JP5396486B2 - 画像内の形状のブルーミングの補償 - Google Patents

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Description

本発明の実施の形態は、画像処理の分野に関し、とくに、画像内の形状のブルーミングを補償することに関する。
ディジタルカメラに設けられたセンサの画素は、光を受光して電荷に変換する。それぞれの画素において蓄積可能な電荷の量には限りがある。その限度を超えた場合、電荷は一つの画素から別の画素へあふれ、ブルーミングと呼ばれる現象を引き起こす。ブルーミングは、一般に、画像平面内で明るいオブジェクトが暗いオブジェクトに近接する(例えば、晴れた日の窓の前にオブジェクトが置かれる)ときに発生する。ブルーミングの程度は、オブジェクト同士の露光及び明るさの差に依存する。
ブルーミングは、画像においてオブジェクトがいかに形状として現れるかに影響を与える。例えば、暗いオブジェクトが明るい背景の前にあると、暗いオブジェクトは画像において実際よりも小さく現れる。逆に、明るいオブジェクトが暗い背景の前にあると、明るいオブジェクトは画像において実際よりも大きく現れる。
本発明は、本発明の実施の形態を説明するために用いられる、下記の説明及び添付の図面を参照することにより、最も良く理解されうる。
図1(a)は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んでいない形状の例を含む画像を示す図である。図1(b)〜(d)は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ形状の例を含む画像を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ画像内の形状と、ブルーミング補償の例を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミング補償機構の例を示すフロー図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ画像内の形状と、ブルーミング補償の例を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミング補償機構の別の例を示すフロー図である。 本発明の一つの実施の形態に係るブルーミング補償テーブルの例を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ画像内の形状と、ブルーミング補償の例を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミング補償機構の別の例を示すフロー図である。 本発明の一つの実施の形態における、形状に対応するオブジェクトが、形状に対応するオブジェクトの視野角を制限する物質で覆われた場合の画像平面中の形状を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ブルーミング補償機構の例を示すフロー図である。 本発明の一つの実施の形態における、画像を生成するときの環境の例を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、追跡対象の球が設けられたゲームコントローラの例を示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、ユーザに配置された複数のモーションキャプチャボールを示す図である。 本発明の一つの実施の形態に関連して用いられうるハードウェア及びユーザインタフェースを示す図である。 本発明の一つの実施の形態における、命令の処理に利用可能な追加のハードウェアを示す図である。
本出願は、米国仮出願第61/138,515号(2008年12月17日出願)及び米国出願第12/435,226号(2009年5月4日出願)の優先権を主張し、これらの出願は本明細書に援用される。
下記の説明においては、特定の数値的な詳細が示される。しかしながら、本発明の実施の形態は、これらの特定の詳細なしに実施されることが可能である。別の例においては、既知の回路、構造、及び技術は、この説明の理解を不明瞭にしないために、詳細には示されない。当業者は、本明細書に含まれる説明によれば、過度の実験なしに、適切な機能を実行することができる。
本明細書において、「ある実施の形態」、「一つの実施の形態」、「実施例」などの言及は、説明される実施の形態は、特定の特徴、構造、又は特性を含みうるが、全ての実施の形態が必ずしも特定の特徴、構造、又は特性を含むとは限らないことを示す。さらに、このようなフレーズは、必ずしも同一の実施の形態のことを指すとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性が実施の形態に関連して説明される場合、明示的に説明されるか否かにかかわらず、そのような特徴、構造、又は特性が別の実施の形態との関連においても有効であることは、当業者に理解されるところである。
下記の説明及び特許請求の範囲において、「結合される」及び「接続される」という語が、それらの派生語とともに用いられる。これらの語は、互いに類義語として意図されるものではないことが理解されるべきである。「結合される」という語は、互いに物理的に直接又は電気的に接触する又はしない2以上の要素が、互いに協働又は相互作用することを示すために用いられる。「接続される」という語は、互いに結合された2以上の要素の間における通信の確立を示すために用いられる。
図面に示される技術は、1以上の計算装置(例えば、汎用コンピュータ、ソニープレイステーション3(登録商標)エンタテインメントシステムなどのゲームシステム、モーションキャプチャ計算装置など)に格納され実行されるコード及びデータを用いて実現されうる。このような計算装置は、コンピュータ読み取り可能な記録メディア(例えば、磁気ディスク、光ディスク、ランダムアクセスメモリ、リードオンリーメモリ、フラッシュメモリ装置、相変化メモリ)やコンピュータ読み取り可能な通信メディア(例えば、電気、光、音響又は他の形式の伝送信号、例えば、搬送波、赤外線信号、ディジタル信号など)などのコンピュータ読み取り可能なメディアを用いて、コード及びデータを格納し、内部的に、及び、ネットワークを介して他の計算装置との間で通信する。さらに、このような計算装置は、一般に、記憶装置、1以上のユーザ入出力装置(例えば、キーボード、タッチスクリーン、及び/又はディスプレー)、及びネットワーク接続などの1以上の他の要素に結合された1以上のプロセッサのセットを含む。プロセッサのセット及び他の要素の結合は、一般に、1以上のバス及びブリッジ(バスコントローラとも呼ばれる)を介する。記憶装置及びネットワークトラフィックを搬送する信号は、それぞれ、1以上のコンピュータ読み取り可能な記録メディア及びコンピュータ読み取り可能な通信メディアに相当する。このように、所与の電子機器の記憶装置は、一般に、その電子機器の1以上のプロセッサのセットで実行するためのコード及び/又はデータを格納する。もちろん、本発明の実施の形態の1以上の部分は、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はハードウェアの異なる組み合わせを用いて実現されうる。
ブルーミングを補償するための方法及び装置が説明される。本発明の一つの実施の形態において、画像内の対象となる形状の外側にある複数の明るさのサンプルが採られ、それらのサンプルの明るさが平均され、形状の明るさとサンプルの明るさの平均との間の差に基づいて形状の大きさが調整される。
本発明の別の実施の形態において、追跡球などの追跡対象オブジェクトは、追跡対象オブジェクトの画像が追跡対象オブジェクトに対応する形状を囲むハローを含むように、追跡対象オブジェクトの視野角を制限する物質で覆われる。ハローの幅が算出され、形状の大きさがその幅に基づいて調整される。
図1(a)は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んでいない形状の例を含む画像を示す。本発明の一つの実施の形態において、画像110は、ディジタルカメラ(例えば、ソニープレイステーションアイ(登録商標)カメラ、ウェブカメラ、モーションキャプチャカメラなど)により生成される。画像110は、領域115により囲まれた形状150を含む。形状150は、楕円である(図1(a)では、形状150は円である)。形状150は楕円として描かれているが、本発明の実施の形態において他の形状が用いられてもよいことが理解されるべきである。本発明の一つの実施の形態において、形状150は、球などの三次元オブジェクトに相当し、領域125は、そのオブジェクトの背後にあるもの(背景)に相当する。
