JP5397871B2 - 大気質管理システム - Google Patents

大気質管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5397871B2
JP5397871B2 JP2011554070A JP2011554070A JP5397871B2 JP 5397871 B2 JP5397871 B2 JP 5397871B2 JP 2011554070 A JP2011554070 A JP 2011554070A JP 2011554070 A JP2011554070 A JP 2011554070A JP 5397871 B2 JP5397871 B2 JP 5397871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flue gas
outlet
inlet
air quality
management system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011554070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012520175A (ja
Inventor
ジェーアール ローレンス エイチ ガトン
ペル ホー エフ ランドメル
アラン ダブリュ ファーガソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Technology GmbH
Original Assignee
Alstom Technology AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alstom Technology AG filed Critical Alstom Technology AG
Publication of JP2012520175A publication Critical patent/JP2012520175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5397871B2 publication Critical patent/JP5397871B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/81Solid phase processes
    • B01D53/83Solid phase processes with moving reactants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • B01D53/508Sulfur oxides by treating the gases with solids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2251/00Reactants
    • B01D2251/40Alkaline earth metal or magnesium compounds
    • B01D2251/404Alkaline earth metal or magnesium compounds of calcium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2251/00Reactants
    • B01D2251/60Inorganic bases or salts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2257/00Components to be removed
    • B01D2257/30Sulfur compounds
    • B01D2257/302Sulfur oxides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2258/00Sources of waste gases
    • B01D2258/02Other waste gases
    • B01D2258/0283Flue gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/12Methods and means for introducing reactants
    • B01D2259/128Solid reactants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/40Further details for adsorption processes and devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/38Removing components of undefined structure
    • B01D53/40Acidic components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

優先権の主張
本出願は、米国特許法第119条(e)に基づき、2009年3月10日付けで出願された同時係属の米国特許仮出願第61/158,799号の利益を主張し、参照によりその全内容が本明細書に組み込まれるものとする。
本発明は、一般には、化石燃料ボイラーや燃焼プロセス等から出る煙道ガス流といったガス流の処理に有用な大気質管理システム(Air Quality Control System :AQCS)に関する。より詳細には、本発明は、ガス流の処理に役立つ「ターンダウン」能力が向上したAQCSのための集積化された織布フィルタモジュール及び乾式スクラバーシステムに関するものである。
煙道ガスやガス流の処理において、織布フィルタや乾式スクラバーシステムが知られている。例えば、Ching Chiu Leung 等によって発明された米国特許第7,189,074号明細書には、廃棄物をエネルギーに転換するセメント生産施設における混焼方法及びプロセスについて記載されている。この米国特許第7,189,074号明細書に記載されている混焼プロセスには、以下のシステムが包含される。
1.セメント処理システム
2.廃棄物収容・処理システム
3.廃棄物混焼システム
4.乾式洗浄システム
5.発電システム
6.二次洗浄システム
7.煙道ガス/灰処理システム
つまり、上記プロセスは2つの洗浄システムを利用し、そのうちの後者には、バグハウスろ過工程、すなわち、煙道ガスをバグ織布フィルタに通して粉塵や灰を集める工程が包含される。なお、上記混焼プロセスは、多数のシステムを必要とする場合もあり、その各々が多額の資本費、維持費及び運用費につながることとなる。
同様に、Ramsay Changによって発明された米国特許第7,141,091号明細書には、ガス流から微粒子及び気相汚染物質を除去する方法及び装置について記載されている。この方法によれば、吸収性気相汚染物質を除去するように構成されたスクラバーを用いることで、ガス流から微粒子及び気相汚染物質が除去される。ここで、スクラバーは、微粒子収集装置の下流側に位置し、該微粒子収集装置に流動的に接続されている。微粒子収集装置は、1つ以上の電気集塵器と、1つ以上のバグハウスろ過システムを備えうる。なお、上記のような微粒子・気相汚染物質の除去方法は、多数のシステムを必要とし、その各々が多額の資本費、維持費及び運用費につながりうる。
ガス流から微粒子及び気相汚染物質の両方を除去することが可能な方法や装置は存在するが、稼働にかかるコストを低減しつつ効率や有効性を改善できるよう、稼働時の「ターンダウン」を向上させることを可能にする方法や装置への必要性は残されたままである。
本発明は、集積化された乾式スクラバーシステム及び織布フィルタモジュールを提供する。従来、煙道ガス乾式スクラバーシステムと織布フィルタモジュールとは個別に形成されて配置されていた。本発明によれば、乾式スクラバーシステムと織布フィルタモジュールとは、単一の集積部品として集積化される。このような集積部品を組み合わせて、稼働時の「ターンダウン」能力、効率、有効性の向上を可能にする構成を実現する。このような構成の利点としては、ガス再循環ファンを必要とせずに、大気質管理システム(AQCS)の全設置面積の縮小、資本費の低減、信頼性の向上、運転柔軟性の向上、ターンダウン能力の向上を図ることができる。
