JP5397332B2 - 車両のアイドルストップ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両、特に自動変速機を備えた車両のアイドルストップ制御装置に関し、車両の走行制御技術の分野に属する。
近年、交差点等における停車時に、所定の停止条件の成立によりエンジンを自動停止させると共に、所定の再始動条件の成立によりエンジンを自動再始動させる所謂アイドルストップ制御が行われる車両が実用化されている。
このアイドルストップ制御を自動変速機が搭載された車両で実施する場合、エンジン停止時に、該エンジンに駆動されて自動変速機の各摩擦要素に作動圧を供給するオイルポンプも停止するので、停車直前に締結されていた摩擦要素、換言すれば発進時に締結される摩擦要素が一旦解放され、その後、エンジン再始動時に再び締結されることになるが、その際、締結の応答遅れによる発進性の悪化や、締結に伴うショック等の問題が発生する。
これに対しては、特許文献1に開示されているように、エンジンに駆動されるオイルポンプ(機械ポンプ)とは別に、モータで駆動される電動ポンプを備え、該電動ポンプにより、エンジン停止中も前記摩擦要素が締結された状態を維持することが行われる。これによれば、エンジン再始動時における前記摩擦要素の締結の応答遅れによる発進性の悪化や、該摩擦要素締結時のショックの発生が回避される。
特開2003−39988号公報
上記の特許文献1の技術では、エンジンの自動停止および自動再始動と、前記電動ポンプの作動および停止とに加えて、前記発進時に締結される摩擦要素への作動圧の供給源を前記機械ポンプと前記電動ポンプとの間で切り換える切換手段の制御も電気的な制御回路で行っている。この制御回路は、エンジンの自動再始動時において、前記機械ポンプの吐出圧が所要の大きさまで上昇するタイミングで、前記切換手段による前記電動ポンプから前記機械ポンプへの切換制御を実行する。
しかしながら、エンジンの自動再始動に伴う機械ポンプの吐出圧の上昇速度は、作動油の温度等の種々の要因で一定しないため、前記切換制御を実行したときの機械ポンプの吐出圧も一定しない。そのため、このとき前記発進時に締結される摩擦要素に供給される油圧が必要以上に高くなったり、著しく低くなったりすることがあり、これらの場合、該摩擦要素の締結状態が一時的に不安定になる。
この問題に対しては、前記機械ポンプの吐出圧を検出するセンサを設け、エンジン再始動後に該センサの検出値が所定圧まで上昇したときに前記切換手段による前記電動ポンプから前記機械ポンプへの切換制御を実行することが考えられる。この場合、該切換制御実行時に前記摩擦要素に供給される作動圧を安定させることができる。しかし、電子制御の複雑化を招く欠点を有する。
そこで、本発明は、アイドルストップ制御を行う自動変速機搭載車両において、電子制御の複雑化を回避しつつ、発進時に締結される摩擦要素への作動圧の供給源をエンジンの自動再始動に伴って機械ポンプに切り換えるときに該摩擦要素の締結状態を安定させることを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両のアイドルストップ制御装置は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、
自動変速機が搭載され、かつ、
車両の停車状態で所定のエンジン停止条件が成立したときにエンジンを自動停止すると共に、この自動停止状態で所定のエンジン再始動条件が成立したときに、エンジンを自動再始動させるアイドルストップ手段が備えられた車両のアイドルストップ制御装置であって、
前記自動変速機に備えられたエンジン駆動のオイルポンプとは別に備えられ、前記アイドルストップ手段によるエンジンの自動停止中に、前記自動変速機のレンジが前進走行レンジである場合と中立レンジである場合とに作動する油圧生成手段と、
前記オイルポンプから導かれた油路を自動変速機の前進発進段で締結される摩擦要素に連通させる第1状態と前記油圧生成手段から導かれた油路を前記摩擦要素に連通させる第2状態とに切り換えられる切換手段とが備えられ、
前記切換手段は、前記オイルポンプで生成された作動圧が供給されることにより第1状態となり、該作動圧の非供給時には第2状態となり、
前記切換手段と前記摩擦要素との間の油路に、該摩擦要素に供給される油圧を制御する油圧制御手段が備えられ、
前記油圧制御手段は、自動変速機のレンジが中立レンジの状態でエンジンが自動再始動するときに、前記摩擦要素に供給されている作動圧を排出することを特徴とする。
またさらに、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、
