキー5やテンキー6(図1参照)等を含む操作キー部を含む。操作キー部は、使用者によるコピー実行開始指令、あるいはファクシミリ送信開始指令といった種々の指示入力を行うために用いられる。
原稿読取部2は、図1に示す原稿読取部2に相当するものであり、原稿の画像を光学的に取得して画像データを生成するものである。
画像形成部22は、図1に示す画像形成部22に相当するものであり、原稿読取部2によって読み取られた原稿の画像データ、コントローラ35を介して外部のパーソナルコンピュータ等から受信した画像データ、及びコントローラ35を介して外部のファクシミリ装置から受信したファックスデータ等の画像データに基づいて画像を所定の記録紙に印刷(形成)するものである。
記憶部33は、原稿読取部2の読取動作により得られた画像データやネットワークを介して送信されてきた画像データ、後述するメイン制御部31により処理された画像データ、ファクシミリ通信を行う時の短縮釦登録の相手先名称やファクシミリ番号、ネットワークスキャナとして使用される際の送信相手先のIPアドレス等を記憶するものである。
メイン制御部31及びサブ制御部36は、それぞれ、図略のCPU(Central Processing Unit:中央演算処理部)に、そのCPUの動作を規定するプログラムを格納するROM(Read Only Memory)やデータを一時的に保管する機能や作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)、並びに一時的にデータを保管するRAM等の記憶部、タイマ回路などの周辺装置を有して構成されている。
そして、メイン制御部31は、操作部4等で受け付けられた指示情報や、複合機1の各所に設けられているセンサからの検出信号に応じて、該複合機1全体の制御を行う。一方、サブ制御部36は、メイン制御部31に比して回路規模が小さく、メイン制御部31との間で通信可能に構成されている。サブ制御部36は、主に、後述するスリープモードに設定されているときにも必要な処理を実行するものである。
コントローラ35は、当該画像形成装置1と外部機器(例えば前記パーソナルコンピュータやファクシミリ装置)との間のインターフェースとして機能するとともに、原稿読取部2、画像形成部22、メイン制御部31、サブ制御部36及び操作部4等の当該画像形成装置1の各部への電力供給のオンオフを切り替える機能を有する。コントローラ35は、前記受信部として機能するとともに、後述するように前記モード切替部としての機能を有する。
次に、本実施形態の特徴部分について説明する。
本実施形態の複合機1は、外部機器から当該複合機1に画像データが入力されたり、操作部4により画像形成指示などが行われたりすると速やかに動作が実行可能なスタンバイ状態となるように、当該複合機1の各部に予め定められた電力が供給される通常モードの他に、スリープモードが設けられている。スリープモードは、例えば操作部4に設けられているスリープモード設定ボタン61(図2参照)が操作された場合や、当該複合機1に対して所定時間何も操作されなかった場合等に通常モードから切り替えられるモードであり、前記通常モードのときに比して電力が供給される対象の数が少なく、当該複合機1の各部のうち一部に対してのみ電力が供給されるモードである。スリープモードでは、サブ制御部36及び操作部4への電力供給は継続され、メイン制御部31や画像形成部22等、図2において破線で囲まれた領域に含まれる各部への電力供給は遮断される。
そして、本実施形態では、外部機器から送信されてきた画像データの種類(カラーの画像データであるかモノクロの画像データであるか)に応じて、スリープモードから通常モードに移行したときの後述するカラー調整動作の実行の要否を判断するようにしている。
このような機能を達成するべく、コントローラ26は、モード切替部351を機能的に有し、サブ制御部36は、電力供給モード検出部361と、電力供給モード情報送信部362とを機能的に有し、メイン制御部31は、電力供給モード情報受信部311と、データ種別判断部312と、調整動作要否判断部313と、イニシャル動作制御部314とを機能的に有する。
モード切替部351は、当該複合機1の電力供給モードを前記通常モードとスリープモードとの間で切り替えるものである。すなわち、モード切替部351は、操作部4に備えられた図略のスリープモード設定ボタン61が操作されたときや、複合機1に対して所定時間何も操作がなされなかったときに、当該複合機1の電力供給モードを通常モードからスリープモードに切り替える一方、スリープモードの設定中に原稿給送部3の回動操作や操作部4に対して何らかの操作が行われたり、例えばパーソナルコンピュータやファクシミリ装置等の外部機器から画像データが送信されてきたりすると、当該複合機1の電力供給モードをスリープモードから通常モードに切り替える。
電力供給モード検出部361は、前記検出部に相当し、メイン制御部31に供給されている電源電圧が印加される電力端子の電圧を所定の周期で監視することにより複合機1の現在の電力供給モードを検出するものである。すなわち、電力供給モード検出部361は、前記電力端子の電圧が予め定められた閾値より大きいときには、メイン制御部31に電力供給が行われており、当該複合機1の電力供給モードが通常モードに設定されているものと検出する一方、前記電力端子の電圧が予め定められた閾値以下のときには、メイン制御部31への電力供給が遮断されており、当該複合機1の電力供給モードがスリープモードに設定されているものと検出する。
