JP5397108B2 - 多層光記録媒体、光記録媒体ドライブ装置及びフォーカス引き込み方法 - Google Patents

多層光記録媒体、光記録媒体ドライブ装置及びフォーカス引き込み方法 Download PDF

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Description

本発明は、多数の記録層を有する多層光記録媒体用の光記録媒体ドライブ装置及びフォーカス引き込み方法に関する。
近年、記録媒体1枚あたりの記録容量として1TB(テラバイト)を超えるような大容量光メモリを実現する手段の1つとして、記録媒体の厚み方向に情報を多重記録する方式が検討されている。これらの方式は大別すると記録媒体の内部にマークを3次元配置して記録する方式と記録媒体全体にホログラムを多重記録する方式、いわゆる体積ホログラム方式とに分類することができる。前者は更に、屈折率の異なる部分や窪みをマークとしてスパイラル状に記録した記録層を多層化する方式(例えば、非特許文献1〜3参照)と、微小大きさのホログラムをマークとしてスパイラル状に記録した情報面を多層化する方式(例えば、非特許文献4及び5参照)に分類することができる。また、これらの多層光記録媒体は、記録原理によって更にいくつかの方式に細分することができる。
これらの記録媒体内部に記録層を多層化することを特徴とする光記録媒体においては、基板の表面から各記録層までの距離が互いに異なるため、生じる球面収差は各々の記録層において異なってくる。許容される水準を上回る球面収差が生じる場合には、記録精度や再生信号品質を低下させるため球面収差を補正する必要がある。例えば、特許文献1に示された球面収差補正素子などを光路中に組み込み、各々の記録層において球面収差が最小になるように球面収差補正素子を調整することが必要になってくる。また、近年実用化されたBlu-ray Disc(登録商標)は2層の記録層をもつのみであるにもかかわらず、対物レンズの開口数NAが0.85と大きく僅かな基板厚さ誤差であっても大きな球面収差が発生するため、球面収差補正素子が採用されている。Blu-ray Discドライブ装置においては1対のレンズからなるビームエキスパンダや液晶素子を球面収差補正素子として用いることが一般的である。
特許文献1には、空気や屈折率の異なる部材によって情報層が分離される構造を備えた光透過性記録媒体と球面収差補正器とが開示されている。球面収差補正器として回転するプリズム素子(階段状の平板)、1対の楔形プリズム、圧電素子により変形可能な鏡(いわゆるデフォーマブルミラー)が例示されている。
また、特許文献2〜5には、記録層間距離を1種類にすると情報層間の信号干渉が極めて大きくなり、正常な信号再生ができなくなるので、多層光記録媒体の記録層間のクロストークを減衰させることを目的として、記録層間距離の組み合わせを規定する技術が示されている。例えば、層間距離を等しくしない記録媒体(特許文献2参照)、所定の規則によって層間距離を組み合わせた記録媒体(特許文献4及び5参照)、積層された情報層の中心付近では層間距離を狭くまた記録密度を高く、一方で情報層の両端部分では層間距離を広くまた記録密度を低くした記録媒体(特許文献3参照)がある。
特許2502884号公報 特開2001−155380号公報 特開2005−251249号公報 特開2006−040456号公報 特開2006−059433号公報
Ayumi Mitsumori, Takanobu Higuchi, Takuma Yanagisawa, Masakazu Ogasawara, Satoru Tanaka and Tetsuya Iida, "Multilayer 500 Gbyte Optical Disk", Japanese Journal of Applied Physics, 48, 03A055, (2009) Ed Walker, Alexander Dvornikov, Ken Coblentz and Peter Rentzepis, "Terabyte recorded in two-photon 3D disk", Applied Optics, 47, 22, pp.4133-4139, (2008) Andrew N. Shipway, Moshe Greenwald, Nimer Jaber, Ariel M. Litwak and Benjamin J. Reisman, "A New Medium for Two-Photon Volumetric