JP2023000307A - 研削装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】研削されたウェーハに円弧状の僅かな凹凸が形成されることを抑制する。【解決手段】回転制御部8が、非接触厚み測定器60を用いてウェーハ100における最大厚み差を算出し、この最大厚み差が許容範囲を超えている場合に、スピンドル72の回転速度に対してチャックテーブル31の回転速度を相対的に変化させている。これにより、スピンドル72の回転速度とチャックテーブル31の回転速度との比である回転数比RNを整数からずらすことができる。このため、スパークアウト加工において、最大厚み差を小さくすることができる。その結果、ウェーハ100に形成されている周期的な厚み値の変化を小さくして、ウェーハ100の被研削面102を平坦化することが可能となる。【選択図】図1
Description
本発明は、研削装置に関する。
チャックテーブルによって保持されたウェーハを研削砥石で研削する研削装置は、たとえば、ウェーハの厚みを非接触で測定する非接触厚み測定器を備えている。この構成では、研削中に非接触測定器によって測定したウェーハの厚みが、予め設定された所定の厚みになるまで、研削が実施される(特許文献1~3参照)。
所定の厚みに研削されたウェーハには、研削砥石の軌跡に沿って、円弧状に、僅かな凹凸が形成されることがある。この僅かな凹凸は、デバイスに悪影響を及ぼすことがある。
したがって、本発明の目的は、研削されたウェーハに円弧状の僅かな凹凸が形成されることを抑制することにある。
本発明の研削装置(本研削装置)は、保持面によってウェーハを保持するチャックテーブルと、該保持面の中心を軸に該チャックテーブルを回転させるテーブル回転機構と、スピンドルの先端に装着されて該保持面の中心を通るように回転する研削砥石によって該ウェーハを研削する研削機構と、該スピンドルを回転させるスピンドル回転機構と、を備える研削装置であって、該保持面によって保持されたウェーハの厚みを非接触で測定する非接触厚み測定器と、該チャックテーブルを回転させるとともに、該非接触厚み測定器によって研削中のウェーハの厚み値を測定し、ウェーハの回転方向に沿って現れるウェーハの周期的な厚み値の変化の最小値と最大値との差が、予め設定された所定の厚みを基準とする許容範囲を超えたら、該スピンドルの回転速度に対して該チャックテーブルの回転速度を相対的に変化させる回転制御を実施する回転制御部と、を備える。
また、本研削装置では、該回転制御部は、該保持面に接近する方向への該研削砥石の移動が停止しているときに、該回転制御を実施してもよい。
また、本研削装置では、該回転制御部は、該保持面に接近する方向への該研削砥石の移動が停止しているときに、該回転制御を実施してもよい。
本研削装置では、非接触厚み測定器を用いて、ウェーハの周期的な厚み値の変化の最小値と最大値との差(最大厚み差)を算出し、この最大厚み差が許容範囲を超えている場合に、回転制御部が、スピンドルの回転速度に対してチャックテーブルの回転速度を相対的に変化させている。これにより、スピンドルの回転速度とチャックテーブルの回転速度との比である回転数比が整数である場合であっても、チャックテーブルの回転速度の変化により、回転数比を整数からずらすことができる。このため、研削加工において、ウェーハの被研削面に形成される最大厚み差を小さくすることができる。その結果、ウェーハに形成されている周期的な厚み値の変化を小さくして、ウェーハの被研削面を平坦化することが可能となる。したがって、研削されたウェーハに円弧状の僅かな凹凸が形成されることを抑制することができる。
図1に示すように、本実施形態にかかる研削装置1は、被加工物としてのウェーハ100を研削するための装置であり、直方体状の基台10、および、上方に延びるコラム11を備えている。
ウェーハ100は、たとえば、円形の半導体ウェーハである。図1においては下方を向いているウェーハ100の一方の面は、複数のデバイスを保持するデバイス面101であり、保護テープ103が貼着されることによって保護されている。ウェーハ100の他方の面は、研削加工が施される被研削面102となる。
基台10の上面側には、開口部13が設けられている。そして、開口部13内には、ウェーハ保持機構30が配置されている。ウェーハ保持機構30は、ウェーハ100を保持する保持面32を備えたチャックテーブル31、および、チャックテーブル31を支持して回転するテーブル回転機構35を含んでいる。
