JP5397121B2 - 画像形成装置およびプログラム - Google Patents
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Description
請求項2に係る画像形成装置によれば、記録媒体の一辺から突出した1の部位が他の部位と重なる場合であっても、その部位において画像を形成し得る領域を特定し、その領域に画像を形成することができる。
請求項3に係る画像形成装置によれば、記録媒体の一辺から突出した1の部位が他の部位と重なる場合に、その重なる領域以外の領域を、その部位において画像を形成し得る領域として特定し、その領域に画像を形成することができる。
請求項4に係る画像形成装置によれば、記録媒体の一辺から突出した1の部位が他の部位と重なる場合であっても、その部位において画像を形成し得る多角形の領域を特定し、その領域に画像を形成することができる。
請求項5に係るプログラムによれば、記録媒体の一辺から突出した部位が正方形や長方形ではない場合であっても、その部位において画像を形成し得る領域を特定することができる。
以下に用語の定義を説明する。
線分とは2点の間に挟まれた線の部分である。
真直ぐな線分とは、直線上の2点を当該直線に沿って結ぶ線分である。
曲がった線分とは、曲線上の2点を当該曲線に沿って結ぶ線分である。
線分の接線とは、線分上の或る点において当該線分に接する直線であり、当該或る点と当該或る点以外の線分上の点である他の点とを結ぶ直線に対し、当該他の点を前記或る点に限りなく近づけた場合の当該直線の極限である。したがって、真直ぐな線分の接線は、当該線分を両端に延長して成る延長線である。
タブ紙とは、予め定められた大きさ・形状(以下、単に定型ともいう)の矩形部分である台紙と、この台紙の一辺から突出した部位であるタブとを有しており、文書の一部を他の部分と仕切る仕切り材である。台紙の大きさや形状は、文書を構成する記録媒体と同じであるか、やや大きいことが好ましい。タブは、上述した台紙の一辺のそれぞれ異なる位置から延びる第1の外縁及び第2の外縁と、当該第1の外縁及び当該第2の外縁を結ぶ第3の外縁とを有する。このタブは台紙に一体となって形成されていてもよいし、台紙に接着されて形成されていてもよい。このタブ紙と、文書を構成する記録媒体とを重ねたときには、タブが台紙の端からはみ出るので、タブ紙が仕切り材として機能し得ることになる。また、このタブ紙には画像が形成されるので、このタブ紙自体も記録媒体である。なお、タブ紙の材質は紙に限られず、樹脂その他の様々な材質を用いてもよいし、これらを組み合わせてもよい。要するに、タブ紙の材質は、表面に画像を形成することができる材質であればよい。
長辺方向とは、定型の記録媒体の記録面を構成する矩形の長い辺が伸びる方向である。
短辺方向とは、定型の記録媒体の記録面を構成する矩形の短い辺が伸びる方向である。
以下、本発明の実施形態である画像形成システム9の構成を説明する。
2−1.全体構成
図1は、画像形成システム9の全体構成を示す図である。画像形成装置1は、ローカルネットワーク3やインターネット等の通信ネットワーク4を介して、外部処理装置2a,2b,2c(以下、特に区別の必要がない場合は、これらを総称して「外部処理装置2」と記す)と、情報の遣り取りをする。なお、ローカルネットワーク3や通信ネットワーク4は、ネットワークである場合に限らず、単なる通信手段であってもよい。
図2は、画像形成装置1の全体構成を示すブロック図である。CPU11は、ROM12に記憶されているブートローダや記憶部14に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより画像形成装置1の各部を制御する。ROM12は半導体素子等で構成された読み出し専用の不揮発性記憶装置である。このROM12には、記憶部14に記憶されている基本OS(Operating System)をRAM(Random Access Memory)13にロードするためのブートローダやBIOS(Basic Input/Output System)などが記憶されている。RAM13はCPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして利用される。記憶部14はハードディスクドライブやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの大容量の不揮発性記憶装置であり、CPU11に読み込まれるプログラムや、そのプログラムにより用いられるデータを記憶する。
