JP5387196B2 - 画像形成装置および階調補正方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および階調補正方法に関する。
画像形成装置において、画像の階調を補正する技術に関し、下記の特許文献1〜3に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開平10−178552号公報には、Y,M,C,Kの4色で画像形成を行う画像形成装置において、階調補正を行う場合に、予め設定された濃度の画像が記録された補正用カラーパッチプリントを読み取り部(1)で読み取り、読み取り部(1)内で、シェーディング補正(10)、ギャップ補正(11)を行った後、画像処理部(2)において、階調変換部(14)で階調の変換を行って、階調性を求め、プリントを読み取って得られた現在の階調性を、目的の階調性と比較して、濃度変換テーブル(15)を設定することで、階調補正を行う技術が記載されている。特許文献1記載の技術では、濃度変換テーブル(15)を設定する際に、階調変換部(14)で得られた階調性のデータに対して、逆関数となる変換テーブルや、画像形成装置特有の特性により最適化された変換テーブル、Log変換をベースとした変換テーブル、数式による純粋なLog変換をベースとした変換テーブルを使用して、現在階調濃度と目標階調濃度を変換することで、グラフが飽和、収束する高濃度域の部分が1次関数に近いグラフとし、階調特性を補正することが記載されている。
特許文献2としての特開2003−101772号公報には、イメージセンサで読み取った画像信号の出力レベルを一定化するためのシェーディング補正について、イメージセンサの照明光源や基準白板のばらつきや経時的な変動により読取り画像の出力レベルに生じる変化に対応して、基準白板の濃度を読み取ってシェーディングデータの生成を行う技術が記載されている。
特許文献3としての特開昭62−296669号公報には、カラープリンタにおいて色補正を行う場合、カラープリンタ(2)でパッチ(6〜14)を含むプリント(5)を出力して、プリント(5)をカラースキャナ(1)で読み取られた分光反射濃度に基づいて、複写を行う場合にカラーマスキング処理を実行する技術が記載されている。
特開平10−178552号公報(「0014」〜「0015」、「0029」〜「0040」、図2、図8〜図10) 特開2003−101772号公報(「0002」、「0016」〜「0017」) 特開昭62−296669号公報(第2ページ左上欄第10行〜左下欄第3行)
本発明は、光学部品の個体差を抑制することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1記載の発明の画像形成装置では、
画像を媒体に記録可能な画像記録部と、
複数の基準となる基準階調の画像を有する基準画像が読み取られた読取り信号の出力値と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換手段と、
前記関係変換手段で演算された対応関係に対して、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え手段と、
前記ばらつき揃え手段で補正された対応関係に基づいて、画像記録部で画像を記録するための入力信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を補正する階調補正情報を算出する補正情報算出手段と、
前記階調濃度情報と前記階調補正情報とに基づいて、画像形成を行う画像形成制御手段と、
前記関係変換手段で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第1のばらつき補正手段、を有する前記ばらつき揃え手段と、
前記第1のばらつき補正手段で補正が行われた対応関係に基づいて、前記各基準階調の低濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第2のばらつき補正手段、を有する前記ばらつき揃え手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2記載の発明の画像形成装置では、
画像を媒体に記録可能な画像記録部と、
複数の基準となる基準階調の画像を有する基準画像が読み取られた読取り信号の出力値と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換手段と、
前記関係変換手段で演算された対応関係に対して、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え手段と、
前記ばらつき揃え手段で補正された対応関係に基づいて、画像記録部で画像を記録するための入力信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を補正する階調補正情報を算出する補正情報算出手段と、
前記階調濃度情報と前記階調補正情報とに基づいて、画像形成を行う画像形成制御手段と、
前記関係変換手段で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第1のばらつき補正手段、を有する前記ばらつき揃え手段と、
前記関係変換手段で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値と、中間調の濃度に対応する出力値との少なくとも2点を基準として、ばらつきを揃える補正を行う前記第1のばらつき補正手段
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、
媒体表面の画像を読み取って、信号を出力する画像読取り部と、
前記基準画像を、前記画像記録部を制御して、媒体に記録させる基準画像記録手段と、
前記基準画像が読み取られた前記画像読取り部から出力される読取り信号を受信する信号受信手段と、
受信した前記読取り信号と前記各基準階調とに基づいて、演算をする前記関係変換手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項4に記載の発明の階調補正方法では、
複数の基準となる基準階調の画像が読み取られた読取り信号と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り階調信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換工程と、
前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え工程であって、前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第1のばらつき補正を行い、前記第1のばらつき補正で補正が行われた対応関係に基づいて、前記各基準階調の低濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う前記ばらつき揃え工程と、