チャックテーブル31は、ウェーハ100を保持するための保持面32と、保持面32を支持する枠体33とを備えている。保持面32は、ポーラス材からなり、吸引源(図示せず)に連通されることにより、ウェーハ100を吸引保持する。すなわち、チャックテーブル31は、保持面32によってウェーハ100を保持する。保持面32は、枠体33の上面と面一となるように形成されている。
テーブル回転機構35は、下方からチャックテーブル31を支持している。テーブル回転機構35は、保持面32の中心を軸に、チャックテーブル31を回転させるように構成されている。
チャックテーブル31の周囲には、チャックテーブル31とともにY軸方向に沿って移動されるカバー板39が設けられている。また、カバー板39には、Y軸方向に伸縮する蛇腹カバー12が連結されている。そして、ウェーハ保持機構30の下方には、Y軸方向移動機構40が配設されている。
Y軸方向移動機構40は、チャックテーブル31と研削機構70とを、相対的に、保持面32に平行なY軸方向に移動させる。本実施形態では、Y軸方向移動機構40は、研削機構70に対して、チャックテーブル31をY軸方向に移動させるように構成されている。
Y軸方向移動機構40は、Y軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール42、このY軸ガイドレール42上をスライドするY軸移動テーブル45、Y軸ガイドレール42と平行なY軸ボールネジ43、Y軸ボールネジ43に接続されているY軸モータ44、および、これらを保持する保持台41を備えている。
Y軸移動テーブル45は、Y軸ガイドレール42にスライド可能に設置されている。Y軸移動テーブル45の下面には、図示しないナット部が固定されている。このナット部には、Y軸ボールネジ43が螺合されている。Y軸モータ44は、図1に示すように、Y軸ボールネジ43の一端部に連結されている。
Y軸方向移動機構40では、Y軸モータ44がY軸ボールネジ43を回転させることにより、Y軸移動テーブル45が、Y軸ガイドレール42に沿って、Y軸方向に移動する。Y軸移動テーブル45には、ウェーハ保持機構30のテーブル回転機構35が載置されている。したがって、Y軸移動テーブル45のY軸方向への移動に伴って、テーブル回転機構35およびチャックテーブル31を含むウェーハ保持機構30が、Y軸方向に移動する。
本実施形態では、ウェーハ保持機構30は、保持面32にウェーハ100を保持させるための-Y方向側のワーク載置位置と、ウェーハ100が研削される+Y方向側の研削位置との間を、Y軸方向移動機構40によって、Y軸方向に沿って移動される。
また、図1に示すように、基台10上の後方(+Y方向側)には、コラム11が立設されている。コラム11の前面には、ウェーハ100を研削する研削機構70、および、研削送り機構50が設けられている。
研削送り機構50は、チャックテーブル31と研削機構70の研削砥石77とを、保持面32に垂直なZ軸方向(研削送り方向)に相対的に移動させる。本実施形態では、研削送り機構50は、チャックテーブル31に対して、研削砥石77をZ軸方向に移動させるように構成されている。
研削送り機構50は、Z軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール51、このZ軸ガイドレール51上をスライドするZ軸移動テーブル53、Z軸ガイドレール51と平行なZ軸ボールネジ52、Z軸モータ54、Z軸ボールネジ52の回転角度を検知するためのエンコーダ55、および、Z軸移動テーブル53に取り付けられた支持ケース56を備えている。支持ケース56は、研削機構70を支持している。
Z軸移動テーブル53は、Z軸ガイドレール51にスライド可能に設置されている。Z軸移動テーブル53には、図示しないナット部が固定されている。このナット部には、Z軸ボールネジ52が螺合されている。Z軸モータ54は、Z軸ボールネジ52の一端部に連結されている。
研削送り機構50では、Z軸モータ54がZ軸ボールネジ52を回転させることにより、Z軸移動テーブル53が、Z軸ガイドレール51に沿って、Z軸方向に移動する。これにより、Z軸移動テーブル53に取り付けられた支持ケース56、および、支持ケース56に支持された研削機構70も、Z軸移動テーブル53とともにZ軸方向に移動する。
エンコーダ55は、Z軸モータ54がZ軸ボールネジ52を回転させることで回転され、Z軸ボールネジ52の回転角度を認識することができる。そして、エンコーダ55の認識結果に基づいて、Z軸方向に移動される研削機構70の研削砥石77の高さ位置を検知することができる。