図3は、画像形成装置1で用いられるタブ紙の大きさ・形状を説明するための図である。同図には、それぞれ異なる位置にタブが設けられた6枚のタブ紙が重ねられた様子が描かれている。同図に示す基準点Oはタブ紙の頂点の一つであり、この基準点Oの座標を(0,0)として、同図に示すように短辺方向にx軸を、長辺方向にy軸を定め、これらの座標軸で特定される座標(x,y)によって、タブ紙を含む平面上の点や線分などの位置が求められる。タブ紙の台紙の寸法は、短辺方向の距離であるx0が210mmで長辺方向の距離であるy0が297mmである。したがって、上記の座標でこの台紙の各頂点を表すと、(0,0)、(210,0)、(0,297)、(210,297)となる。ただし、座標値の単位はmm(ミリメートル)である。タブ紙は、x軸方向の反対方向である矢線D3方向に移動して、画像取得部17により、タブの外縁を表す画像を読み取られ、画像形成部16により、その表面に画像が形成される。なお、x座標の増加方向が同図における右であり、y座標の増加方向が同図における下である。
図4は、タブの外縁同士の接続を説明するための図である。同図に示すように、タブの形状は様々である。図4(a)に示すタブTaの形状は長方形である。タブが突出する台紙の一辺である辺E0上の点Q3からは、第1の外縁E1が同図に示す点Q1まで延びており、また、辺E0上の点Q4からは、第2の外縁E2が同図に示す点Q2まで延びている。第1の外縁E1は、第2の外縁E2よりも図中上側にあり、辺E0上の点Q3と点Q4とはそれぞれ異なる位置にある。そして、第1の外縁E1と第2の外縁E2とを結ぶ外縁、すなわち、点Q1と点Q2とを結ぶ線分が第3の外縁E3である。タブTaの場合、第1の外縁E1、第2の外縁E2、および第3の外縁E3は全て真直ぐな線分であり、第1の外縁E1と辺E0、第2の外縁E2と辺E0、第1の外縁E1と第3の外縁E3、および第2の外縁E2と第3の外縁E3はそれぞれ点Q4,点Q3,点Q1,および点Q2で接続し、それぞれが成す角は直角である。
同様に、点Q4から点Q2に延びる第2の外縁E2も全てが真直ぐな線分ではなく、曲線部R23を含んでいる。ただし、第2の外縁E2に含まれる真直ぐな線分の接線と第3の外縁E3の接線とが成す角は直角である。
図4(c)に示すタブTcにおいては、タブTbと同様に、辺E0、および第3の外縁E3は真直ぐな線分であるが、点Q3から点Q1に延びる第1の外縁E1、および、点Q4から点Q2に延びる第2の外縁E2は、曲線部R13,R23を含んでいる。さらに、第1の外縁E1は辺E0と接する点Q3の側に曲線部R01を含んでおり、第2の外縁E2は辺E0と接する点Q4の側に、曲線部R02を含んでいる。なお、タブTcにおいても、第1の外縁E1に含まれる真直ぐな線分の接線と辺E0の接線、第2の外縁E2に含まれる真直ぐな線分の接線と辺E0の接線、第1の外縁E1に含まれる真直ぐな線分の接線と第3の外縁E3の接線、および第2の外縁E2に含まれる真直ぐな線分の接線と第3の外縁E3の接線がそれぞれ成す角は直角である。このように、タブTはタブTaのようにその外縁が真直ぐな線分のみからなるものもあれば、タブTbおよびタブTcのようにその外縁に曲がった線分を含むものもある。
図5は、タブの外縁の接線同士が成す角を説明するための図である。図4において、第1の外縁E1と辺E0、第2の外縁E2と辺E0、第1の外縁E1と第3の外縁E3、第2の外縁E2と第3の外縁E3、およびこれらの接線同士の成す角は全て直角であったが、これらの角は直角に限られない。例えば、図5(a)に示すタブTdにおいて、第1の外縁E1と辺E0、第2の外縁E2と辺E0、第1の外縁E1と第3の外縁E3、および第2の外縁E2と第3の外縁E3は、それぞれ点Q3,Q4,Q1,Q2で接続しており、すべてが直角ではない角度を成している。さらに、図5(b)に示すタブTeは、図4(c)に示したタブTcと同様に、第1の外縁E1と第2の外縁E2は、第3の外縁E3と接する部分においてそれぞれ、曲線部R13,R23を含んでおり、また、第1の外縁E1と第2の外縁E2は、辺E0と接する部分においてそれぞれ、曲線部R01、R02を含んでいる。そして、第1の外縁E1に含まれる真直ぐな線分の接線と辺E0の接線、第2の外縁E2に含まれる真直ぐな線分の接線と辺E0の接線、第1の外縁E1に含まれる真直ぐな線分の接線と第3の外縁E3の接線、および第2の外縁E2に含まれる真直ぐな線分の接線と第3の外縁E3の接線は、すべて直角ではない角度を成している。このように、タブTはタブTa,Tb,Tcのようにその外縁同士または外縁の接線同士が直角を成すものもあれば、タブTd,Teのようにそれらが直角以外の角度を成すものがある。
