JP5391037B2 - 電磁弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁弁装置に関するものである。
従来、自動車等の車両の自動変速機に通じる油圧回路の油圧制御をリニアソレノイドバルブによって行うものが知られている。
一般的に、リニアソレノイドバルブは、一端にリニアソレノイド部が付設されたバルブボディと、リニアソレノイド部に発生する電磁推力により摺動する軸部と、バルブボディに設けられた弁孔に嵌装され、軸部により一方向へ押圧されるスプールと、バルブボディの他端に形成した取付孔に固定される調節栓と、調節栓とスプールとの間に縮設され、スプールを電磁推力と反対方向へ付勢するリターンスプリングと、を備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
バルブボディには、リニアソレノイド部に隣接して軸部を囲う室が設けられている。この室には、流体として、リニアソレノイドバルブで制御するオイル等が導入されるようになっており、導入されたオイル等の流体は、室に臨む軸部に付着して軸部を通じてリニアソレノイド部側へ供給されるようになっている。
このようにしてリニアソレノイド部側へ供給されたオイル等の流体は、リニアソレノイド部の潤滑剤として機能する。
特開2005−121069号公報
ところで、リニアソレノイドバルブでは、リニアソレノイド部により摺動される軸部でスプールを摺動させる構造であるので、リニアソレノイド部における摺動性を高めることで、精度の高い出力圧の制御を期待することができる。このため、リニアソレノイド部における摺動性を高めたいという要望があった。
そこで、本発明は、リニアソレノイドバルブを含む電磁弁装置において、リニアソレノイド部における摺動性を高めることができ、精度の高い出力圧の制御を行うことができる電磁弁装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の電磁弁装置は、コイルの励磁により軸部を摺動するリニアソレノイド部と、前記軸部の摺動とともに摺動可能なスプールを内蔵するバルブボディと、前記バルブボディに設けられ、前記リニアソレノイド部に隣接して前記軸部を囲い、流体が導入されて溜められる室と、前記室に設けられ、当該室に溜められた流体を排出可能なポートと、を備えて構成されるリニアソレノイドバルブを含み、前記バルブボディの取付面を介して相手側に取り付けられる電磁弁装置であって、前記室は、前記軸部の中心を通り前記取付面に直交する仮想線上に、流体の溜められる領域を有しており、前記ポートは、前記領域に溜められた流体の液面に前記軸部の一部が浸漬される状態で、前記仮想線よりも鉛直方向上側で、かつ当該液面よりも鉛直方向上側となる前記室の内面に開口していることを特徴とする。
この電磁弁装置によれば、室に設けられたポートは、室に溜められた流体の液面に軸部の一部が浸漬される状態で、仮想線よりも鉛直方向上側で、かつ当該液面よりも鉛直方向上側において室の内面に開口しているので、室に溜められた流体の液面に軸部の一部がほぼ常時漬かる状態となり、軸部を通じてリニアソレノイド部側へ流体を供給することができる。これにより、リニアソレノイド部を流体で好適に潤滑することができ、リニアソレノイド部における摺動性を高めることができる。
また、本発明は、前記軸部が前記リニアソレノイド部内において軸受を介して摺動可能に支持されている構成とするのがよい。このように構成することによって、軸部の摺動性を高めることができる。
そして、軸部を通じてリニアソレノイド部側へ供給された流体で軸受を好適に潤滑することができるので、リニアソレノイド部における摺動性がより高まる。
また、本発明は、前記軸受の外周面に、前記軸部の軸方向に沿う溝が形成されている構成とするのがよい。このように構成することによって、軸受の外周面の溝を通じて軸部の軸方向に好適に流体が流通するようになり、リニアソレノイド部における摺動性をより一層高めることができる。
本発明によれば、リニアソレノイドバルブを含む電磁弁装置において、リニアソレノイド部における摺動性を高めることができ、精度の高い出力圧の制御を行うことができる電磁弁装置が得られる。
