JP5400651B2 - 物理層回路 - Google Patents

物理層回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5400651B2
JP5400651B2 JP2010027724A JP2010027724A JP5400651B2 JP 5400651 B2 JP5400651 B2 JP 5400651B2 JP 2010027724 A JP2010027724 A JP 2010027724A JP 2010027724 A JP2010027724 A JP 2010027724A JP 5400651 B2 JP5400651 B2 JP 5400651B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection circuit
circuit
control signal
signal
bits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010027724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011166502A (ja
Inventor
勝春 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2010027724A priority Critical patent/JP5400651B2/ja
Priority to US13/024,846 priority patent/US8589606B2/en
Publication of JP2011166502A publication Critical patent/JP2011166502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5400651B2 publication Critical patent/JP5400651B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0272Arrangements for coupling to multiple lines, e.g. for differential transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0264Arrangements for coupling to transmission lines
    • H04L25/0292Arrangements specific to the receiver end

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Description

本発明は、差動シリアル通信装置の物理層回路に関する。
ハードディスクやDVDなどのデータ転送が高速化する背景において、従来のパラレル転送方式では転送速度が限界に達しつつあるため、差動シリアル転送方式が普及し始めている(特許文献1、非特許文献1)。
非特許文献1を参照して、差動シリアル転送方式を用いた通信装置(以下差動シリアル通信装置という)の受信部の物理層(PHY)の構成を説明する。
図11は、非特許文献1の59頁における図29に対して、説明の便宜のために一部の機能ブロックと信号に対して符号を付与したものである。
図11に示すように、差動シリアル通信装置の受信部の物理層は、正極性端子11と負極性端子12から構成された差動入力端子と、レシーバー回路14と、リカバリ変換回路16(図中「Data extraction block」)と、検出回路20(図中「OOB singnal detector」)を備える。
正極性端子11と負極性端子12は、それぞれシリアルケーブルと接続されており、通信相手が送信してきた差動シリアル信号を受信してレシーバー回路14と検出回路20に入力する。以下、正極性端子11と負極性端子12からの入力を夫々正極性入力S01と負極性入力S02と呼ぶ。
レシーバー回路14は、アナログの差動コンパレータ回路であり、差動入力端子からの入力をシングルのシリアルデータに変換してリカバリ変換回路16に出力する。具体的には、差動入力端子に差動シリアル信号の入力が無いときに、すなわち正極性入力S01と負極性入力S02の電位が同電位であるときにシリアルデータS1にロウレベルを出力し、差動入力端子に差動シリアル信号の入力があるときに正極性入力S01と同様のハイレベルまたはロウレベルをシリアルデータS1に出力する。
リカバリ変換回路16は、シリアルデータS1からクロック信号を分離して受信再生クロック(図中「Recovered clock」。以下再生クロックCLKという)を得ると共に、シングルのシリアルデータS1を所定のビット数(ビット幅)単位のパラレルデータPに変換する。
正極性入力S01と負極性入力S02は、検出回路20にも入力される。検出回路20は、アナログの差動コンパレータ回路を有し、該差動コンパレータ回路により正極性入力S01と負極性入力S02の振幅を所定の閾値と比較する。例えば、検出回路20は、正極性入力S01と負極性入力S02との比較した結果として、検出回路の内部信号として検出信号(内部信号D0)を生成する。この検出信号D0がハイであることは、通信相手からの差動シリアル信号が差動入力端子に入力されていることを示し、該検出信号がロウであることは、通信相手からの差動シリアル信号が差動入力端子に入力されていないことを示す。以下、差動シリアル信号が差動入力端子に入力されている状態と入力されていない状態をそれぞれ「入力有り状態」と「入力無し状態」という。
また、検出回路20は、検出信号D0を利用して、第1の信号D1と第2の信号D2を作成し、上位層に出力する。ここで、第1の信号D1は、リセットあるいは初期化に利用する信号であり、第2の信号D2はシステムのパワーダウン状態から通常動作状態への復帰を示すための信号である。検出回路20は、検出信号D0に基づいて、正極性入力S01と負極性入力S02から、通信相手がデータ送信の開始に先立って送信する接続認識用のデータパターン(以下接続認識信号という)を検出すると、ハイレベルとなる第2の信号D2を上位層に出力する。
特開2006−54742号公報
