JP5389350B2 - 円板状樹脂成形品への軸体組付け方法及び軸体組付け構造 - Google Patents

円板状樹脂成形品への軸体組付け方法及び軸体組付け構造 Download PDF

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本発明は、円板状樹脂成形品への軸体組付け方法及び軸体組付け構造に関する。
従来、歯車部品等の製造には、加工性、量産性に優れたプラスチック成形加工法が広く利用されている。特に、プラスチック成形歯車は、金属製歯車に比べて、軽量、低価格等の幾多の利点があるため、動力伝達部品として重宝されている。
上記樹脂製歯車等の円板状樹脂成形品としては、図10に示すように、円板状本体40の中心部に、棒状の軸体(不図示)を挿通するための中心孔41を備えたものがあり、こうしたタイプの部品の成形には、ゲート設計の容易さなどから、円板状本体40にゲート42を配置することが多く、ゲートは一点又は多点ゲート方式が用いられる。
しかしながら、円板状本体にゲートを配置すると、1点ゲート方式だと勿論であるが、多点ゲート方式のプラスチック成形であっても、各ゲート42から充填された溶融樹脂がゲート42とゲート42との間で合流するため、ウェルドライン43が発生し易いという問題がある。特に、ウェルドライン43の発生箇所では、成形品の強度が低下するため、軸体を中心孔41に圧入した際に、ウェルドライン43に沿って割れるなど、円板状本体40が破損する虞がある。
また、近年、成形品の強度を高める目的で樹脂に強化繊維を織り交ぜて成形する方法も考案されているが、そのような成形品の場合、溶融樹脂の流動性が悪いためにウェルドラインの発生が顕著となり、その発生を確実に防止することが要求される。
そこで、例えば、特許文献1には、図11に示すように、中心孔41の中心部に所謂リングゲート又はディスクゲートを設け、リングゲート方式により溶融樹脂を径方向に射出する方法が提案されている。この方法によれば、円板状本体40の中心部から充填された溶融樹脂が周縁部に向けて放射状に広がって行くため、充填途中で樹脂同士が合流することがなく、ウェルドラインの発生を回避することが可能になる。
特開2003−191288号公報
しかしながら、上記成形方法においては、樹脂成形品の成形後、ゲート残り44が中心孔41を塞ぐことになるため、中心孔41に軸体を圧入する前に、ゲート残り44を切断して除去する必要が生じる。特に、小型モータ等への用途では、歯車自体の大きさが極めて小さくなるため、ゲート残り44の切断作業が困難になることも多く、組み立て効率が低下するなどの弊害があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、ウェルドラインの発生を防止しながら、作業工程数を削減できる軸体の組付け方法及び組付け構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係わる円板状樹脂成形品への軸体組付け方法では、ウェルドラインの発生を防止するために中心孔の内側にゲート残り及びランナー残りを配置して円板状樹脂成形品を成形し、中心孔の内側に残るゲート残り及びランナー残りを、大径部と中心孔に装着する小径部とを備える軸体の押込みにより切断・除去しながら前記軸体の大径部を前記円板状樹脂成形品に当接するように前記軸体を前記中心孔に組み付けることにより、該軸体と前記円板状樹脂成型品の組立体を完成させることを特徴とする。
そして、本発明方法によれば、軸体の装着作業と同時に、ゲート残り及びランナー残りが中心孔から除去されて軸体と円板状樹脂成形品の組立体が完成するため、ゲート残り及びランナー残りの切断作業を省略することができ、作業工程数を削減して組み立て効率を向上させることが可能になる。
本発明に係わる円板樹脂成形品への軸体組付け構造では、ウェルドラインの発生を防止するために中心孔の内側で片側に偏倚させてゲートを配置して円板状樹脂成形品を成形し、中心孔の内側に残るゲート残り及びランナー残りをそのまま残して、ゲート残り及びランナー残りの反対側から中心孔に大径部と小径部とを備える軸体の小径部を装着し、該軸体の大径部を前記円板状樹脂成形品に当接するように組み付けることにより、該軸体と前記円板状樹脂成形品の組立体を完成させることを特徴とする。
本発明構造によれば、ゲート残り及びランナー残りを切断する必要がないので、作業工程数を削減して組み立て効率を向上させることが可能になる。