本発明の一実施形態に係る電磁弁装置を上ボディ側から見た斜視図である。 同じく電磁弁装置を下ボディ側から見た斜視図である。 電磁弁装置の平面図である。 電磁弁装置の下面図である。 上ボディの下面図である。 下ボディの平面図である。 (a)はリニアソレノイドバルブの構造を示す断面図、(b)は図7(a)のA−A線断面図、(c)は軸受の拡大斜視図である。 (a)は電磁弁装置を外部機器へ取り付けたときの呼吸室の様子を断面で示した説明図、(b)は呼吸室に溜まる流体の様子を示した断面図である。 下ボディ側の一部を断面で示した説明図である。 外部機器への取付状態を示す斜視図である。 電磁弁装置の液圧回路の一部を示しており、一方の外部機器に出力液圧が作用している状態の液圧回路図である。 電磁弁装置の液圧回路の一部を示しており、他方の外部機器に出力液圧が作用している状態の液圧回路図である。
以下、本発明の実施の形態を適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、外部機器として自動車等の車両に搭載される自動変速機の制御を行う電磁弁装置について説明するが、電磁弁装置が制御する外部機器やシステム等を限定する趣旨ではない。
(電磁弁装置の概略構成)
電磁弁装置10は、例えば、自動車等の車両に搭載される自動変速機100(図10参照、以下同じ)を制御する装置であり、図1に示すように、基本的に、内部に圧力流体としての圧油(オイル)が流通する油路(液路)が形成された略直方体状のボディ12に、複数のリニアソレノイドバルブ14(14a〜14d)を備えており、さらに、複数の三方弁16(16a〜16c)や複数のシフト弁17a,17b等のバルブ機構、複数のアキュームレータ18(18a〜18c)および入出力ポート部20(図2参照)等の構成要素を備えて構成されている。
つまり、本実施形態の電磁弁装置10では、本来であれば複数のリニアソレノイドバルブ14a〜14dと自動変速機100との間に介設される複数の構成要素がボディ12に一体的に集約されて、アッセンブリとして組み立てられる。したがって、電磁弁装置10と自動変速機100との間には、構成要素を介設する必要がなく、これによって、電磁弁装置10の入出力ポート部20(図2参照)から出力される圧油の出力圧を、自動変速機に供給される圧油の最終出力圧とすることができる。
ボディ12は、上下に分割された上ボディ12aと下ボディ12bとを備え、これらが上下に積層されてなる。上ボディ12aには、ボディ12の軸線(ボディ12の長手方向)に直交する一側面側22aに、前記した複数のリニアソレノイドバルブ14a〜14dが取着され、一側面側22aと反対側となる他側面側22bに複数の三方弁16a〜16cが取着されている。
また、下ボディ12bには、前記した複数のシフト弁17a,17b(図9参照)が内設されるとともに、下面に、アキュームレータ18a〜18cおよび入出力ポート部20(図2参照)が設けられている。
上ボディ12aと下ボディ12bとの間には、図2に示すように、上ボディ12aに形成された油路R1(図5参照、以下同じ)と下ボディ12bに形成された油路R2(図6参照、以下同じ)とを部分的に連通するための平板状の中間プレート12cが介設されている。
このような電磁弁装置10は、図10に示すように、エンジンルーム内に配置される自動変速機100の例えば側壁101に図示しないボルトで取り付けられ、油圧供給源となる油圧ポンプ105から供給される圧油を調圧して自動変速機100に備わる図示しないクラッチに供給される最終出力圧を出力する。本実施形態では、自動変速機100の側壁101に取付孔102が形成されており、この取付孔102を通じて電磁弁装置10の下ボディ12b(図1等参照)が自動変速機100内に挿入されるようにして側壁101に固着されるようになっている。
以下、電磁弁装置10の各部について説明する。
<上ボディ>
図1、図3に示すように、上ボディ12aの上面には、リニアソレノイドバルブ14a〜14dおよび三方弁16a〜16cが、上ボディ12aの長手方向(ボディ12の軸方向)に沿って交互に並設されており、上ボディ12aの短手方向(ボディ12の軸方向と直交する方向)となる一側面側22aにハウジング31が突出するようにリニアソレノイドバルブ14a〜14dが取着され、他側面側22bにハウジング41が突出するように三方弁16a〜16cが取着されている。
