JP5399764B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
以下に、この転がり抵抗の低減を図る従来の改良方法をいくつか紹介する。
該タイヤを適用リムに装着した状態のタイヤ幅方向断面において、タイヤの断面高さをSHとし、タイヤの回転軸と平行な直線のうち、タイヤの最大幅位置を通る直線とビードトゥを通る直線との距離をSWhとしたとき、SWh/SHが0.5以上であり、
前記タイヤ幅方向断面において、タイヤの回転軸と平行な直線のうち、カーカスの径方向最外側端を通る直線L1とビードコアのタイヤ径方向最外側端を通る直線L2との両方に等距離にある直線L3が前記カーカスと交わる点をI1とし、最も狭い幅の傾斜ベルト層の端を通りタイヤの回転軸と直交する直線L6が前記カーカスと交わる点をI2とし、前記直線L2が前記カーカスと交わる点をI3として、交点I1から交点I2までのカーカスの経路長CSR1は、交点I1から交点I3までのカーカスの経路長CSR2よりも長く、
タイヤ外表面の、最も狭い幅の傾斜ベルト層の端に対応するタイヤ幅方向位置から、タイヤの最大幅位置に対応するタイヤ径方向位置までのタイヤ外側表面上の領域の少なくとも一部に、周囲より表面粗度の高い凹凸が設けられ、
前記傾斜ベルト層の幅が、前記カーカスの最大幅CSWの0.6倍以上であることを特徴とする空気入りタイヤである。
また、<6>は、<1>において、前記凹凸は、穴もしくは突起として形成され、前記タイヤ外表面上に分散して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤである。
図1は、実施形態の空気入りタイヤをその幅方向断面を示し、同図において符号1は一対のビードコアであり、空気入りタイヤ6は、これらビードコア1間にトロイダル状に跨る、コードのラジアル配列プライからなるカーカス2を骨格として、該カーカス2のクラウン部の径方向外側に、タイヤの赤道面Oに対して傾斜した向きに延びるコードの多数本をゴムで被覆した、少なくとも1層、図示例で2層の傾斜ベルト層3a、3bを含むベルト3を配置し、このベルト3の径方向外側にトレッド5を配置して構成される。
図2、図3を比較して分かるように、本発明のタイヤは、領域Aにおける変形が従来のタイヤより大きく、このことによって転動時のエネルギーロスを抑えることができる反面、変形が大きくなり、もし、周囲より表面粗度の高い凹凸が設けられていない場合にはこの領域でのクラックの可能性が高まる。空気入りタイヤ6では、領域Aにこのような凹凸が設けられているので、この可能性を抑えることができる。
比SWh/SH、および、カーカスの経路長の比CSR1/CSR2がそれぞれ異なる複数のタイヤを試作し、走行時に転がり抵抗を測定した。用いたタイヤのサイズ195/65R15であり、いずれも、1枚のカーカスプライよりなるカーカスと、タイヤの赤道面に対して24°の傾斜角度で配置したコードを層間で相互に交差させた2層の傾斜ベルト層、および、その半径方向外側に配置されたナイロンの周方向ベルト層よりなるベルトとを具える。
サイズ195/65R15のタイヤについて、前記領域Aに互いにことなる種類の凹凸を形成したタイヤを試作し、領域Aにクラックを加速的に発生させるクラック加速評価試験を行った。試験に用いたタイヤのサイズは195/65R15であり、比SWh/SHは0.7であり、カーカスの経路長の比CSR1/CSR2は1.23であった。
(ステップ1)試験タイヤを温度80℃の恒温槽に2週間放置。
(ステップ2)タイヤをJATMA既定の標準リム(6J)に装着して内圧210kPa充填し、直径1.7mのドラム試験機上で450kgfの荷重、60km/hの速度下で100時間、走行させた。このときの周囲温度は25℃、内圧として充填する気体は、空気ではなく、ゴムの劣化を促進するためオゾンを用いた。
(ステップ3)内圧100kPaとし、直径1.7mのドラム試験機上で600kgfの荷重、60km/hの速度下で7000km、走行させた。
(ステップ4)タイヤをドラム試験機から取り外し、領域Aにおけるクラックの有無、クラックの長さを測定し、クラック長さの合計値を記録した。結果を、表2に、従来例を100とする指数で表した。数値が小さい方が、クラック長さの合計値が小さいことを意味する。
1 ビードコア
2 カーカス
2s ショルダー部カーカス
2u 上部カーカス
2d 下部カーカス
2a 折り返し部
3 ベルト
3a、3b 傾斜ベルト層
4 周方向ベルト層
5 トレッド部
6 空気入りタイヤ
7 標準リム
8 ビード基準点
9 ショルダー部
10 ビードトゥ
11 ビード部
α ビード背面角
Claims (9)
- 一対のビード部間にトロイダル状に跨るカーカスを骨格として、該カーカスのクラウン部の径方向外側に、少なくとも1層の傾斜ベルト層を有するベルトおよびトレッドを順に配置した空気入りタイヤであって、
該タイヤを適用リムに装着した状態のタイヤ幅方向断面において、タイヤの断面高さをSHとし、タイヤの回転軸と平行な直線のうち、タイヤの最大幅位置を通る直線とビードトゥを通る直線との距離をSWhとしたとき、SWh/SHが0.5以上であり、
前記タイヤ幅方向断面において、タイヤの回転軸と平行な直線のうち、カーカスの径方向最外側端を通る直線L1とビードコアのタイヤ径方向最外側端を通る直線L2との両方に等距離にある直線L3が前記カーカスと交わる点をI1とし、最も狭い幅の傾斜ベルト層の端を通りタイヤの回転軸と直交する直線L6が前記カーカスと交わる点をI2とし、前記直線L2が前記カーカスと交わる点をI3として、交点I1から交点I2までのカーカスの経路長CSR1は、交点I1から交点I3までのカーカスの経路長CSR2よりも長く、
タイヤ外表面の、最も狭い幅の傾斜ベルト層の端に対応するタイヤ幅方向位置から、タイヤの最大幅位置に対応するタイヤ径方向位置までのタイヤ外側表面上の領域の少なくとも一部に、周囲より表面粗度の高い凹凸が設けられ、
前記傾斜ベルト層の幅が、前記カーカスの最大幅CSWの0.6倍以上であることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記凹凸は、凸条もしくは溝を配列して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凸条もしくは溝は、タイヤ径方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凸条もしくは溝は、互いに異なる2方向に配列されていることを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凹凸は、穴もしくは突起を平面的に配列して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凹凸は、穴もしくは突起として形成され、前記タイヤ外表面上に分散して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記凹凸は、タイヤ厚さ方向断面において、滑らかな表面で形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- 前記凹凸の振幅は、凹凸が施されている領域におけるタイヤ外側表面からベルトもしくはカーカスに至るまでの最小ゴム厚さの10%以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
- サイドウォール部の標章は、前記凹凸が施されている領域以外の領域に形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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