以上説明したように、本発明によれば、ウェルドラインの発生を防止しながら、作業工程数を削減して組み立て効率を向上することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる円板状樹脂成形品に軸体を装着した組立品の第1の実施形態を示す断面図であり、この組立品1は、大別して、円板状樹脂成形品の一例としての樹脂製歯車2と、樹脂製歯車2を貫通する棒状の軸体3とから構成される。
樹脂製歯車2は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)又はポリテトラフルオロエチレン(PTFE:商品名「テフロン(登録商標)」)などの流動性にやや難点のある高機能エンジニアリング樹脂を単独で又はこれらの適宜の混合比率で混合したものを用いたプラスチック成形加工法により成形される。この樹脂製歯車2は、図2に示すように、円板状本体4と、円板状本体4の外周縁部に形成される複数の歯5aからなるギア部5と、円板状本体4の中心部に位置する中心孔6とを備える。
中心孔6は、軸体3(図1参照)を圧入するための孔であり、該中心孔6内には、樹脂製歯車2の成形時に溶融樹脂を充填するためのランナーの残り7が残存する。ランナー残り7は、中心孔6の軸方向の略々中央部にあり、その上端部7aが円板状本体4の表面4aよりも下方に位置する。また、ランナー残り7の周縁部には、それよりも薄厚に形成された小断面積のゲートの残り8がリング状に残存し、小断面積のゲート残り8が中心孔6の内周面と連結している。すなわち、樹脂製歯車2は、ウェルドラインが発生することのないように、中心孔6にリング状ゲートが位置する所謂リングゲート方式によって成形されるものである。
一方、軸体3は、金属製又は樹脂製の棒体であり、図1に示すように、樹脂製歯車2の中心孔6より大きな径を有する円柱状の大径部10と、大径部10に連設された円柱状の小径部11とを備える。尚、小径部11の径は、大径部10の径より小さく、中心孔6の径よりも嵌め合い公差分だけ僅かに大きく形成される。
次に、上記構成を有する樹脂製歯車2への軸体3の組付け方法について、図1乃至図3を参照しながら説明する。
組立品1の製造にあたっては、先ず、射出成形法によって金型内に溶融樹脂を充填し、図2に示す樹脂製歯車2を成形する。このとき、リングゲート方式により樹脂を充填するため、樹脂製歯車2にウェルドラインが発生するのを回避することができる。
金型から取り出した樹脂製歯車2を自然冷却した後、図3(a)に示すように、樹脂製歯車2の上方から軸体3を中心孔6に押し当て、小径部11の先端を中心孔6内に圧入する。この段階では、中心孔6の孔内にランナー残り7及びゲート残り8が残存しているが、上述のとおり、ランナー残り7の上端7aは、円板状本体4の表面4aよりも下方に位置するため、ランナー残り7が軸体3の位置決めの妨げになることはない。
次いで、図3(b)に示すように、所定の押圧力を付与しながら、軸体3を樹脂製歯車2の下方に向けて徐々に押し込み、小径部11の先端を中心孔6内のランナー残り7に当接させる。その後、図3(c)に示すように、軸体3をさらに押し込んでランナー残り7を強度の最も弱いゲート残り8の部分で中心孔6の内周面から分断する。分断されたゲート残り8付きランナー残り7は、樹脂製歯車2の下方に排出され、不図示の回収箱等に回収される。
上記のとおり、ランナー残り7のゲート残り8の部分での切断・除去が完了すると、その後は、図1に示すように、大径部10が樹脂製歯車2の表面に当接するまで軸体3を押し込んで行き、これにより組立品1が完成する。
以上のように、本実施の形態によれば、中心孔6の孔内にゲートを設けるとともに、そのゲート残り8を軸体3の挿通作業と同時に除去するため、ランナー残り7を別工程で切断する作業を省略することができる。このため、作業工程数を削減して組み立て効率を向上させることが可能になる。また、中心に位置するリングゲート方式により樹脂製歯車2を成形するため、ウェルドラインの発生を防止することも可能である。
尚、図2及び図3に示す樹脂製歯車2においては、中心孔6内の略々中央部でゲート残り8が連結されるが、それらの連結箇所は、図4(a)、(b)に示すように、円板状本体4の裏面4b(軸体3の圧入口と反対側の面)よりも所定の高さhだけ上方に位置する箇所であれば、中央部以外の片側に偏倚した位置でもよい。ここに、「所定の高さh」は、中心孔6の内部において、ランナー残り7が押し下げられる距離に相当するものであり、この距離は、ランナー残り7をゲート残り8の部分で完全に切断し得るものであればよい。
また、図2の樹脂製歯車2は、所謂リングゲート方式により成形するものであるが、中心孔6内に位置する多点ゲート方式により成形することもできる。すなわち、この多点ゲート方式の場合は、図5に示すように、中心孔6の中央に位置する中心ランナー残り12から互いに離間して放射状に延伸する中継ランナー残り12aが残存し、各中継ランナー残り12aの先端にあるゲート残り12bが中心孔6に連結する。
