JP5386401B2 - 生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム - Google Patents

生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5386401B2
JP5386401B2 JP2010040427A JP2010040427A JP5386401B2 JP 5386401 B2 JP5386401 B2 JP 5386401B2 JP 2010040427 A JP2010040427 A JP 2010040427A JP 2010040427 A JP2010040427 A JP 2010040427A JP 5386401 B2 JP5386401 B2 JP 5386401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biological information
vibration
notification
recording
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010040427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011172809A (ja
Inventor
和也 川田
康裕 富永
勝弘 小泉
博之 小池
忠雄 下地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuda Denshi Co Ltd
Original Assignee
Fukuda Denshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuda Denshi Co Ltd filed Critical Fukuda Denshi Co Ltd
Priority to JP2010040427A priority Critical patent/JP5386401B2/ja
Publication of JP2011172809A publication Critical patent/JP2011172809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5386401B2 publication Critical patent/JP5386401B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本発明は、動脈血酸素飽和度(SpO)などの被検者の生体情報を測定して記録する生体情報測定装置および生体情報測定方法、並びに生体情報測定を支援する生体情報測定支援装置、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラムに関する。
パルスオキシメータは、動脈血酸素飽和度を非侵襲的に測定することができる生体情報測定装置である。動脈血酸素飽和度とは、動脈血における総ヘモグロビンに対する酸化ヘモグロビンの割合を表す生体パラメータである。
パルスオキシメータは、大きく分けて、指先などの所定部位から光を用いて生体信号を取得するプローブ部と、取得された生体信号を処理して動脈血酸素飽和度の測定および記録を行う本体部とにより構成される。近年では、指先に装着可能な小型軽量のパルスオキシメータが実用化されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のパルスオキシメータは、プローブ部と本体部を一体化し、内部の記憶媒体に測定値を記録し、記録内容を後でまとめて外部装置に出力する。また、特許文献1に記載のパルスオキシメータは、測定値や測定中であることを示す経過情報等を、表示部に表示する。被検者は、このようなパルスオキシメータを日常的に携帯し、動脈血酸素飽和度の測定および記録(以下「測定値記録」という)を任意のタイミングで気軽に行うことができる。
特開2007−167184号公報
ところで、このようなパルスオキシメータは、被検者自身が正しく操作する必要がある。特許文献1に記載のパルスオキシメータでは、被検者は、表示部を確認しながら測定を行うことにより、確実に測定値記録を行うことができる。
しかしながら、装着したままで移動その他の動作が可能であるため、被検者は、測定結果の表示の有無にかかわらず、長時間わたってパルスオキシメータを指先に装着し続けることがある。装着された状態が長く続くと、パルスオキシメータは、測定、記録、および情報表示を継続して短時間のうちに電力を消費し、予定していた後の測定値記録を行えなくなるおそれがある。一方で、装着されている時間が短すぎると、測定値記録が適切に行われないおそれがある。
本発明の目的は、生体情報の測定値記録をより確実に行うことができる生体情報測定装置および生体情報測定方法、並びに生体情報測定を支援する生体情報測定支援装置、生体情報測定支援方法および生体情報測定支援プログラムを提供することである。