研削機構70は、支持ケース56に固定されたスピンドルハウジング71、スピンドルハウジング71に回転可能に保持されたスピンドル72、スピンドル72を回転駆動するスピンドルモータ73、スピンドル72の下端に取り付けられたホイールマウント74、および、ホイールマウント74に支持された研削ホイール75を備えている。
スピンドルハウジング71は、Z軸方向に延びるように支持ケース56に保持されている。スピンドル72は、チャックテーブル31の保持面32と直交するようにZ軸方向に延び、スピンドルハウジング71に回転可能に支持されている。
スピンドルモータ73は、スピンドル72の上端側に連結されている。このスピンドルモータ73により、スピンドル72は、Z軸方向に延びる回転軸を中心として回転する。スピンドルモータ73は、スピンドル72を回転させるスピンドル回転機構の一例である。
ホイールマウント74は、円板状に形成されており、スピンドル72の下端(先端)に固定されている。ホイールマウント74は、研削ホイール75を支持している。
研削ホイール75は、外径がホイールマウント74の外径と略同径を有するように形成されている。研削ホイール75は、金属材料から形成された円環状のホイール基台(環状基台)76を含む。ホイール基台76の下面には、全周にわたって、環状に配列された複数のセグメント砥石からなる、環状の研削砥石77が固定されている。
環状の研削砥石77は、チャックテーブル31の保持面32の中心を下面が通るように配置され、保持面32から水平方向にはみ出るような内径を有する。
なお、環状の研削砥石77は、隣合うセグメント砥石とセグメント砥石との間に隙間を備えて環状にセグメント砥石を配置している。
なお、環状の研削砥石77は、隣合うセグメント砥石とセグメント砥石との間に隙間を備えて環状にセグメント砥石を配置している。
この環状の研削砥石77は、その中心を通りZ軸方向に延びる回転軸を中心として、スピンドル72、ホイールマウント74、およびホイール基台76を介して、スピンドルモータ73によって、チャックテーブル31の保持面32の中心を通るように回転される。これにより、研削砥石77は、研削位置に配置されているチャックテーブル31の保持面32に保持されたウェーハ100の半径部分に接触し、ウェーハ100を研削する。
なお、保持面32の半径部分においては、研削砥石77の下面に平行な研削エリアが形成されている。なお、研削エリアは、保持面32の中心を軸にウェーハ100を回転させた際に、研削砥石77に平行になっている。 なお、環状の研削砥石77は、隙間無く複数のセグメント砥石を環状に配置したコンティニアス砥石であってもよい。
なお、保持面32の半径部分においては、研削砥石77の下面に平行な研削エリアが形成されている。なお、研削エリアは、保持面32の中心を軸にウェーハ100を回転させた際に、研削砥石77に平行になっている。 なお、環状の研削砥石77は、隙間無く複数のセグメント砥石を環状に配置したコンティニアス砥石であってもよい。
このように、研削機構70は、ホイールマウント74およびホイール基台76を介してスピンドル72の先端に装着されて保持面32の中心を通るように回転する研削砥石77によって、回転する保持面32に保持されているウェーハ100を研削する。
また、図1に示すように、基台10における開口部13の側部には、非接触厚み測定器60が配設されている。非接触厚み測定器60は、保持面32に保持されたウェーハ100の厚みを、非接触で測定することができる。
非接触厚み測定器60は、1つの非接触式の厚み測定部、たとえばレーザー式の厚み測定部を備えてもよい。この厚み測定部は、たとえば、ウェーハ100を透過する波長を有するレーザー光線をウェーハ100に照射し、ウェーハ100の下面からの反射光とウェーハ100の上面からの反射光とを受光し、各反射光の光路差に基づいてウェーハ100の厚みを測定する。なお、1つの非接触式の厚み測定部は、ウェーハ100の下面からの反射光とウェーハ100の上面からの反射光との干渉光を解析することによりウェーハ100の厚みを測定する分光干渉式ウェーハ厚み計であってもよい。なお、測定光を出射する光源として、SLD(Super Luminescent Diode)を備えてもよい。
なお、非接触厚み測定器60は、図1に示すように、保持面高さ測定部61およびウェーハ高さ測定部62を有していてもよい。保持面高さ測定部61およびウェーハ高さ測定部62は、非接触式のハイトゲージであり、レーザー式の距離測定器であってもよい。
たとえば、保持面高さ測定部61は、レーザー光線をチャックテーブル31の枠体33の上面に照射して、その反射光に基づいて、枠体33の上面の高さ(すなわち、保持面32の高さ)を測定する。一方、ウェーハ高さ測定部62は、レーザー光線をウェーハ100の上面(被研削面102)に照射し、その反射光に基づいて、ウェーハ100の上面の高さを測定する。