前記油圧生成手段と前記切換手段との間の油路に、オリフィスを有する排圧回路が接続されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または2に記載の発明において、
前記油圧生成手段は、モータで作動するオイルポンプ、または、前記エンジン駆動のオイルポンプの吐出圧を蓄圧し、蓄えた油圧をエンジンの自動停止中に放出するアキュムレータであることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、エンジン駆動のオイルポンプから導かれた油路を自動変速機の前進発進段で締結される摩擦要素に連通させる第1状態と、該オイルポンプとは別に設けられた油圧生成手段から導かれた油路を前記摩擦要素に連通させる第2状態とに切り換える切換手段が、前記オイルポンプで生成された作動圧が供給されることにより第1状態となり、該作動圧の非供給時に第2状態となる。よって、エンジンが自動再始動するとき、これに伴って、前記オイルポンプで生成された作動圧が前記切換手段に供給されるため、該切換手段は第2状態から第1状態に切り換えられ、これにより、前記摩擦要素への作動圧の供給源が前記油圧生成手段から前記オイルポンプに切り換えられる。前記切換手段の第1状態への切り換えは、前記オイルポンプから作動圧が供給されることによってなされるため、前記摩擦要素への作動圧の供給源が前記油圧生成手段から前記オイルポンプへ切り換えられるとき、該オイルポンプから前記摩擦要素に供給される作動圧は一定であり、これにより、このときの該摩擦要素の締結状態を安定させることができる。また、前記切換手段の切換制御は、電子制御ではなく、エンジンの作動状態そのものによってなされるため、簡単な構成で、前記摩擦状態の安定化を実現することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、エンジンの自動停止中において、自動変速機のレンジが前進走行レンジである場合のみならず、中立レンジである場合にも前記油圧生成手段が作動するため、エンジンの自動再始動後に自動変速機のレンジを中立レンジから前進走行レンジに切り換えたとき、良好な発進性を得ることができるとともに、前記摩擦要素の締結によるショックの発生を回避することができる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、自動変速機のレンジが中立レンジの状態でエンジンが自動再始動するときに、前記切換手段と前記摩擦要素との間に設けられた油圧制御手段が、前記摩擦要素に供給されている作動圧を排出することで、該摩擦要素の締結状態が解除されるため、中立レンジのまま車両が発進してしまうことを確実に防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記油圧生成手段と前記切換手段との間の油路が閉回路となる故障が発生した場合でも、必要に応じて、該油路に接続された排圧回路へ油圧を逃がすことにより、前記摩擦要素の締結状態を解除することができる。しかも、前記排圧回路はオリフィスを有するため、前記油圧生成手段の吐出圧が前記摩擦要素へ供給されるときは、該吐出圧が前記排圧回路へ分散されることが規制され、これにより、前記摩擦要素に作動圧を適切に供給することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、前記油圧生成手段として、モータで作動するオイルポンプ、または、前記エンジン駆動のオイルポンプの吐出圧を蓄圧するアキュムレータが使用される。前記油圧生成手段として、モータで作動するオイルポンプを使用する場合、エンジンの自動停止中において、前記モータの駆動を制御することで、前記油圧生成手段の吐出圧を精密に制御することができる。一方、前記油圧生成手段として前記アキュムレータを使用する場合、該アキュムレータに、前記エンジン駆動のオイルポンプの吐出圧を蓄圧しておくことで、エンジンの自動停止中において、前記アキュムレータに蓄えられた圧力を放出するだけで、前記摩擦要素に作動圧を供給することができる。

