JP5393443B2 - 弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置及び製造方法 - Google Patents

弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置及び製造方法 Download PDF

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本発明は、例えば、自転車(マウンテンバイクや電動機付き自転車等も含む)や自動二輪車に代表される二輪車の他、一輪車、三輪車、四輪車等の走行用車輪に適用され、パンクレス化に対応可能であり事故防止や防災の面で好適な弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置及び製造方法に関する。
従来より、自転車や自動二輪車等の走行用車輪に用いられるチューブ入りタイヤとして、エアではなく弾性樹脂組成物がチューブ内に充填されたソリッドタイヤがあり、このソリッドタイヤはパンクレス化の点で有効と考えられる。
特許第3779315号公報
ところで、自転車に装着されているチューブ入りタイヤのチューブの中身を空気から弾性樹脂組成物に変更してソリッドタイヤを得る場合には、チューブに設けられている導入管から溶液状の弾性樹脂組成物をチューブ内に注入した後、弾性樹脂組成物を冷却ゲル化すればよく、このとき、自転車のホイールからチューブ入りタイヤを取り外す必要はない。
しかし、ソリッドタイヤを単体で製造する場合に、上記と同様の方法で製造しようとすると、弾性樹脂組成物が未充填のチューブ入りタイヤを自転車のホイールに装着し、この状態のタイヤチューブに弾性樹脂組成物を注入し、弾性樹脂組成物が冷却ゲル化した後、チューブ入りタイヤをホイールから取り外すことになる。そして、斯かる方法では、チューブ入りタイヤをホイールから取り外す作業に多大な労力が掛かり、製造効率が上がらないという問題がある。
尚、弾性樹脂組成物が未充填のチューブ入りタイヤを自転車のホイールに装着せずに自由な状態にしたままで、チューブに弾性樹脂組成物を注入しこれを冷却ゲル化させることは、弾性樹脂組成物の偏在や弾性樹脂組成物の注入量の過多・過少等により、チューブの形状が歪になったり、チューブ入りタイヤが自転車のホイールに対して装着不良を起こす状態に仕上がったりする恐れがあるので、現実的ではない。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、簡易かつ低コストで弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤを製造することのできる弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置及び製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置は、チューブ入りタイヤを外嵌状態で保持し、二つの環状部材に分割可能な保持具と、前記二つの環状部材を突き合わせた状態で固定して前記保持具となすための固定具とを備え、 前記固定具は、突き合わせた状態の前記二つの環状部材を内周側から挟持する挟持部材と、該挟持部材に設けられた貫通孔に前記二つの環状部材の外周側から差し込まれるボルト部材と、このボルト部材に螺着するナット部材とを有し、
前記保持具には、前記ボルト部材が挿通する挿通孔と、前記チューブに固定され前記弾性樹脂組成物の注入に用いられる導入管が挿通する導入管用孔とが設けられている(請求項1)。
上記製造装置において、前記保持具の外周面中央部に縦断面略U字状の環状溝部が設けられ、該環状溝部内には、前記二つの環状部材の何れか一方に固定され、前記二つの環状部材を突き合わせる際に他方の環状部材における前記環状溝部を構成する部位をガイドするガイド片が設けられていてもよい(請求項2)。
一方、上記目的を達成するために、本発明に係る弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造方法は、請求項1または2に記載の弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置を用いる弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造方法であって、
前記固定具によって固定された前記保持具に外嵌状態で保持されたチューブ入りタイヤの該チューブに対し、前記導入管から溶液状の弾性樹脂組成物を注入し、該弾性樹脂組成物を冷却ゲル化させた後、前記ナット部材を前記ボルト部材から螺脱させ、前記挟持部材を前記保持具から離間させ、前記保持具を前記二つの環状部材に分割する(請求項3)。
請求項1〜3に係る発明では、簡易かつ低コストで弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤを製造することのできる弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置及び製造方法が得られる。