次に、本発明にかかる円板状樹脂成形品への軸体組付け構造の第2の実施形態について、図6乃至図8を参照しながら説明する。
本実施の形態にかかる組立品15は、図6(a)に示すように、大別して、円板状樹脂成形品の一例としての樹脂製歯車16と、樹脂製歯車16に挿嵌される棒状の軸体17とから構成される。
樹脂製歯車16は、図7に示すように、円板状本体18と、円板状本体18の周縁部に設けられたギア部19と、円板状本体18の中心部に凹設される中心孔20とを備える。中心孔20の底面には、リングゲートの残滓であるゲート残り21が残存する。
軸体17は、図6(a)に示すように、大径部24と、大径部24に連接された小径部25とを備え、図1に示す軸体3と略々同一の構成を有するが、図6(b)に示すように、小径部25の長さL1が中心孔20の深さD1よりも短く形成される点で異なる。また、小径部25には、図示しないが、必要に応じて、圧入固定を確実にするための複数の突条(ローレット)が設けられることがある。
先ず、射出成形法によって図7に示す樹脂製歯車16を成形する。このときも、第1の実施形態と同様に、リングゲート方式により樹脂を充填するため、樹脂製歯車16にウェルドラインが発生するのを回避することができる。樹脂製歯車16の中心孔20にはゲート残り21が残存したままである。
次いで、図8に示すように、樹脂製歯車16の上方から軸体17を樹脂製歯車16の中心孔20に押し当て、小径部25を中心孔20内に圧入する。小径部25に突条がある場合、この突条によって中心孔20の内周面の一部が削り取られたり捲れ上がっても、そのときのカス又は捲れ上がったバリは、軸体17の小径部25とゲート残り21(中心孔20の底面)との間の空間S(図6参照)に収容される。
図6(a)に示すように、大径部24が樹脂製歯車16の表面に当接するまで軸体17を押し込んで、軸体17の小径部25を中心孔20内に挿嵌し、これにより組立品15がゲート残り21を残存させたまま完成する。
以上のように、本実施の形態によれば、中心孔20の底面にリングゲートを配置してウェルドラインの発生を防止するとともに、ゲート残り21の上面と中心孔20の内周面とで形成される空間内に、軸体17の小径部25を挿嵌するため、ゲート残り21を残存させた状態で、樹脂製歯車16に軸体17を装着することができる。従って、ゲート残り21の切断作業を省略することができ、作業工程数を削減して組み立て効率を向上させることが可能になる。また、リングゲート方式により樹脂製歯車16を成形するため、ウェルドラインの発生を防止することも可能である。
次に、本発明にかかる円板状樹脂成形品への軸体組付け構造の第3の実施形態について、図9を参照しながら説明する。
本実施の形態にかかる組立品30は、図9(a)に示すように、大別して、円板状樹脂成形品の一例としての樹脂製歯車31と、樹脂製歯車31に挿嵌される棒状の軸体35とから構成される。
樹脂製歯車31は、図7に示した樹脂製歯車16と略々同一の構成を有するが、図9(b)に示すように、樹脂製歯車31の裏面31a側から中心孔33が凹設され、樹脂製歯車31の表面31b側にゲート残り34が設けられる点で異なる。また、軸体35も、樹脂製歯車31の裏面31a側から圧入される点を除き、図6に示した軸体17と同一の構成を有する。尚、軸体35の小径部36の長さL2は、中心孔33の深さD2よりも短く形成される。
本実施の形態においても、樹脂製歯車31への軸体35の装着は、中心孔33の内周面とゲート残り34の裏面34aとで形成される空間内に、軸体35の小径部36を挿嵌することによって行われる。従って、ゲート残り34を残存させた状態で、樹脂製歯車31に軸体35を装着することができるとともに、圧入の際のカスやバリは軸体35の小径部36とゲート残り34との間の空間に収容することができ、第2の実施形態と同様の作用効果を得ることが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施の形態においては、円板状樹脂成形品として樹脂製歯車の場合を例示したが、本発明は、中心部に中心孔を備えた樹脂成形品であれば、歯車以外にも広く適用することが可能である。
また、上記実施の形態は、いずれも、歯車と軸体とを相対的に圧入固定の嵌め合いの関係とした例であるが、両者を相対的に遊合嵌合の嵌め合いの関係として相対的に回転自在とすることも可能である。この場合、軸体は固定軸となるであろうし、歯車は、軸体から軸方向に離脱することのないように、組み込み機器側で何らかの移動拘束手段により軸方向の移動が拘束される。このとき、図6(a)に示される軸体17の小径部25とゲート残り21との間に生じている空間Sを潤滑オイル溜めとすれば、長期間の安定回転を保証することもできる。
