JP5392751B2 - 表面処理装置 - Google Patents
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Description
このような拭き取り装置としては、ブラシ状やパッド状に形成されたクリーニング部材をワークの表面(被清掃面)に対して摺動させて、ワーク表面の汚れ等を除去するものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
ところが、上述した従来技術では、使用するうちにワークから拭き取った汚れや、クリーニング液がクリーニング部材に付着したまま残存することで、クリーニング部材のクリーニング能力が経時劣化するという問題があった。クリーニング能力を維持するためには、クリーニング部材の交換作業やメンテナンス作業を頻繁に行う必要があり、それらの作業が煩雑であった。
そこで、例えば、特許文献4に示されるように、テープ状のクリーニング部材を厚さ方向に挟んで一端側にワーク、他端側にワークの凹部内に押し込まれる凸部を有し、この凸部を凹部内に配置した状態で、ワークの軸方向に直交する方向に凸部を往復移動させながらワークの被清掃面をクリーニングするような構成が開示されている。
ところが、この構成ではクリーニング部材が回転することによりブラシが捩れて絡まるという問題がある。また、クリーニング部材の回転中心及びその近傍では、被清掃面とクリーニング部材との周方向における相対的な摺動が少ない。そのため、被清掃面上に付着した汚れを完全に除去することができず、汚れが残存する虞がある。
本発明に係る表面処理装置は、円筒状のワークにおける凹部底面を被処理面とし、前記被処理面の面方向に沿って前記被処理面と処理部材とを相対的に摺動させることで、前記被処理面を処理する表面処理装置において、前記処理部材における前記被処理面との接触面の直径は、前記被処理面の半径よりも大きく設定され、前記ワークと前記処理部材とを相対移動させる移動機構を備え、前記移動機構は、回転可能に支持され、駆動力が付与されるシャフトと、前記処理部材を前記シャフトの中心を通る第1法線回りに公転させる公転機構と、前記処理部材を前記処理部材の中心を通る第2法線回りに回動させるリンク機構と、を備え、前記第1法線と、前記第2法線とをオフセットさせた状態で、前記第1法線回りに前記処理部材を公転させるとともに、公転面内において、前記処理部材を前記第2法線回りに回動させ、前記公転機構は、前記第2法線上において、一端が前記シャフトに回動可能に連結され、他端に前記処理部材が固定されたパッドシャフトを備え、前記リンク機構は、前記第2法線から所定距離オフセットさせた位置に配置された支持シャフトと、前記支持シャフトと前記パッドシャフトとを連結するアームと、を備え、前記アームは、一端が前記パッドシャフトに固定される一方、他端が前記支持シャフトの中心を通る第3法線回りに回動可能に、なおかつ前記アームの軸方向に沿ってスライド可能に、前記支持シャフトに支持されていることを特徴としている。
しかも、処理部材を、第1法線回りに公転させつつ、この公転に連動して第2法線回りに回動させることで、処理部材が公転のみを行う場合と異なり、処理部材の全体が被清掃面上を摺動するようにして移動する。
これにより、被処理面と処理部材とが、被処理面の面方向全域において充分に相対移動するので、被処理面の全域で均一な処理を行うことができる。したがって、ワークの被処理面がワークの先端から窪んでいる場合であっても、被処理面を効率的に処理することができ、処理能力の向上を図ることができる。
その結果、処理部材は、その全体が被処理面上を摺動するようにして移動する。これにより、被処理面の中央部分においても、被処理面とパッドとが被処理面の面方向において充分に相対移動するため、処理部材により被処理面の全域に亘って均一な処理を行うことができる。これにより、処理能力の向上を図ることができるため、信頼性の高い製品を提供することができる。
また、モーター等の駆動手段を1つだけで動作させることができるので、構成の簡素化及び装置コストの低減が可能になる。
この構成によれば、被処理面をクリーニングするためのクリーニング部材にクリーニングテープを用いることで、従来のようにパッド状のクリーニング部材を用いた場合と異なり、クリーニング部材の交換等を要することなく、常に清潔な状態で被清掃面をクリーニングすることができる。これにより、さらなる作業効率の向上を図ることができる。
また、クリーニング部材にブラシを用いた場合のように、ブラシが絡まって捩れたりする虞もないので、メンテナンス性の向上も図ることができる。
この構成によれば、クリーニング液供給ユニットをパッドに隣接配置することで、ワークをクリーニングする直前でクリーニング部材にクリーニング液を供給することができる。これにより、クリーニング液の揮発等を防ぎ、効率的にクリーニングを行うことができる。