本発明の集積部品における乾式スクラバーシステム部は、織布フィルタモジュール部の入口ダクトに組み込まれる。そして、複数の集積部品が組み合わされてAQCSが形成される。例えばSO、SO、HCI、HF、微粒子及び/又は同様の酸性汚染物質を含む汚染された煙道ガスが、単一の入口プレナム開口部を通ってAQCSに流入し、共通入口プレナムによりそれぞれの集積部品へと分配される。共通入口プレナムからの煙道ガスは、各織布フィルタモジュールの個別の入口ダクト内にあるそれぞれの乾式スクラバーシステムを通り、各集積部品へと流入する。ガスが乾式スクラバーシステムの乾式スクラバー反応器の部分を通ると、水和再生物質及び吸収物質、一般的には石灰、が乾式スクラバー反応器内で分散する。水和再生/吸収物質は、煙道ガスの相対湿度を、水和再生/吸収物質による煙道ガスの酸性気相汚染物質の吸収に最適なレベルにまで上昇させる。同時に、水和再生/吸収物質が酸性ガス、すなわち、SO、HCI、SO及び/又はHFと反応すると、反応した再生/吸収物質は煙道ガスにより乾燥して、乾燥微粒子副産物が生成される。そして、この乾燥微粒子副産物は、集積部品の織布フィルタモジュール内に捕捉される。捕捉された乾燥微粒子副産物は収集されてスクラバーミキサーに送られ、そこで水や新しい水和吸収材(石灰)と混合され、その後、ポンプにより集積部品の乾式スクラバー部に送り返される。この「洗浄された」煙道ガスは、単一の出口プレナム開口部からAQCSを出る前に他の集積部品から出てくる洗浄済み煙道ガスとの混合が行われる共通出口プレナムを通って集積部品から出る。
従来の多くの織布フィルタのように、本発明のAQCSは複数の集積部品に分割されている。複数の集積部品を有することで、オペレーターは、他の集積部品を稼働させつつ、1つ以上の個々の集積部品をメンテナンスのために隔離することができる。同様に、低需要/低ガス流/低汚染物質出力時に、不必要な装置の損耗やエネルギー消費やその他の稼働に係るコストを制限又は回避するために、1つ以上の個々の集積部品の「ターンダウン」を行うことができる。上記AQCSは、そのフル稼働時の約10%にまでターンダウンして稼働させることが可能である。反対に、上記米国特許第7,141,091号明細書に記載の従来のAQCSは、その従来システムの構成上、フル稼働時の約50%までしかターンダウンして稼働させることができない。従来、AQCSの乾式スクラバー部は、織布フィルタ又はフィルターバグハウスの上流において個別に構成された単独の装置であった。乾式スクラバーシステムと織布フィルタモジュールとを備える本発明の集積部品や、以下にさらに詳しく説明するAQCSにおける複数の集積部品の構成は、複数の乾式スクラバーと織布フィルタとをある特定の配置で集積することで、ガス再循環ファンを必要とせずに、AQCSの全設置面積の縮小、資本費の低減、信頼性の向上、運転柔軟性の向上、ターンダウン能力の向上を図ることができる。
従来のAQCSは、乾式スクラバーシステムを織布フィルタモジュールから独立・離間するように設計、形成、配置することで構成されていた。この乾式スクラバーシステムや織布フィルタモジュールは、通常、線状に連なって位置するように配置・設計される。乾式スクラバーシステムと織布フィルタモジュールとを線状に連なって配列すると、スペースが限られるため、能力を向上させたり、汚染物質の吸収/収集を向上させるための部品をAQCSに追加したりすることが困難になる。同様に、信頼性や保全性、ターンダウン等のAQCSに係る問題は、個別に処理・対応する。
一般的に、集積部品を有するAQCSの保全性/信頼性は、AQCSの集積部品の持つ区画化能力により、乾式スクラバーシステムを線状に配置するものよりも優れている。単一の織布フィルタモジュールは、わずか4個、若しくは、16個以上の織布フィルタ用区画を有しうる。このように織布フィルタモジュールを区画化することで、個々の織布フィルタ区画をメンテナンスのために隔離しつつ、残りの織布フィルタ区画を稼働させたままとすることができる。このように、織布フィルタモジュールは優れた保全性・信頼性を有する。これは、本発明のAQCSについても同様である。
反対に、乾式スクラバーシステムは、一般的に、保全性や信頼性、ターンダウン能力を犠牲にして全体コストを下げるために大きく作られている。また、従来のAQCSの線状配置では、平行な乾式スクラバーシステムが増加すると、必要な配管の数や大きな隔離ダンパーの数が大幅に増加してしまい、AQCSの全体設置面積がさらに増大していた。大きな乾式スクラバーシステムの数を低減することで、乾式スクラバーの反応プロセスにより生成される固体副産物の高再循環を利用するAQCSのターンダウン能力が大幅に低下する。また、乾式スクラバーシステムを扱う際に考慮すべきは、固体を乾式スクラバー反応器に取り込んでおくために、煙道ガスの厳密な速度条件が必要だということである。従って、低稼働負荷/低煙道ガス生成/低汚染物質出力時には、システムがターンダウンしている間固体を取り込むために、各乾式スクラバーシステムに大型のガス再循環ファンが必要である。ガス再循環ファンは、低能力利用時等のAQCSの補助電力要求を増大させ、しばしば装置の腐食やメンテナンスコストの上昇を引き起こす。
本発明の集積部品は、乾式スクラバーシステム及び織布フィルタモジュールの両方を単一のAQCS部品に集積化する。こうすることで、個々の織布フィルタモジュールが、単一の乾式スクラバー反応槽の能力と適合する。従って、上記2つの機能、すなわち、気相汚染物質の少なくとも部分的な除去と、微粒子汚染物質の少なくとも部分的な除去とは、単一の集積部品内に統合されることとなる。そして、以下に詳述するように、このような集積部品を、従来の区画化された織布フィルタのように複数配置する。一般に、このような構成とすることで、資本費用が大幅に削減され、AQCSの全設置面積が大幅に縮小されるという利点がある。具体的には、装置を支持し、システムを構築するのに使われる構造用鋼の量は低減され、各織布フィルタモジュールを隔離するのに必要な、通常約20フィート(約6.1m)×30フィート(約9.1m)の隔離ダンパーは、この場合、各乾式スクラバー反応槽を隔離する働きをする。このため、必要な隔離ダンパーの数は半分に削減される。同様に、AQCSの必要な入口・出口配管の数は、複数の乾式スクラバーシステムと複数のバグハウスが線状に配置された従来の構成に比べて、大幅に低減されている。
さらなる利点として、本発明の集積部品は、低ボイラー/ソース出力時に稼働中の集積部品を通る煙道ガスの速度を適度に維持しながら、比較的簡単且つ迅速にAQCSのターンダウンを図ることも可能とする。各々の集積部品の可動入口/出口隔離ダンパーは、ボイラーからの煙道ガス/汚染物質の量に基づき、適宜、開放状態、すなわち、流体流れの非遮断状態、又は、閉鎖状態、すなわち、流体流れの遮断状態にしてもよい。このため、乾式スクラバー反応槽稼働時の厳密なガス速度条件を維持することができる。ボイラー/ソース稼働負荷が低減すると、各集積部品の入口・出口隔離ダンパーが閉じて煙道ガスの流れをブロックし、関連する乾式スクラバーシステムや織布フィルタモジュールは停止され非稼働状態となる。例えば、ボイラーがフル稼働している場合、入口隔離ダンパーと出口隔離ダンパーとがいずれもメンテナンスのために閉鎖した遮断位置に位置している1つの集積部品を除いたすべてのAQCSの集積部品の可動隔離ダンパーが開放した非遮断位置に位置される。この場合、上記1つを除いたすべての集積部品がアクティブとなり稼働する。一方、ボイラーが中間レベルで稼働している場合、全集積部品の約半分では、入口隔離ダンパーと出口隔離ダンパーとが閉鎖した遮断位置に位置し、それらの集積部品は停止して非稼動状態となる。さらに、ボイラーが低レベルで稼働している場合、必要とされる集積部品のみ、場合により1つの集積部品のみで、入口隔離ダンパーと出口隔離ダンパーとが閉鎖した遮断位置に位置する。この場合、必要とされる集積部品のみ、場合により1つの集積部品のみがアクティブとなり稼働し続ける。可動入口/出口隔離ダンパーは、ボイラー/ソース能力が向上した場合、逆の方法で使用される。このため、ボイラー/ソース能力が向上すると、集積部品の対応する付加的な可動入口/出口隔離ダンパーが開放し、その集積部品がアクティブとなり稼働する。独立して動作する可動入口/出口隔離ダンパーを備えた個々の集積部品を使用することで、ガス再循環ファンの必要が解消される。また、本発明の各集積部品を備えたAQCSは、従来の織布フィルタ又はフィルターバグハウスと同様且つかなり優れた保全性・信頼性の特徴を有している。
本発明のさらなる特徴は、添付の図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態が詳述されている以下の説明から明らかとなるであろう。
本発明の一実施形態を示すプロセス概略図である。 本発明の大気質管理システムの一実施形態を示す平面図である。 図2に示す大気質管理システムの3−3線に沿う断面図である。
図1にプロセス概略図として概略的に示される一実施形態には、ボイラー2、大気質管理システム(AQCS)4、選択塔6が包含されている。なお、当業者にも周知なように、ボイラー2とAQCS4との間には、追加の設備を使用した他の様々なプロセス工程を配置/実行してもよい。同様に、当業者にも周知なように、AQCS4の後で、「洗浄」された煙道ガスであるCGを選択塔6から周囲へ放出する前に、追加の設備を使用した他の様々なプロセス工程を配置/実行してもよい。本発明を明瞭且つ簡単に理解するために、このような付加的なプロセス工程及び/又は設備については詳細に説明しない。