Data Recording and Playback", Japanese Journal of Applied Physics, 45, 2B, pp.1229-1234, (2006) Robert R. McLeod, Andrew J. Daiber, Mark E. McDonald, Timothy L. Robertson, Timothy Slagle, Sergei L. Sochava and Lambertus Hesselink, "Microholographic multilayer optical disk data storage", Applied Optics, 44, 16, pp.3197-3207, (2005) Hirotaka Miyamoto, Hisayuki Yamatsu, Kimihiro Saito, Norihiro Tanabe, Toshihiro Horigome, Goro Fujita, Seiji Kobayashi and Hiroshi Uchiyama, "Direct Servo Error Signal Detection Method from Recorded Micro-Reflectors", Japanese Journal of Applied Physics, 48, 03A054, (2009)
物理的に独立した記録層や中間層をもたないバルク型の多層光記録媒体においては、基板厚さの実現可能な交差(1/10mm〜5/100mm程度)に対して、層間距離(例えば5〜10μm)が小さすぎるため、例えば厚さ1.2mmの基板の表面からどのくらいの距離に目標とする記録層があるか不明であり、球面収差発生量を予測することが難しい。
また、物理的に独立した記録層を積層した構造をとる多層光記録媒体において、予め交差を厳しくした中間層を順次積層していき、表面の保護層の厚さ交差をも厳しくした場合であっても、各中間層の交差は±数μmはあるため、表面から遠い記録層になればなるほど、表面から記録層までの距離の変動は、交差の積み重ねによって大きくなる。従って、基板の表面からどのくらいの距離に目標とする記録層があるか不明であり、球面収差発生量を予測することが難しい。よって、目標の記録層にアクセスする場合は、小刻みなフォーカスジャンプと球面収差補正を何度も繰り返す必要があり、速やかなアクセスを実現することは困難である。
そこで、本発明が解決しようとする課題には、上記の欠点が一例として挙げられ、多数の記録層のうちの目標の記録層に速やかにアクセスすることができる多層光記録媒体用の光記録媒体ドライブ装置及びフォーカス引き込み方法を提供することを目的とする。
請求項に係る発明の光記録媒体ドライブ装置は、各々が所定数の記録層からなる複数の記録層群を構成する多数の記録層を有し、前記複数の記録層群の間にはギャップ層が形成され、前記ギャップ層の厚さである前記複数の記録層群の群間距離は、前記所定数の記録層の最大層間距離より長くされた多層光記録媒体に記録又は再生用のレーザ光を照射する光学系を有するドライブ装置であって、前記光学系は球面収差を前記複数の記録層群単位の粗調整で補正する球面収差粗調整手段と、球面収差を前記記録層単位の微調整で補正する球面収差微調整手段とを備えることを特徴としている。
請求項に係る発明のフォーカス引き込み方法は、各々が所定数の記録層からなる複数の記録層群を構成する多数の記録層を有し、前記複数の記録層群の間にはギャップ層が形成され、前記ギャップ層の厚さである前記複数の記録層群の群間距離は、前記所定数の記録層の最大層間距離より長くされた多層光記録媒体に記録又は再生用のレーザ光を照射する光学系を有するドライブ装置のフォーカス引き込み方法であって、前記複数の記録層群各々へのフォーカス引き込みは球面収差粗調整手段のみで行い、前記複数の記録層群内の記録層へのフォーカスジャンプの後、球面収差微調整手段を用いて球面収差の最適補正を行うことを特徴としている。
請求項1に係る発明の光記録媒体ドライブ装置及び請求項に係る発明のフォーカス引き込み方法によれば、複数の記録層群単位の粗調整で補正する球面収差粗調整手段と、球面収差を記録層単位の微調整で補正する球面収差微調整手段とを備えているので、球面収差粗調整手段により大まかに球面収差が補正されるので、微調整をしなくても記録層群単位で群の中のどこかの記録層にはフォーカス引き込みをすることができ、その後、目標の記録層に対してフォーカスジャンプして球面収差微調整手段により球面収差を微調整することができる、これにより、目標とする記録層に対して速やかにフォーカスジャンプを行ってアクセスすることが可能になる。