電力供給モード情報送信部362は、前記モード情報送信部に相当し、前記電力供給モード検出部361により当該複合機1のモードが通常モードに切り替わったことが検出されると、その旨を示す情報(以下、電力供給モード情報という)をメイン制御部31に送信するものである。
電力供給モード情報受信部311は、前記モード情報受信部に相当し、サブ制御部36(電力供給モード情報送信部362)から送信される前記電力供給モード情報を受信するものである。なお、メイン制御部31は、通常モード以外では電力が供給されず各種の処理を実行できないため、電力供給モード情報受信部311は、前記モード切替部351により前記スリープモードから通常モードに切り替えられた後に、前記電力供給モード情報を受信することになる。
このように、複合機1の電力供給モードがスリープモードから通常モードに移行した場合に、スリープモードでも電力供給が行われるサブ制御部36からその旨を示す情報(前記電力供給モード情報)をメイン制御部31に送信することで、メイン制御部31は、自らの起動が、主電源のオフからオンへの切り替わりをトリガとするものであるのか、それとも、スリープモードから通常モードへの切り替わりをトリガとするものであるのかを判断することができる。
すなわち、メイン制御部31は、自らの起動後に前記電力供給モード情報を受信した場合には、該起動はスリープモードから通常モードへの切り替わりをトリガとするものであり、一方、自らの起動後に前記電力供給モード情報を受信しなかった場合には、該起動は主電源のオフからオンへの切り替わりをトリガとするものであると判断することができる。
データ種別判断部312は、外部機器から受信した画像データの種類(カラーの画像データであるかモノクロの画像データであるか)を判断するものである。
調整動作要否判断部313は、前記電力供給モード情報受信部311による前記電力供給モード情報の受信の有無と、外部機器から受信した画像データの種類(カラーの画像データであるかモノクロの画像データであるか)とに応じて、カラーの画像形成動作に関わる各部の調整動作(以下、カラー調整動作という)の実行の要否を判断するものである。
すなわち、調整動作要否判断部313は、メイン制御部31が起動されてから予め設定された設定時間内に、前記電力供給モード情報受信部311により前記電力供給モード情報を受信した場合、すなわちスリープモードから通常モードに切り替えられた場合であって、前記受信した画像データがカラーの画像データであると前記データ種別判断部312により判断されたときには、前記カラー調整動作を実行する必要があると判断する。
また、調整動作要否判断部313は、前記設定時間内に前記電力供給モード情報受信部311により前記電力供給モード情報を受信した場合、すなわちスリープモードから通常モードに切り替えられた場合であって、前記受信した画像データがモノクロの画像データであると前記データ種別判断部312により判断されたときには、前記カラー調整動作を実行する必要はないと判断する。
また、調整動作要否判断部313は、当該メイン制御部31の起動から前記設定時間が経過するまでの間に、前記電力供給モード情報受信部311により前記電力供給モード情報を受信しなかった場合、すなわちスリープモードから通常モードに切り替えられた場合ではなく、主電源がオフからオンに切り替えられた場合には、カラー調整動作を実行する必要があると判断する。
イニシャル動作制御部314は、画像形成動作が適切に実行されるように当該複合機1の各部の調整を行うイニシャル動作の指示を行うものであり、前記調整動作要否判断部313によりカラー調整動作を実行する必要があると判断されたとき、すなわち、前記電力供給モード情報とカラーの画像データを受信したとき、及び、主電源がオフからオンに切り替えられたときには、前記カラー調整動作を含むイニシャル動作の実施を前記各部に指示する。
一方、イニシャル動作制御部314は、前記調整動作要否判断部313によりカラー調整動作を実行する必要が無いと判断されたとき、すなわち、前記電力供給モード情報とモノクロの画像データとを受信したときには、前記カラー調整動作を除くイニシャル動作の実施を前記各部に指示する。
前記カラー調整動作の一つとして、色ずれ補正動作(レジスト補正動作)がある。この色ずれ補正動作により補正する対象である色ずれとは、LEDプリントヘッドからなる露光部227の取り付け誤差等により生じる主走査方向(転写ベルト243の移送方向と直交する方向又は記録紙の搬送方向と直交する方向)の色ずれ、第1乃至第4の画像形成ユニット221乃至224の取り付け誤差や各感光体ドラム225を回転駆動させる駆動モータの回転速度誤差等により生じる副走査方向(転写ベルト243の移送方向と同一方向又は記録紙の搬送方向と同一方向)の色ずれ、及び、第1乃至第4の画像形成ユニット221乃至224の取り付け誤差(傾き)や転写ベルト243の斜行等により生じる斜め方向(主走査方向及び副走査方向間の方向)の色ずれである。