図2に詳しく示されるように、本発明のAQCS4の一実施形態は、複数の集積化された乾式スクラバーシステム8と織布フィルタモジュール10とを備え、これらを以下集積部品12と称する。一般的に、乾式スクラバーシステム8は、石灰水和チャンバ14、乾式スクラバーミキサー16、乾式スクラバー反応器18及び乾式スクラバー反応槽20を備えている。織布フィルタモジュール10は、微粒子/汚染物質チャンバ22、複数の織布フィルタバグ24、チャンバ障壁26及び微粒子/汚染物質収集容器28を備えている。AQCS4は、入口プレナム開口部32を有する共通入口プレナム30を備えて構成されている。共通入口プレナム30は、各集積部品12に共通しており、これらに流動的に接続されている。AQCS4は、また、出口プレナム開口部36を有する共通出口プレナム34を備えて構成されている。共通出口プレナム34は、各集積部品12に共通しており、これらに流動的に接続されている。共通入口プレナム30と共通出口プレナム34とは、共通出口プレナム34が位置する面P2の下方でこの面P2に平行である面P1に沿って共通入口プレナム30が位置するように、実質的に互いに平行に配置されることが好ましい。入口プレナム開口部32及び出口プレナム開口部36は、いずれも、AQCS4の側面4aに位置してもよく、また、AQCS4の対向する面4a、4bに位置してもよい。
少なくとも2つ、より好ましくは複数の集積部品12が、入口開口部40をそれぞれ有する個々の入口プレナム38によって、個別に且つ流動的に共通入口プレナム30に接続されている。図2に示すように、全部で10個の集積部品12(12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j)が、それぞれの入口開口部40(40a,40b,40c,40d,40e,40f,40g,40h,40i,40j)を介して、共通入口プレナム30の、対向する平行な長辺42,44に接続されている。具体的には、5つの集積部品12(12a,12b,12c,12d,12e)が、共通入口プレナム30の長辺42に流動的に接続され、他の5つの集積部品12(12f,12g,12h,12i,12j)が、共通入口プレナム30の長辺44に流動的に接続されている。当然、より多くの又はより少ない数の集積部品12が適当な大きさの共通入口プレナム30に流動的に接続されていても、本発明の精神及び範囲に含まれることが理解されるであろう。
図2にさらに示すように、全部で10個の集積部品12(12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h,12i,12j)が、それぞれの出口開口部46(46a,46b,46c,46d,46e,46f,46g,46h,46i,46j)を介して、共通出口プレナム34の対向する平行な長辺48,50に接続されている。具体的には、5つの集積部品12(12a,12b,12c,12d,12e)が、共通出口プレナム34の長辺48に流動的に接続され、他の5つの集積部品12(12f,12g,12h,12i,12j)が、共通出口プレナム34の長辺50に流動的に接続されている。当然、より多くの又はより少ない数の集積部品12が適当な大きさの共通出口プレナム34に流動的に接続されていても、本発明の精神及び範囲に含まれることが理解されるであろう。
図2により詳しく示されているように、集積部品12は、共通入口プレナム30の対向する長辺42,44と、共通出口プレナム34の対向する長辺48,50とに、対になって配置されている。従って、集積部品12aと12fとが対に、12bと12gとが対に、12cと12hとが対に、12dと12iとが対に、12eと12jとが対となる。同図に示すように、集積部品12の複数の対が、適当な大きさの共通入口プレナム30と共通出口プレナム34に沿って隣り合って配置されている。このような配置により、ボイラー2の能力向上及び/又はAQCSの効率及び/又は有効性の向上を目的としたさらなる集積部品12の追加を比較的容易に行うことが可能となる。
上記各入口開口部40は、個別に制御される可動入口隔離ダンパー52を備えている。同様に、各出口開口部46は、個別に制御される可動出口隔離ダンパー54を備えている。これらの個別に制御される入口隔離ダンパー52及び出口隔離ダンパー54を個別に開閉することで、以下にさらに詳しく示すような各集積部品12の洗浄・修理、メンテナンス、ターンダウン等を行うことが可能となる。
図3は、図2に示すAQCSの3−3線に沿う断面図を示す。P1−P1線で示す面P1には、共通入口プレナム30があり、P2−P2線で示す面P2には、共通出口プレナム34がある。共通入口プレナム30と共通出口プレナム34とは、障壁56によって流動的に分離されている。障壁56は、上面58を形成するよう共通入口プレナム30の長辺42,44間に連結されており、底面60を形成するよう共通出口プレナム34の長辺48,50間に連結されている。入口底壁62は、共通入口プレナム30の上面58と離間して平行に配置されている。入口底壁62は、上面58と対向して、長辺42,44間に連結されている。出口上壁64は、共通出口プレナム34の底面60と離間して平行に配置されている。出口上壁64は、底面60と対向して、長辺48,50間に連結されている。
共通入口プレナム30の長辺42,44には、既に詳述したように、集積部品12(12a、12f)のそれぞれの入口開口部40(40a、40f)が設けられている。入口開口部40は、対向する共通入口プレナム30と織布フィルタダクト66とに流動的に接続されている。織布フィルタダクト66により、共通入口プレナム30と乾式スクラバーシステム8とは流動的に接続されている。乾式スクラバーシステム8は、水和チャンバ14内に供給される吸収材70b、一般的には石灰、を備えている。水和チャンバ14は、以下にさらに詳しく説明するように、溶剤又は水源(図示せず)、吸収材又は石灰源(図示せず)、そして任意で再生材源、すなわち、織布フィルタモジュール10の収集容器28に流動的に接続されている。水和チャンバ14は、乾式スクラバーミキサー16に流動的に接続されている。乾式スクラバーミキサー16には、乾式スクラバー反応槽20内に収容された乾式スクラバー反応器18も流動的に接続されている。乾式スクラバー反応槽20には、織布フィルタモジュール10と流動的に接続されたスクラバー開口部68が備えられている。
水和チャンバ14は、一般的に、商業的に有用な任意の構成のチャンバである。水和チャンバ14内では、吸収材源からの石灰等の吸収材70aと、任意で収集容器28からの再生石灰等の再生材70bとが混ぜ合わされて反応物質70が形成される。乾式スクラバー反応器18の効率的な動作に必要な場合、反応物質70は機械的に及び/又は重力によりミキサー開口部72を介して乾式スクラバーミキサー16へと送られる。ミキサー開口部72は、水和チャンバ14と乾式スクラバーミキサー16とを流動的に接続する。送られた反応物質70がミキサー開口部72から乾式スクラバーミキサー16へと到達する前に、所定量の水等の溶剤を溶剤源から反応物質70にスプレーし、反応物質70を水和させる。
乾式スクラバーミキサー16は、一般的に、商業的に有用な構成のミキサーである。乾式スクラバーミキサー16内では、水和された反応物質70が、約15〜20秒間混合され、全体の約5%の含水率が得られる。反応物質70を乾式スクラバーミキサー16内でまんべんなく混合することで反応物質70の全体で所望の含水率が得られたら、反応物質70を機械的に及び/又は重力により乾式スクラバーミキサー16から送り出し、出口開口部74を介して乾式スクラバー反応槽20へと送る。出口開口部74は、乾式スクラバーミキサー16と乾式スクラバー反応槽20とを流動的に接続する。
前述したように、乾式スクラバー反応槽20には、乾式スクラバー反応器18が収容されている。乾式スクラバー反応器18は、乾式スクラバー反応槽20の一部分であって、そこで反応物質70が出口開口部74を通って乾式スクラバー反応槽20に流入し、散布リング又はプレート82から散布される。散布リング又はプレート82は乾式スクラバー反応器18内に位置し、その中で機械的手段(図示せず)により反応物質70を散布する。乾式スクラバー反応器18内において、反応物質70は、例えば、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを含む汚染された煙道ガスDG、微粒子、及び/又は、同様の酸性汚染物質と接触、混合、反応する。従って、乾式スクラバー反応器18内において、以下に例として挙げる1つ以上の反応が起こり、乾燥微粒子DPが生成される。
SO:SO+Ca(OH)=CaSO+H
SO:SO+Ca(OH)=CaSO+H