この構成によれば、パッドが付勢手段によって被処理面に向けて付勢されているので、被処理面に向けて所定の押圧力が付与された状態で摺動することになる。これにより、被処理面の表面形状に倣って付勢手段が伸長または縮退するため、パッドの先端面が常に被処理面の法線方向に直交した状態で摺動することになる。これにより、被処理面の面方向全域に亘って、均一な押圧力が付与された状態で、処理部材が摺動するので、被処理面の全域で均一な処理を行うことができる。
図1に示すように、本実施形態の拭き取り装置1は、クリーニング工程において、鏡筒レンズ等のワークWのレンズ2表面(被清掃面2a)をクリーニングする装置である。まず、本実施形態のクリーニング対象であるワークWは、図2に示すように、筒部3と、筒部3の軸方向中途部において、筒部3の開口部3aを閉塞するように設けられたレンズ2とを備えている。すなわち、レンズ2は、筒部3の開口縁よりも軸方向内側に配置されている。
拭き取り装置1は、クリーニングテープ(処理部材)Tを供給するためのテープ繰り出し機構10と、テープ繰り出し機構10の上流側から第1ダンサーロールユニット11と、第1テンションユニット12と、クリーニング液供給ユニット13と、拭き取りユニット14と、昇降ユニット15と、第2テンションユニット16と、第2ダンサーロールユニット17とで主に構成されている。
一方、巻取りリール22は、供給リール21と同一の構成からなり、供給リール21の下方に配置されている。具体的には、シャフト28に回転可能に支持されたリール本体29と、駆動手段30とを備えている。そして、上述した各ユニット11〜17は、クリーニングテープTの走行方向(図1中矢印TA)に沿う両リール21,22間に順次配置されており、クリーニングテープTは各ユニット11〜17間を架け渡された状態で、両リール21,22を連結している。そして、リール本体29が回転(図1矢印C参照)することで、上流側から走行されるクリーニングテープTが順次巻き取られるようになっている。
また、押さえヘッド46における押さえプレート45との対向面には、クリーニングテープTとの間の摩擦係数を向上させるために、ゴム等からなるグリップ部材47が貼付されている。
図1,3に示すように、第1テンションユニット12の下流側には、回転可能に支持されたガイドローラー54を挟んでクリーニング液供給ユニット13が配置されている。
クリーニング液供給ユニット13は、クリーニングテープTに対してクリーニング液を供給するためのものであり、フレーム20からに延出するアングル55に保持されたディスペンサー56を備えている。このディスペンサー56は、クリーニングテープTの厚さ方向に対して傾斜して保持されており、図示しないクリーニング液の供給源から供給されたクリーニング液を、クリーニングテープTの上面に対して噴射するように構成されている。なお、本実施形態のクリーニング液は、例えばアルコールと精製水との混合液からなる。
搬送アーム58は、平面視L字型の部材であり、一端側がスライドテーブル57の上端に固定される一方、他端側は上方に向かって延出している。また搬送アーム58の他端側には、上方に向かってワークステージ59が延出している。このワークステージ59は、上述したパレットPの貫通孔P1内に挿入可能な円柱形状の部材であり、パレットPの下方から貫通孔P1内に挿入されワークWを上方(Z方向)に向けて押し上げるようになっている。
まず、各押さえ機構64,65は、上述した第1テンションユニット12の押さえ機構43と同一の構成であり、押さえプレート66と、クリーニングテープTを間に挟んだ状態で対向配置され、クリーニングテープTの走行方向に直交する方向(Z方向)に沿ってスライド可能(図1中矢印G参照)に支持された押さえヘッド67と、この押さえヘッド67を駆動させるエアシリンダー等の駆動手段(不図示)とで構成されている。また、押さえヘッド67における押さえプレート66との対向面にはゴム等からなるグリップ部材68が貼付されている。
そして、ダンサーロール70の軸方向中央部には、ダンサーロール70の下半部を回り込んで約180度折り返されるようにクリーニングテープTがガイドされており、第2ダンサーロールユニット17の下流側でクリーニングテープTが巻取りリール22に巻回されるようになっている。なお、一方の板材72には、ガイド溝75の深さ方向(Z方向)に沿って複数のセンサー76が配列されている。
図4は拭き取りユニットの断面斜視図であり、図5は拭き取りユニットの平面図である。