画像110は、輝度及び1以上のカラー値をそれぞれ有する多数のピクセルから構成される。したがって、形状150及び領域115は、それぞれ、輝度及び1以上のカラー値をそれぞれ有する多数のピクセルから構成される。画像110内のピクセルの数は、一般に、画像を撮像するディジタルカメラの型式及び/又は設定に依存する。ピクセルの輝度は、一般に、0(明るさなし)から255(最大の明るさ)までの範囲で変化する。例えば、背景が比較的明るい場合(例えば晴れた日の開いた窓など)、領域115のピクセルの輝度は高くなる(例えば255)。別の例において、背景が比較的暗い場合(例えば窓及び照明がない部屋など)、領域115のピクセルの輝度は低くなる。図1(a)では、形状150はブルーミングにより影響されていない。言い換えれば、背景の輝度は、形状150の大きさ又は形状をひずませていない。
図1(b)は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ形状150の例を示す。画像120は、領域125により囲まれた形状150を含む。図1(a)を参照して説明したのと同様に、形状150は、球などの三次元オブジェクトに相当し、領域125は、そのオブジェクトの背後にあるもの(背景)に相当する。背景は、形状150に対応するオブジェクトに比べて明るい。したがって、輝度の差違に起因して、ブルーミングが形状150の大きさに影響を与える。具体的には、ブルーミングにより、オブジェクトの真の大きさは、本来よりも小さい形状として画像120に現れる。このように、オブジェクトの明るさに対する背景の明るさは、形状150を実際よりも小さく見せる。画像120において現れるべき(すなわちブルーミングがない場合の)形状の大きさは、形状150を囲む破線128により表される。背景及びオブジェクトの輝度の差が小さい場合は、ブルーミングは形状150にほとんど影響を及ぼさない。
図1(c)は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ形状150の別の例を示す。画像130は、領域135により囲まれた形状150を含む。図1(a)及び図1(b)を参照して説明したのと同様に、形状150は、球などの三次元オブジェクトに相当し、領域135は、そのオブジェクトの背後にあるもの(背景)に相当する。図1(c)では、背景は、形状150に対応するオブジェクトに比べて暗い。言い換えれば、形状150に対応するオブジェクトは、周囲の背景よりも明るい。したがって、輝度の差違に起因して、ブルーミングが画像130における形状150の大きさに影響を与える。具体的には、ブルーミングにより、オブジェクトの真の大きさは、本来よりも大きい形状として画像130に現れる。このように、オブジェクトの明るさに対する背景の明るさは、形状150を実際よりも大きく見せる。画像130において現れるべき(すなわちブルーミングがない場合の)形状の大きさは、形状150の内部の破線128により表される。
図1(d)は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ形状150の別の例を示す。画像140は、形状150を含む。形状140の半分は、領域145により囲まれており、形状140の別の半分は、領域148により囲まれている。形状150は、球などの三次元オブジェクトに相当し、領域145及び領域148は、合わせて、オブジェクトの背景に相当する。領域145に対応する背景は、オブジェクト及び領域148に対応する背景よりも明るい。形状150に対応するオブジェクトは、領域148に対応する背景よりも明るい。このように、背景の一部はオブジェクトよりも明るく、背景の別の一部はオブジェクトよりも暗い。それぞれの背景の一部の間の明るさの差違は、画像140における形状150の大きさに影響を与えるブルーミングの原因となる。
画像140において現れるべき(すなわちブルーミングがない場合の)形状の大きさは、破線128により示される。領域145に対応する背景はオブジェクトの部分よりも明るいので、対応する形状150の部分の大きさは実際よりも小さく見える。同様に、領域148に対応する背景はオブジェクトの部分よりも暗いので、対応する形状150の部分の大きさは実際よりも大きく見える。このように、形状150の大きさは、ブルーミングのために、一部では大きくなり、別の一部では小さくなる。
図2は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ画像内の形状と、ブルーミング補償機構の例を示す。図2は、図3の手順の例に関連して説明される。図3は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミング補償機構の例を示すフロー図である。図2に関連して説明される本発明の実施の形態は、図3に関連して説明される手順とは異なる手順を実行可能であり、図3は、図2に関連して説明される実施の形態とは異なる本発明の実施の形態により実行可能であることが理解されるべきである。
図2は、画像210を含む。本発明の一つの実施の形態によれば、画像210はディジタルカメラにより生成される。例えば、本発明の一つの実施の形態において、画像210を生成する際に、図11に示されたような環境が用いられる。図11は、ソニープレイステーション3(登録商標)エンタテインメントシステムなどの計算装置1150上でビデオゲームをプレーするユーザ1160を示す。もちろん、計算装置1150はプレイステーションに限られず、他の計算装置(例えば、汎用コンピュータ、他の種類のゲームシステム、モーションキャプチャシステムなど)が本発明の実施の形態において利用可能であることが理解されるべきである。本発明の一つの実施の形態によれば、ユーザは、ゲームコントローラ1170を介して、画面上のキャラクタ及び/又はカーソルの動きを制御する。ゲームコントローラ1170は、追跡球1110に結合される。図12は、本発明の一つの実施の形態における、追跡球1110が設けられたゲームコントローラ1170を示す。計算システム1150は、球1110を追跡することにより、ゲームコントローラ1170の動きを追跡し、その動きを計算装置1150に対応するアクション(例えば、カーソルの制御、ビデオゲームにおけるキャラクタの制御など)に関連づけることができる。例えば、カメラ1140(例えば、ソニープレイステーションアイカメラ、ウェブカメラ、他のディジタルカメラになど)は、追跡される球1110を含む画像を撮像し、画像データを処理のために計算装置1150へ送信する。
本発明の別の実施の形態によれば、追跡されるオブジェクトは、モーションキャプチャシステムの一部であってもよい。例えば、図13は、ユーザ1310に配置された複数のモーションキャプチャボール1320を示す。モーションキャプチャボール1320は、ユーザ1310に装着されるマーカである。画像装置は、モーションキャプチャボール1320の間の位置又は角度に基づいて、ユーザの動きを取得し認識することができる。本発明の一つの実施の形態において、モーションキャプチャボール1320は、モーションキャプチャスーツに取り付けられる。ディジタルカメラは、モーションキャプチャボールの画像を生成し、その情報を計算装置へ送信する。
画像210は、カメラ1140により撮像され、処理のために計算装置1150へ送信される。画像210は、領域230により囲まれた形状250を含む。本発明の一つの実施の形態によれば、球1110などの三次元オブジェクトが形状250に相当する。形状250は楕円として図示されるが、形状250は他の幾何図形の形をとってもよいことが理解されるべきである。さらに、形状250は円の形をとっているが(円は楕円の特別な場合である)、形状250は円ではない楕円であってもよいことが理解されるべきである。
形状250に対応するオブジェクト(例えば球1110)は、領域230に対応する背景よりも暗い。図11に示したように、カメラの視野の照明条件(自然及び人工の両方)は、背景の明るさに影響を与える。例えば、自然光1130及び人工光1120は、どちらも、背景の明るさ(そして、結果としてブルーミングの量)に影響を与える。このように、背景及びオブジェクトの間の明るさの差の程度はブルーミングの原因となり、ブルーミングにより形状250はブルーミングが生じない場合よりも小さく写る。形状250の誤った大きさは、形状250(例えば球1110)に対応するオブジェクトの、カメラ(例えばカメラ1140)との相対位置を決定するための計算に悪影響を及ぼす可能性があることが理解されるべきである。例えば、画像における形状250が本来よりも小さいと、形状250に対応するオブジェクトは、カメラからの距離が実際よりも遠い位置にあると計算されうる。逆に、画像における形状250が本来よりも大きいと、形状250に対応するオブジェクトは、カメラからの距離が実際よりも近い位置にあると計算されうる。本発明の一つの実施の形態によれば、このブルーミングを補償するために、図3の手順例が実行される。図2において、領域230に対応する背景は形状250よりも明るく、ブルーミングにより形状250は本来よりも小さく写っている。画像210において現れるべき形状の大きさは、破線240により表される。