本発明の実施例として多層光ディスクを示す図である。 本発明の実施例として光ディスクドライブ装置の構成を示す図である。 図2の装置において光ディスクの目標の記録層にアクセスする際の制御動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例として光ディスクドライブ装置の構成を示す図である。 本発明の他の実施例として光ディスクドライブ装置の構成を示す図である。 本発明の他の実施例として光ディスク記録装置の構成を示す図である。 本発明の他の実施例として光ディスク再生装置の構成を示す図である。
(第1の実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の光記録媒体の実施例として複数の記録層を有する再生専用の光ディスク10を示している。この光ディスク10は、ガラス基板1と、4つの記録層群G0〜G3と、4つの記録層群G1〜G3間の群間中間層(ギャップ層)2と、保護層3とによる積層構造となっている。4つの記録層群G0〜G3各々は20の記録層R0〜R19が積層された束である。4つの記録層群G0〜G3各々の20の記録層R0〜R19間の中間層の厚さは層間干渉を防止するために2種類とされ、10ミクロンと14ミクロンとされている。1つの記録層群の中間層の厚さの合計は230ミクロンにされている。群間中間層2の厚さは30ミクロンである。光ディスク10の厚さを従来のものと同様に1.2mmとすると、4つの記録層群G0〜G3となり、記録層の総数は80層となる。記録層に情報として記録されるデータの形式はBlu-ray Discに準じている。1記録層当たりの記録容量は25GB、80記録層合計で約2TBである。
記録層R0〜R19各々のヘッダー領域には、群の番号を格納する情報アドレスビットと、群の中の層番号を格納する情報アドレスビットとが形成されている。
保護層3は記録層群G3上に形成され、レーザ光が入射するディスク表面をなす。光ディスク10の中央には貫通したクランプ孔4が形成されている。
記録層群G0〜G3各々の記録層の数は8以上50以下で、例えば20であることが望ましい。また、記録層群G0〜G3の群間距離は、記録層R0〜R19の最大層間距離の少なくとも2倍以上、記録層群の厚さ以下であれば良い。
図2は図1の光ディスク10に対して情報の再生を光学的に行う光ディスクドライブ装置の構成を示している。このドライブ装置は、ディスク駆動系、光学系と、信号処理系とからなる。
ディスク駆動系は光ディスク10をクランプ機構6によって挟み込むように保持してそれをスピンドルモータ7によって回転させる構造を備えている。
光学系は、光源11、コリメータレンズ12、ビームスプリッタ13,14、球面収差粗調整板15、ビームエキスパンダ16、対物レンズ17、集光レンズ15a,15b,18,19、ピンホール素子20、及び光検出器21,22を備えている。
光源11は波長405nmのレーザビームを出射する半導体レーザ素子である。光源11は図示しない光源駆動部によって駆動される。コリメータレンズ12は光源11によって出射されたレーザビームを平行光に変換してビームスプリッタ13に供給する。ビームスプリッタ13はコリメータレンズ12から供給された平行レーザビームをそのままビームスプリッタ14に供給し、ビームスプリッタ14はビームスプリッタ13から供給された平行レーザビームをそのまま球面収差粗調整板15に供給する。
球面収差粗調整板15は板状の光学素子であり、球面収差粗調整用として3つの異なる板厚の第1板〜第3板を階段状に有している。球面収差粗調整板15はレーザビームの光軸に対して垂直方向(矢印方向)に移動自在にされており、図示しない調整板アクチュエータによってその垂直方向に駆動されるよう構成されている。この駆動により3つの板部のいずれか1の板部がレーザビームを透過させる状態になる。第1板〜第3板の1段あたりの球面収差補正量は、記録媒体の厚みに換算して260ミクロンになるように設計されている。
ビームエキスパンダ16は微調整用の球面収差補正素子であり、凹レンズ16aと凸レンズ16bとからなる。凹レンズ16a及び凸レンズ16b各々は図示しないビームエキスパンダアクチュエータによって光軸方向に駆動され、凹レンズ16aと凸レンズ16bとの間の距離を調整することにより球面収差補正が可能にされている。ビームエキスパンダ16の収差補正可能範囲は光ディスク10の厚みに換算して300ミクロンである。
