JP5396086B2 - 洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯物等の物品に熱風を供給し、かつ、回転させることにより乾燥する乾燥機に係わり、乾燥対象の物品から発生する繊維屑等のリントを自動的に回収することができるリント除去方法および装置に関する。
洗濯物に熱風を供給し、かつ、回転させることにより乾燥する洗濯物乾燥機において、この洗濯物から発生する繊維屑等のリントを、洗濯物の乾燥を行う内胴ドラムからの熱風を外部に排気する排気ファンの上流側でリントフィルタにより捕捉して回収するに当り、従来は人手での回収や、前記リントフィルタにエアノズルからエアを噴出してリントフィルタに捕捉されたリントを剥がすことによる回収が試みられてきた。
また、前記エアノズルは、スリット状のノズルとすることおよびパイプに複数の噴出孔を設けたノズルとすることが公知となっている。(特許文献1および2)
特開2002−113291号公報(図2) 特開2007−275116号公報(図1)
前記特許文献1によれば、リントフィルタの上方に設けたスリット状のエアノズルおよび横方向に設けたスリット状のエアノズルからエアを噴出して、リントフィルタに付着したリントを剥離、落下させるとしている。
しかしながら、前記特許文献1のリント除去方法および装置では、単にエアをリントフィルタ面にフィルタ面と平行に噴出するのみであるので、リントフィルタ面に固着したリントを除去する際に、特にリントの固着が強い場合には、噴出されたエアがリントフィルタ面に固着したリントの表面に沿って流れていく状態となり、リントの除去が極めて不十分となるか、除去できないという問題があった。さらに、スリット状のエアノズルから噴出するエア消費量が多大であるという問題があった。
また、前記特許文献2によれば、ヒータスクリーンの上面に堆積した埃を、ヒータスクリーンの側方に設けたエア噴射手段からエアを噴射して吹き払うとし、該エア噴射手段はエア供給管に複数のエアノズルを列設するとしている。
しかしながら、前記特許文献2のエア噴射手段では、複数のエアノズルを列設したエア噴射手段を固定したままエアをヒータスクリーン面に沿う方向へ噴射するので、ヒータスクリーンに固着した埃の固着が強い場合には、噴射されたエアがヒータスクリーンに固着した埃の表面に沿って流れていく状態となり、埃の除去が極めて不十分となるか、除去できないという問題があった。
本発明は、洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、リントフィルタに付着したリントがリントフィルタに強く固着していても、確実にリントを除去し、また、リント除去のためのエア消費量が少なく、さらに、リントフィルタに付着したリントの付着量が所定の量になったら、即ち、リントフィルタが目詰まり状態となったら、自動的にリントを除去できる洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置を提供することを目的としている。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
(1)第1の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置は、加熱した熱風を洗濯物に供給し、かつ、回転することにより洗濯物を乾燥させる内胴ドラムと、該内胴ドラムから排気される熱風を外部に排気する排気ファンと、前記内胴ドラムから排気される熱風に含まれるリントを捕捉するリントフィルタを備える洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、前記リントフィルタの下方にリント溜り部を配置すると共に、前記リントフィルタのフィルタ面に向ってエアを噴射する複数個の小孔を設けたパイプ状のエアノズルを前記リントフィルタの下流側で前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置しかつ揺動回転ないし上下動するように構成したリント除去装置を設けて、前記洗濯物乾燥機の運転待機中に、前記エアノズルを揺動回転ないし上下動させつつ前記複数個の小孔からエアを噴射して、当該エアを前記リントフィルタのフィルタ面の上部から下部に亘って順次吹き付けることにより前記リントフィルタに堆積したリントを除去して吹き落とされたリントを前記リント溜り部に溜めるようにしたことを特徴とする。
(2)第2の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置は、前記第1の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、前記リント溜り部に開閉バルブを設けて、該開閉バルブを制御装置で予め設定しておいた時間間隔等の条件に達したときに開閉することにより、一時溜めたリントを下流の集塵装置に自動的に送り込むようにしたことを特徴とする。