そして、非接触厚み測定器60は、測定された保持面32の高さとウェーハ100の高さとの差分に基づいて、ウェーハ100の厚みを算出する。
そして、非接触厚み測定器60は、測定された保持面32の高さとウェーハ100の高さとの差分に基づいて、ウェーハ100の厚みを算出する。
なお、保持面高さ測定部61およびウェーハ高さ測定部62は、枠体33およびウェーハ100の上面に音波を照射することによって、保持面32の高さおよびウェーハ100の上面の高さを測定するように構成されていてもよい。
また、研削装置1は、制御部7および回転制御部8を備えている。
制御部7は、制御プログラムにしたがって演算処理を行うCPU、および、メモリ等の記憶媒体等を備えている。制御部7は、研削装置1の上述した各部材を制御して、ウェーハ100に対する研削加工を実行する。
制御部7は、制御プログラムにしたがって演算処理を行うCPU、および、メモリ等の記憶媒体等を備えている。制御部7は、研削装置1の上述した各部材を制御して、ウェーハ100に対する研削加工を実行する。
回転制御部8は、研削加工の際に、テーブル回転機構35によるチャックテーブル31の回転、および、スピンドルモータ73によるスピンドル72の回転を制御する機能を有する。
以下に、研削装置1における研削加工について説明する。
研削装置1における研削加工では、まず、作業者が、載置位置にあるチャックテーブル31の保持面32(図1参照)に、ウェーハ100を、被研削面102が上面となるように保持させる。
研削装置1における研削加工では、まず、作業者が、載置位置にあるチャックテーブル31の保持面32(図1参照)に、ウェーハ100を、被研削面102が上面となるように保持させる。
次に、制御部7は、Y軸方向移動機構40を制御して、チャックテーブル31を、研削機構70の下方の研削位置に配置されるように、Y軸方向に移動させる。研削位置では、チャックテーブル31の保持面32に保持されたウェーハ100の回転中心に、研削砥石77が位置づけられる。
また、制御部7は、研削機構70のスピンドルモータ73を制御して、スピンドル72とともに研削砥石77を回転させる。スピンドル72の回転速度は、本実施形態では、1650rpmである。さらに、回転制御部8が、テーブル回転機構35を制御して、ウェーハ100を保持しているチャックテーブル31の保持面32を回転させる。チャックテーブル31の回転速度は、本実施形態では、150rpmである。
次に、制御部7は、研削送り機構50を用いて、保持面32の上方で、保持面32が保持したウェーハ100に研削砥石77の下面(研削面)が接触しない高さの原点高さ位置にある研削機構70を、チャックテーブル31に近づける。
図2に、研削砥石77の高さ(研削砥石77の研削面(下面)の高さ)の時間変化を示す。図2に示すように、制御部7は、まず、研削砥石77の高さが、所定のエアカット開始高さh1となるまで、研削機構70を、比較的に高速の初期速度V1で、チャックテーブル31に近づくように降下させる(時間範囲T1)。
制御部7は、たとえば、適宜、エンコーダ55を用いて、Z軸方向における研削砥石77の高さ位置を検知する。そして、制御部7は、研削砥石77の研削面が所定のエアカット開始高さh1に到達した後、研削送り機構50を用いて、研削機構70の降下速度を、初期速度V1よりも遅いエアカット速度V2に設定する。そして、制御部7は、研削送り機構50によって、エアカット速度V2で研削機構70をチャックテーブル31に接近させる(時間範囲T2)。
時間範囲T2では、研削砥石77は、まだウェーハ100に接触しておらず、エアカットがなされている。その後、制御部7は、研削送り機構50によって、研削砥石77をチャックテーブル31の保持面32に接近させ、保持面32に保持されているウェーハ100の被研削面102に、研削砥石77の研削面を接触させる。
研削砥石77の研削面が、ウェーハ100の被研削面102に接触する高さh2に到達した場合、制御部7は、第1研削速度V3で、研削砥石77によって、ウェーハ100の被研削面102を研削する(時間範囲T3;第1研削加工)。第1研削速度V3は、初期速度V1よりも遅く、たとえば、エアカット速度V2と同様の速度である。この第1研削加工では、ウェーハ100の被研削面102が、たとえば30μmほど研削される。