色ずれ補正動作は、予め生成された色ずれ補正用マークの画像データに基づいてレジストマークを像担持体にそれぞれ形成し、該像担持体に形成された各レジストマークの位置を検出し、検出したレジストマークの各位置の位置関係に基づき、各画像形成ユニットによる画像形成位置の位置ずれ量を算出し、該位置ずれ量に基づき前記各画像形成ユニットの画像形成動作を補正する動作である。なお、詳細な手法は、例えば、本出願人が提案した特開2004−133217号公報に開示されている手法が採用可能であり、ここでの詳細な説明は省略する。
図3は、コントローラ35、メイン制御部31及びサブ制御部36で行われる処理を示すフローチャートである。なお、図3に示すコントローラ35及びサブ制御部36の処理は、スリープモードに設定されている場合に外部機器から画像データを受信したときの処理を示している。また、メイン制御部31は、図3に示す処理を実行する前の状態として、電力が供給されていない状態(スリープモードに設定されている状態又は複合機1の主電源がオフにされている状態)であるとする。
図3に示すように、コントローラ35のモード切替部351は、スリープモード中に外部機器から画像データを受信すると(ステップ♯1でYES)、当該複合機1の電力供給モードをスリープモードから通常モードに切り替える(ステップ♯2)。
サブ制御部36の電力供給モード検出部361は、コントローラ35のモード切替部351により当該複合機1のモードがスリープモードから通常モードに切り替えられたことを、メイン制御部31における前記電力端子の電圧変化により検出すると(ステップ♯11でYES)、サブ制御部36の電力供給モード情報送信部362は、その旨を示す電力供給モード情報をメイン制御部31に送信する(ステップ♯12)。
一方、メイン制御部31は、電力が供給されて起動すると(ステップ♯21でYES)、メイン制御部31の電力供給モード情報受信部311は、この起動から所定時間が経過するまでの間に前記電力供給モード情報をサブ制御部36から受信したか否かを判断する(ステップ♯22)。前記電力供給モード情報受信部311は、前記電力供給モード情報をサブ制御部36から受信しなかったと判断した場合には(ステップ♯22でNO)、メイン制御部31の調整動作要否判断部313は、前記カラー調整動作の実施が必要であると判断し、イニシャル動作制御部314は、当該複合機1に備えられる各部に、前記カラー調整動作を含むイニシャル動作を実施させる一方(ステップ♯23)、前記電力供給モード情報受信部311は、前記電力供給モード情報をサブ制御部36から受信したと判断した場合には(ステップ♯22でYES)、ステップ♯24の処理に進む。
メイン制御部31のデータ種別判断部312は、ステップ♯24において、外部機器から受信した画像データがカラーの画像データであるか否かを判断する。その結果、前記データ種別判断部312は、前記受信データがカラーの画像データであると判断したときには(ステップ♯24でYES)、前記調整動作要否判断部313は、前記カラー調整動作の実施が必要であると判断し、前記イニシャル動作制御部314は、当該複合機1に備えられる各部に、前記カラー調整動作を含むイニシャル動作を実施させる一方(ステップ♯23)、前記データ種別判断部312は、前記受信データがカラーの画像データではない、すなわちモノクロの画像データであると判断したときには(ステップ♯24でNO)、前記調整動作要否判断部313は、前記カラー調整動作の実施が不要であると判断し、イニシャル動作制御部314は、前記カラー調整を除くイニシャル動作を実施させる(ステップ♯25)。
以上のように、複合機1の電力供給モードがスリープモードから通常モードに切り替えられた旨を示す前記電力供給モード情報をメイン制御部31が受信し、且つ、外部機器から受信した画像データがモノクロの画像データであるときには、カラー調整動作を実施しないようにしたので、必要性が低いときの調整動作を実施しない分、従来のように、スリープモードから通常モードに移行すると必ずカラー調整動作を実施する構成に比して、カラー調整動作の実施頻度を抑制することができる。よって、復帰時にユーザを待機させる時間や機会を低減することができ、従来に比して、複合機1の利便性を向上することができる。
また、メイン制御部31が前記電力供給モード情報を受信しなかった場合と、前記電力供給モード情報を受信し、且つ、前記受信データがカラーの画像データである場合のときには、スリープモードへの切替えに伴う環境変化の影響等を受けてカラーの画像品質が低下する虞があるため、カラー調整動作を実施することによって、カラー画像の品質低下を防止又は抑制することができる。
そして、前記サブ制御部36と前記スリープモードとを備えたので、複合機1の省電力化を図ることができる。
なお、本件は、前記実施形態に代えて、又は前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、サブ制御部36は、メイン制御部31の電力端子の電圧変化によりモードの切替を検出するようにしたが、この形態に限らず、通常モードからスリープモードに移行するときに、メイン制御部31からサブ制御部36にその旨の通知が行われるようにしてもよい。また、これとは別に、モード切替部351のモード信号を監視することでモードを検出するようにしてもよい。