(3)第3の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置は、前記第1又は第2の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、前記排気ファンの上流側で、前記リントフィルタの下流側に配置した排気口に、排気温度、排気湿度、または、排気風速等を測定するセンサを設け、該センサによる測定値が制御装置で予め設定しておいた条件に達したときに、前記リント除去装置を自動的に作動させるようにしたことを特徴とする。
(4)第4の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置は、前記第1又は第2の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等を計測する計測手段を設け、該洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等が制御装置で予め設定しておいた条件に到達したときに、前記リント除去装置を自動的に作動させるようにしたことを特徴とする。
(5)第5の手段の洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置は、前記第1から第4の手段のいずれか一つの洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、ブラシを前記リントフィルタに堆積したリントの反対側で、前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置し、かつ、該ブラシを前記リントフィルタのフィルタ面に接触しつつ、前記リントフィルタの上部から下部に亘って上下動するように構成して、前記リントフィルタに堆積し、前記リントフィルタのフィルタ孔またはメッシュからはみ出してフィルタ面の反対側に固着したリントを、該ブラシを上下動させて掻き落とすようにしたことを特徴とする。
(6)第6の手段の洗濯物乾燥機のリント除去装置は、前記第1の手段の洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記小孔を、前記エアノズルの長さ方向に直列で50mmから100mmのピッチで配列した直径約1.5mmの小孔で構成したことを特徴とする。
(7)第7の手段の洗濯物乾燥機のリント除去装置は、前記第5の手段の洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記ブラシを回転するように構成したことを特徴とする。
請求項1およびに係わる本発明は、加熱した熱風を洗濯物に供給し、かつ、回転することにより洗濯物を乾燥させる内胴ドラムと、該内胴ドラムから排気される熱風を外部に排気する排気ファンと、前記内胴ドラムから排気される熱風に含まれるリントを捕捉するリントフィルタを備える洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、エアノズルを前記リントフィルタの下流側で前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置して、該エアノズルから前記リントフィルタのフィルタ面に向ってエアを噴射するように構成したリント除去装置を設けたことによって、該リント除去装置により前記リントフィルタに堆積したリントを確実に、しかも、少ないエア消費量で除去できるという効果を有する。
請求項1、6および7に係わる本発明は、前記洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置における前記エアノズルにおいて、少ないエア消費量で、エア噴射がリントフィルタのフィルタ面まで強い状態で届き、リントフィルタに付着したリントを吹き飛ばすことができるという効果を有する。
請求項2および8に係わる本発明は、前記洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、前記リントフィルタの下方に配置したリント溜り部に開閉バルブを設けて、該開閉バルブを制御装置で予め設定しておいた時間間隔等の条件に達したときに開閉し、一時溜めたリントを下流の集塵装置に自動的に送り込むようにしたことにより、リント回収の手間が省けるようになったという効果を有する。
請求項3、4、9および10に係わる本発明は、前記洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、前記リントフィルタの所謂目詰まり状態を検知できるようにしたことにより、リントフィルタが目詰まり状態になったら、前記洗濯物乾燥機の待機中に自動的にリント除去装置が作動して、省力化できるという効果を有する。