一側面側22aには、円形状に開口する複数のフランジ部24が突出しており、フランジ部24の内部には、スプール取着孔26が設けられている。このスプール取着孔26は、上ボディ12aの中央凸部33内を他側面側22bまで貫通して形成され(図9参照)、他側面側22bの終端側孔部に対して閉塞部材64(図7(a)、図9参照)を圧入することによって閉塞される。ここで、中央凸部33は、リニアソレノイドバルブ14a〜14dのバルブボディ44として機能する。
なお、本実施形態では、4つのリニアソレノイドバルブ14a〜14dを例示しているが、これに限定されるものではなく、設置個数は適宜設定することができる。
一側面側22aにおいて、フランジ部24の側方には、後記するリニアソレノイド部30(図7(a)参照)を内包するハウジング31が装着される。
他側面側22bには、図3に示すように、三方弁取着孔40が設けられている。この三方弁取着孔40は、上ボディ12aの中央凸部33の内部で終端する閉塞孔として形成されている。ここで、各三方弁取着孔40の内部には、その開口部を通じて三方弁16a〜16cの図示しない弁体等が配設される弁ボディが挿入されるようになっており、他側面側22bの側方には、図示しないソレノイド部が収納されたハウジング41が突出する状態に取着されている。
また、上ボディ12aの周縁部には、図3、図4に示すように、電磁弁装置10を自動変速機100の側壁101(図10参照)に取り付けるためのボルト挿入孔36が所定の間隔を置いて複数形成されている。
図5に示すように、上ボディ12aには、下面に露出するように複数の油路R1が形成されている。このような複数の油路R1を通じて、リニアソレノイドバルブ14a〜14dと三方弁16a〜16cとの間が接続され、自動変速機100に対する変速制御時には、各リニアソレノイドバルブ14a〜14dの励磁、非励磁や電流制御が実行されて、各油路R1を通じて圧油が流通する。
なお、油路R1の一部は、中間プレート(図2参照)12cに設けられた図示しない連通孔を通じて、下ボディ12bに設けられた油路R2(図6参照)に連通している。
また、上ボディ12aの下面には、周縁に沿う環状のドレン溝61が溝を下面に向けて形成されている。ドレン溝61には、リニアソレノイドバルブ14a〜14ddの後記する呼吸室60e(図7参照)に通じるように設けられた呼吸ポート(ポート)60dの他端が開口している。
(リニアソレノイドバルブ)
複数のリニアソレノイドバルブ14a〜14dは、それぞれ同一の構成からなるため、ここでは、リニアソレノイドバルブ14aを例にとって説明する。
図7(a)に示すように、リニアソレノイドバルブ14aは、例えば、磁性金属材料によって有底円筒状に形成され内部にリニアソレノイド部30が収納されたハウジング31と、上ボディ12aと一体的に形成され、内部に弁作動部60が設けられたバルブボディ44とを有する。
リニアソレノイド部30は、ハウジング31内に収容されるコイル組立体50と、ハウジング31と一体的に形成されコイル組立体50の内部に配置される円筒状ヨーク44aと、コイル組立体50の内側で軸方向に沿って配置され、円筒状ヨーク44aと所定のクリアランスを有して配置される固定コア46と、円筒状ヨーク44aの内側に変位自在に配置された可動コア48とを有する。
コイル組立体50は、樹脂製材料によって形成され軸方に沿って両端部にフランジを有するコイルボビン51と、コイルボビン51に巻回されるコイル52とから構成される。
なお、コイル組立体50は、コイルボビン51が設けられていないボビンレスによって構成してもよい。
ハウジング31とコイル52との間には、コイル52の外周面等をモールドした樹脂封止体54が設けられ、樹脂封止体54は、コイル52に接続されたカプラ部56を含んで樹脂製材料によって一体成形される。カプラ部56には、コイル52と電気的に接続されるターミナル端子56aが設けられる。可動コア48は、その中心部をシャフト(軸部)58が貫通する円柱体によって形成される。
シャフト58は、可動コア48に固定されて、固定コア46の貫通孔46aに固定された軸受35に摺動可能に貫通しており、その先端部がバルブボディ44の端部においてスプール取着孔26内に形成された呼吸室(室)60e内に達している。また、シャフト58の後端部側は、ハウジング31の有底穴31aに固定された軸受35に摺動可能に貫通している。そしてシャフト58の先端部は、呼吸室60e内でスプール28の端部に当接している。
