JP2010133782A - 転がり軸受装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部に変位センサ装置を備えていても、リード部の導出に支障のない転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】外輪101と内輪103との間の径方向隙間を、外輪101の軸方向の端部近傍で塞ぐ環状のシール108と、軸方向においてシール108と転動体104との間にあって、外輪101に取り付けられ、内輪103の変位を検出する変位センサ装置20と、変位センサ装置20から導出される扁平リード部28とを備えた転がり軸受装置であって、扁平リード部28は、外輪101とシール108とが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出る。
【選択図】図12
【解決手段】外輪101と内輪103との間の径方向隙間を、外輪101の軸方向の端部近傍で塞ぐ環状のシール108と、軸方向においてシール108と転動体104との間にあって、外輪101に取り付けられ、内輪103の変位を検出する変位センサ装置20と、変位センサ装置20から導出される扁平リード部28とを備えた転がり軸受装置であって、扁平リード部28は、外輪101とシール108とが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出る。
【選択図】図12
Description
本発明は、可動輪の変位を検出する変位センサ装置を搭載した転がり軸受装置に関する。
近年、自動車の分野において、走行の際の運転制御を行うために、車輪に作用する荷重の情報が必要とされている。かかる情報を得るため、車輪用の転がり軸受装置(ハブユニット)に変位センサ装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
このような転がり軸受装置においては、車体側の外輪に複列(2列)の転動体を介して、内輪・内軸が回転自在に支持されている。車輪やブレーキディスクは、この内輪・内軸の側に取り付けられる。変位センサ装置のセンサは、内輪・内軸の外周に対向して設けられており、車輪に荷重が作用した際に発生する内輪・内軸の径方向への変位を、インダクタンスの変化として出力する。そして、変位センサ装置は、インダクタンスの変化に基づいて変位を示す信号を生成し、当該信号をECU(電子制御ユニット)に提供する。これによってECUは、車輪に作用する荷重を求めることができる。
上記のような従来の変位センサ装置におけるセンサ(検知部)としては、例えば積層鋼板にコイルを巻回したものが使用されるが、体積が大きいため、転がり軸受装置の内部に装着することは容易でない。そこで、転がり軸受装置の軸方向端部にセンサを装着して、延長した内輪等と対向させる構成がとられている。このため、変位センサ装置付きの転がり軸受装置は全体として肥大化する。かかる肥大化抑止の観点からは、変位センサ装置をできるだけコンパクトなものとして、転がり軸受装置の内部に装着することが望まれる。
変位センサ装置を転がり軸受装置の内部に装着するとすれば、その装着場所として、複列の転動体間(軌道間)が考えられる。その場合、外輪に貫通孔を開けて変位センサ装置のリード線を外部へ導出することになるが、ブレーキディスクが近くにあって、周囲温度が非常に高いため、リード線が熱により損傷を受ける恐れがある。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、内部に変位センサ装置を備えていても、リード部の導出に支障のない転がり軸受装置を提供することを目的とする。
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、内部に変位センサ装置を備えていても、リード部の導出に支障のない転がり軸受装置を提供することを目的とする。
本発明は、転動体を介して固定輪に対して可動輪を回転自在に支持する転がり軸受装置であって、前記固定輪と可動輪との間の径方向隙間を、前記固定輪の軸方向の端部近傍で塞ぐ環状のシールと、軸方向において前記シールと転動体との間にあって、前記固定輪に取り付けられ、前記可動輪の変位を検出する変位センサ装置と、前記変位センサ装置から導出される導電路のパターンをフレキシブルプリント基板に形成して成り、前記固定輪とシールとが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出る扁平リード部とを備えたものである。