制御部7は、適宜、非接触厚み測定器60を用いて、研削されているウェーハ100の厚みを測定する。そして、非接触厚み測定器60が測定したウェーハ100の最小の厚みが所定値(目標値)に近づいた場合、制御部7は、研削送り機構50を用いて、第1研削速度V3よりも遅い第2研削速度V4で、研削機構70をチャックテーブル31に接近させる(時間範囲T4)。すなわち、制御部7は、研削機構70の降下速度を、第1研削速度V3から第2研削速度V4にさらに遅くして、研削加工を継続する(第2研削加工)。この第2研削加工では、第1研削加工においてウェーハ100に生じた研削痕が低減される。この第2研削加工では、ウェーハ100の被研削面102が、たとえば10μmほど研削される。
そして、非接触厚み測定器60が測定するウェーハ100の最小の厚みが所定値に到達したときに、制御部7は、研削機構70の降下動作を停止させ、いわゆるスパークアウト加工と呼ばれる加工を実施する(時間範囲T5)。
すなわち、制御部7は、研削機構70をチャックテーブル31の保持面32に接近させる降下動作を停止させる。このようなスパークアウト加工により、ウェーハ100の被研削面102における研削斑を除去するとともに、回転制御部8が、後述する回転制御を実施することにより、チャックテーブル31を回転させ非接触厚み測定器60が測定するウェーハ100の周期的な厚み値の変化を小さくして、ウェーハ100の被研削面102を平坦化する。
スパークアウト加工の終了後、制御部7は、エスケープカット加工を実施する(時間範囲T6)。この際、制御部7は、研削送り機構50を用いて、研削機構70を、予め設定されているエスケープカット加工速度V6で、ゆっくりと上昇させることにより、研削砥石77によってウェーハ100をエスケープカット加工する。
エスケープカット加工は、たとえば、研削砥石77がウェーハ100の被研削面102から離れるまで実施される。エスケープカット加工の終了後、制御部7は、研削送り機構50を用いて、研削機構70を、比較的に高速の退避速度V7で、原点高さ位置に退避させる(時間範囲T7)。
ここで、上述した回転制御部8による、ウェーハ100に形成されている周期的な厚み値の変化を小さくして、ウェーハ100の被研削面102を平坦化するための回転制御について説明する。
まず、ウェーハ100に、周期的な厚み値の変化が形成されるメカニズムについて説明する。
まず、ウェーハ100に、周期的な厚み値の変化が形成されるメカニズムについて説明する。
研削砥石77によってウェーハ100を研削すると、ウェーハ100の回転方向に周期的な厚み値の変化が現れることがある。すなわち、図3(a)に示すように、ウェーハ100の被研削面102に、ウェーハ100の回転方向に沿って、周期的に、周期的な厚み値の変化としての研削痕(厚み斑、うねり)130が形成されることがある。この研削痕130は、研削時における研削砥石77の研削面の軌跡200に対応するものであり、所定周期で現れる凸部131および凹部132を含む。
つまり、環状の研削砥石77を形成する各々のセグメント砥石の研削面の軌跡によって研削痕130が形成される。
なお、この研削痕130は、セグメント砥石の外周が通った痕である。そのため、研削痕130は、セグメント砥石とセグメント砥石との間に隙間が配置されている環状の研削砥石77の場合に形成されやすい。また、研削痕130は、セグメント砥石とセグメント砥石との間に隙間が無いコンティニアスタイプの環状の研削砥石77においても、各セグメント砥石にかかる荷重が異なりセグメント砥石が圧縮される量が異なることによって形成される。
つまり、環状の研削砥石77を形成する各々のセグメント砥石の研削面の軌跡によって研削痕130が形成される。
なお、この研削痕130は、セグメント砥石の外周が通った痕である。そのため、研削痕130は、セグメント砥石とセグメント砥石との間に隙間が配置されている環状の研削砥石77の場合に形成されやすい。また、研削痕130は、セグメント砥石とセグメント砥石との間に隙間が無いコンティニアスタイプの環状の研削砥石77においても、各セグメント砥石にかかる荷重が異なりセグメント砥石が圧縮される量が異なることによって形成される。
この研削痕130の高さH1(即ち、凸部131と凹部132との高低差)は、回転数比RNが整数である場合に顕著となる。ここで、回転数比RNは、スピンドル72の回転数(研削砥石77の回転数)をN1とし、チャックテーブル31の回転数(ウェーハ100の回転数)をN2とすると、RN=N1/N2として表される。
回転数比RNが整数である場合(たとえば、RN=9である場合)には、図4(a)に示すように、チャックテーブル31が1回転する間に、環状の研削砥石77の個々のセグメント砥石によって形成される個々の研削痕の大きさが略同一のRN個(9個)のセグメント研削痕121~129が、ウェーハ100の被研削面102に隙間なく並ぶこととなる。