ここで、図7(c)に示すように、軸受35の外周面には、シャフト58の軸方向に沿う溝35aが形成されている。この溝35aは、固定コア46の貫通孔46aの内面との間に隙間を形成し、シャフト58を通じて貫通孔46aを流れる油Wの流通に寄与する。なお、図7(b)では、軸受35を二重鎖線で示しており、このうちの内側の鎖線が溝35aの底部に対応している。
なお、可動コア48とシャフト58とを一体的に形成したシャフトレス構造体としてもよい。
このようなリニアソレノイド部30では、図示しない電源をオンにしてコイル52に電流を流すことにより励磁作用が発生し、この励磁作用によって可動コア48が固定コア46側に向かって一体的に変位する。これにより、バルブボディ44内に収納されたスプール28をシャフト58で押圧して作動(進退動作)させることができる。この結果、コイル52に流れる電流値に比例した電磁推力を可動コア48によってスプール28に伝達してスプール28を作動させることができる。
弁作動部60は、インレットポート60a、アウトレットポート60b、ドレンポート60cおよび呼吸ポート60dが設けられたバルブボディ44(上ボディ12a)と、バルブボディ44の内部の空間に沿って軸線方向に摺動可能に設けられたスプール28とを備える。スプール28は、前記したようにリニアソレノイド部30の可動コア48に固定されたシャフト58の先端部と当接し、可動コア48の摺動によってシャフト58により押圧されることでバルブボディ44の内部を摺動する。
弁作動部60の端部(バルブボディ44の端部)には、リニアソレノイド部30に隣接して呼吸室60eが形成されている。呼吸室60eは、スプール取着孔26の内壁26bと、スプール28の端部28bと、この端部28bに所定の間隔を空けて対向するリニアソレノイド部30の固定コア46の端部46bと、で囲われることで形成されており、呼吸室60e内には、リニアソレノイド部30から延出されたシャフト58の先端部が位置している。
呼吸室60eの側方において、スプール取着孔26とスプール28との間には、周方向に隙間29が形成されている。この隙間29は、一端側がドレンポート60c側に連通しており、呼吸室60e内には、この隙間29を通じてドレンポート60c側からの油Wが導入され、所定量貯溜される(溜まる)ようになっている。
一方、呼吸室60eには、図7(b)に示すように、呼吸ポート60dが連通しており、この呼吸ポート60dは、大気圧導入路として機能する他、呼吸室60eに貯溜された油Wが所定量を超えたときに、これを排出する役割をなす。
呼吸ポート60dは、図7(b)に示すように、シャフト58の断面鉛直方向下方となる位置から上ボディ12aの軸方向に所定量偏倚した位置に形成されており、これによって、シャフト58の鉛直方向下方となる領域Sには、図8(a)に示すように、自動変速機100の側壁101に電磁弁装置10を固定した状態で、油Wが貯溜される領域Sが形成されるようになっている。
より詳しくは、図8(b)に示すように、呼吸室60eの内面において、呼吸ポート60dは、呼吸室60eに貯溜された油Wの液面W1に、シャフト58の一部(ここではシャフト58の外周面の一部)が浸漬される状態で、液面W1よりも鉛直方向上側となる位置に開口形成されている。
図8(b)では、呼吸ポート60dの開口63の下端縁63aにかかる程度に液面W1が位置している状態を示しており、この状態で、シャフト58の一部が液面W1に浸漬されるようになっている。なお、図8(b)においても、軸受35を二重鎖線(内側の鎖線が溝35aの底部に対応)で示している。
これにより、可動コア48の進退動作に対応して、呼吸室60eとハウジング31内との間でシャフト58を通じて油Wの導入・導出が行われるようになり、リニアソレノイド部30側の潤滑が好適に行われる。つまり、シャフト58を通じて導入・導出される油Wにより、シャフト58を摺動支持している軸受35が好適に潤滑されることとなる。
なお、シャフト58の一部が液面W1に浸漬されている状態から前記した隙間29を通じて呼吸室60eに油Wが導入された場合には、液面W1が呼吸ポート60dの開口63の下端縁63aを超えるので、開口63を通じて呼吸ポート60dから油Wが排出されることとなる。