上記のように構成された転がり軸受装置では、変位センサ装置からの扁平リード部が、フレキシブルプリント基板の使用により一定の薄さを実現するので、固定輪とシールとが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出ることを可能にする。
従って、転がり軸受装置の内部に設けられた変位センサ装置を外部のハーネスのコネクタと接続するにあたって、扁平リード部を容易に軸方向の外部へ引き出すことができる。
従って、転がり軸受装置の内部に設けられた変位センサ装置を外部のハーネスのコネクタと接続するにあたって、扁平リード部を容易に軸方向の外部へ引き出すことができる。
また、上記転がり軸受装置において、上記部位の固定輪には、扁平リード部を通すことが可能な微小な深さの溝が形成されていてもよい。
この場合の溝は、扁平リード部を通すことができる程度の微小な深さでよいので、加工が容易である。
この場合の溝は、扁平リード部を通すことができる程度の微小な深さでよいので、加工が容易である。
また、上記転がり軸受装置はさらに、シールを外側から保護すべく固定輪に取り付けられ、扁平リード部を通過させる孔を有し、可動輪との間にはラビリンスシールを構成する保護カバーと、保護カバーの外側に取り付けられ、孔を通過して出てきた扁平リード部をハーネスのコネクタと接続するための閉鎖空間を提供する接続部カバーとを備えたものであってもよい。
この場合、保護カバーより内側にある扁平リード部の基端部は、シールと共に保護カバーにより保護され、保護カバーより外側にある扁平リード部の先端部は、接続部カバーにより保護される。このようにして、扁平リード部の損傷を防止することができる。
この場合、保護カバーより内側にある扁平リード部の基端部は、シールと共に保護カバーにより保護され、保護カバーより外側にある扁平リード部の先端部は、接続部カバーにより保護される。このようにして、扁平リード部の損傷を防止することができる。
また、上記転がり軸受装置において、変位センサ装置は、可動輪の変位を非接触で検出するものであって、可動輪に対向する複数の平面部が、曲げ部分を介して連続したベルト状の立体形状を成すフレキシブルプリント基板と、フレキシブルプリント基板を支持し、かつ、前記立体形状を維持する支持部と、平面部において導電部を渦巻状に形成して成り、渦巻面が可動輪と対向するコイルとを備えたものであってもよい。
この場合、軽量・コンパクトな変位センサ装置とすることができるので、転がり軸受装置内部の狭い空間への装着が容易である。
この場合、軽量・コンパクトな変位センサ装置とすることができるので、転がり軸受装置内部の狭い空間への装着が容易である。
本発明の転がり軸受装置によれば、その内部に設けられた変位センサ装置を外部のハーネスのコネクタと接続するにあたって、扁平リード部を容易に軸方向の外部へ引き出すことができる。すなわち、内部に変位センサ装置を備えていても、リード部の導出に支障のない転がり軸受装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る転がり軸受装置の変位センサ装置に使用する平面コイルの原理を説明する図である。この平面コイル1は、(a)に示すように、フレキシブルプリント基板(FPC)2上に、導電部を渦巻状に形成して成るコイル3を設けたものである。このような平面コイル1は、例えば、銅やアルミニウム等の金属箔が貼着されたフレキシブルプリント基板からエッチングを行って、渦巻のパターンを残すことにより製作することができる。なお、コイル3の渦巻中心の端部は、例えばスルーホールで裏面へ導出することができる。コイル3は、渦巻のターン数(渦を巻いている回数)、コイルの断面積、コイルの長さ等に依存するインダクタンスLを有するが、ターン数は2乗で関与するため、最も支配的な要素である。従って、ターン数を確保することによって、所望のインダクタンスを得ることが可能である。
(b)は、平面コイル1を、変位の検出対象物4と近接対向させた状態を示す斜視図である。検出対象物4は金属製(例えば鉄系金属)であり、導電性を有する。コイル3のインダクタンスは、この検出対象物4によって影響を受ける。また、交流信号に対して、コイル3のパターンと検出対象物4との間に、パターン面積や相互間の距離に依存したキャパシタンスが現れる。従って、このような平面コイル1は、等価的に、(c)に示すような並列のLC回路となる。ここで、インダクタンスLやキャパシタンスCの値は、検出対象物4と平面コイル1とのギャップによって変化する。
上記ギャップが増大すると、交流信号に対するインダクタンスL及びキャパシタンスCが共に低下し、逆に、ギャップが減少すると、インダクタンスL及びキャパシタンスCが共に上昇する。従って、ギャップの変化により、LC回路の自己共振周波数f(=1/(2π(L・C)1/2))が変化する。