Information Technology−AT Attachment with Packet Interface−7 Volume 3 − Serial Transport Protocols and Physical Interconnect (ATA/ATAPI−7 V3) Revision 4b 21 April 2004,インターネット<http://www.t13.org/Documents/UploadedDocuments/docs2007/D1532v3r4b−AT_Attachment_with_Packet_Interface_−_7_Volume_3.pdf>,ページ59,Figure29
差動シリアル通信装置の受信部の物理層の仕様として、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源のオン/オフの制御について特に定めが無いが、検出回路20の内部信号D0と、検出回路20から上位層に出力される第1の信号D1、第2の信号D2を、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源のオン/オフの制御に用いることが行われている。具体的には、第2の信号D2がハイレベルになったときに、レシーバー回路14と16の電源をオンし、その後、検出回路20内で内部信号の検出信号D0がロウレベルになったときに、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源をオフする。これは、入力無し状態においてノイズを切断するためである。この場合、検出回路20は、スケルチ回路としても機能する。
図12は、検出回路20がスケルチ回路としても機能する場合に、図11に示す物理層回路の受信部における各信号の遷移例を示すタイミングチャートである。
<時刻T0>
差動入力端子に接続されたシリアルケーブルは切断状態にある。これは、上述した入力無し状態であり、このとき、正極性入力S01と負極性入力S02が同電位であり、検出信号D0、第2の信号D2、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビット、再生クロックCLKがロウレベルになっている。また、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源はオフされている。
<時刻T1>
シリアルケーブルが接続状態になり、すなわち、上述した入力有り状態になる。このとき、差動入力端子に接続認識信号が入力され、検出回路20により検出される。従って、ハイレベルの第2の信号D2が上位層に出力される。なお、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源がオフされたままであるため、シリアルデータS1と、パラレルデータPの全ビット、再生クロックCLKが、ロウレベルのままである。
<時刻T2>
ハイレベルの第2の信号D2を受信した上位層は、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源をオンする。これにより、レシーバー回路14とリカバリ変換回路16が動作を開始し、再生クロックCLKの出力が開始される。なお、接続認識信号の後に続くデータ信号がまだ入力されていないため、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビットは、ロウレベルである。また、接続認識信号が検出されないため、第2の信号D2はロウレベルになる。
<時刻T3>
差動入力端子に、接続認識信号に続く通常のデータ信号が入力される。このデータ信号は、レシーバー回路14によりシリアルデータS1に変換されて、さらにリカバリ変換回路16によりパラレルデータPに変換される。また、パラレルデータPに同期した再生クロックCLKも出力される。これ以降、差動入力端子にデータ信号の入力が無くなる時刻T4まで、検出回路20の内部では、ハイレベルの検出信号D0が出力され続ける。なお、これらのデータ信号が認識接続用信号ではないため、第2の信号D2はロウレベルのままである。
<時刻T4>
データ信号の入力が無くなり、シリアルケーブルが切断される。そのため、正極性入力S01とS02が同電位になり、検出信号D0、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビットがロウレベルになる。
<時刻T5>
上位層は、検出信号D0がロウレベルになったことによりレシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源をオフする。これにより、再生クロックCLKの出力も無くなる。
差動シリアル方式によるデータ転送は、低消費電力が要求されるノートPC(PC:パーソナルコンピュータ)などの携帯機器にも適用されており、差動シリアル通信装置の消費電力をいかに抑制することが大きな課題となっている。上述した説明から分かるように、差動シリアル通信装置の受信部の物理層において、消費電力が比較的に大きいアナログのコンパレータを備えたレシーバー回路14や、検出回路20がある。入力無し状態においてレシーバー回路14とリカバリ変換回路16の電源をオフすることによりある程度電力の消費を抑制することできるが、より一層の低消費電力が要求されている。
本発明の一つの態様は、差動シリアル通信装置の物理層回路である。この物理層回路は、差動入力端子と、変換部と、第1の検出回路と、第2の検出回路と、制御回路を備える。
差動入力端子は、通信相手からの差動シリアル信号を受信して出力する。
変換部は、差動入力端子と接続され、該差動入力端子の出力を所定のビット数単位のパラレルデータに変換する。変換部の電源のオン/オフは、上位層からの電源制御信号により制御される。
第1の検出回路は、差動入力端子と接続され、該差動入力端子の出力から、通信の開始を示す接続認識信号を検出する。該第1の検出回路は、接続認識信号を検出したときに変換部の電源をオンする電源制御信号を上位層に出せるための第1の制御信号を出力する。
第2の検出回路は、変換部と接続され、変換部が得た所定のビット数単位のパラレルデータが、差動入力端子による差動シリアル信号の受信の有無のいずれを示すビット構成を有するかを検出することによって差動入力端子による前記差動シリアル信号の受信の有無を検出する。該第2の検出回路は、上記受信がないことを検出したときに変換部の電源をオフする電源制御信号を上位層に出せるための第2の制御信号を出力する。
制御部は、第2の検出回路により上記受信があることを検出したときに第1の検出回路の電源をオフし、第2の検出回路により上記受信が無いことを検出したときに第1の検出回路の電源をオンする。
なお、上記態様の回路を方法や、装置、システムなどに置き換えて表現したものや、該回路を備えた通信装置なども、本発明の態様としては有効である。