図3を参照して、ブロック310において、画像データが受信される。例えば、計算システムは、ディジタルカメラにより撮像された画像に対応する画像データを取得する。画像データは、画像内のそれぞれのピクセルの輝度及び1以上の色値を含む。図11を参照して、カメラ1140は、例えばコントローラ1170を使用するユーザの画像を生成し、この情報を計算装置1150へ送信する。本発明の一つの実施の形態によれば、計算装置1150は、受信した画像データを内部メモリに格納する。上述したように、球1110の画像、とくに、画像に投影されたときの球1110の大きさは、画像が生成されたときの照明条件に起因して変形しうる。例えば、自然光1130及び人工光1120は、画像を歪ませうる。図2を参照して、画像210が受信される。フローは、ブロック310からブロック315へ移る。
ブロック315において、画像内の対象の形状が探し当てられる。例えば、図2を参照して、画像210内の形状250が発見される。画像210内の形状250の位置(x、y座標)を決定するために、画像210のピクセルが分析される。本発明の一つの実施の形態において、対象となる形状の位置は、画像を分析して所定の形状を探索することにより決定されるが、本発明の別の実施の形態において、対象となる形状は、例えば、対象の形状に対応するオブジェクトにより照射される光の色、対象の形状に対応するオブジェクトの輝度、光の色と輝度の組み合わせ、及び/又はオブジェクトの形状などに基づいて、異なる方法で探索される。対象の形状が楕円であると予め決定されている場合、画像210が解析されて形状250に対応するピクセルが決定されると、例えばピクセルの加重平均により、形状250の中心が決定される。フローは、ブロック315からブロック320へ移る。
ブロック320において、対象の形状(例えば形状250)の外部のピクセルがサンプリングされる(例えばアクセスされる)。本発明の一つの実施の形態によれば、標本化されたピクセルは、それぞれの明るさのレベルを決定するためにアクセスされる。例えば、それらのサンプリングされたピクセルの輝度を決定するために、画像データがアクセスされる。本発明の一つの実施の形態によれば、明るさの標本は、対象の形状のそれぞれの縁の周辺で分散される。もちろん、明るさのサンプルは、例えば、ランダム分布、直前のサンプルの明るさの関数など、他の方法で分布されてもよいことが理解されるべきである。
本発明の一つの実施の形態において、明るさのサンプルの数は、画像内の対象の形状の大きさの関数であるが、本発明の別の実施の形態において、明るさのサンプルの数は、例えば、予め決められた設定、対象の形状の種類の関数、対象の形状の明るさの関数、又は、対象の形状の大きさ、形状、及び明るさの任意の組み合わせなど、異なる方法で決定されてもよい。
フローは、ブロック320からブロック330へ移る。ブロック330において、サンプルのそれぞれの明るさが、例えばそれらのピクセルの輝度値にアクセスすることにより決定される。画像内の対象の形状の周辺の明るさのサンプルは、それぞれ異なる輝度値を有してもよい、すなわち、それぞれのサンプルの輝度値は独立していることが理解されるべきである。フローは、ブロック330からブロック340に移り、それらの明るさのサンプルの明るさの平均が算出される。フローは、ブロック340からブロック350に移る。
ブロック350において、対象の形状の明るさが既知であるか否かが判断される。対象の形状の明るさが未知であれば、フローはブロック360に移り、明るさが決定される。対象の形状の明るさが既知であれば、フローはブロック370に移る。一つの実施の形態によれば、対象の形状の明るさは既知であり、画像を通じて実質的に均一であることが予想される(反射、低い画質などが均一性に影響を与えうる)。例えば、図11を参照して、球1110は、計算装置1150が既知である特定の明るさの光を照射する。しかしながら、本発明の別の実施の形態において、オブジェクトの明るさ(及びオブジェクトに対応する形状の明るさ)は未知であり、決定されなければならない。本発明の一つの実施の形態によれば、形状の明るさは、画像における形状の多数のピクセルをサンプリングし、それらのピクセルから輝度値を平均することにより決定されうる。
ブロック370において、形状の明るさとサンプリングされたピクセルの明るさの平均との差が算出される。本発明の一つの実施の形態によれば、明るさの差が負であることは、対象の形状が背景の明るさの平均よりも明るいことを示し、明るさの差が正であることは、対象の形状が背景の明るさの平均よりも暗いことを示し、明るさの差がないことは、対象の形状と背景の明るさの平均が同じであることを示す。もちろん、明るさの差が正であることが、対象の形状が背景の明るさの平均よりも明るいことを示すなどの場合もありうることが理解されるべきである。フローは、ブロック370からブロック380へ移る。
ブロック380において、明るさの差に基づいたブルーミングの補償が実行される。例えば、形状が背景よりも暗い場合は形状の大きさが拡張され、形状が背景よりも明るい場合は形状の大きさが縮小されてもよい。本発明の一つの実施の形態によれば、補償の量は、経験的なデータの分析に基づく。例えば、図6は、ブルーミング補償テーブル610の例を示す。ブルーミング補償テーブル610は、明るさの差を格納する列620と、調整量を格納する列630を含む。本発明の一つの実施の形態によれば、ブルーミング補償テーブル610の値は、経験的分析を通じて決定される。例えば、対象の形状を生成するオブジェクト(例えば球1110)の異なる明るさの値と、背景の異なる明るさとを用い、カメラとオブジェクトの間の既知の距離において、それぞれのモデルでブルーミングが生じれば、その量を決定するための測定を行ってもよい。この方法により、ブルーミング補償テーブル610の値が入力されてもよい。
もちろん、ブルーミング補償テーブルに代えて、他の方法がブルーミングを補償するために用いられてもよいことが理解されるべきである。例えば、ブルーミング補償テーブルに代えて、補償量を算出するためのブルーミング補償関数が適用されてもよい。一般に、追跡されるオブジェクトが、異なる明るさを有するオブジェクトに近づく又は遠ざかるように移動するにつれて、ブルーミングの効果は(非線形的に)異なる。したがって、本発明の一つの実施の形態によれば、ブルーミング補償関数は、近似的に二次関数に写像可能な非線形関数である。
本発明の一つの実施の形態によれば、対象の形状が楕円である場合、調整量の列630の値は、楕円の長半径の調整量を示す。例えば、図2を参照して、形状250は楕円であり(とくに、それは円である)、半径はR1である(円の半径は長半径でもある)。上述したように、背景230は形状250よりも明るいので、形状250は本来よりも小さく写っている。形状250と明るさのサンプル220の平均との明るさの差に対応する調整量の列630の値は、形状250の半径を半径R2に増加すべきであることを示す。
このように、形状250がブルーミングにより影響されていても(すなわち、形状250の大きさ及び外観がブルーミングにより歪んでいても)、形状250に対応するデータはブルーミングを補償するように調整される。画像内のオブジェクトの正しい大きさに依存するアプリケーション(例えば、図11に例示したゲームモーション制御システムなどの追跡システムやモーションキャプチャシステムなど)は、上述したような手順の例を用いて、ブルーミングを補償できる。
図2及び3を参照して説明したブルーミングを補償するための手順の例は、画像を、それぞれが明るさのサンプル及び明るさの平均を有する2以上の領域に分割することにより拡張されうる。本発明の一つの実施の形態によれば、ブルーミングを補償する際に画像を複数の領域に分割することは、形状に対応するオブジェクトのある領域が他の領域よりも明るい場合に利点がある。
図4は、ブルーミングにより歪んだ形状と、図2及び3を参照して説明したブルーミング補償に類似し、さらに、それぞれが明るさのサンプル及び明るさの平均を有する複数の領域に形状が分割された場合のブルーミング補償の例を示す。図4は、図5の手順の例を参照して説明される。図5は、本発明の一つの実施の形態に係るブルーミング補償機構を示すフロー図である。図4を参照して説明される本発明の実施の形態は、図5を参照して説明される手順以外の手順を実行可能であり、図5は、図4を参照して説明される本発明の実施の形態以外の実施の形態により実行可能であることが理解されるべきである。
