JP5393618B2 - インクジェットヘッドおよびそのメンテナンス方法、インクジェットヘッドアッセンブリ、画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に示すインク供給装置1は、循環系を備えた循環型インク供給装置である。インク供給装置1は、供給流路12aと回収流路12bとを有し、供給流路12aは供給流路圧力センサ16aが設けられ、回収流路12bは回収流路圧力センサ16bが設けられている。供給流路圧力センサ16aは、供給流路12aの内部圧力を電気信号に変換して出力する。供給流路圧力センサ16aには、半導体ピエゾ抵抗方式や静電容量方式、シリコンレゾナント方式などのセンサを適用することができる。また、供給流路12aには供給サブタンク18aが設けられるとともに、回収流路12bには回収サブタンク18bが設けられている。供給サブタンク18aは、供給ポンプ20a及び所定のインク流路を介してインクタンク52と連通され、回収サブタンク18bは回収ポンプ20b及び所定のインク流路を介してインクタンク52と連通される。
インクジェットヘッドに供給された流体の一部がプリント動作で使用されない場合にインクジェットヘッドから戻って循環するようにインクジェットヘッドが再循環システムを備える実施態様では、マニホールドは、インクジェットヘッドから流体を流し出すための流体出口導管も備えることができる。
かかる構成を有するインク供給装置1は、供給ポンプ20aと回収ポンプ20bとを動作させる。また、上述したように、マニホールド108は、流体入口導管116および流体出口導管118を備え、流体入口導管116は流体出口導管118より所定の高低差で上方に位置している。したがって、各インクジェットヘッドにも圧力差を生じさせ、インクを循環させる。例えば、供給バルブ14a及び回収バルブ14bを開いた状態で、供給ポンプ20aを正転動作させてマニホールド108内の流体入口チャンネル126に負圧を発生させ、一方、回収ポンプ20bを逆転運動させて流体出口チャンネル130に供給側より低い負圧を発生させると、供給サブタンク18a、供給流路12a、マニホールド108内の流体入口チャンネル126からインクジェットヘッド112を介して、流体出口チャンネル130、回収流路12b、回収サブタンク18bなどを介してインクを循環させることができる。
インクジェットヘッドのメンテナンス方法としては、例えば、2種類のメンテナンス方法がある。供給流路側から回収流路側へとインクを流す循環メンテナンスと、供給流路側からノズル外へとインクを押し流す加圧パージである。
循環メンテナンスは、プリントヘッド本体以外の気泡を除去するために行なう。図6は、循環メンテナンスの制御の流れを示すフローチャートである。同図に示すように、循環メンテナンスは、膜位置固定工程(ステップS120)、およびインク循環工程(ステップS140)から構成されている。
加圧パージは、プリントヘッド本体部の気泡およびノズル周辺の異物を取り除くために行なわれる。図9は、加圧パージの制御の流れを示すフローチャートである。同図に示すように、加圧パージは、膜位置固定工程(ステップS220)、圧力貯留工程(ステップS240)およびインク排出工程(ステップS260)から構成されている。
図13を参照して、上述したインクジェットヘッドを備えたインクジェット記録装置の構成例について説明する。図13は、装置全体図である。
給紙部412は、記録媒体424を処理液付与部414に供給する機構であり、当該給紙部412には、枚葉紙である記録媒体424が積層されている。給紙部412には、給紙トレイ450が設けられ、この給紙トレイ450から記録媒体424が一枚ずつ処理液付与部414に給紙される。
処理液付与部414は、記録媒体424の記録面に処理液を付与する機構である。処理液は、描画部416で付与されるインク中の色材(本例では顔料)を凝集させる色材凝集剤を含んでおり、この処理液とインクとが接触することによって、インクは色材と溶媒との分離が促進される。
描画部416は、描画ドラム(第2の搬送体)470、用紙抑えローラ474、及びインクジェットヘッド472M,472K,472C,472Yを備えている。
乾燥部418は、色材凝集作用により分離された溶媒に含まれる水分を乾燥させる機構であり、図4に示すように、乾燥ドラム(搬送体)476、及び溶媒乾燥装置478を備えている。