請求項5、11および12に係わる本発明は、前記洗濯物乾燥機のリント除去方法および装置において、ブラシを前記リントフィルタの下流側で前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置し、かつ、該ブラシを前記リントフィルタのフィルタ面に接触しつつ、前記リントフィルタの上部から下部に亘って上下動するように構成したことにより、前記リントフィルタに堆積し、前記リントフィルタのフィルタ孔またはメッシュからはみ出してフィルタ面の反対側に固着したリントを、前記ブラシを上下動させて掻き落とすことができ、フィルタ面の反対側に強く固着したリントでも除去できるようになったという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係わるリント除去装置を構成した洗濯物乾燥機の構造を模式的に示す正面図である。 図1のA−A断面相当図で、一部破断としてある。 エアノズルからのエア噴出用小孔の直径とリント除去等の性能のテスト結果を示す。 第2の実施の形態のリント除去装置を構成した洗濯物乾燥機の構造を模式的に示す正面図であり、図1に相当する図である。 図4のB−B断面相当図で、一部破断としてある。 第3の実施の形態のリント除去装置を構成した洗濯物乾燥機の構造を模式的に示す正面図であり、図1に相当する図である。 図6のC−C断面相当図で、一部破断としてある。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を図1から図3に基づいて説明する。
図1は、本発明に係わるリント除去装置を構成した洗濯物乾燥機の構造を模式的に示した正面図である。
図2は、図1のA−A断面相当図で、一部破断図としてある。
図3は、エアノズルのエア噴出用小孔の直径とリント除去等の性能のテスト結果を示す。
図において、洗濯物乾燥機50は、図示しない駆動装置および機構により回転される内胴ドラム2と、該内胴ドラム2内の洗濯物1に、吸入した外気52を外胴51に取り付けられた加熱ヒータ3により加熱して熱風53として供給して洗濯物1を乾燥させ、前記内胴ドラム2から排気される熱風53を排気53a、排気53b、排気53c、排気53d、排気53e、排気54の経路で外部に排気する外胴51に取り付けられた排気ファン4と、前記内胴ドラム2から排気される熱風53に含まれる繊維屑等のリント6を捕捉するリントフィルタ5を備えている。
該リントフィルタ5は、外胴51に設けられた仕切り板5a、5bに取り付けられている。
前記リントフィルタ5の下流側には、複数個の小孔11aを明けたエアノズル11と、該エアノズル11を矢印10cのように揺動回転させる圧縮空気等の流体を駆動減としたロータリーアクチュエータ14等から成るリント除去装置10が設けられており、エアノズル11は前記リントフィルタ5のフィルタ面と横方向に平行に配置されている。前記エアノズル11はパイプ13を経由して制御装置22からの指令により図示しない加圧エア供給装置からエア11sが供給されるようになっている。また、前記エアノズル11はノズル受け12によって回転自在に外胴51の外部に保持されている。さらに、前記ロータリーアクチュエータ14はブラケット15を介して外胴51の外部に固定されている。
なお、ロータリーアクチュエータ14は制御装置22からの指令により作動および停止するようになっている。
前記リント除去装置10の構成により、揺動回転するエアノズル11の小孔11aから噴出されるエアは、矢印10aから矢印10bの間で順次方向を変えながら、前記リントフィルタ5のフィルタ面に向って下流側から上流側へ強く吹きつけられて、前記リントフィルタ5の上流側に溜まっているリント6を吹き飛ばすようになっている。
ここで、前記小孔11aは、噴出されたエアが前記リントフィルタ5に強く吹き付けられて、前記リントフィルタ5の上流側に溜まっているリント6を効率よく吹き飛ばすようにするために、エアノズル11の長さ方向に直列で50mmから100mmのピッチで配列した直径約1.5mmの孔で構成されている。
なお、前記1列で配置した小孔11aを2列以上とすることも可能である。
前記リントフィルタ5の下流側で前記排気ファン4の上流側にある排気口21には、前記リントフィルタ5を通過した排気53dの排気温度、排気湿度、または、排気風速等を測定する排気センサ20が外胴51に取り付けられており、前記リントフィルタ5のリント6による目詰まりの程度を検知できるようになっている。
なお、排気センサ20で測定された排気53dの排気温度、排気湿度、または、排気風速等の測定値は制御装置22に送り込まれるようになっている。