なお、セグメント研削痕121~129は、1つのセグメント砥石によってのみ形成される場合もある。また、セグメント研削痕121~129は、複数のセグメント砥石の軌跡が重なることによって形成される場合もある。
なお、セグメント研削痕121~129は、図3に示す研削痕130である。
なお、セグメント研削痕121~129は、1つのセグメント砥石によってのみ形成される場合もある。また、セグメント研削痕121~129は、複数のセグメント砥石の軌跡が重なることによって形成される場合もある。
なお、セグメント研削痕121~129は、図3に示す研削痕130である。
ここで、セグメント研削痕121~129は、研削砥石77が1回転する間に、研削砥石77の研削面と幾何学的な干渉を起こしたウェーハ100の被研削面102の領域である。セグメント研削痕121~129は、ウェーハ100の中心から外周に向かって延びる2本の略弧状の曲線と、ウェーハ100の外周の一部とによって囲まれた形状を有する。
回転数比RNが整数である場合、図4(a)に太線によって示すように、チャックテーブル31の1回転目における最初のセグメント研削痕121の開始位置1211と、最後のセグメント研削痕129の終了位置1292とが一致する。
ここで、最後のセグメント研削痕129の終了位置1292は、2回転目における最初のセグメント研削痕121の開始位置となる。このため、チャックテーブル31の2回転目、および、3回転目以降でも、最初のセグメント研削痕121の開始位置1211は、1回転目と略同一の位置となる。
したがって、回転数比RNが整数である場合には、スパークアウト加工時にチャックテーブル31が複数回回転しても、ウェーハ100の被研削面102上のセグメント研削痕121~129の配置態様が常に略同一となり、研削砥石77の研削面は、ウェーハ100上において、略同一の軌跡をたどることとなる。
したがって、研削砥石77の研削面の高低差が、既成の被研削面102上の凹凸と常に一致してしまうため、研削砥石77の研削面は、図3(a)に示した凸部131を削り取ることが困難となる。その結果、スパークアウト時にチャックテーブル31を何度も回転させても、研削痕130を十分に低減させることが困難であるため、比較的に大きな凹凸を有する研削痕130が残存してしまう。
一方、回転数比RNが整数でない場合(たとえば、RN=8.2である場合)には、図4(b)に示すように、チャックテーブル31が1回転する間に、個々の大きさが略同一のRN個(8個)のセグメント研削痕121~128が、ウェーハ100の被研削面102に並ぶ。しかし、この場合には、最初のセグメント研削痕121の開始位置1211と最後のセグメント研削痕128の終了位置1282との間にずれ量θが形成され、これらが一致しない。
よって、チャックテーブル31の1回転目と2回転目とでは、最初のセグメント研削痕121の開始位置にずれが生ずることとなる。さらに、同様にして、チャックテーブル31の2回転目と3回転目との間などでも、最初のセグメント研削痕121の開始位置にずれが生じる。なお、1回転目と3回転目との間においても、最初のセグメント研削痕121の開始位置にずれが生じる。
このため、チャックテーブル31の2回転目では、ウェーハ100の被研削面102上のセグメント研削痕121~128の配置態様が、1回転目のセグメント研削痕121~128の配置態様とは異なる。このため、研削砥石77の研削面は、1回転目とは異なるウェーハ100上の軌跡を形成することとなる。したがって、研削砥石77の研削面の高低差と既成の被研削面102上の凹凸との間にずれが生じて、これらが互いに干渉して、凸部131を削り取ることができる。このため、回転数比RNが整数でない場合には、スパークアウト後の研削痕130が、上記回転数比RNが整数である場合と比較して小さくなる。
そこで、回転制御部8は、たとえばスパークアウト加工の開始直後に、回転制御を実施する。この回転制御では、回転制御部8は、まず、非接触厚み測定器60によって、研削中のウェーハ100の厚み値を測定する。そして、回転制御部8は、ウェーハ100の回転方向に沿って現れる、周期的な厚み値の変化(上述の研削痕130に対応)を検出する。
さらに、回転制御部8は、このウェーハ100の周期的な厚み値の変化における、最小値と最大値との差(以下、最大厚み差と称する)を算出する。この最大値は、図3(a)に示した凸部131の高さであり、最小値は、同じく凹部132の高さであり、最大厚み差は、凸部131と凹部132との高低差(高さH1)である。