HF:2HF+Ca(OH)=CaF+H
上記及び同様の反応は当業者には周知である。DGは、引き続き乾式スクラバー反応槽20を通って、入口開口部78により織布フィルタ吸入口76と流動的に接続される。DGは、織布フィルタ吸入口76へ流れ込むと、DPや同様の微粒子も伴い、織布フィルタ吸入口76から流動的に接続された微粒子チャンバ22へと流れ込む。微粒子チャンバ22内では、複数の織布フィルタバグ24がチャンバ障壁26によって支持されている。従って、DGが微粒子チャンバ22に流れ込み、DP等の微粒子をブロックする織布フィルタバグ24を通過することにより、「洗浄された」煙道ガスCGのみがチャンバ障壁26を超えて通過することとなる。チャンバ障壁26を超えると、CGは出口開口部46から織布フィルタモジュール10を出て、流動的に接続された共通出口プレナム34に流入する。CGは、各集積部品12から流動的に接続された共通出口プレナム34に流入し、その後、単一の出口プレナム開口部36から、AQCS4を出る。
織布フィルタバグ24にブロックされたDP等の微粒子は、微粒子チャンバ22の底部にある織布フィルタバグ24の下方に位置する収集容器28において織布フィルタ24の洗浄が行われる際に分類又は収集される。収集容器28は水和チャンバ14に流動的に接続されている。DP等の微粒子、つまり、再生材70bは、収集容器28の出口門80から水和チャンバ14へと機械送り及び/又は重力送りされる。水和チャンバ14内では、上述のように、収集容器28からの再生材70bと吸収材70aとが混合され、反応物質70が形成される。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、約99%の気相汚染物質を除去できる効果が得られることになる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、9個は開放しており、残りの1つ、例えば、52jは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、9個は開放しており、残りの1つ、例えば、54jは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約90%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法のさらに別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、4個は開放しており、残りの6つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52cは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、4個は開放しており、残りの6つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54cは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約40%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法のさらに別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、3個は開放しており、残りの7つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52gは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、3個は開放しており、残りの7つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54gは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約30%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法のさらに別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、2個は開放しており、残りの8つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52g,52bは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、2個は開放しており、残りの8つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54g,54bは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約20%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法のさらに別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、1つは開放しており、残りの9つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52g,52b,52fは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相酸性汚染物質を少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、1つは開放しており、残りの9つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54g,54b,54fは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約10%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SOを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SOを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、約99%のSOを除去できる効果が得られることになる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SOを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、9個は開放しており、残りの1つ、例えば、52jは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SOを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、9個は開放しており、残りの1つ、例えば、54jは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約90%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SOを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、4個は開放しており、残りの6つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52cは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SOを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、4個は開放しており、残りの6つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54cは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約40%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SOを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、3個は開放しており、残りの7つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52gは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SOを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、3個は開放しており、残りの7つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54gは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約30%