外胴51内の下部において、前記リントフィルタ5の下方には、前記リント除去装置10によって前記リントフィルタ5から吹き落とされたリント6を一時的に溜めるリント溜り部7が設けられており、該リント溜り部7に溜められたリント6を、洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等即ちリント6の溜りに相当する量が制御装置22で予め設定された条件に達したときに開閉して、配管9の下流側の矢印55の方向の図示しない集塵装置側へ送り込むための開閉バルブ8が設けられている。
次に、本実施の形態に係わる洗濯物乾燥機50のリント除去装置10の作用を説明する。
排気ファン4の作動により外気52が外部から加熱ヒータ3に吸引され、加熱ヒータ3により加熱された熱風53が、回転されている内胴ドラム2内の洗濯物1に供給されて、内胴ドラム2の回転と内胴ドラム2内を通過する熱風53から受ける熱により洗濯物1は乾燥され、熱風53には繊維屑等のリント6が発生して混在する。
熱風53は内胴ドラム2から排気されて、排気53a、排気53b、排気53c、排気53d、排気53eの経路で排気ファン4により外部に排気54となって排気されるが、途中に配置されているリントフィルタ5により、前記排気53cに含まれたリント6が捕捉される。
リント6は洗濯物乾燥機50の運転時間経過とともに前記リントフィルタ5に堆積され、リント6の堆積量が多くなると、リントフィルタ5が所謂目詰まり状態となって、前記リントフィルタ5を通過した排気53dの風量の低下に伴い、前記内胴ドラム2内を通過する熱風53の風量が減少して洗濯物1の乾燥効率が悪化する。また、排気53dの風量の低下に伴い、排気53dの排気温度、排気湿度、または、排気風速等が変化する。
前記排気センサ20により測定した排気53dの排気温度、排気湿度、または、排気風速等の測定値を制御装置22に送り込み、予め設定しておいた条件に達したときに、前記洗濯物乾燥機50の運転待機中に、前記制御装置22からの指令により前記リント除去装置10が作動する。
前記リント除去装置10が作動すると、前記ロータリーアクチュエータ14の揺動回転に伴い、エアノズル11の小孔11aから矢印10aと矢印10bの間の方向へ順次エアが噴出されて、該エアの吹き付けで前記リントフィルタ5の上流側に堆積したリント6を順次吹き飛ばして除去し、除去されたリント6は下方のリント溜り部7に溜められる。
前記小孔11aの直径については、小孔11aからのエア噴出テストにより、エア噴出が目的距離まで強い状態で届くか否か、エア消費量がどの程度か、リントフィルタ5に堆積したリント6の除去状態が十分か否かを確認しており、その結果を図3に示す。
図3に示すように、小孔11aの直径が1mmではエア噴出が目的距離まで強い状態で届かず、小孔11aの直径が2mmではエア消費量が多くて、何れも好ましい結果が得られなかったが、小孔11aの直径が1.5mmでは、エア噴出が目的距離まで強い状態で届いてリント除去が十分に行われ、エア消費量も最適であった。
なお、エアノズル11を矢印10aから矢印10bへの揺動時間「5秒」と、矢印10bから矢印10aへの揺動時間「5秒」の合計時間「10秒」でリント6の除去は、十分な効果が得られた。
前記リント溜り部7に溜められたリント6は、洗濯物乾燥回数等をリント6の溜り量に相当するものとして計測して、その積算値が予め設定しておいた条件に到達したときに、制御装置22からの指令に基づいて開閉バルブ8を開閉することにより、配管9の下流側の矢印55方向の集塵装置側へ送り込まれる。
なお、リント6の溜り量は、洗濯物1の量を計測して、その積算値を溜り量相当とする方法でもよく、また、洗濯物乾燥機50の運転時間の合計で溜り量相当とする等の方法でもよく、さらに、溜り量を直接計測する方法でもよい。
また、上記説明では、ロータリーアクチュエータ14により揺動回転するリント除去装置10を1セット設けた場合を示したが、洗濯物乾燥機50の大きさによっては、上下方向に複数セットを設けることとしてもよい。
このようにして、前記内胴ドラム2からの排気53cに含まれたリント6が前記リントフィルタ5の上流側に捕捉され、堆積して、前記リントフィルタ5が堆積したリント6により目詰まり状態となったことを排気センサ20による測定値で検知して、その測定値が制御装置22で予め設定しておいた条件に達したときに、制御装置22からの指令で前記リント除去装置10が作動して前記リントフィルタ5の上流側に堆積したリント6を、前記洗濯物乾燥機50の運転待機中に、自動的に、かつ、確実に除去することができる。
さらに、前記除去されたリント6のリント溜り部7での溜り量が制御装置22で予め設定しておいた量に達したときに、制御装置22からの指令で前記開閉バルブ8を開閉して、溜まったリント6を矢印55の方向の下流側の集塵装置へ自動的に送り込むことができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を図4、図5によって説明する。