そして、回転制御部8は、この最大厚み差が許容範囲を超えているか否かを判断する。この許容範囲は、たとえば、予め設定されたウェーハ100の所定の厚み、すなわち、研削後のウェーハ100の厚みの目標値を基準として定められる。
最大厚み差(高さH1)が許容範囲を超えている場合、上述した回転数比RNが、実質的に整数になっていると考えられる。したがって、この場合、回転制御部8は、テーブル回転機構35(図1参照)を制御して、スピンドル72の回転速度(1650rpm)に対して、チャックテーブル31の回転速度(150rpm)を、相対的に、たとえば145~155rpmの範囲で、変化させる。これにより、回転数比RNが整数ではなくなる。
このような回転制御の後、制御部7は、上記のように変化されたチャックテーブル31の回転速度を維持した状態で、スパークアウト加工を継続する。このスパークアウト加工においては、図3(b)に示すように、回転速度の変化後のチャックテーブル31の1回転目では、研削砥石77の研削面の軌跡である第1軌跡201(破線)が、回転速度の変化前の軌跡である初期軌跡200(実線)から変化する。このため、それまでに形成された研削痕130の凸部131が、研削砥石77によって削り取られる。したがって、最大厚み差(高さH2)は、それまでの最大厚み差(高さH1)よりも小さくなる。
さらに、図3(c)に示すように、回転速度の変化後のチャックテーブル31の2回転目では、研削砥石77の研削面の軌跡である第2軌跡202(一点鎖線)が、初期軌跡200(実線)および第1軌跡201(破線)の双方と異なる。このため、研削痕130の凸部131が、研削砥石77によって、さらに削り取られる。したがって、最大厚み差(高さH3)は、それまでの最大厚み差(高さH2)よりもさらに小さくなる。
このように、本実施形態では、スパークアウト加工により、最大厚み差を小さくすることができる。
このように、本実施形態では、スパークアウト加工により、最大厚み差を小さくすることができる。
そして、制御部7は、最大厚み差が許容範囲内に入った後、ウェーハ100の被研削面102が平坦化されたと判断し、スパークアウト加工を終了して、上述したエスケープカット加工を実施する(図2の時間範囲T6)。
一方、制御部7は、チャックテーブル31の回転速度が変化された後、所定時間が経過しても最大厚み差が許容範囲内に入らない場合には、研削加工動作を停止する。そして、制御部7は、図示しない表示部材を用いて、作業者に、最大厚み差が許容範囲内に入らない旨を、加工エラーとして表示する。
以上のように、本実施形態では、回転制御部8が、スパークアウト加工時に、非接触厚み測定器60を用いてウェーハ100における最大厚み差を算出し、この最大厚み差が許容範囲を超えている場合に、スピンドル72の回転速度に対してチャックテーブル31の回転速度を相対的に変化させている。これにより、スピンドル72の回転速度とチャックテーブル31の回転速度との比である回転数比RNが整数である場合であっても、チャックテーブル31の回転速度の変化により、回転数比RNを整数からずらすことができる。このため、スパークアウト加工において、ウェーハ100の被研削面102に形成される最大厚み差を小さくすることができる。その結果、ウェーハ100に形成されている周期的な厚み値の変化を小さくして、ウェーハ100の被研削面102を平坦化することが可能となる。したがって、研削されたウェーハ100に円弧状の僅かな凹凸が形成されることを抑制することができる。
なお、研削加工の前に、スピンドル72の回転速度およびチャックテーブル31の回転速度を、これらの比である回転数比RNが整数とならないように、初期設定しておくが好ましい。ただし、このような初期設定を実施しても、実際には、研削砥石77やチャックテーブル31にかかる荷重などによって、スピンドル72およびチャックテーブル31の回転数が初期設定通りにならないことがあり、回転数比RNが整数になってしまうことがある。このため、上述の初期設定を実施した場合でも、本実施形態のように、回転制御部8による回転動作制御を実施し、非接触厚み測定器60によるウェーハ100の厚み測定の測定結果に応じて、チャックテーブル31の回転速度を適切に設定することが好ましい。