図2は、LC回路の周波数特性の一例を示すグラフである。周波数特性は、例えば自己共振周波数f1でピークとなる実線の曲線であるが、自己共振周波数が低下してf2になると、周波数特性は破線の曲線となる。この結果、LC回路に一定の発振周波数f0を供給している場合において、LC回路の出力(振幅)は、V1からV2に変化する。このようにして、ギャップの変化を出力の変化として検出することができる。
図2は、LC回路の周波数特性の一例を示すグラフである。周波数特性は、例えば自己共振周波数f1でピークとなる実線の曲線であるが、自己共振周波数が低下してf2になると、周波数特性は破線の曲線となる。この結果、LC回路に一定の発振周波数f0を供給している場合において、LC回路の出力(振幅)は、V1からV2に変化する。このようにして、ギャップの変化を出力の変化として検出することができる。
図3は、コイル3の巻き方の他の例(実用的な例)を示す斜視図である。この例では、フレキシブルプリント基板2の表裏両面に、コイル3が設けられ、スルーホールの導電路5を介して互いに接続されている。なお、図を見易くするために2つのコイル3を互いに上下に引き離して表しているが、実際には、薄いフレキシブルプリント基板2を挟んで背中合わせになっている。なお、フレキシブルプリント基板2を複数枚重ねて、導電体のパターンを設ける層を複層化することも可能である。
2つのコイル3は、同じ方向(例えば上方)から見ると互いに逆の渦巻であるが、電流という視点から見ると、同じ方向に巻いている。すなわち、仮に、上のコイル3の外側の巻端から電流が流れ込むとすると、電流は右巻きに渦の中心へ向かい、下のコイル3に抜けると、今度は、右巻きに渦の外側へ向かい、下のコイル3の外側の巻端に達する。従って、電流は常に右巻きに流れており、右巻きのターン数が累積される。電流が逆に流れるときは、電流は常に左巻きに流れ、左巻きのターン数が累積される。このようにして、厚さ方向には極めて薄い平面コイル1でありながら、コイル3は全体として多くのターン数を確保することができる。従って、所望のインダクタンスを容易に得ることができる。
次に、上記のような平面コイル1を複数個使用した基板形センサの原理的構成について説明する。
図4の(a)は、基板形センサ10の展開図である。この基板形センサ10においては、フレキシブルプリント基板2上に、4個のコイル3(総称符号)が2段に、合計8個設けられている。なお、図ではコイル3を簡略化して同心円のように描いているが、実際は、図1や図3に示したような渦巻である(以下、同様。)。
図4の(a)は、基板形センサ10の展開図である。この基板形センサ10においては、フレキシブルプリント基板2上に、4個のコイル3(総称符号)が2段に、合計8個設けられている。なお、図ではコイル3を簡略化して同心円のように描いているが、実際は、図1や図3に示したような渦巻である(以下、同様。)。
ここで、各コイル個別の符号は、後述の回転体の軸方向をY方向とした場合に、Y方向に直交し、かつ、互いに直交するX方向・Z方向に対応し、数字はY軸上の組番号、+、−はX,Z方向の組を表している。すなわち、変位を検出するためのコイルの組み合わせは、以下のようになる。
X方向変位:(X1+,X1−)、(X2+,X2−)
Z方向変位:(Z1+,Z1−)、(Z2+,Z2−)
各コイル3における2つの巻端(図示せず。)は、フレキシブルプリント基板2の表裏両面の導電路6を経て、端子電極部2aに導出されている。
X方向変位:(X1+,X1−)、(X2+,X2−)
Z方向変位:(Z1+,Z1−)、(Z2+,Z2−)
各コイル3における2つの巻端(図示せず。)は、フレキシブルプリント基板2の表裏両面の導電路6を経て、端子電極部2aに導出されている。
このような基板形センサ10を円筒状に丸めると、(b)に示すようになり、コイルX1+及びX1−、並びに、X2+及びX2−は、それぞれ、X方向に2個1組の存在となる。また、コイルZ1+及びZ1−、並びに、Z2+及びZ2−は、それぞれ、Z方向に2個1組の存在となる。また、上段側及び下段側の各4個のコイルは、周方向の位相90度ごとに配置されている。
図5は、丸めた状態のフレキシブルプリント基板2を支持し、かつ、その円筒形状を維持すべく、円筒状の支持部11の内周面上に取り付ける状態を示す斜視図である。内周面にフレキシブルプリント基板2を固定するには、例えば、耐熱樹脂接着剤を使用することができる。支持部11は、樹脂製であってもよいが、ここでは金属製とする。金属製の場合、機械的強度を容易に確保することができるので、樹脂製に比べて薄肉の支持部とすることができる。このことは、コンパクト化に寄与する。なお、支持部が金属製であっても、高周波信号(100kHz〜500kHz)でLC回路を駆動することにより、変位検出に影響がないことが確認された。
