JP5388133B2 - ばね研削装置及びばね研削方法 - Google Patents

ばね研削装置及びばね研削方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転テーブルの外縁部に並んだ複数のばね収容孔に、順次、圧縮コイルばねが収容されながら回転テーブルが回転して、1対の回転砥石の端面間に、順次、圧縮コイルばねを1回通過させる研削(所謂、ワンパス研削)を行うと共に、研削後のコイル長を検長して良品か否かを区別するばね研削装置及びばね研削方法に関する。
従来、この種のばね研削装置として、ワンパス研削後の圧縮コイルばねの検長結果に基づいて砥石端面間距離を補正するものが知られている。具体的には、従来のばね研削装置では、コイル長の目標値に対する基準プラス誤差を複数回(例えば、3回)越えたら砥石端面間距離を、予め定められた特定補正量だけ狭める一方、基準マイナス誤差を複数回(例えば、3回)越えたら砥石端面間距離を特定補正量だけ広げる構成になっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−295256号公報(図3、図10、段落[0009])
しかしながら、上記した従来のばね研削装置では、圧縮コイルばねのコイル長を、一定値に集束させることが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、圧縮コイルばねのコイル長を従来より容易に一定値に集束させることが可能なばね研削装置及びばね研削方法の提供を目的とする。
本願発明者は、上記した従来のばね研削装置の構成では、何故、研削後のコイル長を一定値に集束させることが困難であるかを熟考したところ以下の見知を得た。即ち、上記した従来のばね研削装置では、研削後に検長した圧縮コイルばねのコイル長を砥石端面間距離の代用値として利用している。ここで、実際の砥石端面間距離は、回転砥石の軸方向移動によって狭められない限り、圧縮コイルばねの研削処理数に応じた回転砥石の摩耗により一定増加するのみで減少することはない。
しかしながら、砥石端面間距離の代用値としてのコイル長の検長結果には、回転砥石の摩耗に伴う一定増加要素に研削及び検長によるばらつき要素が加わり、コイル長の検長結果を代用値とした砥石端面間距離は、ランダムに増減することになる。
これに対し、上記した従来のばね研削装置では、目標値に対してコイル長の検長結果が大きい場合のみならず、小さい場合も回転砥石を軸方向移動して砥石端面間距離を拡縮する制御を行っていたので上記ばらつき要素の影響を受け易く、コイル長を一定値に集束させることが困難になっていたものと考えられる。
そこで、本願発明者は、検長により得られた検出コイル長の増量分が一定の基準量に到達するまでは現状を維持する一方、到達したらその増量分を0にリセットするように回転砥石を軸方向に移動して砥石端面間距離を補正するばね研削装置及びばね研削方法を発明するに到った。
具体的には、請求項1の発明に係るばね研削装置は、回転テーブルの外縁部を貫通しかつ環状に並んだ複数のばね収容孔に、順次、圧縮コイルばねが収容されながら回転テーブルが回転して、その回転テーブルの外縁部の一部を挟んで対向した1対の回転砥石の端面間に、順次、圧縮コイルばねを1回通過させて圧縮コイルばねの両端面を研削すると共に、研削後の圧縮コイルばねの移動経路に配置された検長手段にて圧縮コイルばねのコイル長を検長し、検長したコイル長が予め定められた上限値以上の場合は、その検長された圧縮コイルばねを不良品とすると共に後続の圧縮コイルばねの研削を中止する一方、コイル長が上限値未満の場合は、その圧縮コイルばねを良品として不良品から分別すると共に後続の圧縮コイルばねの研削を続行するばね研削装置において、回転砥石を軸方向に移動して1対の回転砥石の端面間の距離である砥石端面間距離を変更することが可能な砥石上下駆動手段を備え、検長手段にて検長されたコイル長が、上限値未満かつ予め定められた規定中間値より大きい場合は、砥石上下駆動手段により特定補正量だけ砥石端面間距離を狭めて後続の圧縮コイルばねの研削を続行し、検長手段にて検長されたコイル長が、規定中間値未満である場合は、砥石端面間距離の現状を維持して後続の圧縮コイルばねの研削を続行するように構成したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のばね研削装置において、検長手段は、1対の回転砥石の端面間を通過して研削された全ての圧縮コイルばねに対して検長を行い、砥石端面間距離を狭める補正を行ったときには、その補正後に更に砥石端面間距離を狭める次の補正を禁止し、先の補正後に1対の回転砥石の端面間に進入して通過した圧縮コイルばねが検長手段に到達したときに次の補正の禁止を解除するところに特徴を有する。
