JP5391843B2 - 撮像装置及びその異物除去プログラム - Google Patents
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Description
そこで、撮像素子に写り込む異物を撮像素子の前方に配置した光学部材を振動させることにより除去するようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
請求項1に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の前面に設けられた光学部材と、前記光学部材を振動させる振動手段と、振動波形の異なる複数の振動モードに関する情報を記憶する記憶手段と、前記撮像手段で撮像された前記被写体像の中から、予め設定された特徴領域を認識する特徴領域認識手段と、前記特徴領域認識手段により認識された前記特徴領域の前記光学部材上での位置を特定する特徴領域特定手段と、振動波形の異なる複数の前記振動モードの中から、前記特徴領域特定手段により特定された前記特徴領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードを選択する振動モード選択手段と、前記振動モード選択手段により選択された前記振動モードの振動条件を変更する振動モード変更手段と、振動波形の異なる複数の各振動モードに応じて前記振動手段を制御することにより前記光学部材を振動させる振動制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記振動モード変更手段は、選択された前記振動モードの振動条件として、当該振動モードの共振周波数による駆動回数及び駆動電圧の少なくとも一つを変更することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置であって、前記振動モード変更手段は、前記特徴領域特定手段により特定された前記特徴領域の位置に基づいて、当該特徴領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードの振動条件を変更し、前記特徴領域の位置に振動波形の山部が存在しない振動モードの振動条件を変更しないことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の前面に設けられた光学部材と、前記光学部材を振動させる振動手段と、振動波形の異なる複数の振動モードに関する情報を記憶する記憶手段と、制御部と、を備えた撮像装置の異物除去プログラムであって、前記撮像手段で撮像された前記被写体像の中から、予め設定された特徴領域を認識する特徴領域認識ステップと、前記特徴領域認識ステップにより認識された前記特徴領域の前記光学部材上での位置を特定する特徴領域特定ステップと、振動波形の異なる複数の振動モードの中から、前記特徴領域特定ステップにより特定された前記特徴領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードを選択する振動モード選択ステップと、前記振動モード選択ステップにより選択された前記振動モードの振動条件を変更する振動モード変更ステップと、振動波形の異なる複数の各振動モードに応じて前記振動手段を制御することにより前記光学部材を振動させる振動制御ステップと、を前記制御部に実行させることを特徴とする。
なお、上記構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
(実施形態1)
撮影レンズ2は、入射した被写体光を屈折させて撮像部3側に出射する光学系であり、不図示の絞りユニットにより被写体光の光量が調節される。
上記のような顔認識処理は、通常は、あらかじめ顔認識モードが設定されている場合における撮影時において実行される。本実施形態では、異物除去処理を開始したときに顔認識処理を実行して顔認識領域を認識するとともに、上記特定領域特定手段としての処理により特定した顔認識領域の光学部材5上での位置に応じて振動モードを選択するようにしている。
表示部11は、撮像部3で撮像された撮影画像(再生画像、ライブビュー画像を含む動画)や、各種設定を行うためのメニュー画面、モード設定画面などを表示する表示装置である。
図4(a)〜(d)は、顔認識領域と振動波形との関係を示す説明図である。本実施形態の異物除去処理においては、上述したように、撮像した被写体像の中から、顔認識領域を認識する顔認識処理を実行する。
また、ステップS102の顔認識処理において、顔認識領域を認識することができなかった場合は、ステップS111へ移行して、基準の駆動回数NA0、NB0、NC0により各振動モードが実行される。
さらに、実施形態1において、基準の駆動回数NA0、NB0、NC0の初期値をゼロに設定しておけば、顔認識領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードのみが実行されることになるので、異物除去処理に要する時間を短縮することができる。
また、ステップS202の顔認識処理において、顔認識領域を認識することができなかった場合は、ステップS211へ移行して、基準の駆動回数NA0、NB0、NC0により各振動モードが実行される。
さらに、実施形態2において、基準の駆動電圧NA0、NB0、NC0の初期値をゼロに設定しておけば、顔認識領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードのみが実行されることになるので、異物除去処理に要する時間を短縮することができる。
(変形形態)
(1)異物除去処理が終了した後、記憶部12に顔認識領域の位置情報を記憶しておき、次回の異物除去処理で同一の領域が特定された場合は、駆動回数や駆動電圧の値が更に大きくなるように制御してもよい。これによれば、主要被写体が位置することの多い領域に対して、より集中的に振動を与えることができる。
(2)実施形態1では、顔認識領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードの駆動回数を基準の駆動回数よりも1回多くする例について示したが、この例に限定されず、さらに多くの回数に変更するようにしてもよい。また、振動モードに応じて増やす回数が異なるようにしてもよい。