支持部11の内周面に固定されたフレキシブルプリント基板2の内側には、径方向の微小な隙間を確保して、検出対象物としての回転体12が挿入される。この回転体12とは例えば自動車の車軸等である。その場合、支持部11は転がり軸受装置の固定輪に取り付けられ、可動輪に回転体(車軸)12が取り付けられている。そして、上記の隙間は、転がり軸受装置によって維持される。
図6の(a)は、支持部11の図示を省略して、フレキシブルプリント基板2の内側に回転体12が挿通されている状態の基板形センサ10を示す斜視図である。(b)は、これを回転体12の軸方向から見た図である。フレキシブルプリント基板2と回転体12の表面との間には径方向へのギャップがあり、このギャップの変化によって、前述のインダクタンスL,キャパシタンスCが変化する。従って、車輪に荷重が作用した際に発生する車軸の径方向の変位を、前述の出力の変化として検出することができる。
図7は、基板形センサ10のコイル3に信号処理回路17を接続した変位センサ装置20の回路構成の一例を示す回路図である。このような信号処理回路17(但し、発振回路13を除く。)は、フレキシブルプリント基板2に実装することが可能である。
各コイルは前述のように等価的にはLC回路であり、発振回路13から抵抗14を介して所定の発振周波数f0の交流信号が供給される。LC回路の出力はインピーダンス変換を行うバッファ回路(電圧フォロワ回路)15を経て、差動増幅回路16に入力される。
各コイルは前述のように等価的にはLC回路であり、発振回路13から抵抗14を介して所定の発振周波数f0の交流信号が供給される。LC回路の出力はインピーダンス変換を行うバッファ回路(電圧フォロワ回路)15を経て、差動増幅回路16に入力される。
差動増幅回路16は、対を成す2つのLC回路からの信号電圧の差をとることで信号の線形化を行い、かつ、増幅を行う。線形化によって、回転体12の径方向への変位を正確に検出することができる。すなわち、軸方向に直交する方向にコイルを2個1組で設け、出力の差をとることで、回転体12の径方向への変位を正確に検出することができる。差動増幅後の信号は、X方向の2出力(X1,X2)と、Z方向の2出力(Z1,Z2)として出力される。これらの4出力に基づいて、ECU(図示せず。)は車輪に作用する荷重を求める。また、同じ方向の2出力に基づいて、モーメント荷重を求めることができる。
以上の変位センサ装置20によれば、コイル3のインダクタンスを、フレキシブルプリント基板2上に形成された渦巻のターン数によって確保することができるので、コイルの厚さ寸法の増大を抑制することができる。
また、コイル3の導電部と回転体12との間にキャパシタンスが現れるので、別途、回路部品としてのコンデンサを用意することなく、LC回路を構成することができる。
また、1つの基板に必要数のコイル3を設けることができ、それによって、僅か1枚のフレキシブルプリント基板2に必要な機能を集約することができる。
また、このような構造の偏にセンサ装置20は、軽量・コンパクトであるので、転がり軸受装置内部の狭い空間への装着が容易である。
また、コイル3の導電部と回転体12との間にキャパシタンスが現れるので、別途、回路部品としてのコンデンサを用意することなく、LC回路を構成することができる。
また、1つの基板に必要数のコイル3を設けることができ、それによって、僅か1枚のフレキシブルプリント基板2に必要な機能を集約することができる。
また、このような構造の偏にセンサ装置20は、軽量・コンパクトであるので、転がり軸受装置内部の狭い空間への装着が容易である。
次に、転がり軸受装置の固定輪と可動輪との間に変位センサ装置が取り付けられた第1実施形態に係る転がり軸受装置について説明する。
図8は、転がり軸受装置の一種であるハブユニットの断面図である。このハブユニット100は車両の駆動輪用に取り付けられるものであり、取り付けられた状態では、図8における右側が車両のアウター側(車両の外側)であり、左側が車両のインナー側(車両の内側)である。図8において、ハブユニット100の中心軸Cに沿った方向をY方向とし、これに直交する紙面に垂直な方向をX方向とし、Y方向及びX方向の双方に直交する鉛直方向をZ方向とする。従って、このハブユニット100が自動車に取り付けられた状態においてX方向は車輪の前後水平方向となり、Y方向は車輪の左右水平方向(軸方向)となり、Z方向は上下方向となる。