本発明の実施形態に係る自動変速機の骨子図である。 同自動変速機の摩擦要素の締結表である。 同自動変速機の油圧制御回路の要部の回路図である。 同自動変速機及びエンジンの制御システム図である アイドルストップ中の第1の制御による各要素の状態を示すタイムチャートである。 同、第2の制御による各要素の状態を示すタイムチャートである。 同、第3の制御による各要素の状態を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施形態に係る油圧制御回路の要部の回路図である。 本発明の更に別の実施形態に係る油圧制御回路の要部の回路図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るアイドルストップ装置が適用される自動変速機について説明すると、図1に骨子を示すように、この自動変速機1は、フロントエンジンフロントドライブ車等のエンジン横置き式車両に適用されるもので、主たる構成要素として、エンジン出力軸2に取り付けられたトルクコンバータ3と、該トルクコンバータ3からの動力が入力軸4を介して入力される第1クラッチ10及び第2クラッチ20と、これらのクラッチ10,20や入力軸4から動力が入力される変速機構30とを有し、これらが入力軸4の軸心上に配置されて、変速機ケース5に収納されている。
また、前記トルクコンバータ3と第1、第2クラッチ10,20との間には、該トルクコンバータ3を介してエンジンにより駆動される機械式のオイルポンプ6が配置され、また、第1、第2クラッチ10,20と前記変速機構30との間には、該変速機構30からの動力を取り出す出力ギヤ7が配置されている。そして、該出力ギヤ7から取り出された動力が、カウンタドライブ機構8を介して差動装置9に伝達され、車軸9a,9bを介して前輪を駆動するようになっている。
前記トルクコンバータ3は、エンジン出力軸2に連結されたケース3aと該ケース3a内に固設されたポンプ3bと、該ポンプ3bに対向配置されて該ポンプ3bにより作動油を介して駆動されるタービン3cと、該ポンプ3bとタービン3cとの間に介設され、かつ、前記変速機ケース5にワンウェイクラッチ3dを介して支持されてトルク増大作用を行うステータ3eと、ケース3aとタービン3cとの間に設けられ、該ケース3aを介してエンジン出力軸2とタービン3cとを直結するロックアップクラッチ3fとで構成されている。そして、タービン3cの回転が入力軸4を介して前記第1、第2クラッチ10,20や変速機構30側に伝達されるようになっている。
また、変速機構30は、第1、第2、第3プラネタリギヤセット(以下「第1、第2、第3ギヤセット」という)40,50,60を有し、これらが変速機ケース5内にトルクコンバータ3側からこの順序で配置されている。
また、摩擦要素として、前記第1、第2クラッチ10,20の他に、変速機構30を構成する第1ブレーキ70、第2ブレーキ80及び第3ブレーキ90が備えられ、エンジン側からこの順序で配置されている。また、第1ブレーキ70に並列にワンウェイクラッチ71が配置されている。
前記第1、第2、第3ギヤセット40,50,60は、いずれもシングルピニオン型のプラネタリギヤセットであって、サンギヤ41,51,61と、これらのサンギヤ41,51,61にそれぞれ噛み合った各複数のピニオン42,52,62と、これらのピニオン42,52,62をそれぞれ支持するキャリヤ43,53,63と、各複数のピニオン42,52,62にそれぞれ噛み合ったリングギヤ44,54,64とで構成されている。
そして、入力軸4が第3ギヤセット60のサンギヤ61に連結されていると共に、第1ギヤセット40のサンギヤ41と第2ギヤセット50のサンギヤ51、第1ギヤセット40のリングギヤ44と第2ギヤセット50のキャリヤ53、第2ギヤセット50のリングギヤ54と第3ギヤセット60のキャリヤ63が、それぞれ連結されている。そして、第1ギヤセット40のキャリヤ43に前記出力ギヤ7が連結されている。
また、第1ギヤセット40のサンギヤ41及び第2ギヤセット50のサンギヤ51は、第1クラッチ10の出力部材11に連結され、該第1クラッチ10を介して入力軸4に断接可能に連結されている。また、第1ギヤセット40のリングギヤ44及び第2ギヤセット50のキャリヤ53は、第2クラッチ20の出力部材21に連結され、該第2クラッチ20を介して入力軸4に断接可能に連結されている。
さらに、第1ギヤセット40のリングギヤ44及び第2ギヤセット50のキャリヤ53は、並列に配置された第1ブレーキ70及びワンウェイクラッチ71を介して変速機ケース5に断接可能に連結されており、第2ギヤセット50のリングギヤ54及び第3ギヤセット60のキャリヤ63は、第2ブレーキ80を介して変速機ケース5に断接可能に連結されており、さらに、第3ギヤセット60のリングギヤ64は、第3ブレーキ90を介して変速機ケース5に断接可能に連結されている。
以上の構成により、この自動変速機1によれば、第1、第2クラッチ10,20及び第1、第2、第3ブレーキ70,80,90の締結状態の組み合わせにより、前進6速と後退速とが得られるようになっており、その組み合わせと変速段の関係を図2の締結表に示す。