定着部420は、定着ドラム484、ハロゲンヒータ486、定着ローラ488、及びインラインセンサ490で構成される。定着ドラム484の回転により、記録媒体424は記録面が外側を向くようにして搬送され、この記録面に対して、ハロゲンヒータ486による予備加熱と、定着ローラ488による定着処理と、インラインセンサ490による検査が行われる。
定着部420に続いて排出部422が設けられている。排出部422は、排出トレイ492を備えており、この排出トレイ492と定着部420の定着ドラム484との間に、これらに対接するように渡し胴494、搬送ベルト496、張架ローラ498が設けられている。記録媒体424は、渡し胴494により搬送ベルト496に送られ、排出トレイ492に排出される。
Claims (11)
- 流体を受け入れるための入口管と、流体を吐出するための一つまたは複数のノズルを備えるプリントヘッド本体と、流体を送り出すための出口管と、前記入口管から前記プリントヘッド本体まで流体を送液するヘッド内供給流路と、前記プリントヘッド本体から前記出口管まで流体を送液するヘッド内回収流路と、を備え、
前記ヘッド内供給流路と前記ヘッド内回収流路は、隔離壁により隔てられており、前記隔離壁に前記ヘッド内供給流路の圧力を調節する圧力調整機構を備えることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 流体が循環する循環流路を備え、前記循環流路は、前記プリントヘッド本体と前記隔離壁の間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
- 前記圧力調整機構は、前記隔離壁の前記入口管側に設けられており、前記圧力調整機構が循環流路となることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットヘッド。
- 前記圧力調整機構は、圧力感知機構を備え、所定の圧力を感知すると自動で開閉を行なうことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
- 前記圧力調整機構は、リリーフバルブであることを特徴とする請求項1から4いずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
- 請求項1から5いずれか1項に記載のインクジェットヘッドの複数が、マニホールドに接続し形成されていることを特徴とするインクジェットヘッドアッセンブリ。
- 前記マニホールドは、前記複数のインクジェットヘッドに供給される流体を受け入れる流体入口導管と、前記複数のインクジェットヘッドから流体を送り出す流体出口導管と、複数の流体入口チャンネルと、複数の流体出口チャンネルと、複数の流体入口バルブと、複数の流体出口バルブと、を備え、
前記複数の流体入口チャンネルのそれぞれは、前記流体入口導管と前記複数のインクジェットヘッドの入口管に接続し、前記流体入口バルブは前記流体入口導管から前記流体入口チャンネルへの流体の流れを制御するように構成され、前記流体出口バルブは前記流体出口チャンネルから前記流体出口導管への流体の流れを制御するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェットヘッドアッセンブリ。 - 請求項1から5いずれか1項に記載のインクジェットヘッドを備える画像形成装置。
- 請求項1から5いずれか1項に記載のインクジェットヘッドのメンテナンス方法において、
供給ポンプおよび回収ポンプを一定の回転数で駆動させ、前記インクジェットヘッド内でインクを循環させながら、流路内の圧力を調整することを特徴とするインクジェットヘッドのメンテナンス方法。 - 請求項1から5いずれか1項に記載のインクジェットヘッドのメンテナンス方法において、
前記ノズルを開放し、前記ヘッド内供給流路から前記ノズルに所定の圧力で流体を供給し、前記ノズルから流体を押し流すことで、前記ヘッド内供給流路の気泡、前記ノズル周辺の異物を除去することを特徴とするインクジェットヘッドのメンテナンス方法。 - 前記ヘッド内回収流路から前記ノズルに所定の圧力で流体を供給し、前記ノズルから流体を押し流すことで、前記ヘッド内回収流路の気泡、前記ノズル周辺の異物を除去することを特徴とする請求項10に記載のインクジェットヘッドのメンテナンス方法。
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