すなわち、請求項1〜3に係る発明では、弾性樹脂組成物が冷却ゲル化した後のチューブ入りタイヤを製造装置から簡単に取り外すことができ、弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造効率を上げることができる。
また、請求項1、2に係る製造装置はシンプルな構成を有し低コストで製造可能なものであるので、弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造コストも非常に低く抑えることができる。
さらに、保持具は既存の自転車のホイールを用いて簡単に作製することができ、この場合、廃品となった自転車のホイールを用いれば、一層の低コスト化が望める上、リサイクルによる資源の有効活用にも資することとなる。
加えて、請求項2に係る発明では、ガイド片により、二つの環状部材の突き合わせを容易かつ適切に行うことが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置の要部の構成を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造方法の構成を概略的に示す説明図である。 (A)は前記製造装置の保持具をリムから構成する工程を概略的に示す説明図、(B)は前記製造装置の保持具を構成する環状部材にガイド片を固定する工程を概略的に示す説明図である。 (A)は二つの環状部材を突き合わせる工程を概略的に示す説明図、(B)は保持具を固定具で固定する工程を概略的に示す説明図、(C)は固定具で固定された保持具に未注入チューブ入りタイヤを保持させた状態を概略的に示す説明図である。 完成した弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤを前記製造装置から取り外すための工程を概略的に示す説明図である。 前記製造装置から完成したチューブ入りタイヤを取り外した状態を概略的に示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本実施形態に係る製造装置は、自転車の前輪または後輪に装着される弾性樹脂組成物Pが注入されたチューブ入りタイヤT(図6参照)を製造するためのものであり、図1及び図2に示すように、二つの環状部材1A,1Bに分割可能な略環状の保持具2と、二つの環状部材1A,1Bを突き合わせた状態で固定して保持具2となすための固定具3とを備えており、いわば一種の金型を構成する。
本実施形態の二つの環状部材1A,1Bは、既成の自転車の金属製(例えばアルミニウム製またはステンレス製)のホイールからスポークを取り外し、これによって得られたリム4を二つに切断して得られたものである(図3(A)参照)。
保持具2は、図2に示すように、外周面中央部に縦断面略U字状の環状溝部5を有していると共に、外周面両縁部に環状突出部6を有し(図3(A)も参照)、弾性樹脂組成物Pが注入されていない未注入チューブ入りタイヤT’(図4(C)参照)を外嵌状態で保持することができるように構成されている。本実施形態では、環状溝部5の横幅は12mm程度、環状突出部6の横幅はそれぞれ8mm程度である。
そして、図1、図3(B)、図4(A)及び(B)に示すように、環状溝部5内には、二つの環状部材1A,1Bの何れか一方に固定され、二つの環状部材1A,1Bを突き合わせる際に他方の環状部材における環状溝部5を構成する部位5A,5Bをガイドする略矩形板状で金属(例えば鉄)製のガイド片7が複数設けられている。
すなわち、二つの環状部材1A,1Bを突き合わせて固定すれば保持具2が得られるのであり(図4(A)及び(B)参照)、この突き合わせを容易にするために、二つの環状部材1A,1Bの外周面において環状溝部5を構成する部位5A,5Bに、複数のガイド片7が固定(例えば溶接により接合)されている(図1参照)。
尚、本実施形態の複数のガイド片7は、図1、図3(B)に示すように、環状部材1A,1Bのそれぞれの外周面に、周方向に適宜の間隔を空けて固定され、二つの環状部材1A,1Bを突き合わせた際に、環状部材1Aに固定されたガイド片7と、環状部材1Bに固定されたガイド片7とを環状溝部5の周方向に交互に並べることができるように構成されている(図1参照)。しかし、ガイド片7の配置構成は種々に変更可能であり、例えば、全てのガイド片7を二つの環状部材1A,1Bの何れか一方のみに設けるようにしてもよい。
また、本実施形態のガイド片7は、縦18mm×横12mm程度の大きさを有し、環状溝部5内に略隙間無く(略ぴったりと)収まるように構成されているが、各ガイド片7の形状や大きさも種々に変更可能である。
一方、固定具3は、図1、図4(B)及び(C)に示すように、突き合わせた状態の二つの環状部材1A,1Bを内周側から挟持する挟持部材8と、挟持部材8に設けられた貫通孔9に二つの環状部材1A,1Bの外周側から差し込まれるボルト部材10と、このボルト部材10に螺着するナット部材(例えばちょうナット)11とを有している。
