JP4391406B2 - スラスト軸受 - Google Patents

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Description

この発明は、軸方向荷重を受けることができるスラスト軸受に関し、特に荷重(軸方向荷重等)を電気的な出力の変化として取り出す手段を備えたスラスト軸受に関する。
スラスト軸受はスラスト荷重を受けることを目的とした軸受であるが、スラスト軸受が受けるスラスト荷重量を測定すれば、軸受の寿命判定や故障検出が可能となる。またその荷重測定値を、スラスト軸受が組み込まれた機器の制御に利用することも可能である。
通常、軸受に掛かるスラスト荷重を測定する方法として、例えば以下に挙げる種々のものが提案されている。
(1)軸に計測ターゲットとなるスラスト板を取付けたり軸端面を用いて、ハウジングとの軸方向隙間、あるいは軸端面で他の部材を変形させた変形量などの変位量を測定し、その測定値を荷重に換算するもの(例えば特許文献1,2)。
(2)スラスト軸受とハウジングの間に軸方向に変形する部材を挿入し、その変形状態や変形量を測定して荷重に変換するもの(例えば特許文献3〜5)。
(3)軸方向荷重を検出することを目的としたものではないが、転がり軸受において、固定側輪の外周部分に歪ゲージを配したもの(例えば特許文献6)。
(4)主としてスラスト軸受の回転速度を検出することを目的としたものであるが、スラスト軸受に磁界センサを配したもの(例えば特許文献7)。
特開昭63−198796号公報 特開昭64−59132号公報 特開昭64−1916号公報 特開2000−107288号公報 特開2002−116099号公報 特開平1−206113号公報 特開平2−261923号公報
しかし、特許文献1に開示された方法では、スラスト板を軸に取付けたり軸に段差を設ける必要があり、構造が複雑である。
特許文献2に開示された方法では、軸端面にセンサを取付けたり、軸端面で他の部材を変形させる必要があることから、軸方向の構成をコンパクトにできないばかりか、片側の軸端を動力伝達軸として利用できなくなるという問題を有する。
特許文献3〜5に開示された方法では、センサが別体となると、スラスト軸受とセンサ部材との軸方向の当たりを均一にすることが困難であり、荷重検出の精度や測定値の安定性に悪影響を及ぼすという問題を有する。さらに、組付け部材が増えるため、組付け工数が増えると共に、センサを配置するためのスペースを確保しなければならず、軸方向の構成をコンパクトにできないという問題がある。
この発明の目的は、外部にスラスト板やセンサ部材を追加することなく、高精度で安定性の良いスラスト荷重検出を行うことができるスラスト軸受を提供することである。
この発明のスラスト軸受は、それぞれ転動体が転走する転走面を有し互いに軸方向に対向する一対の軌道盤、またはいずれか片方の軌道盤と、この軌道盤の前記転走面に転接する複数の転動体とを備えたスラスト軸受において、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重を検出する感歪素子を前記軌道盤に配し、前記感歪素子として歪みゲージを用い、前記歪みゲージを、軌道盤の略中心を放射中心として放射状に配し、放射状に配された歪みゲージのピッチを、転動体のピッチと同一とし、歪みゲージの検出信号と、前記歪みゲージとは別に設けられた検出手段による軸の回転センサ信号とを比較することで転動体の滑り状態を検出する手段を設けたことを特徴とする。
この構成によると、感歪素子を軌道盤に配したため、スラスト軸受に軸方向荷重が掛けられると、軌道盤が軸方向にたわむことにより、感歪素子が変形し、感歪素子から変形に応じた電気信号が出力される。この電気信号を軸方向荷重に換算することで、スラスト軸受に掛かる軸方向荷重を検出することができる。このように、このスラスト軸受では、外部にスラスト板やセンサ部材を追加することなく、高精度で安定性の良いスラスト荷重検出を行うことができる。
この発明において、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重による前記軌道盤の変形量を大きくする凹部を、前記軌道盤の転走面、この転走面に対する裏側となる面、その他の面、または角部に設け、この凹部内に前記歪みゲージを配置しても良い。