本発明の生体情報測定装置は、被検者の生体情報を測定する生体情報測定装置であって、前記被検者の所定部位に取り外し可能に装着される身体装着部と、前記身体装着部が装着されている前記所定部位から前記被検者の生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部によって取得された前記生体情報を記録する記録部と、前記被検者に対して情報通知を行う通知部とを有し、前記通知部は、前記記録部によって前記生体情報が記録されたとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行い、前記身体装着部が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行う。
本発明の生体情報測定支援装置は、被検者の身体の所定部位に取り外し可能に装着されて前記被検者の生体情報を測定および記録する生体情報測定装置の使用を支援する生体情報測定支援装置であって、前記生体情報測定装置が前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行い、前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行う通知部を有する。
本発明の生体情報測定装置は、被検者の生体情報を測定する生体情報測定装置が行う生体情報測定方法であって、前記生体情報測定装置が前記被検者の身体の所定部位に装着されたことを検出するステップと、前記生体情報測定装置が前記所定部位に装着されているとき、前記所定部位から前記被検者の生体情報を取得するステップと、取得した前記生体情報を記録するステップと、前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行うステップと、前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方による警告通知を行うステップとを有する。
本発明の生体情報測定方法は、被検者の生体情報を測定する生体情報測定装置が行う生体情報測定方法であって、前記生体情報測定装置が前記被検者の身体の所定部位に装着されたことを検出するステップと、前記生体情報測定装置が前記所定部位に装着されているとき、前記所定部位から前記被検者の生体情報を取得するステップと、取得した前記生体情報を記録するステップと、前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行うステップと、前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行うステップとを有する。
本発明の生体情報測定支援方法は、被検者の身体の所定部位に取り外し可能に装着されて前記被検者の生体情報を測定および記録する生体情報測定装置が行う生体情報測定支援方法であって、前記生体情報測定装置が前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行うステップと、前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行うステップとを有する。
本発明の生体情報測定支援プログラムは、被検者の身体の所定部位に取り外し可能に装着されて前記被検者の生体情報を測定および記録する生体情報測定装置のコンピュータに、前記生体情報測定装置が前記生体情報を記録したとき、音声、振動または音声と振動の両方の出力による記録通知を行う処理と、前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方による警告通知を行う処理とを実行させる。
本発明によれば、記録が行われたか否かおよび装着時間が長すぎるか否かを被検者に通知することができるので、生体情報の測定値記録をより確実に行うことができる。
本発明の一実施の形態に係るパルスオキシメータの外観図 本発明の一実施の形態に係るパルスオキシメータの構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る、パルスオキシメータの動作を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る生体情報モニタ装置としてのパルスオキシメータの外観の一例を示す図である。本実施の形態に係るパルスオキシメータは、プローブ部と本体部が一体化され、バッテリを内蔵した、指先に装着するタイプのパルスオキシメータである。
図1(A)に示すように、パルスオキシメータ100は、クリップ状の形状を有しており、上部筐体310、下部筐体320、およびこれらを開閉可能に接続するヒンジ部330を有する。ヒンジ部330は、上部筐体310と下部筐体320とを閉じる方向に回転力を発生する。これにより、パルスオキシメータ100は、上部筐体310と下部筐体320との間の指挿入口340に矢印350の方向で挿入された被検者の指360を、適度な力で挟み込む。すなわち、上部筐体310、下部筐体320、およびヒンジ部330は、全体として、被検者の指360に取り外し可能に装着される身体装着部を構成する。
また、パルスオキシメータ100は、上部筐体310の上面に、ディスプレイ311および電源ボタン312を有する。また、パルスオキシメータ100は、下部筐体320の側面にストラップ取付け穴313を有し、上部筐体310の側面に通信/充電コネクタ(図示せず)を有する。