本発明にかかる技術によれば、差動シリアル通信装置の電力消費をより抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかる物理層回路を示す図である。 図1に示す物理層回路における第2の検出回路と制御回路を示す図である。 図1に示す物理層回路における各信号の遷移例を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかる物理層回路を示す図である。 図4に示す物理層回路における各信号の遷移例を示すタイミングチャートである。 第2の検出回路の他の構成例を示す例である(その1)。 第2の検出回路の他の構成例を示す例である(その2)。 第2の検出回路の他の構成例を示す例である(その3)。 第2の検出回路の他の構成例を示す例である(その4)。 第2の検出回路の他の構成例を示す例である(その5)。 通常のシリアル通信装置の物理層回路を示す図である。 図11に示す物理層回路における各信号の遷移例を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、本発明と関連する部分を除き、適宜、省略、及び簡略化がなされている。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる物理層回路100を示す。物理層回路100は、差動シリアル通信装置の受信部の物理層であり、正極性端子111と負極性端子112から構成された差動入力端子110と、レシーバー回路120と、リカバリ変換回路122と、第1の検出回路130と、第2の検出回路132と、制御回路134を備える。
正極性端子111と負極性端子112は、それぞれシリアルケーブルと接続されており、通信相手が送信してきた差動シリアル信号を受信してレシーバー回路120とリカバリ変換回路122に出力する。正極性端子111と負極性端子112からの入力は夫々正極性入力S01と負極性入力S02である。
レシーバー回路120は、図11に示すレシーバー回路14と同様のアナログの差動コンパレータ回路であり、差動入力端子110からの入力をシングルのシリアルデータS1に変換してリカバリ変換回路122に出力する。レシーバー回路120は、差動入力端子110に差動シリアル信号の入力が無いときに、すなわち正極性入力S01と負極性入力S02の電位が同電位であるときにシリアルデータS1にロウレベルを出力し、差動入力端子110に差動シリアル信号の入力があるときに正極性入力S01と同様のハイレベルまたはロウレベルをシリアルデータS1に出力する。
リカバリ変換回路122は、図11に示すリカバリ変換回路16と同様の回路であり、シリアルデータS1からクロック信号を分離して受信再生クロック再生クロックCLKを
得ると共に、シリアルデータS1を所定のビット数(ビット幅)単位のパラレルデータPに変換する。
すなわち、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122は、請求項でいう「変換部」の機能を備える。また、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122には、上位層からの電源制御信号ctr0が入力され、電源制御信号ctr0により電源のオン/オフが制御される。
正極性入力S01と負極性入力S02は、第1の検出回路130にも出力される。第1の検出回路130は、図11に示す検出回路20と同様に、アナログの差動コンパレータ回路を有し、該差動コンパレータ回路により正極性入力S01と負極性入力S02の振幅を所定の閾値と比較すると共に、正極性入力S01と負極性入力S02から、通信相手がデータ送信の開始に先立って送信する接続認識信号の検出も行い、該接続認識信号を検出すると、ハイレベルとなる第1の制御信号ctr1を上位層に出力する。
なお、第1の検出回路130は、正極性入力S01と負極性入力S02の振幅を所定の閾値とを比較して比較結果を得るが、比較結果を示す検出信号(図示せず)を内部信号として持つ。この検出信号は、図11における検出回路20が得る検出信号D0と同様に、ハイであることが「入力有り状態」を示し、ロウであることが「入力無し状態」を示す。
第2の検出回路132は、リカバリ変換回路122に接続され、リカバリ変換回路122からのパラレルデータPが入力される。第2の検出回路132は、パラレルデータPのビット構成に基づいて、差動入力端子110に差動シリアル信号の入力の有無を検出する。第2の検出回路132の具体的な構成については後述するが、第2の検出回路132は、差動入力端子110に差動シリアル信号の入力が無いことを検出すると、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源をオフする電源制御信号ctr0を上位層に出させるための第2の制御信号ctr2を上位層に出力する。
第2の制御信号ctr2は、制御回路134にも出力される。制御回路134は、第2の制御信号ctr2に応じて、第1の検出回路130の電源をオンまたはオフする第3の制御信号ctr3を第1の検出回路130に出力する。
図2は、図1に示す物理層回路100における第2の検出回路132と制御回路134を示す。図示のように、本実施の形態において、第2の検出回路132は、パラレルデータPを入力とするNORゲートであり、パラレルデータPの各ビットの否定論理和を第2の制御信号ctr2として出力する。例えば、パラレルデータPのビット幅が8ビットである場合、パラレルデータPは8ビットずつ第2の検出回路132に入力され、この8ビット全てがロウレベルである場合にのみ第2の制御信号ctr2がハイレベルとなる。
制御回路134は、第2の制御信号ctr2を入力とするインバータであり、第2の制御信号ctr2の反転信号を第3の制御信号ctr3として第1の検出回路130に出力する。パラレルデータPの全てのビットがロウレベルであるときにのみ第2の制御信号ctr2がハイレベルになるため、第3の制御信号ctr3は、パラレルデータPの全てのビットがロウである場合にのみロウレベルになる。
図3は、図1に示す物理層回路100における各信号の遷移例を示すタイミングチャートである。時間順に説明する。
<時刻T0>