請求項3の発明に係るばね研削方法は、回転テーブルの外縁部を貫通しかつ環状に並んだ複数のばね収容孔に、順次、圧縮コイルばねが収容されながら回転テーブルが回転して、その回転テーブルの外縁部の一部を挟んで対向した1対の回転砥石の端面間に、順次、圧縮コイルばねを1回通過させて圧縮コイルばねの両端面を研削すると共に、研削後の圧縮コイルばねの移動経路に配置された検長手段にて圧縮コイルばねのコイル長を検長し、検長したコイル長が予め定められた上限値以上の場合は、その検長された圧縮コイルばねを不良品とすると共に後続の圧縮コイルばねの研削を中止する一方、コイル長が上限値未満の場合は、その圧縮コイルばねを良品として不良品から分別すると共に後続の圧縮コイルばねの研削を続行するばね研削装置を用いたばね研削方法において、回転砥石を軸方向に移動して1対の回転砥石の端面間の距離である砥石端面間距離を変更することが可能な砥石上下駆動手段を備え、検長手段にて検長されたコイル長が、上限値未満かつ予め定められた規定中間値より大きい場合は、砥石上下駆動手段により特定補正量だけ砥石端面間距離を狭めて後続の圧縮コイルばねの研削を続行し、検長手段にて検長されたコイル長が、規定中間値未満である場合は、砥石端面間距離の現状を維持して後続の圧縮コイルばねの研削を続行するようにばね研削装置を構成しておき、規定中間値を、コイル長の許容誤差範囲の下限値と上限値との間の値に設定すると共に、特定補正量を、規定中間値と下限値との差より小さい値に設定するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のばね研削方法において、検長手段は、1対の回転砥石の端面間を通過して研削された全ての圧縮コイルばねに対して検長を行い、砥石端面間距離を狭める補正を行ったときには、その補正後に更に砥石端面間距離を狭める次の補正を禁止し、先の補正後に1対の回転砥石の端面間に進入して通過した圧縮コイルばねが検長手段に到達したときに次の補正の禁止を解除するところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のばね研削方法において、補正の禁止期間中における回転砥石の摩耗量を、禁止期間以外の通常期間中に検長手段が検長したコイル長の変化から推定し、その推定した摩耗量より大きな値に特定補正量を設定するところに特徴を有する。
[請求項1及び3の発明]
請求項1のばね研削装置及び請求項3のばね研削方法によれば、圧縮コイルばねが、順次、回転テーブルの複数のばね収容孔に収容されて1対の回転砥石の端面間を1回通過し、各圧縮コイルばねの両端面が研削される。そして、研削後に検長手段にて検長したコイル長が予め定められた上限値以上の圧縮コイルばねが発生した場合には研削を中止する。一方、検長されたコイル長が上限値未満の圧縮コイルばねは良品として処理されると共に、後続の圧縮コイルばねの研削が続行される。そして、検長されたコイル長が、上限値未満かつ規定中間値より大きい場合は、砥石上下駆動手段により特定補正量だけ砥石端面間距離が狭められ、検長されたコイル長が、規定中間値未満である場合は、砥石端面間距離の現状が維持される。つまり、本発明のばね研削装置では、検長したコイル長の増量分が一定の基準量(特定補正量)に到達するまでは現状を維持する一方、到達したらその基準量(特定補正量)に略等しい増量分を0にリセットするように砥石端面間距離を補正し、その補正方向は砥石端面間距離を狭くする方向のみとなる。即ち、回転砥石の摩耗によって砥石端面間距離が広がった分のみを補正することになり、コイル長の検長結果に含まれるばらつき要素の影響が抑えられる。これにより、ワークのコイル長を従来より容易に一定値に集束させることが可能になる。そして、規定中間値をコイル長の許容誤差範囲の下限値と上限値との間の値に設定すると共に、特定補正量を、規定中間値と下限値との差より小さい値に設定しておけば、研削後の多くの圧縮コイルばねのコイル長を規定中間値と下限値との間の値に収めることができる。
[請求項2及び4の発明]
砥石端面間距離を狭めたときに1対の回転砥石の端面間に位置する圧縮コイルばねは、回転砥石の端面間の進入口寄りに位置するか、出口寄りに位置するかによって研削量が異なる。これに対し、請求項2のばね研削装置及び請求項4のばね研削方法によれば、砥石端面間距離を狭める補正を行ったときには、その補正後に更に砥石端面間距離を狭める次の補正を禁止し、先の補正後に1対の回転砥石の端面間に進入して通過した圧縮コイルばねが検長手段に到達したときに次の補正の禁止を解除するので、砥石端面間距離を狭めた特定補正量に対する圧縮コイルばねの研削量の正確な変化をコイル長の検長結果に反映させることができる。
[請求項5の発明]
請求項5のばね研削方法によれば、上記した補正の禁止期間中における回転砥石の推定される摩耗量より特定補正量を大きな値に設定したので、摩耗の進行に対して砥石端面間距離の補正が追いつかなくなる事態が防がれる。
本発明の一実施形態に係るばね研削装置の側面図 ばね研削装置の前面図 ばね研削装置の平面図 ばね研削装置の電気的構成を示したブロック図 制御プログラムのフローチャート 補正プログラムのフローチャート
以下、本発明の一実施形態に係るばね研削装置10を図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のばね研削装置10は、床上に設置されたフレーム11に1対の可動ベース部12A,12Bを上下に並べて備えている。フレーム11と上側の可動ベース部12Aとの間には、上下方向に延びたリニアガイド(図示せず)とボールねじ機構13Aとが備えられている。そして、砥石昇降用モータ14Aによりボールねじ機構13Aを作動させて、可動ベース部12Aを上下の任意の位置に位置決めすることができる。また、フレーム11と下側の可動ベース部12Bとの間にも同様に、リニアガイド及びボールねじ機構13Bとが備えられ、可動ベース部12Bを砥石昇降用モータ14Bにより上下の任意の位置に位置決めすることができるようになっている。
上側の可動ベース部12Aからは鉛直下方にスリーブ15Aが垂下され、その内側に図示しない駆動シャフトが回転可能に軸支されている。そして、その駆動シャフトの下端部に回転砥石20Aが一体回転可能に固定され、駆動シャフトの上端部に砥石駆動モータ16Aがプーリ及びベルト(共に図示せず)を介して連結されている。一方、下側の可動ベース部12Bからはスリーブ15Bが鉛直上方に延び、その内側に図示しない駆動シャフトが回転可能に軸支されている。そして、その駆動シャフトの上端部に回転砥石20Bが一体回転可能に固定され、駆動シャフトの下端部に砥石駆動モータ16Bがプーリ及びベルトを介して連結されている。これら回転砥石20A,20Bは、共に円板状をなし、外径が同じになっている。また、これら回転砥石20A,20Bのうち互いに対向した端面21A,21Bは、共に回転砥石20A,20Bの回転軸J1,J2と直交した平坦面をなしている。
図2に示すように、フレーム11の側面には、回転砥石20A,20Bの端面21A,21Bを平坦面に維持するための砥石目立て機構30が設けられている。砥石目立て機構30には、上下の回転砥石20A,20Bに対応して1対の目立てツール34A,34Bが備えられている。目立てツール34Aは、ツール昇降用モータ32Aにより上下動されるブラケット33Aに水平移動可能に支持され、ツール水平駆動モータ35Aにより水平に直線駆動される。そして、上側の回転砥石20Aを回転駆動した状態で、目立てツール34Aが上側の回転砥石20Aの端面21Aに沿って移動することで、その端面21Aが平坦になるように目立てを行う。目立てツール34Bに関しても同様に、ツール昇降用モータ32Bにより上下動されるブラケット33Bに支持され、ツール水平駆動モータ35Bにより水平に直線駆動されて下側の回転砥石20Bの端面21Bの目立てを行う。
図1に示すように、フレーム11の前面には、ばね保持移動機構50が設けられている。ばね保持移動機構50は、フレーム11の下部から側方に張り出した支持台51に組み付けられている。また、支持台51には、上下方向に延びた図示しないテーブル駆動軸が回転可能に支持され、そのテーブル駆動軸の上端部に回転テーブル52が一体回転可能に取り付けられている。そして、図2に示すように、支持台51の下端面に備えたテーブル駆動モータ53が減速機53Gを介してテーブル駆動軸の下端部に連結されている。なお、回転テーブル52の回転方向は、上方から見て反時計回りになっている(図3の矢印A参照)。また、回転砥石20A,20Bの回転方向も、共に上方から見て反時計回りになっている。
図3に示すように、回転テーブル52の外縁部には、複数のばね収容孔55が上下方向に貫通形成されている。また、ばね収容孔55は円形になっていて、それらの中心点が回転テーブル52の回転中心を中心とした架空の円上に等間隔で並べられかつ、隣り合ったばね収容孔55,55同士が隣接している。そして、これらばね収容孔55に圧縮コイルばねが、ばね研削装置10の研削対象であるワーク90として収容される。
図1に示すように、支持台51のうち回転テーブル52と上下方向で対向する上端部には、ばね下端支持盤54が固定して備えられている。ばね下端支持盤54は、回転テーブル52と同心で回転テーブル52より僅かに大きな円板状をなしている。また、ばね下端支持盤54には、下側の回転砥石20Bとの干渉を避けるためにその回転砥石20Bと同心かつ回転砥石20Bより僅かに径が大きな円弧状の切欠部(図示せず)が備えられている。そして、回転テーブル52が回転するとばね収容孔55に収容されているワーク90群の下端部がばね下端支持盤54の上面を摺接する。
なお、ばね下端支持盤54は、砥石昇降用モータ14Bの駆動により回転砥石20Bが支持台51に対して上下動されて、ばね下端支持盤54の上面と下側の回転砥石20Bの端面21Bとを面一にすることができるようになっている。
また、ばね下端支持盤54には、砥石間領域R1から退出したばね収容孔55が後述する検長器60を通過した位置に良品排出口58Aが備えられ、さらにその良品排出口58Aを通過したところに不良品排出口58Bが備えられている。これら良品排出口58A及び不良品排出口58Bは、図示しないシャッタによって開閉可能となっている。
図2に示すように、フレーム11の前面のうち回転テーブル52の上方には、ばねガイド42A,42Bを下端に備えた扉42が上側の可動ベース部12Aに対して上下動可能に支持され、扉昇降用モータ41により上下の任意の位置に位置決めされるようになっている。そして、回転テーブル52の回転に伴ってばね収容孔55群のワーク90が、砥石間領域R1外から砥石間領域R1内に進入する際にばねガイド42Aに摺接して圧縮変形され、砥石間領域R1内から砥石間領域R1外へと脱出する際には、ばねガイド42Bに摺接して拡張変形される。
図1に示すように、上側の回転砥石20Aの側方には、検長器60が備えられている。また、検長器60は、砥石間領域R1(図2参照)から外れたばね収容孔55群のうち砥石間領域R1から退出した直後のばね収容孔55の上方に配置されている(図3参照)。また、検長器60は、図2に示すように、センサ本体62で可動接触子61を上下方向に直動可能に支持した構造をなしている。可動接触子61の下端部には、ばね収容孔55に収容されるワーク90の外径より大きな平板体61Aが備えられ、その平板体61Aとセンサ本体62の下端面との間には、可動接触子61を下方に付勢する降下付勢ばね63(図1参照)が備えられている。
センサ本体62には、出力回路66(図4参照)と、可動接触子61を上方に引き上げて保持するための接触子引上駆動部64(図2参照)とが備えられている。出力回路66は、可動接触子61の上下方向における位置を接触子位置検出信号として出力する。その接触子位置検出信号は、例えば、デジタル信号であって、可動接触子61の位置が高くなるに従って大きくなるように設定されている。
接触子引上駆動部64は、エアシリンダであって、可動接触子61の上端部に備えたフックを、接触子引上駆動部64の図示しない直動ロッドに備えたフックが下方から引き上げることで、可動接触子61をワーク90から上方に離間した位置に持ち上げて保持する。また、その持ち上げを解除する(止める)場合には、接触子引上駆動部64の直動ロッドのフックを、可動接触子61のフックより下方に下げる。これにより、可動接触子61は接触子引上駆動部64の影響を受けずに上下動可能になる。また、接触子引上駆動部64は、図4に示した電磁バルブ64Vを切り替えることで圧縮エアーを受ける部位が変更されて、上述の如く、可動接触子61を持ち上げた状態とそれを解除した状態とに切り替わる。
上記した砥石昇降用モータ14A,14B、砥石駆動モータ16A,16B、テーブル駆動モータ53、ツール昇降用モータ32A,32B、ツール水平駆動モータ35A,35B及び扉昇降用モータ41は、全てサーボモータであって、それぞれ出力軸の位置を検出するための位置検出センサ14E1,14E2,16E1,16E2,53E・・・(例えば、エンコーダ又はレゾルバ)を備えている。そして、これらサーボモータは、図4に示したコントローラ70によって駆動制御される。なお、図4には、コントローラ70の制御対象のうち本発明との関連性が深い部分のみが示されている。
コントローラ70には、CPU71、メモリ72、上記したサーボモータ群用のサーボアンプ74群及び接触子引上駆動部64を駆動するためのバルブ駆動回路76が備えられている。そして、メモリ72に記憶した制御プログラムPG1(図5参照)、補正プログラムPG2(図6参照)等をCPU71が実行してサーボアンプ74群及びバルブ駆動回路76に指令値を出力してサーボモータ群を駆動制御すると共に、接触子引上駆動部64が可動接触子61を引き上げた状態とその引き上げを止めた状態とに切り替える。
なお、コントローラ70には、コンソール73(キーボード等)とモニタ77とが備えられ、種々の設定値をモニタ77で視認しながらコンソール73にて入力・変更することができる。
次に、CPU71が実行する制御プログラムPG1及び補正プログラムPG2について説明する。制御プログラムPG1は、図5に示されており、CPU71は、制御プログラムPG1を実行すると、最初に定数設定処理(S10)を行い、作業者に、例えば、ワーク90のコイル長における許容誤差の上限値Ha及び下限値Hcと推定摩耗量Mの入力を求める。
上限値Ha及び下限値Hcに関しては、ワーク90である圧縮コイルばねの設計図において、コイル長に対する許容誤差の記載があれば、許容誤差の上限値と下限値とを入力し、記載がなければ、目標コイル長に対応した公差の上限値と下限値を入力すればよい。なお、研削前のワーク90のコイル長は、上限値Haより若干大きくなるように成形しておくことが好ましい。
推定摩耗量Mに関しては、テスト的にワーク90を研削して求めた値を入力する。具体的には、回転砥石20A,20Bを回転させた状態で、ばね収容孔55に順次ワーク90を収容し、かつワーク90を砥石間領域R1に連続して通過させた後に良品排出口58Aから排出させながら回転テーブル52を所定複数回周回転する。この間、検長器60で検長したコイル長の増加量を回転砥石20A,20Bの摩耗量として求める。そして、回転テーブル52の所定複数回周分の回転砥石20A,20Bの摩耗量を、後述する回転テーブル52の遅れ角θaに対する回転砥石20A,20Bの摩耗量に換算し、その値を前記した推定摩耗量Mとしてコントローラ70に入力すればよい。
定数設定処理(S10)では、CPU71は作業者に、上限値Ha、下限値Hc及び推定摩耗量Mに次いで、規定中間値Hb及び特定補正量Jの入力を求める。ここで、規定中間値Hb及び特定補正量Jは、下記(1)式及び(2)式の関係を満たす必要がある。
J<Hb−Hc ・・・・(1)
J>M ・・・・(2)
規定中間値Hb、特定補正量J及び推定摩耗量Mの入力を終えると、CPU71は、それら入力値が上記(1)式及び(2)式の関係を満たすかを判別する。上記(1)式及び(2)式の関係を満たしていなかった場合には、再度、規定中間値Hb及び特定補正量Jの入力が求められる。上記(1)式及び(2)式の関係を満たしていた場合には、定数設定処理(S10)から抜けて、図5に示すように、コントローラ70に備えた図示しない起動スイッチのオン待ち状態になる(S11)。
起動スイッチをオンすると、CPU71は起動処理(S12)を行う。起動処理(S12)では、回転砥石20A,20B及び回転テーブル52を回転起動し、図示しないフィーダに、回転テーブル52のうち不良品排出口58Bを通過した位置のばね収容孔55にワーク90を順次収容させる。そして、最初にばね収容孔55に収容したワーク90が検長器60の下方に到達するまで待ち、そのワーク90が検長器60の下方に到達したらバルブ駆動回路76に指令値を出力して可動接触子61をワーク90上に降下させて、起動処理(S12)を終える。次いで、CPU71は、フラグFLGを「0」にリセットし(S13)、良品排出口58Aを開き(S14)、この制御プログラムPG1を終了する。
CPU71は、制御プログラムPG1を終了すると、図6に示した補正プログラムPG2を、例えば、数十〜数百[msec]の所定周期で繰り返して実行する。補正プログラムPG2では、CPU71は、まずは、フラグFLGが「1」であるか否かを判別し(S20)、フラグFLGが「1」でなければ(S20でNO)、フラグFLGが「2」であるか否かを判別する(S21)。そして、フラグFLGが「2」でなければ(S21でNO)、検長器60にて検出したワーク90のコイル長(以下、「検出コイル長H」という)が、上限値Ha以上であるか否かを判別し(S22)、検出コイル長Hが上限値Ha以上でなければ(S22でNO)、検出コイル長Hが、規定中間値Hbより大きいか否かを判別する(S23)。ここで、最初に補正プログラムPG2を実行した際には、フラグFLGは「0」にリセットされているので(S20,S21の何れもNO)、まずは、検出コイル長Hと、上限値Ha、規定中間値Hbとの比較を行う(S22,S23)。
ここで、検出コイル長Hが、上限値Haより小さい場合(S22でNO)で、規定中間値Hbより大きかった場合(S23でYES)、CPU71は、フラグFLGに「2」をセットしてから(S24)、砥石昇降指令を出力する(S25)。すると、砥石昇降用モータ14A,14Bが作動して上側の回転砥石20Aが、特定補正量Jの例えば2/5の値である特定降下補正量Jaだけ降下する一方、下側の回転砥石20Bが、特定補正量Jの3/5の値である特定上昇補正量Jbだけ上昇する。即ち、回転砥石20Aの端面21Aと、回転砥石20Bの端面21Bとの間の距離である砥石端面間距離Lが、特定降下補正量Jaと特定上昇補正量Jbとを合わせた特定補正量Jだけ狭める補正が行われる。
そして、砥石昇降指令の出力(S25)から、回転テーブル52が予め設定された遅れ角θaだけ回転したか否かが判別される(S26)。ここで、遅れ角θaは、「砥石間領域R1への進入直前のばね収容孔55の位置から検長器60の真下のばね収容孔55までの間の開き角」に相当する。ここで、本実施形態では、砥石昇降指令が出力されてから砥石端面間距離Lの補正が完了するまでは、極めて短時間であるので、遅れ角θaは、実質的に、砥石昇降指令の出力前に砥石間領域R1の手前に位置したばね収容孔55が、砥石昇降指令が出力されかつ砥石端面間距離Lの補正が完了した後、砥石間領域R1に進入して通過し、検長器60に到達する迄の角度とも言える。
そして、回転テーブル52が、遅れ角θaの回転を完了していない場合は(S26でNO)、補正プログラムPG2を抜け、遅れ角θaの回転が完了している場合には(S26でYES)、フラグFLGを「0」にリセットしてから(S27)、補正プログラムPG2を抜ける。つまり、砥石昇降指令の出力(S25)から回転テーブル52が遅れ角θaだけ回転するまでは、フラグFLGは「2」に維持される。そして、フラグFLGが「2」に維持されている間は、補正プログラムPG2が実行されても、検出コイル長Hと上限値Ha、規定中間値Hbとの比較(S22,S23)を行わず、砥石端面間距離Lの補正が禁止された状態になる。このことから、上述した推定摩耗量Mは、補正禁止期間中の回転砥石20A,20Bの摩耗量とも言える。
検出コイル長Hと上限値Ha,規定中間値Hbとの比較(S22,S23)の結果、検出コイル長Hが上限値Haより小さく、規定中間値Hb以下であった場合(S22でNO、S23でNO)、直ちに補正プログラムPG2から抜ける。従って、検出コイル長Hが規定中間値Hb以下である限り、補正プログラムPG2が複数回繰り返して実行されても、回転砥石20A,20Bが昇降されることなく現状が維持されて、複数のワーク90が、砥石間領域R1を1回通過して検長器60にて検長された後、良品排出口58Aへと排出され続ける。
検出コイル長Hと上限値Ha,規定中間値Hbとの比較(S22,S23)の結果が、検出コイル長Hが上限値Ha以上であった場合(S22でYES)、フラグFLGに「1」をセットし(S28)、良品排出口58Aを閉じ(S29)、回転砥石20A,20B及び回転テーブル52を停止し(S30)、さらに異常を報知して(S31)、この補正プログラムPG2から抜ける。なお、補正プログラムPG2が所定周期後に繰り返して実行された場合には、フラグFLGが「1」であることに基づいて、直ちに補正プログラムPG2から抜ける。
上記制御プログラムPG1及び補正プログラムPG2を含む本実施形態のばね研削装置10の構成に関する説明は以上である。次に、本実施形態のばね研削装置10及びばね研削方法の作用効果について説明する。ばね研削装置10が上記した補正プログラムPG2を所定周期で繰り返して実行することで、ワーク90が、順次、回転テーブル52の複数のばね収容孔55に収容されて1対の回転砥石20A,20Bの端面21A,21B間の砥石間領域R1を1回通過し、各ワーク90の両端面が研削(ワンパス)される。そして、研削後の検出コイル長Hが上限値Ha以上のワーク90が発生した場合には研削が中止される。一方、検出コイル長Hが上限値Ha未満のワーク90は良品として排出され、後続のワーク90の研削が続行される。そして、検出コイル長Hが、上限値Ha未満かつ規定中間値Hbより大きい場合は、砥石昇降用モータ14A,14Bにより特定補正量Jだけ砥石端面間距離Lが狭められ、検出コイル長Hが規定中間値Hb未満である場合は、砥石端面間距離Lの現状が維持される。
つまり、本実施形態のばね研削装置10では、検出コイル長Hの増量分が一定の基準量(特定補正量J)に到達するまでは現状を維持する一方、到達したらその基準量(特定補正量J)に略等しい増量分を0にリセットするように砥石端面間距離Lを補正し、その補正方向は砥石端面間距離Lを狭くする方向のみとなる。即ち、回転砥石20A,20Bの摩耗によって砥石端面間距離Lが広がった分のみをリセット補正することになり、コイル長の検長結果に含まれるばらつき要素の影響が抑えられる。これにより、ワーク90のコイル長を従来より容易に一定値に集束させることが可能になる。また、本実施形態では、特定補正量Jを、規定中間値Hbと下限値Hcとの差より小さい値に設定してあるので、研削後の多くのワーク90のコイル長を規定中間値Hbと下限値Hcとの間の値に収めることができる。
ところで、砥石端面間距離Lを狭める補正を行ったときには、その補正直後に1対の回転砥石20A,20Bの端面間に位置するワーク90は、回転砥石20A,20Bの端面間の進入口寄りに位置するか、出口寄りに位置するかによって研削量が異なる。これに対し、本実施形態のばね研削装置10によれば、砥石端面間距離Lを狭める補正を行ったときには、その補正後に更に砥石端面間距離Lを狭める次の補正を禁止し、先の補正後に砥石間領域R1に進入して通過したワーク90が検長器60に到達したときに次の補正の禁止を解除するので、砥石端面間距離Lを狭めた特定補正量Jに対するワーク90の研削量の正確な変化をコイル長の検長結果に反映させることができる。また、特定補正量Jを、補正の禁止期間中における回転砥石20A,20Bの推定摩耗量Mより大きな値に設定したので、摩耗の進行に対して砥石端面間距離Lの補正が追いつかなくなる事態の発生も防がれる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態のばね研削装置10は検出コイル長Hと上限値Ha及び規定中間値Hbとをソフト上比較していたが、コンパレータ回路を備えて比較を行ってもよい。
(2)前記実施形態では、砥石端面間距離Lを変更するための上側と下側の回転砥石20A,20Bを互いに接近させるように両方とも軸方向に移動していたが、上側と下側の何れか一方の回転砥石を軸方向に移動させないで、他方の回転砥石のみを軸方向に移動して砥石端面間距離を変更してもよい。
10 ばね研削装置
11 フレーム
14A,14B 砥石昇降用モータ
16A,16B 砥石駆動モータ
20A,20B 回転砥石
21A,21B 端面
52 回転テーブル
54 ばね下端支持盤
55 ばね収容孔
60 検長器
70 コントローラ
90 ワーク
H 検出コイル長
Ha 上限値
Hb 規定中間値
Hc 下限値
J 特定補正量
L 砥石端面間距離
M 推定摩耗量
PG1 制御プログラム
PG2 補正プログラム
R1 砥石間領域

Claims (5)

  1. 回転テーブルの外縁部を貫通しかつ環状に並んだ複数のばね収容孔に、順次、圧縮コイルばねが収容されながら前記回転テーブルが回転して、その回転テーブルの外縁部の一部を挟んで対向した1対の回転砥石の端面間に、順次、圧縮コイルばねを1回通過させて前記圧縮コイルばねの両端面を研削すると共に、研削後の圧縮コイルばねの移動経路に配置された検長手段にて圧縮コイルばねのコイル長を検長し、
    検長した前記コイル長が予め定められた上限値以上の場合は、その検長された圧縮コイルばねを不良品とすると共に後続の圧縮コイルばねの研削を中止する一方、前記コイル長が前記上限値未満の場合は、その圧縮コイルばねを良品として前記不良品から分別すると共に後続の圧縮コイルばねの研削を続行するばね研削装置において、
    前記回転砥石を軸方向に移動して前記1対の回転砥石の端面間の距離である砥石端面間距離を変更することが可能な砥石上下駆動手段を備え、
    前記検長手段にて検長されたコイル長が、前記上限値未満かつ予め定められた規定中間値より大きい場合は、前記砥石上下駆動手段により特定補正量だけ前記砥石端面間距離を狭めて後続の圧縮コイルばねの研削を続行し、
    前記検長手段にて検長されたコイル長が、前記規定中間値未満である場合は、前記砥石端面間距離の現状を維持して後続の圧縮コイルばねの研削を続行するように構成したことを特徴とするばね研削装置。
  2. 前記検長手段は、前記1対の回転砥石の端面間を通過して研削された全ての圧縮コイルばねに対して検長を行い、
    前記砥石端面間距離を狭める補正を行ったときには、その補正後に更に前記砥石端面間距離を狭める次の補正を禁止し、先の前記補正後に前記1対の回転砥石の端面間に進入して通過した前記圧縮コイルばねが前記検長手段に到達したときに前記次の補正の禁止を解除することを特徴とする請求項1に記載のばね研削装置。
  3. 回転テーブルの外縁部を貫通しかつ環状に並んだ複数のばね収容孔に、順次、圧縮コイルばねが収容されながら前記回転テーブルが回転して、その回転テーブルの外縁部の一部を挟んで対向した1対の回転砥石の端面間に、順次、圧縮コイルばねを1回通過させて前記圧縮コイルばねの両端面を研削すると共に、研削後の圧縮コイルばねの移動経路に配置された検長手段にて圧縮コイルばねのコイル長を検長し、
    検長した前記コイル長が予め定められた上限値以上の場合は、その検長された圧縮コイルばねを不良品とすると共に後続の圧縮コイルばねの研削を中止する一方、前記コイル長が前記上限値未満の場合は、その圧縮コイルばねを良品として前記不良品から分別すると共に後続の圧縮コイルばねの研削を続行するばね研削装置を用いたばね研削方法において、
    前記回転砥石を軸方向に移動して前記1対の回転砥石の端面間の距離である砥石端面間距離を変更することが可能な砥石上下駆動手段を備え、
    前記検長手段にて検長されたコイル長が、前記上限値未満かつ予め定められた規定中間値より大きい場合は、前記砥石上下駆動手段により特定補正量だけ前記砥石端面間距離を狭めて後続の圧縮コイルばねの研削を続行し、
    前記検長手段にて検長されたコイル長が、前記規定中間値未満である場合は、前記砥石端面間距離の現状を維持して後続の圧縮コイルばねの研削を続行するようにばね研削装置を構成しておき、
    前記規定中間値を、前記コイル長の許容誤差範囲の下限値と前記上限値との間の値に設定すると共に、前記特定補正量を、前記規定中間値と前記下限値との差より小さい値に設定することを特徴とするばね研削方法。
  4. 前記検長手段は、前記1対の回転砥石の端面間を通過して研削された全ての圧縮コイルばねに対して検長を行い、
    前記砥石端面間距離を狭める補正を行ったときには、その補正後に更に前記砥石端面間距離を狭める次の補正を禁止し、先の前記補正後に前記1対の回転砥石の端面間に進入して通過した前記圧縮コイルばねが前記検長手段に到達したときに前記次の補正の禁止を解除することを特徴とする請求項3に記載のばね研削方法。
  5. 前記補正の禁止期間中における前記回転砥石の摩耗量を、前記禁止期間以外の通常期間中に前記検長手段が検長したコイル長の変化から推定し、その推定した摩耗量より大きな値に前記特定補正量を設定することを特徴とする請求項4に記載のばね研削方法。
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