図8は、転がり軸受装置の一種であるハブユニットの断面図である。このハブユニット100は車両の駆動輪用に取り付けられるものであり、取り付けられた状態では、図8における右側が車両のアウター側(車両の外側)であり、左側が車両のインナー側(車両の内側)である。図8において、ハブユニット100の中心軸Cに沿った方向をY方向とし、これに直交する紙面に垂直な方向をX方向とし、Y方向及びX方向の双方に直交する鉛直方向をZ方向とする。従って、このハブユニット100が自動車に取り付けられた状態においてX方向は車輪の前後水平方向となり、Y方向は車輪の左右水平方向(軸方向)となり、Z方向は上下方向となる。
このハブユニット100は、固定輪である外輪101が、転動体104を介して、可動輪である内軸102及び内輪103を回転自在に支持している。内輪103は、内軸102の車両インナー側にあって、内軸102に外嵌されている。内軸102には等速ジョイント105の軸部105aが挿嵌(スプライン嵌合)され、ナット106により固定されている。また、この固定により、内軸102、内輪103及び等速ジョイント105が相互に固定されている。等速ジョイント105はドライブシャフト107により駆動され、内軸102及び内輪103と共に回転する。転動体104は、周方向に複数個配置された玉からなる複列(2列)の構成となっている。各列の玉は保持器(図示せず。)によって周方向に所定間隔で保持されている。
外輪101は、筒状部101aと、この筒状部101aの一部の外周面から径方向外方へ伸びたフランジ部101bとを有している。このフランジ部101bは、車体側の固定部材(図示せず。)に固定され、これによってハブユニット100が車体に固定される。内軸102は、外輪101内に挿通される主軸部102aと、車両アウター側にあって径方向外方へ延びるフランジ部102bとを有している。このフランジ部102bが、車輪のホイールやブレーキディスクの取付部となる。なお、内輪103は、前述の回転体12(図5,図6)に相当する部分である。
外輪101の軸方向における車両インナー側の端部近傍には、外輪101と内輪103との間の径方向隙間を塞ぐ環状のシール(パックシール)108が装着されている。
変位センサ装置20は、軸方向においてシール108と車両インナー側の転動体104との間にあって、外輪101の内周面に取り付けられている。変位センサ装置20は、検出対象物である内輪103の径方向変位を非接触で検出することができる。
変位センサ装置20は、軸方向においてシール108と車両インナー側の転動体104との間にあって、外輪101の内周面に取り付けられている。変位センサ装置20は、検出対象物である内輪103の径方向変位を非接触で検出することができる。
図9は、変位センサ装置20の斜視図である。また、図10は、変位センサ装置20の分解斜視図である。図10において、変位センサ装置20は、支持部21と、基板部22とによって構成されている。支持部21は、全体としてリング状であり、その軸方向から見た形状は、外周側は外輪101(図8)の内周面に嵌合させるための円形(円筒面)、内周側は、基板部22を支持するための多角形となっている。すなわち、支持部21の内周面は平面の集合体で構成されている。このようにして、支持部21の内周側に、平面を形成することができる。また、支持部21の外周側はそのまま、外輪101の内周面に嵌合させることができる。
また、支持部21の軸方向端面には基板部22を係合させ、かつ、位置決めするための凹凸が形成されており、凹部に着目すると、周方向の90度ごとにそれぞれ、凹部21aと、凹部21bとが形成されている。これらの凹部21a,21bは、軸方向反対側の端面にも形成されているが、ここでは、図示を省略している。なお、凹部21aが形成されている所の内周面は、1つの平面部21cであり、凹部21bが形成されている所の内周面は、2つの平面部21d又は3つの平面部21eとなっている。
一方、基板部22は、1枚の細長いフレキシブルプリント基板23(ポリイミド製)と、その背面(外周側)に、接着剤によって貼り付けられた複数の補強部材24〜27とによって構成されている。補強部材24〜27は金属板を「コ」の字状に形成したもので、材質としては、例えば、SUS304L等のばね材が使用される。SUS304Lは、加工後も非磁性であり、線膨張係数がポリイミドに近い点において好ましい。背面に補強部材24〜27が貼り付けられた箇所は平面部23a,23b,23c,23dとなり、これら複数の平面部は、曲げ部分23eを介して1本の連続したベルト状の立体形状を成している。平面部23aは、コイルが設けられる部分であり(詳細後述)、検出対象物たる内輪103(図8)に対して径方向に対向する。
