JP5391642B2 - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5391642B2
JP5391642B2 JP2008271709A JP2008271709A JP5391642B2 JP 5391642 B2 JP5391642 B2 JP 5391642B2 JP 2008271709 A JP2008271709 A JP 2008271709A JP 2008271709 A JP2008271709 A JP 2008271709A JP 5391642 B2 JP5391642 B2 JP 5391642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
air
blade portion
casing
blowing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008271709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010099561A (ja
Inventor
和夫 源水
泰樹 藤井
達也 堀
博樹 下田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008271709A priority Critical patent/JP5391642B2/ja
Publication of JP2010099561A publication Critical patent/JP2010099561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5391642B2 publication Critical patent/JP5391642B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Gases (AREA)

Description

本発明は、ヒートポンプを活用した除湿装置に関する。
従来のこの種の除湿装置の構成は以下のようになっていた。
すなわち、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から本体ケース内に吸気した空気を放熱器、吸熱器を順次介して排気口へと送風する送風手段を設けた構成となっていた。(例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献1に記載されている)。
近年、さらに除湿能力の高い除湿装置が求められ、ヒートポンプに除湿ローターを組み合わせて除湿能力を高めた除湿装置が開発された。
すなわち、上記送風手段の風路であって、放熱器と吸熱器の間には除湿ローターを、また、この除湿ローターと放熱器の間には加熱器を設け、まず、吸熱器部分で結露、除湿回収できなかった湿気をこの除湿ローターで吸湿する。次に、この除湿ローターへ放熱器および加熱器によって加熱された空気を送風し、その空気に湿気を放湿させ、再度吸熱器へ送風することにより結露させ除湿することによって除湿能力を高めようとする構成とするものである。(例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献2に記載されている)。
特開平6−331167号公報 特開2006−102578号公報
上記従来例における課題は、1つの電動機で2風路に送風し、2風路の風路抵抗が大きく異なり、その2風路の風量を異なった風量に調整するのが困難であるということであった。
すなわち、従来の物においては、両軸の電動機を用い、その両軸に異なる2種類の羽根を設け、その2種類の羽根を覆うように2種類のケーシングを設けていたが、部品点数が多くなり、金型費が多くかかり、製品コストが高くなっていた。
そこで、ケーシングに電動機を配設し、その電動機の回転軸に1つの羽根を設け、その羽根の主板の両側に複数のブレードから成る羽根部を設け、その両側の羽根部の高さと回転数とを変化させてそれぞれの風量を調整していた。しかし、同じ羽根径の羽根を同じ回転数で電動機により回転させる場合に、2風路の風路抵抗の差が大きい場合には羽根部の高さのみで風量型と静圧型の羽根に調整するのが困難な上、羽根部の高さが高くなり。その結果として、ケーシングの高さも高くなり、結果として製品の大きさが大きくなるものであった。