また、呼吸ポート60dの他端は、図4に示すように、上ボディ12aの下面の周縁に沿う環状のドレン溝61内に開口しており、呼吸ポート60dを通じて排出された油Wは、図8(a)に示すように、ドレン溝61に沿って、自動変速機100内に自然に流れ落ち、自動変速機100内に排出される。
インレットポート60aには、下ボディ12b(図2参照、以下同じ)の入出力ポート部20(図2参照、以下同じ)を介して入力された油圧ポンプ105(図10参照)からのライン圧が、下ボディ12bの油路R2から中間プレート12cの図示しない連通孔を通じて、上ボディ12aの油路R1から入力されるようになっている。
また、アウトレットポート60bから出力された出力液圧は、油路R1を通じてシフト弁17aやアキュームレータ18a等(図9参照)を通じて下ボディ12bの油路R2に流れ、入出力ポート部20から自動変速機100に供給されるようになっている。
また、アウトレットポート60bから出力された出力液圧の一部は、ドレンポート60cから隙間29を通じて前記したように呼吸室60eに流入する。
なお、ドレンポート60cから排出された油Wは、油路R1等を通じて図示しない油溜まり部等に戻される。なお、呼吸室60eに導入される流体としては、潤滑剤やその他の粘性を有する液体等が挙げられる。
また、スプール28の外周面には、スプール28の変位位置に対応して、インレットポート60aとアウトレットポート60bとを対応させて連通させ、または、アウトレットポート60bとドレンポート60cとを対応させて連通させる環状凹部28aが形成されている。
さらに、弁作動部60は、図7(a)に示されるように、スプール28の一端部が臨むバルブボディ44の終端側孔部を閉塞してダンパ油室62を形成する閉塞部材64と、スプール28と閉塞部材64との間に縮設されスプール28を原位置に復帰させるリターンスプリング66とを有する。閉塞部材64の外周面には、環状溝を介して圧入部位を液密乃至気密に保持するシールリング68が設けられている。
閉塞部材64は、リニアソレノイドバルブ14aから出力される圧油の出力圧を調整する調圧部として機能し、閉塞部材64の圧入量を調整することによって圧油の出力圧の調整が可能となっている。
電磁弁装置10は、前記したように複数のリニアソレノイドバルブ14a〜14dの他に、ボディ12に対して複数の三方弁16a〜16cや複数のシフト弁17a,17b等のバルブ機構、複数のアキュームレータ18a〜18c(図2参照)および入出力ポート部20(図2参照)等の構成要素を備えており、リニアソレノイドバルブ14aから出力される圧油の出力圧は、これらの構成要素を介して入出力ポート部20から取り出される電磁弁装置10の出力圧となる。したがって、閉塞部材64を調圧することは、リニアソレノイドバルブ14aから出力される圧油の出力圧を単に調整することに止まらず、電磁弁装置10から出力される圧油の出力圧を直接的に調整すること、つまり、自動変速機100に最終的に供給される圧油の最終出力圧を直接的に調整することになる。
これにより、自動変速機100に供給される圧油の最終出力圧を、閉塞部材64の圧入量を調整することによって的確に得ることができる。
また、ダンパ油室62の下方側には、オリフィス70が設けられている。ダンパ油室62を設けることにより、好適な制振機能(油振機能)を発揮させることができる。
(三方弁)
複数の三方弁16a〜16cは、周知の構造からなり、それぞれ同一に構成される。三方弁16a〜16cは、ハウジング41の外周面に固着された取付ステー76にボルト78を挿通し、このボルト78を上ボディ12aの他側面側22bに形成された図示しない固定用孔部に螺合することにより固定される。ハウジング41の外周にはカプラ部42が設けられている。
<下ボディ>
下ボディ12bは、図9に示すように、上ボディ12aの下面に中間プレート12cを介して固定され、前記したように、複数のシフト弁17a,17bが内設されるとともに、下面に、アキュームレータ18a〜18cおよび入出力ポート部20が設けられている(図2参照)。
下ボディ12bの上面には、上ボディ12aの油路R1に対向するように油路R2が設けられている。油路R2は、複数形成されており、その一部が中間プレート12cを介して上ボディ12a側の油路R1に連通している。