図4は、画像210が生成されるのと同様の方法でディジタルカメラにより生成される画像410を含む。画像410は、形状450を含む。球1110などのオブジェクトが形状450に相当することが理解されるべきである。形状450は、複数の領域(領域A、領域B、領域C、及び領域D)に分割される。形状450は、画像410のほぼ中央に示されているが、形状450は画像410の中央になくてもよいことが理解されるべきである。
図5を参照して、ブロック510において、画像データが受信される。例えば、本発明の一つの実施の形態において、計算システムは、ディジタルカメラにより撮像された画像に対応する画像データを取得する。図11を参照して、カメラ1140は、例えばコントローラ1170を使用するユーザの画像を生成し、この情報を計算装置1150に送信する。上述したように、コントローラ1170の画像、及び、球1110の大きさはとくに、照明条件(例えば、自然光1130及び人工光1120)により影響されうる。図4を参照して、画像410が受信される。フローは、ブロック510からブロック520へ移る。
ブロック520において、画像内の対象の形状が探索される。例えば、図4を参照して、画像410内の形状450が探索される。本発明の一つの実施の形態において、形状450は、ブロック315において形状250を探索するのに用いられたのと同様の機構を用いて探索される。フローは、ブロック520からブロック530へ移る。
ブロック530において、対象の形状は複数の領域に分割される。図4を参照して、形状450は、領域A、領域B、領域C、及び領域Dの4つの領域に分割される。形状450は4つの領域に分割されるが、本発明のいくつかの実施の形態において、形状は1より大きなN個の領域に分割されることが理解されるべきである。本発明の一つの実施の形態によれば、対象の形状の中心が決定され、領域はその中心から分割される。言い換えれば、それぞれの領域の起点は、対象の領域の中心である。しかしながら、ここで説明される本発明の実施の形態において、形状を複数の領域に分割する別の方法が実行されてもよいことが理解されるべきである。ブローは、ブロック530からブロック540へ移る。
ブロック540〜595の手順は、それぞれの領域について実行される。ブロック540において、領域内の対象の形状の外部の複数のピクセルが、図3のブロック320を参照して説明したのと同様の方法でサンプリングされる。フローは、ブロック540からブロック550へ移る。ブロック550において、それぞれのサンプルの明るさが、例えばそれらのピクセルの輝度値にアクセスすることにより決定される。それぞれの領域内の対象の形状の周囲の明るさのサンプルは、それぞれ異なる輝度値を有してもよい(すなわち、それぞれのサンプルの輝度値は独立している)ことが理解されるべきである。フローはブロック550からブロック560に移り、それらの明るさのサンプルの明るさの平均が算出される。フローは、ブロック560からブロック570へ移る。
ブロック570において、対象の形状の明るさが既知であるか否かが判定される。対象の形状の明るさが未知であれば、フローはブロック580に移り、明るさが決定される。しかしながら、対象の形状の明るさが既知であれば、フローはブロック590に移る。一つの実施の形態によれば、対象の形状の明るさは既知であり、画像を通じて実質的に均一であることが予想される。しかしながら、反射、低い画質などが、対象の形状の明るさの均一性に影響を与えうることが理解されるべきである。図11を参照して、球1110は、一般に、計算装置1150が既知である特定の明るさの光を照射する。しかしながら、本発明の別の実施の形態において、オブジェクトの明るさ(及びオブジェクトに対応する形状の明るさ)は未知であり、決定されなければならない。本発明の一つの実施の形態によれば、形状の明るさは、画像における形状の複数のピクセルをサンプリングし、それらのピクセルから輝度値を平均することにより決定されうる。
ブロック590において、領域内の形状の明るさとサンプリングされたピクセルの明るさの平均との差が算出される。フローはブロック590からブロック595へ移り、その領域についての明るさの差に基づいたブルーミングの補償が実行される。ブロック380を参照して説明したのと同様に、本発明の一つの実施の形態によれば、補償量は経験的データの分析に基づく(例えば、ブルーミング補償テーブル610が用いられる)。
図7は、本発明の一つの実施の形態における、ブルーミングにより歪んだ画像平面中のオブジェクトと、ブルーミング補償の例を示す。図7は、図8の手順の例を参照して説明される。図8は、本発明の一つの実施の形態に係るブルーミング補償機構のフロー図である。図7を参照して説明される本発明の実施の形態は、図8を参照して説明される手順以外の手順を実行可能であり、図8は、図7を参照して説明される本発明の実施の形態以外の実施の形態により実行可能であることが理解されるべきである。
図7は、画像210が生成されたのと同様の方法でディジタルカメラにより生成された画像710を含む。画像710は、形状750を含む。球1110などのオブジェクトが形状750に相当することが理解されるべきである。図7に示すように、画像710を生成する間の照明条件が、形状750の大きさ及び外観に影響を与えるブルーミングを生じさせる。破線740は、ブルーミング効果がない場合の形状750の大きさ及び外観を示す。図7に示すように、ブルーミングにより、形状750の一部は本来よりも小さく見え、形状750の一部は本来よりも見えている。本発明の一つの実施の形態によれば、複数の半径(例えばR1からR8)が、形状750の境界780に沿って採用された明るさのサンプルに基づいて調整される。
図7及び8を参照して、ブロック810において、画像データ710が受信される(例えば、図11を参照して、カメラ1140が画像を生成し、計算装置1150に画像データを送信する)。フローはブロック810からブロック820へ移り、画像710内の対象の形状750が探索される。本発明の一つの実施の形態において、形状750は、ブロック315において形状250を探索するために用いられたのと同様の機構を用いて探索される。フローは、ブロック820からブロック830へ移る。
ブロック830において、画像内の形状の境界(例えば、実線780で示される形状750の境界)が決定される。本発明の一つの実施の形態によれば、形状の境界は、形状の境界にあるピクセルを決定するために画像内のピクセルを分析することにより決定される。例えば、形状750の中心(例えば初期中心730)から開始し、複数のピクセルが形状750の複数の半径(例えば半径R1からR8)について分析される。それぞれの半径に沿って、形状ではないピクセルに当たるまでピクセルが分析される。例えば、形状の色が既知であれば、異なる色に当たるまで、それぞれの半径に沿ってピクセルが分析される。形状の境界を決定するために、任意の数の半径が分析されてもよいことが理解されるべきである。例えば、図7では、8つの異なる半径(例えば、中心から45度ごと)が計算されている。フローはブロック830からブロック840へ移り、半径の一つに沿って、形状の境界の外側にある明るさのサンプルが採られる。例えば、図7を参照して、半径R1に沿った境界780の外側から、境界外明るさサンプル765Aが採られる。フローはブロック840からブロック850へ移り、そのサンプルの明るさが決定される。フローはブロック850からブロック860へ移り、形状の境界の内側にある同じ半径に沿った近接するピクセルの明るさが決定される。本発明の一つの実施の形態によれば、形状850のピクセルの輝度は、実質的に不変で既知である(例えば、形状850に対応する輝度は計算装置1150の内部に格納されている)。しかしながら、形状850の輝度が未知である場合、形状の境界の外側にあるサンプルに近接する形状の境界の内側にあるピクセルが、その輝度を決定するためにサンプリングされる。例えば、図7を参照して、半径R1に沿って境界780の内側において、境界内明るさサンプル770Aが採られる。フローは、ブロック860からブロック870へ移る。
ブロック870において、半径に沿った形状(例えば形状の内部のピクセル)の明るさと、サンプリングされたピクセルの明るさとの間の差が決定される。例えば、図7を参照して、境界内明るさサンプル770Aの明るさと、境界外明るさサンプル765Aの明るさとの間の差が決定される。フローは、ブロック870からブロック880へ移る。ブロック880において、半径(例えば半径R1)は、境界外サンプルと境界内サンプルの明るさの差に基づいて調整される。ブロック380を参照して説明したのと同様に、本発明の一つの実施の形態によれば、補償量(すなわち半径の調整量)は経験的データ分析に基づく(例えば、ブルーミング補償テーブル610を用いる、ブルーミング補償関数を用いるなど)。例えば、図7を参照して、境界外明るさサンプル765A及び境界内明るさサンプル770Aに対応する半径R1が、ブルーミングを補償するために調整される。