そこで本発明は、1つの電動機で2風路に送風し、2風路の風路抵抗が大きく異なる場合にも、それぞれの風量調整が容易に出来ることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記排気口へと送風する第1の送風手段と、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する第2の送風手段とを設けるとともに、前記放熱器と前記吸熱器の間に回動自在に除湿ローターを設け、この除湿ローターは放湿部と吸湿部からなり、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設け、前記放熱器と前記放湿部の間に加熱手段を設けた構成とし、前記第1の送風手段と第2の送風手段とはケーシング内に配設された1つの電動機と、この電動機の回転軸に固定された1つの羽根とにより形成し、前記羽根は円板形状の主板の両側に前記第1の送風手段にあたる第1の羽根部と、前記第2の送風手段にあたる第2の羽根部とを備え、前記第1の羽根部は、曲面形状である複数の第1のブレードを前記主板の一方面に円周上に設け、前記第2の羽根部は、曲面形状である複数の第2のブレードを前記主板の他方面に円周上に設け、前記第1の羽根部の外径である前記第1のブレードの外周径寸法は、前記2の羽根部の外径である前記第2のブレード外周径寸法より小さく、前記第1の羽根部の高さである前記第1のブレードの高さ寸法は前記第2のブレードの高さ寸法より高いもので、これにより、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記排気口へと送風する第1の送風手段と、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する第2の送風手段とを設けるとともに、前記放熱器と前記吸熱器の間に回動自在に除湿ローターを設け、この除湿ローターは放湿部と吸湿部からなり、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設け、前記放熱器と前記放湿部の間に加熱手段を設けた構成とし、前記第1の送風手段と第2の送風手段とはケーシング内に配設された1つの電動機と、この電動機の回転軸に固定された1つの羽根とにより形成し、前記羽根は円板形状の主板の両側に前記第1の送風手段にあたる第1の羽根部と、前記第2の送風手段にあたる第2の羽根部とを備え、前記第1の羽根部は、曲面形状である複数の第1のブレードを前記主板の一方面に円周上に設け、前記第2の羽根部は、曲面形状である複数の第2のブレードを前記主板の他方面に円周上に設け、前記第1の羽根部の外径である前記第1のブレードの外周径寸法は、前記2の羽根部の外径である前記第2のブレード外周径寸法より小さく、前記第1の羽根部の高さである前記第1のブレードの高さ寸法は前記第2のブレードの高さ寸法より高いものであり、1つの電動機で2風路に送風し、2風路の風路抵抗が大きく異なる場合にも、それぞれの風量調整が容易に出来るものである。
すなわち、2風路のうち、第1の風路は第2の風路に比べ多くの風量が必要であるが風路抵抗は小さく、第2の風路は第1の風路に比べ少ない風量でよいが風路抵抗は大きい風路である場合には、第1の羽根部は第2の羽根部に比べ羽根部の外径を小さく羽根部の高さを高くし、第2の羽根部は第1の羽根部に比べ羽根径を大きく羽根部の高さを低くする。
このように、主板の両側に2種類の羽根部の外径と羽根部の高さとが違う羽根部を設けるので、第1の羽根部と第2の羽根部とが同じ回転数で電動機によって回転した場合に、第1の羽根部は第2の羽根部に比べ、風量は出やすいが静圧が取りにくい羽根となり、第2の羽根部は第1の羽根部に比べ、風量は出にくいが静圧が取れる羽根となる。つまり、第1の羽根部は風量型の羽根となり、第2の羽根部は静圧型の羽根となる。
結論として、羽根部の高さを高くせずに容易に風量型と静圧型の羽根に調整することができるものである。
これらの結果により、2風路の風路抵抗が大きく異なる場合にも、それぞれの風量調整が容易に出来るものである。
また、これにより第1の羽根部と第2の羽根部の抵抗アンバランスが解消され、最適な回転数になることで電動機効率が良くなり、騒音低減ができるものである。
以下、本実施形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図11に示すように、本実施形態の除湿装置は、吸気口1と排気口2を有する本体ケース3と、この本体ケース3内に設けられたヒートポンプ4とを備えている。このヒートポンプ4は、圧縮機5と、放熱器6、膨張手段7、吸熱器8とにより形成している。
第1の送風手段9によって、吸気口1から本体ケース3内に吸気した空気を放熱器6を介して排気口2へと送風され、また、第2の送風手段9によって、吸気口1から本体ケース3内に吸気した空気を放熱器6、吸熱器8を順次介して排気口2へと送風される。このように、第1の送風手段9と第2の送風手段9とによって排気口2へと送風された空気は、その排気口2で混ざり合い室内へ排気される。
第2の送風手段9の風路であって放熱器6と吸熱器8の間には、回動自在に除湿ローター10を設けており、この除湿ローター10は放湿部11と吸湿部12とを備えている。
放湿部11は放熱器6と吸熱器8の間の風路に、吸湿部12は吸熱器8と排気口2の間の風路に設けられており、放熱器6と放湿部11の間には加熱手段13であるヒーターを設けた構成としている。
すなわち、第2の送風手段9によって吸気口1から本体ケース3内に吸気した空気は、放熱器6で加熱された後にヒーターで更に加熱され、高温で相対湿度の低い空気となり、除湿ローター10の放湿部11へ送風される。更に、この放湿部11に送風された空気は、放湿部11の湿気を取り込み湿度の高い状態となって吸熱器8へ送られる。この吸熱器8で結露させて除湿し、吸湿部12に達する。そこで、乾燥状態となった除湿ローター10の放湿部11が駆動手段14によって回転し、吸湿部12となり、この吸湿部12で吸熱器8で除湿されなかった湿度を吸湿し除湿する。