ここで、第1ブレーキ70は、エンジンブレーキ作動用のレンジで締結されるようになっており、Dレンジ等では、該第1ブレーキ70に代えてワンウェイクラッチ71がロックすることにより1速段が実現されるようになっているが、Dレンジ等の1速で第1ブレーキ70を締結する場合もある。
以上のような各クラッチ10,20及びブレーキ70,80,90の締結、解放は油圧制御回路によって制御されるようになっており、該油圧制御回路100のうち、停車直前及び発進時の変速段である1速を実現する部分は、図3に示すように構成されている。
即ち、この油圧制御回路100は、前記エンジンによって駆動される機械式のオイルポンプ(以下「機械ポンプ」という)6とは別に設けられたモータ101aによって駆動されるオイルポンプ(以下「電動ポンプ」という)101を有すると共に、前記機械ポンプ6の吐出側には、レンジ位置に応じて該ポンプ6からの油圧を各摩擦要素に振り分けて供給するマニュアルバルブ102が配置されている。
このマニュアルバルブ102は、ライン103を介して前記機械ポンプ6に接続された入力ポートaと、Dレンジ等の前進走行レンジで該入力ポートaに連通する前進用出力ポートbとを有し、Nレンジでは、入力ポートaは出力ポートbに連通せず、該出力ポートbはドレンされるようになっている。
前記前進用出力ポートbに接続された前進用ライン104は、オリフィスとチェックバルブとで構成されて作動油の排出方向に絞り作用を有する一方向絞り機構105を介してオイルポンプシフトバルブ(以下「シフトバルブ」という)106に導かれ、該シフトバルブ106の第1入力ポートdに接続されている。
また、このシフトバルブ106の第2入力ポートeには、ライン107を介して前記電動ポンプ101の吐出側が接続されていると共に、該シフトバルブ106の一端の制御ポートfには、前記機械ポンプ6の吐出側のライン103から分岐されたライン108が接続されている。
シフトバルブ106は、その内部で移動可能なスプール130を有し、該スプール130の移動により、前記ライン104を第1クラッチ10に連通させる第1状態と、前記ライン107を第1クラッチ10に連通させる第2状態とに切り換えられるようになっている。具体的に、シフトバルブ106は、前記ライン104を第1クラッチ10に連通させる第1位置(図の下半部で示す右側の位置)にスプール130が位置するとき第1状態となり、前記ライン107を第1クラッチ10に連通させる第2位置(図の上半部で示す左側の位置)にスプール130が位置するとき第2状態となるように構成されている。
そして、前記機械ポンプ6の作動時に、該ポンプ6の吐出圧が前記ライン108を介してシフトバルブ106の制御ポートfに導入され、該導入された油圧が所定の大きさに達したとき、スプリングの付勢力に抗してスプール130が第1位置に移動し、これにより、前記第1入力ポートdが該シフトバルブ106の出力ポートgに連通する。
また、前記機械ポンプ6の非作動時は、制御ポートfに該ポンプ6の吐出圧が導入されないので、スプリングの付勢力によってスプール130が第2位置に移動し、このとき、第2入力ポートeが出力ポートgに連通する。
そして、このシフトバルブ106の出力ポートgは、ライン109に接続されており、該ライン109が、油圧制御用のリニアソレノイドバルブ121を介して前記第1クラッチ10に導かれている。リニアソレノイドバルブ121は、第1クラッチ10に供給される油圧を制御するものであり、必要に応じて、第1クラッチ10に供給されている作動圧を排出可能となっている。また、前記ライン109において、リニアソレノイドバルブ121の下流側には、該ソレノイドバルブ121で発生する油圧振動を吸収するためのアキュムレータ124が設けられている。
さらに、前記電動ポンプ101の吐出側のライン107からは排圧回路113が分岐されており、該排圧回路113にオリフィス114が設けられている。よって、リニアソレノイドバルブ121の故障等により、電動ポンプ101と第1クラッチ10との間の油路が閉回路となる故障が発生した場合でも、必要に応じて、前記排圧回路113へ油圧を逃がすことにより、第1クラッチ10の締結状態を解除することができる。また、前記排圧回路113はオリフィス114を有するため、電動ポンプ101の吐出圧が第1クラッチ10へ供給されるときは、該吐出圧が前記排圧回路113へ分散されることが規制され、これにより、第1クラッチ10に作動圧を適切に供給することができる。