差動入力端子に接続されたシリアルケーブルは切断状態にある。このとき、上位層からの電源制御信号ctr0がハイレベルであり、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源はオフされている。また、正極性入力S01と負極性入力S02が同電位であり、第1の検出回路130の内部信号となる検出信号、第1の制御信号ctr1、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ピット、再生クロックCLKがロウレベルになっている。
パラレルデータPの全ビットがロウレベルであるため、第2の制御信号ctr2がハイレベルであり、第3の制御信号ctr3がロウレベルである。
<時刻T1>
シリアルケーブルが接続され、差動入力端子110に接続認識信号が入力される。そのため、第1の検出回路130は、ハイレベルの第1の制御信号ctr1を上位層に出力する。なお、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源がオフされたままであるため、シリアルデータS1と、パラレルデータPの全ビット、再生クロックCLKもロウレベルのままであり、第2の制御信号ctr2は引き続きハイレベルであり、第3の制御信号ctr3は、ロウレベルのままである。
<時刻T2>
ハイレベルの第1の制御信号ctr1を受信した上位層は、電源制御信号ctr0をロウレベルにしてレシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源をオンする。これにより、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122が動作を開始し、再生クロックCLKの出力が開始される。なお、接続認識信号の後に続くデータ信号がまだ入力されていないため、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビットは、ロウレベルである。そのため、第2の制御信号ctr2と第3の制御信号ctr3はそれぞれハイレベルとロウレベルのままである。また、認識接続信号が検出されないため、第1の制御信号ctr1は、ロウレベルになる。
<時刻T3>
差動入力端子110に、接続認識信号に続く通常のデータ信号が入力される。このデータ信号は、レシーバー回路120によりシリアルデータS1に変換されて、さらにリカバリ変換回路122によりパラレルデータPに変換される。また、パラレルデータPに同期した再生クロックCLKも出力される。なお、これらのデータ信号が認識接続用信号ではないため、第1の制御信号ctr1は、ロウレベルのままである。
差動入力端子110に入力されるデータ信号は、8B10Bで符号化されており、それを変換して得たシリアルデータS1は、ロウレベルとハイレベル間で絶えず変化する。そのため、このようなシリアルデータS1をさらに変換して得たパラレルデータPは、ビット幅単位の全ビット中のハイレベルとロウレベルの個数は均等化しており、全ビットがロウレベルに成りえない。したがって、第2の制御信号ctr2はロウレベルになり、第3の制御信号ctr3はハイレベルになる。
第3の制御信号ctr3がハイレベルになることにより、第1の検出回路130の電源はオフされる。
<時刻T4>
データ信号の入力が無くなり、シリアルケーブルが切断される。そのため、正極性入力S01とS02が同電位になり、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビットがロウレベルになる。
パラレルデータPの全ビットがロウレベルになると、第2の制御信号ctr2はハイレベルになり、第3の制御信号ctr3はロウレベルになる。第3の制御信号ctr3がロウレベルになることにより、第1の検出回路130は、電源がオンされ、再び動作を開始する。
<時刻T5>
上位層が、ハイレベルの第2の制御信号ctr2を受信したことにより電源制御信号ctr0をハイレベルにして、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源をオフする。これにより、再生クロックCLKの出力も無くなる。
このように、本実施の形態の物理層回路100は、第1の検出回路130により接続認識信号が検出されると、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源がオンされるため、接続認識信号の後に続くデータの受信が可能になる。また、第2の検出回路132により入力無し状態が検出されると、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源がオフされるため、スケルチ機能を果たすことができる。これについて、図11に示す物理層回路と同様である。
本実施の形態の物理層回路100は、さらに、接続認識信号が検出された後に第2の検出回路132により入力有り状態か入力無し状態かの検出を行い、入力有り状態のときに第1の検出回路130の電源をオフし、入力無し状態のときに第1の検出回路130の電源をオンする。このように、通常のデータ通信が行われている期間(例えば図3に示す時刻T3から時刻T4までの期間)内に、第1の検出回路130信号検出回路の電源をオフすることにより、第1の検出回路130による電力の消費を削減することができる。
なお、図11に示す物理層回路に対して、本実施の形態の物理層回路100では、第2の検出回路132と制御回路134が追加されているが、第2の検出回路132と制御回路134は、CMOS回路で構成された論理ゲートであり、通常のデータ通信が行われている状態で動作しても、アナログコンパレータを備える第1の検出回路130より消費電力が非常に少ない。
例えば、実測により、第1の検出回路130の動作時の消費電力が10mWであるのに対して、第2の検出回路132と制御回路134の動作時の消費電力が10μW程度である。
さらに、シリアルケーブルが切断されている時、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122が停止している状態で、第2の検出回路132の入力であるパラレルデータPは変化しない。そのため、CMOS回路で構成された第2の検出回路132と制御回路134の消費電力は0μWであり、図11に示す物理層回路と比べて、シリアルケーブルが切断されているときの消費電力の増大が無い。
<第2の実施の形態>
図4は、本発明の第2の実施の形態にかかる物理層回路200を示す。物理層回路200は、物理層回路100における制御回路134の代わりに制御回路210が設けられた点を除き、物理層回路100と同様であるため、ここで制御回路210についてのみ説明する。他の機能ブロックについては、図1に用いられた符号と同じ符号を付与すると共に、説明を省略する。