基板部22の全長は支持部21の内周より短く、当該内周の3/4周以上であるが、1周には満たない。この場合、コイルを90度ごとに配置して、互いに直交する2方向のセンサを構成しつつ、無駄のない最も短いフレキシブルプリント基板とすることができる。
基板部22の全長は支持部21の内周より短く、当該内周の3/4周以上であるが、1周には満たない。この場合、コイルを90度ごとに配置して、互いに直交する2方向のセンサを構成しつつ、無駄のない最も短いフレキシブルプリント基板とすることができる。
上記補強部材24は、支持部21の平面部21c及び凹部21aに密着して取り付けられる。補強部材25は、支持部21の平面部21d及び凹部21bに密着して取り付けられる。また、補強部材26,27はそれぞれ、支持部21の平面部21e及び凹部21bに密着して取り付けられる。このようにして基板部22が支持部21に取り付けられる(図9)。
図11は、平面に展開した状態での基板部22と、これに搭載されるコイルその他電子部品の回路図との対応関係を示す図である。図において、フレキシブルプリント基板23の中央には、外部との接続のための扁平リード部28が設けられている(図9,図10では省略している。)。フレキシブルプリント基板23は複層化されており、少なくとも表裏の2層に所望の回路パターンを構成することができる。扁平リード部28もフレキシブルプリント基板でできており、非常に薄いものである(例えば0.2mm)。また、扁平リード部28のフレキシブルプリント基板には、基板部22から導出される導電路のパターンが形成されている。
図11において、フレキシブルプリント基板23の4箇所の平面部23aには、図4の要領で、8個のコイル3(X1+,Z1+,X1−,Z1−,X2+,Z2+,X2−,Z2−)が設けられている。コイル3は、例えば、図の表面側(紙面側)の第1層に設けられている。
図11において、フレキシブルプリント基板23の4箇所の平面部23aには、図4の要領で、8個のコイル3(X1+,Z1+,X1−,Z1−,X2+,Z2+,X2−,Z2−)が設けられている。コイル3は、例えば、図の表面側(紙面側)の第1層に設けられている。
抵抗14及びバッファ回路15(オペアンプ)は、4箇所の平面部23b,23dに設けられている。また、4つの差動増幅回路16(オペアンプ)は、平面部23cに集約して設けられている。これらの電子部品は、絶縁物としてのフレキシブルプリント基板23上に実装されている。実装された電子部品同士や、これらをコイル3と繋ぐ接続用電路は、主として裏面側の第2層に設けられる。コイル3の2つの巻端は、スルーホール(図示せず。)を通って第2層に導出されている。また、その他のスルーホールも含めて、全てのスルーホールは平面部23a,23b,23c,23dのいずれかに設けられている。曲げ部分23eには電子部品やスルーホールは一切設けられず、接続用電路のみが設けられている。なお、第1層、第2層の表面には絶縁コーティングが施される。
このような複層化により、小さい面積でも多くの回路等を構成することができ、コンパクトな基板を構成することができる。また、スルーホールのある部分で曲げることは無くなることにより、曲げによるスルーホールの破損を防止することができる。一方、曲げ部分23eにあるのは接続用電路のみであり、これらのみであれば曲げによる破損は生じにくい。
上記のように構成された変位センサ装置20においては、フレキシブルプリント基板23に渦巻状のコイル3や電子部品を設けることにより、センサ部分の柔軟性と薄さとを実現する。また、平面部23a〜23dを設けて、そこにコイル3や電子部品を設けることで、曲げによる電子部品の脱落やスルーホールの破損を防止する。基本的な組立構造は、補強部材付きのフレキシブルプリント基板2を支持部11によって支持するだけであるので、簡素な構造となる。こうして、軽量・コンパクトで簡素な構造であって、しかも、実装上の不具合が生じにくい信頼性の高い構造の変位センサ装置20を提供することができる。
また、平面部23a〜23eと背中合わせに補強部材24〜27が取り付けられ、当該補強部材が支持部21の対応箇所に係合する構成により、予め、フレキシブルプリント基板23に補強部材24〜27を取り付けることができ、例えば、両者をプレスしながら接着固定することが容易になる。すなわち、フレキシブルプリント基板23を支持部21に直接取り付けるよりも組立が容易である。また、補強部材24〜27により平面部23a〜23eの平面性が確保され、かつ、支持部21との係合も実現されるので、構成の信頼性も高い。