本発明の一つの実施の形態によれば、ブロック840〜880の手順は、それぞれの半径(例えば半径R2からR8)について繰り返される。例えば、N個の半径について、N個の境界外明るさサンプルとN個の境界内明るさサンプルが採られる。それぞれのサンプルの対(境界外及び境界内サンプル)について、それらのサンプルに対応する半径が、サンプルの明るさの差に基づいて調整される。もちろん、サンプルの対の明るさが同じ又は非常に小さければ、半径が調整されなくてもよいことが理解されるべきである。
本発明の一つの実施の形態によれば、それぞれの半径についての明るさ補正が全て実行された後、更新された半径の値に基づいて、形状の中心が更新される。更新された中心を用いて、図8において上述した処理(例えば830から840の手順)が繰り返される。これは、前回算出した中心と今回算出した中心が近く(例えば1ピクセル以内に)なるまで、及び/又は、多数の反復(例えば5回)が実行されるまで、繰り返されてもよい。一般に、この処理を繰り返すことにより、ブルーミングの誤り補正の精度が向上する。
本発明の一つの実施の形態によれば、オブジェクトの視野角を制限する物質でオブジェクトを覆うことにより、ブルーミングが効果的に除去されうる。例えば、図9は、画像910内の形状950を示す。形状950に対応するオブジェクトは、オブジェクトの視野角を制限する物質(例えば、ラップトップディスプレー画面用のプライバシーフィルタに用いられるのと同様の物質)で覆われる。例えば、図11を参照して、球1110がオブジェクトの視野角を制限する物質で覆われてもよい。
オブジェクトの視野角を制限する物質で覆われたオブジェクトの画像が撮像されたとき、画像中の形状は、黒いハローにより囲まれる。例えば、形状950は、ハロー930により囲まれる。オブジェクトが球(例えば球1110)である場合、画像中の対応する形状を囲むハローは実質的に均一となる(すなわち、形状の周囲のハローの厚みは実質的に同一となる)。背景の明るさにかかわらず、ハローは所期の距離において同じ厚みとなる。したがって、ハローの厚さは、オブジェクトと画像を撮像するカメラとの間の距離の因子となる。本発明の一つの実施の形態によれば、形状の大きさは、ハローの厚さに基づいて増加される。
本発明の一つの実施の形態において、ハローの幅は、カメラと追跡されるオブジェクトとの間の距離に関する線形関数である。ハローの幅が線形関数であり、オブジェクト又は追跡されるオブジェクトの周囲の背景の明るさによって変化しないので、ブルーミングが効果的に除去される。例えば、追跡されるオブジェクトの周囲のオブジェクトの明るさによってではなく、カメラからの距離に応じて追跡されるオブジェクトの大きさが変化する限り、ハローによる画像中のボールの大きさは、オブジェクトの追跡に影響を与えない。
例えば、図11を参照して、追跡される球1110の視野角を制限する物質(ディジタルカメラ1140により生成される画像中で追跡される球1110を囲むハローの原因となる)で追跡される球1110を覆うことにより、計算装置1150は、画像に影響を与えるブルーミングの量を計算することなく、ディジタルカメラ1140に対する追跡される球1110の距離を算出することができる。距離の値は、水平及び垂直方向の値とともに、ディジタルカメラ1140に対する追跡される球1110の位置を決定するために用いられる。位置は、計算装置1150に関連づけられたアクションを制御する。
本発明の別の実施の形態によれば、追跡されるオブジェクトに対応する形状の大きさは、ハローの幅に基づいて調整される。図10は、本発明の一つの実施の形態における、オブジェクトの視野角を制限する物質で覆われたオブジェクトに対応する画像中の対象の形状の大きさを算出する方法の例を示すフロー図である。図9及び10を参照して、ブロック1010において、画像データ910が受信される。本発明の一つの実施の形態によれば、画像1010は、ブロック310を参照して説明したのと同様に、ディジタルカメラにより生成される。フローはブロック1010から1021へ移り、画像910中の対象の形状950が探索される。本発明の一つの実施の形態において、対象の形状は、ブロック315において説明したのと同様の機構を用いて探索される。フローは、ブロック1020から1030へ移る。
ブロック1030において、ハローの幅が決定される。前述したように、一般に、ハローの幅は均一である。本発明の一つの実施の形態によれば、ハローの幅を決定するために、画像のピクセルが分析される。フローはブロック1030から1040へ移り、形状の大きさは、ハローの幅に基づいて増加される。
図14は、本発明の一つの実施の形態に関連して用いられうるハードウェア及びユーザインタフェースを示す。図14は、三次元コントローラ位置確認システムの実装及び本発明の一つの実施の形態に係るブルーミングの補償を両立可能なコンソールであるソニープレイステーション3エンタテインメント装置の全体システム構成を概略的に示す。システムユニット1400とともに、システムユニット1400に接続可能な種々の周辺装置が設けられる。システムユニット1400は、セルプロセッサ1428、ランバス(登録商標)ダイナミックランダムアクセスメモリ(XDRAM)ユニット1426、専用のビデオランダムアクセスメモリ(VRAM)とともに設けられたリアリティシンセサイザーグラフィックスユニット1430、及び入出力ブリッジ1434を備える。システムユニット1400は、さらに、入出力ブリッジ1434を介してアクセス可能な、ディスク1440Aから読み出すためのブルーレイ(登録商標)ディスクBD−ROM光ディスクリーダ1440及び脱着可能なスロットインハードディスクドライブ(HDD)1436を備える。システムユニット1400は、オプションで、入出力ブリッジ1434を介して同様にアクセス可能な、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカード、メモリスティック(登録商標)メモリカードなどを読み出すためのメモリカードリーダ1438をさらに備える。
入出力ブリッジ1434は、さらに、複数のユニバーサルシリアルバス(USB)2.0ポート1424、ギガビットイーサネット(登録商標)ポート1422、IEEE802.11b/g無線ネットワーク(Wi−Fi)ポート1420、7つのブルートゥース(登録商標)接続までサポート可能なブルートゥース無線リンクポート1418に接続する。
動作中、入出力ブリッジ1434は、1以上のゲームコントローラ1402〜1403からのデータを含む全ての無線、USB及びイーサネット(登録商標)データを扱う。例えば、ユーザがゲームをプレーするとき、入出力ブリッジ1434は、ブルートゥースリンクを介してゲームコントローラ1402〜1403からデータを受信し、セルプロセッサ1428に伝える。セルプロセッサ1428は、ゲームの現在の状態をそのように更新する。
無線、USB及びイーサネット(登録商標)ポートは、ゲームコントローラ1402〜1403に加えて、リモートコントローラ1404、キーボード1406、マウス1408、ソニープレイステーションポータブル(登録商標)エンタテインメント装置などの携帯型エンタテインメント装置1410、アイトイ(登録商標)ビデオカメラなどのビデオカメラ1412、マイクロフォンヘッドセット1414、及びマイクロフォン1415などの他の周辺装置との接続も提供する。これらの周辺装置は、原則として、システムユニット1400に無線で接続されてもよい。例えば、携帯型エンタテインメント装置1410は、Wi−Fiアドホック接続を介して通信してもよいし、マイクロフォンヘッドセット1414は、ブルートゥースリンクを介して通信してもよい。
これらのインタフェースの提供は、プレイステーション3装置が、ディジタルビデオレコーダ(DVR)、セットトップボックス、ディジタルカメラ、携帯型メディアプレーヤ、ボイスオーバーIP電話、携帯電話、プリンタ、及びスキャナなどの他の周辺装置との互換性をも潜在的に有することを意味する。
さらに、プレイステーション(登録商標)又はプレイステーション2(登録商標)装置により用いられる種類のメモリカード1448の読み出しを可能にするレガシーメモリカードリーダ1416が、USBポート1424を介してシステムユニットに接続されてもよい。
ゲームコントローラ1402〜1403は、ブルートゥースリンクを介してシステムユニット1400と無線通信可能であるか、USBポートを介して接続して、ゲームコントローラ1402〜1403のバッテリを充電するための電源も提供可能である。ゲームコントローラ1402〜1403は、メモリ、プロセッサ、メモリカードリーダ、フラッシュメモリなどの永続メモリ、LED又は赤外光などの光照射部、超音波通信のためのマイクロフォン及びスピーカ、音響チャンバ、ディジタルカメラ、内部クロック、ゲームコンソールに面した球などの認識可能な形状、及びブルートゥース、WiFiなどのプロトコルを用いた無線通信を含んでもよい。