対物レンズ17はビームエキスパンダ16と光ディスクとの間に配置され、光軸方向への移動を行うためのフォーカスアクチュエータ(図示せず)と、光軸に垂直な方向への移動を行うためのトラッキングアクチュエータ(図示せず)とを備え、フォーカス方向及びトラッキング方向への微動を電気的に制御することができるようになっている。対物レンズ17はビームエキスパンダ16からのレーザビームをフォーカスアクチュエータにより光ディスク10の4つの記録層群G1〜G3のいずれか1の記録層に集光させるようになっている。また、トラッキングアクチュエータによりその1の記録層のトラック上にレーザビームの光スポットを位置させるようになっている。対物レンズ17の開口数は例えば、0.85である。
光ディスク10の記録層で反射したレーザビームは対物レンズ17、ビームエキスパンダ16、そして球面収差粗調整板15を順に介してビームスプリッタ14に供給される。ビームスプリッタ14は球面収差粗調整板15からの戻りのレーザビームの一部を反射して集光レンズ18に供給し、それ以外の戻りのレーザビームをそのままビームスプリッタ13に供給する。例えば、戻りのレーザビームの一部はp偏光のレーザビーム、それ以外の戻りのレーザビームをs偏光のレーザビームとしても良い。ビームスプリッタ13は供給された戻りのレーザビームを反射して集光レンズ19に供給する。
集光レンズ18はビームスプリッタ14からのレーザビームを光検出器21の受光面に集光させてそこにスポットを形成させる。集光レンズ19はビームスプリッタ13からのレーザビームをピンホール素子20を介して光検出器22の受光面に集光させてそこにスポットを形成させる。光検出器21,22各々は例えば、4分割の受光面を有し、分割面毎に受光強度に応じたレベルの電圧信号を生成する。
ピンホール素子20は共焦点光学系を形成するために備えられており、焦点の合った記録層から反射されたレーザビームのみをピンホールを通過させる。
なお、上記の光学系は図示しない移送駆動部によって光ディスク10の半径方向に移動可能にされている。
信号処理系は、ディスク回転ドライバ31、信号処理部32,33、コントローラ34、メモリ35、アクチュエータドライバ36、収差補正板ドライバ37、及びビームエキスパンダドライバ38を備えている。
ディスク回転ドライバ31はコントローラ34からの回転指令に応じてスピンドルモータ7を回転駆動して光ディスク10を回転させる。ディスク回転ドライバ31では光ディスク10を線速度一定で回転させるためにスピンドルサーボ制御が行われる。
信号処理部32は光検出器21の出力信号に応じて記録層群についてのフォーカスエラー信号を生成する。信号処理部33は光検出器22の出力信号に応じて記録層についてのフォーカスエラー信号を生成すると共に、トラッキングエラー信号及び再生信号を生成する。フォーカスエラー信号の生成のためには例えば、非点収差法等の公知の信号生成方法を用いることができる。
コントローラ34はメモリ35に保存されたプログラム及びデータに応じて制御動作を実行し、信号処理部32又は33から得られるフォーカスエラー信号がゼロレベルになるようにフォーカス駆動信号を生成する。また、信号処理部33から得られるトラッキングエラー信号がゼロレベルになるようにトラッキング駆動信号を生成する。更に、信号処理部33からの再生信号に応じてディスク10について再生に必要な固有情報、ヘッダー領域に記録された群番号や層番号を取得する。コントローラ34は再生すべき記録層を含む記録層群に応じて球面収差板駆動信号を生成し、再生すべき記録層の記録層群内の位置に応じてビームエキスパンダ駆動信号を生成する。
アクチュエータドライバ36はコントローラ34からのフォーカス駆動信号に応じて対物レンズ17のフォーカスアクチュエータを駆動し、対物レンズ17を光軸方向に移動させることによりレーザビームを集光させていずれかの1の記録層上にビームスポットを結ばせる。アクチュエータドライバ32はコントローラ34からのトラッキング駆動信号に応じて対物レンズ17のフォーカスアクチュエータを駆動し、対物レンズ17を光軸に垂直な光ディスク10の半径方向に移動させ、1の記録層のトラックにビームスポットを沿わせて追従させる。
収差補正板ドライバ37はコントローラ34からの球面収差板駆動信号に応じて球面収差粗調整板15の調整板アクチュエータを駆動して球面収差粗調整板15の位置を定める。すなわち、球面収差粗調整板15の上記の第1板〜第3板のいずれか1板が選択されてレーザビームの光路に位置する。