制御回路210は、上位層からの電源制御信号ctr0を入力とするインバータであり、電源制御信号ctr0の反転信号を第3の制御信号ctr3として第1の検出回路130に出力する。
図5は、図4に示す物理層回路200における各信号の遷移例を示すタイミングチャートである。時間順に説明する。
<時刻T0>
差動入力端子に接続されたシリアルケーブルは切断状態にある。このとき、上位層からの電源制御信号ctr0がハイレベルであり、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源はオフされている。そのため、第3の制御信号ctr3はロウレベルである。また、正極性入力S01と負極性入力S02が同電位であり、第1の検出回路130の内部信号となる検出信号、第1の制御信号ctr1、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ピット、再生クロックCLKがロウレベルになっている。
パラレルデータPの全ビットがロウレベルであるため、第2の制御信号ctr2がハイレベルである。
<時刻T1>
シリアルケーブルが接続され、差動入力端子110に接続認識信号が入力される。そのため、第1の検出回路130は、ハイレベルの第1の制御信号ctr1を上位層に出力する。なお、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源がオフされたままであるため、シリアルデータS1と、パラレルデータPの全ビット、再生クロックCLKもロウレベルのままであり、第2の制御信号ctr2は引き続きハイレベルである。なお、第3の制御信号ctr3は、ロウレベルのままである。
<時刻T2>
ハイレベルの第1の制御信号ctr1を受信した上位層は、電源制御信号ctr0をロウレベルにしてレシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源をオンする。これにより、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122が動作を開始し、再生クロックCLKの出力が開始される。また、電源制御信号ctr0がロウレベルになったため、第3の制御信号ctr3はハイレベルになる。これにより、第1の検出回路130の電源がオフされる。
なお、接続認識信号の後に続くデータ信号がまだ入力されていないため、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビットは、ロウレベルである。そのため、第2の制御信号ctr2はハイレベルのままである。また、認識接続信号が検出されないため、第1の制御信号ctr1は、ロウレベルになる。
<時刻T3>
差動入力端子110に、接続認識信号に続く通常のデータ信号が入力される。このデータ信号は、レシーバー回路120によりシリアルデータS1に変換されて、さらにリカバリ変換回路122によりパラレルデータPに変換される。また、パラレルデータPに同期した再生クロックCLKも出力される。なお、これらのデータ信号が認識接続用信号ではないため、第1の制御信号ctr1は、ロウレベルのままである。
差動入力端子110に入力されるデータ信号は、8B10Bで符号化されており、それを変換して得たシリアルデータS1は、ロウレベルとハイレベル間で絶えず変化する。そのため、このようなシリアルデータS1をさらに変換して得たパラレルデータPは、ビット幅単位の全ビット中のハイレベルとロウレベルの個数は均等化しており、全ビットがロウレベルに成りえない。したがって、第2の制御信号ctr2はロウレベルになる。
<時刻T4>
データ信号の入力が無くなり、シリアルケーブルが切断される。そのため、正極性入力S01とS02が同電位になり、シリアルデータS1、パラレルデータPの全ビットがロウレベルになる。
パラレルデータPの全ビットがロウレベルになると、第2の制御信号ctr2はハイレベルになる。
<時刻T5>
上位層が、ハイレベルの第2の制御信号ctr2を受信したことにより電源制御信号ctr0をハイレベルにして、レシーバー回路120とリカバリ変換回路122の電源をオフする。これにより、再生クロックCLKの出力も無くなる。
また、電源制御信号ctr0がハイレベルになったことにより、第3の制御信号ctr3はロウレベルになる。これにより、第1の検出回路130は、電源がオンされ、動作を開始する。
本実施の形態の物理層回路200は、物理層回路100と同様の効果を得ることができる。また、物理層回路100では、第1の検出回路130の電源オフの期間は、通常のデータ通信が行われている期間(図3と図5に示す時刻T3から時刻T4までの期間)である。それに対して、物理層回路200では、第1の検出回路130の電源オフの期間は、上位層が接続を認識した時刻(図3と図5に示す時刻T2)から、上位層が切断を認識した時刻(図3と図5に示す時刻T5)までの期間である。すなわち、物理層回路200は、第1の検出回路130の電源をより長時間オフすることができ、ひいては物理層回路乃至通信装置の電力消費をより削減することができる。
<他の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態としての物理層回路において、図2に示す第2の検出回路132の別の構成を説明する。
図6は、第2の検出回路132の別の構成例を示す。この第2の検出回路132は、パラレルデータPの各ビットが入力されるNORゲート152と、パラレルデータPの各ビットが入力されるANDゲート154と、NORゲート152とANDゲート154の出力が入力されるORゲート156を備える。
NORゲート152は、パラレルデータPの全ビットがロウレベルであるときにのみハイレベルの信号C1を出力する。ANDゲート154は、パラレルデータPの全ビットがハイレベルであるときにのみハイレベルの信号C2を出力する。ORゲート156は、信号C1とC2のいずれか一方または両方がハイレベルであるときにハイレベルを出力する。ORゲート156の出力は、第2の制御信号ctr2である。
すなわち、図6に示す第2の検出回路132によれば、パラレルデータPの全ビットがロウレベルである場合と、パラレルデータPの全ビットがハイレベルである場合において、第2の制御信号ctr2がハイレベルになり、他の場合においては第2の制御信号ctr2がロウレベルになる。
前述したように、通常のデータ通信が行われているときに、パラレルデータPの全ビットがロウレベルであることがあり得ない。同様に、パラレルデータPの全ビットがハイレベルであることもあり得ない。パラレルデータPの全ビットがロウビットである場合に加え、パラレルデータPの全ビットがハイレベルである場合も通常のデータ通信が行われる期間以外として検出することによって、検出の精度を高めることができる。