ここで、挟持部材8は、板体の左右部を同方向に折曲した形状(縦断面視略コ字状)を呈する金属(例えば鉄)製の部材であり、その略中央に貫通孔9が設けられている。
そして、固定具3によって保持具2を固定するには、まず、二つの環状部材1A,1Bを相互の位相を合わせつつ突き合わせた状態とした後(図4(A)参照)、二つの環状部材1A,1Bに対してその内周側から挟持部材8を接近・当接させ、挟持部材8が二つの環状部材1A,1Bを挟持する状態にする。このとき、保持具2の環状溝部5に設けられている複数の挿通孔12の何れかと挟持部材8の貫通孔9とが連通するように挟持部材8の位置を決める(図4(B)参照)。
ここで、本実施形態では、保持具2の環状溝部5に設けられている複数の挿通孔12(図1参照)として、保持具2を構成するリム4に元から設けられているスポーク取付用の穴を用いている。そして、通常、スポーク取付用の穴は、リム4の幅方向の中心(センター)から左右にずれた位置にあり、また、リム4の外周面にその周方向に沿って適宜の間隔置きに左にずれたスポーク取付用の穴と右にずれたスポーク取付用の穴とが交互に並ぶように設けられている。そのため、本実施形態の挟持部材8の貫通孔9は、センターから左右にずれた位置にあるスポーク取付用の穴(挿通孔12)の何れにも連通可能となるように挿通孔12よりも大きく形成されている。但し、スポーク取付用の穴(挿通孔12)がセンターから左右にずれていることを逐一記載すると、説明及び図面が徒に複雑化するため、以下ではこの点に言及せず、また、各挿通孔12が環状溝部5の幅方向の中心に設けられているものとして図示してある図面もある。
続いて、互いに連通する状態の貫通孔9と挿通孔12とに対して、ボルト部材10を二つの環状部材1A,1Bの外周側から差し込んだ後、ボルト部材10の先端側にナット部材11を螺着することにより、固定具3による保持具2の固定が完了する。
ここで、本実施形態の保持具2を構成するリム4に元から設けられているスポーク取付用の穴は36個あり、本実施形態では、36個存在する挿通孔12のそれぞれに対応させて固定具3を取り付ける。さらに、本実施形態では、隣り合う挿通孔12の間にガイド片7が位置するようにしてあり(図6参照)、従って、ガイド片7も全部で36個ある。しかし、挿通孔12やガイド片7の数や配置構成は適宜に変更可能である。
そして、上記の構成からなる製造装置を用いて弾性樹脂組成物Pが注入されたチューブ入りタイヤTを製造するには、まず、図4(C)に示すように、固定具3によって固定された保持具2に未注入チューブ入りタイヤT’を外嵌状態で保持させる。このとき、未注入チューブ入りタイヤT’のチューブ13に固定され弾性樹脂組成物Pの注入に用いられる逆流防止弁付き導入管14が、保持具2に設けられた導入管用孔15を挿通し、保持具2の内周側に突出した状態とする(図2参照)。
尚、この導入管用孔15は、保持具2を構成するリム4に所謂バルブ穴として元から一つのみ設けられているものであり、挿通孔12よりも大きく、また、リム4の幅方向の中心(センター)を跨ぐ位置に設けられている。従って、二つの環状部材1A,1Bを突き合わせる際には、他の複数ある挿通孔12よりも大きく、しかも一つだけ設けられている導入管用孔15の形を整えることを目安にすることにより、二つの環状部材1A,1Bの位相合わせを正確かつ迅速に行うことが可能となる。
続いて、例えば140℃程度に加熱されて固形状から流体状(溶液状)となった弾性樹脂組成物Pを、注入装置16によって導入管14からチューブ13内に供給する(図2参照)。その後、常温でタイヤT表面を水道水で冷却して弾性樹脂組成物Pをゲル状にし、このようにして弾性樹脂組成物Pが注入されたチューブ入りタイヤTはソリッドタイヤを構成するものとなる。尚、弾性樹脂組成物Pの冷却ゲル化方法としては、上記のものに限らず、例えば、常温でチューブ入りタイヤTを製造装置とともに放置するのみであってもよい。
ここで、弾性樹脂組成物Pとしては、株式会社型善のエアフリーゲル(商品名)を使用することができる。これは、ほぼ160℃で10cpsないし300cpsの粘度を有する溶液状態をなすように、プロセスオイルを70ないし80重量%の割合で混合された熱可塑性エラストマーであり、具体的には、パラフィン系プロセスオイルとスチレン系の熱可塑性エラストマー(ポリスチレン−ポリエチレン−ポリプロピレン重合体)とを重量比で約4:1の割合で混合して、共に加熱することにより得られた組成物である。そして、前記スチレン系の熱可塑性エラストマーを、パラフィン系プロセスオイル媒体中に上記割合で溶解させることにより、この樹脂組成物は常温で粘性および弾性を有するゲル体をなす。
また、チューブ13やチューブ13を保持するケーシング(タイヤ外皮)17としては、それぞれ公知の構成を有しているものや既存のものを採用することができ、例えば合成ゴム等の高分子よりなるものを用いることができる。