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SOを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、2個は開放しており、残りの8つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52g,52bは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SOを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、2個は開放しており、残りの8つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54g,54bは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約20%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SOを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、1つは開放しており、残りの9つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52g,52b,52fは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SOを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、1つは開放しており、残りの9つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54g,54b,54fは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約10%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、約99%のSO、SO、HCI及び/又はHFを除去できる効果が得られることになる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、9個は開放しており、残りの1つ、例えば、52jは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、9個は開放しており、残りの1つ、例えば、54jは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約90%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、4個は開放しており、残りの6つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52cは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、4個は開放しており、残りの6つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54cは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約40%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、3個は開放しており、残りの7つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52gは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、3個は開放しており、残りの7つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54gは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約30%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法の別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、2個は開放しており、残りの8つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52g,52bは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、2個は開放しており、残りの8つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54g,54bは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約20%までターンダウンさせることが可能となる。
次に、以上詳述したようなAQCS4を使用して、DGから、気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去するとともに微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法のさらに別の例を説明する。本発明のこの方法は、DGを入口プレナム開口部32から共通入口プレナム30へと流し、開放された非遮断入口隔離ダンパー52(10個の入口隔離ダンパー52の内、1つは開放しており、残りの9つ、例えば、52j,52e,52i,52d,52h,52c,52g,52b,52fは閉鎖している)を備えた入口開口部40から乾式スクラバー反応槽20へと流す工程を包含する。乾式スクラバー反応槽20内では、DGは乾式スクラバー反応器18の水和石灰反応物質70と接触・反応し、入口開口部78や織布フィルタ吸入口76を通る前に、DGに含まれる気相SO、SO、HCI及び/又はHFを少なくとも部分的に除去する。そして、DGは、織布フィルタ吸入口76から微粒子チャンバ22に流入し、織布フィルタバグ24によってろ過され、CGとしてチャンバ障壁26を通過する前に、DGに含まれる微粒子汚染物質を少なくとも部分的に除去する。その後、CGは、開放された非遮断出口隔離ダンパー54(10個の出口隔離ダンパー54の内、1つは開放しており、残りの9つ、例えば、54j,54e,54i,54d,54h,54c,54g,54b,54fは閉鎖している)を備えた出口開口部46から共通出口プレナム34に流入し、出口プレナム開口部36を通ってAQCS4から流出する。本発明のこの方法によれば、AQCS4をフル稼働時の約10%までターンダウンさせることが可能となる。
以上、本発明の様々な実施形態を説明したが、これらの説明は本発明を例示的に示すものであり、特許請求の範囲に記載した本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、上記発明に種々変更を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。例えば、本発明の実施形態の内のいくつかは、ある特定の配置のAQCSに関連して説明してきたが、特許請求の範囲に記載した本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、その他の配置を使用し得ることが理解されるであろう。

Claims (16)

  1. 煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去するのに有用な集積部品を複数備えている大気質管理システムであって、前記集積部品は、それぞれ、単一の容器部品に、入口開口部と、水和チャンバ、ミキサー、反応器及び反応槽を包含する乾式スクラバーシステムと、汚染物質チャンバ、フィルタ及び収集容器を包含する織布フィルタモジュールと、出口開口部と、前記入口開口部を通る流体の流れを制御する可動入口隔離ダンパーと、前記出口開口部を通る流体の流れを制御する可動出口隔離ダンパーとを備えていることを特徴とする大気質管理システム。
  2. 前記集積部品は、それぞれ、共通入口プレナム及び共通出口プレナムに流動的に接続されている、請求項1に記載の大気質管理システム。
  3. 前記集積部品は、それぞれ、共通入口プレナム及び共通出口プレナムに流動的に接続され、前記共通入口プレナムと前記共通出口プレナムとは互いに平行に配置されている、請求項1に記載の大気質管理システム。
  4. 前記集積部品は、それぞれ、共通入口プレナム及び共通出口プレナムに流動的に接続され、前記共通入口プレナムは前記共通出口プレナムよりも下方の平面に配置されている、請求項1に記載の大気質管理システム。
  5. 前記集積部品の前記収集容器は、それぞれ、前記フィルタにより煙道ガス流から除去された微粒子を収集する、請求項1に記載の大気質管理システム。