図7も、第2の検出回路132の別の構成例を示す。この第2の検出回路132は、パラレルデータPのロウレベルのビットをカウントするロウレベルカウンタである。ロウレベルカウンタ132は、パラレルデータPの全ビットのうちに、ロウレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときにハイレベルを出力し、それ以外のときにロウレベルを出力する。ロウレベルカウンタ132の出力は、第2の制御信号ctr2である。
前述したように、通常のデータ通信が行われているときに、パラレルデータPの全ビット中のハイレベルとロウレベルの個数が均等化している。そのため、パラレルデータPの全ビットがロウレベルであることを検出することにより、通常のデータ通信が行われていないことを検出することができる。しかし、LSI内外におけるノイズの発生により、通常のデータ通信が行われていないときに、パラレルデータPの全ビットがロウレベルにならない可能性がある。そのため、図7に示すようにロウレベルカウンタにより第2の検出回路132を構成すれば、ノイズの耐性を強化できる。
さらに、ロウレベルカウンタ132がハイレベルを出力するかロウレベルを出力するかの上記閾値をパラメータ化して可変できるようにすることで、ノイズ耐性量の調整が可能となる。
図8も、第2の検出回路132の別の構成例を示す。この第2の検出回路132は、パラレルデータPの各ビットが入力されるロウレベルカウンタ162と、パラレルデータPの各ビットが入力されるANDゲート164と、ロウレベルカウンタ162とANDゲート164の出力が入力されるORゲート166を備える。
ロウレベルカウンタ162は、図7に示すロウレベルカウンタ132と同様に、パラレルデータPの全ビットのうちに、ロウレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときにハイレベルを出力し、それ以外のときにロウレベルを出力する。ロウレベルカウンタ162の出力する信号C1は、ORゲート166に入力される。
ANDゲート164は、パラレルデータPの全ビットがハイレベルであるときにのみハイレベルの信号C2を出力する。ORゲート166は、信号C1とC2のいずれか一方または両方がハイレベルであるときにハイレベルを出力する。ORゲート166の出力は、第2の制御信号ctr2である。
図8に示す第2の検出回路132は、図7に示すロウレベルカウンタ132により構成された第2の検出回路と同様にノイズの耐性を強化できると共に、パラレルデータPの全ビットがハイレベルである場合も通常のデータ通信が行われる期間以外として検出することによって、検出の精度を高めることができる。
図9も、第2の検出回路132の別の構成例を示す。この第2の検出回路132は、ロウレベルカウンタ172と、ハイレベルカウンタ174と、ORゲート176を備える。
ロウレベルカウンタ172は、図7に示すロウレベルカウンタ132と同様に、パラレルデータPの全ビットのうちに、ロウレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときにハイレベルを出力し、それ以外のときにロウレベルを出力する。ロウレベルカウンタ172の出力する信号C1は、ORゲート176に入力される。
ハイレベルカウンタ174は、パラレルデータPのハイレベルのビットをカウントするカウンタであり、パラレルデータPの全ビットのうちに、ハイレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときに信号C2にハイレベルを出力し、それ以外のときに信号C2にロウレベルを出力する。
ORゲート176は、信号C1とC2が入力され、それらの論理和を第2の制御信号ctr2として出力する。
前述したように、通常のデータ通信が行われているときに、パラレルデータPの全ビット中のハイレベルとロウレベルの個数が均等化している。そのため、パラレルデータPの全ビットがロウレベルであることを検出することにより、通常のデータ通信が行われていないことを検出することができる。しかし、LSI内外におけるノイズの発生により、通常のデータ通信が行われていないときに、パラレルデータPの全ビットがロウレベルにならない可能性がある。従って、図7に示すようにロウレベルカウンタ132により第2の検出回路を構成することにより、ノイズ耐性を強化することができる。
図9に示す第2の検出回路132は、ロウレベルカウンタ172に加え、ハイレベルカウンタ174によりパラレルデータPの全ビットのうちにハイレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上である場合も通常のデータ通信が行われる期間以外として検出することによって、検出の精度を高めることができる。
図10も、第2の検出回路132の別の構成例を示す。この第2の検出回路132は、NORゲート182と、ハイレベルカウンタ184と、ORゲート186を備える。
NORゲート182は、パラレルデータPの各ビットが入力され、パラレルデータPの各ビットがロウレベルである場合のみ信号C1にハイレベルを出力する。
ハイレベルカウンタ184は、パラレルデータPのハイレベルのビットをカウントするカウンタであり、パラレルデータPの全ビットのうちに、ハイレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときに信号C2にハイレベルを出力し、それ以外のときに信号C2にロウレベルを出力する。
ORゲート186は、信号C1とC2が入力され、それらの論理和を第2の制御信号ctr2として出力する。
図10に示す第2の検出回路132は、図2に示す第2の検出回路132を構成するNORゲートと、図9に示す第2の検出回路132を構成するハイレベルカウンタ174の組合せであり、ここで効果の説明を省略する。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述した各実施の形態に対してさまざまな変更、増減を行ってもよい。これらの変更、増減が行われた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
11 正極性端子 12 負極性端子
14 レシーバー回路 16 リカバリ変換回路
20 検出回路 100 物理層回路
110 差動入力端子 111 正極性端子