図4は、第2の実施の形態のリント除去装置を構成した洗濯物乾燥機の構造を模式的に示した正面図であり、図1に相当する図である。
図5は、図4のB−B断面相当図で、一部破断としてある。
図の洗濯物乾燥機60において、第1の実施の形態と同じ構造のものは同じ記号を記してあり、重複する説明は省略する。リント除去装置30は、小孔11aが明けられたエアノズル11を受けるノズル受け12と、ロータリーアクチュエータ14を取り付けたブラケット15、同ブラケット15に連結されノズル11を昇降させる上下装置31(例えば、図示せぬモータに連結されたボールねじシャフトをブラケット15に連結した周知のリニアアクチュエータ)、および、ノズル受け12を取り付けたブラケット57、同ブラケット57に連結され上下装置31と同期して昇降する上下装置31aを付加して構成されており、上下装置31、31aは前記したリニアアクチュエータによりエアノズル11が図示実線で示した位置から二点鎖線で示した位置の間を上下動するようになっている。
なお、外胴51にはエアノズル11が上下動できるように図示しない切欠き51a,51bが設けられているとともに、該切欠き51a,51bには、排気53cが漏れにくいように、ブラケット15またはブラケット57と共に上下動する図示しない蛇腹形式或いは重ねスライド形式等の覆いが設けられている。また、前記上下装置31、31a等は、図示のように、カバー56で覆われている。
次いで、第2の実施の形態に係わる洗濯物乾燥機60のリント除去装置30の作用を説明する。
前記洗濯物乾燥機60の運転時間が経過して、前記排気センサ20により測定された排気53dの排気温度、排気湿度、または、排気風速等の測定値が制御装置22で予め設定された条件に達したときに、前記洗濯物乾燥機60の運転待機中に、前記制御装置22からの指令により前記リント除去装置30が作動する。
前記リント除去装置30が作動すると、上下装置31、31aによる上下動およびロータリーアクチュエータ14による揺動回転によって、エアノズル11の小孔11aから矢印30aと矢印30bの間の方向へ、順次方向を変えながらエアが噴出されて、該エアの吹き付けで前記リントフィルタ5の上流側に堆積したリント6を順次吹き飛ばして除去し、除去されたリント6は下方のリント溜り部7に溜められる。
前記リントフィルタ5の高さ方向の長さが大きい場合には、前記リント除去装置30の上下装置31、31aによるエアノズル11の上下動がリント除去を短時間に、確実に行えるという効果がある。
なお、上記説明ではエアノズル11がロータリーアクチュエータ14により揺動回転する場合を示したが、ロータリーアクチュエータ14を設けないでエアノズル11を揺動回転させない場合としてもよく、この場合も、前記エアノズル11の小孔11aから矢印30aと矢印30bの間の方向へ順次エアが噴出される作用は同様であるので、詳細な説明は省略する。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を図6、図7によって説明する。
図6は、第3の実施の形態のリント除去装置を構成した洗濯物乾燥機の構造を模式的に示す正面図であり、図1に相当する図である。
図7は、図6のC−C断面相当図で、一部破断としてある。
図の洗濯物乾燥機70において、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同じ構造のものは同じ記号を記してあり、重複する説明は省略する。リント除去装置40は、エアノズル11等に付加して、リントフィルタ5のリント6が堆積している上流側とは反対側の下流側のフィルタ面に、前記リントフィルタ5の幅方向で前記リントフィルタ5の幅とほぼ同じ幅のブラシ41が接触して設けられ、さらに、該ブラシ41を上下動する上下装置42、42aが設けられることによって構成されている。
上下装置42、42aは図示しない駆動装置、機構(例えば、図示せぬモータに連結されたボールねじシャフトをブラケット15に連結した周知のリニアアクチュエータ)により、サポート41aの軸端部をガイドレール43で案内することによりブラシ41を図示実線で示した位置から二点鎖線で示した位置の間を上下動するようになっている。
なお、外胴51にはブラシ41を取り付けたサポート41aが上下動できるように図示しない切欠きが設けられているとともに、該切欠きには、排気53c等が漏れにくいように、前記サポート41aと共に上下動する図示しない蛇腹形式或いは重ねスライド形式等の覆いが設けられている。また、前記上下装置42、42a等は、図示のように、カバー56で覆われている。
次に、第3の実施の形態に係わる洗濯物乾燥機70のリント除去装置40の作用を説明する。