第1の送風手段9と第2の送風手段9とはケーシング15内に配設された1つの電動機16と、この電動機16の回転軸に固定された1つの羽根とにより形成されている。すなわち、羽根は主板19の両側に第1の送風手段9にあたる第1の羽根部17と、第2の送風手段9にあたる第2の羽根部18とを備えている。
本実施形態における特徴は、羽根の形状である。すなわち、この羽根は、主板19の両側に第1の送風手段9にあたる第1の羽根部17と、第2の送風手段9にあたる第2の羽根部18とを備えており、この第1の羽根部17と第2の羽根部18の形状が異なるものである。つまり、羽根部の外径は第1の羽根部が第2の羽根部より小さく、高さは第1の羽根部17が第2の羽根部18より高いことである。
具体的には、羽根は円板形状の主板19の外周側一方面に第1の送風手段9にあたる第1の羽根部17と、他方面に第2の送風手段9にあたる第2の羽根部18と、主板19の中央部に電動機16の回転軸を挿入し固着されるボス部とを一体に形成したものである。
また、この第1の羽根部17は、曲面形状である複数の第1のブレード20から形成され、この第1のブレード20の先端には切り欠き部22を備えている。また、第2の羽根部18も曲面形状である複数の第2のブレード21から形成され、第2のブレード21の先端には切り欠き部22を備えている。
すなわち、第1のブレード20の外周径寸法は第2のブレード21外周径寸法より小さく、第1のブレード20の高さ寸法は第2のブレード21の高さ寸法より高いものである。
このように、主板19の両側に2種類のブレードの外周径寸法とブレードの高さ寸法とが異なる羽根部を設けている。そこで、第1の羽根部17と第2の羽根部18とが同じ回転数で電動機16によって回転した場合に、第1の羽根部17は第2の羽根部18に比べ、風量は出やすいが静圧が取りにくい羽根となり、第2の羽根部18は第1の羽根部17に比べ、風量は出にくいが静圧が取れる羽根となる。つまり、第1の羽根部17は風量型の羽根となり、第2の羽根部18は静圧型の羽根となる。
結論として、羽根部の高さを高くせずに容易に風量型と静圧型の羽根に調整することができ、2風路の風路抵抗が大きく異なる場合にも、それぞれの風量調整が容易に出来るものである。
また、第2の羽根部18における第2のブレード21の幅が、第1の羽根部17における第1のブレード20の幅より大きいので、第2の羽根部18は第1の羽根部17に比べ羽根部の仕事量が増え、第2の羽根部18の第2のブレード21外周径寸法および第2のブレード21の高さ寸法を大きくすることなく第1の羽根部17に比べ静圧型の羽根性能向上をさせることが出来る。
また、第1の羽根部17における第1のブレード20のピッチが、第2の羽根部18における第2のブレード21のピッチと同じで、第1のブレード20の間の中間の位置に第2のブレード21を設けているので、回転時に発生するブレード間での圧力変動が、第1の羽根部17と第2の羽根部18で半ピッチずれていることで、相殺されてスムーズに回転できるので、羽根効率が良くなる。
また、ブレードの先端部と根元部の幅に差があり、先端部より根元部の方が幅広で、第1の羽根部17における第1のブレード20の幅差(W2−W1)よりも、第2の羽根部18における第2のブレード21の幅差(W4−W3)の方が大きく、仕事をしていない羽根先端部を削ることで羽根自体の重さを軽量化でき、電動機16効率が良くなり、省エネになるが、羽根先端部を削りすぎるとブレード自体の強度が低下するというデメリットがあるためブレード高さ(H1,H2)に反比例して削る量を設定することになり、第1の羽根部17における第1のブレード20の場合、羽根先端部の削り量はブレード高さH1に対して約1.7%〜1.9%、第2の羽根部18における第2のブレード21の場合は、羽根先端部の削り量はブレード高さH2に対して約14%〜15%が最適であった。
また、第1の羽根部17における第1のブレード20と、第2の羽根部18における第2のブレード21の先端に切り欠き部22を備えたものであり、ケーシング15の吸込み部23の曲面の半径を大きくとることが可能となり、吸込み部分での抵抗が低減され、スムーズな流れを実現できるため、騒音を低減できる。本実施例では、吸込み部23の曲面の半径を9mmにしている。
また、第1のスクロール部と第2のスクロール部の外周部の一部である舌片部分の外周部は、放熱器から除湿ローター10の放湿部11への風路の一部を兼ねており、このケーシング15の第1のスクロール部と、第2のスクロール部の外周寸法は同じである。
このように、第1の羽根部17の外周に対向したケーシング15の第1のスクロール部と、第2の羽根部18の外周に対向したケーシング15の第2のスクロール部の外周寸法が同じであるため、兼用している放熱器6から除湿ローター10の放湿部11への風路の風路抵抗が少なく、急激な圧力変化が少ない風路が形成できるため、静音効果がある。