ビームエキスパンダドライバ38はコントローラ34からのビームエキスパンダ駆動信号に応じてビームエキスパンダ16を駆動して凹レンズ16aと凸レンズ16bとの間の距離を変えることにより対物レンズ17に向かうレーザビームの拡散・収束を調整し、光軸上におけるレーザビームの集光位置を変化させ、これにより各記録層に対する球面収差を微調整する。
かかる構成の光ディスクドライブ装置においては、光ディスク10がクランプ機構6に装着されると、図3に示すように、先ず、光源駆動部に対して発光駆動指令を発生して光源11にレーザビームを発射させる。
レーザビームの発射後、コントローラ34は光ディスク10の最内周部の記録領域から光ディスク10についての固有情報を信号処理部33を介して読み取り、その固有情報から光ディスクの記録層の構造情報を取得する。固有情報としては、光ディスク10の記録群数及び記録層群毎の記録層数がある。
そして、コントローラ34は球面収差粗調整用の球面収差粗調整板15の最も厚い第1板を選択するように球面収差板駆動信号を生成し、これにより光ディスク10のビーム入射表面から最奥の記録層群G0を再生するために適した状態に調整することが行われる。また、球面収差微調整用のビームエキスパンダ16の凹レンズ16aと凸レンズ16bとの間の距離が駆動範囲の半分付近となる中立位置に設定するようにビームエキスパンダ駆動信号を生成する。この状態では、光ディスク10の最奥の記録層群G0に対してのフォーカスエラー信号のみが信号処理部32から明瞭に検出される状態になっている。
次に、光ディスク10を線速度一定で回転するように制御する。このとき信号処理部32,33から得られるフォーカスエラー信号に基づいてフォーカス駆動信号がコントローラ34から生成されるので、フォーカス引き込み動作により通常は最奥の記録層群G0の中央付近にあるいずれかの記録層にレーザビームのフォーカスが引き込まれる。なお、製造誤差などによって記録群内に反射率の高い記録層があると、反射率の高い記録層にフォーカスを引き込むことがあるが、他の記録層群内の記録層では球面収差の補正範囲を超えているのでフォーカスエラー信号の強度が十分ではないこと、及び、記録層群間の距離を層間距離よりも大きくし明瞭な境界を設けたことから、記録層群を超えて誤った記録層にフォーカスが引き込まれることは生じない。
更に、信号処理部33からトラッキングエラー信号に基づいてトラッキング駆動信号がコントローラ34から生成されるので、トラッキング引き込み動作が行われ、トラッキングサーボがクローズされる。この状態で、信号再生を行うと、球面収差が最適化されておらず信号品質が十分でないので、再生信号振幅が最大になるように、コントローラ34はビームエキスパンダ駆動信号を生成する。よって、ビームエキスパンダ16を駆動して凹レンズ16aと凸レンズ16bとの間の距離が調整されるので、球面収差が微調整される。この結果、サーボクローズした記録層の群番号、層番号、記録されている情報信号等の記録情報が信号処理部33から取得することができる。ここで、それらの取得情報に応じて目標とする記録層と異なる記録層を再生していると判別した場合には、既存の光ディスクドライブ装置と同様にして、目標の記録層に到達するまでフォーカスジャンプ、球面収差微調整、及び記録情報取得が繰り返される。
記録層群間のフォーカスジャンプを行う場合には、先ず、フォーカスサーボ制御及びトラッキングサーボ制御のサーボ動作が解除され、コントローラ34が目標の記録層群に対応するように球面収差粗調整板15の階段状光学板(第1板以外)を選択するように球面収差板駆動信号を生成して階段状光学板が変更される。これにより、球面収差微調整なしに、光ディスク10の目標の記録層群のいずれかの記録層をフォーカス引き込みが再生可能な状態となる。そして、従来の光ディスクドライブ装置と同様に、フォーカス引き込み、トラッキングサーボクローズ、及び情報取得が行われ、更に、目標の記録層に対して記録層間のジャンプが繰り返される。
よって、上記した実施例においては、記録層群毎に球面収差粗調整用の球面収差粗調整板15の階段状光学板を選択することより大まかに球面収差が補正されるので、微調整をしなくても記録層群単位で群の中のどこかの記録層にはフォーカス引き込みをすることができる。その後、目標の記録層に短距離のフォーカスジャンプをしてから球面収差微調整用のビームエキスパンダ16によって球面収差を微調整することにより、目標とする記録層に対して速やかにフォーカスジャンプを行うことが可能になり、アクセス性能を高めることができる。