ディスプレイ311は、時刻、測定値、および動作状況などを表示するための有機EL(electro luminescence)ディスプレイである。電源ボタン312は、電源の投入やシステム設定の操作を受け付けるキースイッチである。ストラップ取付け穴313は、被検者の首に掛けるためのストラップ(図示せず)を取付けるための穴である。通信/充電コネクタは、アダプタ(図示せず)を介して、外部装置との間のデータの送受信およびパルスオキシメータ100に内蔵されたメイン充電電池(例えばリチウムイオンバッテリ)への充電を行うためのコネクタである。
また、本実施の形態のパルスオキシメータ100は、測定値記録がされる毎に、パルス状の音声および振動による記録通知を行う。更に、本実施の形態のパルスオキシメータ100は、指360に連続して装着されて測定値記録を行っている時間が所定時間に達したとき、連続音および連続振動による警告通知を行う。具体的には、例えば、パルスオキシメータ100は、計測を開始してから4秒に1回、内蔵メモリに計測データを記録する。その際、パルスオキシメータ100は、1秒等の短い長さで音声および振動を発生し、測定者(患者)にデータが記録されたことを知らせる。そして、パルスオキシメータ100は、例えば、4秒に1回の記録が、連続で5回発生した場合、連続音および連続振動を発生させ、指が外された事を検出すると、この連続音および連続振動を停止させる。
ここで、ディスプレイ311の構成について説明する。図1(B)に示すように、ディスプレイ311は、時刻表示部410、電池残量表示部420、動脈血酸素飽和度表示部430、脈拍数表示部440、パルスレベルメータ表示部450、および脈波波形表示部460を有する。
時刻表示部410は、設定されている現在時刻を24時間方式で表示する。電池残量表示部420は、パルスオキシメータ100に内蔵されたメイン充電電池の残量の目安を表示する。動脈血酸素飽和度表示部430は、測定された動脈血酸素飽和度を、%SpOの単位で表示する。脈拍数表示部440は、測定された脈拍数を、BPMの単位で表示する。パルスレベルメータ表示部450は、検出された脈波の検出強度を、バーメータの長さで表示する。脈波波形表示部460は、検出された脈波の振幅を、波形で表示する。
このようなパルスオキシメータ100を用いる場合、被検者は、例えば、就寝中にパルスオキシメータ100への充電を行っておき、昼間はストラップを首に掛けてパルスオキシメータ100を携帯する。そして、被検者は、例えば医師から指示された時刻になると、指挿入口340に指を挿入し、電源ボタン312を押下して、測定値記録を行う。そして、パルスオキシメータ100に蓄積された記録内容は、例えば病院において、医師の操作により、パーソナルコンピュータなどの外部装置に出力され、被検者の診断や治療などに用いられる。
測定値記録を行う際、被検者は、動脈血酸素飽和度の測定値その他の情報を、ディスプレイ311により確認することができる。また、被検者は、測定値記録が行われたときに、その旨を記録通知により知ることができ、更に、連続装着時間が長すぎるときには、その旨を警告通知により知ることができる。すなわち、被検者は、本実施の形態のパルスオキシメータ100を用いることにより、測定値記録をより確実に行うことができる。
次に、パルスオキシメータ100の構成について説明する。
図2は、パルスオキシメータ100の構成の一例を示すブロック図である。
図2のパルスオキシメータ100は、操作部110、指センサ120、プローブ部130、電流電圧変換回路140、復調回路150、信号処理回路160、発光駆動回路170、CPU(central processing unit)180、表示部190、記録部200、音声出力部210、振動生成部220を有する。プローブ部130、電流電圧変換回路140、復調回路150、信号処理回路160、および発光駆動回路170は、図1の指挿入口340に挿入された被検者の指360から動脈血酸素飽和度を取得する生体情報取得部を構成する。表示部190は、生体情報取得部によって取得された動脈血酸素飽和度を表示する表示部を構成する。記録部200は、生体情報取得部によって取得された動脈血酸素飽和度を記録する記録部を構成する。音声出力部210および振動生成部220は、被検者に対して情報通知を行う通知部を構成する。
操作部110は、図1の電源ボタン312を含み、電源ボタン312が押下されているか否かを示す操作信号を、CPU180へ出力する。
指センサ120は、2つの波長の光を発光する発光素子(LED:light emitting diode)により、指挿入口340に指が挟み込まれているか否かを検出し、指が挟み込まれているか否かを示す装着信号を、CPU180へ出力する。
プローブ部130は、図示しないが、指挿入口340に配置された、2つの発光ダイオードと1つのフォトダイオードとを含む。2つの発光ダイオードは、発光駆動回路170の駆動制御を受けて、異なる所定の波長の光を発光する。フォトダイオードは、2つの所定の波長の光を受光したときに、その受光量に応じた電流信号を、電流電圧変換回路140へ出力する。プローブ部130が発光および受光する光は、例えば、赤外光と赤色光である。
電流電圧変換回路140は、プローブ部130から入力される電流信号を電圧信号に変換し、電圧信号を復調回路150へ出力する。