その後、図5に示すように、ナット部材11をボルト部材10から螺脱させ、挟持部材8を保持具2から離間させ、保持具2を二つの環状部材1A,1Bに分割することにより(図6も参照)、弾性樹脂組成物Pが注入されたチューブ入りタイヤTを得ることができる。
上記構成の製造装置及び製造方法では、弾性樹脂組成物が冷却ゲル化した後のチューブ入りタイヤTを製造装置から簡単に取り外すことができ、タイヤTの製造効率を上げることができる。
また、上記製造装置はシンプルな構成を有し低コストで製造可能なものであるので、タイヤTの製造コストも非常に低く抑えることができる。
さらに、上述したように、保持具2は既存の自転車のホイールを用いて簡単に作製することができ、この場合、廃品となった自転車のホイールを用いれば、一層の低コスト化が望める上、リサイクルによる資源の有効活用にも資することとなる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々に変形して実施することができる。そこで、以下にその変形例について説明する。
挟持部材8を例えば保持具2(環状部材1A,1B)に沿う形状(側面視円弧状等)に形成し、かつ、保持具2の例えば半分位に沿う長さとすれば、保持具2の固定に必要な固定具3(挟持部材8)を一つのみとすることもでき、この場合は製造工程がよりシンプルとなる。
本実施形態では、導入管用孔15が一つであるため、二つの環状部材1A,1Bを一の位相角度でしか突き合わせて固定できないが、導入管用孔15を複数設けて二以上の位相角度で二つの環状部材1A,1Bを突き合わせ可能となるように構成してもよい。
弾性樹脂組成物Pを注入する際の未注入チューブ入りタイヤT’のチューブ13は空であってもよいが、例えば、チューブ13にエアを充填し、その後、チューブ13において導入管14が設けられている側と反対側にエア抜き用の針を2本刺し、エアを抜きながらチューブ13に弾性樹脂組成物Pを注入するようにしてもよい。
本実施形態では、既成の自転車から得られたリム4を用いて保持具2を構成してあるが、例えば専用の金型によって保持具2を製造してもよく、この場合、各挿通孔12を保持具2の幅方向において全て同じ位置(例えばセンター)にあるようにすることにより、貫通孔9の大きさを挿通孔12と同程度とすることができ、さらに、導入管用孔15を複数設ければ、二以上の位相角度で二つの環状部材1A,1Bが突き合わせ可能となるという構成が容易に得られることになる。
挿通孔12、導入管用孔15は何れも保持具2のセンターを避けた位置に設けられていてもよく、この場合には、二つの環状部材1A,1Bの位相合わせを厳密に行う必要がなくなる。
1A 環状部材
1B 環状部材
2 保持具
3 固定具
7 ガイド片
8 挟持部材
9 貫通孔
10 ボルト部材
11 ナット部材
12 挿通孔
13 チューブ
14 導入管
15 導入管用孔
P 弾性樹脂組成物

Claims (3)

  1. チューブ入りタイヤを外嵌状態で保持し、二つの環状部材に分割可能な保持具と、前記二つの環状部材を突き合わせた状態で固定して前記保持具となすための固定具とを備え、 前記固定具は、突き合わせた状態の前記二つの環状部材を内周側から挟持する挟持部材と、該挟持部材に設けられた貫通孔に前記二つの環状部材の外周側から差し込まれるボルト部材と、このボルト部材に螺着するナット部材とを有し、
    前記保持具には、前記ボルト部材が挿通する挿通孔と、前記チューブに固定され前記弾性樹脂組成物の注入に用いられる導入管が挿通する導入管用孔とが設けられている弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置。
  2. 前記保持具の外周面中央部に縦断面略U字状の環状溝部が設けられ、該環状溝部内には、前記二つの環状部材の何れか一方に固定され、前記二つの環状部材を突き合わせる際に他方の環状部材における前記環状溝部を構成する部位をガイドするガイド片が設けられている請求項1に記載の弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置。
  3. 請求項1または2に記載の弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造装置を用いる弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造方法であって、
    前記固定具によって固定された前記保持具に外嵌状態で保持されたチューブ入りタイヤの該チューブに対し、前記導入管から溶液状の弾性樹脂組成物を注入し、該弾性樹脂組成物を冷却ゲル化させた後、前記ナット部材を前記ボルト部材から螺脱させ、前記挟持部材を前記保持具から離間させ、前記保持具を前記二つの環状部材に分割する弾性樹脂組成物が注入されたチューブ入りタイヤの製造方法。
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