次に、前記自動変速機1の制御及びエンジンのアイドルストップ制御を行う制御ユニット200について説明すると、図4に示すように、この制御ユニット200には、当該車両の速度を検出する車速センサ201からの信号と、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル開度センサ202からの信号と、ブレーキペダルの踏み込みを検出するブレーキスイッチ203からの信号と、運転者によって選択されている自動変速機1のレンジを検出するレンジセンサ204からの信号と、第1クラッチ10に供給されている作動圧を検出する第1クラッチ圧センサ205からの信号と、当該車両に搭載されているバッテリの残容量を検出するバッテリ残容量センサ206からの信号と、エンジン水温を検出するエンジン水温センサからの信号207とが入力されるようになっている。
そして、これらの信号に基づき、該制御ユニット200は、次のようにアイドルストップ制御を行う。
即ち、所定のエンジンの自動停止条件が成立したとき、具体的には、バッテリの残容量が所定量以上であり、エンジン水温が所定温度以上の状態において、車速が所定車速以下であり、アクセル開度が所定開度以下であり、かつ、ブレーキペダルが踏み込まれたときに、エンジンの燃料供給装置や点火装置等のエンジンを作動させるための装置210にその作動を停止させるエンジン停止信号を出力してエンジンを自動停止させると共に、該エンジンの自動停止中にブレーキペダルの踏み込み解除、或いは自動変速機1のレンジの中立レンジから走行レンジへの切り換えなどの自動再始動条件が成立したときに、前記装置210と始動装置211とにエンジン始動信号を出力してエンジンを自動再始動させる。
また、この制御ユニット200は、車速とアクセル開度とに基づき、選択されているレンジに応じた自動変速機1の変速制御を行うと共に、前記アイドルストップ制御中に、レンジの切り換えや、第1クラッチ圧等に応じて、前記自動変速機1の油圧制御回路100におけるリニアソレノイドバルブ121及び電動ポンプ101を駆動するモータ101aに制御信号を出力することにより、アイドルストップ中における自動変速機1の摩擦要素の締結制御を行うようになっている。
次に、図5〜図7に示すタイムチャートに従い、前記アイドルストップ制御中における自動変速機1の摩擦要素の締結制御について説明する。
図5は、前進走行レンジとしてDレンジが選択されている状態で停車し、エンジンが自動停止した後、再始動する場合の制御を示すものであり、まず、エンジンの自動停止に先立ち、車速が所定車速(エンジン自動停止条件の車速又はそれ以上の車速)以下になった時点T1で電動ポンプ101を作動させ、その後、前述のエンジン自動停止条件が成立した時点T2でエンジンを自動停止させる。
このとき、エンジンに駆動される機械ポンプ6が停止することにより、該ポンプ6から第1クラッチ10への作動圧の供給が停止されることになるが、図3の油圧制御回路100においては、機械ポンプ6の吐出圧が低下することにより、シフトバルブ106が第1状態から第2状態に切り換えられ、即ち該バルブ106のスプール130が第1位置から第2位置に移動して、電動ポンプ101から導かれたライン107が第1クラッチ100に通じるライン109に連通される。
したがって、エンジンの自動停止に先立つ時点T1で既に作動を開始している電動ポンプ101からの作動圧が機械ポンプ6からの作動圧に代わり、ライン109を介して第1クラッチ10に供給され、図5に符号アで示すように、第1クラッチ圧が供給されている状態、即ち第1クラッチ10が締結された状態が維持される。その場合、電動ポンプ101で供給される第1クラッチ圧は、締結状態を維持するだけの比較的低い油圧に制御される。
その後、時点T3で、エンジン再始動条件としてのブレーキペダルの踏み込みの解除が検出されると、エンジンが再始動されることになるが、自動変速機1は第1クラッチ10が締結された状態、即ち1速の状態が保持されているから、車両はアクセルペダルの踏み込みに応じて直ちに発進することになる。
そして、その後、エンジンの始動に伴う機械ポンプ6の作動開始により該ポンプ6の吐出圧が立ち上がり、前記シフトバルブ106が第2状態から第1状態へ切り換えられた時点T4で、該機械ポンプ6からの作動圧が第1クラッチ圧として第1クラッチ10に供給される。これにより、電動ポンプ101は役目を終了し、停止する。
その場合に、エンジン自動停止中、第1クラッチ圧は比較的低い油圧に制御されていたので、該第1クラッチ圧を車両の発進に必要な圧力まで速やかに上昇させるため、電動ポンプ101は、符号イで示すように、停止する直前に吐出圧が一時的に高くなるように制御される。
以上のようにして、第1クラッチ10は、エンジンの自動停止中も締結された状態が維持され、発進時に該第1クラッチ10を改めて締結することがないから、クラッチ締結時の応答遅れが防止されて良好な発進応答性が得られると共に、クラッチの締結によるショックの発生が回避される。