次に、扁平リード部28の配置について詳細に説明する。図12は、図8の一部の拡大図である。図において、扁平リード部28は、外輪101とシール108とが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出る。当該部位の外輪101には微小な深さ(例えば0.5mm)の溝101cが軸方向に形成されており、扁平リード部28は、この溝101cを通すことができる。扁平リード部28を通した溝101cには液体パッキン等が充填され、隙間が残らないように埋められる。
外輪101には、シール108を外側(車両インナー側)から保護する保護カバー(デフレクタ)29が取り付けられている。保護カバー29は図示のような断面を有し、全体としては環状の部材である。保護カバー29の内周側は、等速ジョイント105の外周面に沿った円筒状部29bとなっており、この円筒状部29bによって、ラビリンスシールを構成している。
保護カバー29の周方向の一箇所には扁平リード部28を通過させる孔29aが形成されており、この孔29aを通過して外部へ引き出された扁平リード部28の端部は、ハーネス31のコネクタ32と、接続部カバー30内の閉鎖空間で互いに接続される。接続部カバー30は例えば樹脂製であり、保護カバー29に取り付けられている。
保護カバー29の周方向の一箇所には扁平リード部28を通過させる孔29aが形成されており、この孔29aを通過して外部へ引き出された扁平リード部28の端部は、ハーネス31のコネクタ32と、接続部カバー30内の閉鎖空間で互いに接続される。接続部カバー30は例えば樹脂製であり、保護カバー29に取り付けられている。
上記のような転がり軸受装置では、変位センサ装置20からの扁平リード部28が、フレキシブルプリント基板の使用により一定の薄さを実現するので、外輪101とシール108とが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出ることができる。
従って、転がり軸受装置の内部に設けられた変位センサ装置20を外部のハーネス31のコネクタ32と接続するにあたって、扁平リード部28を容易に軸方向の外部へ引き出すことができる。すなわち、内部に変位センサ装置20を備えていても、リード部の導出に支障のない転がり軸受装置を提供することができる。
従って、転がり軸受装置の内部に設けられた変位センサ装置20を外部のハーネス31のコネクタ32と接続するにあたって、扁平リード部28を容易に軸方向の外部へ引き出すことができる。すなわち、内部に変位センサ装置20を備えていても、リード部の導出に支障のない転がり軸受装置を提供することができる。
また、溝101cは、扁平リード部28を通すことができる程度の微小な深さでよいので、加工が容易である。
また、保護カバー29より内側(図12における保護カバー29より右側)にある扁平リード部28の基端部は、シール108と共に保護カバー29により保護され、保護カバー29より外側にある扁平リード部28の先端部は、接続部カバー30により保護される。このようにして、扁平リード部28の損傷を防止することができる。
また、保護カバー29より内側(図12における保護カバー29より右側)にある扁平リード部28の基端部は、シール108と共に保護カバー29により保護され、保護カバー29より外側にある扁平リード部28の先端部は、接続部カバー30により保護される。このようにして、扁平リード部28の損傷を防止することができる。
なお、上記実施形態に係る転がり軸受装置における変位センサ装置20は、外輪101の内周面に取り付けられるものとしたが、内輪が固定され、外輪が回転する構造の場合には内輪に取り付けることも可能である。
また、上記実施形態に係る転がり軸受装置における変位センサ装置20は、フレキシブルプリント基板を用いた構成であるが、積層鋼板を用いたもの等、その他の構成であっても、コンパクト化して軸受装置の内部装着が可能であれば、リード部のみ上記の扁平リード部を採用して、同様に外部へ引き出すようにすればよい。
また、上記実施形態に係る転がり軸受装置における変位センサ装置20は、フレキシブルプリント基板を用いた構成であるが、積層鋼板を用いたもの等、その他の構成であっても、コンパクト化して軸受装置の内部装着が可能であれば、リード部のみ上記の扁平リード部を採用して、同様に外部へ引き出すようにすればよい。
2 フレキシブルプリント基板
3 コイル
11 支持部
12 回転体(検出対象物)
20 変位センサ装置
21 支持部
23 フレキシブルプリント基板
28 扁平リード部
29 保護カバー
29a 孔
30 接続部カバー
31 ハーネス
32 コネクタ
100 ハブユニット(転がり軸受装置)
101c 溝
103 内輪(検出対象物)
108 シール
3 コイル
11 支持部