復調回路150は、発光駆動回路170から入力される後述の信号を受けて、電流電圧変換回路140から入力される電圧信号を、上述の波長に対応する成分毎に分離して2つの観測信号を復調する。そして、復調回路150は、復調した観測信号を、信号処理回路160へ出力する。
信号処理回路160は、復調回路150から入力される2つの観測信号に対して所定の信号処理(例えば、増幅およびA/D変換など)を行い、処理後の観測信号を、CPU180へ出力する。
発光駆動回路170は、CPU180の制御を受けて、プローブ部130の2つの発光ダイオードを発光させる。
CPU180は、記憶媒体に格納された制御プログラムの実行により、システム設定、測定値の算出、およびパルスオキシメータ100の各部の制御を行う。より具体的には、CPU180は、操作部110から入力される操作信号に基づいて、システム設定を行う。また、CPU180は、操作部110から入力される操作信号と、指センサ120から入力される装着信号と、信号処理回路160から入力される2つの観測信号とに基づいて、発光駆動回路170の動作制御、測定値の算出、測定結果の表示制御、測定結果の記録制御、記録通知および警告通知の出力制御を行う。測定値の算出手法の詳細については後述する。
表示部190は、図1のディスプレイ311を含み、CPU180の制御を受けて、動脈血酸素飽和度の測定値を含む測定結果を表示する。表示部190の表示内容の詳細については後述する。
記録部200は、フラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリ(図示せず)を含み、CPU180の制御を受けて、測定結果を記録する。
音声出力部210は、スピーカ(図示せず)を含み、CPU180の制御を受けて、記録通知のパルス音および警告通知の連続音を出力する。
振動生成部220は、バイブレータ(図示せず)を含み、CPU180の制御を受けて、記録通知のパルス振動および警告通知の連続振動を発生する。
次に、パルスオキシメータ100の動作について説明する。
図3は、パルスオキシメータ100の動作の一例を示すフロー図である。パルスオキシメータ100の動作は、上述の通り、CPU180によって制御される。また、測定値記録および表示は、動脈血酸素飽和度の他、脈波および脈拍数などに対しても行われるが、ここでは動脈血酸素飽和度のみに注目して説明を行う。
まず、ステップS1100において、パルスオキシメータ100は、パルスオキシメータ100が被検者の指に装着されており、かつ電源投入の操作が行われたか否かを、指センサ120の装着信号および操作部110の操作信号に基づいて判断する。電源投入の操作は、例えば、電源ボタン312が連続して5秒以上押下する操作である。パルスオキシメータ100は、指に装着されており、かつ電源投入操作が行われた場合には(S1100:YES)、ステップS1200へ進む。
ステップS1200において、パルスオキシメータ100は、プローブ部130における発光および受光を開始し、動脈血酸素飽和度の測定を開始する。また、パルスオキシメータ100は、測定を開始する毎に、内蔵タイマ(図示せず)を用いて、測定を開始してからの経過時間の計測を開始する。このとき、パルスオキシメータ100は、測定を開始する旨の通知を、表示部190における画像表示、音声出力部210における音声出力、または振動生成部220における振動発生によって行ってもよい。
パルスオキシメータ100は、プローブ部130から出力される電流信号に対して、電流電圧変換回路140、復調回路150、および信号処理回路160において信号処理を行い、処理後の観測信号から、動脈血酸素飽和度の観測値を取得する。観測値は、例えば10Hzの間隔で取得される。
動脈血酸素飽和度の観測値の取得は、例えば以下のようにして行われる。プローブ部130の2つの発光ダイオードが発光する光は、それぞれ、指を透過して、または指で反射して、フォトダイオードに到達する。プローブ部130のフォトダイオードに到達するそれぞれの光は、指を流れる血液の動脈血酸素飽和度に応じて経時変化することになる。
復調回路150は、2つの発光ダイオードのそれぞれの波長に対応する成分毎に観測信号を復調する。このようにして復調された2つの観測信号は、それぞれ、赤外光の吸光度の経時変化と、赤色光の吸光度の経時変化とを示す。CPU180は、所定の信号処理が施されたこれら2つの観測信号から、拍動に同期して変化する信号成分をそれぞれ抽出し、抽出した2つの信号成分の比を算出し、算出した比から動脈血酸素飽和度を算出する。このようにして、動脈血酸素飽和度の観測値は取得される。
そして、ステップS1300において、パルスオキシメータ100は、動作が開始されてから予め定められた所定数の観測値が取得されたか否かを判断する。この所定数とは、平均化したときに観測値のノイズを充分に吸収することが可能な観測値の数である。例えば、パルスオキシメータ100は、連続8回の試験結果の中で、最小値から順に2回分の結果を削除、最大値から順に2回分の結果を削除し、残り4回分の結果を平均した値を、現在の結果として取得する。この場合、上述の所定数は、8となる。パルスオキシメータ100は、測定開始直後など、所定数の観測値をまだ取得していない場合には(S1300:NO)、ステップS1400へ進む。