また、エンジン再始動の際、第1クラッチ圧の供給源の電動ポンプ101から機械ポンプ6への切り換えは、エンジンと共に始動する機械ポンプ6の吐出圧によって前記シフトバルブ106が第1状態に切り換えられることにより機械的に実行されるため、第1クラッチ圧の供給源を切り換えるための電子制御を省略することができ、電子制御回路の複雑化を回避することができる。
さらに、シフトバルブ106が第1状態に切り換えられるときの機械ポンプ6の吐出圧は一定であるため、該切り換えの際に機械ポンプ6から第1クラッチ10に供給される作動圧も一定であることから、このときの第1クラッチ10の締結状態を安定させることができる。
次に、図6に示す制御は、エンジンの自動停止中に、運転者がDレンジからNレンジへの切換操作を行った場合のものであり、この場合も、時点T1で電動ポンプ101が作動を開始し、時点T2でエンジンが自動停止する。そして、エンジンの自動停止に伴う機械ポンプ6の停止によりシフトバルブ106が第2状態に切り換えられ、即ち該バルブ106のスプール130が第2位置に移動し、この時点T2で、機械ポンプ6に代わって電動ポンプ101が第1クラッチ圧の供給を開始する。
その後、時点T5で、DレンジからNレンジへの切換動作が行われるのであるが、図6に符号ウで示すように、Nレンジへの切換動作後も電動ポンプ101による第1クラッチ圧の供給が継続され、第1クラッチ10が締結された状態に維持される。
このように、エンジンの自動停止中にDレンジからNレンジへのシフト操作が行われたときは、NレンジからDレンジへの切換操作がエンジンの再始動条件とされ、この操作が行われた時点T6でエンジンが再始動する。そして、その後、ブレーキが解除され、アクセルペダルが踏み込まれることにより車両が発進することになるが、図5に示す制御と同様、エンジンの自動停止中、第1クラッチ10が締結状態に維持され、発進時に該クラッチ10を改めて締結する必要がないので、発進時の応答遅れやショックの発生が回避される。
つまり、一般に自動変速機のレンジがDレンジからNレンジにシフト操作された場合、各摩擦要素はマニュアルバルブから作動圧が排出されて解放されることになり、この場合、再びDレンジに操作したときに、改めて1速で締結される摩擦要素(本実施形態では第1クラッチ10)が締結されることになるのであるが、上記のように、エンジン自動停止中にDレンジからNレンジへの切換操作が行われても、第1クラッチ10を締結した状態に維持することにより、前記図5に示す制御と同様、発進時の応答遅れやショックの発生が防止されるのである。
なお、この制御は、図3の油圧制御回路100に示すように、電動ポンプ101を、マニュアルバルブ102を経由することなく、ライン107により直接シフトバルブ106に接続したことにより実現され、電動ポンプ101からの作動圧を、Nレンジへの操作に伴うマニュアルバルブ102の作動に拘わらず、第1クラッチ10に供給することが可能となっているのである。
この図6に示す制御においても、エンジン自動再始動の際、シフトバルブ106の第1状態への切り換えは、機械ポンプ6の吐出圧により機械的に行われるため、簡単な構成により、この切り換え時の第1クラッチ10の締結状態を安定させることができる。
また、図7に示す制御は、停車時におけるエンジンの自動停止前に、運転者によるDレンジからNレンジへの切換操作が行われた場合のもので、機械ポンプ6が作動している状態、即ち油圧制御回路100におけるシフトバルブ106のスプール130が第1位置にある状態(第1状態)でマニュアルバルブ102がNレンジ位置に移動することにより、Nレンジへの切換操作が行われた時点T8で、第1クラッチ10に供給されていた作動圧が前記シフトバルブ106を介してマニュアルバルブ102から排出され、第1クラッチ10が解放される。
その後、所定のエンジン自動停止条件が成立すれば、その時点T9でエンジンが自動停止すると共に、その直後の時点T10で電動ポンプ101が作動を開始し、この電動ポンプ101で発生された作動圧が、機械ポンプ6の停止に伴ってスプール130が第2位置へ移動したシフトバルブ106を介して第1クラッチ10に供給され、一旦解放された第1クラッチ10を再び締結させる動作が開始される。
しかし、この図7の制御では、NレンジからDレンジへの切換操作が行われることなく、時点T11で、ブレーキペダルの踏み込みが解除され、これがエンジン再始動条件とされて、この時点T11で、符号エで示すように、Nレンジのまま、エンジンが自動再始動する。また、エンジンの再始動に伴い、この時点T11で電動ポンプ101が停止する。