このような下ボディ12bは、図10に示すように、自動変速機100の側壁101に電磁弁装置10を固定した際に、側壁101に形成された取付孔102を介して自動変速機100内に全体が挿入配置されるようになっている。
シフト弁17a,17bは、図9に示すように、各油路R2間の連通状態と非連通状態とを切り換える弁体88と、この弁体88を一方向に向けて押圧するスプリング90とを備える。シフト弁17a(17b)には、三方弁16a(16b)からパイロット油圧信号が入力されるようになっており、入力時には、弁体88がスプリング90のばね力に抗して軸方向に変位し、シフト弁17a(17b)がセット状態(初期状態)から作動状態に切り換えられるようになっている。
複数のアキュームレータ18a〜18cは、その軸線がボディ12の軸線に直交するように下ボディ12bの下部から下方へ向けて突設された突出部18A内に並設されており、リニアソレノイドバルブ14a(14b,14c)から出力された圧油の脈動を除去するダンパ機能を発揮する。
複数のアキュームレータ18a〜18cは、突出部18Aの下面に開口する有底状の装着穴91に、ピストン92、スプリング93が装着され、装着穴91の下端開口が、スプリング93の受け部を兼ねた閉塞プレート94で閉じられてなる。閉塞プレート94はボルト95で固定される。
ピストン92は、スプリング93によって装着穴91の底部に向けて付勢されており、装着穴91の底部(上面部)に形成された図示しない連通孔を通じて、油路R2から油圧が流入することで閉塞プレート94側に移動するようになっている。このように、ピストン92が閉塞プレート94側に移動することで、装着穴91の底部とピストン92との間に圧油を貯溜する室(不図示)を形成する。
なお、アキュームレータ18aは、装着穴91に形成された図示しない連通孔が装着穴91の底部に形成されているので、油路R2からダイレクトに圧油が室に流入することとなり、これによって応答性のよい圧油の平滑化が可能となっている。
本実施形態では、図4に示すように、下ボディ12bの下面から見て、3つのアキュームレータ18a〜18cのうち、下ボディ12bの軸方向の真ん中に配置されるアキュームレータ18bが、その両側に設けられるアキュームレータ18a,18cに対して下ボディ12bの短手方向に偏倚して設けられている。これにより、下ボディ12bの長手方向にアキュームレータ18a〜18cが並設される構造において長手方向における突出部18Aの小型化が図られている。
突出部18Aの外壁(周壁)には、図1、図2、図4、図5に示すように、突出部18Aの突出方向(下ボディ12bの上下方向)に沿うリブ19が一体的に形成されている。リブ19は、いずれも上部側が下部側に比べて幅広となる側面視で略三角状とされており、図4に示すように、突出部18Aの長手方向の両側に2個ずつ、計4個設けられている。このうち、2個のリブ19は、突出部18Aに設けられたボス部18dの側方に形成されている。
なお、アキュームレータ18a〜18cは、その軸線がボディ12の軸線に直交するように設けたが、これに限られることはなく、ボディ12の軸線に平行に設けてもよいし、ボディ12の軸線に鋭角となる角度にアキュームレータ18a〜18cの軸線が設定されるように設けてもよい。
入出力ポート部20は、複数の入力ポート21と複数の出力ポート22とを有しており、突出部18Aの側方において下ボディ12bの下面に形成されている。各入力ポート21および各出力ポート22は、下ボディ12bに形成された油路R2に連通している。
このような入出力ポート部20は、自動変速機100の取付孔102(図10参照)の内部に設けられた図示しない接続ポートに対して接続可能である。そして、入力ポート21には、自動変速機100の油圧ポンプ105(図10参照)からのライン圧力が導入され、また、出力ポート22からは、導入したライン圧力を所定の圧力に調圧して自動変速機100に設けられた図示しない複数のクラッチの油圧作動部に供給する圧油が導出される。
本実施形態に係る電磁弁装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について図11、図12の油圧回路を参照して説明する。