また、本実施形態では、最大厚み差が許容範囲を超えている場合、回転制御部8が、スピンドル72の回転速度(1650rpm)に対して、チャックテーブル31の回転速度(150rpm)を、相対的に、たとえば145~155rpmの範囲で変化させている。これに関し、回転制御部8は、ウェーハ100が硬質である場合(たとえばSiCウェーハである場合)には、チャックテーブル31の回転速度を、初期値(150rpm)よりも遅くする一方、ウェーハ100がシリコンウェーハのように研削しやすいウェーハである場合には、チャックテーブル31の回転速度を、初期値(150rpm)よりも早くすることが好ましい。
また、本実施形態では、回転制御部8は、スパークアウト加工の開始直後、すなわち、研削砥石77の降下が停止しているときに、上述のチャックテーブル31の回転速度を制御する回転制御を実施している。なお、スパークアウト加工の開始直後に限らず、スパークアウト加工の開始前の第2研削加工の終了直前において、回転制御を実施してもよい。また、回転制御部8は、第2研削加工とスパークアウト加工とに跨がって回転速度の制御を実施してもよい。つまり、第2研削加工の終了直前において、回転制御動作の一部(たとえば、最大厚み差が許容範囲を超えているか否かの判断まで)を実施し、残りの動作を、スパークアウト加工の開始直後に実施してもよい。あるいは、回転制御部8は、回転制御を、スパークアウト加工の開始から所定時間経過後に実施してもよい。
なお、回転制御部8は、チャックテーブル31の回転速度ではなく、スピンドル72の回転速度を制御してもよい。
なお、回転制御部8は、チャックテーブル31の回転速度ではなく、スピンドル72の回転速度を制御してもよい。
1:研削装置,7:制御部,8:回転制御部,
10:基台,11:コラム,12:蛇腹カバー,13:開口部,
30:ウェーハ保持機構,31:チャックテーブル,32:保持面,33:枠体,
35:テーブル回転機構,39:カバー板,
40:Y軸方向移動機構,41:保持台,42:Y軸ガイドレール,
43:Y軸ボールネジ,44:Y軸モータ,45:Y軸移動テーブル,
50:研削送り機構,51:Z軸ガイドレール,52:Z軸ボールネジ,
53:Z軸移動テーブル,54:Z軸モータ,55:エンコーダ,
56:支持ケース,
60:非接触厚み測定器,61:保持面高さ測定部,62:ウェーハ高さ測定部,
70:研削機構,71:スピンドルハウジング,72:スピンドル,
73:スピンドルモータ,74:ホイールマウント,75:研削ホイール,
76:ホイール基台,77:研削砥石,
100:ウェーハ,101:デバイス面,102:被研削面,
103:保護テープ,
121~129:セグメント研削痕,130:研削痕,131:凸部,132:凹部
10:基台,11:コラム,12:蛇腹カバー,13:開口部,
30:ウェーハ保持機構,31:チャックテーブル,32:保持面,33:枠体,
35:テーブル回転機構,39:カバー板,
40:Y軸方向移動機構,41:保持台,42:Y軸ガイドレール,
43:Y軸ボールネジ,44:Y軸モータ,45:Y軸移動テーブル,
50:研削送り機構,51:Z軸ガイドレール,52:Z軸ボールネジ,
53:Z軸移動テーブル,54:Z軸モータ,55:エンコーダ,
56:支持ケース,
60:非接触厚み測定器,61:保持面高さ測定部,62:ウェーハ高さ測定部,
70:研削機構,71:スピンドルハウジング,72:スピンドル,
73:スピンドルモータ,74:ホイールマウント,75:研削ホイール,
76:ホイール基台,77:研削砥石,
100:ウェーハ,101:デバイス面,102:被研削面,
103:保護テープ,
121~129:セグメント研削痕,130:研削痕,131:凸部,132:凹部
Claims (2)
- 保持面によってウェーハを保持するチャックテーブルと、該保持面の中心を軸に該チャックテーブルを回転させるテーブル回転機構と、スピンドルの先端に装着されて該保持面の中心を通るように回転する研削砥石によって該ウェーハを研削する研削機構と、該スピンドルを回転させるスピンドル回転機構と、を備える研削装置であって、
該保持面によって保持されたウェーハの厚みを非接触で測定する非接触厚み測定器と、
該チャックテーブルを回転させるとともに、該非接触厚み測定器によって研削中のウェーハの厚み値を測定し、ウェーハの回転方向に沿って現れるウェーハの周期的な厚み値の変化の最小値と最大値との差が、予め設定された所定の厚みを基準とする許容範囲を超えたら、該スピンドルの回転速度に対して該チャックテーブルの回転速度を相対的に変化させる回転制御を実施する回転制御部と、
を備える研削装置。 - 該回転制御部は、該保持面に接近する方向への該研削砥石の移動が停止しているときに、該回転制御を実施する、
請求項1記載の研削装置。
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