この構成の場合、軌道盤の変形量を大きくする凹部を設けてその内部に歪みゲージを配置したため、軸方向荷重による軌道盤のたわみが大きくなることで、軸方向荷重の検出感度を上げることができる。また、凹部内に歪みゲージを配置することで、歪みゲージが軸受外部に露出しないようにしているので、軸方向にコンパクトに構成することができ、軸受の取り扱いも容易となる。
前記凹部は、軌道盤と同心に全周に渡り設けても良い。凹部が全周に渡り設けられていると、軸方向荷重による軌道盤のたわみを全周にわたり大きくすることができる。
この発明において、前記軌道盤の転走面、またはこの転走面に対する裏側となる面、またはその他の面を、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重による前記軌道盤の変形量が、平坦面とした場合に比べて大きくなる凸形状または凹形状としても良い。このような凸形状または凹形状とした場合も、軸方向荷重による軌道盤のたわみが大きくなり、軸方向荷重の検出感度を上げることができる。
前記凸形状または凹形状とした箇所は、軌道盤と同心に全周に渡り設けられたものであっても良い。前記凸形状または凹形状とした箇所が全周に渡り設けられていると、軸方向荷重による軌道盤のたわみを全周にわたり大きくすることができる。
この発明において、前記歪みゲージを、軌道盤の円周方向の複数箇所に設けても良い。歪みゲージが円周方向の複数箇所に設けられていると、各歪みゲージの検出値変化から軸方向の偏荷重を測定することが可能となる。
この発明において、前記歪みゲージが配置されている部分を覆う保護部材を設けても良い。前記保護部材が設けられていると、歪みゲージを外部環境から保護することができる。
この発明において、前記保護部材と軌道盤との接触部分に弾性部材を配しても良い。弾性部材を配することで、保護部材による歪みゲージ配置部の封止が確実になり、歪みゲージ配置部へ潤滑油などが侵入することが防止できる。
この発明において、前記保護部材の一部に段差または突起を設け、前記歪みゲージの配線部材を通す孔を設け、この孔に配線部材を通し、または配線部材と接続するためのコネクタを配しても良い。この構成の場合、例えば突起の孔を介して歪みゲージに接続される配線部材を外部に引出したり、これらの配線部材を接続するコネクタを前記突起の孔に配することで、軌道盤のクリープや配線部材の断線などを防止できる。
前記感歪素子として歪みゲージを用いたため、スラスト軸受に軸方向荷重が掛けられて軌道盤が軸方向にたわむと、感歪素子である歪みゲージが変形し、歪みゲージの両端間の抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を測定し軸方向荷重に換算することで、スラスト軸受に掛かる軸方向荷重を検出することができる。
前記歪みゲージは、軌道盤の略中心を放射中心として放射状に配している。歪みゲージが放射状に配されていると、軸方向荷重に伴う歪みゲージのたわみによる抵抗値変化を大きくすることができ、軸方向荷重の検出感度をさらに上げることができる。
前記放射状に配された歪みゲージのピッチは、転動体のピッチと同一としている。転動体のピッチと同一とすると、転動体の通過に伴い、より大きな歪みゲージの抵抗値変化として検出することができる。そのため、例えば抵抗値変化の最大値を測定することで、より精度の高い軸方向荷重の検出が可能となる。
みゲージの検出信号と、前記歪みゲージとは別に設けられた検出手段による軸の回転センサ信号とを比較することで転動体の滑り状態を検出する手段を設けている。この手段を設けたため、転動体のすべり状態を監視でき、荷重状態の判定に加えて軸受の異常も判定することができる。