  6. 前記集積部品の前記可動入口隔離ダンパーは、それぞれ、流体が前記入口開口部を流通できるようにする、開放された非遮断位置に位置し、また前記集積部品の前記可動出口隔離ダンパーは、それぞれ、流体が前記出口開口部を流通できるようにする、開放された非遮断位置に位置している、請求項1に記載の大気質管理システム。
  7. 前記集積部品の前記可動入口隔離ダンパーは、それぞれ、前記入口開口部を通る流体の流れを遮断する、閉鎖された遮断位置に位置し、また前記集積部品の前記可動出口隔離ダンパーは、それぞれ、前記出口開口部を通る流体の流れを遮断する、閉鎖された遮断位置に位置している、請求項1に記載の大気質管理システム。
  8. 請求項1に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)酸性汚染物質を含んだ前記煙道ガスを、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部を通して、前記乾式スクラバーシステムへ流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)前記煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部、及び前記集積部品の各々に流動的に接続されている共通出口プレナムを通過する前に、前記フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含する方法。
  9. 請求項1に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)酸性汚染物質を含んだ前記煙道ガスを、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部を通して、前記乾式スクラバーシステムへ流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)前記煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部、及び前記集積部品の各々に流動的に接続されている共通出口プレナムを通過する前に、前記フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含し、
    かつ、少なくとも1つの前記入口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置し、また少なくとも1つの対応する前記出口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置することで、メンテナンス又は大気質管理システムのターンダウンを可能にする方法。
  10. 請求項1に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)酸性汚染物質を含んだ前記煙道ガスを、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部を通して、前記乾式スクラバーシステムへ流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)前記煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部、及び前記集積部品の各々に流動的に接続されている共通出口プレナムを通過する前に、前記フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含し、
    かつ、少なくとも1つの前記入口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置し、また少なくとも1つの対応する前記出口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置することで、前記大気質管理システムの能力の10%にまでメンテナンス又は前記大気質管理システムのターンダウンを可能にする方法。
  11. 請求項1に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)酸性汚染物質を含んだ前記煙道ガスを、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部を通して、前記乾式スクラバーシステムへ流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)前記煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部、及び前記集積部品の各々に流動的に接続されている共通出口プレナムを通過する前に、前記フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含し、
    かつ、少なくとも1つの前記入口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置し、また少なくとも1つの対応する前記出口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置することで、前記大気質管理システムの能力の20%にまでメンテナンス又は前記大気質管理システムのターンダウンを可能にする方法。
  12. 請求項1に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)酸性汚染物質を含んだ前記煙道ガスを、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部を通して、前記乾式スクラバーシステムへ流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)前記煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部、及び前記集積部品の各々に流動的に接続されている共通出口プレナムを通過する前に、前記フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含し、
    かつ、少なくとも1つの前記入口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置し、また少なくとも1つの対応する前記出口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置することで、前記大気質管理システムの能力の30%にまでメンテナンス又は前記大気質管理システムのターンダウンを可能にする方法。
  13. 請求項1に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから蒸気及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)酸性汚染物質を含んだ前記煙道ガスを、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部を通して、前記乾式スクラバーシステムへ流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)前記煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部、及び前記集積部品の各々に流動的に接続されている共通出口プレナムを通過する前に、前記フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含し、
    かつ、少なくとも1つの前記入口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置し、また少なくとも1つの対応する前記出口隔離ダンパーが閉鎖された遮断位置に位置することで、前記大気質管理システムの能力の40%にまでメンテナンス又は前記大気質管理システムのターンダウンを可能にする方法。
  14. 煙道ガスから気相SO及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去するのに有用な集積部品を複数備えている大気質管理システムであって、前記集積部品は、それぞれ、単一の容器部品に、入口開口部と、水和チャンバ、ミキサー、分散消石灰を有する反応器及び反応槽を包含する乾式スクラバーシステムと、織布フィルタと、出口開口部と、前記入口開口部を通る流体の流れを制御する可動入口隔離ダンパーと、前記出口開口部を通る流体の流れを制御する可動出口隔離ダンパーとを備えていることを特徴とする大気質管理システム。
  15. 請求項14に記載の大気質管理システムであって、前記集積部品は、それぞれ、共通入口プレナム及び共通出口プレナムに流動的に接続されている大気質管理システム。