前記洗濯物乾燥機70の運転時間が経過して、前記排気センサ20により測定された排気53dの排気温度、排気湿度、または、排気風速等の測定値が制御装置22で予め設定された条件に達したときに、前記洗濯物乾燥機70の運転待機中に、前記制御装置22からの指令により前記リント除去装置40が作動する。その作動に伴い、前記ブラシ41が前記リントフィルタ5の下流側のフィルタ面に接触したまま上下装置42、42aによって図示実線の位置から二点鎖線の位置の間を上下動する。
ブラシ41の上下動により、前記リントフィルタ5の上流側に堆積され、該リントフィルタ5のフィルタ孔またはメッシュから前記リントフィルタ5の下流側にはみ出して、下流側のフィルタ面に排気53cの熱等により固着したリント6が前記リントフィルタ5のフィルタ面から掻き落とされる。
前記リントフィルタ5の下流側のフィルタ面にリント6が固着したままであると、前記エアノズル11からエアを噴射してもリント6は吹き飛ばされにくいが、前記リントフィルタ5の下流側に固着したリント6がブラシ41により掻き落とされると、前記エアノズル11からエアを噴射したときに前記リントフィルタ5の上流側に堆積したリント6は吹き飛ばされて除去されるようになる。
このように、リントフィルタ5の下流側のフィルタ面にまではみ出してリントが固着した場合には、ブラシ41を上下装置42、42aにより上下動して該フィルタ面をブラッシングすることにより、リント6の除去が確実に行われるようになる。
上記説明では、エアノズル11が上下動しない場合を示したが、エアノズル11が上下動するようにリント除去装置40を構成してもよい。
また、上記説明では、ブラシ41を回転させない場合を示したが、ブラシ41を回転させながら上下装置42によって上下動させる場合でもよい。後者の場合の作用、効果は前者の場合と類似しているので、詳細な説明は省略する。
1 洗濯物
2 内胴ドラム
3 加熱ヒータ
4 排気ファン
5 リントフィルタ
6 リント
7 (除去したリントの)リント溜り部
8 開閉バルブ
10,30,40 リント除去装置
11 エアノズル
11a 小孔
14 ロータリーアクチュエータ
20 排気センサ
21 排気口
31,31a,42,42a 上下装置
41 ブラシ
50,60,70 洗濯物乾燥機
53 熱風
53a、53b、53c、53d、53e、54 排気

Claims (12)

  1. 加熱した熱風を洗濯物に供給し、かつ、回転することにより洗濯物を乾燥させる内胴ドラムと、該内胴ドラムから排気される熱風を外部に排気する排気ファンと、前記内胴ドラムから排気される熱風に含まれるリントを捕捉するリントフィルタを備える洗濯物乾燥機のリント除去方法において、
    前記リントフィルタの下方にリント溜り部を配置すると共に、
    前記リントフィルタのフィルタ面に向ってエアを噴射する複数個の小孔を設けたパイプ状のエアノズルを前記リントフィルタの下流側で前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置しかつ揺動回転ないし上下動するように構成したリント除去装置を設けて、
    前記洗濯物乾燥機の運転待機中に、
    前記エアノズルを揺動回転ないし上下動させつつ前記複数個の小孔からエアを噴射して、当該エアを前記リントフィルタのフィルタ面の上部から下部に亘って順次吹き付けることにより
    前記リントフィルタに堆積したリントを除去して吹き落とされたリントを前記リント溜り部に溜めるようにしたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去方法。
  2. 請求項1に記載する洗濯物乾燥機のリント除去方法において、前記リント溜り部に開閉バルブを設けて、該開閉バルブを制御装置で予め設定しておいた時間間隔等の条件に達したときに開閉することにより、一時溜めたリントを下流の集塵装置に自動的に送り込むようにしたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去方法。
  3. 請求項1または2に記載する洗濯物乾燥機のリント除去方法において、前記排気ファンの上流側で前記リントフィルタの下流側に配置した排気口に、排気温度、排気湿度、または、排気風速等を測定するセンサを設け、該センサによる測定値が制御装置で予め設定しておいた条件に達したときに、前記リント除去装置を自動的に作動させるようにしたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去方法。
