JP5394730B2 - アニール装置およびアニール方法 - Google Patents
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図1は本発明の一実施形態に係るアニール装置の概略構成を示す断面図、図2は図1のアニール装置の加熱源を拡大して示す断面図、図3は図1のアニール装置のLEDへ給電する部分を拡大して示す断面図である。
まず、AlN製の板材から六角状の支持体32を切り出し、給電電極やねじの挿入孔であるスルーホール32aを形成し、さらに電極パターン(図示せず)を印刷する(図6(a))。
まず、ゲートバルブ13を開にして搬入出口12からウエハWを搬入し、支持部材7上に載置する。その後、ゲートバルブ13を閉じて処理室1内を密閉状態とし、排気口11を介して図示しない排気装置により処理室1内を排気するとともに、図示しない処理ガス供給機構から処理ガス配管9および処理ガス導入口8を介して所定の処理ガス、例えばアルゴンガスまたは窒素ガスを処理室1内に導入し、処理室1内の圧力を例えば100〜10000Paの範囲内の所定の圧力に維持する。
図8は、本発明の他の実施形態に係るアニール装置の概略構成を示す断面図である。この実施形態に係るアニール装置100aでは、排気配管23に冷却フィン82を設け、冷却フィン82と内部空間21との間に配管83を設ける。これにより、冷却部材4の内部空間21から排気配管23を介して排出された蒸気が冷却フィン82で冷却されて液化し、配管83を介して内部空間に戻る。したがって、排気配管23の冷却フィン82の下流側には蒸気を含まない気体が流れるため、水封式真空ポンプは必要がなく、通常の真空ポンプ64′を用いることができる。なお、他の部分については、図1と同様の構成であるため、説明を省略する。
図9は、本発明のさらに他の実施形態に係るアニール装置の概略構成を示す断面図である。この実施形態に係るアニール装置100bでは、処理室1内でウエハWの上下両面から加熱可能となっている。その他の構成は、図1のアニール装置100とほぼ同様であるから、アニール装置100と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
1a;アニール処理部
1b;ガス拡散部
2;チャンバー
4,4′,4″;冷却部材
8;処理ガス導入口
9;処理ガス配管
10;排気口
11;排気配管
12;搬入出口
16,16′;凹部
17,17′;加熱源
18,18′;光透過部材
19;冷却媒体
20;透明な樹脂
21,21′,21″;内部空間
22,22′;冷却媒体供給配管
23,23′;排気配管
32;支持体
33;LED(発光素子)
34;LEDアレイ
35;電極
36;ワイヤ
61,85;バルブ
62;液面センサ
63;液面制御器
64;水封式真空ポンプ
64′;真空ポンプ
65;圧力センサ
66;インバータ
82;冷却フィン
83;配管
84;半透膜
86;レギュレータ
90;プロセスコントローラ
91;ユーザーインターフェース
92;記憶部
100;アニール装置
W;半導体ウエハ(被処理体)
Claims (12)
- 被処理体が収容される処理室と、
前記処理室内の被処理体に対して光を照射する複数の発光素子を有する加熱源と、
前記加熱源に直接接触するように設けられ、冷却媒体が供給される内部空間を有する冷却部材と、
前記冷却部材の前記内部空間を減圧して冷却媒体を気化させ、その際の気化熱により前記加熱源を冷却する冷却機構と
を具備し、
前記被処理体は水平に支持され、
前記加熱源は、前記被処理体の下方に配置され、
前記冷却部材は、加熱源の裏面を支持するように配置され、
前記冷却機構は、前記内部空間の上部に空隙なく液体状の冷却媒体を貯留させるように設けられた、液体状の冷却媒体は透過せず、冷却媒体蒸気は透過する半透膜を有することを特徴とするアニール装置。 - 前記冷却機構は、前記冷却部材の前記内部空間に冷却媒体を供給して貯留させる冷却媒体供給配管と、前記内部空間に接続された排気配管と、前記排気配管を介して前記内部空間を排気する真空ポンプと、前記内部空間の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出値に基づいて前記内部空間内の圧力が所定の値になるように前記真空ポンプを制御する制御器とをさらに有し、前記制御器は設定温度において前記内部空間の圧力が冷却媒体が沸騰する圧力になるように制御することを特徴とする請求項1に記載のアニール装置。
- 前記真空ポンプは、水封式真空ポンプであることを特徴とする請求項2に記載のアニール装置。
- 前記冷却機構は、前記排気配管の前記真空ポンプ上流側に設けられた冷却フィンと、前記冷却フィンで冷却されて生じた液体を前記内部空間に返戻する返戻配管とをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のアニール装置。
- 前記制御器は、前記圧力センサの検出値に基づいて前記真空ポンプの回転数を制御するインバータを有することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のアニール装置。
- 前記被処理体の上方に配置され、前記処理室内の被処理体に対して光を照射する複数の発光素子を有する他の加熱源と、
前記他の加熱源に直接接触し、かつ前記他の加熱源の裏面を支持するように配置され、冷却媒体が供給される内部空間を有する他の冷却部材と、
前記他の冷却部材の前記内部空間を減圧して冷却媒体を気化させ、その際の気化熱により前記加熱源を冷却する他の冷却機構と
をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のアニール装置。 - 前記他の冷却機構は、前記他の冷却部材の前記内部空間に冷却媒体を供給して貯留させる冷却媒体供給配管と、前記他の冷却部材の前記内部空間に接続された排気配管と、前記排気配管を介して前記内部空間を排気する真空ポンプと、前記内部空間の圧力を検出する圧力センサと、前記圧力センサの検出値に基づいて前記内部空間内の圧力が所定の値になるように前記真空ポンプを制御する制御器とを有し、前記制御器は設定温度において前記内部空間の圧力が冷却媒体が沸騰する圧力になるように制御することを特徴とする請求項6に記載のアニール装置。
- 前記他の冷却機構は、前記他の冷却部材の前記内部空間内の液面を制御する液面制御手段をさらに有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のアニール装置。
- 前記冷却媒体は水であり、前記内部空間で水を核沸騰状態とすることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のアニール装置。
- 前記加熱源は、表面に前記複数の発光素子を取り付けた高熱伝導性絶縁材料からなる支持体と、前記支持体の裏面側に高熱伝導性の接合材で接合された熱拡散部材とがユニット化されて構成された発光素子アレイを複数備え、前記発光素子アレイは、前記冷却部材にねじ止めされていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のアニール装置。
- 前記冷却部材は銅またはアルミニウムまたは銅合金またはアルミニウム合金からなり、前記支持体はAlNからなり、前記熱拡散部材は銅または銅合金からなり、前記支持体と前記発光素子との間、前記支持体と前記熱拡散部材との間、および前記発光素子アレイと前記冷却部材との間には高熱伝導性の接合材が介在されていることを特徴とする請求項10に記載のアニール装置。
- 処理室内に収容され、水平に支持された被処理体に対し、前記被処理体の下方に配置され、複数の発光素子を有する加熱源を用いて光照射することにより被処理体をアニール処理するアニール方法であって、
前記加熱源に直接接触し、前記加熱源の裏面を支持するように、内部空間を有する冷却部材を設け、前記内部空間の上部に空隙なく液体状の冷却媒体を貯留させるように、液体状の冷却媒体は透過せず、冷却媒体蒸気は透過する半透膜を設け、前記内部空間を減圧した状態でその中に冷却媒体を供給し、その中で前記冷却媒体を気化させ、その際の気化熱により前記加熱源を冷却しつつアニール処理を行うことを特徴とするアニール方法。
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