この図7の制御においても、エンジン自動再始動の際、シフトバルブ106の第1状態への切り換えは、機械ポンプ6の吐出圧により機械的に行われるため、簡単な構成により、この切り換え時の第1クラッチ10の締結状態を安定させることができる。
このとき、電動ポンプ101の停止により、第1クラッチ10への作動圧の供給は終了するが、該クラッチ10に供給された作動圧が排出される前にエンジンが再始動すると、Nレンジで車両が発進するという不具合が発生するおそれがある。そこで、この場合は、図3の油圧制御回路100のリニアソレノイドバルブ121により、符号オで示すように、第1クラッチ圧を速やかに排出する。これにより、第1クラッチ10が速やかに解放され、エンジンの再始動時にNレンジで車両が発進するという不具合が解消される。
そして、エンジンの再始動に伴う機械ポンプ6の作動開始により、該開始直後の時点T12でシフトバルブ106のスプール130が第1位置に移動し、シフトバルブ106が第1状態に切り換えられることになるが、マニュアルバルブ102はNレンジ位置にあるので、機械ポンプ6からの作動圧は第1クラッチ10に供給されることはなく、時点T11以降は、エンジンが作動している状態での中立状態となる。
なお、エンジンが自動再始動する時点T11の前に、例えばバッテリ残容量が所定量以下に低下するなど、アイドルストップ制御を禁止すべき状態が発生したときは、符号カで示すように、その時点でエンジンが再始動される。
この場合、エンジンの再始動を迅速に行わせるため、符号キ、クで示すように電動ポンプ101を停止させると共に、リニアソレノイドバルブ121により第1クラッチ圧を速やかに排出し、第1クラッチ10が解放された状態でエンジンを再始動するように制御される。
ところで、エンジンの再始動時に、電動ポンプ101を停止させた上で、リニアソレノイドバルブ121により第1クラッチ圧を排出する場合、電動ポンプ101からの作動油の排出は期待できないため、リニアソレノイドバルブ121が故障すると、第1クラッチ圧の排出が不能となることが考えられる。
この問題に鑑みて、図3に示す油圧制御回路100では、電動ポンプ101の吐出側のライン107に排圧回路113が設けられているので、第1クラッチ圧はこの排圧回路113から排出されることになり、これにより、第1クラッチ10が解放される。その場合に、この排圧回路113にはオリフィス114が設けられているので、電動ポンプ101の作動時に、吐出された作動油が排圧回路113から抜け、作動圧が上昇しないといったことはない。
次に、本発明の他の実施形態として、図8に示す実施形態および図9に示す実施形態について説明する。なお、図8及び図9の実施形態において、上述の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を用いて説明する。
図8の実施形態では、油圧生成手段として、上述の実施形態における電動ポンプ101に代えてアキュムレータ101’が用いられており、その吐出側のライン107’がシフトバルブ106’のポートe’に接続されている。
また、該シフトバルブ106’には、前記アキュムレータ101’の蓄圧用のポートh’が設けられており、該バルブ106’が第1状態であるとき、即ち該バルブ106’のスプール130’が第1位置に位置するときに、前記ポートe’が該ポートh’に連通するようになっている。そして、このポートh’に、前記機械ポンプ6の吐出圧をシフトバルブ106’の制御ポートf’に導入するライン108から分岐されたライン115’が接続されている。
したがって、エンジンの作動中において機械ポンプ6が作動しているときは、その吐出圧がライン108を介して制御ポートf’に導入されて、前記シフトバルブ106’のスプール130’が第1位置に位置することにより、該シフトバルブ106’のポートe’とポートh’とが連通し、前記ライン108から分岐されたライン115’によって供給されるポンプ6の吐出圧が、シフトバルブ106’のポートh’、ポートe’及びライン107’を経てアキュムレータ101’に導入され、該アキュムレータ101’に蓄圧されることになる。
そして、エンジンが自動停止し、シフトバルブ106’の制御ポートf’に機械ポンプ6の吐出圧が供給されなくなると、該シフトバルブ106’のスプール130’が第2位置に移動することにより、前記ポートe’が出力ポートg’に連通し、前記アキュムレータ101’に蓄圧された油圧が、第1クラッチ圧として、ライン107’、シフトバルブ106’及びライン109を介して第1クラッチ10に供給されることになる。