また、ケーシング15は第1の羽根部17の外周に対向したケーシング15の第1のスクロール部と第2の羽根部18の外周に対向したケーシング15の第2のスクロール部とから形成され、この第1のスクロール部と第2のスクロール部との連結部分であり、羽根の主板19と同一平面には、羽根と所定の距離を有して仕切り部24を設け、この仕切り部24の第1の羽根部側に略半円形状の突起25を備えている。
このように、ケーシング15内に羽根の主板19と同一平面で、羽根と所定の距離を有して仕切り部24を設け、この仕切り部24の第1の羽根部17側に突起25を設けたので、ブレードによりかきだされた後の風が仕切り部24に当り渦を作ることなく、風路抵抗が減少できる。
また、仕切り部24の第1の羽根部17側に設けた突起25は略半円形状で、滑らかな曲面を多用することで極力抵抗を減らしスムーズな流れを実現できるので、静音効果がある。
また、ケーシング15の第1のスクロール部の第1の吹出し部には、第1のスクロール部の舌部から第1の吹出し部の先端に延びる第1の吹出し面に平行である板状の風向板26を設けたものである。
このように、ケーシング15の第1のスクロール部の第1の吹出し部に板状の風向板26を設けたことで、ケーシング15の外周側に沿って吹出す流れの速い部分と内周側の比較的吹出す流れの遅い部分を分割することができるので、整流効果が得られる。
また、ケーシング15の第1の吹出し部に設けた風向板26が第1のスクロール部の舌部から第1の吹出し部の先端に延びる第1の吹出し面に平行であるので、風向板26追加による風路抵抗を低く抑えることができると共に内周側の比較的吹出す流れの遅い部分の風がスクロール部の舌部にぶつかり大幅な送風ロスと渦発生による騒音の原因になるのを防ぐことが可能で整流効果と静音性が高い風路を形成できる。
以上のように本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記排気口へと送風する第1の送風手段と、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する第2の送風手段とを設けるとともに、前記放熱器と前記吸熱器の間に回動自在に除湿ローターを設け、この除湿ローターは放湿部と吸湿部からなり、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設け、前記放熱器と前記放湿部の間に加熱手段を設けた構成とし、前記第1の送風手段と第2の送風手段とはケーシング内に配設された1つの電動機と、この電動機の回転軸に固定された1つの羽根とにより形成し、前記羽根は主板の両側に前記第1の送風手段にあたる第1の羽根部と、前記第2の送風手段にあたる第2の羽根部とを備え、前記第1の羽根部の外径が前記第2の羽根部の径より小さく、前記第1の羽根部の高さが前記第2の羽根部の高さより高いものであり、1つの電動機で2風路に送風し、2風路の風路抵抗が大きく異なる場合にも、それぞれの風量調整が容易に出来るものである。
すなわち、2風路のうち、第1の風路は第2の風路に比べ多くの風量が必要であるが風路抵抗は小さく、第2の風路は第1の風路に比べ少ない風量でよいが風路抵抗は大きい風路である場合には、第1の羽根部は第2の羽根部に比べ羽根径を小さく羽根部の高さを高くし、第2の羽根部は第1の羽根部に比べ羽根径を大きく羽根部の高さを低くする。
このように、主板の両側に2種類の羽根径と羽根部の高さとが違う羽根部を設けるので、第1の羽根部と第2の羽根部とが同じ回転数で電動機によって回転した場合に、第1の羽根部は第2の羽根部に比べ、風量は出やすいが静圧が取れない羽根となり、第2の羽根部は第1の羽根部に比べ、風量は出にくいが静圧が取れる羽根となる。つまり、第1の羽根部は風量型の羽根となり、第2の羽根部は静圧型の羽根となる。
結論として、羽根部の高さを高くせずに容易に風量型と静圧型の羽根に調整することができるものである。
これらの結果により、2風路の風路抵抗が大きく異なる場合にも、それぞれの風量調整が容易に出来るものである。
また、これにより第1の羽根部と第2の羽根部の抵抗アンバランスが解消され、最適な回転数になることで電動機効率が良くなり、騒音低減ができるものである。
従って、家庭用や事務所用などの、除湿装置として活用が期待されるものである。
本発明の実施の形態1の除湿装置の概略断面図 本発明の実施の形態1の本体斜視図 本発明の実施の形態1の本体構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1の除湿ローター部分の分解斜視図 本発明の実施の形態1の送風ファン部分の分解斜視図 本発明の実施の形態1の送風ファン側面図 本発明の実施の形態1のブレード20の詳細説明図 本発明の実施の形態1のブレード21の詳細説明図 本発明の実施の形態1の吸込み部とブレードの関係説明図 本発明の実施の形態1の略半円形状突起の拡大図 本発明の実施の形態1の風向板を示す斜視図
符号の説明
1 吸気口
2 排気口
3 本体ケース
4 ヒートポンプ
5 圧縮機
6 放熱器
7 膨張手段