ゲームコントローラ1402は両手で用いられるように設計されたコントローラであり、ゲームコントローラ1403は、ボールが設けられた、片手で扱うコントローラである。1以上のアナログジョイスティック及び従来の制御ボタンに加えて、ゲームコントローラは、三次元位置決定が可能である。したがって、ゲームコントローラのユーザのジェスチャー及び動きが、従来のボタン又はジョイスティックのコマンドに加えて、又はそれに代えて、ゲームに対する入力として翻訳されてもよい。オプションとして、プレイステーションポータブル装置などの他の無線通信可能な周辺装置がコントローラとして用いられてもよい。プレイステーションポータブル装置の場合、装置の画面に、更なるゲーム又は制御情報(例えば、制御命令又はライフの数)が提供されてもよい。ダンスマット(図示せず)、光線銃(図示せず)、ステアリングホイール及びペダル(図示せず)、又は早押しクイズゲームのための単一又はいくつかの大きなボタンなどの専用コントローラ(図示せず)などの他の代替又は追加の制御装置が用いられてもよい。
リモートコントローラ1404は、ブルートゥースリンクを介してシステムユニット1400と無線通信可能である。リモートコントローラ1404は、ブルーレイディスクBD−ROMリーダ1440の動作及びディスク内容のナビゲーションのために適した制御を備える。
ブルーレイディスクBD−ROMリーダ1440は、従来の記録済み及び記録可能なCD及びいわゆるスーパーオーディオCDに加えて、プレイステーション及びプレイステーション2装置に互換なCD−ROMを読み出し可能である。リーダ1440は、従来の記録済み及び記録可能なDVDに加えて、プレイステーション2及びプレイステーション3装置に互換なDVD−ROMを更に読み出し可能である。リーダ1440は、さらに、従来の記録済み及び記録可能なブルーレイディスクだけでなく、プレイステーション3装置に互換なBD−ROMを読み出し可能である。
システムユニット1400は、生成された、又は、リアリティシンセサイザーグラフィックスユニット1430を介してプレイステーション3装置によりデコードされた音声及び映像を、音声及び映像コネクタを介して、モニタ又はディスプレー1444と1以上のラウドスピーカ1446を有するテレビジョンセットなどの表示及び音声出力装置1442に対して供給可能である。音声コネクタ1450は、従来のアナログ及びディジタル出力を含んでもよく、映像コネクタ1452は、コンポーネントビデオ、S−ビデオ、コンポジットビデオ、及び1以上の高解像度マルチメディアインタフェース(HDMI)出力などを含んでもよい。結果として、映像出力は、PAL又はNTSC、又は、720p、1080i又は1080p高解像度の形式であってもよい。
音声処理(生成、デコードなど)は、セルプロセッサ1428により実行される。プレイステーション3装置のオペレーティングシステムは、ドルビー(登録商標)5.1サラウンド音声、ドルビーシアターサラウンド(DTS)、及びブルーレイディスクからの7.1サラウンド音声のデコードをサポートする。
本発明の一つの実施の形態によれば、ビデオカメラ1412は、単一の電荷結合素子(CCD)、LEDインジケータ、及びハードウェアベースのリアルタイムデータ圧縮エンコード装置を備え、圧縮されたビデオデータは、システムユニット1400によりデコードするために、画像間ベースのMPEG(motion picture expert group)スタンダードなどの適当な形式で送信されてもよい。カメラLEDインジケータは、例えば逆光条件を知らせるなどのシステムユニット1400からの適切な制御データに応答して光る。ビデオカメラ1412の実施の形態は、USB、ブルートゥース、又はWi−Fiの通信ポートを介してシステムユニット1400に接続してもよい。ビデオカメラの実施の形態は、1以上の結合されたマイクロフォンを含み、音声データを送信可能であってもよい。ビデオカメラの実施の形態において、CCDは、高精細ビデオキャプチャに適した解像度を有してもよい。使用中、ビデオカメラにより撮像された画像は、例えば、ゲーム内に組み込まれてもよいし、ゲーム制御入力として解釈されてもよい。カメラの別の実施の形態において、カメラは、赤外光を検出するのに適した赤外線カメラである。
一般に、システムユニット1400の通信ポートの一つを介して、ビデオカメラ又はリモートコントローラなどの周辺装置との間で発生するデータ通信を成功させるために、デバイスドライバなどの適切なソフトウェアが提供されるべきである。デバイスドライバの技術は既知であり、ここでは詳述しないが、本実施の形態においてデバイスドライバ又は類似のソフトウェアインタフェースが要求されることは、当業者には理解されるところである。
図15は、本発明の一つの実施の形態における、命令の処理に利用可能な追加のハードウェアを示す。本発明の一つの実施の形態によれば、図15はシステムユニット1400を示す。図14のセルプロセッサ1428は、メモリコントローラ1560及びデュアルバスインタフェースコントローラ1570A、1570Bを備える外部入出力構成、パワープロセッシングエレメント(PPE)1550と呼ばれるメインプロセッサ、シナジスティックプロセッシングエレメント(SPE)1510A〜Hと呼ばれる8個のコプロセッサ、要素相互接続バス1580と呼ばれる、上記の要素を接続する環状データバスの4つの基本要素を備えた構成を有する。セルプロセッサの全体の浮動小数点演算は、プレイステーション2装置のエモーションエンジンの6.2Gフロップスであるのに対して、218Gフロップスである。
パワープロセッシングエレメント(PPE)1550は、3.2GHzの内部クロックで動作するパワーPC(PowerPC)コア(PPU)1155に互換な、双方向平行マルチスレッドパワー1470に基づいている。これは、512kBのレベル2(L2)キャッシュ及び32kBのレベル1(L1)キャッシュを備える。PPE1550は、クロックサイクルごとに8つの単精度演算を行うことができ、これは3.2GHzにおいて25.6ギガフロップスにあたる。PPE1550の主要な役割は、ほとんどの計算作業負荷を扱うSPE1510A〜Hのためのコントローラとして機能することである。動作において、PPE1550は、ジョブのキューを保持し、SPE1510A〜Hのジョブをスケジューリングし、それらの進行を監視する。それぞれのSPE1510A〜Hは、ジョブを取ってきて実行するのが役割であるカーネルを実行し、PPE1550に同期される。
それぞれのSPE1510A〜Hは、シナジスティックプロセッシングユニット(SPU)1520A〜Hを備え、それぞれのメモリフローコントローラ(MFC:Memory Flow Controller)1540A〜Hは、ダイナミックメモリアクセスコントローラ(DMAC:Dynamic Memory Access Controller)1544A〜H、メモリ管理ユニット(MMU)1544A〜H、及びバスインタフェース(図示せず)を備える。それぞれのSPU1520A〜Hは、クロックが3.2GHzで、原則として4GBまで拡張可能な256kBのローカルRAM1530A〜Hを備える、RISCプロセッサである。それぞれのSPEは、理論上、25.6GFLOPSの単精度性能を与える。SPUは、4つの単精度浮動小数演算、4つの32ビット演算、8つの16ビット整数演算、又は16の8ビット整数演算を、1つのクロックサイクルで実行可能である。同じクロックサイクルにて、メモリ命令を実行することもできる。SPU1520A〜Hは、システムメモリXDRAM1426に直接アクセスしない。SPU1520A〜Hにより生成される64ビットのアドレスは、MFC1540A〜Hに渡され、要素相互接続バス1580及びメモリコントローラ1560を介してメモリにアクセスするためのDMAコントローラ1542A〜Hに命令される。
エレメントインタフェースバス(EIB)1580は、セルプロセッサ1028の内部の論理的に巡回した通信バスである。EIBは、上述のプロセッサエレメント、すなわち、PPE1550、メモリコントローラ1560、デュアルバスインタフェース1570A、B、及び8つのSPE1510A〜Hの、合計12の要素を接続する。要素は、クロックサイクルごとに8バイトの速度でバスを同時に読み、及び書き込むことができる。前述したように、それぞれのSPE1510A〜Hは、より長いリード又はライトシーケンスをスケジュールするためのDMAC1542A〜Hを備える。EIBは4つのチャンネルを備え、2つは時計回りで、2つは反時計回りの方向である。12の要素の間で、任意の2つの要素の間のうち最も長いデータフローは、適切な方向に6ステップとなる。EIBの12スロットの帯域の理論上のピークの瞬間は、要素間の調停を通じて全てが利用されたとき、クロックごとに96バイトである。これは、クロックレートが3.2GHzのときの理論上のピークバンド幅の307.2GB/s(ギガバイト毎秒)と同じである。