図11に示す油圧回路では、途中から分岐する第1油路112aを介して、ライン圧がリニアソレノイドバルブ14aのインレットポート60aおよび三方弁16aの第1ポート114にそれぞれ接続される。また、リニアソレノイドバルブ14aのアウトレットポート60bは、第2油路112bを介してシフト弁17aの導入ポート116に接続され、前記第2油路112bの中間には、アキュームレータ18aが設けられる。
さらに、三方弁16aの第2ポート118は、第3油路112cを介してシフト弁17aのパイロットポート120に接続される。さらにまた、リニアソレノイドバルブ14aのダンパ油室62(図7参照)に連通するオリフィス70は、第4油路112dを介して図示しない油溜まり部に接続され、また、三方弁16aのドレンポート82は、第5油路112eを介して図示しない油溜まり部に接続される。
なお、リニアソレノイドバルブ14aのインレットポート60aに供給されたライン圧は、リニアソレノイド部30に通電される電流値に対応するリニアソレノイドバルブ14aの調圧度に応じて、アウトレットポート60bを介して第2油路112bから導出される。
このような液圧(油圧)回路において、図11に示されるように、弁体88が変位していないシフト弁17aのセット状態(初期状態)では、リニアソレノイドバルブ14aのアウトレットポート60bから導出された圧油が、第2油路112bを介してシフト弁17aに導入された後、所定の出力ポート106に接続された図示しない一方のクラッチの油圧作動部に供給され、一方のクラッチが係合状態となる。
これに対して、三方弁16aの第2ポート118から第3油路112cを介してシフト弁17aのパイロットポート120に圧油が供給されることにより、シフト弁17aの弁体88が変位してセット状態(初期状態)から作動状態に切り換わる。
図12に示されるように、このシフト弁17aの作動状態では、リニアソレノイドバルブ14aのアウトレットポート60bから導入された圧油がシフト弁17aの弁体88を介して所定の他の出力ポート22(図2参照)に接続された図示しない他方のクラッチの油圧作動部に供給され、他方のクラッチが係合状態となる。
このように、本実施形態では、所定の入力ポート21(図2参照)から導入されたライン圧力が、リニアソレノイドバルブ14a、三方弁16a、シフト弁17aおよびアキュームレータ18a等をボディ12内に備えた状態において、所望の圧力に調圧され、高精度に調圧された圧油を所定の出力ポート22(図2参照)から自動変速機100に対して供給することができる。
ここで、電磁弁装置10の入出力ポート部20の出力ポート22から導出される圧油の出力調整について説明する。
なお、圧油の出力調整は、電磁弁装置10を自動変速機100に取り付ける前に、電磁弁装置10単体で行うことができる。
具体的に、圧油の出力調整は、電磁弁装置10の入出力ポート部20の入力ポート21に対して所定のライン圧力を供給しつつ、リニアソレノイドバルブ14a〜14dのリニアソレノイド部30に対して所定の電流を流して、出力ポート22から出力される圧油の圧力を測定して行う。このとき、供給するライン圧力は、各入力ポート21に対して同じ圧力を供給してもよいし、自動変速機100の構成に対応した圧力を入力ポート21毎に供給するようにしてもよい。
リニアソレノイド部30に対して所定の電流を流すと、前記したように、コイル52に流れる電流値に比例した電磁推力でスプール28が作動し、ライン圧がインレットポート60aからアウトレットポート60bに出力される。そして、アウトレットポート60bから出力された圧油は、油路R1を通じてシフト弁17aやアキュームレータ18aを通じて入出力ポート部20の出力ポート22から出力される。
そして、所定の出力ポート22から導出される圧油の圧力を測定し、対応するリニアソレノイドバルブ14a(14b〜14d)に備わる閉塞部材64の圧入量を調整する。その後、圧油の圧力が所定の圧力となったところで、閉塞部材64の圧入量の調整を終了する。
このように、閉塞部材64の圧入量を調整することで、リニアソレノイドバルブ14aから出力される圧油を単に圧力調整することに止まらず、リニアソレノイドバルブ14aのアウトレットポート60b側に繋がるシフト弁17aやアキュームレータ18aを通じて出力される圧油を圧力調整することができ、電磁弁装置10から自動変速機100に最終的に供給される圧油の最終圧力を直接的に調整することができる。