(3)実施形態2では、顔認識領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードの駆動電圧を基準の駆動電圧よりも10(V)高くする例について示したが、この例に限定されず、さらに電圧値を高くするようにしてもよい。また、振動モードに応じて高くする電圧値が異なるようにしてもよい。
(4)顔認識処理において、複数の顔を認識したときは、測距情報に基づいて、カメラ1に最も近い位置に存在する人物を特定し、その人物の顔認識領の位置に振動波形の山部が存在する振動モードを選択するようにしてもよい。このように、カメラ1から最も近い位置に存在する人物は、被写体の中で最も目立つため、この人物の顔認識領域の駆動条件を変更して振動させることにより、可能な限り異物が目立たない画像を撮影することができる。
また、複数の顔を認識したときに、顔認識領域ごとに位置を特定し、該当する振動モードをそれぞれ選択するとともに、認識した顔認識領域の数だけ異物除去処理を繰り返し実行するようにしてもよい。これによれば、顔認識領域として認識したすべての領域に対して振動を与えることができる。
また、複数の顔を認識したときに、画面の中央付近に位置する顔認識領域を優先的に特定するようにしてもよい。これによれば、画面上で最も異物が目立ちやすい位置に存在する顔認識領域に対して振動を与えることができる。
さらに、複数の顔を認識したときに、あらかじめ登録された人物が存在する場合は、その人物の顔認識領域を優先的に特定するようにしてもよい。これによれば、他の領域に存在する異物が除去できなくても、ユーザにとって最も異物の写り込んでほしくない登録者の顔の部分に存在する異物のみを効率良く除去することができる。
(5)特徴領域として、人物の顔が存在する領域を顔認識領域とする例について示したが、人物以外の動物などの顔を特徴領域としてもよいし、異物の目立ちやすい白画像の領域を特徴領域として認識するようにしてもよい。また、上記のように種類の異なる特徴領域が認識可能となるようにして、最も多く認識された特徴領域の位置を特定するようにしてもよい。
(6)異物除去のために振動させる部材は光学部材5に限らず、この光学部材5の前面に設けた不図示の防塵フィルタを振動させるようにしてもよい。
(7)実施形態1、2では、記憶部12に記憶された異物除去処理プログラムを起動することにより異物除去処理が実行される例について示したが、通常撮影時において、例えば通常の撮影モードが選択されている場合に、ユーザが構図を決めている間、或いはユーザが操作部10を操作して撮像を指示したタイミングで異物除去処理プログラムを実行するようにしてもよい。
(8)制御部9により実行される異物除去処理プログラムの一部又は全部に相当するプログラムが記録された記憶媒体を用意し、必要に応じてその記録媒体をカメラ1へ装着して内部に記録されているプログラムを読み込むようにしてもよい。
また、上記実施形態及び変形形態は適宜に組み合わせて用いることができるが、各実施形態の構成は図示と説明により明らかであるため、詳細な説明を省略する。さらに、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (4)
- 被写体像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の前面に設けられた光学部材と、
前記光学部材を振動させる振動手段と、
振動波形の異なる複数の振動モードに関する情報を記憶する記憶手段と、
前記撮像手段で撮像された前記被写体像の中から、予め設定された特徴領域を認識する特徴領域認識手段と、
前記特徴領域認識手段により認識された前記特徴領域の前記光学部材上での位置を特定する特徴領域特定手段と、
振動波形の異なる複数の前記振動モードの中から、前記特徴領域特定手段により特定された前記特徴領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードを選択する振動モード選択手段と、
前記振動モード選択手段により選択された前記振動モードの振動条件を変更する振動モード変更手段と、
振動波形の異なる複数の各振動モードに応じて前記振動手段を制御することにより前記光学部材を振動させる振動制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置であって、
前記振動モード変更手段は、
選択された前記振動モードの振動条件として、当該振動モードの共振周波数による駆動回数及び駆動電圧の少なくとも一つを変更すること、
を特徴とする撮像装置。 - 請求項1又は2に記載の撮像装置であって、
前記振動モード変更手段は、
前記特徴領域特定手段により特定された前記特徴領域の位置に基づいて、当該特徴領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードの振動条件を変更し、前記特徴領域の位置に振動波形の山部が存在しない振動モードの振動条件を変更しないこと、
を特徴とする撮像装置。 - 被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の前面に設けられた光学部材と、前記光学部材を振動させる振動手段と、振動波形の異なる複数の振動モードに関する情報を記憶する記憶手段と、制御部と、を備えた撮像装置の異物除去プログラムであって、
前記撮像手段で撮像された前記被写体像の中から、予め設定された特徴領域を認識する特徴領域認識ステップと、
前記特徴領域認識ステップにより認識された前記特徴領域の前記光学部材上での位置を特定する特徴領域特定ステップと、
振動波形の異なる複数の振動モードの中から、前記特徴領域特定ステップにより特定された前記特徴領域の位置に振動波形の山部が存在する振動モードを選択する振動モード選択ステップと、
前記振動モード選択ステップにより選択された前記振動モードの振動条件を変更する振動モード変更ステップと、
振動波形の異なる複数の各振動モードに応じて前記振動手段を制御することにより前記光学部材を振動させる振動制御ステップと、
を前記制御部に実行させることを特徴とする異物除去プログラム。
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