メモリコントローラ1560は、ランバス社により開発されたXDRAMインタフェース1562を備える。メモリコントローラは、理論上はピークバンド幅毎秒25.6ギガバイトで、ランバスXDRAM1426と接続する。
デュアルバスインタフェース1570A、Bは、ランバスフレックスIO(登録商標)システムインタフェース1572A、Bを備える。インタフェースは、それぞれが8ビット幅である、入力5経路、出力7経路の12チャンネルに組織化される。これは、セルプロセッサ及びコントローラ170Aを介した入出力ブリッジ700及びコントローラ170Bを介したリアリティシミュレータグラフィックスユニット200の間の62.4GB/s(出力36.4GB/s、入力26GB/s)の理論的ピークバンド幅を提供する。
セルプロセッサ1428によりリアリティシミュレータ(Reality Simulator)グラフィクスユニット1430に送られたデータは、典型的には、表示リスト、頂点の描画命令列、ポリゴンに対するテクスチャの適用、光条件の特定などを含む。
図面のフロー図は、本発明の特定の実施の形態により実行される手順の特定の順序を示すが、そのような順序は例であり、例えば、別の実施の形態では、異なる順序で、特定の手順を組み合わせたり、特定の手順を重複したりして手順が実行されてもよい。
本発明が、いくつかの実施の形態に関して説明されたが、本発明は説明された実施の形態に限られず、添付された特許請求の範囲の精神及び範囲内で変更及び代替が可能であることは、当業者に認識されるところである。詳細な説明は、限定ではなく例示であるとみなされるべきである。

Claims (40)

  1. ディジタルビデオカメラにより生成された画像内の楕円の形状のブルーミングを補償する方法であって、
    前記形状の外部の複数のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルの明るさを平均するステップと、
    前記楕円の長半径を決定するステップと、
    前記形状の明るさと、前記サンプリングされたピクセルの明るさの平均との間の差に基づいて、前記形状のブルーミングを補償するステップと、を備え
    前記ブルーミングを補償するステップは、前記形状の明るさと、前記サンプリングされたピクセルの明るさの平均との間の差に基づいて、前記長半径を調整するよう写像する経験的データを適用するステップを含む
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記形状の明るさは、
    前記画像内の前記形状の内部の1以上のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされた前記形状の内部の1以上のピクセルのそれぞれの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルを平均して前記形状の明るさを決定するステップと、
    により決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記形状の明るさは既知であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記形状に対応するオブジェクトは球であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. ディジタルカメラにより生成された画像内の形状のブルーミングを補償する方法であって、
    前記形状の境界を決定するステップと、
    複数の半径に沿って前記形状の境界の外部にある複数のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルの明るさを決定するステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルについて、前記形状の明るさと、サンプリングされたピクセルの明るさとの間の差に基づいて、対応する半径を調整するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  6. 前記形状の明るさは、
    前記画像内の前記形状の内部の1以上のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされた前記形状の内部の1以上のピクセルのそれぞれの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルを平均して前記形状の明るさを決定するステップと、
    により決定されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記形状の明るさは既知であることを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 前記形状に対応するオブジェクトは球であり、前記形状は楕円であることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記対応する半径を調整するステップは、経験的写像データに基づくことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記形状の境界を決定するステップは、前記画像内の前記形状の位置及び大きさを決定するステップを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. ディジタルカメラにより生成された画像に楕円の形状として投影されたオブジェクトのブルーミングを補償するための計算装置であって、
    命令を実行するプロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、を備え、
    前記メモリは、
    前記形状の外部の複数のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルの明るさを平均するステップと、
    前記楕円の長半径を決定するステップと、
    前記形状の明るさと、前記サンプリングされたピクセルの明るさの平均との間の差に基づいて、前記形状のブルーミングを補償するステップと、
    を含む演算を前記プロセッサに実行させる命令を格納し、
    前記ブルーミングを補償するステップは、前記形状の明るさと、前記サンプリングされたピクセルの明るさの平均との間の差に基づいて、前記長半径を調整するよう写像する経験的データを適用するステップを含む
    ことを特徴とする計算装置。
  12. 前記形状の明るさは、
    前記画像内の前記形状の内部の1以上のピクセルをサンプリングし、
    サンプリングされた前記形状の内部の1以上のピクセルのそれぞれの明るさを決定し、
    それらのサンプリングされたピクセルを平均して前記形状の明るさを決定する
    ことにより決定されることを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  13. 前記形状の明るさは既知であることを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  14. 前記形状に対応するオブジェクトは球であることを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  15. 画像に形状として投影されたオブジェクトのブルーミングを補償するための計算装置であって、
    命令を実行するプロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、を備え、
    前記メモリは、
    前記形状の境界を決定するステップと、
    複数の半径に沿って前記形状の境界の外部にある複数のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルの明るさを決定するステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルについて、前記形状の明るさと、サンプリングされたピクセルの明るさとの間の差に基づいて、対応する半径を調整するステップと、
    を含む演算を前記プロセッサに実行させる命令を格納する
    ことを特徴とする計算装置。
  16. 前記形状の明るさは、
    前記画像内の前記形状の内部の1以上のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされた前記形状の内部の1以上のピクセルのそれぞれの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルを平均して前記形状の明るさを決定するステップと、