12 回転体(検出対象物)
20 変位センサ装置
21 支持部
23 フレキシブルプリント基板
28 扁平リード部
29 保護カバー
29a 孔
30 接続部カバー
31 ハーネス
32 コネクタ
100 ハブユニット(転がり軸受装置)
101c 溝
103 内輪(検出対象物)
108 シール
Claims (4)
- 転動体を介して固定輪に対して可動輪を回転自在に支持する転がり軸受装置であって、
前記固定輪と可動輪との間の径方向隙間を、前記固定輪の軸方向の端部近傍で塞ぐ環状のシールと、
軸方向において前記シールと転動体との間にあって、前記固定輪に取り付けられ、前記可動輪の変位を検出する変位センサ装置と、
前記変位センサ装置から導出される導電路のパターンをフレキシブルプリント基板に形成して成り、前記固定輪とシールとが当接する部位を軸方向にくぐり抜けて外部へ出る扁平リード部と
を備えたことを特徴とする転がり軸受装置。 - 前記部位の前記固定輪には、前記扁平リード部を通すことが可能な微小な深さの溝が形成されている請求項1記載の転がり軸受装置。
- 前記シールを外側から保護すべく前記固定輪に取り付けられ、前記扁平リード部を通過させる孔を有し、前記可動輪との間にはラビリンスシールを構成する保護カバーと、
前記保護カバーの外側に取り付けられ、前記孔を通過して出てきた前記扁平リード部をハーネスのコネクタと接続するための閉鎖空間を提供する接続部カバーと
を備えた請求項1又は2の記載の転がり軸受装置。 - 前記変位センサ装置は、前記可動輪の変位を非接触で検出するものであって、
前記可動輪に対向する複数の平面部が、曲げ部分を介して連続したベルト状の立体形状を成すフレキシブルプリント基板と、
前記フレキシブルプリント基板を支持し、かつ、前記立体形状を維持する支持部と、
前記平面部において導電部を渦巻状に形成して成り、渦巻面が前記可動輪と対向するコイルとを備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の転がり軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008308629A JP2010133782A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | 転がり軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008308629A JP2010133782A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | 転がり軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010133782A true JP2010133782A (ja) | 2010-06-17 |
Family
ID=42345221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008308629A Pending JP2010133782A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | 転がり軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010133782A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013231646A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Minebea Co Ltd | 計測機器 |
US20190390715A1 (en) * | 2016-12-14 | 2019-12-26 | Ntn Corporation | Rolling bearing with rotation sensor |
CN111780701A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-10-16 | 赣州德业电子科技有限公司 | 一种位移传感器钢丝绳垂直出线装置 |
CN112340529A (zh) * | 2020-10-16 | 2021-02-09 | 罗春叶 | 一种位移传感器钢丝绳垂直出线器 |
-
2008
- 2008-12-03 JP JP2008308629A patent/JP2010133782A/ja active Pending
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