ここで、図1に示すように、上述した拭き取りユニット14は、クリーニングテープTの走行方向に沿ってクリーニング液供給ユニット13の下流側に隣接配置されるとともに、クリーニングテープTを間に挟んで昇降ユニット15の反対側に配置されている。具体的には、図4,5に示すように、拭き取りユニット14は、フレーム20(図1参照)から延出したブラケット80にシャフトベース84を介して固定され、摺動部の粉塵対策の機能を有するカバー81と、カバー81の下方に配置され、クリーニングテープTを間に挟んだ状態でワークWの被清掃面2aに接触可能な拭き取りヘッド82と、拭き取りヘッド82を被清掃面2aの面方向に沿って摺動させる移動機構83とをそなえている。
モーター88は、シャフトベース84の直上にモーターシャフト89とシャフト87との軸線を一致させた状態でブラケット80の上部に連結されており(不図示)、モーターシャフト89とシャフト87の一端側とがカラー90を介して連結されている。
次に、上述した拭き取り装置1を用いたワークWのクリーニング方法を説明する。なお、拭き取り装置1の作動前には、各ダンサーロールユニット11,17のダンサーロール33,70は、ガイド溝38,75の最上点にあるものとする。
そして、テンション機構44をスライド(図1中矢印F参照)させ、両者間に架け渡されたクリーニングテープTに所定の張力を付与する。
図4,5に示すように、ワークWがクリーニングポジションにある状態で、モーター88を駆動させると、モーター88の駆動力がシャフト87に伝達され、シャフト87が中心軸O1回りに回転し始める。すると、図4,6に示すように、パッドシャフト95とシャフト87とが、シャフト87の径方向外側に所定距離Qだけオフセットした状態で連結されているため、パッドシャフト95はシャフト87の回転に連動して中心軸O1回りに公転することになる。
ところで、図9に示すように、従来の拭き取りユニット200において、例えばパッドシャフト95がシャフト87に対して所定距離Qだけオフセットされた状態で固定されている場合、シャフト87を回転させると、上述した動作と同様の動作によって、図10〜12に示すようにシャフト87の中心軸O1回りにパッドシャフト95が公転する(図9〜12中基準マークM参照)。
この場合、被清掃面2aの外周部分では、パッドシャフト95と同軸上に連結された拭き取りヘッド201が、クリーニングテープ(不図示)を介して被清掃面2a上を摺動することになる。すなわち、被清掃面2aと拭き取りヘッド201とが周方向において相対移動するため、被清掃面2aの汚れが除去される。これに対して、被清掃面2aの中央部分、すなわち被清掃面2aの中心(シャフト87の中心軸O1)からの距離が近くなるにつれ、拭き取りヘッド201と被清掃面2aとの相対的な摺動が少ない。そのため、被清掃面2a上に付着した汚れを除去することができず、汚れが残存する虞がある。
一方、本実施形態では、パッドシャフト95の公転に連動して、その公転方向Kとは反対の方向にパッドシャフト95が中心軸O2回りに回動するため、芯部112は、その全体が被清掃面2a上を摺動するようにして移動する。これにより、被清掃面2aの中央部分において、芯部112と被清掃面2aとの相対的な摺動が、上述した図9〜12の動作に比べて大きい。すなわち、芯部112の全体が被清掃面2a上を摺動しながら中心軸O1回りに公転することになる。その結果、被清掃面2aの中央部分においても、被清掃面2aと芯部112とが被清掃面2aの面方向において充分に相対移動することで、クリーニングテープTが被清掃面2a上に付着した汚れを拭き取りながら移動する。これにより、被清掃面2aのクリーニングが効率的に行われる。
さらに、拭き取りパッド110(芯部112)は、付勢手段113によって下方に向けて付勢されており、被清掃面2aに向けて所定の押圧力が付与された状態で摺動しているので、被清掃面2aの表面形状に倣って付勢手段113が伸長または縮退する。これにより、芯部112の先端面が、常に被清掃面2aの法線方向に直交した状態で摺動することになる。
その結果、被清掃面2aの面方向全域に亘って、均一な押圧力が付与された状態で、クリーニングテープTが被清掃面2a上に付着した汚れを拭き取りながら摺動する。これにより、被清掃面2aの全域で均一なクリーニング能力を発揮させることができる。
次に、押さえ機構65により再びクリーニングテープTを挟持させ、この状態で押さえ機構65を下流側にスライドさせる。すると、クリーニングテープTが下流側に沿って引っ張られる。これにより、ダンサーロール33がガイド溝38内を上昇し、ダンサーロール33に保持されたクリーニングテープTを所定長さだけ下流側に供給することができる。その後、上述した動作と同様の動作によりワークWの被清掃面2aをクリーニングする。
特に、本実施形態では、拭き取りパッド110(芯部112)を、その中心軸O2周りに回動させつつ、中心軸O1回りに公転させる構成とした。