8 吸熱器
9 送風手段
10 除湿ローター
11 放湿部
12 吸湿部
13 加熱手段
15 ケーシング
16 電動機
17 第1の羽根部
18 第2の羽根部
19 主板
20 第1のブレード
21 第2のブレード
22 切り欠き部
24 仕切り部
25 突起
26 風向板

Claims (10)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられたヒートポンプとを備え、このヒートポンプは、圧縮機と、圧縮機の下流に順次設けた放熱器、膨張手段、吸熱器とにより形成し、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器を介して前記排気口へと送風する第1の送風手段と、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記放熱器、前記吸熱器を順次介して前記排気口へと送風する第2の送風手段とを設けるとともに、前記放熱器と前記吸熱器の間に回動自在に除湿ローターを設け、この除湿ローターは放湿部と吸湿部からなり、前記放湿部は前記放熱器と前記吸熱器の間の風路に設け、前記吸湿部は前記吸熱器と前記排気口の間の風路に設け、前記放熱器と前記放湿部の間に加熱手段を設けた構成とし、前記第1の送風手段と第2の送風手段とはケーシング内に配設された1つの電動機と、この電動機の回転軸に固定された1つの羽根とにより形成し、前記羽根は円板形状の主板の両側に前記第1の送風手段にあたる第1の羽根部と、前記第2の送風手段にあたる第2の羽根部とを備え、前記第1の羽根部は、曲面形状である複数の第1のブレードを前記主板の一方面に円周上に設け、前記第2の羽根部は、曲面形状である複数の第2のブレードを前記主板の他方面に円周上に設け、前記第1の羽根部の外径である前記第1のブレードの外周径寸法は、前記2の羽根部の外径である前記第2のブレード外周径寸法より小さく、前記第1の羽根部の高さである前記第1のブレードの高さ寸法は前記第2のブレードの高さ寸法より高い除湿装置。
  2. 前記第2の羽根部における第2のブレードの径方向の幅が、前記第1の羽根部における第1のブレードの径方向の幅より大きい請求項1記載の除湿装置。
  3. 前記第1の羽根部における前記第1のブレードのピッチが、前記第2の羽根部における前記第2のブレードのピッチと同じで、前記第1のブレードの間の位置に前記第2のブレード設けられた請求項1〜2のいずれかに記載の除湿装置。
  4. 前記ブレードの先端部と根元部の幅に差があり、先端部より根元部の方が幅広で、第1の羽根部における前記第1のブレードの幅差よりも、前記第2の羽根部における前記第2のブレードの幅差の方が大きい請求項1〜3のいずれかに記載の除湿装置。
  5. 前記第1の羽根部における前記第1のブレードと、前記第2の羽根部における前記第2のブレードの先端であるブレードの径方向の内側の角に切り欠き部を備えた請求項1〜4のいずれかに記載の除湿装置。
  6. 前記第1の羽根部の外周に対向した前記ケーシングの第1のスクロール部と、前記第2の羽根部の外周に対向した前記ケーシングの第2のスクロール部の外周寸法が同じである請求項1〜5のいずれかに記載の除湿装置。
  7. ケーシング内に前記羽根の前記主板と同一平面で、前記羽根と所定の距離を有して仕切り部を設け、この仕切り部の前記第1の羽根部側に突起を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の除湿装置。
  8. 仕切り部の前記第1の羽根部側前記突起は略半円形状である請求項7記載の除湿装置。
  9. ケーシングの前記第1のスクロール部の第1の吹出し部に板状の風向板を設けた請求項1〜8のいずれかに記載の除湿装置。
  10. ケーシングの前記第1の吹出し部に設けた前記風向板が、前記第1のスクロール部の舌部から前記第1の吹出し部の先端に延びる第1の吹出し面に平行である請求項9記載の除湿装置。
JP2008271709A 2008-10-22 2008-10-22 除湿装置 Active JP5391642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271709A JP5391642B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 除湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271709A JP5391642B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 除湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010099561A JP2010099561A (ja) 2010-05-06