112 負極性端子 120 レシーバー回路
122 リカバリ変換回路 130 第1の検出回路
132 第2の検出回路 134 制御回路
152 NORゲート 154 ANDゲート
156 ORゲート 162 ロウレベルカウンタ
164 ANDゲート 166 ORゲート
172 ロウレベルカウンタ 174 ハイレベルカウンタ
176 ORゲート 182 NORゲート
184 ハイレベルカウンタ 186 ORゲート
200 物理層回路 210 制御回路
ctr0 電源制御信号 ctr1 第1の制御信号
ctr2 第2の制御信号 ctr3 第3の制御信号
CLK 再生クロック D0 検出信号
D1 第1の信号 D2 第2の信号
P パラレルデータ S01 正極性入力
S02 負極性入力 S1 シリアルデータ

Claims (8)

  1. 差動シリアル通信装置の物理層回路であって、
    通信相手からの差動シリアル信号を受信して出力する差動入力端子と、
    前記差動入力端子と接続され、該差動入力端子の出力を所定のビット数単位のパラレルデータに変換する変換部であって、上位層からの電源制御信号により電源のオンとオフが制御される前記変換部と、
    前記差動入力端子と接続され、該差動入力端子の出力から、通信の開始時に前記通信相手が最初に送信する接続認識信号を検出する第1の検出回路であって、前記接続認識信号を検出したときに前記変換部の電源をオンする前記電源制御信号を前記上位層に出せるための第1の制御信号を出力する前記第1の検出回路と、
    前記変換部と接続され、前記変換部が得た前記所定のビット数単位のパラレルデータが、前記差動入力端子による、前記通信相手が前記接続認識信号の後に送信するデータ信号の受信の有無のいずれを示すビット構成を有するかを検出することによって前記差動入力端子による前記受信の有無を検出する第2の検出回路であって、前記受信がある状態から無い状態になったことを検出したときに前記変換部の電源をオフする前記電源制御信号を前記上位層に出せるための第2の制御信号を出力する前記第2の検出回路と、
    前記第2の検出回路により前記受信があることを検出したときに前記第1の検出回路の電源をオフし、前記第2の検出回路により前記受信がある状態から無い状態になったことを検出したときに前記第1の検出回路の電源をオンする制御回路とを備えたことを特徴とする物理層回路。
  2. 前記第2の検出回路と前記制御回路は、CMOS回路により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の物理層回路。
  3. 前記第2の検出回路は、前記変換部が得た前記パラレルデータの前記所定のビット数単位の全ビットのうちに、ロウレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときに、前記第2の制御信号をアクティブにし、
    他のときに、前記第2の制御信号を非アクティブにすることを特徴とする請求項1または2に記載の物理層回路。
  4. 前記第2の検出回路は、前記変換部が得た前記パラレルデータの前記所定のビット数単位の全ビットがロウレベルであるときに、前記第2の制御信号をアクティブにすることを特徴とする請求項3に記載の物理層回路。
  5. 前記第2の検出回路は、さらに、前記変換部が得た前記パラレルデータの前記所定のビット数単位の全ビットのうちに、ハイレベルのビットが占める割合が所定の閾値以上になったときに、前記第2の制御信号をアクティブにすることを特徴とする請求項3または4に記載の物理層回路。
  6. 前記第2の検出回路は、さらに、前記変換部が得た前記パラレルデータの前記所定のビット数単位の全ビットがハイレベルであるときに、前記第2の制御信号をアクティブにすることを特徴とする請求項3または4に記載の物理層回路。
  7. 前記制御回路は、前記第2の検出回路からの前記第2の制御信号が入力され、
    前記第2の制御信号がアクティブになったときに、前記第1の検出回路の電源をオンし、
    前記第2の制御信号が非アクティブになったときに、前記第1の検出回路の電源をオフすることを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の物理層回路。
  8. 前記制御回路は、前記上位層からの前記電源制御信号が入力され、
    前記電源制御信号が前記変換部の電源をオフする信号であるときに前記第1の検出回路の電源をオンし、
    前記電源制御信号が前記変換部の電源をオンする信号であるときに前記第1の検出回路の電源をオフすることを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の物理層回路。
JP2010027724A 2010-02-10 2010-02-10 物理層回路 Expired - Fee Related JP5400651B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010027724A JP5400651B2 (ja) 2010-02-10 2010-02-10 物理層回路
US13/024,846 US8589606B2 (en) 2010-02-10 2011-02-10 Physical layer circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010027724A JP5400651B2 (ja) 2010-02-10 2010-02-10 物理層回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011166502A JP2011166502A (ja) 2011-08-25
JP5400651B2 true JP5400651B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=44353720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010027724A Expired - Fee Related JP5400651B2 (ja) 2010-02-10 2010-02-10 物理層回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8589606B2 (ja)