この構成によれば、芯部112は、中心軸O2回りに回動しながら被清掃面2a上を摺動することになる。これにより、被清掃面2aの外周部分において、拭き取りパッド110の芯部112が、クリーニングテープTを介して被清掃面2aの周縁に沿った状態で、被清掃面2a上を摺動することになる。すなわち、被清掃面2aと芯部112とが周方向において充分に相対移動するため、クリーニングテープTが被清掃面2a上に付着した汚れを拭き取りながら移動する。
一方、被清掃面2aの中央部分においても、被清掃面2aと芯部112とが被清掃面2aの面方向において充分に相対移動することで、クリーニングテープTが被清掃面2a上に付着した汚れを拭き取りながら移動する。
しかも、本実施形態では、モーター等の駆動手段を1つだけで動作させることができるので、構成の簡素化及び装置コストの低減が可能になる。
さらに、本実施形態では、クリーニング部材にクリーニングテープTを用いているため、クリーニングテープTを順次走行させることで、従来のようにパッド状のものを用いた場合に異なり、クリーニング部材の交換等を要することなく、常に清潔な状態で被清掃面2aをクリーニングすることができる。これにより、さらなる作業効率の向上を図ることができる。また、クリーニング部材にブラシを用いた場合のように、ブラシが絡まって捩れたりする虞もないので、メンテナンス性の向上も図ることができる。
なお、本実施形態では、拭き取りユニット14における各シャフト87,95,97の動作支持部にボールベアリング等の軸受け86,94を採用するとともに、アーム103の動作支持部にボールブッシュ101を採用することで、動作支持部での金属摩擦により生じる磨耗粉の発生を抑制することができる。また、万が一磨耗粉が発生したとしても、これら動作支持部がカバー81により覆われているため、これら磨耗粉がレンズ2の被清掃面2aに付着することを防ぐことができる。その結果、被清掃面2aを清潔な状態に維持することができる。
また、上述した実施形態では、クリーニング部材にクリーニングテープTを用いた場合について説明したが、これに限らず、クリーニング部材となるパッドを拭き取りパッド110に直接取り付ける構成にしてもよい。また、クリーニング部材にブラシを用いても構わない。
また、拭き取りパッド110の芯部112の先端面形状は、円形に限らず、矩形等に形成してもよい。
Claims (4)
- 円筒状のワークにおける凹部底面を被処理面とし、前記被処理面の面方向に沿って前記被処理面と処理部材とを相対的に摺動させることで、前記被処理面を処理する表面処理装置において、
前記処理部材における前記被処理面との接触面の直径は、前記被処理面の半径よりも大きく設定され、
前記ワークと前記処理部材とを相対移動させる移動機構を備え、
前記移動機構は、回転可能に支持され、駆動力が付与されるシャフトと、
前記処理部材を前記シャフトの中心を通る第1法線回りに公転させる公転機構と、
前記処理部材を前記処理部材の中心を通る第2法線回りに回動させるリンク機構と、を備え、
前記第1法線と、前記第2法線とをオフセットさせた状態で、前記第1法線回りに前記処理部材を公転させるとともに、公転面内において、前記処理部材を前記第2法線回りに回動させ、
前記公転機構は、前記第2法線上において、一端が前記シャフトに回動可能に連結され、他端に前記処理部材が固定されたパッドシャフトを備え、
前記リンク機構は、前記第2法線から所定距離オフセットさせた位置に配置された支持シャフトと、前記支持シャフトと前記パッドシャフトとを連結するアームと、を備え、
前記アームは、一端が前記パッドシャフトに固定される一方、他端が前記支持シャフトの中心を通る第3法線回りに回動可能に、なおかつ前記アームの軸方向に沿ってスライド可能に、前記支持シャフトに支持されていることを特徴とする表面処理装置。 - 前記処理部材は、前記被処理面のクリーニングを行うためのクリーニングテープと、前記クリーニングテープを介して前記被処理面を押圧するパッドとを備え、
前記クリーニングテープは、前記被処理面の面方向に沿って順次送られるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の表面処理装置。 - 前記クリーニングテープに向けてクリーニング液を供給するためのクリーニング液供給ユニットが、前記クリーニングテープの送り方向の上流側で前記パッドに隣接配置されていることを特徴とする請求項2記載の表面処理装置。
- 前記パッドは、前記被処理面に向けて付勢されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の表面処理装置。
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