JP7055582B2 - 研削装置 - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態を図1~図10に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の研削装置10は、縦長筐体構造のメインフレーム12内に1対の回転砥石13,14を上下に対向配置して備える。両回転砥石13,14は、例えば、同一方向に同一回転速度で回転駆動されると共に、それぞれ上下方向の任意の位置に移動可能になっている。また、メインフレーム12の前面における上下方向の中央部分には、前面開口15が形成されている。
本実施形態は、図11に示されており、第1実施形態と研削処理プログラムPG1における連続研削処理(S13)の構成のみが異なる。この連続研削処理(S13)では、ワーク群の研削中に、研削位置の回転テーブル41に第2識別子が付されている否かを判別し、第2識別子が付されている場合には(S50でYES)、基準長に補正値を加算する補正を行い(S51)、第2識別子が付されていない場合には(S50でNO)、基準長を補正しない。そして、検長値が基準値に達するまで研削を行い(S53のNOのループ)、検長値が基準値に達したら(S53のYES)、第1実施形態と同様にワーク回収処理(S46)等を行う。なお、ワーク回収処理(S46)の実行前に基準長は、補正前の値に戻される。以上説明した本実施形態の構成によっても第1実施形態と同様に効果を奏する。
本実施形態は、図12に示されており、第1実施形態と研削処理プログラムPG2の構成のみが異なる。この研削処理プログラムPG2が実行されると、基準値入力処理(S60)が実行され、第1回転テーブル41A用の第1基準長と、第2回転テーブル41B用の第2基準長とが、設定入力が別々に求められる。これに対し、例えば、第1基準長に対して第2基準長を前述した高低差が相殺される値に設定すればよい。
(1)上記実施形態において、補正値を求めるにあたって、第1ワーク群と第2ワーク群とを補正を行わずに、同一の基準長になるまで(即ち、第1ワーク群の上面位置と第2ワーク群の上面位置とが同一になるまで)研削装置10で研削し、それら第1ワーク群と第2ワーク群を回収して同一の検長器(例えば、ノギス、定規等)によって検長することにより、それらの長さの差分を第1ワーク支持部26Xと第2ワーク支持部26Yの高低差として得て、それを補正値としてもよい。
上記した研削装置10において、検出器65の当接円盤67を、図13に符号101又は符号102で示した位置のように、研削位置の回転テーブル41のワーク収容孔45の上方でかつ固定支持テーブル25の上方となる位置に配置することで、第1回転テーブル41Aの第1ワーク群を検長時に下方から支持するワーク支持部と第2回転テーブル41Bの第1ワーク群を検長時に下方から支持するワーク支持部とが同じになる構成として、本発明に係る課題を解決してもよい。そのためには、前記実施形態で説明した検出器65を小型化するか、又は、メインフレーム12の一部を切除した構成が考えられる。また、そのような構成とすることで、検出器65と回転テーブルシャフト31,32の上側突出部分との干渉の問題も解決され、検出器65をエアーアクチュエータ85にて回動させる構成を無くすことができる。なお、この構成を上記第3実施形態の構成に適用してもよい。
上下に貫通する複数のワーク収容孔を備える複数の回転テーブルが、可動テーブルに回転可能に支持され、
第1の前記回転テーブルが、その一部を1対の回転砥石の間に配置された状態で回転駆動されて、前記第1の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第1ワーク群が、前記1対の回転砥石の間に通されると共に、それら第1ワーク群の上面位置に基づいて検出器にて検長される第1ワーク群のワーク長が予め定められた基準長まで研削されたら、前記可動テーブルが作動して第2の前記回転テーブルの一部が前記1対の回転砥石の間に配置されて、その第2の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第2ワーク群が、前記基準長まで研削される研削装置において、
前記第1ワーク群を検長時に下方から支持する前記可動テーブルの第1ワーク支持部と前記第2ワーク群を検長時に下方から支持する前記可動テーブルの第2ワーク支持部との高低差を補正値として記憶する補正値記憶部と、
前記高低差に起因する検長誤差が抑えられるように、前記第1ワーク群又は前記第2ワーク群の一方の検長結果又は前記基準長に、前記補正値を加算又は減算する補正を行う補正演算部と、を備える研削装置。
上下に貫通する複数のワーク収容孔を備える複数の回転テーブルが、可動テーブルに回転可能に支持され、
第1の前記回転テーブルが、その一部を1対の回転砥石の間に配置された状態で回転駆動されて、前記第1の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第1ワーク群が、前記1対の回転砥石の間に通されると共に、それら第1ワーク群の上面位置に基づいて検出器にて検長される第1ワーク群のワーク長が予め定められた基準長まで研削されたら、前記可動テーブルが作動して第2の前記回転テーブルの一部が前記1対の回転砥石の間に配置されて、その第2の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第2ワーク群が、前記基準長まで研削される研削装置において、
前記第1ワーク群用の前記基準長と、前記第2ワーク群用の前記基準長とを別々に設定可能なワーク長設定部を備えた研削装置。
上下に貫通する複数のワーク収容孔を備える複数の回転テーブルが、可動テーブルに回転可能に支持され、
第1の前記回転テーブルが、その一部を1対の回転砥石の間に配置された状態で回転駆動されて、前記第1の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第1ワーク群が、前記1対の回転砥石の間に通されると共に、それら第1ワーク群の上面位置に基づいて検出器にて検長される第1ワーク群のワーク長が予め定められた基準長まで研削されたら、前記可動テーブルが作動して第2の前記回転テーブルの一部が前記1対の回転砥石の間に配置されて、その第2の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第2ワーク群が、前記基準長まで研削される研削装置を使用し、ワークを研削して金属部品を製造する金属部品の製造方法において、
前記第1ワーク群を検長時に下方から支持する前記可動テーブルの第1ワーク支持部と前記第2ワーク群を検長時に下方から支持する前記可動テーブルの第2ワーク支持部との高低差を予め測定しておき、
前記高低差に起因する検長誤差が抑えられるように、前記第1ワーク群又は前記第2ワーク群の一方の検長結果又は前記基準長に前記高低差を加算又は減算する補正を行うか、前記第1ワーク群用の前記基準長と、前記第2ワーク群用の前記基準長とを前記高低差分ずれた値に別々に設定して、金属部品を製造する金属部品の製造方法。
前記第1の回転テーブルの一部の前記ワーク収容孔に収容されて前記検出器にて第1の検長結果を得たマスターワークを、停止状態の前記第2の回転テーブルの一部の前記ワーク収容孔に収容して前記検出器により第2の検長結果を得て、それら第1と第2の検長結果の差分から前記高低差を求める特徴3に記載の金属部品の製造方法。
前記第1ワーク群と前記第2ワーク群とを、前記補正を行わずにかつ同一の前記基準長になるまで研削して同一の検長器にて検長し、それらの差分から前記高低差を求める特徴3に記載の金属部品の製造方法。
13,14 回転砥石
26 可動テーブル
26X 第1ワーク支持部
26Y 第2ワーク支持部
41 回転テーブル
41A 第1回転テーブル
41B 第2回転テーブル
45 ワーク収容孔
65 検出器
73 補正演算部
75 補正値記憶部
76 基準長記憶部
89 コントローラ
90 CPU
92 RAM
PG1 研削処理プログラム
PG2 研削処理プログラム
Claims (2)
- 上下に貫通する複数のワーク収容孔を備える複数の回転テーブルが、可動テーブルに回転可能に支持され、
第1の前記回転テーブルが、その一部を1対の回転砥石の間に配置された状態で回転駆動されて、前記第1の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第1ワーク群が、前記1対の回転砥石の間に通されると共に、それら第1ワーク群の上面位置に基づいて検出器にて検長される第1ワーク群のワーク長が予め定められた基準長まで研削されたら、前記可動テーブルが作動して第2の前記回転テーブルの一部が前記1対の回転砥石の間に配置されて、その第2の回転テーブルの前記複数のワーク収容孔内の第2ワーク群が、前記基準長まで研削される研削装置において、
前記第1ワーク群用の前記基準長と、前記第2ワーク群用の前記基準長とを別々に設定可能なワーク長設定部と、
前記基準長まで研削された前記第1ワーク群を前記第1の回転テーブルから排出するための第1のワーク排出口と、
前記第1のワーク排出口と別個に設けられ、前記基準長まで研削された前記第2ワーク群を前記第2の回転テーブルから排出するための第2のワーク排出口と、を備える研削装置。 - 前記可動テーブルの作動前に、前記1対の回転砥石の間隔を、次に前記1対の回転砥石間に通されるワーク群の前記基準長に応じた大きさに変更する間隔変更手段を有する請求項1に記載の研削装置。
Priority Applications (1)
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