[2]本発明の適用対象は、前記実施形態のように、一旦、転写ベルト243に各色のトナー画像を形成し、このトナー画像を記録紙に転写するタイプの複合機に限らず、各色の現像部から直接感光体ドラムにトナー画像に形成するタイプの複合機も含まれ、更には、複合機だけでなく、ファクシミリ装置やプリンタ等の画像形成装置も含まれる。
[3]本件のカラー調整動作は、前記色ずれ補正動作の他、一様の濃度を有する矩形状の濃度補正用パッチパターンを像担持体(例えば前記感光体ドラム225)上に形成して、該濃度補正用パッチパターンの濃度を図略の濃度センサにより測定し、この測定濃度値が最適値となるように、露光部227から出力されるレーザ光の強弱調整や現像部228により印加される現像バイアス電圧の調整を行って、各色の現像剤でそれぞれ形成される各画像同士の濃度関係の調整を行う色味調整動作も含まれる。
複合機の内部構成を示す側面図である。 複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 コントローラ、メイン制御部及びサブ制御部で行われる処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
2 原稿読取部
22 画像形成部
31 メイン制御部
311 電力供給モード情報受信部
312 データ種別判断部
313 調整動作要否判断部
314 イニシャル動作制御部
35 コントローラ
351 モード切替部
36 サブ制御部
361 電力供給モード検出部
362 電力供給モード情報送信部
4 操作部

Claims (3)

  1. モノクロ画像及びカラー画像を記録媒体に形成可能な画像形成部と、
    前記画像形成部を含む当該画像形成装置の各部の動作を制御するメイン制御部と、
    前記メイン制御部より回路規模が小さいサブ制御部と、
    当該画像形成装置の各部に対して電力を供給する通常モードと、前記メイン制御部及び前記サブ制御部のうち前記メイン制御部のみを含む当該画像形成装置の各部に対する電力供給を遮断する省電力モードとを択一的に切り替えるモード切替部と、
    外部機器との間で画像データの通信を行う通信部とを備え、
    前記サブ制御部は、
    前記モード切替部によるモードの切替えを検出する検出部と、
    前記モード切替部により省電力モードから通常モードに切り替えられると、その旨を示すモード情報をメイン制御部に送信するモード情報送信部と
    を有し、
    前記メイン制御部は、
    前記サブ制御部から前記モード情報を受信するモード情報受信部と、
    前記通信部により受信された画像データがカラーの画像データであるかモノクロの画像データであるかを判断するデータ種別判断部と、
    当該画像形成装置が前記通常モードになると、前記画像形成部による画像形成動作を調整するイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させるイニシャル動作制御部とを有し、
    前記イニシャル動作制御部は、
    前記モード情報受信部により前記モード情報が受信された場合において、
    前記通信部により受信された画像データがカラーの画像データであるときには、前記画像形成部によるカラーの画像形成動作に関わる各部の調整動作を含むイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させ、前記画像データがモノクロの画像データであるときには、前記調整動作を除くイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させる画像形成装置。
  2. 記録媒体に対して互いに異なる色のトナー画像を重ねて転写する画像形成ユニットを色ごとに有し、
    前記調整動作は、前記各画像形成ユニットにより、予め生成された色ずれ補正用マークの画像データに基づいて色ずれ補正用マークを像担持体にそれぞれ形成し、該像担持体に形成された各色ずれ補正用マークの位置を検出し、検出した色ずれ補正用マークの各位置の位置関係に基づき、各画像形成ユニットによる画像形成位置の位置ずれ量を算出し、該位置ずれ量に基づき前記各画像形成ユニットの画像形成動作を補正する色ずれ補正動作を含む請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記イニシャル動作制御部は、当該画像形成装置が前記通常モードになっても、前記モード情報受信部により前記モード情報が受信されなかった場合には、前記画像形成部によるカラーの画像形成動作に関わる各部の調整動作を含むイニシャル動作を当該画像形成装置の各部に実行させる請求項1または2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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