  16. 請求項15に記載の大気質管理システムを使用して煙道ガスから気相SO及び粒子状汚染物質を少なくとも部分的に除去する方法であって、
    a)気相SOを含んだ前記煙道ガスを、前記共通入口プレナムを通して、前記可動入口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記入口開口部、そして前記反応器へと流す工程と、
    b)前記反応器中で前記煙道ガスを消石灰反応物質と反応させて、乾燥微粒子を形成する工程と、
    c)煙道ガスが、前記可動出口隔離ダンパーが開放された非遮断位置に位置している前記集積部品の各々の前記出口開口部及び前記共通出口プレナムを通過する前に、前記織布フィルタを用いて前記煙道ガスから前記乾燥微粒子を除去する工程と、
    を包含する方法。
JP2011554070A 2009-03-10 2010-02-23 大気質管理システム Expired - Fee Related JP5397871B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15879909P 2009-03-10 2009-03-10
US61/158,799 2009-03-10
US12/703,324 US8192529B2 (en) 2009-03-10 2010-02-10 Integrated dry scrubber system
US12/703,324 2010-02-10
PCT/US2010/024997 WO2010104670A1 (en) 2009-03-10 2010-02-23 Integrated dry scrubber system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012520175A JP2012520175A (ja) 2012-09-06
JP5397871B2 true JP5397871B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=42123002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011554070A Expired - Fee Related JP5397871B2 (ja) 2009-03-10 2010-02-23 大気質管理システム

Country Status (12)

Country Link
US (1) US8192529B2 (ja)
EP (1) EP2405991B1 (ja)
JP (1) JP5397871B2 (ja)
CN (1) CN102448588B (ja)
BR (1) BRPI1008972A2 (ja)
CA (1) CA2754823C (ja)
DK (1) DK2405991T3 (ja)
ES (1) ES2562830T3 (ja)
PL (1) PL2405991T3 (ja)
RU (1) RU2530108C2 (ja)
TW (1) TWI413543B (ja)
WO (1) WO2010104670A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8192529B2 (en) * 2009-03-10 2012-06-05 Gatton Jr Lawrence H Integrated dry scrubber system
US20120237423A1 (en) * 2011-03-18 2012-09-20 Edward Bialkin Method and system for multi-stage flue gas cleaning
US8911538B2 (en) 2011-12-22 2014-12-16 Alstom Technology Ltd Method and system for treating an effluent stream generated by a carbon capture system
US9709271B2 (en) * 2013-02-20 2017-07-18 Fluor Technologies Corporation Thermally controlled combustion system
US9084964B1 (en) * 2014-05-08 2015-07-21 Alstom Technology Radial fabric filter for particulate collection
US9566549B1 (en) * 2014-07-25 2017-02-14 Rio Grande Valley Sugar Growers, Inc. Apparatus and method for cleaning gas streams from biomass combustion

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3712029A (en) * 1970-06-25 1973-01-23 J Charlton Exhaust pollution control system
US3917458A (en) * 1972-07-21 1975-11-04 Nicoll Jr Frank S Gas filtration system employing a filtration screen of particulate solids
AT363918B (de) * 1975-05-06 1981-09-10 Hoelter Heinz Verfahren und vorrichtung zur gasreinigung
US4446109A (en) * 1980-09-22 1984-05-01 Peabody Process Systems, Inc. System for dry scrubbing of flue gas
JPS60197226A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 排煙脱硝装置
US4764348A (en) * 1984-05-29 1988-08-16 Ets, Inc. Emission control apparatus
US5076819A (en) * 1990-04-13 1991-12-31 Sharrow Phillip G Dynamic gas-liquid contact apparatus and method
US5215557A (en) * 1992-06-24 1993-06-01 The Babcock & Wilcox Company Dry scrubber with integral particulate collection device
TW279137B (en) * 1993-06-01 1996-06-21 Babcock & Wilcox Co Method and apparatus for removing acid gases and air toxics from a flue gas
US5332562A (en) * 1993-06-18 1994-07-26 Kersey Larry M Method for removing particulate matter and gases from a polluted gas stream
SE504440C2 (sv) * 1994-11-28 1997-02-10 Flaekt Ab Sätt att avskilja gasformiga föroreningar från varma processgaser
DE19523417C1 (de) 1995-06-28 1996-11-14 Metallgesellschaft Ag Verfahren zur Entstaubung eines Rohgasstromes und/oder Sorption von gasförmigen Stoffen aus dem Rohgasstrom und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US5785741A (en) * 1995-07-17 1998-07-28 L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges, Claude Process and system for separation and recovery of perfluorocompound gases
IT1276807B1 (it) * 1995-10-02 1997-11-03 Giorgetti & Magrini Engineerin Sistema di filtrazione fumi a letto mobile di pietrisco