光ディスク10の記録層群の両端の高次の球面収差が生じる領域には記録層を設けていないので、記録層群の各記録層の球面収差を適切に補正することができる。
記録層群と記録層群との間に広いギャップ層があり、また、同じ記録層群に属する記録層の間であれば、球面収差の調整を行うことなく、フォーカスジャンプを行うことができるので、誤って目標と違う記録層群に属する記録層にフォーカスジャンプをすることがなくなり、アクセス性能を向上させることができる。
(第1の実施例の変形)
図4は本発明の光ディスクドライブ装置の他の実施例を示している。この図4の光ディスクドライブ装置においては、図2の光ディスクドライブ装置内の共焦点光学系のビームスプリッタ13、集光レンズ19、ピンホール素子20、光検出器22及び信号処理部33が備えられておらず、その他の構成は同一である。図4の光ディスクドライブ装置において、信号処理部32は光検出器21の出力信号に応じてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及び再生信号を生成することが行われる。このフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及び再生信号を用いてコントローラ34は図2の装置の場合と同様の制御動作を実行する。共焦点光学系が備えていないので、フォーカスエラー信号のSN比は低下するが、光学系を小型化できる利点がある。
(第2の実施例)
本発明の光ディスクとしては、微小の大きさのホログラムをマークとしてスパイラル状に記録した記録層を多層化する方式のものを採用しても良い。この方式としては、例えば、Robert R. McLeod, Andrew J. Daiber, Mark E. McDonald, Timothy L. Robertson, Timothy Slagle, Sergei L. Sochava and Lambertus Hesselink, "Microholographic multilayer optical disk data storage", Applied Optics, 44, 16, pp.3197-3207, (2005)、あるいは、Hirotaka Miyamoto, Hisayuki Yamatsu, Kimihiro Saito, Norihiro Tanabe, Toshihiro Horigome, Goro Fujita, Seiji Kobayashi and Hiroshi Uchiyama, "Direct Servo Error Signal Detection Method from Recorded Micro-Reflectors", Japanese Journal of Applied Physics, 48, 03A054, (2009)に記載されている方式を用いることができる。
ホログラムをマークとした光ディスク用のドライブ装置としては、図5に示すように構成することができる。このドライブ装置においては、図2の光ディスクドライブ装置の構成に加えて、光ディスク10の対物レンズ17側とは逆側に、ホログラムマークの作成に必要になる干渉光を生成するための反射光学系として対物レンズ23、投影レンズ24、記録再生切替用シャッタ板25及び反射板26が備えられる。対物レンズ23の光軸方向及びディスク半径方向の位置、投影レンズ24の光軸方向の位置、並びに記録再生切替用シャッタ板25の遮断はコントローラ34によって制御される。なお、光ディスク10の再生時にはコントローラ34によって図2の装置の場合と同様の制御動作を実行する。
なお、上記した光記録媒体ドライブ装置の各実施例において、球面収差微調整手段としてはビームエキスパンダが用いられているが、複屈折特性を有する液晶が充填された液晶層上に透明電極を形成した光学素子を用いても良い。
また、複数の記録層群数は4つに限らず、2つの記録層群以上であれば良い。
本発明は光ディスクドライブ装置だけでなく光ディスクドライブ装置を備えたハードディスク記録再生装置、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置等の他の装置にも適用することができる。
(第3の実施例)
図6は、光ディスクへ情報を記録する光ディスク記録装置を示している。この装置は、ディスク駆動系、光学系から構成されている。
ディスク駆動系は、光ディスク50をクランプ機構51によって挟み込むように保持し、それをスピンドルモータ52によって回転させる構造である。
光学系は、光源61、コリメータレンズ62、光変調器63、光強度減衰器64、ダイクロイックミラー65、粗調整用球面収差補正器66、微調整用球面収差補正器67、対物レンズ68からなる。
光源61は、波長782nm、パルス幅65fsec、平均強度620mWのチタンサファイアレーザを出射する。このレーザ光をコリメータレンズ62を用いて平行光に変換したのち、記録データに応じて光変調器63を用いて強度変調する。光変調器63は、変調器ドライバ71を介してコンピュータ72によって制御されている。強度変調されたレーザ光は、光強度調整用の減衰器64で所望の強度に調整された後、782nmのレーザ光を反射するダイクロイックミラー65で光路を曲げ、粗調整用球面収差補正器66及び微調整用球面収差補正器67を介して対物レンズ68に入射される。粗調整用球面収差補正器66は球面収差粗調整板66aと、その前後の集光レンズ66b,66cとからなる。微調整用球面収差補正器67は凹レンズ67aと凸レンズ67bとによるビームエキスパンダである。
対物レンズ68は、開口数0.75、40倍の乾燥系対物レンズである。対物レンズ68に入射したレーザ光は、このレンズ68によって光ディスク50中に多層に形成した記録層の1つに集光される。記録層の切り替えは、対物レンズ68をピエゾアクチュエータ69によって光軸方向に走査することで行う。ピエゾアクチュエータ69はコンピュータ72によってピエゾドライバ73を介して制御される。また、トラックの切り替えは、光ディスク50を保持したスピンドルモータ52全体をコンピュータ制御されたトランスレーションステージ53を用いて走査することより行う。このため、スピンドルモータ52の回転速度を制御するスピンドルモータコントローラ54からコンピュータ72にスピンドルモータ52の回転情報が供給される。
また、光ディスク50の回転に伴うディスクの面ブレを測定し、レーザ光のフォーカス状態を最適に制御するために、レーザ変位計74を光ディスク50の下面に設置して、対物レンズ68に対する光ディスク50の位置を測定する。そのレーザ変位計74からの信号をコンピュータ72で処理した後、ピエゾアクティエータ73を制御することで、フォーカシングを行う。粗調整用球面収差補正器66及び微調整用球面収差補正器67による球面収差の補正方法は他の実施例と同様であるので、ここでの動作の説明は省略する。
図7は、記録した情報を光ディスク50から読み出すための光ディスク再生装置を示している。この再生装置は、ディスク駆動系、光学系、信号処理系から構成されている。
ディスク駆動系は、記録光学系と同様に、光ディスク50をクランプ機構81によって挟み込むように保持し、それをスピンドルモータ82によって回転させる構造である。
光学系は、光源91、コリメータレンズ92、光強度減衰器93、ダイクロイックミラー94、粗調整用球面収差補正器95、微調整用球面収差補正器96、対物レンズ97、ノッチフィルタ98、集光レンズ99、ピンホール100、光検出器101からなる。
光源は、Nd:YAGレーザの2倍高調波(波長532nm、強度100mW)を用いたレーザ共振器である。そのレーザ共振器から出たレーザ光は、コリメータレンズ92で平行光に変換された後、光強度減衰器93で所望の強度に調整される。その後、レーザ光は、532nmの緑色光を反射するダイクロイックミラー94に入射される。ダイクロイックミラー94で反射されたレーザ光は、粗調整用球面収差補正器95及び微調整用球面収差補正器96を介して対物レンズ97へと導かれる。粗調整用球面収差補正器95は球面収差粗調整板95aと、その前後の集光レンズ95b,95cとからなる。微調整用球面収差補正器96は凹レンズ96aと凸レンズ96bとによるビームエキスパンダである。
対物レンズ97は、入射されたレーザ光を多層光ディスク50の内部の記録層の1つに集光する。対物レンズ97は、開口数0.75、40倍の乾燥系対物である。光ディスク50に緑色レーザを照射すると、チタンサファイアレーザの照射によって情報を記録した部位からは、オレンジ色(中心波長580nm)のローダミンBの蛍光が発生する。この蛍光は、再度同じ対物レンズ97を用いて集められ、ダイクロイックミラー94を透過したのち、ノッチフィルタ98及び集光レンズ99を介してピンホール100上に集光される。ピンホール100とダイクロイックミラー94の間には、ダイクロイックミラー94を透過した緑色レーザ光を除去するためのノッチフィルタ98を設置している。また、ピンホール100としては、径4μmの金属製ピンホール、もしくはコア径4μmのシングルモードファイバが用いられる。
ピンホール100を透過した蛍光信号は、光検出器101で受光され、信号処理回路102で処理した後、コンピュータ103によって計測される。記録光学系と同様、再生する記録層の切り替えは、コンピュータ制御されたピエゾアクチュエータ104を用いて対物レンズ97を光軸方向に走査することにより行う。ピエゾアクチュエータ104はコンピュータ103によってピエゾドライバ105を介して制御される。トランスレーションステージ106を用いたトラックの切り替え、並びにレーザ変位計107を用いたディスクの面ブレに伴う対物レンズに対する光ディスクの位置の測定も記録光学系と同様である。なお、スピンドルモータ82の回転速度を制御するスピンドルモータコントローラ108からコンピュータ103にスピンドルモータ82の回転情報が供給される。粗調整用球面収差補正器95及び微調整用球面収差補正器96による球面収差の補正方法は上記の他の実施例と同様であるので動作の説明は省略する。
かかる図6及び図7の光ディスク50には、記録層と中間層が交互に積層した構造の多層ディスクが用いられる。中間層はPVA(Ploy vinyl alcohol)を用いる。記録層はPMMAにAu3+ と蛍光色素ローダミンBをドープしたものを用いる。未記録状態では、Au3+とローダミンBがPMMA中に存在する。ローダミンBは励起波長560nmの光を吸収して波長580nmの蛍光を発するが、 Au3+が存在するとローダミンBからAu3+にエネルギー移動が起こるため、ローダミンBは蛍光を発しない。ここで記録用レーザを照射すると、光化学反応により金イオンが金微粒子に光還元され、記録マークが形成される。次に、再生光を照射すると、Au3+が金微粒子に変化しているため、ローダミンBからのエネルギー移動がなくなると共に、金微粒子の局所型表面プラズモン共鳴により蛍光が増強されて、強い蛍光を発する。この原理を利用して、マークの記録と再生が行われる。

Claims (6)

  1. 各々が所定数の記録層からなる複数の記録層群を構成する多数の記録層を有し、前記複数の記録層群の間にはギャップ層が形成され、前記ギャップ層の厚さである前記複数の記録層群の群間距離は、前記所定数の記録層の最大層間距離より長くされた多層光記録媒体に記録又は再生用のレーザ光を照射する光学系を有するドライブ装置であって、
    前記光学系は球面収差を前記複数の記録層群単位の粗調整で補正する球面収差粗調整手段と、球面収差を前記記録層単位の微調整で補正する球面収差微調整手段とを備えることを特徴とする光記録媒体ドライブ装置。
  2. 前記球面収差粗調整手段は、段階的に光路長が変化する光学素子、又は屈折率を段階的に調整可能な光学素子からなり、前記球面収差微調整手段は少なくとも1組の光学レンズからなるエキスパンダーレンズ、又は複屈折特性を有する液晶が充填された液晶層上に透明電極を形成した光学素子からなることを特徴とする請求項記載の光記録媒体ドライブ装置。
  3. 前記複数の記録層群各々へのフォーカス引き込みは前記球面収差粗調整手段のみで行い、前記複数の記録層群内の記録層へのフォーカスジャンプの後、前記球面収差微調整手段を用いて球面収差の最適補正を行うことを特徴とする請求項記載の光記録媒体ドライブ装置。
  4. 前記複数の記録層群単位のフォーカスサーボ制御は低分解能の光学系で行い、前記複数の記録層群内の各記録層についてのフォーカスサーボ制御、トラッキングサーボ制御及び再生信号取得は高分解能の光学系で行うことを特徴とする請求項記載の光記録媒体ドライブ装置。
  5. 前記高分解能の光学系はピンホール素子を有する共焦点光学系であることを特徴とする請求項記載の光記録媒体ドライブ装置。
  6. 各々が所定数の記録層からなる複数の記録層群を構成する多数の記録層を有し、前記複数の記録層群の間にはギャップ層が形成され、前記ギャップ層の厚さである前記複数の記録層群の群間距離は、前記所定数の記録層の最大層間距離より長くされた多層光記録媒体に記録又は再生用のレーザ光を照射する光学系を有するドライブ装置のフォーカス引き込み方法であって、
    前記複数の記録層群各々へのフォーカス引き込みは球面収差粗調整手段のみで行い、前記複数の記録層群内の記録層へのフォーカスジャンプの後、球面収差微調整手段を用いて球面収差の最適補正を行うことを特徴とするフォーカス引き込み方法。
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