本発明にかかる第1の実施形態を示す断面図である。 (a)は、図1の樹脂製歯車の上面図であり、(b)は、(a)のA−A線断面図である。 図1の組立品の組み立て工程を示す図である。 中心孔に対するゲート位置の他の例を説明するための断面図である。 多点ゲートとした変更例を示す上面図である。 本発明にかかる第2の実施形態を示す断面図である。 (a)は、図6の樹脂製歯車の上面図であり、(b)は、(a)のB−B線断面図である。 図6の組立品の組み立て工程を示す図である。 本発明にかかる第3の実施形態を示す断面図である。 (a)は、従来の樹脂製歯車の上面図であり、(b)は、(a)のC−C線断面図である。 従来の樹脂製歯車の断面図である。
符号の説明
1 組立品
2 円板状樹脂成形品(樹脂製歯車)
3 軸体
4 円板状本体
4a 円板状本体の表面
4b 円板状本体の裏面
5 ギア部
5a 歯
6 中心孔
7 ランナー残り
7a ランナー残りの上端部
8 ゲート残り
10 大径部
11 小径部
12 中心ランナー残り
12a 中継ランナー残り
12b ゲート残り
15 組立品
16 円板状樹脂成形品(樹脂製歯車)
17 軸体
18 円板状本体
19 ギア部
20 中心孔
21 ゲート残り
24 大径部
25 小径部
30 組立品
31 円板状樹脂成形品(樹脂製歯車)
31a 樹脂製歯車の裏面
31b 樹脂製歯車の表面
33 中心孔
34 ゲート残り
34a ゲート残りの裏面
35 軸体
36 小径部

Claims (10)

  1. 中心孔を有する円板状樹脂成形品を、前記中心孔の内側にゲート残り及びランナー残りが位置するように成形する工程と、
    前記中心孔に前記ゲート残り及び前記ランナー残りを残した状態で、前記中心孔に大径部と小径部とを備える軸体の該小径部を装着する工程と、
    前記軸体装着工程の過程で前記軸体の押込みにより前記ゲート残りを切断して前記ランナー残りとともに除去しながら、前記軸体の大径部を前記円板状樹脂成形品に当接するように前記軸体を前記中心孔に組み付けることにより、該軸体と前記円板状樹脂成形品の組立体を完成させる工程とからなることを特徴とする円板状樹脂成形品への軸体組付け方法。
  2. 前記ゲート残りはリング状に連なっていることを特徴とする請求項1に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け方法。
  3. 前記ゲート残りと前記ランナー残りとはその複数本が放射状に延伸することを特徴とする請求項1に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け方法。
  4. 前記樹脂成形品と前記軸体の嵌め合いは、圧入嵌合の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け方法。
  5. 前記樹脂成形品と前記軸体の嵌め合いは、遊合嵌合の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け方法。
  6. 中心孔を有する円板状樹脂成形品を、前記中心孔の内側で片側に偏倚した位置にゲート残り及びランナー残りが位置するように成形し、
    前記ゲート残り及び前記ランナー残りを残した状態で、前記ゲート残り及び前記ランナー残りの反対側の前記中心孔に大径部と小径部とを備える軸体の該小径部を装着し、
    前記軸体の大径部を前記円板状樹脂成形品に当接するように組み付けることにより、該軸体と前記円板状樹脂成形品の組立体を完成させることを特徴とする円板状樹脂成形品への軸体組付け構造。
  7. 前記ゲート残りはリング状に連なっていることを特徴とする請求項6に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け構造。
  8. 前記ゲート残りと前記ランナー残りとはその複数本が放射状に延伸することを特徴とする請求項6に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け構造。
  9. 前記樹脂成形品と前記軸体の嵌め合いは、圧入嵌合の関係にあることを特徴とする請求項6に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け構造。
  10. 前記樹脂成形品と前記軸体の嵌め合いは、遊合嵌合の関係にあることを特徴とする請求項6に記載の円板状樹脂成形品への軸体組付け構造。
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