前記ばらつき揃え工程で補正された対応関係に基づいて、前記読み取り信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を、補正する階調補正工程と、
を実行することを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項5に記載の発明の階調補正方法では、
複数の基準となる基準階調の画像が読み取られた読取り信号と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り階調信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換工程と、
前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え工程であって、前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値と、中間調の濃度に対応する出力値との少なくとも2点を基準として、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う前記ばらつき揃え工程と、
前記ばらつき揃え工程で補正された対応関係に基づいて、前記読み取り信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を、補正する階調補正工程と、
を実行することを特徴とする。
請求項1、2、4、5に記載の発明によれば、ばらつきを揃えた後に変換を行う場合に比べて、光学部品の個体差を抑制することができる。
請求項1、2、4、5に記載の発明によれば、高濃度に対応するばらつきの補正を実行する場合における、ばらつきの補正精度を向上させることができる。
請求項1、4に記載の発明よれば、高濃度に対応するばらつきの補正と低濃度に対応するばらつきの補正の2つの補正を実行しない場合に比べて、ばらつきの補正精度を向上させることができる。
請求項2、5に記載の発明によれば、高濃度の1点のみでばらつきの補正を行う場合に比べて、補正の精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成装置の個体毎にばらつきの補正ができる。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視図である。 図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図3は実施例1の画像形成装置の要部拡大説明図である。 図4は本発明の実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能を機能ブロック図で示した図である。 図5は実施例1の基準画像の説明図である。 図6は対応曲線の一例の説明図である。 図7は実施例1の階調補正情報の説明図であり、図7Aは横軸に階調率を取り縦軸に下地補正後の出力値を取ったグラフ、図7Bは横軸に入力信号の階調率を取り縦軸に書き込む階調率を取ったグラフである。 図8は実施例1の階調補正情報の算出処理のフローチャートである。 図9は複数の光源に対して従来の演算方法に基づいて階調補正を行った実験の説明図であり、図9Aは基準画像を読み取った読み取り信号の出力値と濃度とのグラフであって、横軸に濃度を取り縦軸に読み取り信号の出力値を取ったグラフ、図9Bは図9Aの対応曲線に対してばらつき補正を行った結果のグラフ、図9Cは図9Bの対応曲線に対してLog変換を行った結果のグラフ、図9Dは図9Cの対応曲線に対して下地補正を行った結果のグラフである。 図10は複数の光源に対して実施例1の演算方法に基づいて階調補正を行った実験の説明図であり、図10Aは図9Aと同一のグラフ、図10Bは図10Aの対応曲線に対してLog変換を行った結果のグラフ、図10Cは図10Bの対応曲線に対してばらつき補正を行った結果のグラフ、図10Dは図10Cの対応曲線に対して下地補正を行った結果のグラフである。 図11は横軸に面積階調率を取り縦軸に濃度を取った階調補正結果のグラフであり、図11Aは従来の階調補正方法で補正を行った結果のグラフ、図11Bは実施例1の階調補正方法で補正を行った結果のグラフである。 図12はばらつき補正処理と対応曲線のばらつきとの説明図であり、図12AはLog変換後にばらつき補正を行う実施例1の階調補正方法の説明図、図12BはLog変換前にばらつき補正を行う従来の階調補正方法の説明図である。 図13はばらつき補正方法の変更例であり、図6に対応する図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例である実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の斜視図である。
図1において、本発明の画像形成装置の実施例1としての複写機Uは、上端部に配置された画像読取り部の一例としてのスキャナU1と、スキャナU1を支持する画像記録部の一例としてのプリンタ部U2と、を有する。前記プリンタ部U2の下部には、媒体収容部の一例として、媒体の一例としてのシートを収容する複数の給紙トレイTR1〜TR4が着脱可能に装着されている。
図2は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図2において、前記スキャナU1は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容される原稿収容部TG1と、原稿収容部TG1から給紙されて透明な原稿読取り面PG上の原稿読取位置を通過して搬送される原稿Giが排出される原稿排出部TG2とを有している。
前記スキャナU1には、利用者が画像形成動作開始等の作動指令信号を入力操作する操作部UIと、露光光学系A、固体撮像素子CCD等が設けら得ている。
前記原稿読取り面PG上を搬送される原稿または手動で原稿読取り面PG上に置かれた原稿に光源A1から光が照射され、原稿からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、受光素子の一例としての固体撮像素子CCDで赤:R、緑:G、青:Bの電気信号に変換される。なお、実施例1では、前記光源A1として、低消費電力の白色LEDにより構成された光源を使用している。実施例1では、比較的低費用の青色LEDと黄色蛍光体とを組み合わせた白色LEDを使用しているが、RGBの3色のLEDを組み合わせたものやその他の色のLEDや蛍光体の組み合わせ等による任意の白色光源を使用可能である。
画像情報変換部IPSは、固体撮像素子CCDから入力される前記RGBの電気信号を黒:K、イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:Cの画像情報に変換して一時的に記憶し、前記画像情報を予め設定された時期に潜像形成用の画像情報として潜像形成回路DLに出力する。
なお、原稿画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒のみの画像情報が潜像形成回路DLに入力される。
前記潜像形成回路DLは、図示しない各色Y,M,C,Kの各駆動回路を有し、入力された画像情報に応じた信号を予め設定された時期に、各色毎に配置された潜像形成装置LHy,LHm,LHc,LHkに出力する。
図3は実施例1の画像形成装置の要部拡大説明図である。
前記画像形成装置Uの重力方向中央部に配置された可視像形成装置Uy,Um,Uc,Ukはそれぞれ、Y,M,C、およびKの各色の可視像を形成する装置である。
潜像形成装置LHy〜LHkの各潜像書込光源から出射したY,M,C,Kの潜像書込光は、それぞれ、回転する像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkに入射する。なお、実施例1では、前記潜像形成装置LHy〜LHkは、いわゆる、LEDアレイにより構成されている。
前記Yの可視像形成装置Uyは、回転する感光体PRy、帯電器CRy、潜像形成装置LHy、現像装置Gy、転写器T1y、清掃器の一例としての感光体クリーナCLyを有している。なお、実施例1では、前記感光体PRy、帯電器CRy、感光体クリーナCLyが、プリンタ部U2に対して一体的に着脱可能な像保持体ユニットとして構成されている。
前記可視像形成装置Um,Uc,Ukはいずれも前記Yの可視像形成装置Uyと同様に構成されている。
図2,図3において、前記各感光体PRy,PRm,PRc,PRkはそれぞれの帯電器CRy,CRm,CRc,CRkにより帯電された後、画像書込位置Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、潜像形成装置LHy〜LHkにより表面に静電潜像が形成される。前記感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の静電潜像は、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの現像剤保持体の一例としての現像ロールR0y,R0m,R0c,R0kに保持された現像剤により可視像の一例としてのトナー像に現像される。
その現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置された1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kには、制御部Cにより制御される電源回路Eから所定の時期にトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。
前記各感光体PRy〜PRk上のトナー像は前記1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトBに1次転写される。1次転写後の感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の残留物、付着物は、感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkにより清掃される。清掃された前記感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面は、帯電器CRy,CRm,CRc,CRkにより再帯電される。
前記感光体PRy〜PRkの上方には、上下移動可能且つ前方に引き出し可能な中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBと、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRd、張架部材の一例としてのテンションロールRt、蛇行防止部材の一例としてのウォーキングロールRw、従動部材の一例としてのアイドラロールRfおよび転写対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、前記1次転写器T1y,T1m,T1c,T1kとを有している。そして、前記中間転写ベルトBは、前記各ロールRd,Rt,Rw,Rf,T2aにより構成される中間転写支持系の一例としてのベルト支持ロールRd,Rt,Rw,Rf,T2aにより回転移動可能に支持されている。
前記バックアップロールT2aに接する中間転写ベルトBの表面に対向して2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されており、前記各ロールT2a,T2bにより2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bおよび中間転写ベルトBの対向する領域には2次転写領域Q4が形成される。
前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kで一次転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルトB上に順次重ねて転写された単色または多色のトナー像は、前記2次転写領域Q4に搬送される。
前記可視像形成装置Uy〜Ukの下方には、容器案内部材の一例としての左右一対のガイドレールGRが4段設けられており、前記ガイドレールGRには、給紙トレイTR1〜TR4が前後方向に出入可能に支持されている。前記給紙トレイTR1〜TR4に収容されたシートSは、媒体取出し部材の一例としてのピックアップロールRpにより取り出され、媒体捌き部材の一例としてのさばきロールRsにより1枚ずつ分離される。そして、シートSは、媒体搬送路の一例であるシート搬送路SH1に沿って媒体搬送部材の一例としての複数の搬送ロールRaにより搬送され、2次転写領域Q4のシート搬送方向上流側に配置された時期調節部材の一例としてのレジロールRrに送られる。前記シート搬送路SH1、シート搬送ロールRa、レジロールRr等によりシート搬送装置SH1+Ra+Rrが構成されている。
レジロールRrは、前記中間転写ベルトBに形成されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのに時期を合わせて、前記シートSを2次転写領域Q4に搬送する。シートSが前記2次転写領域Q4を通過する際、前記バックアップロールT2aは接地され、2次転写ロールT2bには前記制御部Cにより制御される電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。このとき、前記中間転写ベルトB上のトナー像は、前記2次転写器T2によりシートSに転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、中間転写体清掃器の一例としてのベルトクリーナCLbにより清掃される。また、二次転写ロールT2b表面に付着した紙粉や現像剤等の残留物は、二次転写器清掃装置の一例としての二次転写クリーナCLtにより除去されて二次転写ロールT2bが清掃される。
したがって、実施例1の画像形成装置Uでは、前記一次転写器T1y〜T1k、中間転写ベルトB、二次転写器T2等により、感光体PRy〜PRk表面のトナー像をシートSに転写する転写装置T1+B+T2が構成されている。
前記トナー像が2次転写されたシートSは、定着装置Fの加熱用定着部材の一例としての加熱ロールFhおよび加圧用定着部材の一例としての加圧ロールFpの接触領域である定着領域Q5に搬送され、前記定着領域Q5を通過する際に加熱定着される。
なお、前記加熱ロールFh表面には、シートSの前記加熱ロールからの離型性を良くするための離型剤が離型剤塗布装置Faにより塗布されている。
前記定着装置Fの搬送方向下流側である上方には、第1の媒体排出路の一例としての排紙路SH3と、反転や画像記録面を上側にして排出される記録シートSが搬送される分岐搬送路の一例としての上方接続路SH4が配置されている。前記排紙路SH3と上方接続路SH4とが接続されている分岐部には、記録シートSの搬送先に応じて搬送路を切り替える搬送路切り替え部材の一例としての第1ゲートGT1が配置されている。したがって、記録シートSが第1の媒体積載部の一例としての排紙トレイTRhに排出される場合には、定着された記録シートSが排紙路SH3を搬送され、第1の媒体排出部材の一例としての排紙ロールRhにより排紙トレイTRhに排出される。
図1、図2において、前記定着装置Fの上方には、媒体排出装置の一例としてのオプション排出ユニットU3が支持されており、前記オプション排出ユニットU3は、前記排紙トレイTRhの上方に配置され、排紙トレイTRhと同様に画像記録面が下側になる状態で積載される第2の媒体排出部の一例としてのフェイスダウントレイTRh2と、画像記録面が上側になる状態で積載される第3の媒体排出部の一例としてのフェイスアップトレイTRh3とを有する。
前記オプション排出ユニットU3内部には、前記上側接続路SH4に接続される搬送路の一例としての反転・排出共通路SH5と、前記反転・排出共通路SH5に接続され且つフェイスダウントレイTRh2に記録シートSを送る搬送路の一例としてのフェイスダウン排出路SH6と、前記反転・排出共通路SH5に接続され且つフェイスアップトレイTRh3に記録シートSを送る搬送路の一例としてのフェイスアップ排出路SH7と、を有する。前記フェイスダウン排出路SH6には、第2の媒体排出部材の一例であって媒体反転部材の一例として、正逆回転可能な反転ロールRh2が配置されており、前記フェイスアップ排出路SH7には、第3の媒体排出部材の一例としてのフェイスアップ排紙ロールRh3が配置され、各搬送路SH6,SH7の記録シートSを搬送する。
前記反転・排出共通路SH5、フェイスダウン排出路SH6およびフェイスアップ排出路SH7の分岐部には、記録シートSの搬送路を切り替える搬送路切り替え部材の一例としての第2ゲートGT2が配置されている。前記第2ゲートGT2は、記録シートSがフェイスダウントレイTRh2に排出される場合と両面印刷のために反転される場合にフェイスダウン排出路SH6に搬送路を切り替え、記録シートSがフェイスアップトレイTRh3に排出される場合にはフェイスアップ排出路SH7に搬送路を切り替える。
ここで、前記上方接続路SH4、反転・排出共通路SH5及びフェイスダウン排出路SH6により、実施例1の第2の媒体排出路SH4+SH5+SH6が構成されている。
また、前記上方接続路SH4、反転・排出共通路SH5及びフェイスアップ排出路SH7により、実施例1の第3の媒体排出路SH4+SH5+SH7が構成されている。
前記プリンタ部U2の左側部には、追加ユニットの一例としての反転ユニットU4が設置されている。前記反転ユニットU4には、反転・排出共通路SH5の下端部に接続され、両面印刷時に記録シートSが搬送される搬送路の一例としての反転路SH8が設けられている。前記反転路SH8は、重力方向に沿って直線上に延びる主反転路SH8aと、前記主反転路SH8aと反転・排出共通路SH5とを接続する上流側反転路SH8bと、前記主反転路SH8aとレジロールRrとを接続する下流側反転路SH8cと、を有する。前記上流側反転路SH8bと反転・排出共通路SH5との接続部には、記録シートSが反転時に上方接続路SH4に搬送されないよう搬送路を切り替える搬送路切り替え部材の一例としての第3ゲートGT3が配置されている。前記反転・排出共通路SH5やフェイスダウン排出路SH6の搬送方向下流側の搬送路である反転路SH8には、反転路SH8内の記録シートSを搬送する反転路搬送部材の一例としての反転路搬送ロールRa2が配置されている。
したがって、両面印刷がされる記録シートSは、前記反転・排出共通路SH5を搬送されて、反転ロールRh2により記録シートSの後端部が挟まれた状態になるまでフェイスダウントレイTRh2に排出された後、反転ロールRh2が逆回転し、記録シートSが反転路SH8に搬送される。前記反転路SH8を搬送された記録シートSは、反転路搬送ロールRa2により搬送され、表裏が反転した状態で、レジロールRrに搬送される。
前記ベルトモジュールBMの上方にはイエローY,マゼンタM,シアンC,黒Kの各現像剤を収容し、内部の現像剤を画像形成装置Uに搬送して補給する現像剤収容容器の一例であって、着脱体の一例としてのトナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkが配置されている。各トナーカートリッジKy,Km,Kc,Kkに収容された現像剤は、前記現像装置Gy,Gm,Gc,Gkの現像剤の消費に応じて、図示しない現像剤補給路から前記各現像装置Gy,Gm,Gc,Gkに補給される。
(実施例1の制御部の説明)
図4は本発明の実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能を機能ブロック図で示した図である。
図4において、実施例1の画像形成装置Uの制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されており、外部との信号の入出力、および、入出力信号レベルの調節等を行うI/O、必要な処理を実行するためのプログラム、および、データ等が記憶されたROM、必要なデータを一時的に記憶するためのRAMや、HDD、前記ROMや、前記HDDに記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU、ならびにクロック発振器等を有しており、前記ROMに記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(制御部Cに接続された信号入力要素)
前記制御部Cには、操作部UI、スキャナU1の固体撮像素子CCD等の信号出力要素からの出力信号が入力されている。
前記操作部UIは、印刷実行釦の一例であり読取り開始釦の一例としてのコピー開始釦UI1、印刷実行中止釦の一例としてのコピー中止釦UI2、表示部UI3、方向入力釦の一例としての矢印釦UI4、階調補正開始釦UI5等を有する。
固体撮像素子CCDは、原稿読み取り面PGの原稿Giからの反射光を受光して、原稿Giの画像の濃度に応じた、電気信号に変換する。なお、固体撮像素子CCDで変換された電気信号は、信号出力手段C101により制御部Cに出力される。
(制御部Cに接続された被制御要素)
制御部Cは、次の被制御要素D1,Eの制御信号を出力している。
D1:メインモータ駆動回路
主駆動源駆動回路の一例としてのメインモータ駆動回路D1は、主駆動源の一例としてのメインモータM1を駆動することにより、感光体PRy〜PRkや中間転写ベルトB等を回転駆動する。
E:電源回路
電源回路Eは、現像用電源回路E1、帯電用電源回路E2、転写用電源回路E3、定着用電源回路E4等を有している。
E1:現像用電源回路
現像用電源回路E1は、現像装置Gy〜Gkの現像ロールR0y〜R0kに現像電圧を印加する。
E2:帯電用電源回路
帯電用電源E2は、帯電器CRy〜CRkそれぞれに感光体PRy〜PRk表面を帯電させるための帯電電圧を印加する。
E3:転写用電源回路
転写用電源回路E3は、1次転写装置T1y〜T1kや2次転写ロールT2bに転写電圧を印加する。
E4:定着用電源回路
定着用電源回路E4は、定着装置Fの加熱ロールFhにヒータ加熱用の電源を供給する。
(制御部Cの機能)
前記制御部Cは、前記信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能を有している。
C1:ジョブ制御手段
画像形成制御手段の一例としてのジョブ制御手段C1は、スキャナU1で読み込まれた原稿画像の情報に応じて、前記帯電器CRy〜CRk、1次転写装置T1y〜T1k、定着装置F等の動作を制御して画像形成動作の一例としてのジョブを実行する。
C2:メインモータ駆動制御手段
主駆動源駆動制御手段の一例としてのメインモータ駆動制御手段C2は、前記メインモータ駆動回路D1を介して前記メインモータM1の駆動を制御して、現像装置Gy〜Gk、前記定着装置Fの加熱ロールFh、排出ロールRh等の駆動を制御する。
C3:電源回路制御手段
電源回路制御手段C3は、前記電源回路Eの作動を制御して、前記現像装置Gy〜Gkの現像電圧や前記帯電器CRy〜CRkの帯電電圧、前記1次転写装置T1y〜T1kの1次転写電圧、前記加熱ロールFhのヒータの加熱用電流等の電圧、電流の供給を制御する。
C4:表示制御手段
表示制御手段C4は、表示部UI3を制御して、表示部UI3に画像を表示する。
C5:基準画像記録手段
基準画像記録手段C5は、基準画像記憶手段C5Aを有し、ジョブ制御手段C1を介してプリンタ部U2を作動させて、基準画像記憶手段C5Aに記憶された基準画像をシートSに記録させる。
図5は実施例1の基準画像の説明図である。
C5A:基準画像記憶手段
基準画像記憶手段C5Aは、階調補正を行う場合に使用される基準画像を記憶する。図5において、実施例1の基準画像記憶手段C5Aは、Y,M,C,Kの各色に対して予め設定された複数の基準階調の画像、いわゆるパッチを有する基準画像1が記憶されている。実施例1の基準画像1には、Y色について24段階の濃淡の基準階調のパッチ画像2と、M色について24段階の濃淡の基準階調のパッチ画像3と、C色について24段階の濃淡の基準階調のパッチ画像4と、K色について24段階の濃淡の基準階調のパッチ画像5と、が含まれている。なお、各パッチ画像2〜5について、色数や階調濃度いわゆる面積階調率Cinは、設計や仕様等に応じて任意に設定、変更可能である。すなわち、YとMの混色のパッチを設けたり、階調濃度が10%毎にパッチを形成する等の変更が可能である。また、階調補正結果を反映して面積階調率Cinを設定しても良い。
C6:信号受信手段
信号受信手段C6は、スキャナ部1の信号出力手段C101から出力された画像の入力信号を受信して、一時的に記憶する。すなわち、通常の複写動作を実行する場合には、スキャナ部1で読み取られた原稿Giの画像に応じた入力信号を受信すると共に、階調補正情報の更新を行う場合には、スキャナ部1で読み取られた基準画像1に含まれる基準階調のパッチ画像2〜5の読み取り信号を受信する。
図6は対応曲線の一例の説明図である。
C7:関数変換手段
関係変換手段の一例としての関数変換手段C7は、信号受信手段C6が受信した読取り階調信号と、各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り階調信号の各出力値の対応関係の一例としての対応曲線を、1次関数の関係の一例としての直線に近づける予め設定された変換情報を使用して、対応曲線のデータを演算する。実施例1の関数変換手段C7は、変換情報の一例として、いわゆるLog変換のデータを使用して演算し、図6に示すように濃度を横軸に取り出力値を縦軸に取ったグラフにおいて高濃度側で曲線が飽和、収束しやすい対応曲線L1を、1次関数的な形である直線に近い形、いわゆる曲率の小さい対応曲線L2に変換する。なお、実施例1のLog変換のデータは、予め実験等で測定されたものを記憶し、使用している。
C8:ばらつき揃え手段
ばらつき揃え手段C8は、第1のばらつき補正手段の一例としてのCCDばらつき補正手段C8Aと、第2のばらつき補正手段の一例としての下地補正手段C8Bとを有し、関数変換手段C7で演算された対応曲線のデータに基づいて、各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃える。
C8A:CCDばらつき補正手段
CCDばらつき補正手段C8Aは、関数変換手段C7で演算された対応曲線のデータに基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う。実施例1のCCDばらつき補正手段C8Aは、光源A1や固体撮像素子CCDの個体差や経時劣化等に伴う検出感度のばらつきに応じてばらつく出力値を揃えるばらつき補正を行う。実施例1では、図6に示すように、Log変換された対応曲線L2について、実験等により予め設定された目標の対応曲線である基準対応曲線L0に対する出力値の高濃度側を揃えるようにズレを補正する。具体的には、基準対応曲線L0の最大濃度N11と最小濃度N12に対応する出力値K(N11),K(N12)を取得し、対応曲線L2の最大濃度N11、最小濃度N12および各基準階調の濃度Nxに対応する出力値V(N11),V(N12),V(Nx)を取得して、以下の式(1)に基づいて、V(Nx)を補正したV′(Nx)を演算することで、対応曲線L2が対応曲線L2′に補正され、出力値のばらつきが揃えられる。
V′(Nx)
={V(Nx)−V(N12)}×{K(N11)−V(N12)}/{V(N11)−V(N12)}+V(N12) …式(1)
C8B:下地補正手段
下地補正手段C8Bは、CCDばらつき補正手段C8Aで補正が行われた対応曲線L2′に基づいて、下地である記録媒体の濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う。実施例1の下地補正手段C8Bは、対応曲線L2′の出力値の最小値の値を、予め設定された最小値に揃える補正である下地補正を行う。具体的には、対応曲線L2′の最小値の値が基準最小値K(N12)に一致するように各出力値の値V′(Nx)を補正する。すなわち、以下の式(2)で表される演算を行うことで、対応曲線L2″を得る。
V″(Nx)
={V′(Nx)−K(N12)}×{K(N11)−K(N12)}/{V′(N11)−K(N12)}+K(N12) …式(2)
C9:階調濃度情報記憶手段
階調濃度情報記憶手段C9は、スキャナ部U1で読み取られた画像の読み取り信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を記憶する。前記階調濃度情報は、実験等で予め設定された読み取り信号の出力値に対応する階調濃度を記憶している。一例として、読み取り信号の出力値V(Mx)が600には、濃度Mx=1.0、階調率Cin=70%が対応しているといった階調濃度情報を記憶している。なお、実施例1の階調濃度情報は、具体的な数値が記憶されたLUT:ルックアップテーブルの形式で記憶されているが、関数の形式でも構わない。
図7は実施例1の階調補正情報の説明図であり、図7Aは横軸に階調率を取り縦軸に下地補正後の出力値を取ったグラフ、図7Bは横軸に入力信号の階調率を取り縦軸に書き込む階調率を取ったグラフである。
C10:階調補正情報記憶手段
階調補正情報記憶手段C10は、階調濃度情報を補正する階調補正情報を記憶する。実施例1の階調補正情報は、前記ばらつき揃え手段C8で演算された結果から、階調濃度情報を補正するための階調補正情報を記憶している。一例として、下地補正手段C8Bにより得られた対応関数L2″において、図7Aに示すように階調率Cin=70%のパッチに対応する目標値は200であり、補正された出力値V″(Nx)が200となる階調率を求めると60%となる場合を考える。このとき、プリンタ部U2で画像形成を行う際には、プリンタ部U2に入力された入力画像信号の階調率Cinが70%の場合、70%で書き込むのではなく、階調率60%で書き込むための階調濃度情報を記憶する。図7Aのような目標値と検出値の関係にある場合、図7Bに示す階調補正情報が記憶される。なお、実施例1の階調補正情報もLUTの形式で記憶されている。
C11:補正情報算出手段
補正情報算出手段C11は、ばらつき揃え手段C8で補正された対応曲線の情報に基づいて、階調濃度記憶手段C9に記憶された階調濃度情報を補正するための階調補正情報を算出する。実施例1の補正情報算出手段C11は、得られた対応関数L2″と、階調濃度情報とから、24個の濃淡の基準階調毎に、階調補正情報を算出して、階調補正情報記憶手段C10に記憶された階調補正情報を更新する。
C12:階調補正手段
階調補正手段C12は、複写機Uにおいて複写動作が実行される場合に、スキャナU1で読み取られた原稿の読み取り信号の出力値から、階調濃度情報および階調補正情報に基づいて、プリンタ部U2で画像形成される補正された階調を算出し、ジョブ制御手段C1を介して、シートSに画像を形成する。
(実施例1の流れ図の説明)
次に、実施例1の画像形成装置Uの処理の流れを流れ図、いわゆるフローチャートを使用して説明する。
(階調補正情報の算出処理のフローチャートの説明)
図8は実施例1の階調補正情報の算出処理のフローチャートである。
図8のフローチャートの各ST:ステップの処理は、画像形成装置Uの制御部Cのハードディスク等に記憶された濃度検知装置制御プログラムに従って行われる。また、この処理は画像形成装置Uの他の各種処理と並行して並列処理で実行される。
図8に示すフローチャートは画像形成装置の電源が投入された時に開始される。
図8のST1において、階調補正開始釦UI5の入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に進み、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST3に進む。
(1)記憶されている基準画像1を印刷する。
(2)原稿読み取り面PGに印刷されたシートSを載せて読み取り開始の入力、すなわち、コピー開始釦UI1の入力することを作業者に促す表示を表示部UI3にする。
ST3において、読み取り開始の入力、すなわち、コピー開始釦UI1の入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST4に進み、ノー(N)の場合はST3を繰り返す。
ST4において、スキャナ部U1で基準画像1の読み取りを実行する。そして、ST5に進む。
ST5において、読み取った基準画像1の位置・方向が正しいか否かを判別する。ノー(N)の場合はST6に進み、イエス(Y)の場合はST7に進む。
ST6において、原稿読み取り面PG上のシートSの再確認を促す表示を表示部UI3に行う。そして、ST3に戻る。
ST7において、基準画像1に含まれる各パッチ2〜5の基準階調濃度に対応する読み取り信号の出力値を受信、取得する。そして、ST8に進む。
ST8において、ST7で得られた対応曲線L1をLog変換して、対応曲線L2を導出する。そして、ST9に進む。
ST9において、ST8で得られた対応曲線L2に対してばらつき補正を行って、対応曲線L2′を導出する。そして、ST10に進む。
ST10において、ST9で得られた対応曲線L2′に対して下地補正を行って、対応曲線L2″を導出する。そして、ST11に進む。
ST11において、ST10で得られた対応曲線L2″と、階調濃度情報とに基づいて、階調補正情報を算出し、更新する。そして、ST1に戻る。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、スキャナ部U1で読み取られた読み取り信号に応じた階調でプリンタ部U2で画像形成が行われる。このとき、スキャナ部U1で使用される光源A1や固体撮像素子CCDの個体差や、特定の条件で製造された集合、いわゆるロット毎に感度に差があることがある。特に、実施例1では、光源A1として、青色LED+黄色蛍光体を使用しており、黄色蛍光体の分散状態のばらつきにより黄色:Yの感度がばらつきやすい。
図9は複数の光源に対して従来の演算方法に基づいて階調補正を行った実験の説明図であり、図9Aは基準画像を読み取った読み取り信号の出力値と濃度とのグラフであって、横軸に濃度を取り縦軸に読み取り信号の出力値を取ったグラフ、図9Bは図9Aの対応曲線に対してばらつき補正を行った結果のグラフ、図9Cは図9Bの対応曲線に対してLog変換を行った結果のグラフ、図9Dは図9Cの対応曲線に対して下地補正を行った結果のグラフである。
図10は複数の光源に対して実施例1の演算方法に基づいて階調補正を行った実験の説明図であり、図10Aは図9Aと同一のグラフ、図10Bは図10Aの対応曲線に対してLog変換を行った結果のグラフ、図10Cは図10Bの対応曲線に対してばらつき補正を行った結果のグラフ、図10Dは図10Cの対応曲線に対して下地補正を行った結果のグラフである。
図11は横軸に面積階調率を取り縦軸に濃度を取った階調補正結果のグラフであり、図11Aは従来の階調補正方法で補正を行った結果のグラフ、図11Bは実施例1の階調補正方法で補正を行った結果のグラフである。
図9A、図10Aにおいて、同一の基準画像1に対して、白色LED光源としてロットA〜ロットEを使用して読み取った場合に、比較的高感度のロットAから、比較的低感度のロットEでは、Y色のパッチについて得られた読み取り信号の出力値にばらつきが発生した。ここで、従来の階調補正では、固体撮像素子CCDにばらつきがあるため、先ずスキャナ側の読み取りばらつきを補正すべく、図9Bに示すように読み取りで得られた出力値に対するばらつき補正を行っており、ばらつき補正後の信号について、データの加工、すなわち、図9Cに示すLog変換や図9Dに示す下地補正を行うのが通常行われる自然な階調補正方法であった。しかしながら、図9Dの結果に示されるように、従来の階調補正方法では、中間調から高濃度にかけて、ロットA〜ロットEの間で大きなばらつきが確認され、図11Aに示すように、階調補正による補正後の濃度結果でも、濃度と面積階調率との関係において、中間調から高濃度に書けてロットA〜ロットEで濃度ばらつきが見られた。したがって、従来の階調補正法では、階調補正を実施して画像形成を行っても、ロット毎に補正後の濃度がばらつきやすく、階調補正が適切に行われない結果となる。
これに対して、実施例1では、従来とは異なり、先ず、図10Bに示すようにLog変換を行って、図10Aの対応曲線L1を直線に近い対応曲線L2に変換する。そして、変換後の対応曲線L2に対して、図10Cに示すばらつき補正や、図10Dに示す下地補正が行われる。この結果、図9Dに示す従来の階調補正方法に比べて、図10Dに示すように、中間調から高濃度にかけての濃度のばらつきが改善された。よって、図11Bに示すように階調補正の補正結果でも、目標に対してばらつきが少ない結果となった。したがって、ロットA〜E毎に感度にばらつきがあっても、演算でばらつきを吸収され、階調補正結果のばらつきも抑制されていることが確認された。
図12はばらつき補正処理と対応曲線のばらつきとの説明図であり、図12AはLog変換後にばらつき補正を行う実施例1の階調補正方法の説明図、図12BはLog変換前にばらつき補正を行う従来の階調補正方法の説明図である。
図12において、実施例1のようにLog変換を行った後にばらつき補正を行うと、図12Aに示すように、Log変換で対応曲線L2の曲率が小さくなった状態で、ばらつき補正が行われ、中間調での乖離が小さくなる。これに対して、従来のように、Log変換を行う前にばらつき補正を行うと、図12Bに示すように、対応曲線01の曲率が大きな状態でばらつき補正が行われてしまい、補正後の対応曲線01′では、基準対応曲線02に対して、中間調〜高階調で乖離が大きくなる。
したがって、実施例1のように、Log変換を行った後にばらつき補正を行うと、ロットA〜Eや個体毎に発生する光源A1や固体撮像素子CCD等の光学部品のばらつきが吸収、抑制される。
特に白色LEDとして青色LED+黄色蛍光体を用いる場合は、黄色蛍光体の分散状態のばらつきが大きいため、本発明における補正効果は大きい。また、白色LEDとしては、青色LED+黄色蛍光体以外にも、RGBのLEDを使ったものや他の色のLEDと蛍光体を組み合わせたものがあるが、LEDや蛍光体の組み合わせる必要があるため、ハロゲンランプ等に比べばらつきが大きくなるため、本発明における補正効果は大きい。
図13はばらつき補正方法の変更例であり、図6に対応する図である。
図6において、実施例1のばらつき補正では、Log変換された対応曲線L2について、基準対応曲線L0に対する出力値の高濃度側を揃えるようにズレを補正する場合に、基準対応曲線L0の最大濃度N11と、対応曲線L2の最大濃度N11とに基づいて、出力値のばらつきが揃えられていた。すなわち、最高濃度N11の1点で補正を行っていたが、この方法に限定されず、以下のようにして、図13に示すように、2点で補正を行うことも可能である。
図13において、基準対応曲線L0の最大濃度N11、最小濃度N12、中間濃度N13=(N11+N12)/2に対応する出力値K(N11),K(N12),K(N13)を取得し、対応曲線L2の最大濃度N11、最小濃度N12、中間濃度N13および各基準階調の濃度Nxに対応する出力値V(N11),V(N12),V(N13),V(Nx)を取得して、以下の式(3)、(4)に基づいて、V(Nx)を補正したV′(Nx)を演算することで、対応曲線L2が対応曲線L2′に補正される。
Nx≦N13の範囲:
V′(Nx)
={V(Nx)−V(N12)}×{K(N13)−V(N12)}/{V(N13)−V(N12)}+V(N12) …式(3)
Nx>N13の範囲:
V′(Nx)
=K(N13)+{V(Nx)−V(N13)}×{K(N11)−K(N13)}/{V(N11)−V(N13)} …式(4)
前記式(3)、(4)を使用する2点補正をした場合に、1点補正をする実施例1の場合に比べて、ばらつき補正の精度が向上し、ばらつき補正時の中間調における乖離が更に低減されることが期待され、ばらつきが低減されることが期待される。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例として複写機Uを例示したが、これに限定されず、プリンタ、FAX、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能である。なお、プリンタのように画像を読み取る画像読み取り部が設けられていない構成では、出荷前や修理時等で階調補正を行う場合にのみ、画像読み取り部を接続して、階調補正を行うことも可能である。
(H02)前記実施例において、階調補正情報を得る方法は、例示した方法に限定されず、例えば、あるロットの中の1つの光源A1等を使用して階調補正情報を測定しておき、そのロットに含まれるその他の光源A1等については、測定しておいた階調補正情報を使用することも可能である。あるいは、別のロットでも、光源A1や固体撮像素子CCDの感度を検査した場合に、既に同様の感度の光源A1等についての階調補正情報が存在する場合には、その階調補正情報を使用することも可能である。また、光源A1と固体撮像素子CCDの両方のばらつきを補正することが望ましいが、これに限定されず、光源A1のみのばらつきや、CCDのみのばらつきの情報を代用することも可能である。
(H03)前記実施例において、関係変換手段の一例としての関数変換手段C7では、一例としてのLog変換を例示したが、変換方法はLog変換に限定されず、特許文献1等に記載されているような、曲率のある曲線を直線に近づける、いわゆる曲率を小さくすることが可能な変換関数や変換テーブルであれば、任意の変換方法を採用可能である。
(H04)前記実施例において、下地補正は行うことが望ましいが、低濃度側の出力値のばらつきが少ない構成では、省略することも可能である。また前記実施例においてはLog変換後のCCDばらつき補正後に下地補正を行ったが、これに限らずLog変換前やCCDばらつき補正前に下地補正を実施することも可能である。
(H05)前記実施例において、白色LEDとして、青色LED+黄色蛍光体を使用した場合には、黄色におけるばらつきが大きく、その他の色では、ばらつきが少なかったため、ばらつきが少ない色のおける階調補正は従来と同様の階調補正を行うことも可能である。なお、他の構成の白色LEDやハロゲンランプ等の光源A1を使用する場合に、黄色以外の色で大きなばらつきが発生する可能性があるが、大きなばらつきが発生した色に対して、実施例1の階調補正を行うことが可能である。
(H06)前記実施例において、基準画像1を印刷して読み取ったが、この構成に限定されず、例えば、印刷機や予め補正が完了しているマスター画像形成装置で、予め印刷された基準画像1を使用することも可能である。
(H07)前記実施例において、基準階調に対する出力値の対応関係として、対応曲線L1,L2,L2′,L2″を例示したが、対応関係は、曲線に限定されず、出力値を結ぶ折れ線状の対応関係を採用することも可能である。
1…基準画像、
C1…画像形成制御手段、
C5…基準画像記録手段、
C6…信号受信手段、
C7…関係変換手段、
C8…ばらつき揃え手段、
C8A…第1のばらつき補正手段、
C8B…第2のばらつき補正手段、
C11…補正情報算出手段、
L1,L2,L2′,L2″…対応曲線、
S…媒体、
U…画像形成装置、
U1…画像読取り部、
U2…画像記録部。

Claims (5)

  1. 画像を媒体に記録可能な画像記録部と、
    複数の基準となる基準階調の画像を有する基準画像が読み取られた読取り信号の出力値と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換手段と、
    前記関係変換手段で演算された対応関係に対して、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え手段と、
    前記ばらつき揃え手段で補正された対応関係に基づいて、画像記録部で画像を記録するための入力信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を補正する階調補正情報を算出する補正情報算出手段と、
    前記階調濃度情報と前記階調補正情報とに基づいて、画像形成を行う画像形成制御手段と、
    前記関係変換手段で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第1のばらつき補正手段、を有する前記ばらつき揃え手段と、
    前記第1のばらつき補正手段で補正が行われた対応関係に基づいて、前記各基準階調の低濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第2のばらつき補正手段、を有する前記ばらつき揃え手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像を媒体に記録可能な画像記録部と、
    複数の基準となる基準階調の画像を有する基準画像が読み取られた読取り信号の出力値と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換手段と、
    前記関係変換手段で演算された対応関係に対して、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え手段と、
    前記ばらつき揃え手段で補正された対応関係に基づいて、画像記録部で画像を記録するための入力信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を補正する階調補正情報を算出する補正情報算出手段と、
    前記階調濃度情報と前記階調補正情報とに基づいて、画像形成を行う画像形成制御手段と、
    前記関係変換手段で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第1のばらつき補正手段、を有する前記ばらつき揃え手段と、
    前記関係変換手段で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値と、中間調の濃度に対応する出力値との少なくとも2点を基準として、ばらつきを揃える補正を行う前記第1のばらつき補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 媒体表面の画像を読み取って、信号を出力する画像読取り部と、
    前記基準画像を、前記画像記録部を制御して、媒体に記録させる基準画像記録手段と、
    前記基準画像が読み取られた前記画像読取り部から出力される読取り信号を受信する信号受信手段と、
    受信した前記読取り信号と前記各基準階調とに基づいて、演算をする前記関係変換手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 複数の基準となる基準階調の画像が読み取られた読取り信号と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り階調信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換工程と、
    前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え工程であって、前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う第1のばらつき補正を行い、前記第1のばらつき補正で補正が行われた対応関係に基づいて、前記各基準階調の低濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う前記ばらつき揃え工程と、
    前記ばらつき揃え工程で補正された対応関係に基づいて、前記読み取り信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を、補正する階調補正工程と、
    を実行することを特徴とする階調補正方法。
  5. 複数の基準となる基準階調の画像が読み取られた読取り信号と前記各基準階調とに基づいて、前記各基準階調に対する読取り階調信号の各出力値の対応関係を1次関数の関係に近づける予め設定された変換情報を使用して、演算する関係変換工程と、
    前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調に対応する出力値のばらつきを揃えるばらつき揃え工程であって、前記関係変換工程で演算された対応関係に基づいて、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値と、中間調の濃度に対応する出力値との少なくとも2点を基準として、前記各基準階調の高濃度に対応する出力値のばらつきを揃える補正を行う前記ばらつき揃え工程と、
    前記ばらつき揃え工程で補正された対応関係に基づいて、前記読み取り信号の出力値に対応する階調濃度を特定する階調濃度情報を、補正する階調補正工程と、
    を実行することを特徴とする階調補正方法。
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