JP5397283B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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した電界による紙粉の付着が残る以上、記録用紙への印刷不良を抑制する上ではなお改良の余地を残すものとなっている。
また、印刷媒体から飛散する紙粉の量は、印刷媒体の搬送方向における先端とプラテンとが接触する際に特に多くなる。つまり、印刷媒体から飛散する紙粉の量は、印刷媒体の先端がプラテン上に進入する際や同先端がプラテン上を通過する際に特に多くなる。そのため、液体噴射ヘッドと隣接するような領域のうち、印刷媒体が搬送される方向では、当該方向と直交する他の方向と比較して、紙粉の飛散する量が特に多くなる。この点、上記構成によれば、印刷媒体が搬送される方向において液体噴射ヘッドに隣接するように静電電極が配置されるため、静電電極による紙粉の吸着をより効果的に行うことが可能である。
また、この液体噴射装置によれば、静電電極に静電吸着された紙粉は、ワイパ部材の払拭によって静電電極から取り除かれる。この際、ワイパ部材が払拭する方向に沿って、すなわち印刷媒体が搬送される方向と直交する方向に沿って、静電電極に静電吸着された紙粉が掃き集められる。この点、上記構成によれば、印刷媒体が搬送される方向において液体噴射ヘッドに隣接するように静電電極が設けられるため、静電電極から取り除かれた紙粉が液体噴射ヘッドを汚染することもない。このため、電極に紙粉が堆積することを抑制でき、電極による紙粉の吸着機能を好適に維持することができる。
この液体噴射装置によれば、印刷媒体とプラテンとの衝突や摩擦により飛散した紙粉が、正及び負のいずれの極性に帯電したものであっても、正に帯電した紙粉が静電電極の負極に静電吸着されるとともに、負に帯電した紙粉が静電電極の正極に静電吸着される。これにより、正に帯電した紙粉、あるいは負に帯電した紙粉のいずれか一方が吸着される構成と比較して、静電電極による紙粉の吸着をより効果的に実現することができる。
吸着機能を好適に維持することができる。
この液体噴射装置によれば、正あるいは負に帯電した紙粉は、交互に積層された負極あるいは正極の電極板に静電吸着される。このため、正極性や負極性に帯電した紙粉が飛散したとしても、それら極性を帯びた紙粉が正極板及び負極板からなる電極群に静電吸着される。
に形成されるとともに、その中心を回転軸として回動可能に配置されている。
の外に打ち捨てられたインクが吸収体33a及び33bによって回収される。
22に付着することが抑制されることとなる。
る。
(1)上記構成によれば、記録用紙Pとプラテンリブ31との衝突等によって飛散した紙粉Pdは、電極群23及び24に誘導された後に、それら電極群23及び24に静電吸着される。これにより、記録用紙Pから飛散した紙粉Pdがノズル開口面22aに付着することを抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態にかかる液体噴射装置について図4を参照して説明する。図4(a)は、本発明の第2実施形態にかかる液体噴射装置の搬送系の概略構成を模式的に示した側面図である。図4(b)及び(c)は、本発明の第2実施形態にかかる液体噴射装置に備えられた静電電極よる紙粉Pdの吸着態様を示す図である。なお、第2実施形態のインクジェット式プリンターは、第1実施形態のプリンターとその主要な構成が同じである。そのため、第2実施形態では第1実施形態と異なる部分について詳細に説明するとともに、第1実施形態と同じ構成については同様の符号を付すことによりその詳細な説明は省略する。
極27が記録ヘッド21における副走査方向Xの両側に隣接するように対向配置されている。そして、本実施形態では、電源Eから第1の電極26に正の電圧が印加されるとともに、同じく電源Eから第2の電極27に負の電圧が印加される。これにより、第1の電極26及び第2の電極27がそれぞれ正及び負に帯電されるとともに、それら各電極26及び27によって電界が形成される。なお、本実施形態では、第1の電極26及び第2の電極27が記録ヘッド21を挟んで対向するように配置されることから、極性が異なる第1の電極26及び第2の電極27の形成する電界が互いに干渉して相殺されることが抑制される。また、本実施形態では、記録ヘッド21を挟んで対向するように配置された第1の電極26と第2の電極27との電位差によって、第1の電極26と第2の電極27との間では、ノズルプレート22を跨ぐような電界が形成されることともなる。
(8)極性が異なる第1の電極26及び第2の電極27を、記録ヘッド21を挟んで対向するように配置することとした。このため、第1の電極26と第2の電極27との間で発生する電界が干渉し合い、相殺されることが抑制される結果、記録用紙Pから飛散した紙粉Pdに対する吸着機能を発現する上で、第1の電極26及び第2の電極27に印加する電圧を効果的に利用することができる。
・上記第1の実施形態では、ワイパ部材42により、ノズルプレート22と電極群23及び24の下面とを同時に払拭することとした。また、上記第2の実施形態では、ワイパ部材42により、ノズルプレート22と各電極26及び27の下面とを同時に払拭することとした。これに限らず、電極群23及び24、各電極26及び27の下面を払拭するワ
イパ部材を別途設けるとともに、このワイパ部材により電極群23及び24、各電極26及び27に付着した紙粉Pdを払拭することとしてもよい。なお、電極群23及び24、各電極26及び27に紙粉が吸着した状態であっても、これら電極群23及び24、各電極26及び27による紙粉の吸着機能が十分に発現される構成であれば、同電極群23及び24、各電極26及び27をクリーニングするためのワイパ部材を割愛する構成であってもよい。
Claims (4)
- 紙製の印刷媒体を支持する支持体上に前記印刷媒体を搬送する搬送部と、
前記支持体に対向するように配置されて、前記支持体に支持されている前記印刷媒体に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドと隣接するように設けられた静電電極と、
を備える液体噴射装置であって、
前記液体噴射ヘッドが有する前記支持体側の面と、前記静電電極が有する前記支持体側の面を払拭するワイパ部材をさらに備え、
前記静電電極は、前記印刷媒体が搬送される方向において前記液体噴射ヘッドと隣接するように配置され、
前記ワイパ部材は、前記印刷媒体が搬送される方向と直交する方向に沿って前記液体噴射ヘッドと前記静電電極とを払拭する
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 前記静電電極は、正極及び負極から構成される
請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記静電電極は、前記印刷媒体が搬送される方向における前記液体噴射ヘッドの両側に隣接するように配置されるとともに、該両側における極性が互いに異なる
請求項1に記載の液体噴射装置。 - 前記静電電極は、正極及び負極の電極板が交互に積層された電極群からなる
請求項1に記載の液体噴射装置。
Priority Applications (1)
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JP2010061370A JP5397283B2 (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010061370A JP5397283B2 (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | 液体噴射装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011194616A JP2011194616A (ja) | 2011-10-06 |
JP2011194616A5 JP2011194616A5 (ja) | 2013-02-14 |
JP5397283B2 true JP5397283B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=44873436
Family Applications (1)
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JP2010061370A Active JP5397283B2 (ja) | 2010-03-17 | 2010-03-17 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
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2010
- 2010-03-17 JP JP2010061370A patent/JP5397283B2/ja active Active
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