このようにして、エンジンの自動停止時に、第1クラッチ10に作動圧を供給する油圧生成手段が、エンジンに駆動される機械ポンプ6からアキュムレータ101’に自動的に切り換えられることになる。
したがって、この実施形態によっても、エンジンの停止時に、機械ポンプ6の代わりに電動ポンプ101を作動させる前記実施形態の各制御を同様に実行することが可能となる。ただし、前記実施形態の図5及び図6に示す制御では、エンジンの停止前(機械ポンプ6の停止前)に電動ポンプ101を作動開始するようになっているが、アキュムレータ101’を用いた実施形態では、これらの制御は、機械ポンプ6の停止時からアキュムレータ101’による第1クラッチ圧の供給が開始することになる。
最後に、図9の実施形態では、前記リニアソレノイドバルブ121と、前記アキュムレータ124とが、シフトバルブ106の出力ポートgと第1クラッチ10とを結ぶライン109ではなく、マニュアルバルブ102の出力ポートbとシフトバルブ106の入力ポートdとを結ぶライン104上に設けられている。
この図9の実施形態においても、機械ポンプ6から第1クラッチ10に作動圧を供給しているとき、リニアソレノイドバルブ121により第1クラッチ圧を制御することができると共に、Nレンジの状態でエンジンが再始動する場合など、必要に応じて、リニアソレノイドバルブ121により第1クラッチ圧を排出することができる。
なお、図9の実施形態では、エンジンの自動停止中において、電動ポンプ101から第1クラッチ10に作動圧を供給しているとき、第1クラッチ10に供給される油圧はリニアソレノイドバルブ121を経由しないため、該バルブ121により第1クラッチ圧を排出できないが、この場合でも、第1クラッチ圧は、電動ポンプ101の吐出側のライン107に設けられた排圧回路113から排出可能である。
以上のように、本発明によれば、アイドルストップ制御を行う自動変速機搭載車両において、電子制御の複雑化を回避しつつ、発進時に締結される摩擦要素への作動圧の供給源をエンジンの自動再始動に伴って機械ポンプに切り換えるときに該摩擦要素の締結状態を安定させることが可能となるから、この種の車両の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
1 自動変速機
6 機械ポンプ(エンジン駆動のオイルポンプ)
10 第1クラッチ(前進発進段で締結される摩擦要素)
100 油圧制御回路
101 電動ポンプ(油圧生成手段)
101’ アキュムレータ(油圧生成手段)
106 シフトバルブ(切換手段)
113 排圧回路
114 オリフィス
121 リニアソレノイドバルブ(油圧制御手段)
200 制御ユニット(アイドルストップ手段)

Claims (3)

  1. 自動変速機が搭載され、かつ、
    車両の停車状態で所定のエンジン停止条件が成立したときにエンジンを自動停止すると共に、この自動停止状態で所定のエンジン再始動条件が成立したときに、エンジンを自動再始動させるアイドルストップ手段が備えられた車両のアイドルストップ制御装置であって、
    前記自動変速機に備えられたエンジン駆動のオイルポンプとは別に備えられ、前記アイドルストップ手段によるエンジンの自動停止中に、前記自動変速機のレンジが前進走行レンジである場合と中立レンジである場合とに作動する油圧生成手段と、
    前記オイルポンプから導かれた油路を自動変速機の前進発進段で締結される摩擦要素に連通させる第1状態と前記油圧生成手段から導かれた油路を前記摩擦要素に連通させる第2状態とに切り換えられる切換手段とが備えられ、
    前記切換手段は、前記オイルポンプで生成された作動圧が供給されることにより第1状態となり、該作動圧の非供給時には第2状態となり、
    前記切換手段と前記摩擦要素との間の油路に、該摩擦要素に供給される油圧を制御する油圧制御手段が備えられ、
    前記油圧制御手段は、自動変速機のレンジが中立レンジの状態でエンジンが自動再始動するときに、前記摩擦要素に供給されている作動圧を排出することを特徴とする車両のアイドルストップ制御装置。
  2. 前記油圧生成手段と前記切換手段との間の油路に、オリフィスを有する排圧回路が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のアイドルストップ制御装置。
  3. 前記油圧生成手段は、モータで作動するオイルポンプ、または、前記エンジン駆動のオイルポンプの吐出圧を蓄圧し、蓄えた油圧をエンジンの自動停止中に放出するアキュムレータであることを特徴とする請求項1または2に記載の車両のアイドルストップ制御装置。
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