このような調整は、各リニアソレノイドバルブ14a〜14dについて行う。これにより、各出力ポート22から出力される圧油の最終圧力をそれぞれ直接的に調整することができ、高精度の圧力調整が可能となる。
以上説明した本実施形態の電磁弁装置10によれば、呼吸室60eに設けられた呼吸ポート60dは、呼吸室60eに貯溜された油Wの液面W1にシャフト58の外面の一部が浸漬される状態で、液面W1よりも鉛直方向上側において呼吸室60eの内面に開口しているので、呼吸室60eに貯溜された油Wの液面W1にシャフト58の外面の一部がほぼ常時漬かる状態となり、シャフト58を通じてリニアソレノイド部30側へ油Wを供給することができる。これにより、リニアソレノイド部30を油Wで好適に潤滑することができ、リニアソレノイド部30における摺動性を高めることができる。これにより、精度の高い出力圧の制御を行うことができる電磁弁装置10が得られる。
また、シャフト58は、リニアソレノイド部30内において軸受35を介して支持されているので、摺動性が高いという利点が得られる。
そして、シャフト58を通じてリニアソレノイド部30側へ供給された油Wで軸受35を好適に潤滑することができるので、リニアソレノイド部30における摺動性がより高まる。
また、軸受35の外周面には、シャフト58の軸方向に沿う溝35aが形成されているので、溝35aを通じてシャフト58の軸方向に好適に油Wが流通するようになり、リニアソレノイド部30における摺動性がより一層高まる。このことは、リニアソレノイド部30の長期的な摺動性の維持に好適に寄与する。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、発明の主旨に応じた適宜の変更実施が可能である。
呼吸室60eには、隙間29を通じてドレンポート60c側から油Wが導入されるように構成したがこれに限られることはなく、他の流路を通じて供給されるように構成してもよい。
また、例えば、前記した図11および図12に示される油圧回路110では、所定の入力ポート104から導入されたライン圧力がリニアソレノイドバルブ14aおよび三方弁16aに供給される場合を例示しているが、これに限られることはなく、所定の他の入力ポート21から導入されたライン圧力が他のリニアソレノイドバルブ14b(14c,14d)で所望の圧力に調圧された後、三方弁16a〜16cやシフト弁17a,17bを経由することなく、他のリニアソレノイドバルブ14b(14c,14d)から他のクラッチの油圧作動部に対して直接導出するようにしてもよい。
10 電磁弁装置
14(14a〜14d) リニアソレノイドバルブ
28 スプール
30 リニアソレノイド部
35 軸受
35a 溝
44 バルブボディ
58 シャフト(軸部)
60d 呼吸ポート(ポート)
60e 呼吸室(室)
100 自動変速機
W1 液面
W 油(流体)

Claims (3)

  1. コイルの励磁により軸部を摺動するリニアソレノイド部と、前記軸部の摺動とともに摺動可能なスプールを内蔵するバルブボディと、前記バルブボディに設けられ、前記リニアソレノイド部に隣接して前記軸部を囲い、流体が導入されて溜められる室と、前記室に設けられ、当該室に溜められた流体を排出可能なポートと、を備えて構成されるリニアソレノイドバルブを含み、前記バルブボディの取付面を介して相手側に取り付けられる電磁弁装置であって、
    前記室は、前記軸部の中心を通り前記取付面に直交する仮想線上に、流体の溜められる領域を有しており、
    前記ポートは、前記領域に溜められた流体の液面に前記軸部の一部が浸漬される状態で、前記仮想線よりも鉛直方向上側で、かつ当該液面よりも鉛直方向上側となる前記室の内面に開口していることを特徴とする電磁弁装置。
  2. 前記軸部は前記リニアソレノイド部内において軸受を介して摺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁装置。
  3. 前記軸受の外周面には、前記軸部の軸方向に沿う溝が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁装置。
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