  4. 請求項1又は2に記載する洗濯物乾燥機のリント除去方法において、洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等を計測する計測手段を設け、該洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等が制御装置で予め設定しておいた条件に到達したときに、前記リント除去装置を自動的に作動させるようにしたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載する洗濯物乾燥機のリント除去方法において、ブラシを前記リントフィルタに堆積したリントの反対側で、前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置し、かつ、該ブラシを前記リントフィルタのフィルタ面に接触しつつ、前記リントフィルタの上部から下部に亘って上下動するように構成して、前記リントフィルタに堆積し、前記リントフィルタのフィルタ孔またはメッシュからはみ出してフィルタ面の反対側に固着したリントを、該ブラシを上下動させて掻き落とすようにしたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去方法。
  6. 加熱した熱風を洗濯物に供給し、かつ、回転することにより洗濯物を乾燥させる内胴ドラムと、該内胴ドラムから排気される熱風を外部に排気する排気ファンと、前記内胴ドラムから排気される熱風に含まれるリントを捕捉するリントフィルタを備える洗濯物乾燥機において、
    前記リントフィルタの下方にリント溜り部を配置すると共に、
    前記リントフィルタのフィルタ面に向ってエアを噴射する複数個の小孔を設けたパイプ状のエアノズルを前記リントフィルタの下流側で前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置しかつ揺動回転ないし上下動するように構成し、前記洗濯物乾燥機の運転待機中に、
    前記エアノズルを揺動回転ないし上下動させつつ前記複数個の小孔からエアを噴射して、当該エアを前記リントフィルタのフィルタ面の上部から下部に亘って順次吹き付けるように構成したことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置
  7. 請求項6に記載する洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記小孔を、前記エアノズルの長さ方向に直列で50mmから100mmのピッチで配列した直径約1.5mmの小孔で構成したことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置
  8. 請求項6又は7に記載する洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記リント溜り部に、制御装置で予め定めておいた時間間隔等の条件に達したときに開閉することにより、一時溜まったリントを下流の集塵装置に自動的に送り込むように開閉バルブを構成したことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載する洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記排気ファンの上流側で前記リントフィルタの下流側に配置した排気口に、排気温度、排気湿度、または、排気風速等を測定するセンサを設けて、該センサによる測定値を取り込んで予め設定しておいた条件に達したときに、前記リント除去装置を自動的に作動するように制御する制御装置を設けたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置。
  10. 請求項6から8のいずれか1項に記載する洗濯物乾燥機のリント除去装置において、洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等を計測する計測手段を設けて、該洗濯物の量または洗濯物乾燥回数等が予め設定しておいた条件に到達したときに、前記リント除去装置を自動的に作動させるように制御する制御装置を設けたことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置。
  11. 請求項6から10のいずれか1項に記載する洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記リントフィルタに堆積し、前記リントフィルタのフィルタ孔またはメッシュからはみ出してフィルタ面の反対側に固着したリントを掻き落とすブラシを、前記リントフィルタの下流側で前記リントフィルタのフィルタ面と横方向に平行に配置し、該ブラシを前記リントフィルタのフィルタ面に接触しつつ、前記リントフィルタの上部から下部に亘って上下動するように構成したことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置。
  12. 請求項11に記載する洗濯物乾燥機のリント除去装置において、前記ブラシを回転するように構成したことを特徴とする洗濯物乾燥機のリント除去装置。
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