JP5391642B2 true JP5391642B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42290681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271709A Active JP5391642B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 除湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5391642B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113028530B (zh) * 2019-12-09 2024-05-17 松下知识产权经营株式会社 除湿装置
JP7345083B2 (ja) * 2019-12-09 2023-09-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置
JP7429842B2 (ja) 2020-03-30 2024-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置
JP7429841B2 (ja) 2020-03-27 2024-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置
JP7407346B2 (ja) * 2019-12-27 2024-01-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 除湿装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11343999A (ja) * 1998-05-29 1999-12-14 Matsushita Refrig Co Ltd 多翼送風機
JP2002361026A (ja) * 2001-06-07 2002-12-17 Sanyo Electric Co Ltd 電気除湿機
JP5228337B2 (ja) * 2007-02-23 2013-07-03 パナソニック株式会社 ハイブリッド型除湿装置
JP2008200615A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 除湿装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010099561A (ja) 2010-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101867852B1 (ko) 공기조화기
JP5391642B2 (ja) 除湿装置
JPWO2004055380A1 (ja) 遠心送風機及び遠心送風機を備えた空気調和装置
JP3861008B2 (ja) ターボファン及びそれを備えた空気調和装置
KR101750877B1 (ko) 송풍팬 및 이를 포함하는 공기조화기
WO2017026143A1 (ja) 送風機および空気調和装置
JP6213275B2 (ja) 送風機
JP2003120587A (ja) 遠心多翼ファン
CN105987022A (zh) 离心风扇及具有该离心风扇的空调机
WO2016071948A1 (ja) プロペラファン、プロペラファン装置および空気調和装置用室外機
JP5522306B1 (ja) 遠心ファン
JP6078945B2 (ja) 遠心送風機
US20140315479A1 (en) Turbo fan and ceiling type air conditioner using thereof
JP6739656B2 (ja) 羽根車、送風機、及び空気調和装置
JP5206365B2 (ja) 送風装置
JP2004353510A (ja) 遠心送風機及び遠心送風機を備えた空気調和装置
JP2007154685A (ja) ターボファンおよびそれを用いた空気調和機
JP6951428B2 (ja) 遠心ファン、成型用金型および流体送り装置
JP4775867B1 (ja) ファン、成型用金型および流体送り装置
WO2006115197A1 (ja) 送風装置
JP2021090898A (ja) 除湿装置
JP5386954B2 (ja) 除湿装置
JP3812467B2 (ja) 遠心送風機の羽根車及びそれを用いた遠心送風機
JPH11324984A (ja) 多翼ファン
JP2014181679A (ja) 車両用空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111014

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20111114

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130930

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5391642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151