JP (1) JP5400651B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4757340B2 (ja) 2009-10-30 2011-08-24 シャープ株式会社 照明装置、その照明装置を備える画像読取り装置、その画像読取り装置を備える画像形成装置
JP5677206B2 (ja) * 2011-06-13 2015-02-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 データ受信装置、半導体集積回路、およびデータ受信装置の制御方法
US9507372B2 (en) * 2013-06-21 2016-11-29 Sandisk Technologies Llc Out-of-band signal detection by host interfaces of storage modules
KR102108831B1 (ko) * 2014-01-22 2020-05-28 삼성전자주식회사 저전력을 위해 피지컬 레이어의 웨이크업 신호를 라우트할 수 있는 장치, 이의 동작 방법, 및 상기 장치를 포함하는 데이터 처리 시스템

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06169355A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Fujitsu Ltd データ端末装置
TW440767B (en) * 1998-06-02 2001-06-16 Fujitsu Ltd Method of and apparatus for correctly transmitting signals at high speed without waveform distortion
JP2004112072A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信モジュールおよび電灯線通信モジュール
JP2004302766A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Pana R & D Co Ltd 電源制御装置
JP4322548B2 (ja) * 2003-05-09 2009-09-02 日本電気株式会社 データ形式変換回路
JP4623556B2 (ja) 2004-08-13 2011-02-02 ルネサスエレクトロニクス株式会社 信号検出回路
JP4758677B2 (ja) * 2005-05-13 2011-08-31 日本放送協会 伝送制御信号受信機及びそれを用いた地上デジタルテレビジョン放送受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011166502A (ja) 2011-08-25
US8589606B2 (en) 2013-11-19
US20110194652A1 (en) 2011-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5646394B2 (ja) 低電力帯域外通信のための方法および装置
KR102108831B1 (ko) 저전력을 위해 피지컬 레이어의 웨이크업 신호를 라우트할 수 있는 장치, 이의 동작 방법, 및 상기 장치를 포함하는 데이터 처리 시스템
US8548070B2 (en) Driver circuit, receiver circuit, and method of controlling a communications system including the circuits
KR101747797B1 (ko) 사타 인터페이스 및 그것의 전원 관리 방법
CN107688550B (zh) 设备连接检测
US20120290761A1 (en) USB Converter and Related Method
US20120137022A1 (en) Electronic device with address programmable through reduced number of terminals
CN103765345A (zh) 用于降低平台中空闲链路功率的方法和装置
JP5400651B2 (ja) 物理層回路
JP2017525200A (ja) リンクレイヤ/物理レイヤ(phy)シリアルインターフェース
KR102453113B1 (ko) 대기 상태 시 전력을 절감하는 송신 회로
US10181975B2 (en) Override subsystems for rapid recovery from serial-link errors
US8432981B1 (en) High frequency and idle communication signal state detection
JP2010086524A (ja) 省電力機能を有するブリッジ装置
CN114446363A (zh) 存储装置和存储装置的操作方法
TWI573022B (zh) 傳輸器電路、接收器電路及傳輸/接收系統
KR102161735B1 (ko) 펄스폭 변조 데이터 복원 장치 및 이의 구동 방법
US8391420B1 (en) Low frequency communication signal state detection
WO2024010630A1 (en) Dynamic spread-spectrum-clocking control
JPWO2007049455A1 (ja) 半導体メモリカード
US8285885B2 (en) Universal serial bus device and universal serial bus system
KR101978976B1 (ko) 임베디드 멀티미디어 카드(eMMC)와 상기 eMMC를 제어하는 호스트
JP5926583B2 (ja) 情報処理装置、シリアル通信システムおよびそれらの通信初期化の方法、並びにシリアル通信装置
US20240223233A1 (en) Receiver, interface circuit including the same, and method of operating receiver
US20240039555A1 (en) Low Power Digital PDM Microphone Interfacing for Always-On Applications

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees