JP5387013B2 - 基板形センサの製造方法 - Google Patents
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Description
一方、プリント基板のような平面上に、渦巻状のコイルを構成し、インダクタとしたものも提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。このような平面コイルの構造は、積層鋼板にコイルを巻く構造に比べて、軽量・コンパクト化に大きく寄与するものと期待される。
しかしながら、T字状の形態のため、切り抜きの配置を如何に工夫しても、抜く面積が全面積に占める割合が低く、特に、図示のBに示す部位で無駄な残材が多くなる。すなわち、歩留まりが良くない。
この場合、フレキシブルプリント基板の薄さや柔軟性を利用した折り曲げにより、容易に所望の方向へ引出し部を引き出すことができる。
この場合、引出し部を基板本体の長辺に沿わせる形となり、基板本体の長手方向と直交する方向に占める寸法がコンパクトになる。そのため、ロール材等の素材上で、残材面積が小さくなるように切り抜きエリアを詰めて並べることが容易である。
この場合、全体としては長手方向の寸法が大きくなるが、単純に長い形状となる。そのため、ロール材等の素材上で、残材面積が小さくなるように切り抜きエリアを詰めて並べることが容易である。
図2は、LC回路の周波数特性の一例を示すグラフである。周波数特性は、例えば自己共振周波数f1でピークとなる実線の曲線であるが、自己共振周波数が低下してf2になると、周波数特性は破線の曲線となる。この結果、LC回路に一定の発振周波数f0を供給している場合において、LC回路の出力(振幅)は、V1からV2に変化する。このようにして、ギャップの変化を出力の変化として検出することができる。
次に、上記のような平面コイル1の原理を応用した、本発明の第1実施形態に係る基板形センサについて説明する。この基板形センサは、例えば変位センサ装置のセンサヘッド部分を構成するものである。
図3の(a)は、この基板形センサ10の展開図である。この基板形センサ10においては、フレキシブルプリント基板からなるセンサ基板2上に、4個のコイル3が2段に、合計8個設けられている。なお、図ではコイル3を簡略化して同心円のように描いているが、実際は、図1に示したような渦巻である(以下、同様。)。
このハブユニット100において、外輪101は、車体側の固定部材に固定される固定軌道輪である。また、内軸102と内輪部材103とは、外輪101に転動体105を介して回転自在に支持された回転軌道輪である。外輪101、内軸102及び内輪部材103は、互いに同軸(中心軸C)に配置されている。
図6は、図3の(a)に示した基板形センサ10の基材としての、センサ基板2を示す展開図である。このセンサ基板2の基板本体2aは長方形であり、引出し部2bは、基板本体2aの長手方向と直交する方向に引き出されてから長手方向に平行に延びる図示のような形状である。この場合、引出し部2bを基板本体2aの長辺に沿わせる形となる。
次に、本発明の第2実施形態に係る基板形センサについて、その特徴部分であるセンサ基板2についてのみ説明する。コイル3の配置その他は、第1実施形態における基板形センサ10と同様である。
図10の(a)は、センサ基板2を示す展開図である。このセンサ基板2の基板本体2aは長方形であり、引出し部2bは、基板本体2aの長手方向の端部から同方向に延びる。この場合、全体としては長手方向の寸法が大きくなるが、単純に長い形状となる。そのため、ロール材等の素材上で、残材面積が小さくなるように切り抜きエリアを詰めて並べることが容易である。
こうして、材料面積に対する切り抜き面積の割合を向上させることができる。すなわち、歩留まりが良くなり、材料の無駄を低減することができる。
また、いずれの実施形態でも、フレキシブルプリント基板の薄さや柔軟性を利用した折り曲げにより、容易に所望の方向へ引出し部2bを引き出すことができる。
また、上記各実施形態に係る基板形センサ10は、円筒状の支持部11の内周面に取り付けられるものとしたが、内周面に限らず、回転体が外周側にある場合には、支持部の外周面に取り付けることも可能である。
また、本発明の基板形センサにおける検出対象物は回転体に限られるものではなく、軸動型の機器や、往復動の機器等、種々の機器における変位検出を行うことができる。
2a 基板本体
2b 引出し部
3 コイル
10 基板形センサ
13 ロール材(素材)
Claims (4)
- フレキシブルプリント基板からなる基板本体及びこれと一体に細片状に延設された引出し部に、渦巻状のコイルを含むセンサ回路要素を搭載して所定の立体形状を構成する基板形センサの製造方法であって、
前記引出し部を、前記立体形状を平面に展開した状態において前記基板本体の長手方向に長くなるように延設し、隣り合う前記基板形センサが点対称となるように、且つ、前記隣り合う基板形センサの前記引出し部が互いに向かい合わせとなるように素材上に複数の前記基板形センサを並べて配置して切り抜くことを特徴とする基板形センサの製造方法。 - 前記引出し部を、展開した状態から少なくとも1回折り曲げることにより、前記立体形状の一部を構成する請求項1記載の基板形センサの製造方法。
- 展開した状態において、前記基板本体は長方形であり、前記引出し部は、前記基板本体の長手方向と直交する方向に引き出されてから長手方向に平行に延びるように形成する請求項1又は2に記載の基板形センサの製造方法。
- 展開した状態において、前記基板本体は長方形であり、前記引出し部は、前記基板本体の長手方向の端部から同方向に延びるように形成する請求項1又は2に記載の基板形センサの製造方法。
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