この発明のスラスト軸受は、それぞれ転動体が転走する転走面を有し互いに軸方向に対向する一対の軌道盤、またはいずれか片方の軌道盤と、この軌道盤の前記転走面に転接する複数の転動体とを備えたスラスト軸受において、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重を検出する感歪素子を前記軌道盤に配し、前記感歪素子として歪みゲージを用い、前記歪みゲージを、軌道盤の略中心を放射中心として放射状に配し、放射状に配された歪みゲージのピッチを、転動体のピッチと同一とし、歪みゲージの検出信号と、前記歪みゲージとは別に設けられた検出手段による軸の回転センサ信号とを比較することで転動体の滑り状態を検出する手段を設けたため、外部にスラスト板やセンサ部材を追加することなく、高精度で安定性の良いスラスト荷重検出を行うことができる。
この発明の第1の実施形態を図1ないし図6と共に説明する。このスラスト軸受1は、図2に分解斜視図で示すように、互いに軸方向に対向する一対の軌道盤2,3と、これら両軌道盤2,3間に介在する複数の転動体4とを備えるスラスト玉軸受である。一方の軌道盤2は、その片面が図示しないハウジングで支持されるリング状のハウジング軌道盤であって、他の片面に転動体4が転走する転走面2aを有する。他方の軌道盤3は、その片面で図示しない回転軸の軸方向荷重を直接受け止めるリング状の軸軌道盤であって、前記ハウジング軌道盤2と軸方向に対向する他の片面に転動体4が転走する転走面3aを有する。複数の転動体4はボールからなり、リング状の保持器5によって保持されている。
固定側の軌道盤である前記ハウジング軌道盤2の裏面、つまり転走面2aを有する片面とは反対側の面には、図1(A),(B)に断面図および裏面図で示すように、軌道盤2と同心の円周方向に延びる凹部6が全周にわたって設けられている。この凹部6内に、ハウジング軌道盤2に掛かる軸方向荷重を検出する感歪素子7が配置されている。前記凹部6は、ここでは円周溝とされる。この凹部6は、ハウジング軌道盤2に掛かる軸方向荷重による軌道盤2の軸方向へのたわみ変形量を大きくさせるものである。また、この凹部6は、感歪素子7が軌道盤2の外部にはみ出さないものとしている。
この実施形態では、前記凹部6内に配置される感歪素子7として1つの歪みゲージ抵抗体が用いられている。この歪みゲージ抵抗体7は、図1(B)に示すように、ハウジング軌道盤2の略中心Oを放射中心とした複数の放射状部が蛇行状に直列接続されて全周にわたり連続する形状とされ、凹部6の底面に貼り付けられている。図3は、歪みゲージ抵抗体7を配したハウジング軌道盤2の一部の断面を拡大して示す。同図のように、軌道盤2の裏面の歪みゲージ抵抗体7が配置されている凹部6は、この凹部6に嵌合する保護部材8で覆うことで、外部環境から保護されている。また、保護部材8と軌道盤2との接触部分にはゴム等の弾性部材9を配することで、保護部材8による凹部6の封止を確実にし、これにより歪みゲージ抵抗体7の配置された凹部6内へ潤滑油などが侵入するのを防止している。なお、図1(A)において、左半部は保護部材8を取付けた状態を、右半部は保護部材7を取付ける前の状態をそれぞれ示している。
さらに、この実施形態では、図3のようにハウジング軌道盤2の転走面2aを有する表面の全周を、無荷重時に転動体4との接触面を減少させるような凸形状に、詳しくは軌道盤2の径方向にわたって円弧状に変化する凸形状に形成することで、軸方向荷重によるハウジング軌道盤2のたわみが大きくなるようにされている。
次に、このスラスト軸受1による軸方向荷重の検出動作を説明する。スラスト軸受1に軸方向荷重が掛けられると、軌道盤2,3が軸方向にたわむ。これにより、ハウジング軌道盤3に配置されている感歪素子である歪みゲージ抵抗体7が変形し、歪みゲージ抵抗体7の両端間の抵抗値が変化する。この抵抗値の変化を測定し軸方向荷重に換算することで、スラスト軸受1に掛かる軸方向荷重を検出することができる。このように、このスラスト軸受1では、外部にスラスト板やセンサ部材を追加することなく、高精度で安定性の良いスラスト荷重検出を行うことができる。
この実施形態では、感歪素子である歪みゲージ抵抗体7が配されるハウジング軌道盤2の裏面(転走面2aを有する片面とは反対側の面)に凹部6を設け、この凹部6内に歪ゲージ抵抗体7を配置しているので、軸方向荷重によるハウジング軌道盤2のたわみが大きくなり、軸方向荷重の検出感度を上げることができる。
また、凹部6内に歪みゲージ抵抗体7を配置することで、歪みゲージ抵抗体7が軸受の外部に露出しないようにしているので、軸方向にコンパクトに構成することができ、軸受の取り扱いも容易となる。また、凹部6をハウジング軌道盤2と同心に全周にわたり設けているので、軸方向荷重によるハウジング軌道盤3のたわみを全周にわたり大きくすることができる。
また、ハウジング軌道盤2の表面(転走面2aを有する片面)を凸形状としていることで、軸方向荷重によるハウジング軌道盤3のたわみがさらに大きくなり、軸方向荷重の検出感度をさらに上げることができる。この場合の凸形状がハウジング軌道盤2と同心に全周にわたり設けられていることから、軸方向荷重によるハウジング軌道盤2のたわみを全周にわたりより大きくすることができる。
歪みゲージ抵抗体7は、ハウジング軌道盤2の略中心Oを放射中心とした複数の放射状部が蛇行状に直列接続されて全周にわたり連続する形状とされているので、軸方向荷重に伴うたわみによる抵抗値変化を大きくすることができ、軸方向荷重の検出感度をさらに上げることができる。参考提案例として、歪みゲージ抵抗体7における放射状部の周方向ピッチを、図1のように転動体4のピッチと異なるピッチとした場合には、転動体4が通過している部分と通過していない部分での歪量の差を軽減して、歪みゲージ抵抗体7の抵抗値変化を平均化することが可能となる。また、歪みゲージ抵抗体7を、その放射状部の周方向ピッチが転動体4のピッチと一致するように形成する。この場合には、転動体4の通過に伴い、より大きな歪みゲージ抵抗体7の抵抗値変化として検出することができ、例えば抵抗値変化の最大値を測定することで、より精度の高い軸方向荷重の検出が可能となる。さらに、転動体4の通過状態を測定することができるため、別途、軸に回転センサを取付けて、この回転センサの検出信号と比較することで転動体4のすべり状態を監視でき、荷重状態の判定に加えて軸受の異常も判定することができる。
図4は、上記転動体4の滑り状態を検出するアルゴリズムの一例を示すフロー図である。同図において、Ns は回転速度(軸回転数)、Nc は転動状態通過速度(保持器回転数)、Fは荷重量、Fthは荷重量しきい値である。
この実施形態のスラスト軸受1において、ハウジング軌道盤2の凹部6を覆う保護部材8の一部に、図5(A),(B)に示すように、凹部6に連通する孔10aを有する突起10を設け、この突起10の孔10aを介して歪みゲージ抵抗体7に接続される配線部材を外部に引出したり、これらの配線部材を接続するコネクタを前記突起10の孔10aに取付けるようにしても良い。このように構成することにより、ハウジング軌道盤2のクリープや配線部材の断線などを防止できる。
また、図1(B)では、複数の放射状部を蛇行状に連続させた歪みゲージ抵抗体7を、ハウジング軌道盤2の全周にわたって直列につないで1本とした例を示しているが、例えば図6にクロスしたハッチングで示すように、歪みゲージ抵抗体7の接続範囲Sを、周上で複数に分割しても良く、この場合には、各接続範囲Sの歪みゲージ抵抗体7の抵抗値変化から軸方向の偏荷重を測定することも可能となる。
図7および図8は、この発明の他の実施形態を示す。このスラスト軸受1Aは、図1〜図6に示す第1の実施形態をスラストころ軸受に適用したものである。すなわち、このスラスト軸受1Aは、図1のスラスト軸受1において、ボールからなる転動体4を、ころからなる転動体4Aに置き換えたものである。その他の構成は、第1の実施形態の場合と同様である。
図9および図10は、この発明の参考提案例を示す。この参考提案例のスラスト軸受1Bは、図7および図8に示すスラストころ軸受1Aにおいて、軸方向荷重を検出する感歪素子としてハウジング軌道盤2に静電容量型センサ7Aを配したものである。静電容量型センサ7Aは、図9(A)に断面図で示すように、ハウジング軌道盤2の外周面に、その円周方向に延びて全周にわたって設けられた溝状の凹部6A内に配置されている。図9(A)の一部Aを拡大して示す図9(B)のように、静電容量型センサ7Aは、2枚の電極11,12と、これら両電極11,12に挟まれる誘電材料13とでなるコンデンサ構造のものである。この参考提案例では、静電容量型センサ7Aは、図10(A),(B)に平面図および側面図で示すように、少なくとも両電極11,12が全周に連続した環状または円周方向の一部が切欠かれた環状とされ、その両電極11,12がハウジング軌道盤2の厚み方向(軸方向)に並ぶように、前記凹部6Aに沿ってその内部に配置されている。両電極11,12の切欠部の各一端部は配線材料14の接続部とされる。静電容量型センサ7Aの外周は、電極11,12などの保護のために樹脂などの非導電性材料からなる保護部材15により被覆されている。前記凹部6Aの周方向の一部には、図9(B)のように、ハウジング軌道盤2の裏面側に開口する切欠部6Aaが形成され、静電容量型センサ7Aの両電極11,12に接続された配線材料14を前記切欠部6Aaから軌道盤2の裏面側から外部に引き出すようにされている。
このスラスト軸受1Bでは、軸方向荷重が掛けられると、ハウジング軌道盤2の凹部6Aの溝幅が変化する。これにより、凹部6A内に配置されている静電容量型センサ7Aの両電極11,12間の誘電材料13の厚みが変化するため、これに反比例して両電極11,12間の静電容量が変化する。この静電容量の変化を測定し、その測定値を荷重に換算することで、スラスト軸受1Bに掛かる軸方向荷重を検出することができる。
この参考提案例において、静電容量型センサ7Aにおける誘電材料13の弾性率は、静電容量型センサ7Aを被覆する保護部材15よりも大きくするのが好ましい。この場合は、軸方向荷重による静電容量型センサ7Aの容量変化が大きくなり、検出感度をより向上させることができる。また、この実施形態では、2枚の電極11,12で誘電材料13を挟んだ単層のコンデンサ構造としているが、複数のコンデンサを積層して静電容量型センサ7Aとすることで、検出感度をさらに向上させても良い。
図11は、この発明の他参考提案例を示す。このスラスト軸受1Bは、図9および図10に示す参考提案例において、静電容量型センサ7Aをハウジング軌道盤2の外周面に形成した凹部6Aに配置していたのに代えて、図11(A)に断面図で示すように、ハウジング軌道面2の裏面の外周部分全周域を、断面円弧状の円弧状加工面2bとし、この円弧状加工面2bに静電容量型センサ7Aを配置したものである。図11(A)の一部Bを拡大して示す図11(B)のように、この場合の静電容量型センサ7Aも保護部材15で被覆され、その保護部材15は、ハウジング軌道面2の裏面の前記円弧状加工面2bを除く平坦面と同一平面で、外周面よりも外側にはみ出さないように配置されている。その他の構成は、図9および図10に示す参考提案例と略同じである。
この参考提案例のスラスト軸受1Bでは、軸方向荷重が掛けられると、ハウジング軌道盤2の裏面とハウジングとの接触面積が変化する。すなわち、前記円弧状加工面2bとハウジングとの間の隙間量が変化する。これにより、前記円弧状加工面2bに配置されている静電容量型センサ7Aの両電極11,12間の誘電材料13の厚みが変化するため、これに反比例して両電極11,12間の静電容量が変化する。この静電容量の変化を測定し、その測定値を荷重に換算することで、スラスト軸受1Bに掛かる軸方向荷重を検出することができる。
なお、図9〜図11の参考提案例において、静電容量型センサ7Aは、図12のように、周上で複数(ここでは4つ)に分割しても良く、この場合には、各静電容量型センサ7Aの静電容量変化から軸方向の偏荷重を測定することも可能となる。
図13はこの発明のさらに他の参考提案例を示す。この参考提案例のスラスト軸受1Cは、図7および図8に示すスラストころ軸受1Aにおいて、軸方向荷重を検出する感歪素子としてハウジング軌道盤2に磁気特性変化型センサ7Bを配したものである。磁気特性変化型センサ7Bは、図13(A)に断面図で示すように、ハウジング軌道盤2の裏面に軌道盤2と同心に円周方向に全周にわたって設けられた溝状の凹部6B内に配置されている。磁気特性変化型センサ7Bは、荷重を受けたときの歪みにより透磁率が変化する磁歪部材16と、この磁歪部材16がコイルコアまたは磁路の一部となるように配したコイル17とでなる。具体的には、図13(B)に一部を破断したハウジング軌道盤2の裏面図を示すように、前記凹部6Bに沿うリング状の磁歪部材16の内外周に、この磁歪部材16と同心のコイル17をそれぞれ沿わせて前記磁気特性変化型センサ7Bが構成され、凹部6Bに圧入嵌合される保護部材18で磁気特性変化型センサ7Bが覆われている。2つのコイル17は、同じ巻き線方向となるように接続されている。保護部材18はその厚みを調整することで、ハウジング軌道盤2の裏面から外部に若干突出するようにし、磁歪部材16に軸方向荷重が掛かり易くなるようにすることが望ましい。
このスラスト軸受1Cでは、軸方向荷重が掛けられると、ハウジング軌道盤2の凹部6B内に配置されている磁気特性変化型センサ7Bの磁歪部材16にも荷重が掛かり、その透磁率が上昇するので、コイル17のインダクタンス値が上昇する。そこで、例えば、前記コイル17に直列にコンデンサを接続して共振回路を構成し、その共振周波数と異なる一定周波数の正弦波信号を前記共振回路に印加すると、正弦波信号の振幅が荷重に応じて変化するので、その振幅から荷重量を推定することができる。前記したように、磁気特性変化型センサ7Bを覆う保護部材18を、ハウジング軌道盤2の裏面から外部に若干突出するようにした場合には、軸方向荷重が磁気特性変化型センサ7Bの磁歪部材16に掛かり易くなるので、軸方向荷重に伴う磁歪部材16の磁気特性変化が大きくなり、検出感度が向上する。
なお、図13の参考提案例において、磁気特性変化型センサ7Bの構成部材である磁歪部材16を、図14のように周方向に複数(ここでは4つ)に分割し、各分割磁歪部材16毎にコイル17を巻くことで、磁気特性変化型センサ7Bを周方向に分割配置しても良い。このように構成した場合には、磁気特性変化型センサ7Bの分割範囲に掛けられている軸方向荷重を個別に検出することができ、各分割範囲で検出される荷重を合計したものが、スラスト軸受1Cの全体に掛かる軸方向荷重となる。また、この場合、周上で径方向に対向する2つの分割位置にそれぞれ掛かる軸方向荷重の差から、軸方向荷重の偏荷重状態を推定することもできる。
図15はこの発明のさらに他の参考提案例を示す。この参考提案例のスラスト軸受1Dは、図13に示すスラストころ軸受1Cにおいて、ハウジング軌道盤2の裏面に形成した凹部6B内に磁気特性変化型センサ7Bを配置するのに代えて、ハウジング軌道盤2の裏面に磁気特性変化型センサ7Bを直接配置すると共に、ハウジング軌道盤2にかしめた板金製の保護部材18で磁気特性変化型センサ7Bを覆ったものである。その他の構成は、図13の参考提案例の場合と同様である。
この参考提案例の場合、スラスト軸受1Dに掛かる軸方向荷重により、磁気特性変化型センサ7Bの磁歪部材16と保護部材18との間で応力を受けるので、磁歪部材16の透磁率が変化し、軸方向荷重を検出することができる。
図16はこの発明のさらに他の参考提案例を示す。この参考提案例のスラスト軸受1Eは、図13に示すスラストころ軸受1Cにおいて、ハウジング軌道盤2の裏面に形成した凹部6B内に磁気特性変化型センサ7Bを配置するのに代えて、図16(A)に断面図で示すように、ハウジング軌道盤2の外周面に設けられて円周方向に延びる溝状の凹部6C内に磁気特性変化型センサ7Bを配置したものである。ここでは、前記磁気特性変化型センサ7Bが、図16(B)のように周方向に4分割された例を示している。その他の構成は、図13の参考提案例の場合と同様である。
この参考提案例の場合、スラスト軸受1Eに掛かる軸方向荷重により前記凹部6Cの溝幅が狭まって、磁気特性変化型センサ7Bの磁歪部材16に荷重に応じた歪みが生じ、その歪みに伴う透磁率の変化から、軸方向荷重を検出することができる。
なお、上記各実施形態または参考提案例では、ハウジング軌道盤2に感歪素子7,7A,7Bを配した場合について示したが、これに限らず、軸軌道盤3側に感歪素子を配しても同様の効果を得ることができる。また、ハウジング軌道盤2が省略されたスラスト軸受にも同様に適用できる。さらに、上記各実施形態では、転動体としてボールやころを用いたスラスト転がり軸受に適用した場合を例示したが、転動体の種類によらずこの発明を適用することができる。さらに、スラスト軸受としては、転がり軸受に限らず、軸方向荷重が負荷されるすべり軸受等にも適用が可能である。
(A)はこの発明の第1の実施形態にかかるスラスト軸受の断面図、(B)は同スラスト軸受の一部を破断した裏面図である。 同スラスト軸受の分解斜視図である。 同スラスト軸受におけるハウジング軌道盤の部分拡大断面図である。 同スラスト軸受における転動体の滑り状態を検出するアルゴリズムの一例を示すフロー図である。 (A)は同スラスト軸受の変形例を示す断面図、(B)は同スラスト軸受における保護部材の部分裏面図である。 同スラスト軸受の他の変形例におけるハウジング軌道盤の部分破断裏面図である。 (A)はこの発明の他の実施形態にかかるスラスト軸受の断面図、(B)は同スラスト軸受の一部を破断した裏面図である。 同スラスト軸受の分解斜視図である。 (A)はこの発明の参考提案例にかかるスラスト軸受の断面図、(B)は(A)におけるA部の拡大図である。 (A)は同スラスト軸受における感歪素子の平面図、(B)は同感歪素子の側面図である。 (A)はこの発明の他参考提案例にかかるスラスト軸受の断面図、(B)は(A)におけるB部の拡大図である。 同スラスト軸受における感歪素子の変形例を示す平面図である。 (A)はこの発明のさらに他の参考提案例にかかるスラスト軸受の断面図、(B)は同スラスト軸受の一部を破断した裏面図である。 同スラスト軸受の変形例を示す一部破断裏面図である。 この発明のさらに他の参考提案例にかかるスラスト軸受の断面図である。 (A)はこの発明のさらに他の参考提案例にかかるスラスト軸受の断面図、(B)は同スラスト軸受の分解平面図である。
符号の説明
1,1A〜1E…スラスト軸受
2…ハウジング軌道盤
2a…転走面
2b…円弧状加工面
3…軸軌道盤
3a…転走面
4,4A…転動体
6,6A,6B,6C…凹部
7…歪みゲージ抵抗体(感歪素子)
7A…静電容量型センサ(感歪素子)
7B…磁気特性変化型センサ(感歪素子)
8…保護部材
9…弾性部材
10…突起
10a…孔
11,12…電極
13…誘電材料
14…配線部材
15…保護部材
16…磁歪部材
17…コイル
18…保護部材


Claims (9)

  1. それぞれ転動体が転走する転走面を有し互いに軸方向に対向する一対の軌道盤、またはいずれか片方の軌道盤と、この軌道盤の前記転走面に転接する複数の転動体とを備えたスラスト軸受において、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重を検出する感歪素子を前記軌道盤に配し、前記感歪素子として歪みゲージを用い、前記歪みゲージを、軌道盤の略中心を放射中心として放射状に配し、放射状に配された歪みゲージのピッチを、転動体のピッチと同一とし、歪みゲージの検出信号と、前記歪みゲージとは別に設けられた検出手段による軸の回転センサ信号とを比較することで転動体の滑り状態を検出する手段を設けたことを特徴とするスラスト軸受。
  2. 請求項1において、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重による前記軌道盤の変形量を大きくする凹部を、前記軌道盤の転走面、この転走面に対する裏側となる面、その他の面、または角部に設け、この凹部内に前記歪みゲージを配置したスラスト軸受。
  3. 請求項1において、前記凹部を軌道盤と同心に全周に渡り設けたスラスト軸受。
  4. 請求項1において、前記軌道盤の転走面、またはこの転走面に対する裏側となる面、またはその他の面を、前記軌道盤に掛かる軸方向荷重による前記軌道盤の変形量が平坦面とした場合に比べて大きくなる凸形状または凹形状としたスラスト軸受。
  5. 請求項4において、前記凸形状または凹形状とした箇所が、軌道盤と同心に全周に渡り設けられたものであるスラスト軸受。
  6. 請求項1において、前記歪みゲージを、軌道盤の円周方向の複数箇所に設けたスラスト軸受。
  7. 請求項1において、前記歪みゲージが配置されている部分を覆う保護部材を設けたスラスト軸受。
  8. 請求項7において、前記保護部材と軌道盤との接触部分に弾性部材を配したスラスト軸受。
  9. 請求項7において、前記保護部材の一部に段差または突起を設け、前記歪みゲージの配線部材を通す孔を設け、この孔に配線部材を通し、または配線部材と接続するためのコネクタを配したスラスト軸受。
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