ステップS1400において、パルスオキシメータ100は、指が指挿入口340から抜脱されたか否か、および測定開始から予め定められた第1の時間が経過したか否かを判断する。この第1の時間とは、連続的な測定値記録を行うのに充分な時間よりも長く、指先の鬱血や低温やけどが発生し得る時間よりも短い時間であり、例えば20分である。
パルスオキシメータ100は、指が指挿入口340から抜脱されておらず、かつ、測定開始から第1の時間がまだ経過していない場合には(S1400:NO)、ステップS1300へ戻る。このとき、パルスオキシメータ100は、観測値を取得することができない場合には、表示部190における画像表示、音声出力部210における音声出力、または振動生成部220における振動発生によって、エラー通知を行い、後述のステップS2200へ進むようにしてもよい。
パルスオキシメータ100は、所定数の観測値を取得した場合には(S1300:YES)、ステップS1500へ進む。
ステップS1500において、パルスオキシメータ100は、動作を開始してからの区間において、所定数の観測値が取得されたのが初回であるか、または1つ前の測定値の記録から予め定められた所定間隔が経過したか否かを判断する。この所定間隔は、観測値の取得間隔よりも長く、かつ、測定値の記録間隔として適切な時間長さであり、例えば、4秒である。
パルスオキシメータ100は、所定数の観測値が取得されたのが初回ではなく、かつ、1つ前の測定値の記録から予め定められた所定間隔がまだ経過していない場合には(S1500:NO)、ステップS1400へ進む。すなわち、パルスオキシメータ100は、指に装着され、所定時間が経過していない間は、所定数の観測値が取得されるまで、ステップS1300〜S1500の処理を繰り返す。
パルスオキシメータ100は、所定数の観測値が取得されたのが初回であるか、または1つ前の測定値の記録から予め定められた所定間隔が経過した場合には(S1500:YES)、ステップS1600へ進む。
ステップS1600において、パルスオキシメータ100は、上述の所定数の観測値の移動平均を算出する。そして、パルスオキシメータ100は、算出結果を、動脈血酸素飽和度の測定値として、表示部190において表示し、記録部200において記録する。また、パルスオキシメータ100は、測定値の記録を行う毎に開始する毎に、内蔵タイマを用いて、最後に記録を行ってからの経過時間の計測を開始する。
そして、ステップS1700において、パルスオキシメータ100は、動作を開始してからの区間において、測定値記録が行われた回数が予め定められた所定回数に到達したか否かを判断する。この所定回数は、適切な連続測定値記録回数の最大値であり、例えば5回である。パルスオキシメータ100は、測定値記録が行われた回数が所定回数にまだ到達していない場合には(S1700:NO)、ステップS1800へ進む。
ステップS1800において、パルスオキシメータ100は、音声出力部210および振動生成部220において、パルス音およびパルス振動による記録通知を行い、ステップS1500へ戻る。被検者は、このパルス音およびパルス振動により、測定値記録が行われたことを知ることができる。
パルスオキシメータ100は、測定値記録が行われた回数が所定回数に到達した場合には(S1700:YES)、ステップS1900へ進む。
ステップS1900において、パルスオキシメータ100は、音声出力部210および振動生成部220において、連続音および連続振動による警告を開始し、警告通知を行う。被検者は、この連続音および連続振動により、適切な連続測定値記録回数の最大値に到達したということを知ることができる。
そして、ステップS2000において、パルスオキシメータ100は、パルスオキシメータ100は、指が指挿入口340から抜脱されたか否か、および測定開始から予め定められた第2の時間が経過したか否かを判断する。この第2の時間とは、連続的な測定値記録を行うのに充分な時間よりも長く、指先の鬱血や低温やけどが発生し得る時間よりも短く、かつ、音および振動の発生による電力消費の観点から定められる時間であり、例えば10秒である。パルスオキシメータ100は、指が指挿入口340から抜脱され、または、測定開始から予め定められた第2の時間が経過した場合には(S2000:YES)、ステップS2100へ進む。
ステップS2100において、パルスオキシメータ100は、音声出力部210および振動生成部220における連続音および連続振動による警告を停止し、ステップS1400へ進む。
パルスオキシメータ100は、指が指挿入口340から抜脱され、または、測定開始から予め定められた第1の時間が経過した場合には(S1400:YES)、ステップS2200へ進む。
ステップS2200において、パルスオキシメータ100は、プローブ部130における発光および受光を停止し、生体情報の測定を停止する。そして、パルスオキシメータ100は、再びステップS1100に進み、指への装着および電源投入の操作の監視を行う。
このとき、パルスオキシメータ100は、指からの抜脱または時間経過により測定を停止する旨の通知を、表示部190における画像表示、または音声出力部210における音声出力によって行ってもよい。また、パルスオキシメータ100は、測定値記録が1回も行われていないうちに生体情報の測定を停止する場合には、表示部190における画像表示、または音声出力部210における音声出力によって、エラー通知を行ってもよい。また、パルスオキシメータ100は、被検者が表示内容を確認することができるように、表示部190の表示をしばらくの間(例えば7秒間)保持しておいてもよい。