    により決定されることを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  17. 前記形状の明るさは既知であることを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  18. 前記形状に対応するオブジェクトは球であり、前記形状は楕円であることを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  19. 前記対応する半径を調整するステップは、経験的写像データに基づくことを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  20. 前記形状の境界を決定するステップは、前記画像内の前記形状の位置及び大きさを決定するステップを含み、
    前記形状の境界は、前記形状を隣接して囲むピクセルを含むことを特徴とする請求項1に記載の計算装置。
  21. プロセッサにより実行されたとき、ディジタルビデオカメラにより生成された画像内の楕円の形状のブルーミングを補償するための演算を前記プロセッサに実行させる命令を提供するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記演算は、
    前記形状の外部の複数のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルの明るさを平均するステップと、
    前記楕円の長半径を決定するステップと、
    前記形状の明るさと、前記サンプリングされたピクセルの明るさの平均との間の差に基づいて、前記形状のブルーミングを補償するステップと、を備え
    前記ブルーミングを補償するステップは、前記形状の明るさと、前記サンプリングされたピクセルの明るさの平均との間の差に基づいて、前記長半径を調整するよう写像する経験的データを適用するステップを含む
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 前記形状の明るさは、
    前記画像内の前記形状の内部の1以上のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされた前記形状の内部の1以上のピクセルのそれぞれの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルを平均して前記形状の明るさを決定するステップと、
    により決定されることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 前記形状の明るさは既知であることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  24. 前記形状に対応するオブジェクトは球であることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  25. プロセッサにより実行されたとき、ディジタルカメラにより生成された画像内の形状のブルーミングを補償するための演算を前記プロセッサに実行させる命令を提供するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記演算は、
    前記形状の境界を決定するステップと、
    複数の半径に沿って前記形状の境界の外部にある複数のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルの明るさを決定するステップと、
    サンプリングされたそれぞれのピクセルについて、前記形状の明るさと、サンプリングされたピクセルの明るさとの間の差に基づいて、対応する半径を調整するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  26. 前記形状の明るさは、
    前記画像内の前記形状の内部の1以上のピクセルをサンプリングするステップと、
    サンプリングされた前記形状の内部の1以上のピクセルのそれぞれの明るさを決定するステップと、
    それらのサンプリングされたピクセルを平均して前記形状の明るさを決定するステップと、
    により決定されることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  27. 前記形状の明るさは既知であることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 前記形状に対応するオブジェクトは球であり、前記形状は楕円であることを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  29. 前記対応する半径を調整するステップは、経験的写像データに基づくことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  30. 前記形状の境界を決定するステップは、前記画像内の前記形状の位置及び大きさを決定するステップを含むことを特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. ディジタルカメラにより生成された画像内の形状の大きさがブルーミングにより歪むのを防ぐための方法であって、
    ディジタルカメラから、三次元オブジェクトの視野角を制限し、前記画像内の前記形状を囲むハローを生じさせる物質で覆われた、追跡システムにおける三次元オブジェクトに対応する前記形状を含む画像を取得するステップと、
    前記画像内の前記形状の大きさを算出するステップと、
    算出された前記形状の大きさを用いて、前記ディジタルカメラに対する前記三次元オブジェクトの位置を決定するステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  32. 前記三次元オブジェクトは球であり、前記形状は楕円であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  33. 前記形状の大きさを算出するステップは、前記画像内の前記形状のx及びy座標を算出するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  34. 前記形状を囲むハローは、前記画像が生成されたときに前記オブジェクトの背後に何があるかにかかわらず同じ大きさであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  35. 三次元オブジェクトの視野角を制限する物質で覆われた追跡対象オブジェクトと、
    前記追跡対象オブジェクトが移動するときに、前記追跡対象オブジェクトを含む複数の画像を生成し、前記複数の画像を計算装置へ送信する撮像装置と、
    計算装置と、を備え、
    前記追跡対象オブジェクトは、前記複数の画像に形状として投影され、
    前記物質は、前記複数の画像において前記形状を囲むハローを生じさせ、
    前記計算装置は、
    命令を実行するプロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、を含み、
    前記メモリは、
    前記複数の画像を取得するステップと、
    取得したそれぞれの画像について、前記画像内の前記形状の大きさを決定するステップと、
    算出された前記形状の大きさを用いて、前記撮像装置に対する前記追跡対象オブジェクトの位置を決定するステップと、
    を含む演算を前記プロセッサに実行させる命令を格納することを特徴とする追跡システム。
  36. 前記形状の大きさを算出するステップは、前記画像内の前記形状のx及びy座標を算出するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の追跡システム。
  37. 前記形状を囲むハローは、前記ハローを囲むピクセルの明るさの程度にかかわらず同じ大きさであることを特徴とする請求項3に記載の追跡システム。
  38. 前記追跡対象オブジェクトは球であり、それぞれの前記形状は楕円であることを特徴とする請求項3に記載の追跡システム。
  39. 前記追跡対象オブジェクトはゲームコントローラに結合され、前記撮像装置に対する前記追跡対象オブジェクトの位置はビデオゲームに関連したアクションを制御することを特徴とする請求項3に記載の追跡システム。
  40. 前記追跡対象オブジェクトは、モーションキャプチャシステムにおける複数の追跡対象オブジェクトのうちの一つであることを特徴とする請求項3に記載の追跡システム。
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