図6は、タブ同士の重複部分または間隔について説明するための図である。図6に示すタブの形状は、図4(b)に示すタブTbと同じ形状である。図6(a)に示す図中上側のタブは下側のタブとそれぞれの外縁同士で接している。すなわち、上側のタブにおける第2の外縁E2は、下側のタブにおける第1の外縁E1と一致する位置にある。
図6(b)に示す図中上側のタブは下側のタブと重複部分を有している。すなわち、上側のタブにおける第2の外縁E2は、下側のタブにおける第1の外縁E1よりも下に位置する。
図6(c)に示す図中上側のタブは下側のタブと或る間隔をおいて離れている。すなわち、上側のタブにおける第2の外縁E2は、下側のタブにおける第1の外縁E1よりも上に位置する。
このように、隣り合うタブ同士は、外縁同士で接していたり、重複部分を有していたり、或る間隔をおいて離れていたりする。
上述したような多様なタブの形状を、簡易かつ正確に特定するために、画像形成装置1は、タブの形状が表された画像データに基づいて生成される4つの特徴点を用いる。
図7は、タブの特徴点を説明するための図である。同図において、タブの形状は図5(b)に示したタブTeと同様な形状である。辺E0、第1の外縁E1に含まれる真直ぐな線分、第2の外縁E2に含まれる真直ぐな線分、および第3の外縁E3の接線は、それぞれ接線L0,L1,L2,およびL3である。直線Laは、接線L0に平行な直線であり、直線L0よりも予め定められた距離Waだけx軸方向にある直線である。直線Lbは、接線L0に平行な直線であり、直線L0よりも予め定められた距離Wbだけx軸方向にある直線である。接線L0と接線L3とは平行であり、接線L0と接線L3との距離は、タブの短辺方向の距離WTに等しい。ここで距離Wa、距離Wb、および距離WTのそれぞれの大小関係は、Wa<Wb<WTである。そして、直線Laおよび直線Lbのいずれもが、第1の外縁E1および第2の外縁E2のいずれとも交差するように、距離Wa、および距離Wbは定められる。ここでは、特に、直線Laおよび直線Lbが、第1の外縁E1および第2の外縁E2のそれぞれに含まれる真直ぐな線分と交差するように、距離Wa、Wbが定められている。直線Laと第1の外縁E1との交点は交点Pa1であり、直線Laと第2の外縁E2との交点は交点Pa2である。また、直線Lbと第1の外縁E1との交点は交点Pb1であり、直線Lbと第2の外縁E2との交点は交点Pb2である。したがって、接線L1は、交点Pa1と交点Pb1とを結ぶ直線であり、接線L2は、交点Pa2と交点Pb2とを結ぶ直線である。
特徴点P1は、接線L1と接線L3との交点であり、特徴点P2は、接線L2と接線L3との交点である。そして、特徴点P3は、接線L1と接線L0との交点であり、特徴点P4は、接線L2と接線L0との交点である。
特徴点P3,P4は接線L0上にあるから、図3に示した基準点O、およびタブ紙の台紙の幅x0により、x3=x4=x0=210(mm)である。
交点Pa1、Pa2は直線La上にあるからxa1=xa2=x0+Waである。
交点Pb1、Pb2は直線Lb上にあるからxb1=xb2=x0+Wbである。
特徴点P1、P2は直線L3上にあるからx1=x2=x0+WTである。
次に、画像形成システム9の動作のうち、特に画像形成装置1の動作を中心に説明する。
図8は、画像形成装置1におけるタブの位置を特定する動作の流れを表すフロー図である。ユーザは、図示しない原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)に、タブ紙を置き、操作部15を操作してタブの位置の特定を指示すると、CPU11の制御の下、この原稿自動送り装置はタブ紙を画像取得部17に搬送し、画像取得部17は搬送されたタブ紙のスキャンを行い、タブを含むタブ紙を読み取った画像を表す画像データを生成してCPU11に送る。そして、CPU11は、取得したこの画像データをRAM13に記憶させる(ステップS101)。すなわち、画像取得部17は、タブ紙の台紙の一辺である辺E0から突出した部位であって、辺E0のそれぞれ異なる位置(点Q3,Q4)から延びる第1の外縁E1及び第2の外縁E2と、この第1の外縁E1及び第2の外縁E2を、それぞれの端点である点Q1,Q2で結ぶ第3の外縁E3とを有する部位であるタブを含むタブ紙(記録媒体)を読み取った画像を表す画像データを生成する画像読取手段の一例である。そして、画像取得部17により生成されたこの画像データを取得するCPU11は、上述した記録媒体を読み取った画像を表す画像データを取得する取得手段の一例である。ここで、タブ紙が複数ある場合には、画像取得部17は、全てのタブ紙をスキャンし、それぞれを読み取った画像を表す画像データを取得してから、次のステップに進む。
次に、CPU11は、スキャンにより取得し、RAM13に記憶された画像データの二値化を行い(ステップS102)、二値化された画像データに基づいて、接線L0,L1,L2,L3を特定する(ステップS103)。
距離HTおよび距離KWは、全てのタブについて同じ値とすれば、タブTnの特徴点P3(Tn)のy座標であるy3(Tn)は以下の式(3)で表される。
ただし、nは1以上の整数である。
また、最後のタブの番号をnとした場合に、y=0から遠い側のオフセット距離HUは、タブ紙のy軸方向の長さy0から、特徴点P4(Tn)のy座標を引いた値に等しいから、以下の式(5)で表される。
ステップS107においてタブ同士の重なりを検出すると、CPU11は、各タブにおいて画像を形成する領域(以下、画像形成領域という)をそれぞれ特定し、RAM13に記憶する(ステップS108)。各タブが重なっていない場合には、CPU11は、タブTnの画像形成領域として、特徴点P1(Tn)、P2(Tn)、P3(Tn)、P4(Tn)で囲まれる領域である閉領域を特定する。すなわち、CPU11は、特定された第1の直線(接線L1)と前記第3の外縁に接する直線である第1の接線(接線L3)との交点である第1の交点(特徴点P1)と、特定された第2の直線(接線L2)と前記第1の接線(接線L3)との交点である第2の交点(特徴点P2)と、特定された第1の直線(接線L1)と前記記録媒体の前記一辺に接する直線である第2の接線(接線L0)との交点である第3の交点(特徴点P3)と、特定された第2の直線(接線L2)と前記第2の接線(接線L0)との交点である第4の交点(特徴点P4)とに囲まれた領域である閉領域を、前記部位において画像が形成される領域として特定する領域特定手段の一例である。
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態において、タブTnの画像形成領域は、タブTn-1と重なる領域を除いた領域であって、図11に示す、特徴点P1(Tn)、P2(Tn)、P4(Tn)、P4(Tn-1)、および交点P5(Tn)で囲まれる五角形によって表されたが、タブTn+1と重なる領域を除いた領域であってもよい。また、タブTnの画像形成領域は、タブTn+1と重なる領域、及び、タブTn-1と重なる領域の両方を除いた領域であってもよい。図12は、この変形例におけるタブTnの画像形成領域の一例を示す図である。同図に示すようにタブTnの画像形成領域は、タブTnとタブTn+1とが重なる領域、及びタブTnとタブTn-1とが重なる領域が、タブTnの全領域から除かれた領域である。したがって、この場合、タブTnの画像形成領域は、接線L0と接線L3との間において、接線L2(Tn-1)と接線L1(Tn)とが交差し、かつ、接線L2(Tn)と接線L1(Tn+1)とが交差するときは、特徴点P1(Tn)、P2(Tn)、P3(Tn+1)、P4(Tn-1)、および交点P5(Tn)、交点P5(Tn+1)で囲まれる六角形によって表される。また、接線L0と接線L3との間において、接線L2(Tn-1)と接線L1(Tn)とが交差せず、かつ、接線L2(Tn)と接線L1(Tn+1)とが交差しないときは、タブTnの画像形成領域は、特徴点P3(Tn+1)、P4(Tn-1)、P2(Tn-1)、P1(Tn+1)で囲まれる四角形によって表される。なお、これらの場合であっても、画像形成領域は、上述の実施形態と同様に、真直ぐな外縁のみならず、曲がった線分を含んだ線によって囲まれる領域であってもよい。
ここで、AxとBxは、Cxが或る範囲にある間は定数である。このAxを一定とした場合におけるBxについて、CPU11は、走査した列ごとに比較し、Bxが変化する点に基づいて、例えば、点Q3の位置を特定すればよい。
また、タブの外縁には真直ぐな外縁が含まれていたが、曲がった外縁のみを含むものであってもよい。この場合、外縁の接線L1〜L3はタブに外接する接線であってもよいし、タブに内接する接線であってもよい。特に、外縁の接線L1〜L3が、いずれもそのタブに内接する接線である場合、これらの接線に囲まれる領域は、タブに内接し、タブからはみ出ることが無いため、この領域をタブの画像形成領域とすると、タブに形成する画像が、タブの全領域からはみ出ることがなく望ましい。
要するに、直線Laと直線Lbは、それぞれ、第1の外縁E1および第2の外縁E2のいずれとも交差する直線であればよい。
Claims (5)
- 記録媒体の一辺から突出した部位であって、当該一辺のそれぞれ異なる位置から延びる第1の外縁及び第2の外縁と、当該第1の外縁及び当該第2の外縁を結ぶ第3の外縁とを有する部位を含む前記記録媒体を読み取った画像を表す画像データを取得する取得手段と、
前記画像データが表す画像において、前記第1の外縁と、当該第1の外縁に交差する予め定められた2本の直線との交点をそれぞれ求め、各々の交点を結ぶ直線である第1の直線を特定する第1特定手段と、
前記画像データが表す画像において、前記第2の外縁と、前記予め定められた2本の直線との交点をそれぞれ求め、各々の交点を結ぶ直線である第2の直線を特定する第2特定手段と、
前記第1特定手段により特定された第1の直線と前記第3の外縁に接する直線である第1の接線との交点である第1の交点と、前記第2特定手段により特定された第2の直線と前記第1の接線との交点である第2の交点と、前記第1特定手段により特定された第1の直線と前記記録媒体の前記一辺に接する直線である第2の接線との交点である第3の交点と、前記第2特定手段により特定された第2の直線と前記第2の接線との交点である第4の交点とに囲まれた領域である閉領域を、前記部位において画像が形成される領域として特定する領域特定手段と、
前記領域特定手段により特定された領域に画像を形成する画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記領域特定手段は、1の前記部位における前記閉領域と、当該1の部位とは異なる他の前記部位における前記閉領域とが重なる場合には、前記1の部位における前記閉領域から当該重なる領域に応じた領域を除外した領域を、当該1の部位において画像が形成される領域として特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記領域特定手段は、1の前記部位における前記閉領域と、当該1の部位とは異なる他の前記部位における前記閉領域とが重なる場合には、前記1の部位における前記閉領域から当該重なる領域を除外した領域を、当該1の部位において画像が形成される領域として特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記領域特定手段は、前記1の部位における前記第1の外縁が、当該1の部位とは異なる他の前記部位における前記閉領域に重なる場合には、当該1の部位における前記第3の交点と当該他の部位における前記第4の交点とを結ぶ線分の中点を頂点として含み、かつ、当該1の部位における前記閉領域に含まれる多角形の領域を、当該1の部位において画像が形成される領域として特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - コンピュータを、
記録媒体の一辺から突出した部位であって、当該一辺のそれぞれ異なる位置から延びる第1の外縁及び第2の外縁と、当該第1の外縁及び当該第2の外縁を結ぶ第3の外縁とを有する部位を含む前記記録媒体を読み取った画像を表す画像データを取得する取得手段と、
前記画像データが表す画像において、前記第1の外縁と、当該第1の外縁に交差する予め定められた2本の直線との交点をそれぞれ求め、各々の交点を結ぶ直線である第1の直線を特定する第1特定手段と、
前記画像データが表す画像において、前記第2の外縁と、前記予め定められた2本の直線との交点をそれぞれ求め、各々の交点を結ぶ直線である第2の直線を特定する第2特定手段と、
前記第1特定手段により特定された第1の直線と前記第3の外縁に接する直線である第1の接線との交点である第1の交点と、前記第2特定手段により特定された第2の直線と前記第1の接線との交点である第2の交点と、前記第1特定手段により特定された第1の直線と前記記録媒体の前記一辺に接する直線である第2の接線との交点である第3の交点と、前記第2特定手段により特定された第2の直線と前記第2の接線との交点である第4の交点とに囲まれた領域である閉領域を、前記部位において画像が形成される領域として特定する領域特定手段と
して機能させるためのプログラム。
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