このような動作により、パルスオキシメータ100は、測定値記録を行う毎に、パルス状の音および振動、によって、被検者に対する記録通知を行うことができる。また、パルスオキシメータ100は、指に連続して装着されて測定値記録を行っている時間が所定時間に達したとき、連続音および連続振動によって、被検者に対する警告通知を行うことができる。
パルスオキシメータ100の装着毎に1回の測定値記録で充分とする被検者は、最初の記録通知を受けた時点で、指からパルスオキシメータ100を外し、測定値記録を終了することになる。一方、パルスオキシメータ100の装着毎に複数回の測定値記録を望む被検者、または複数回の測定値記録が必要な被検者は、所望の回数の記録通知を受けてから、指からパルスオキシメータ100を外し、測定値記録を終了することになる。
また、連続音および連続振動は、通常、不快感を伴う。したがって、適切な回数が分からない被検者は、所定回数の測定値記録が行われて警告通知を受けてから、指からパルスオキシメータ100を外し、測定値記録を終了することになる。すなわち、警告通知の意味を知らない被検者に対しても、装着時間が長すぎる場合に、パルスオキシメータ100の取り外しを被検者に促すことができる。
以上のように、本実施の形態に係るパルスオキシメータ100は、測定値記録が行われたことを示す記録通知と、装着時間が長すぎることを示す警告通知とを行うので、動脈血酸素飽和度の測定値記録を、低温やけどなどを防止し安全かつ確実に行うことができる。
また、本実施の形態に係るパルスオキシメータ100は、記録通知と警告通知とを異なる出力形態とし、かつ、警告通知を連続音および連続振動としているため、上述の安全性および確実性を更に向上させることができる。
また、本実施の形態に係るパルスオキシメータ100は、指に装着してボタンを1回押し、記録通知後に指から外すだけで、測定値記録を行うことができるので、操作部の大きさや複雑さを抑えることができる。
また、本実施の形態に係るパルスオキシメータ100は、単純な音および振動のみによって記録通知および警告通知を行うので、情報出力部の大きさや複雑さを抑えることができ、携帯するのに適したシンプルな構成とすることができる。
また、本実施の形態に係るパルスオキシメータ100は、警告通知によって不要な測定値記録の継続および記録通知の繰り返しを防ぐことができるので、電力消費を抑えることができ、一回充電あたりの使用時間を長く確保することができる。
なお、パルスオキシメータ100は、記録通知および警告通知を、音声のみまたは振動のみとしてもよく、更に、音声と振動のモード、音声のみのモード、および振動のみのモードを切り替えて設定するようにしてもよい。
また、パルスオキシメータ100は、記録通知および警告通知以外にも、上述の例の他、例えば検出された心拍に合わせて音声を出力してもよい。この場合、少なくとも、記録通知と、警告通知と、これら以外の通知との間で、音程、音質、音長、音のパターン、振動の長さ、および振動のパターンの少なくとも1つを変えることが望ましい。
また、本実施の形態は、上述の例の他にも、種々変更して実施することができる。例えば、本実施の形態における上記の構成および動作は、装着したままとすることが可能であって長時間装着したままとすることが望ましくないような他の各種生体情報測定装置においても実現可能である。例えば、本実施の形態の構成および動作は、動脈血酸素分圧(PaO)測定装置や患者モニタ測定装置に内蔵されたパルスオキシメータ部、またはパルスオキシメータ用プローブ等に、適用することができる。
100 パルスオキシメータ
110 操作部
120 指センサ
130 プローブ部
140 電流電圧変換回路
150 復調回路
160 信号処理回路
170 発光駆動回路
180 CPU
190 表示部
200 記録部
210 音声出力部
220 振動生成部
310 上部筐体
311 ディスプレイ
312 電源ボタン
313 ストラップ取付け穴
320 下部筐体
330 ヒンジ部
340 指挿入口

Claims (11)

  1. 被検者の生体情報を測定する生体情報測定装置であって、
    前記被検者の所定部位に取り外し可能に装着される身体装着部と、
    前記身体装着部が装着されている前記所定部位から前記被検者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部によって取得された前記生体情報を記録する記録部と、
    前記被検者に対して情報通知を行う通知部と、を有し、
    前記通知部は、
    前記記録部によって前記生体情報が記録されたとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行い、前記身体装着部が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行う、
    生体情報測定装置。
  2. 前記記録通知と前記警告通知との間で、音程、音質、音長、音のパターン、振動の長さ、および振動のパターンの少なくとも1つが異なる、
    請求項1記載の生体情報測定装置。