US5711785A (en) * 1995-10-26 1998-01-27 Ormet Corporation Method and apparatus for controlling the cleaning cycle of air filter elements and for predicting the useful life thereof
US5795548A (en) * 1996-03-08 1998-08-18 Mcdermott Technology, Inc. Flue gas desulfurization method and apparatus
DE19610199A1 (de) 1996-03-15 1997-09-18 Scheuch Alois Gmbh Verfahren und Anlage zur Abscheidung von Schadstoffen aus Gasen
US5855647A (en) * 1997-05-15 1999-01-05 American Air Liquide, Inc. Process for recovering SF6 from a gas
KR100252809B1 (ko) 1997-07-14 2000-04-15 박현수 가스상 및 입자상 오염물질의 여과집진장치
DE19757948A1 (de) 1997-12-27 1999-07-01 Geier Henninger Kurt CaO - Trockenverfahren für Abluft und Abgase
JP3757596B2 (ja) * 1998-01-26 2006-03-22 石川島播磨重工業株式会社 排煙脱硫装置
US6511637B2 (en) * 1998-04-17 2003-01-28 Bundy Environmental Technology, Inc. Air pollution control assembly and method
US6267795B1 (en) * 1999-07-09 2001-07-31 John Givargis Air cleaning system
GB2359125A (en) * 2000-02-08 2001-08-15 Green Island Environmental Tec Integrated cement production and waste disposal facility
JP2004066075A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 集塵装置
JP3861047B2 (ja) * 2002-11-21 2006-12-20 常磐共同火力株式会社 排ガス清浄装置
US6946011B2 (en) * 2003-03-18 2005-09-20 The Babcock & Wilcox Company Intermittent mixer with low pressure drop
US7141091B2 (en) * 2003-12-17 2006-11-28 Electric Power Research Institute, Inc. Method and apparatus for removing particulate and vapor phase contaminants from a gas stream
KR100613303B1 (ko) 2004-11-17 2006-08-21 이인섭 하이브리드식 배출가스 처리 방법 및 장치
US7641876B2 (en) * 2006-07-13 2010-01-05 Alstom Technology Ltd Reduced liquid discharge in wet flue gas desulfurization
US7678354B2 (en) * 2006-08-04 2010-03-16 Graymont (Qc) Inc. Integrated lime kiln process
DE102006038443B3 (de) 2006-08-16 2007-09-13 Andreas Friedl Vorrichtung zur Reinigung von Rauchgas
PL2078555T3 (pl) 2008-01-11 2014-01-31 Hitachi Zosen Inova Ag Sposób i instalacja do oczyszczania gazów spalinowych
US7862789B2 (en) * 2008-08-22 2011-01-04 Alstom Technology Ltd. Circulating fluidized bed power plant having integrated sulfur dioxide scrubber system with lime feed
US8192529B2 (en) * 2009-03-10 2012-06-05 Gatton Jr Lawrence H Integrated dry scrubber system

Also Published As

Publication number Publication date
EP2405991B1 (en) 2016-01-06
RU2011140868A (ru) 2013-04-20
JP2012520175A (ja) 2012-09-06
TW201102153A (en) 2011-01-16
US8192529B2 (en) 2012-06-05
PL2405991T3 (pl) 2016-05-31
BRPI1008972A2 (pt) 2016-03-15
CA2754823C (en) 2014-05-20
US20100233055A1 (en) 2010-09-16
RU2530108C2 (ru) 2014-10-10
DK2405991T3 (en) 2016-02-22
TWI413543B (zh) 2013-11-01
WO2010104670A1 (en) 2010-09-16
CA2754823A1 (en) 2010-09-16
CN102448588A (zh) 2012-05-09
ES2562830T3 (es) 2016-03-08
EP2405991A1 (en) 2012-01-18
CN102448588B (zh) 2015-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5397871B2 (ja) 大気質管理システム
DK2671625T3 (en) Compact flue gas treatment system for aluminum production plants
CN103547355A (zh) 来自脱硫废水的脱水滤液的喷雾干燥装置及废气处理系统
CN102350205B (zh) 一种常温半干式烟气净化方法及系统
KR100761014B1 (ko) 일체형 배출가스 정화장치
KR100875973B1 (ko) 물분사 공기정화 집진기를 이용한 공조장치
US9266060B2 (en) Dry scrubber system
KR101389475B1 (ko) 반응효율을 최적화한 대기오염 방지시설
CN102512901B (zh) 一种烟气增湿复合型除尘、协同脱硫脱硝装置
CN107441907A (zh) 一种物质锅炉烟气多污染物处理工艺以及设备
CN1257760C (zh) 复合双级烟气脱硫除尘工艺
US9084964B1 (en) Radial fabric filter for particulate collection
CN112452127A (zh) 一种环保的烟气净化处理装置及其使用方法
US9700838B2 (en) Circulating dry scrubber system and method
CN2633403Y (zh) 复合双级烟气脱硫除尘装置
CN105664699B (zh) 一种带有微型湿式除尘器的脱硫塔
PL234857B1 (pl) Układ oczyszczania gazów przemysłowych z zespołem filtrów poziomych
PL234856B1 (pl) Układ oczyszczania gazów przemysłowych z zespołem filtrów pionowych
CN102500218A (zh) 一种除尘脱硫装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130510

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130612

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees