JP5388720B2 - 多液混合装置 - Google Patents
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Description
一対の支承部と一対の軸端部が当接した状態では、撹拌部材が一対の支承部により回転軸方向に挟まれた状態で支持され、撹拌空間内の撹拌部材は、回転軸方向へのガタ付きと径方向へのガタ付きを規制される。したがって、多液混合装置の姿勢が三次元方向に変動したとしても、撹拌部材は、撹拌空間内において適正な姿勢を保って安定して支持される。
軸端部と支承部は点接触しているので、撹拌部材が回転する際の接触抵抗が小さく、撹拌部材の回転動作が円滑に行われる。また、軸端部と支承部がいずれも球面となっているので、尖った形態とした場合に比べると摩耗し難く、撹拌部材を長期間に亘って安定して支持することができる。
撹拌翼が形成されている本体と、軸端部側の部品とを、異なる材質のものとすることができる。これにより、本体を比重の小さい材質とすることにより、撹拌部材の軽量化を図ることができる。同時に、軸端部側の部品を硬度の高い材質とすることにより、軸端部の摩耗の進行を軽減し、撹拌部材を長期間に亘って安定して支持することができる。
一対の軸端部が単一の部品(シャフト)に形成されているので、一対の軸端部を互いに異なる部品に形成した場合に比べると、部品点数が少なくて済む。また、一対の軸端部を別々に本体に組み付けた場合、組付け公差のために、撹拌部材の回転軸方向における一対の軸端部間の距離のバラツキが大きくなり、撹拌部材が回転軸方向にガタ付きを生じることが懸念される。その点、本発明では、一対の軸端部を単一の部品に一体に形成しているので、組付け公差に起因して一対の軸端部間の距離にバラツキが生じるということがなく、撹拌部材を安定して支持することができる。
流入孔から撹拌空間内に流入した液体の一部が、軸端部と支承部との当接部分で滞留した場合、その滞留状態の液体が固化して軸端部や支承部に付着し、撹拌部材の円滑な回転に支障を来すことが懸念される。その点、本発明では、流入孔から撹拌空間内に流入した液体が、撹拌部材における軸端部が配置されている端面と、撹拌空間における支承部が配置されている端面との間の空間に流入するようにしたので、軸端部と支承部は、液体の流動経路の途中に配置されていることになる。したがって、流入した液体が固化した状態で軸端部や支承部に付着することが防止される。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明する。多液混合装置Aは、内部に撹拌空間11が形成されたハウジング10と、撹拌空間11内を流れる複数種類の液体(主剤と硬化剤)を撹拌して混合するための撹拌手段30と、撹拌手段30を構成する撹拌部材31を回転駆動するための駆動手段21とを備えて構成されている。この多液混合装置Aは、被塗物(図示省略)に合わせて三次元方向に向きを変えるロボットアームBに搭載されている。
ハウジング10に撹拌部材31を組み付ける際には、第1部品10a内に撹拌部材31を収容し、上流側軸端部39を上流側支承部13に嵌合させる。このとき、撹拌空間11における撹拌部材31の径方向への最大変位寸法は、上流側支承部13の開口半径よりも小さいので、上流側軸端部39は確実に上流側支承部13に嵌合される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、支承部を凹み形状とし、軸端部を凸形状としたが、これとは逆に、支承部を凸形状とし、軸端部を凹み形状としてもよい。
(2)上記実施形態では、撹拌部材のうち検知子と従動側磁石を除いた部分を材質の異なる2つの部材(本体とシャフト)によって構成したが、撹拌部材のうち検知子と従動側磁石を除いた部分を単一の部品としてもよい。
(3)上記実施形態では、軸端部と支承部とを点接触させるようにしたが、軸端部と支承部は面接触するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、支承部を半球状に凹ませた形態としたが、支承部は、擂り鉢状(円錐状)に凹ませた形態であってもよい。
(5)上記実施形態では、軸端部を半球状に突出した形態としたが、軸端部は、支承部に当接する先端が尖った形態(例えば、円錐形)であってもよい。
(6)上記実施形態では、1本のシャフトの両端に軸端部を形成し、そのシャフトを撹拌部材の本体に貫通させたが、一対の軸端部を互いに別体の部品とし、これらの部品を、撹拌部材の本体に貫通させずに本体に埋設してもよい。
(7)上記実施形態では、撹拌空間内に収容されている撹拌部材に回転力を伝える手段として磁力を利用したが、これに替えて、撹拌部材に一体回転するように設けた伝達部材を撹拌空間の外部へ貫通させ、この伝達部材に回転力を付与する形態としてもよい。
(8)上記実施形態では、撹拌翼を液体の流通方向に間隔を空けて複数片設けたが、本発明によれば、撹拌翼は、液体の流通方向における1箇所のみに設けてもよい。
(9)上記実施形態では、2種類の液体(主剤と硬化剤)を所定量ずつ交互に流入させるようにしたが、本発明によれば、2種類以上の液体を所定の割合で混在させたものを流量させてもよい。
(10)上記実施形態では2種類の液体を混合する場合について説明したが、本発明によれば、混合する液体の種類は3種類以上であってもよい。
(11)上記実施形態では、撹拌によって得られる混合塗料が水性二液ウレタン塗料である場合について説明したが、本発明は、混合塗料が水性二液ウレタン塗料以外の塗料(例えば、溶剤系の塗料)である場合にも適用できる。
(12)上記実施形態では、回転駆動部材を回転駆動する手段として、エア圧を利用したエアタービン構造を用いて回転駆動部材に回転力を伝達するようにしたが、これに替えて、回転駆動部材に設けた従動ギヤと、電動モータの駆動ギヤとを係合させ、電気的な駆動力をギヤの噛み合い介して回転駆動部材に伝達してもよい。
13…上流側支承部(軸受手段)
15…流入孔
19…下流側支承部(軸受手段)
23…筒部
31…撹拌部材
32…本体
37…撹拌翼
38…シャフト
39…上流側軸端部(軸受手段)
40…下流側軸端部(軸受手段)
44…従動側磁石
45…回転駆動部材
48…駆動側磁石
Claims (5)
- 複数種類の液体を流通させるための撹拌空間と、
外周に撹拌翼が設けられ、前記撹拌空間内において軸受手段により回転可能に支持された撹拌部材と、
前記撹拌空間を構成する筒部の外周に沿って前記撹拌部材と同軸状に回転駆動する回転駆動部材と、
前記回転駆動部材に一体回転するように設けられた駆動側磁石と、
前記撹拌部材に一体回転するように設けられた従動側磁石とを備え、
前記駆動側磁石と前記従動側磁石との間の磁気吸引力によって前記撹拌部材が前記回転駆動部材と一体となって回転することにより、前記複数種類の液体が前記撹拌翼により撹拌されて混合塗料が得られるようになっている多液混合装置において、
前記軸受手段が、
前記撹拌部材の回転軸方向における両端部に設けた一対の軸端部と、
前記撹拌空間内に設けられ、前記一対の軸端部を相対回転可能に且つ前記撹拌部材の回転軸方向へのガタ付き及び回転軸と直角な径方向へのガタ付きを規制可能に係合させる一対の支承部とを備え、
前記軸端部と前記支承部のうちいずれか一方が、略球面状に凹んだ形態とされていることを特徴とする多液混合装置。 - 前記軸端部と前記支承部は曲率の異なる球面状をなしており、
前記球面状の軸端部と前記球面状の支承部が点接触していることを特徴とする請求項1記載の多液混合装置。 - 前記撹拌部材は、前記撹拌翼が一体に形成されている本体を有しており、
前記軸端部が、前記本体とは別体の部品からなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の多液混合装置。 - 前記一対の軸端部が、1本のシャフトの両端部に形成されており、
前記シャフトが、前記本体に貫通する形態で取り付けられていることを特徴とする請求項3記載の多液混合装置。 - 前記複数種類の液体を前記撹拌空間内に流入させる流入孔を有し、
前記流入孔の前記撹拌空間内への開口が、前記撹拌部材における前記軸端部が配置されている端面と、前記撹拌空間における前記支承部が配置されている端面との間の空間に臨んでいることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の多液混合装置。
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