  3. 前記記録通知は、パルス状に音声、振動、または音声と振動の両方を出力する通知であり、前記警告通知は、連続的に音声、振動、または音声と振動の両方を出力する通知である、
    請求項2記載の生体情報測定装置。
  4. 前記警告通知は、前記身体装着部が前記所定部位から取り外されると、前記連続的な音声、振動、または音声と振動の両方の出力を停止する、
    請求項3記載の生体情報測定装置。
  5. 前記生体情報は、動脈血酸素飽和度を少なくとも含む、
    請求項4記載の生体情報測定装置。
  6. 前記所定部位は、前記被検者の指先であり、
    前記身体装着部は、前記被検者の指先に装着されているとき、前記生体情報測定装置全体を前記指先に固定する、
    請求項5記載の生体情報測定装置。
  7. 前記生体情報取得部によって取得された前記生体情報を表示する表示部、を更に有する、
    請求項6記載の生体情報測定装置。
  8. 被検者の身体の所定部位に取り外し可能に装着されて前記被検者の生体情報を測定および記録する生体情報測定装置の使用を支援する生体情報測定支援装置であって、
    前記生体情報測定装置が前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行い、前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行う通知部、を有する、
    生体情報測定支援装置。
  9. 被検者の生体情報を測定する生体情報測定装置が行う生体情報測定方法であって、
    前記生体情報測定装置が前記被検者の身体の所定部位に装着されたことを検出するステップと、
    前記生体情報測定装置が前記所定部位に装着されているとき、前記所定部位から前記被検者の生体情報を取得するステップと、
    取得した前記生体情報を記録するステップと、
    前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行うステップと、
    前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行うステップと、を有する、
    生体情報測定方法。
  10. 被検者の身体の所定部位に取り外し可能に装着されて前記被検者の生体情報を測定および記録する生体情報測定装置が行う生体情報測定支援方法であって、
    前記生体情報測定装置が前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行うステップと、
    前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行うステップと、を有する、
    生体情報測定支援方法。
  11. 被検者の身体の所定部位に取り外し可能に装着されて前記被検者の生体情報を測定および記録する生体情報測定装置のコンピュータに、
    前記生体情報測定装置が前記生体情報を記録したとき、音声、振動、または音声と振動の両方の出力による記録通知を行う処理と、
    前記生体情報測定装置が前記所定部位に連続して装着されている時間が所定時間に達したとき、前記記録通知とは出力態様が異なる音声、振動、または音声と振動の両方の出力による警告通知を行う処理と、を実行させる、
    生体情報測定支援プログラム。
JP2010040427A 2010-02-25 2010-02-25 生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム Active JP5386401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010040427A JP5386401B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010040427A JP5386401B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011172809A JP2011172809A (ja) 2011-09-08
JP5386401B2 true JP5386401B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=44686255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010040427A Active JP5386401B2 (ja) 2010-02-25 2010-02-25 生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5386401B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018106424A1 (en) * 2016-12-05 2018-06-14 Medipines Corporation System and methods for respiratory measurements using breathing gas samples
JP6995501B2 (ja) * 2017-05-25 2022-02-04 フクダ電子株式会社 生体信号記録装置およびその制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10314149A (ja) * 1997-05-20 1998-12-02 Casio Comput Co Ltd プローブが交換可能な電気測定器及びプローブ管理方法及びパルスオキシメータ
JP2005027937A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Casio Comput Co Ltd 呼吸監視装置及び呼吸監視プログラム
JP4549900B2 (ja) * 2005-03-10 2010-09-22 シャープ株式会社 生体信号測定装置、生体信号測定方法、およびコンピュータプログラム
JP4710084B2 (ja) * 2005-07-15 2011-06-29 コニカミノルタセンシング株式会社 生体情報測定装置
JP2007105316A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Konica Minolta Sensing Inc 生体情報測定器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011172809A (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9675250B2 (en) System and method for measurement of vital signs of a human
JP5466115B2 (ja) 2つの波長の光波によって脈拍を測定するための方法及び装置
US7983730B2 (en) Method for acquiring respiratory disease-related analysis data, oximeter system, operation program product for oximeter system, oximeter, and oxygen supply system
KR101000467B1 (ko) 손목 착용형 맥박 측정 장치 및 그 제어 방법
JP5855004B2 (ja) 腕部装着式血圧計
EP3187109A1 (en) Biological information detection device
EP2229880A1 (en) Headband integrated monitoring unit using an accelerometer
JP2005040608A (ja) スポーツにおけるトレーニング調整方法および装置
JP5693377B2 (ja) 心血管リスク評価装置
JPWO2015049963A1 (ja) 生体情報測定装置および該方法
RU2008121193A (ru) Пульсовый оксигемометр одноразового применения
US20180235489A1 (en) Photoplethysmographic wearable blood pressure monitoring system and methods
US20100099957A1 (en) Physiological parameter monitoring device
US11510624B2 (en) Wireless vital sign monitoring
US20160206212A1 (en) User-wearable devices including optical sensors with power saving features and methods for use therewith
US11622705B2 (en) Apparatus and method for determining physiological parameters of an infant in-utero
RU2701886C2 (ru) Система мониторинга частоты сердечных сокращений и способ определения состояния разогрева пользователя
JP5299079B2 (ja) 生体情報測定装置
JP2007117586A (ja) 生体情報測定装置
WO2009147597A1 (en) Detection of impending syncope of a patient
JP5386401B2 (ja) 生体情報測定装置、生体情報測定支援装置、生体情報測定方法、生体情報測定支援方法、および生体情報測定支援プログラム
JP4407135B2 (ja) 運動負荷強度評価装置及び運動機器
JP4613280B2 (ja) 睡眠時無呼吸症候群スクリーニングシステム及びその動作プログラム
JP2005253865A (ja) 生体評価装置、生体評価方法、生体評価プログラム及び記録媒体
JP2007044442A (ja) 周波数解析装置および自律神経活動評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5386401

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250